JP4666805B2 - インクタンク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置に用いられるインクタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置に用いられる従来のインクタンクでは、そのインクタンクからインクジェットヘッドへのインクの供給を良好にするために、インクタンク内に保持されるインクの圧力を調整するような構成となっている。そのような従来のインクタンクの構成の一例としては、インクを吸収することでインクを保持するインク吸収体がインクタンク内に収納されている。インク吸収体を内部に収納するインクタンクを用いることによって、インクジェットヘッドからインクを吐出させる時にインクに負圧が発生し、インクジェットヘッドにおいてインクの圧力の調整が行われる。
【0003】
図8は、従来のインクタンクの一例を示す分解斜視図であり、この図では、インクタンクの内部からインク吸収体を取り除いた状態で示している。図9は、図8に示されるインクタンクを矢印A方向から見た平面図であり、この図では、インク吸収体を収納したケースを、蓋部材を取り除いた状態で示している。また、図9には、対向するリブの間隔がaで示されている。
【0004】
図8に示されるように従来のインクタンクは、上端が開口したインク収納部311を構成する直方体形状のケース310と、図9に示されるようにインク収納部311内に圧縮して収納されたインク吸収体320と、インク収納部311の上端の開口部を密封するようにケース310の上面に取り付けられた蓋部材315とから構成されている。インク吸収体320の周囲ほぼ全体を覆ってインク吸収体320を収納する収納ケースがケース310と蓋部材315とから構成されている。インク吸収体320は、ウレタンスポンジなどの発泡体、または繊維などによって構成されており、インクを吸収することでそのインクを貯留している。ケース310の内壁面には、その内壁面に対して垂直な方向に内壁面から突出するリブ301が突起部として複数形成されている。さらに、ケース310の側壁部には、インク吸収体320に保持されているインクをインク収納部311の外部に供給するためのインク供給口352が設けられている。蓋部材315には、インク収納部311を大気と連通させてインク収納部311内に空気を導入するための大気連通口351が形成されている。
【0005】
リブ301は、ケース310の内壁面のうち互いに対向している2つの最大面積面のそれぞれに形成されている。リブ301が形成された2つの内壁面のうち一方の内壁面に形成されたリブ301は、他方の内壁面に形成されたリブ301に対向する位置に配置されている。各リブ301の先端にインク吸収体320が接触することで、ケース310の内壁面のうちリブ301が形成された面とインク吸収体320との間に、通気路350となる空間が確保されている。これにより、確保された通気路350を通して大気連通口351からケース310の収納部311内に空気が均一に送り込まれ、インク吸収体320に保持されたインクを効率よく使用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年、情報通信機器が飛躍的に小型化、高性能化する中、インクジェット記録装置に対しても小型化、高性能化への要求が高まっている。それを実現するためには、インクの収容効率のより高いインクタンクが必須となる。
【0007】
図8および図9に基づいて説明したインクタンクにおいては、通気路350は実質的には、インクを保持する空間としては使用されないため、通気路350のための空間を減少させることはインクタンクのインク収容効率を高めることになる。そこで、図10に示すようにリブ301の本数を減らし、隣り合うリブ301同士の間隔を大きくすると、インクタンク内でのインク吸収体320の実質的な体積が増加し、ひいてはインク吸収体320のインクの保持量を増加させることができる。しかしながら、図10に示されるインクタンクでは、インク吸収体320においてリブ301の間に挟まれた領域Aと、インク吸収体320においてケース310の内壁面で挟まれた領域Bの密度を比較すると、領域Aの密度が領域Bの密度よりも著しく高くなる。インク吸収体の密度が高くなると、それに伴い、インク吸収体のインクに対する毛細管力が増加することより、インクを強く保持しようとする特性が現れる。よって、図10に示したインクタンクにおけるリブ301およびインク吸収体320の構成では、インク吸収体320内にインクを強く保持する領域(領域A)と、弱く保持する領域(領域B)ができることで、領域Bから選択的にインクが供給され、領域Aのインクが残るため、インク吸収体320内にインクが斑になって残ってしまい、インクの使用効率が低下するという問題がおこる。
