JP2009265920A - 情報処理装置、データ書込み方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、運用効率を格段に向上させ得る情報処理装置を提案する。
【解決手段】ホスト計算機から送信される第1のデータを複製して、予め設定された数の第2のデータを作成すると共に、前記第2のデータを所定の領域に保持し、又は他の情報処理装置に送信する作成部と、前記第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスに、前記第1のデータを書き込む第1の書込み部と、所定のタイミングで、前記第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの電源を稼動する稼動部と、前記稼動部により前記第2の記憶デバイスが稼動された後に、前記所定の領域又は他の情報処理装置から前記第2の記憶デバイスに書き込むべき前記第2のデータを取得して、当該第2のデータを、前記稼動部により稼動された前記第2の記憶デバイスに書き込む第2の書込み部と、前記第2の書込み部により前記第2のデータが書き込まれた前記第2の記憶デバイスの電源を停止する停止部とを備える。
【選択図】図9
【解決手段】ホスト計算機から送信される第1のデータを複製して、予め設定された数の第2のデータを作成すると共に、前記第2のデータを所定の領域に保持し、又は他の情報処理装置に送信する作成部と、前記第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスに、前記第1のデータを書き込む第1の書込み部と、所定のタイミングで、前記第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの電源を稼動する稼動部と、前記稼動部により前記第2の記憶デバイスが稼動された後に、前記所定の領域又は他の情報処理装置から前記第2の記憶デバイスに書き込むべき前記第2のデータを取得して、当該第2のデータを、前記稼動部により稼動された前記第2の記憶デバイスに書き込む第2の書込み部と、前記第2の書込み部により前記第2のデータが書き込まれた前記第2の記憶デバイスの電源を停止する停止部とを備える。
【選択図】図9
Description
本発明は、情報処理装置、データ書込み方法及びプログラムに関し、例えば、複数のアーカイブノードを備えるストレージシステムに適用して好適なものである。
従来、アーカイブサーバから送信されるアーカイブデータ(アーカイブデータのマスタ)及び書込み要求を受信すると、アーカイブデータのマスタの信頼性を保つため、所定のポリシにより指定された個数のアーカイブデータをコピーし、複数のアーカイブノード上でアーカイブデータを保持する分散アーカイブ技術が広く適用されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、サーバから一定期間アクセスのないボリュームを構成するHDD(Hard Disk Drive)の電源を停止し、ストレージ装置の電力消費量を削減する省電力技術が広く適用されている(例えば、特許文献2参照)。
特表2007−511820号公報
特開2007−156597号公報
しかしながら、従来の分散アーカイブ技術と従来の省電力技術とを組み合わせて、分散アーカイブ技術で保存するアーカイブデータのボリュームを構成するHDDを、省電力技術を用いて、一定期間アクセスがない場合電源を停止する場合、以下の問題が存在する。
すなわち、分散アーカイブ技術により作成されるアーカイブデータのコピーは、アーカイブデータのマスタが消失した際のみにしか使用されないため、参照される頻度が極端に低い。しかしながら、分散アーカイブ技術では、ボリュームを構成するHDDを意識せずに、アーカイブデータのマスタ及びアーカイブデータのコピーを同一のボリュームに書き込む場合もあり、すべてのHDDにアクセスが頻繁に発生するため、HDDの電源をオフにすることができず、ストレージ装置の電力消費量を削減することができないという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、運用効率を格段に向上させ得る情報処理装置、データ書込み方法及びプログラムを提案するものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、ホスト計算機から送信される第1のデータを複製して、予め設定された数の第2のデータを作成すると共に、前記第2のデータを所定の領域に保持し、又は他の情報処理装置に送信する作成部と、前記第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスに、前記第1のデータを書き込む第1の書込み部と、所定のタイミングで、前記第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの電源を稼動する稼動部と、前記稼動部により前記第2の記憶デバイスが稼動された後に、前記所定の領域又は他の情報処理装置から前記第2の記憶デバイスに書き込むべき前記第2のデータを取得して、当該第2のデータを、前記稼動部により稼動された前記第2の記憶デバイスに書き込む第2の書込み部と、前記第2の書込み部により前記第2のデータが書き込まれた前記第2の記憶デバイスの電源を停止する停止部とを備える。
