JP4666990B2 - ネットワークraidシステム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施例に係るネットワークRAIDシステム1の構成を示す図である。図1において、複数、例えば3台のコンピュータ200A、B、Cがネットワーク100を介して相互に接続されている。各コンピュータ200A、B、Cには、その起動状態(モード)を識別するための表示を行う通常起動用LED206およびスタンバイ用LED207が設けられている。以下、コンピュータ200A、B、Cを特に区別する必要がない場合は、コンピュータ200と表記する。ネットワーク100は、例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)で構成することができる。このネットワーク100は、有線に限られるものではなく無線でもよい。
図3は、コンピュータ200の構成を示すブロック図である。コンピュータ200は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)やWS(ワークステーション)で構成することができる。コンピュータ200は、図3に示すように、ネットワーク100に接続するためのLANコントローラ201と、コンピュータの各部の動作を制御する制御部202と、電源装置208を制御する電源制御装置203と、キーボード、マウス、タブレット等からなる入力装置204と、LCDやCRTからなる表示装置205と、通常起動状態にある場合に点灯する通常起動用LED206と、スタンバイ状態にある場合に点灯するスタンバイ用LED207と、コンピュータの各部に電源を供給する電源装置208とを備えている。
各コンピュータ200A、B、Cが、ディスク装置300A、B、Cの特定領域302A、B、Cに対して、データの書き込み・読み込む動作を説明する。図6は、コンピュータ200A、B、Cが、ディスク装置300A、B、Cの特定領域302A、B、Cに対して、データの書き込み・読み込む動作の概略を説明するためのフローチャートである。
図7は、コンピュータ200の電源状態の遷移を示す図である。図7において、(1)通常起動状態(第1モード)は、使用者により電源SWがONされて、コンピュータ200の各部に電源が供給されている状態で、コンピュータ200が通常に起動している状態である。(2)スタンバイ状態(第2のモード)は、コンピュータ200を起動した状態であるが、RAID機能を実行するための部位のみに電源が供給された省電力状態であり、RAID機能に必要のない部位、例えば、入力装置204および表示装置205等への電源の供給を切断した状態である。(3)電源OFF状態(第3のモード)は、ネットワーク100を介して通信を行うための部位のみに電源が供給された状態で、LANコントローラ201および電源制御装置203以外への電源の供給が切断された状態である。
コンピュータ200A、B、Cが電源OFF状態にある場合に、1台のコンピュータ200のみの電源SWをONして、RAIDシステムを起動させる場合について説明する。ここでは、コンピュータ200Aの電源SWをONさせた場合の動作を説明する。コンピュータ200B、Cの電源SWをONさせた場合も同様な動作を行うのでここではその説明を省略する。
コンピュータ200A、B、Cのうち、1台のコンピュータが通常起動状態で、他の
コンピュータがスタンバイ状態にある場合に、電源をOFFする動作を説明する。ここでは、コンピュータ200Aが通常起動状態で、コンピュータB、Cがスタンバイ状態にある場合に、コンピュータ200Aの電源SWがOFFされた場合(または電源OFFコマンドが発行された場合)の動作を説明する。コンピュータ200B、Cの電源SWをOFFさせた場合(または電源OFFコマンドが発行された場合)も同様な動作を行うのでここではその説明を省略する。
100 ネットワーク
200 コンピュータ
201 LANコントローラ
202 制御部
203 電源制御装置
204 入力装置
205 表示装置
206 通常起動用LED
207 スタンバイ用LED
208 電源装置
209 第1スイッチ
210 第2スイッチ
221 RAID制御部
222 電源管理部
231、232 電源ライン
301 第1領域
302 特定領域
303 第3領域
310 第1ディスク装置
312 第2ディスク装置
Claims (6)
- ネットワークを介して相互に接続された複数のコンピュータと、前記各コンピュータにそれぞれ接続された記憶手段とを備えたネットワークRAIDシステムにおいて、
前記各コンピュータは、