【0008】
そこで、インクタンクケース内でインク吸収体の密度がほぼ均一になるように、一方の側の内壁面でリブ301の数を減らすことなく、図11に示すように他方の側の内壁面でリブ301を全て削除する。図11では、ケース310においてリブ301が形成されている内壁面と対向している内壁面とリブ301との間隔がbで示されている。図11に示されるインクタンクにおいてケース310の大きさが、図8および図9に示したケース310と同じ場合には、図9の間隔aと図11の間隔bの関係がa<bとなり、図11に示した構成ではケース310内でインク吸収体320の占める空間は図8および図9の場合よりも大きくなるため、インクの収納容量は増加する。しかしながら、この図11の場合には、インク吸収体320のリブ301側と反対側の片面全体がケース310の内壁面に密着し、インク吸収体320においてその片面近傍の部位に大気が速やかに供給されづらくなる。よって、インク吸収体320内のその部位にインクが残り、インクの使用効率が低下するという問題点がある。
【0009】
本発明の目的は、繊維積層体を収納したケースの内壁面に突起部が設けられることで、その突起部によってケース内に通気用の空間領域が設けられたインクタンクにおいて、インクの使用効率を低下させずにインクの収納効率を高めることが可能なインクタンクを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、インクを吸収する複数の繊維層が積層された繊維積層体と、大気連通口とインク供給口とを有し前記繊維積層体を収容したケースと、前記ケースの対向した2つの内壁面に対して配された複数の突起部と、を備えて構成されたインクタンクにおいて、前記複数の突起部相対向した前記2つの内壁面に交互に千鳥状に配置され、前記繊維積層体の前記繊維層の積層方向における一端面および他端面のそれぞれは、前記突起部に当接した個所と、前記内壁面に当接した個所とが、交互に並んでおり、且つ、前記繊維積層体の前記一端面が前記突起部と当接した個所に対向する、前記繊維積層体の前記他端面の個所が、前記ケースの前記内壁面に当接し、前記繊維積層体の前記他端面と前記突起部とが当接した個所に対向する、前記繊維積層体の前記一端面の個所が、前記ケースの前記内壁面に当接している、ことを特徴とする。
【0011】
具体的には、前記突起部は前記繊維積層体に接触している。また、前記ケースの前記一方の内壁面において前記他方の内壁面の突起部が対向する個所、および前記他方の内壁面において前記一方の内壁面の突起部が対向する個所には前記繊維積層体が接触している。
【0013】
上記の通りの発明では、繊維積層体を収納したケースの内壁面のうち互いに対向している2つの内壁面のそれぞれに突起部が形成されているインクタンクにおいて、それら2つの内壁面のうち一方の内壁面に形成された突起部が、他方の内壁面に形成された突起部に対向する位置とは異なる位置に配置されていることにより、ケース内に繊維積層体を圧縮して収納した際に、従来のように一方の内壁面の突起部が他方の内壁面の突起部に対向する位置に配置されている場合と比較して、片側の突起部の高さ分だけ繊維積層体の圧縮が緩和される。その分、繊維積層体においてケースの内壁面と突起部で挟まれた部、ケースの内壁面の間に位置するとの密度の差が少なくなり、インクタンク内で繊維積層体の密度の均一化を図ることができる。また、ケースにおいて互いに対向している2つの内壁面のそれぞれに突起部が形成されているため、片側の内壁面のみに突起部が形成されている場合と比較して、ケースの内壁面と繊維積層体とが密着している個所が少なくなる。よって、繊維積層体内のインクをケースのインク供給口を通して供給する際に大気連通口からの空気が繊維積層体に速やかに供給されにくくなる部が少なくなる。これらのことから、繊維積層体内のインクが繊維積層体の密度の高い部に停滞して、停滞したインクを使用できなくなるような状態を回避することができ、インクの使用効率すなわち供給効率の高いインクタンクを実現することが可能となる。さらには、インクの供給効率を低下させることなく、ケースの内壁面の突起部の数を減らすことができるため、ケースの内容積に対するインクの収納効率を高めることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
(第1の実施の形態)