また、本発明においては、ホスト計算機から送信される第1のデータを複製して、予め設定された数の第2のデータを作成部が作成すると共に、前記作成部が前記第2のデータを所定の領域に保持し、又は他の情報処理装置に前記作成部が送信する第1のステップと、前記第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスに、前記第1のデータを書込み部が書き込む第2のステップと、所定のタイミングで、前記第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの電源を稼動部が稼動する第3のステップと、前記第3のステップにおいて前記第2の記憶デバイスを稼動した後に、前記所定の領域又は他の情報処理装置から前記第2の記憶デバイスに書き込むべき前記第2のデータを取得して、当該第2のデータを、前記第3のステップにおいて稼動した前記第2の記憶デバイスに前記書込み部が書き込む第4のステップと、前記第4のステップにおいて前記第2のデータを書き込んだ前記第2の記憶デバイスの電源を停止部が停止する第5のステップとを備える。
さらに、本発明においては、情報処理装置に対して、プログラムにより、ホスト計算機から送信される第1のデータを複製して、予め設定された数の第2のデータを作成すると共に、前記第2のデータを所定の領域に保持し、又は他の情報処理装置に送信する第1のステップと、前記第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスに、前記第1のデータを書き込む第2のステップと、所定のタイミングで、前記第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの電源を稼動する第3のステップと、前記第3のステップにおいて前記第2の記憶デバイスを稼動した後に、前記所定の領域又は他の情報処理装置から前記第2の記憶デバイスに書き込むべき前記第2のデータを取得して、当該第2のデータを、前記第3のステップにおいて稼動した前記第2の記憶デバイスに書き込む第4のステップと、前記第4のステップにおいて前記第2のデータを書き込んだ前記第2の記憶デバイスの電源を停止する第5のステップとを実行させる。
従って、第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスと、第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの2つに分けて第1のデータ及び第2のコピーデータを書き込むため、第2の記憶デバイスの稼動時間を必要最小限に抑えることができ、効果的に電源消費量を削減することができる。
本発明によれば、運用効率を格段に向上させ得る情報処理装置、データ書込み方法及びプログラムを実現することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施の形態によるストレージシステム1の構成を示している。ストレージシステム1は、アーカイブサーバ2(ホスト計算機)及びアーカイブストレージ3がLAN(Local Area Network)等の所定のネットワーク4を介して接続されることにより構成されている。また、ストレージシステム1は、アーカイブストレージ3及び管理サーバ5がLAN等の所定のネットワーク6を介して接続されることにより構成されている。
アーカイブサーバ2は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等の情報処理資源(図示せず)を備えたコンピュータ装置であり、例えば、パーソナルコンピュータや、ワークステーション、メインフレームなどから構成される。また、アーカイブサーバ2は、キーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、モニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とを備えて構成される。
アーカイブサーバ2は、アーカイブストレージ3に書込み要求及びファイルを送信し、当該ファイルをアーカイブストレージ3に書き込むと共に、読出し要求を送信してアーカイブストレージ3に書き込んだファイルを読み出すようになされている。
アーカイブストレージ3は、複数のアーカイブノード7(7A〜7D)(ノード1〜ノード4)(情報処理装置)を備えて構成されている。各アーカイブノード7は、ネットワーク6を介して接続されることにより構成されている。アーカイブノード7は、サーバ8(8A〜8D)(サーバ1〜サーバ4)及びストレージ9(9A〜9D)(ストレージ1〜ストレージ4)がSAN(Storage Area Network)等の所定のネットワークを介して接続されることにより構成されている。
サーバ8は、アーカイブ処理を行うソフトウェア(プログラム)31、ストレージ管理処理を行うストレージ管理ソフトウェア32並びにアーカイブ処理及びストレージ管理処理に使用する管理テーブル33を備えて構成されている。
ストレージ9は、複数のHDD44及び電源制御ユニット45を備えて構成されている。ストレージ9は、複数のHDD44をRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)方式で運用する。ストレージ9は、1又は複数のHDD44により提供される物理的な記憶領域上であるRAIDグループ71(RAIDグループ1〜RAIDグループ4)に、1又は複数の論理的なボリューム72(以下、これをボリュームと呼ぶ)を設定する。そしてストレージ9は、このボリューム72内に所定の大きさのブロック(以下、これを論理ブロックと呼ぶ)単位で、送信されたファイルを書き込む。
