JP2012216044A - ストレージ装置、ストレージ方法及びプログラム - Google Patents

ストレージ装置、ストレージ方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スナップショットを実行した際に、データの更新が遅延することを抑制することができるストレージ装置、ストレージ方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】CPU105は、HDD20の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる。また、CPU105は、スナップショット要求があったときに、論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、論理ディスクに割り当てられていないHDD20の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる。そして、CPU105は、前記書き込み要求に基づいて、割り当てられたHDD20の記憶領域に、データを書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストレージ装置、ストレージ方法及びプログラムに関する。
ストレージ装置のスナップショットには、スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、論理ディスクの全体を待避領域にコピーする物理スナップショット、スナップショット要求があった後、論理ディスクが更新されたときに、論理ディスクのうち更新されたブロックを待避領域にコピーする論理スナップショットなどがある。
これに関連し、スナップショット要求があった後、論理ディスクが更新されたときに、更新されたデータ量に基づいて、物理スナップショットと、論理スナップショットと、を切り替えて実行する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2006−163729号公報
特許文献1に開示された技術では、物理スナップショット又は論理スナップショットのいずれを実行する場合であっても、論理ディスクの全部又は一部を読み出して待避領域に記録し、その後、論理ディスクを更新する。このため、データの更新が遅延するという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、スナップショットを実行した際に、データの更新が遅延することを抑制することができるストレージ装置、ストレージ方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るストレージ装置は、
データを記憶する記憶部と、
前記記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て部と、
スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て部と、
前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て部によって割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み部と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るストレージ方法は、
記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て工程と、
スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て工程と、
前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て工程において割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み工程と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て手順と、
スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て手順と、
前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て工程において割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み手順と、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、スナップショットを実行した際に、データの更新が遅延することを抑制することができる。
本発明の実施形態1に係るディスクアレイ装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すリンクTBLの構成を示す図である。 (a)乃至(c)は、論理ディスク、物理ディスク、及びリンクTBLの関係を説明するための図である。 図1に示すCPUが実行するスナップショット処理のフローチャートである。 スナップショットによって作成された複数のリンクTBLを説明するための図である。 (a)乃至(e)は、スナップショット時にデータを書き込む動作の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態2に係るディスクアレイ装置の構成を示すブロック図である。 (a)乃至(d)は、物理領域を未使用領域として登録する動作の一例を説明するための図である。 図7に示すCPUが実行する未使用領域登録処理を説明するためのフローチャートである。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態に係るディスクアレイ装置100を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係るディスクアレイ装置100は、大容量の記憶装置としての機能の他、スナップショット要求があった後、論理ディスクへの書き込み要求があったときに、書き込み要求があった論理ディスクの記憶領域に物理ディスクの記憶領域を新たに割り当てて書き込むという特徴的な機能を有する。なお、上位装置としてのホストコンピュータは、ブロック単位で、ディスクアレイ装置100にデータを書き込み、ディスクアレイ装置100からデータを読み出す。
