JP4668373B2 - 電池外装用積層体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器、電子部品、特に携帯電話、ノート型パソコン、ビデオカメラ、衛星などに用いられるリチウムイオン等の二次電池、とりわけ固体電解質を用いているリチウムイオンポリマー二次電池用の包装材として電解液耐性、密封性に優れた電池外装用積層体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リチウムイオン二次電池は、その高い体積効率、重量効率から電子機器、電子部品、特に携帯電話、ノート型パソコン、ビデオカメラ、衛星、電気自動車など広く用いられている。リチウムイオン二次電池の中でも特にリチウムイオンポリマー二次電池は導電性ポリマーなどのゲル状電解質を用いていることを特徴とし、非水電解液を用いているリチウムイオン電池と比較して電解液漏れの危険性が小さく安全性に優れると共に、小型化や軽量化が可能であることから今後市場での発展性が期待されている電池の一つである。
【0003】
リチウムイオンポリマー二次電池の外装体としては、金属板や金属箔などをプレス成形加工し、円柱状や直方体状とした金属製の缶や、あるいは、外層/アルミニウム箔/シーラント層からなる積層体を袋状にした包材などが用いられている。しかしながら、前記外装体として金属製の缶を用いた場合には、電池自体の形状や意匠性において制約が多い上に、この金属製の缶からなる電池を搭載する電子機器、電子部品内の該電池収納部の形状や意匠性にも制約が課せられ、結果として電子機器や電子部品自体の形状を意図する形状にできないといった問題があった。
【0004】
また、前記外装体として積層体を袋状にした包材を用いた場合には、比較的にその形状を任意に設計することができるために、金属製の缶を用いた場合のような形状や意匠性においての制約はないが、包材として求められる特性、物性、機能は極めて多い。すなわち、リチウムイオンポリマー二次電池の前記外装体としての包材に求められる特性、物性、機能としては、
▲1▼ポリマー二次電池本体の基幹部と電極の一部を外気(特に水蒸気ガス)と遮断した密封系に保持できる(外部から水蒸気ガスが浸入すると電解質が加水分解してフッ酸が生成してアルミニウム箔を腐食する)と共に前記電極は金属により構成されいるため、前記外装材の最内層は、最内層同士の熱接着性と前記電極との接着性、特に熱接着性を有すること。
▲2▼ポリマー二次電池は充電/放電による内容物である電池の温度上昇による熱接着の安定性と密封系の確保や、使用される環境温度、具体的には夏期における自動車内や冬期における寒冷地での使用などに耐える耐熱性や耐寒性が求められ、前記のような厳しい環境下においても包材として熱接着の安定性と密封系を確保できること。
▲3▼ポリマー二次電池のゲル状電解質はリチウム塩と少量のカーボネート系溶剤からなり、これらの電解質により包材の層間接着強度が低下しないこと。
▲4▼ゲル状電解質(電解液)の劣化、加水分解により発生するフッ酸に対する耐腐食性を有すること。
などを例示することができ、包材としたときにこれらの特性、物性、機能を有していなければならない。
【0005】
しかしながら、現状のリチウムイオンポリマー二次電池の外装体としての包材は、リチウムイオンポリマー二次電池の電解質によりアルミニウム箔と内層との層間接着強度が低下し、酷いときには層間で剥離して、ゲル状電解質から電解液が漏洩し、電池が電池として機能しなくなったり、また、電池を収納した電子機器や電子部品を損傷するといった問題がしばしば発生し、未だ実使用上で十分に満足できるものが開発されていないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、水蒸気やその他のガスバリア性に優れ、特に電解液に対する耐性に優れ、アルミニウム箔と内層との層間接着強度の低下のない電池外装用積層体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような問題点を解決すべく鋭意研究した結果、請求項1記載の発明は、アルミニウム箔と、内層とを順に積層した電池外装用積層体において、前記アルミニウム箔の少なくとも前記内層側の面が易接着処理を施した処理面からなり、該処理面と前記内層とが接着剤層を介して積層され、前記接着剤層がポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、ポリエーテルウレタン系、ポリエステルウレタン系、イソシアネート系、ポリオレフィン系、ポリエチレンイミン系、シアノアクリレート系、シリコーン系の樹脂およびこれらの変性物、または、混合物と、これにグリシジル基を有するエポキシ系オルガノシラン化合物のみが混合された層からなることを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電池外装用積層体において、前記処理面が前記アルミニウム箔面を脱脂処理して後にリン酸金属塩、あるいは、リン酸非金属塩からなる処理液で処理されてなることを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の電池外装用積層体において、前記処理面が前記アルミニウム箔面を脱脂処理して後にリン酸金属塩ないしリン酸非金属塩と水系合成樹脂との混合物からなる処理液で処理されてなることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項4記載の発明は、請求項3記載の電池外装用積層体において、前記水系合成樹脂がアクリル系樹脂、ないし、フェノール系樹脂、ないし、ウレタン系樹脂であることを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項5記載の発明は、請求項1記載の電池外装用積層体において、前記処理面が前記アルミニウム箔面を脱脂処理して後に陽極酸化処理を施してなることを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項6記載の発明は、請求項1記載の電池外装用積層体において、前記アルミニウム箔が厚さ20〜80μmの軟質アルミニウム箔からなることを特徴とするものである。
【0013】
また、請求項7記載の発明は、請求項1記載の電池外装用積層体において、前記内層がポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、または、これらの変性物および混合物からなる厚さ10μm〜100μmの層であることを特徴とするものである。
【0014】
以上のように構成することにより、水蒸気やその他のガスバリア性に優れ、特に電解液に対する耐性に優れ、アルミニウム箔と内層との層間接着強度の低下のない電池外装用積層体を開発することに成功した。
【0017】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について、図面等を用いて以下に更に詳しく説明する。
図1は本発明にかかる電池外装用積層体の層構成図、図2はポリマー電池の一実施例を示す斜視図、図3は図2のX−X線の断面図、図4は図2のY−Y線の断面図であり、図中の1は電池外装用積層体、3はアルミニウム箔、4は易接着処理面、5は接着剤層、6は内層、100 はポリマー電池、101 はポリマー電池用包材、102 はポリマー電池本体、103 は電極、104 は背シール部、105 は熱接着部をそれぞれ示す。
【0018】
図1はポリマー電池用包材の本発明にかかる電池外装用積層体の層構成図であって、電池外装用積層体1は、少なくとも一方の面に易接着処理面4を有するアルミニウム箔3の前記易接着処理面4に接着剤層5を介して内層6を積層した積層体からなる。
【0019】
ところで、ポリマー電池100 は、図2〜図4に示すように、ポリマー電池本体102 を背シール部104 からなるピロータイプ等の形状のポリマー電池用包材101 の中に封入し、電極103 の一部をポリマー電池用包材101 の外に露出させると共に、電極103 の一部を含む熱接着部105 で密封した構造からなっており、このようなポリマー電池用包材101 の主要な構成をなす積層体が本発明の電池外装用積層体1である。
【0020】
次に、本発明の電池外装用積層体1について具体的に説明する。
まず、本発明の電池外装用積層体1に用いるアルミニウム箔3は、外部からポリマー電池100 の内部に特に水蒸気ガスの浸入することを防止するための層であり、アルミニウム箔単体のピンホールや加工時あるいはハンドリング時の耐ピンホール性を考慮すると15μm以上、より好ましくは20μm以上であって、また、加工適性(ラミネート加工、エンボス加工、製袋加工)や袋としたときの取扱易さを考慮すると100 μm以下、より好ましくは80μm以下の軟質アルミニウム箔が適当である。
【0021】