ストレージ9は、各ボリューム72に対して、それぞれ固有の識別子(以下、これをLU(Logical Unit number)と呼ぶ)を付与する。ストレージ9は、このLUと各論理ブロックにそれぞれ付与されるその論理ブロックに固有の番号(LBA:Logical Block Address)とを組み合わせたものをアドレスとして、当該アドレスを指定してファイルの入出力を行う。
また、ストレージ9は、RAIDグループ71を、送信されたファイル(マスタファイル)を書き込むマスタ格納用RAIDグループ10(RAIDグループ1、RAIDグループ2)(RAIDグループ71)及び当該ファイルのコピー(コピーファイル)を書き込むコピー格納用RAIDグループ11(RAIDグループ3、RAIDグループ4)(RAIDグループ71)の2つに分けて構成する。そして、ストレージ9は、マスタ格納用RAIDグループ10(RAIDグループ71)を構成するHDD44を、常に、稼動状態にしておく一方、コピー格納用RAIDグループ11(RAIDグループ71)を構成するHDD44を、通常、停止状態(又は省電力状態(スタンバイ状態))にしておく。
管理サーバ5は、CPU、メモリ等の情報処理資源(図示せず)を備えたコンピュータ装置であり、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータなどから構成される。また、管理サーバ5は、キーボード、スイッチやポインティングデバイス、マイクロフォン等の情報入力装置(図示せず)と、モニタディスプレイやスピーカ等の情報出力装置(図示せず)とを備えて構成される。
管理サーバ5は、アーカイブストレージ3からHDD管理テーブル62(後述)を取得して、新たにRAIDグループ71やボリューム72を作成する等のアーカイブストレージ3の管理を行う。
次に、本実施の形態のストレージシステム1における分散アーカイブ処理の概要について説明する。各サーバ8は、ソフトウェア31により、各サーバ8間を通信し、ネットワーク6を介してファイルを送受信するようになされている。また、各サーバ8は、管理テーブル33に変更が発生した場合、他のサーバ8に変更内容を送信することによって、各管理テーブル33を常に最新の状態に保つようになされている。
さらに、各サーバ8は、それぞれのストレージ9のRAIDグループ71の空き容量を管理テーブル33上で管理しており、アーカイブノード7(ストレージ9のRAIDグループ71)の空き容量を常に認識する。さらに、各サーバ8は、管理テーブル33により、ストレージ9のRAIDグループ71がマスタ格納用RAIDグループ10であるかコピー格納用RAIDグループ11であるかを認識する。
アーカイブサーバ2は、アーカイブストレージ3を1つの大きなストレージプールとして認識する。従って、アーカイブサーバ2は、アーカイブストレージ3にファイルを書き込む場合、どのアーカイブノード7にファイルを書き込むかを認識せずに、書込み要求及びファイルを送信する。
アーカイブサーバ2から送信された書き込み要求及びファイル(マスタファイル)を受信したサーバ8(受信サーバ8)は、ソフトウェア31により、管理テーブル33を参照し、冗長度に応じて空き容量が大きい順に優先的にストレージ9のボリューム72にファイルを書き込む。
具体的に、受信サーバ8は、冗長度に応じてコピーファイルを作成する数を特定すると共に、管理テーブル33を参照して各ストレージ9の空き容量を確認し、マスタファイル及びコピーファイルの格納先のアーカイブノード7を決定する。受信サーバ8は、例えば、冗長度が「3」である場合、例えば、マスタ格納用RAIDグループ10のうち空き容量が最も大きいアーカイブノード7Aにマスタファイルを送信すると共に、コピー格納用RAIDグループ11のうち1番目及び2番目に空き容量が大きいアーカイブノード7C及びアーカイブノード7Dにコピーファイルを送信すると決定する。
続いて、受信サーバ8は、マスタファイルをアーカイブノード7Aに送信する。そして、アーカイブノード7Aのサーバ8Aは、該当するストレージ9Aのマスタ格納用RAIDグループ10のボリューム72にマスタファイルを書き込む。
一方、アーカイブノード7Cのサーバ8Cは、ストレージ管理ソフトウェア32により、所定のタイミングで、HDD44の電源をオンに変更する電源オン命令をストレージ9Cに送信する。なお、電源オン命令は、コピーファイルを書き込むべきストレージ9Cのコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44の電源をオンに変更する命令である。ストレージ9Cは、電源オン命令を受信すると、該当するコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44の電源を電源制御ユニット45によりオンに変更して、当該HDD44を稼動させる。そして、サーバ8Cは、受信サーバ8にコピーファイル送信要求を送信する。
受信サーバ8は、サーバ8Cから送信されたコピーファイル送信要求を受信すると、該当するマスタファイルのコピーファイルを作成して、当該コピーファイルをサーバ8Cに送信する。そして、サーバ8Cは、該当するストレージ9Cのコピー格納用RAIDグループ11のボリューム72にコピーファイルを書き込む。
続いて、サーバ8Cは、ストレージ管理ソフトウェア32により、HDD44の電源をオフに変更する電源オフ命令をストレージ9Cに送信する。なお、電源オフ命令は、コピーファイルを書き込んだストレージ9Cのコピー格納用RAIDグループ11のRAIDグループ71を構成するHDD44の電源をオフに変更する命令である。そして、ストレージ9Cは、電源オフ命令を受信すると、該当するコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44の電源を電源制御ユニット45によりオフに変更して、当該HDD44を停止させる。