ディスクアレイ装置100は、図1に示すように、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)コントローラ10と、複数のHDD(Hard Disk Drive)20(20、20、20、20)と、を備えている。
RAIDコントローラ10は、ホストI/F(Interface)101と、キャッシュメモリ102と、ディスクI/F103と、メモリ104と、CPU(Central Processing Unit)105と、を備えている。
ホストI/F101は、ホストバスアダプタなどから構成され、上位装置としてのホストコンピュータとの接続を制御し、ホストコンピュータの要求に応答して、ホストコンピュータから供給されたデータをキャッシュメモリ102に一時的に記憶する。
キャッシュメモリ102は、ホストI/F101を介してホストコンピュータから供給されたデータを一時的に記憶する。
ディスクI/F103は、ディスクアダプタなどから構成され、HDD20との接続を制御し、所定のタイミングでキャッシュメモリ102に記憶されたデータをHDD20に記憶する。
メモリ104は、リンクTBL(テーブル)1041を記憶している。
リンクTBL1041は、図2に示すように、論理ディスクの記憶領域(論理領域)を識別する論理領域ID(Identifier)と、物理ディスクの記憶領域(物理領域)を識別する物理領域IDと、を対応付けて記憶している。なお、物理ディスクとは、物理的な記憶領域(例えば、HDD20〜20)を意味し、論理ディスクとは、物理的な記憶領域を割り当てた論理的(仮想的)な記憶領域を意味する。
本実施形態では、論理ディスクに物理ディスクの一部を割り当てている。
例えば、図3(a)に示すように、論理ディスクが、論理領域ID1001〜1005が付された領域を備え、図3(b)に示すように、物理ディスクが、物理領域ID0001〜0005が付された領域と未使用の領域とを備えているとする。また、リンクTBL1041は、図3(c)に示すように、論理領域IDと物理領域IDとを対応付けて記憶しているとする。
この場合、後述するCPU105は、リンクTBL1041を参照し、論理領域IDが付された論理領域に、この論理領域IDに対応する物理領域IDが付された物理領域を割り当てる。
このようにして、図3(a)及び(b)において、破線の矢印で示すように、論理領域に物理領域が割り当てられる。このとき、ホストコンピュータは、ディスクアレイ装置100の記憶領域を図3(a)に示す論理ディスクとして認識する。
図1に示すCPU105は、メモリ104に記憶された所定のプログラムを実行することにより、大容量の記憶装置としての機能の他、スナップショット要求があった後、論理領域への書き込み要求があったときに、書き込み要求があった論理領域に物理領域を新たに割り当てて書き込む等の特徴的な機能を有する。CPU105の機能と制御の詳細については後述する。
HDD20は、ホストコンピュータから供給されたデータ等を記憶する。
次に、上記構成を有するディスクアレイ装置100の動作を説明する。
ディスクアレイ装置100は、大容量の記憶装置として機能する他、スナップショット要求があった後、論理領域への書き込み要求があったときに、書き込み要求があった論理領域に物理領域を新たに割り当てて書き込むという特徴的な動作を行う。
以下、スナップショット要求があった後、ホストコンピュータの要求に応答して、データをHDD20に書き込む場合を例にしてディスクアレイ装置100の特徴的な動作を説明する。
CPU105は、ホストコンピュータからのスナップショット要求に応答して、図4に示すスナップショット処理を開始し、まず、ホストコンピュータからデータの書き込み要求があったか否かを判別する(ステップS11)。CPU105は、データの書き込み要求がないと判別した場合(ステップS11;No)、ステップS11を繰り返す。
一方、CPU105は、書き込み要求があったと判別した場合(ステップS11;Yes)、物理ディスクの未使用領域に新たな物理領域(ブロック)を確保する(ステップS12)。このとき、CPU105は、確保した新たな物理領域に物理領域IDを付す。
CPU105は、書き込み要求のあった論理領域(ブロック)に新たな物理領域を割り当てる(ステップS13)。CPU105は、割り当てた物理領域に、書き込み要求に係るデータを書き込む(ステップS14)。CPU105は、リンクTBL1041を複製し、次の世代のリンクTBL1041を生成する(ステップS15)。このとき、CPU105は、元のリンクTBL1041から何番目の世代であるかを示す世代番号を、生成したリンクTBL1041に付す。例えば、初めてリンクTBL1041を複製したときは、世代番号=1を、生成したリンクTBL1041に付す。
CPU105は、書き込み要求のあった論理領域に付された論理領域IDに対応する物理領域IDを、ステップS13で割り当てた新たな物理領域に付された物理領域IDに置き換えることにより、現在使用している元のリンクTBL1041を更新し(ステップS16)、スナップショット処理を終了する。
このようにして、図5に示すように、現在使用しているリンクTBL1041とは別に、世代番号を付したリンクTBL1041が複製されていく。
以上の動作を、図3、4及び6を参照して具体的に説明する。
以下、理解を容易にするため、ホストコンピュータがスナップショット要求をディスクアレイ装置100に送信した際、論理ディスクは、図3(a)に示すように、論理領域ID1001〜1005が付された論理領域を備え、物理ディスクは、図3(b)に示すように、物理領域ID0001〜0005が付された物理領域と未使用領域とを備えているとする。また、リンクTBL1041は、図3(c)に示すように、論理領域IDと物理領域IDとを対応付けて記憶しているとする。さらに、ホストコンピュータは、スナップショット要求をディスクアレイ装置100に送信した後、図6(a)に示すように、論理領域ID=1004が付された論理領域へのデータの書き込み要求をディスクアレイ装置100に送信したとする。
この場合、ホストコンピュータからデータの書き込み要求があったため、図4のステップS11でYesとなり、CPU105は、図6(b)に示すように、物理ディスクの未使用領域に物理領域ID=0006を付した新たな物理領域を確保する(ステップS12)。
CPU105は、図6(a)及び(b)に示すように、書き込み要求のあった論理領域ID=1004が付された論理領域に、物理領域ID=0006を付した新たな物理領域を割り当てる(ステップS13)。そして、CPU105は、物理領域ID=0006が付された物理領域に、書き込み要求に係るデータを書き込む(ステップS14)。CPU105は、リンクTBL1041を複製し、図6(e)に示すように、世代番号=1を付した第1世代のリンクTBL1041を生成する(ステップS15)。
続いて、CPU105は、図6(c)及び(d)に示すように、書き込み要求のあった論理領域に付された論理領域ID=1004に対応する物理領域ID=0004を、ステップS13で割り当てた新たな物理領域に付された物理領域ID=0006に置き換えることにより、現在使用している元のリンクTBL1041を更新し(ステップS16)、スナップショット処理を終了する。
このようにしてスナップショットを作成した後、第k世代のスナップショットを復元したい場合、ユーザは、ホストコンピュータの操作部を操作して、その旨を指示する。
ホストコンピュータは、ユーザの操作指示に応答して、第k世代のスナップショットを復元する旨の復元要求をディスクアレイ装置100に送信する。ディスクアレイ装置100のCPU105は、ホストコンピュータからの復元要求に応答して、世代番号=kが付されたリンクTBL1041を参照し、論理領域IDが付された論理領域に、論理領域IDに対応する物理領域IDが付された物理領域を割り当てる。
このようにして、高速にスナップショットを復元することができる。
また、第k世代のスナップショットを削除したい場合、ユーザは、ホストコンピュータの操作部を操作して、その旨を指示する。
ホストコンピュータは、ユーザの操作指示に応答して、第k世代のスナップショットを削除する旨の復元要求をディスクアレイ装置100に送信する。ディスクアレイ装置100のCPU105は、世代番号=kが付されたリンクTBL1041を削除する。
以上、説明したように、ディスクアレイ装置100は、スナップショット要求があった後、論理ディスクへの書き込み要求があったときに、書き込み要求があった論理領域に物理領域を新たに割り当てて書き込む。このため、論理ディスクの全部又は一部を読み出して待避領域に記録する必要がなく、データの更新が遅延することを抑制することができる。また、同じデータを2つの記憶領域に記憶することがないため、多数のスナップショットを作成することができる。
(実施形態2)
スナップショットの作成・削除を繰り返すと、論理領域に割り当てられない物理領域が存在するようになる。このように論理領域に割り当てられない物理領域は、論理領域に新たに割り当てることができる未使用領域として再利用されることが望ましい。
以下、論理領域に割り当てられない物理領域を自動で未使用領域として登録し、再利用することができるディスクアレイ装置100Aを説明する。
この場合のディスクアレイ装置100Aの構成を図7に示す。なお、図1と同一部分には同一符号を付す。
ディスクアレイ装置100Aは、実施形態1に係るディスクアレイ装置100の構成要素の他、RTC(Real Time Clock)106を備えている。
RTC106は、CPU105の要求に応答して、現在日時をCPU105に提供する。
以下、上記構成を有するディスクアレイ装置100Aが論理領域に割り当てられない物理領域を自動で未使用領域として登録する動作を中心に説明する。なお、理解を容易にするため、物理ディスクは、図8(a)に示すように、物理領域ID0001〜0010が付された物理領域と未使用領域とを備えているとする。また、リンクTBL1041は、図8(c)に示すように、論理領域IDと物理領域IDとを対応付けて記憶しているとする。さらに、スナップショットの作成・削除を繰り返した結果、現在使用しているリンクTBL1041の他、図8(d)に示すように、世代番号=pが付された第p世代のリンクTBL1041のみがメモリ104に記憶されていたとする。
CPU105は、電源投入後、デーモンプロセスとして、図9に示す未使用領域登録処理を開始し、まず、RTC106から取得した現在時刻が予め設定された所定の時刻(例えば、深夜2時)になったか否かを判別する(ステップS21)。CPU105は、現在時刻が所定の時刻になっていない場合(ステップS21;No)、ステップS21を繰り返す。
一方、CPU105は、現在時刻が所定の時刻になったと判別した場合(ステップS21;Yes)、論理領域に割り当てられていない物理領域を特定する(ステップS22)。具体的には、CPU105は、図8(a)に示す物理ディスクと図8(c)に示すリンクTBL1041と図8(d)に示すリンクTBL1041とを参照し、物理領域に付された物理領域IDのうち、現在使用しているリンクTBL1041及びスナップショットで作成された第p世代のリンクTBL1041に記憶されていない物理領域ID0004、0007、0008を特定することにより、論理領域に割り当てられていない物理領域を特定する。
CPU105は、特定した物理領域に付された物理領域IDを削除することにより、特定した物理領域を未使用領域として登録する(ステップS23)し、ステップS21に処理を戻す。このようにして、CPU105は、以上の処理を繰り返す。
以上、説明したように、CPU105は、論理領域に割り当てられていない物理領域を未使用領域として自動で登録する。このため、論理領域に割り当てられない物理領域を、論理領域に新たに割り当てることができる未使用領域として再利用することができる。
この発明は上記の実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記説明において示したハードウェアの構成及び動作は一例でありこれらに限定されるものではなく、適宜変更及び応用が可能である。
上記実施形態では、ディスクアレイ装置100は、ブロック単位でデータを読み書きしているが、ブロックサイズは任意である。
上記実施形態では、ストレージ装置としてのディスクアレイ装置を例にして説明したが、これに限定されず、ストレージ装置は任意である。
上記実施形態2では、毎日所定の時刻(タイミング)になったときに、CPU105は論理領域に割り当てられていない物理領域を未使用領域として登録しているが、これに限定されず、所定の周期(例えば、1月)で論理領域に割り当てられていない物理領域を未使用領域として登録してもよい。また、ユーザの操作指示に応答して、このような処理を実行してもよい。