次に、アルミニウム箔3の少なくとも一方の面に設ける易接着処理を施した処理面4について説明する。この易接着処理面4はアルミニウム箔3と内層6とを接着剤層5を介して強固に接着させると共にアルミニウム箔3の少なくとも内層6側の面をポリマー電池100 の電解液ないし電解液の加水分解で発生するフッ酸から保護するために形成するものである。この処理面4を具体的に設ける方法としては、たとえば、一つの例として、少なくともアルミニウム箔3の内層側の面を、まず、アルカリ浸漬法、電解洗浄法、酸洗浄法、電解酸洗浄法、酸活性化法等の周知の処理方法で脱脂処理を行い、その後脱脂処理面にリン酸Cr(クロム)塩、リン酸Ti(チタン)塩、リン酸Zr(ジルコニウム)塩、リン酸Zn(亜鉛)塩などのリン酸金属塩およびこれらの金属塩の混合体を主成分とする処理液(水溶液)、あるいは、リン酸非金属塩およびこれらの非金属塩の混合体を主成分とする処理液(水溶液)、あるいは、これらとアクリル系樹脂ないしフェノール系樹脂ないしウレタン系樹脂等の水系合成樹脂との混合物からなる処理液(水溶液)をロールコート法、グラビア印刷法、浸漬法等の周知の塗工法で塗工することにより形成することができる。たとえば、リン酸Cr(クロム)塩系処理液で処理した場合は、CrPO4 (リン酸クロム)、AlPO4 (リン酸アルミニウム)、Al2 O3 (酸化アルミニウム)、Al(OH)X (水酸化アルミニウム)、AlFX (フッ化アルミニウム)などからなる処理面となり、リン酸Zn(亜鉛)塩系処理液で処理した場合は、Zn2 PO4 ・4H2 O(リン酸亜鉛水和物)、AlPO4 (リン酸アルミニウム)、Al2 O3 (酸化アルミニウム)、Al(OH)X (水酸化アルミニウム)、AlFX (フッ化アルミニウム)などからなる処理面となる。この場合の処理面4は、乾燥後に1〜200 nm(ナノメーター)、通常10〜50nm(ナノメーター)の厚さの皮膜が形成される。また、水系合成樹脂との混合物からなる処理液(水溶液)で処理した場合には、100 〜500 nm(ナノメーター)の厚さの皮膜が形成される。
【0022】
またこの処理面4を設ける具体的方法の他の例としては、たとえば、少なくともアルミニウム箔3の内層側の面を、まず、アルカリ浸漬法、電解洗浄法、酸洗浄法、電解酸洗浄法、酸活性化法等の周知の処理方法で脱脂処理を行い、その後脱脂処理面に周知の陽極酸化処理を施すことにより形成することができる。この場合は、Al2 O3 (酸化アルミニウム)からなる処理面となる。この場合、処理面4は、通常、数μm〜数100 μmのAl2 O3 (酸化アルミニウム)皮膜が形成されるが本願においては数μm〜20μmが適当である。
【0023】
次に、本発明の電池外装用積層体1に用いる内層6は、図4に示した電極103 の一部を含む熱接着部105 で密封する最内層に設けられる熱接着性樹脂層であってもよいし、また、前記熱接着性樹脂層で熱接着した際に、より一層密封性を高めることを目的にして前記熱接着性樹脂層を補強するために設けられる補強層であっても構わない。しかし、いずれに使用するにしても融点が80℃以上であることがポリマー電池の上記した環境温度(夏期の耐熱性、冬期の耐寒性)適性上必須であり、このことを勘案すると内層6に使用することができる樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、または、これらの変性物および混合物を挙げることができる。
【0024】
前記ポリオレフィン系樹脂としては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、シングルサイト系触媒を用いて重合したエチレン−αオレフィン共重合体、アイオノマー、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリブテン、ビカット軟化点が70℃以上の不飽和カルボン酸グラフトポリエチレン、不飽和カルボン酸グラフトポリプロピレン、不飽和カルボン酸グラフトポリメチルペンテンなどの不飽和カルボン酸グラフトポリオレフィン系樹脂およびこれらの変性物を挙げることができる。
【0025】
また、前記アクリル系樹脂としては、エチレンとメタクリル酸またはアクリル酸誘導体との共重合体、具体的には、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体などを挙げることができる。
【0026】
また、前記ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリカーボネートおよびこれらの共重合体または変性物を挙げることができる。
【0027】