受信サーバ8、アーカイブノード7Dのサーバ8D及びストレージ9Dは、上述の受信サーバ8、アーカイブノード7Cのサーバ8C及びストレージ9Cと同様の処理を実施し、該当するコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44を電源制御ユニット45により稼動させ、コピーファイルを該当するストレージ9Dのコピー格納用RAIDグループ11のRAIDグループ71のボリューム72に書き込み、該当するRAIDグループ71を構成するHDD44を電源制御ユニット45により停止させる。
図2は、サーバ8(8A〜8D)の構成を示している。サーバ8は、ネットワーク4に接続するためのI/O(Input/ Output)ポート21と、ネットワーク6に接続するための管理ポート22と、サーバ8全体を制御するためのプロセッサ23と、所定のプログラム及びテーブルを格納するためのメモリ24とを有し、これらが内部バス等の回路を介して相互に接続されることにより構成されている。
メモリ24には、アーカイブ処理を行うためのソフトウェア31と、ストレージ管理処理を行うためのストレージ管理ソフトウェア32と、アーカイブ処理及びストレージ管理処理に使用する管理テーブル33とが格納される。管理テーブル33は、ファイル格納先管理テーブル34、マスタ空き容量管理テーブル35、コピー空き容量管理テーブル36及びRAIDグループ管理テーブル37から構成されている。
プロセッサ23は、ソフトウェア31を実行することにより、アーカイブサーバ2からファイルを受信すると、管理テーブル33を参照して各ストレージ9の空き容量を確認し、冗長度に応じてコピーファイルを作成して、マスタ格納用RAIDグループ10及びコピー格納用RAIDグループ11の空き容量に基づいてストレージ9のボリューム72にファイルマスタ及びコピーファイルを書き込む等のアーカイブ処理を実行する。
また、プロセッサ23は、ストレージ管理ソフトウェア32を実行することにより、所定のタイミングで、コピーファイルを書き込むべきストレージ9のコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44を稼動又は停止させる等のストレージ管理処理を行う。
ファイル格納先管理テーブル34は、アーカイブサーバ2から送信されるファイルの格納先のRAIDグループ71を管理する。マスタ空き容量管理テーブル35は、マスタ格納用RAIDグループ10ごとに空き容量を管理する。コピー空き容量管理テーブル36は、コピー格納用RAIDグループ11ごとに空き容量を管理する。RAIDグループ管理テーブル37は、RAIDグループ71がマスタ格納用RAIDグループ10であるかコピー格納用RAIDグループ11であるかを管理する。
なお、ソフトウェア31及びストレージ管理ソフトウェア32を実行することにより行うプロセッサ23の具体的な処理並びにファイル格納先管理テーブル34、マスタ空き容量管理テーブル35及びコピー空き容量管理テーブル36の具体的な構成については、後述する。
図3は、ストレージ9(9A〜9D)の構成を示している。ストレージ9は、所定のネットワークを介してサーバ8に接続するためのI/Oポート41と、ストレージ9全体を制御するためのコントローラ42と、所定のプログラム及びテーブルを格納するための管理メモリ43と、ファイルを格納するためのHDD44と、HDD44の電源制御処理を行うための電源制御ユニット45とを有し、これらが内部バス等の回路を介して相互に接続されることにより構成されている。
コントローラ42は、I/Oポート41とHDD44との間に介在し、ストレージ9内の制御を行うプロセッサ51と、サーバ8との間でやりとりするファイルを一時的に記憶するキャッシュメモリ52とを内部に備えて構成されている。
管理メモリ43には、ストレージ9の制御処理を行う制御プログラム61と、HDD管理テーブル62とが格納される。コントローラ42は、制御プログラム61を実行することにより、I/Oポート41とHDD44との間でデータの受け渡しを行う等の制御処理を行う。HDD管理テーブル62は、HDD44と、RAIDグループ71と、ボリューム72とをそれぞれ管理すると共に、HDD44、RAIDグループ71及びボリューム72を関連付けて管理する。
これにより、HDD管理テーブル62では、RAIDグループ71を構成するHDD44や、RAIDグループ71のボリューム72等について管理することができると共に、RAIDグループ71がマスタ格納用RAIDグループ10であるかコピー格納用RAIDグループ11であるかを管理することができる。
HDD44は、1又は複数のHDD44によって、RAIDグループ71(マスタ格納用RAIDグループ10、コピー格納用RAIDグループ11)を構成する。HDD44は、RAIDグループ71を複数のHDD44によって構成する場合、RAID1やRAID5等のRAID構成を組むことができる。また、RAIDグループ71は、論理的に1又は複数のボリューム72に分割される。
電源制御ユニット45は、サーバ8から送信される電源オン命令又は電源オフ命令に従って、該当するHDD44を稼動し又は停止する
図4は、ファイル格納先管理テーブル34の構成を示している。ファイル格納先管理テーブル34は、ノード欄34Aから構成されている。ノード欄34Aは、アーカイブノード7ごとに作成される。また、ノード欄34Aには、アーカイブノード7を一意に識別するノード名が格納される。また、各ノード欄34Aには、アーカイブノード7のストレージ9が有するRAIDグループ71ごとに、RAIDグループ欄(RG)が作成されている。RAIDグループ欄には、RAIDグループ71を一意に識別するRAIDグループ名が格納される。
ファイル格納先管理テーブル34は、アーカイブサーバ2からファイルが送信されると、ファイル欄が追加される。ファイル欄には、ファイルを一意に識別するファイル名が格納される。
そして、ファイル格納先管理テーブル34は、マスタファイルが、書き込むべきサーバ8に対応するストレージ9のマスタ格納用RAIDグループ10のボリューム72(HDD44)に書き込まれると、該当するノード欄34AのRAIDグループ欄に「1」が書き込まれる。
また、ファイル格納先管理テーブル34は、コピーファイルを書き込むべきサーバ8に対応するストレージ9のコピー格納用RAIDグループ11のボリューム72が決定されると、該当するノード欄34AのRAIDグループ欄に「2」が書き込まれる。すなわち、ファイル格納先管理テーブル34は、コピーファイルが、該当するサーバ8に対応するストレージ9のコピー格納用RAIDグループ11のボリューム72(HDD44)に書き込まれておらず、コピーファイルの書込みが未実施の場合に、「2」が書き込まれる。
さらに、ファイル格納先管理テーブル34は、コピーファイルが、書き込むべきサーバ8に対応するストレージ9のコピー格納用RAIDグループ11のボリューム72(HDD44)に書き込まれると、該当するノード欄34AのRAIDグループ欄に「3」が書き込まれる。
このように、ファイル格納先管理テーブル34では、マスタファイル、書込みが未実施のコピーファイル及び書込みが実施済のコピーファイルの格納先のRAIDグループ71を管理することができる。
図5は、マスタ空き容量管理テーブル35の構成を示している。マスタ空き容量管理テーブル35は、ノード欄35A、RAIDグループ欄35B、現在の空き容量欄35C及び予想空き容量欄35Dから構成されている。
ノード欄35Aには、アーカイブノード7を一意に識別するノード名が格納される。RAIDグループ欄35Bには、アーカイブノード7におけるRAIDグループ71(マスタ格納用RAIDグループ10)を一意に識別するRAIDグループ名が格納される。現在の空き容量欄35Cには、アーカイブノード7におけるRAIDグループ71の現在の空き容量が格納される。予想空き容量欄35Dには、アーカイブノード7におけるRAIDグループ71にファイルを書き込んだときの予想空き容量が格納される。
図6は、コピー空き容量管理テーブル36の構成を示している。コピー空き容量管理テーブル36は、ノード欄36A、RAIDグループ欄36B、現在の空き容量欄36C及び予想空き容量欄36Dから構成されている。
ノード欄36Aには、アーカイブノード7を一意に識別するノード名が格納される。RAIDグループ欄36Bには、アーカイブノード7におけるRAIDグループ71(コピー格納用RAIDグループ11)を一意に識別するRAIDグループ名が格納される。現在の空き容量欄36Cには、アーカイブノード7におけるRAIDグループ71の現在の空き容量が格納される。予想空き容量欄36Dには、アーカイブノード7におけるRAIDグループ71にファイルを書き込んだときの予想空き容量が格納される。
図7は、このストレージシステム1の受信サーバ8におけるマスタファイル書込み処理に関する、受信サーバ8のプロセッサ23の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
受信サーバ8のプロセッサ23は、例えば、アーカイブサーバ2から送信された書き込み要求及びマスタファイルを受信すると、ソフトウェア31を実行することにより、図7に示すマスタファイル書込み処理手順RT1に従って、冗長度に応じてコピーファイルを作成する数を特定すると共に、マスタ空き容量管理テーブル35の予想空き容量欄35Dを参照して、マスタ格納用RAIDグループ10のうち空き容量が最も大きいアーカイブノード7を特定する(SP1)。
続いて、受信サーバ8のプロセッサ23は、マスタ空き容量管理テーブル35のマスタファイルを書き込むべきアーカイブノード7のマスタ格納用RAIDグループ10に対応する予想空き容量欄35Dに、マスタファイルをマスタ格納用RAIDグループ10に書き込んだ際の予想空き容量を書き込む(SP2)。
続いて、受信サーバ8のプロセッサ23は、マスタファイルを書き込むべきマスタ格納用RAIDグループ10を指定して、特定したアーカイブノード7にマスタファイルを送信する(SP3)。なお、図9の場合、受信サーバ8と特定したアーカイブノード7のサーバ8が同一のサーバ8であるため、マスタファイルの送信は、なされないこととなる。またなお、マスタファイルを送信されたアーカイブノード7のサーバ8は、該当するストレージ9Aのマスタ格納用RAIDグループ10のボリューム72にマスタファイルを書き込む(図9(1))。
続いて、受信サーバ8のプロセッサ23は、ファイル格納先管理テーブル34に当該マスタファイルのファイル欄を追加し、当該ファイル欄に対応する、マスタファイルを書き込んだアーカイブノード7のマスタ格納用RAIDグループ10のRAIDグループ欄に「1」を書き込む(SP4)。
続いて、受信サーバ8のプロセッサ23は、マスタファイルを書き込んだアーカイブノード7のマスタ格納用RAIDグループ10の空き容量を、該当するマスタ空き容量管理テーブル35のアーカイブノード7のマスタ格納用RAIDグループ10に対応する現在の空き容量欄35Cに書き込む(SP5)。