本発明が適用可能なインクジェットカートリッジについて図1〜図3を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるインクタンクが装着されたインクジェットカートリッジの正面図である。本実施形態のインクジェットカートリッジは、インクジェット記録装置に備えられたキャリッジに着脱可能に搭載され、そのキャリッジの往復移動に伴ってインクジェットカートリッジが記録用紙などの記録媒体上で往復走査させられる。インクジェットカートリッジには、それに装着されたインクタンクから供給されたインクを吐出するインク吐出部がインクジェットヘッドとして設けられており、インクジェット記録装置に備えられた搬送手段により搬送される記録媒体に向けて、インクジェットカートリッジのインク吐出部からインクが吐出される。これにより、吐出されたインクが記録媒体に付着し、記録媒体に文字や画像などが形成される。
【0017】
図1に示すように、インクジェットカートリッジ30は、インクを吐出するインクジェットヘッド32が一体に設けられたホルダ31と、このホルダ31に着脱自在に保持されるブラックインクタンク10およびカラーインクタンク20とを有する。ブラックインクタンク10およびカラーインクタンク20は、それぞれインクジェットヘッド32に供給するインクを収容するものであり、ブラックインクタンク10はブラックインクを収容し、カラーインクタンク20は、イエロー、シアン、およびマゼンタの3色のインクを収容している。
【0018】
インクジェットヘッド32は、使用状態においてホルダ31の底部に位置しており、ブラックインクタンク10およびカラーインクタンク20から供給される各色のインクに対応した複数の吐出口群(不図示)を有する。ホルダ31の、ブラックインクタンク10との接続部およびカラーインクタンク20との接続部には、それぞれインクの色に対応した複数のインク受入管(不図示)が突出して設けられている。各インク受入管は、それぞれインク供給路(不図示)を介して、対応する吐出口群と接続されている。
【0019】
ホルダ31にブラックインクタンク10を装着することで、ブラックインクタンク10内のブラックインクは、ブラックインク用のインク受入管およびインク供給路を経由して、ブラックインク用の吐出口群へ供給される。同様に、ホルダ31にカラーインクタンク20を装着することで、カラーインクタンク20内の各色のインクは、それぞれ対応する色用のインク受入管およびインク供給路を経由して、対応する色用の吐出口群へ供給される。
【0020】
各インク受入管の先端には、インク受入管の中に異物が侵入するのを防止するためにそれぞれフィルタ(不図示)が取り付けられている。
【0021】
ここで、ブラックインクタンク10について、図2を参照して説明する。図2は、図1に示すブラックインクタンクを示す図であり、(a)はその上面図、(b)は一部を破断した側面図、(c)は底面図である。なお、図2(a)では、蓋部材およびインク吸収体を取り除いた状態で示している。
【0022】
ブラックインクタンク10は、ブラックインク用のインク収容部16を構成する上端が開口部となった筐体11と、筐体11の開口部を塞ぎ、大気連通口(不図示)が形成された蓋部材12と、蓋部材12の大気連通口を覆って取り付けられ、大気連通口からのインク漏れが外部へ至らないようにするためのバッファ用の空間が内部に設けられた上部部材13とを有する。上部部材13には、蓋部材12の大気連通口とは異なる位置に大気開放口(不図示)が形成されると共に、ホルダ31(図1参照)への着脱を行う際に利用される摘み部13aが設けられている。
【0023】
筐体11の底部には、ブラックインクタンク10をホルダ31に装着した際にホルダ31のブラックインク用のインク受入管と対向する位置に、インク供給口14が形成されている。インク供給口14の周囲には、ブラックインクタンク10からインク受入管を通じて供給されるインクがホルダ31内へ漏れるのを防止するためのリブ15が形成されている。
【0024】
インク収容部16内には、ブラックインクを含浸保持するインク保持部材18が装填されている。また、インク保持部材18とブラックインクタンク10の底壁との間には、インク保持部材18に密着し、かつインク供給口14を内側から塞ぐインク導出部材19が設けられている。インク導出部材19も、インク保持部材18と同様にインクを含浸保持するものである。ただし、インク導出部材19のインク保持力はインク保持部材18のインク保持力よりも高くなっている。これによって、インク保持部材18に保持されているインクがインク導出部材19に効果的に導かれ、インク保持部材18に保持されたインクの消費効率が向上する。
【0025】