また、前記フッ素系樹脂としては、テトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、エチレンテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、エチレンクロロトリフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等を挙げることができる。
【0028】
また、上記樹脂は延伸または未延伸のいずれの状態でも用いることができるし、また、必要に応じて必要な面にコロナ放電処理および/ないし大気圧プラズマ処理を施すことができる。なお、前記内層6を熱接着性樹脂層単層として用いる場合にあっては、図2および図4に示した電極103 の熱接着部105 を隙間ができないように密封する必要があり、前記内層6の厚さとしては少なくとも10μmであり、より好ましくは50μm以上である。また、厚さの上限としては密封するという点では数100 μm程度の厚さでも可能であるが、コストとポリマー電池の嵩を小さくすることを勘案すると100 μm以下が適当である。また、内層6を前記熱接着性樹脂層を補強するために設けられる補強層(当然この補強層は前記熱接着性樹脂層よりアルミニウム側である)とする場合にあっては、その厚さは10μm〜50μmが適当である。さらに、前記補強層と前記熱接着性樹脂層との総厚さは前記したコストとポリマー電池の嵩を考慮すると100 μm以下が適当である。
【0029】
次に、接着剤層5について説明する。この接着剤層5を形成する樹脂としては、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、ポリエーテルウレタン系、ポリエステルウレタン系、イソシアネート系、ポリオレフィン系、ポリエチレンイミン系、シアノアクリレート系、有機チタン化合物系、エポキシ系、イミド系、シリコーン系の樹脂およびこれらの変性物、または、混合物からなる周知のドライラミネーション用接着剤として用いられている樹脂を挙げることができる。また、この接着剤層5の形成方法としては、前記樹脂を溶液化したものをロールコート法、グラビアコート法等の周知の塗工法で、たとえば、アルミニウム箔3の易接着処理面4面に塗工して乾燥することにより形成することができ、その後に前記塗工面に内層6を貼合することにより、アルミニウム箔3と内層6とを積層した積層体とすることができる。
【0030】
また、前記接着剤層5を形成する樹脂には、シランカップリング剤を適宜混合することができる。これに用いるシランカップリング剤としては、たとえば、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン等のエポキシ系オルガノシラン化合物、〔3−(2−アミノエチル)アミノプロピル〕トリメトキシシラン等のアミン系オルガノシラン化合物、あるいは、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン等のイソシア系オルガノシラン化合物を挙げることができるが、エポキシ系オルガノシラン化合物がより好ましい。この理由としては、エポキシ系はイソシア系よりも金属との親和性が良いために接着性がより一層良好であり、また、アミン系はそれ自体が硬化剤として機能するためにポットライフが短いためである。また、これらのシランカップリング剤の混合量は、接着剤層5を形成する樹脂に対して固形分比で1%以上50%未満、好ましくは10%以上30%未満である。
【0031】
また、本発明の電池外装用積層体1は、内層4に熱接着性樹脂層を設けることにより、この状態でもポリマー電池用包材として使用可能であるが、ポリマー電池用包材は外装体として金属製の缶を用いたものと比べると外力、特に耐突き刺し性に問題があり、このためアルミニウム箔3の外側に耐突き刺し性を向上させる目的で外層として2軸方向に延伸したポリエステルフィルム(2軸延伸ポリエステルフィルム)またはポリアミドフィルム(2軸延伸ポリアミドフィルム)が用いられる。ポリエステルフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンナフタレート、ポリカーボネート等からなるフィルムを挙げることができ、また、ポリアミドフィルムとしては、ナイロン6、ナイロン66等からなるフィルムを挙げることができる。また、この外層は、厚さは、6μm以上、好ましくは12〜25μmの2軸延伸ポリエステルフィルムないし2軸延伸ポリアミドフィルムの少なくとも一層からなるものである。また、外層とアルミニウム箔3とを積層する方法としては、上記接着剤層5で説明した樹脂を用いて周知のドライラミネーション法でラミネートすることにより積層することができる。当然、外層に用いる2軸延伸ポリエステルフィルムまたは2軸延伸ポリアミドフィルムの貼り合わせ面はコロナ放電処理が施されているものである。