続いて、受信サーバ8のプロセッサ23は、コピー空き容量管理テーブル36の予想空き容量欄36Dを参照して、コピー格納用RAIDグループ11のうち空き容量が大きいアーカイブノード7を、冗長度から1を引いた数だけ特定する(SP6)。なお、図9の場合、受信サーバ8のプロセッサ23は、冗長度が「3」であるとし、アーカイブノード7B及びアーカイブノード7Cを空き容量が大きいアーカイブノード7であると特定する。
続いて、受信サーバ8のプロセッサ23は、ファイル格納先管理テーブル34の追加したマスタファイルのファイル欄に対応する、コピーファイルを書き込むべきアーカイブノード7のコピー格納用RAIDグループ11のRAIDグループ欄に「2」を書き込む(SP7)。
続いて、受信サーバ8のプロセッサ23は、コピー空き容量管理テーブル36のコピーファイルを書き込むべきアーカイブノード7のコピー格納用RAIDグループ11に対応する予想空き容量欄36Dに、コピーファイルをコピー格納用RAIDグループ11に書き込んだ際の予想空き容量を書き込む(SP8)。
やがて、受信サーバ8のプロセッサ23は、この後、図7に示すマスタファイル書込み処理手順RT1を終了する(SP9)。
図8は、このストレージシステム1の各サーバ8におけるコピーファイル書込み処理に関する、各サーバ8のプロセッサ23の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
従来の分散アーカイブ技術では、マスタファイルが書き込まれると同時に他のアーカイブノード7へのコピーファイルの書込みも行われるが、上述したように、この方法によればHDD44の稼動及び停止が頻繁に発生し、その結果、電力消費量を効果的に削減することができないこととなる。従って、本発明では、さらに、効果的に電力消費量を削減するために、コピーファイルのまとめ書きを行う。
具体的に、本願発明のストレージシステム1では、マスタファイルを書き込むときにコピーファイルの書込みを行わず、ユーザが指定した一定の間隔(書込みが未実施のコピーファイルの数又は一定の時間等)を超えたときに、コピーファイルの書込みを行う。また、ストレージシステム1では、書込みが未実施のコピーファイルの合計数、書込みが未実施のファイルの合計容量及び又は前回のコピーファイルの書込み処理からの経過時間をサーバ8のプロセッサ23のローカルメモリ等に保持する。ストレージシステム1では、管理サーバ5の管理者の指定により上述のいずれか又は複数の値が指定され、指定された値を超えたときに、コピーファイルの書込みを開始する。
各サーバ8のプロセッサ23は、例えば、書込みが未実施のコピーファイルの合計数、書込みが未実施のファイルの合計容量及び又は前回のコピーファイルの書込み処理からの経過時間のいずれか又は複数の値が管理サーバ5の管理者の指定値を超えたときに、ソフトウェア31を実行することにより、図8に示すコピーファイル書込み処理手順RT2に従って、ファイル格納先管理テーブル34を参照し、書込みが未実施のコピーファイルを書き込むべきコピー格納用RAIDグループ11を特定する(SP11)。
なお、各サーバ8のプロセッサ23は、コピーファイル書込み処理手順RT2を開始したときのコピー空き容量管理テーブル36の自己の予想空き容量欄36Dに書き込まれている予想空き容量を当該プロセッサ23のローカルメモリ等に保持する。またなお、各サーバ8のプロセッサ23は、ファイル格納先管理テーブル34の自己のノード欄34AのRAIDグループ欄に「2」が書き込まれているコピー格納用RAIDグループ11を、書込みが未実施のコピーファイルを書き込むべきコピー格納用RAIDグループ11であると特定する。
続いて、各サーバ8のプロセッサ23は、ストレージ管理ソフトウェア32を実行することにより、ストレージ9からHDD管理テーブル62を取得して、特定したコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44の情報を取得し、当該コピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44の電源オン命令をストレージ9に送信する(SP12)。各ストレージ9は、電源オン命令を受信すると、該当するコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44の電源を電源制御ユニット45によりオンに変更して、当該HDD44を稼動させる(図9(2))。
続いて、各サーバ8のプロセッサ23は、ストレージ9からコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44を稼動した旨の通知を受信すると、書き込むべきコピーファイルのマスタファイルを有するサーバ8(受信サーバ8)にコピーファイル送信命令を送信する(SP13)。この際、受信サーバ8のプロセッサ23は、サーバ8から送信されたコピーファイル送信要求を受信すると、該当するマスタファイルのコピーファイルを作成して、当該コピーファイルをサーバ8Cに送信する(図9(3))。なお、受信サーバ8のプロセッサ23は、マスタファイルを受信したときに、冗長度に応じてコピーファイルを作成して、所定のHDD44等に一時的に書き込んで保持するようにし、コピーファイル送信要求を受信したときに該当するコピーファイルを送信するようにしても良い。このようにすれば、コピーファイルが書き込まれるまでの間にも冗長度を保つことができる。
続いて、各サーバ8のプロセッサ23は、受信サーバ8からコピーファイルを受信すると、コピーファイルをストレージ9に送信し、当該コピーファイルを該当するコピー格納用RAIDグループ11のボリューム72に書き込む(SP14)。
続いて、各サーバ8のプロセッサ23は、ファイル格納先管理テーブル34のコピーファイルを書き込んだアーカイブノード7のコピー格納用RAIDグループ11のRAIDグループ欄に「3」を書き込む(当該RAIDグループ欄に書き込まれている「2」を「3」に変更する)(SP15)。