上記実施形態2では、物理領域に付された物理領域IDを削除することにより、論理領域に割り当てられていない物理領域を未使用領域として登録しているが、未使用領域であることを示す未使用フラグを物理領域に付してもよい。
この場合、CPU105は、スナップショット要求があった後、論理領域への書き込み要求があったときに、未使用フラグが付された物理領域に新たな物理領域を確保し、未使用フラグを削除する。そして、CPU105は、書き込み要求のあった論理領域に新たな物理領域を割り当て、書き込み要求に係るデータを書き込むようにすればよい。
なお、本発明に係るストレージ装置は、専用の装置を用いる必要はなく、通常のコンピュータにより実現することができる。例えばコンピュータに上記した各処理を実行させるためのプログラム及びデータを記録媒体(CD−ROM等)に記録して配布し、これをインストールしてOS(Operating System)上で実行することにより、本発明に係るストレージ装置を実現できる。また、プログラム及びデータの配布は、CD−ROM等に限らず、通信回線等を介して行われてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)データを記憶する記憶部と、
前記記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て部と、
スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て部と、
前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て部によって割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み部と、
を備えることを特徴とするストレージ装置。
(付記2)前記第1の割り当て部は、
前記記憶部の記憶領域の一部のブロックを前記論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当て、
前記第2の割り当て部は、
前記スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域のブロックにデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域のブロックを、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当て、
前記書き込み部は、
前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て部によって割り当てられた前記記憶部の記憶領域のブロックに、データを書き込む、
ことを特徴とする付記1に記載のストレージ装置。
(付記3)前記論理ディスクの記憶領域のブロックを識別する論理領域識別情報と、該ブロックに割り当てられた前記記憶部の記憶領域のブロックを識別する物理領域識別情報と、を対応付けてリンクテーブルに記憶するリンク記憶部、
をさらに備え、
前記第1の割り当て部は、
前記物理領域識別情報が付された前記記憶部の記憶領域の一部のブロックを、該物理領域識別情報に対応する論理領域識別情報が付された前記論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当てる、
ことを特徴とする付記2に記載のストレージ装置。
(付記4)前記スナップショット要求があったときに、前記リンクテーブルを複製することにより、第1のリンクテーブルと第2のリンクテーブルとを生成する複製部と、
前記第1のリンクテーブルにおいて、前記書き込み要求に応答して、該書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域のブロックに付された前記論理領域識別情報に対応する前記物理領域識別情報を、前記第2の割り当て部によって割り当てられた前記記憶部の記憶領域のブロックに付された前記物理領域識別情報に更新するリンク更新部と、
をさらに備えることを特徴とする付記3に記載のストレージ装置。
(付記5)前記第1の割り当て部は、
前記スナップショットを復元する旨の復元要求があったときに、前記第2のリンクテーブルを参照し、前記物理領域識別情報が付された前記記憶部の記憶領域の一部のブロックを、該物理領域識別情報に対応する論理領域識別情報が付された前記論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当てる、
ことを特徴とする付記4に記載のストレージ装置。
(付記6)前記第2のリンクテーブルを削除する削除部、
をさらに備えることを特徴とする付記4又は5に記載のストレージ装置。
(付記7)前記第1及び第2のリンクテーブルに基づいて、前記論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域のブロックを特定する特定部、
をさらに備え、
前記第2の割り当て部は、
前記スナップショット要求があったときに、前記書き込み要求に応答して、前記特定されたブロックを、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当てる、
ことを特徴とする付記4乃至6のいずれかに記載のストレージ装置。
(付記8)記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て工程と、
スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て工程と、
前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て工程において割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み工程と、
を備えることを特徴とするストレージ方法。
(付記9)コンピュータに、
記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て手順と、
スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て手順と、
前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て工程において割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み手順と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