コンピュータ内の各部に電源が供給される第1のモードと、RAID機能を実行するための部位にのみ電源が供給される第2のモードと、前記ネットワークを介して通信を行うための部位にのみ電源が供給される第3のモードである、3つのモードの間でのモード遷移を管理する電源管理手段と、
すべてのモードにおいて電源が供給され、前記ネットワークを介して他のコンピュータと通信を行うLANコントローラ手段と、
すべてのモードにおいて電源が供給され、前記電源管理手段または他のコンピュータからの指示に基づいて、自コンピュータの各部に対する電源供給を制御する電源制御手段と、
前記電源制御手段の制御に基づいて、自コンピュータの各部へ電源を供給する電源供給手段と、
を備え、
前記複数のコンピュータのうちの第3のモードで動作中の特定のコンピュータの電源SWがONされた場合に、
電源SWがONされたコンピュータの電源制御手段が、自コンピュータの電源管理手段に対して電源を供給するよう自コンピュータの電源供給手段を制御することにより、当該電源管理手段を起動し、
前記電源を供給された電源管理手段が、自コンピュータ内の各部へ電源を供給するための指示を、自コンピュータの電源制御手段に対して行うことにより、自コンピュータの動作モードを第3のモードから第1のモードに遷移させ、また、第3のモードで動作中の他のコンピュータを第3のモードから第2のモードに遷移させるための信号である特殊電源ON信号を、前記LANコントローラ手段を経由してネットワーク上に送信し、
一方、ネットワークを介して特殊電源ON信号を受信した第3のモードで動作中の他のコンピュータの電源制御手段が、自コンピュータの電源管理手段に電源を供給するように自コンピュータの電源供給手段を制御することにより、当該電源管理手段を起動し、
前記電源管理手段を起動した他のコンピュータの電源管理手段が、RAID機能を実行するための部位へ電源を供給するための指示を、自コンピュータの電源制御手段に対して行うことにより、自コンピュータの動作モードを第3のモードから第2のモードに遷移させる、
ことを特徴とするネットワークRAIDシステム。 - 前記複数のコンピュータのうちの第1のモードで動作中のコンピュータの電源SWがOFFされた場合、または当該コンピュータより電源OFFコマンドが発行された場合に、
前記第1のモードで動作中のコンピュータにおいて、電源SWのOFFまたは電源OFFコマンドの発行を検出した電源制御手段が、その旨を自コンピュータの電源管理手段へ通知し、
前記通知を受けた電源管理手段が、自コンピュータのLANコントローラ手段を経由して、他のコンピュータに対してモード状態の問い合わせを行い、
前記他のコンピュータの電源管理手段が、自コンピュータのLANコントローラ手段を経由して、自コンピュータのモード状態を前記第1のモードで動作中のコンピュータに対して返信し、
前記第1のモードで動作中のコンピュータの電源管理手段が、前記他のコンピュータから返信されたモード状態を確認した結果、自身以外の全てのコンピュータが第2のモードのときは、前記他のコンピュータを第2のモードから第3のモードに遷移させるための信号である特殊電源OFF信号を、前記LANコントローラ手段を経由してネットワーク上に送信し、また、前記ネットワークを介して通信を行うための部位以外への電源の供給を停止するための指示を、自コンピュータの電源制御手段に対して行うことにより、自コンピュータの動作モードを第1のモードから第3のモードに遷移させ、
一方、ネットワークを介して特殊電源OFF信号を受信した前記他のコンピュータの電源管理手段が、それぞれ、前記ネットワークを介して通信を行うための部位以外への電源の供給を停止するための指示を、自コンピュータの電源制御手段に対して行うことにより、自コンピュータの動作モードを第2のモードから第3のモードに遷移させる、
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークRAIDシステム。 - ネットワークを介して相互に接続された複数のコンピュータと、前記各コンピュータにそれぞれ接続された記憶手段とを備えたネットワークRAIDシステムにおいて、
前記各コンピュータは、
コンピュータ内の各部に電源が供給される第1のモードと、RAID機能を実行するための部位にのみ電源が供給される第2のモードと、前記ネットワークを介して通信を行うための部位にのみ電源が供給される第3のモードである、3つのモードの間でのモード遷移を管理する電源管理手段と、
すべてのモードにおいて電源が供給され、前記ネットワークを介して他のコンピュータと通信を行うLANコントローラ手段と、
すべてのモードにおいて電源が供給され、前記電源管理手段または他のコンピュータからの指示に基づいて、自コンピュータの各部に対する電源供給を制御する電源制御手段と、