続いて、各サーバ8のプロセッサ23は、すべてのコピーファイルの書込みが終了し、ファイル格納先管理テーブル34の更新が終了すると、ローカルメモリに保持した予想空き容量を現在の空き容量として、コピー空き容量管理テーブル36の該当する現在の空き容量欄36Cに書き込む(SP16)。各ストレージ9は、電源オフ命令を受信すると、該当するコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44の電源を電源制御ユニット45によりオフに変更して、当該HDD44を停止させる(図9(4))。
続いて、各サーバ8のプロセッサ23は、ストレージ管理ソフトウェア32を実行することにより、稼動したコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44の電源オフ命令をストレージ9に送信する(SP17)。
やがて、各サーバ8のプロセッサ23は、ストレージ9からコピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44を停止した旨の通知を受信すると、この後、図8に示すコピーファイル書込み処理手順RT2を終了する(SP17)。
このようにして、ストレージシステム1では、所定のタイミングで、コピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44を稼動させ、当該コピー格納用RAIDグループ11のボリューム72にコピーファイルを書き込み、その後、当該コピー格納用RAIDグループ11を構成するHDD44を停止させる。
従って、マスタ格納用RAIDグループ10及びコピー格納用RAIDグループ11の2つに分けて構成するため、すべてのHDD44に稼動及び停止が頻繁に発生するのを未然かつ有効に防止し、HDD44の稼動時間を必要最小限に抑えることができ、効果的に電源消費量を削減することができる。
なお、本実施の形態においては、4つのアーカイブノード7(7A〜7D)を備えて構成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、2つ以上の複数のアーカイブノードで構成したときに適用することができる。
また、本実施の形態においては、アーカイブノード7を、サーバ8(8A〜8D)及びストレージ9(9A〜9D)に独立して備えた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、サーバ8及びストレージ9が一体化した1つのアーカイブノードであっても良く、この他の種々の構成に適用することができる。
さらに、本実施の形態においては、ストレージ9に4つのRAIDグループ71(RAIDグループ1〜RAIDグループ4)を備えた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、2つ以上の複数のRAIDグループ71で構成したときに適用することができる。
本発明は、複数のアーカイブノードを備えるストレージシステムに広く適用することができる。
1……ストレージシステム、2……アーカイブサーバ、3……ストレージシステム、4、6……ネットワーク、5……管理サーバ、7……アーカイブノード、8……サーバ、9……ストレージ、23……プロセッサ、31……ソフトウェア、32……ストレージ管理ソフトウェア、33……管理テーブル、34……ファイル格納先管理テーブル、35……マスタ空き容量管理テーブル、36……コピー空き容量管理テーブル
Claims (15)
- ホスト計算機から送信される第1のデータを複製して、予め設定された数の第2のデータを作成すると共に、前記第2のデータを所定の領域に保持し、又は他の情報処理装置に送信する作成部と、
前記第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスに、前記第1のデータを書き込む第1の書込み部と、
所定のタイミングで、前記第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの電源を稼動する稼動部と、
前記稼動部により前記第2の記憶デバイスが稼動された後に、前記所定の領域又は他の情報処理装置から前記第2の記憶デバイスに書き込むべき前記第2のデータを取得して、当該第2のデータを、前記稼動部により稼動された前記第2の記憶デバイスに書き込む第2の書込み部と、
前記第2の書込み部により前記第2のデータが書き込まれた前記第2の記憶デバイスの電源を停止する停止部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記作成部は、
空き容量が大きい前記第2の記憶デバイスを、前記第2のデータを書き込む前記第2の記憶デバイスとして特定して、該当する前記第2の記憶デバイスが自己の前記第2の記憶デバイスのときに、前記第2のデータを所定の領域に保持し、該当する前記第2の記憶デバイスが前記他の情報処理装置の前記第2の記憶デバイスのときに、該当する前記第2の記憶デバイスを有する前記他の情報処理装置に前記第2のデータを送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記稼動部は、
前記第2の記憶デバイスに書込みが未実施の前記第2のデータの合計数が、管理者が指定した値を超えたときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記稼動部は、