100、100A ディスクアレイ装置
10 RAIDコントローラ
20 HDD
101 ホストI/F
102 キャッシュメモリ
103 ディスクI/F
104 メモリ
1041 リンクTBL
105 CPU
106 RTC

Claims (9)

  1. データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て部と、
    スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て部と、
    前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て部によって割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み部と、
    を備えることを特徴とするストレージ装置。
  2. 前記第1の割り当て部は、
    前記記憶部の記憶領域の一部のブロックを前記論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当て、
    前記第2の割り当て部は、
    前記スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域のブロックにデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域のブロックを、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当て、
    前記書き込み部は、
    前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て部によって割り当てられた前記記憶部の記憶領域のブロックに、データを書き込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  3. 前記論理ディスクの記憶領域のブロックを識別する論理領域識別情報と、該ブロックに割り当てられた前記記憶部の記憶領域のブロックを識別する物理領域識別情報と、を対応付けてリンクテーブルに記憶するリンク記憶部、
    をさらに備え、
    前記第1の割り当て部は、
    前記物理領域識別情報が付された前記記憶部の記憶領域の一部のブロックを、該物理領域識別情報に対応する論理領域識別情報が付された前記論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のストレージ装置。
  4. 前記スナップショット要求があったときに、前記リンクテーブルを複製することにより、第1のリンクテーブルと第2のリンクテーブルとを生成する複製部と、
    前記第1のリンクテーブルにおいて、前記書き込み要求に応答して、該書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域のブロックに付された前記論理領域識別情報に対応する前記物理領域識別情報を、前記第2の割り当て部によって割り当てられた前記記憶部の記憶領域のブロックに付された前記物理領域識別情報に更新するリンク更新部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載のストレージ装置。
  5. 前記第1の割り当て部は、
    前記スナップショットを復元する旨の復元要求があったときに、前記第2のリンクテーブルを参照し、前記物理領域識別情報が付された前記記憶部の記憶領域の一部のブロックを、該物理領域識別情報に対応する論理領域識別情報が付された前記論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のストレージ装置。
  6. 前記第2のリンクテーブルを削除する削除部、
    をさらに備えることを特徴とする請求項4又は5に記載のストレージ装置。
  7. 前記第1及び第2のリンクテーブルに基づいて、前記論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域のブロックを特定する特定部、
    をさらに備え、
    前記第2の割り当て部は、
    前記スナップショット要求があったときに、前記書き込み要求に応答して、前記特定されたブロックを、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域のブロックに割り当てる、
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のストレージ装置。
  8. 記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て工程と、
    スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て工程と、
    前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て工程において割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み工程と、
    を備えることを特徴とするストレージ方法。
  9. コンピュータに、
    記憶部の記憶領域の一部を論理ディスクの記憶領域に割り当てる第1の割り当て手順と、
    スナップショットを実行する旨のスナップショット要求があったときに、前記論理ディスクの記憶領域にデータを書き込む旨の書き込み要求に応答して、前記論理ディスクに割り当てられていない前記記憶部の記憶領域の一部を、前記書き込み要求がなされた論理ディスクの記憶領域に割り当てる第2の割り当て手順と、
    前記書き込み要求に基づいて、前記第2の割り当て工程において割り当てられた前記記憶部の記憶領域に、データを書き込む書き込み手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017009941A1 (ja) * 2015-07-14 2017-01-19 株式会社日立製作所 ストレージ装置、及び、記憶制御方法
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