前記電源制御手段の制御に基づいて、自コンピュータの各部へ電源を供給する電源供給手段と、
を備え、
前記複数のコンピュータのうちの第1のモードで動作中のコンピュータの電源SWがOFFされた場合、または当該コンピュータより電源OFFコマンドが発行された場合に、
前記第1のモードで動作中のコンピュータにおいて、電源SWのOFFまたは電源OFFコマンドの発行を検出した電源制御手段が、その旨を自コンピュータの電源管理手段へ通知し、
前記通知を受けた電源管理手段が、自コンピュータのLANコントローラ手段を経由して、他のコンピュータに対してモード状態の問い合わせを行い、
前記他のコンピュータの電源管理手段が、自コンピュータのLANコントローラ手段を経由して、自コンピュータのモード状態を前記第1のモードで動作中のコンピュータに対して返信し、
前記第1のモードで動作中のコンピュータの電源管理手段が、前記他のコンピュータから返信されたモード状態を確認した結果、自身以外の全てのコンピュータが第2のモードのときは、前記他のコンピュータを第2のモードから第3のモードに遷移させるための信号である特殊電源OFF信号を、前記LANコントローラ手段を経由してネットワーク上に送信し、また、前記ネットワークを介して通信を行うための部位以外への電源の供給を停止するための指示を、自コンピュータの電源制御手段に対して行うことにより、自コンピュータの動作モードを第1のモードから第3のモードに遷移させ、
一方、ネットワークを介して特殊電源OFF信号を受信した前記他のコンピュータの電源管理手段が、それぞれ、前記ネットワークを介して通信を行うための部位以外への電源の供給を停止するための指示を、自コンピュータの電源制御手段に対して行うことにより、自コンピュータの動作モードを第2のモードから第3のモードに遷移させる、
ことを特徴とするネットワークRAIDシステム。 - 前記複数のコンピュータのうちの第1のモードで動作中のコンピュータの電源SWがOFFされた場合、または当該コンピュータより電源OFFコマンドが発行された場合に、
前記第1のモードで動作中のコンピュータにおいて、電源SWのOFFまたは電源OFFコマンドの発行を検出した電源制御手段が、その旨を自コンピュータの電源管理手段へ通知し、
前記通知を受けた電源管理手段が、自コンピュータのLANコントローラ手段を経由して、他のコンピュータに対してモード状態の問い合わせを行い、
前記他のコンピュータの電源管理手段が、自コンピュータのLANコントローラ手段を経由して、自コンピュータのモード状態を前記第1のモードで動作中のコンピュータに対して返信し、
前記第1のモードで動作中のコンピュータの電源管理手段が、前記他のコンピュータから返信されたモード状態を確認した結果、自身の他に第1のモードで動作中のコンピュータが1つでもあるときは、RAID機能を実行するための部位へ電源を供給するための指示を、自コンピュータの電源制御手段に対して行うことにより、自コンピュータの動作モードを第1のモードから第2のモードに遷移させる、
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のネットワークRAIDシステム。 - 前記複数のコンピュータのうちの第2のモードで動作中のコンピュータの電源SWがONされた場合に、
前記第2のモードで動作中のコンピュータにおいて、電源SWがONされたことを検出した電源制御手段が、自コンピュータの電源管理手段にその旨を通知し、
前記通知を受けた電源管理手段が、自コンピュータ内の各部へ電源を供給するための指示を、自コンピュータの電源制御手段に対して行うことにより、自コンピュータの動作モードを第2のモードから第1のモードに遷移させる、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のネットワークRAIDシステム。 - 前記コンピュータは、さらに、
第1のモード状態を示す通常起動用表示手段と、
第2のモード状態を示すスタンバイ用表示手段と、
を備え、
前記電源管理手段は、
第1のモードのときは、前記通常起動用表示手段へ電源を供給するための指示を、前記電源制御手段に対して行うことにより、当該通常起動用表示手段を表示させ、
第2のモードのときは、前記スタンバイ用表示手段へ電源を供給するための指示を、前記電源制御手段に対して行うことにより、当該スタンバイ用表示手段を表示させる、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のネットワークRAIDシステム。
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