【0032】
【実施例】
上記の本発明について、以下に実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
まず、20μmの軟質アルミニウム箔(生箔)を50℃の10重量%水酸化ナトリウム溶液に4分間浸漬して後に水洗すると共に、更に脱イオン水で水洗して後に温風乾燥することにより脱脂処理を行い、脱脂処理済軟質アルミニウム箔を作製した。さらに前記脱脂処理済軟質アルミニウム箔を希硫酸浴中で陽極酸化処理を施して表面に酸化アルミニウム(Al2 O3 )の皮膜からなる易接着処理面を形成した酸化アルミ形成軟質アルミニウム箔も作製した。
【0033】
実施例1
前記脱脂処理済軟質アルミニウム箔の一方の面に10重量%のリン酸Cr(クロム)塩を主成分とする水溶液を塗工し乾燥することにより、前記脱脂処理済軟質アルミニウム箔の一方の面を易接着処理面とし、該易接着処理面にポリエステルポリオールとビスフェノールA型エポキシ樹脂との混合溶液にトリレンジイソシアネート(以下、TDIと呼称する)を混合した溶液を4g/m2ドライとなるように塗工して接着剤層を形成すると共に、該接着剤層と25μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのコロナ放電処理を施した面とを貼合することにより、本発明の電池外装用積層体を作製した。
【0034】
実施例2
10重量%のリン酸Cr(クロム)塩を主成分とする水溶液にかえて、5重量%のリン酸Cr(クロム)塩を主成分とする水溶液と10重量%のヒドロキシエチルメタアクリレート水溶液との混合液を用いた以外は実施例1と同じ方法で本発明の電池外装用積層体を作製した。
【0035】
実施例3
前記酸化アルミ形成軟質アルミニウム箔の一方の面にポリエステルポリオールとビスフェノールA型エポキシ樹脂との混合溶液にTDIを混合した溶液を4g/m2ドライとなるように塗工して接着剤層を形成すると共に、該接着剤層と25μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのコロナ放電処理を施した面とを貼合することにより、本発明の電池外装用積層体を作製した。
【0036】
実施例4
まず、前記脱脂処理済軟質アルミニウム箔の一方の面に5重量%のリン酸Cr(クロム)塩を主成分とする水溶液と10重量%のヒドロキシエチルアクリレート水溶液との混合液を塗工し乾燥することにより、前記脱脂処理済軟質アルミニウム箔の一方の面を易接着処理面とし、該易接着処理面にポリエステルポリオール/酸無水物/エポキシ樹脂との混合溶液を6g/m2ドライとなるように塗工し乾燥することにより接着剤層Aを形成した。次に、25μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのコロナ放電処理を施した面にポリエステルポリオール/TDIからなる混合溶液を6g/m2ドライとなるように塗工し乾燥することにより接着剤層Bを形成した。この接着剤層Aと接着剤層Bとを貼合することにより本発明の電池外装用積層体を作製した。
【0037】
実施例5
まず、前記酸化アルミ形成軟質アルミニウム箔の一方の面にポリエステルポリオール/酸無水物/エポキシ樹脂との混合溶液を6g/m2ドライとなるように塗工し乾燥することにより接着剤層Aを形成した。次に、25μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのコロナ放電処理を施した面にポリエステルポリオール/TDIからなる混合溶液を6g/m2ドライとなるように塗工し乾燥することにより接着剤層Bを形成した。この接着剤層Aと接着剤層Bとを貼合することにより本発明の電池外装用積層体を作製した。
【0038】
実施例6
前記脱脂処理済軟質アルミニウム箔の易接着処理面に塗工したポリエステルポリオールとエポキシ樹脂との混合溶液にTDIを混合した溶液にかえて、ポリエステルポリオールとビスフェノールA型エポキシ樹脂との混合溶液にTDIを混合した溶液に固形分比で15重量%のエポキシ系オルガノシラン化合物、具体的には3−グリシドキシプロピルトリメトキシシランを混合した溶液を用いた以外は実施例1と同じ方法で本発明の電池外装用積層体を作製した。