前記第2の記憶デバイスに書込みが未実施の前記第2のデータの合計容量が、管理者が指定した値を超えたときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記稼動部は、
前回の前記第2のデータの書込みから所定の時間を経過したときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - ホスト計算機から送信される第1のデータを複製して、予め設定された数の第2のデータを作成部が作成すると共に、前記作成部が前記第2のデータを所定の領域に保持し、又は他の情報処理装置に前記作成部が送信する第1のステップと、
前記第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスに、前記第1のデータを書込み部が書き込む第2のステップと、
所定のタイミングで、前記第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの電源を稼動部が稼動する第3のステップと、
前記第3のステップにおいて前記第2の記憶デバイスを稼動した後に、前記所定の領域又は他の情報処理装置から前記第2の記憶デバイスに書き込むべき前記第2のデータを取得して、当該第2のデータを、前記第3のステップにおいて稼動した前記第2の記憶デバイスに前記書込み部が書き込む第4のステップと、
前記第4のステップにおいて前記第2のデータを書き込んだ前記第2の記憶デバイスの電源を停止部が停止する第5のステップと
を備えることを特徴とする情報処理装置のデータ書き込み方法。 - 前記第1のステップでは、
空き容量が大きい前記第2の記憶デバイスを、前記第2のデータを書き込む前記第2の記憶デバイスとして特定して、該当する前記第2の記憶デバイスが自己の前記第2の記憶デバイスのときに、前記第2のデータを所定の領域に保持し、該当する前記第2の記憶デバイスが前記他の情報処理装置の前記第2の記憶デバイスのときに、該当する前記第2の記憶デバイスを有する前記他の情報処理装置に前記第2のデータを送信する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置のデータ書き込み方法。 - 前記第3のステップでは、
前記第2の記憶デバイスに書込みが未実施の前記第2のデータの合計数が、管理者が指定した値を超えたときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置のデータ書き込み方法。 - 前記第3のステップでは、
前記第2の記憶デバイスに書込みが未実施の前記第2のデータの合計容量が、管理者が指定した値を超えたときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置のデータ書き込み方法。 - 前記第3のステップでは、
前回の前記第2のデータの書込みから所定の時間を経過したときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置のデータ書き込み方法。 - 情報処理装置に対して、
ホスト計算機から送信される第1のデータを複製して、予め設定された数の第2のデータを作成すると共に、前記第2のデータを所定の領域に保持し、又は他の情報処理装置に送信する第1のステップと、
前記第1のデータを書き込むべき領域である第1の記憶デバイスに、前記第1のデータを書き込む第2のステップと、
所定のタイミングで、前記第2のデータを書き込むべき領域であり、停止状態である第2の記憶デバイスの電源を稼動する第3のステップと、
前記第3のステップにおいて前記第2の記憶デバイスを稼動した後に、前記所定の領域又は他の情報処理装置から前記第2の記憶デバイスに書き込むべき前記第2のデータを取得して、当該第2のデータを、前記第3のステップにおいて稼動した前記第2の記憶デバイスに書き込む第4のステップと、
前記第4のステップにおいて前記第2のデータを書き込んだ前記第2の記憶デバイスの電源を停止する第5のステップと
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記第1のステップでは、
空き容量が大きい前記第2の記憶デバイスを、前記第2のデータを書き込む前記第2の記憶デバイスとして特定して、該当する前記第2の記憶デバイスが自己の前記第2の記憶デバイスのときに、前記第2のデータを所定の領域に保持し、該当する前記第2の記憶デバイスが前記他の情報処理装置の前記第2の記憶デバイスのときに、該当する前記第2の記憶デバイスを有する前記他の情報処理装置に前記第2のデータを送信する
ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。 - 前記第3のステップでは、
前記第2の記憶デバイスに書込みが未実施の前記第2のデータの合計数が、管理者が指定した値を超えたときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。 - 前記第3のステップでは、
前記第2の記憶デバイスに書込みが未実施の前記第2のデータの合計容量が、管理者が指定した値を超えたときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。 - 前記第3のステップでは、
前回の前記第2のデータの書込みから所定の時間を経過したときに、前記第2の記憶デバイスの電源を稼動する
ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
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