【0039】
比較例1
20μmの軟質アルミニウム箔(生箔)の一方の面にポリエステルポリオールとビスフェノールA型エポキシ樹脂との混合溶液にTDIを混合した溶液を4g/m2ドライとなるように塗工し乾燥することにより接着剤層を形成すると共に、該接着剤層と25μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのコロナ放電処理を施した面とを貼合することにより、比較例とする電池外装用積層体を作製した。
【0040】
上記で作製した実施例1〜6、および、比較例1の電池外装用積層体を下記の60℃電解液に浸漬し、アルミニウム箔と2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム間の接着強度の変化を下記の評価法で時系列的に評価し、その評価結果を表1に纏めて示した。
電解液:6フッ化リンリチウムをエステル系混合溶媒(エチレンカーボネート/ジエチルカーボネート/ジメチルカーボネート=1/1/1)に溶解して1モルの6フッ化リンリチウム溶液としたもの。
評価法:◎=剥離困難、○=剥離可能、△=剥離容易、×=デラミ
【0041】
〔表1〕
表1
※表中の初期とは、各電池外装用積層体を電解液に浸漬する前をいう。
【0042】
表1からも明らかなように、本発明の電池外装用積層体は、いずれもアルミニウム箔と2軸延伸ポリエチレンテレフタレート間の接着強度が時系列的に強く、電解液に対する耐性に優れたものである。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、今まで縷々説明してきたように、水蒸気やその他のガスバリア性に優れ、特に電解液に対する耐性に優れ、アルミニウム箔と内層との層間接着強度の低下のない電池外装用積層体とすることができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる電池外装用積層体の層構成図である。
【図2】 ポリマー電池の一実施例を示す斜視図である。
【図3】 図2のX−X線の断面図である。
【図4】 図2のY−Y線の断面図である。
【符号の説明】
1 電池外装用積層体
3 アルミニウム箔
4 易接着処理を施した処理面
5 接着剤層
6 内層
100 ポリマー電池
101 ポリマー電池用包材
102 ポリマー電池本体
103 電極
104 背シール部
105 熱接着部
Claims (7)
- アルミニウム箔と、内層とを順に積層した電池外装用積層体において、前記アルミニウム箔の少なくとも前記内層側の面が易接着処理を施した処理面からなり、該処理面と前記内層とが接着剤層を介して積層され、前記接着剤層がポリエステル系、ポリエーテル系、ポリウレタン系、ポリエーテルウレタン系、ポリエステルウレタン系、イソシアネート系、ポリオレフィン系、ポリエチレンイミン系、シアノアクリレート系、シリコーン系の樹脂およびこれらの変性物、または、混合物と、これにグリシジル基を有するエポキシ系オルガノシラン化合物のみが混合された層からなることを特徴とする電池外装用積層体。
- 前記処理面が前記アルミニウム箔面を脱脂処理して後にリン酸金属塩、あるいは、リン酸非金属塩からなる処理液で処理されてなることを特徴とする請求項1記載の電池外装用積層体。
- 前記処理面が前記アルミニウム箔面を脱脂処理して後にリン酸金属塩ないしリン酸非金属塩と水系合成樹脂との混合物からなる処理液で処理されてなることを特徴とする請求項1記載の電池外装用積層体。
- 前記水系合成樹脂がアクリル系樹脂、ないし、フェノール系樹脂、ないし、ウレタン系樹脂であることを特徴とする請求項3記載の電池外装用積層体。
- 前記処理面が前記アルミニウム箔面を脱脂処理して後に陽極酸化処理を施してなることを特徴とする請求項1記載の電池外装用積層体。
- 前記アルミニウム箔が厚さ20〜80μmの軟質アルミニウム箔からなることを特徴とする請求項1記載の電池外装用積層体。
- 前記内層がポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、または、これらの変性物および混合物からなる厚さ10μm〜100μmの層であることを特徴とする請求項1記載の電池外装用積層体。
Priority Applications (10)
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