ブラックインクタンク10をホルダ31に装着することで、インク受入管はインク供給口14内のインク導出部材19に当接し、インク導出部材19に保持されているインクが、ブラックインク用のインク受入管およびインク供給路を経てインクジェットヘッド32の吐出口群に供給される。
【0026】
筐体11の外形形状はほぼ直方体であり、筐体11の内壁面のうち、互いに対向する2つの最大面積面のそれぞれには、突起部であるリブ11aが複数形成されている。各リブ11aは、その内壁面に対して垂直な方向に内壁面から突出しており、使用状態の姿勢において筐体11の上端から下端部にまで延びている。これらのリブ11aは、従来のインクタンクと同様に、筐体11の内壁面と筐体11内のインク保持部材18との間に通気路用の空間を形成するためのものである。このようにリブ11aによって筐体11内に通気路が確保されることによって、その通気路を通して蓋部材12の大気連通口からの空気がインク収容部16内に均一に送り込まれ、インク保持部材18に保持されたインクを効率よく使用することができる。本実施形態では、筐体11においてリブ11aが形成された2つの内壁面のうち一方の内壁面に形成されたリブ11aが、他方の内壁面に形成されたリブ11aに対向する位置とは異なる位置に配置されている。このようなリブ11aの配置については、図4および図5を参照して以下でさらに詳しく説明する。
【0027】
次に、カラーインクタンク20について図3を参照して説明する。図3は、図1に示すカラーインクタンクを示す図であり、(a)はその上面図、(b)は一部を破断した側面図、(c)は底面図である。なお、図3(a)では、蓋部材およびインク吸収体を取り除いた状態で示している。
【0028】
カラーインクタンク20も、基本的にはブラックインクタンク10と同様の構成であり、インクを収容する筐体21と、大気連通口(不図示)が形成された蓋部材22と、蓋部材22に取り付けられた上部部材23とを有する。
【0029】
筐体21の内部は、平面視略T字状に配置された仕切壁21a,21bにより、ホルダ31のインク受入管の位置に対応した3つの領域に区画されている。これら3つの領域は、それぞれイエローインク用のインク収容部26Y、シアンインク用のインク収容部26C、およびマゼンタインク用のインク収容部26Mとなっている。蓋部材22の大気連通口は、これら各インク収容部26Y,26C,26Mごとに設けられている。
【0030】
筐体21の底部には、カラーインクタンク20がホルダ31に装着された際にカラーインク用の各インク受入管に対向する位置に、インク供給口24Y,24C,24Mが形成されており、また、それらの周囲にはインク漏れ防止用のリブ25Y,25C,25Mが形成されている。
【0031】
また、各インク収容部26Y,26C,26Mの内部には、所定の色のインクを含浸保持するインク保持部材およびインク導出部材が設けられているが、これらの構成および各インク収容部26Y,26C,26Mからのインクの供給動作はブラックインクタンク10と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
【0032】
筐体21の外形形状はほぼ直方体であり、筐体21内で仕切壁21a,21bによって区画された3つのインク収容部26Y,26C,26Mのそれぞれの形状もほぼ直方体形状となっている。図3(a)に示されるように筐体21をその上側から見て、インク収容部26Y,26Mの長手方向の長さはインク収容部26Cの長手方向の長さよりも長くなっている。インク収容部26Yの内壁面のうち、互いに対向する2つの最大面積面のそれぞれには、突起部であるリブ21Yが複数形成され、インク収容部26Mの内壁面のうち、互いに対向する2つの最大面積面のそれぞれには、突起部であるリブ21Mが複数形成されている。インク収容部26Cの内壁面のうち、互いに対向する2つの最大面積面のそれぞれにも、突起部であるリブ21Cが複数形成されている。
【0033】
リブ21Y,21C,21Mのそれぞれは、そのリブが形成される内壁面に対して垂直な方向に内壁面から突出しており、使用状態の姿勢において筐体21の上端から下端部にまで延びている。これらのリブ21Y,21C,21Mは、ブラックインクタンク11と同様に、筐体21の内壁面とインク保持部材との間に通気路用の空間を形成するためのものである。本実施形態では、インク収容部26Yにおいてリブ21Yが形成された2つの内壁面のうち一方の内壁面に形成されたリブ21Yが、他方の内壁面に形成されたリブ21Yに対向する位置とは異なる位置に配置されている。また、インク収容部26Mにおいてリブ21Mが形成された2つの内壁面のうち一方の内壁面に形成されたリブ21Mが、他方の内壁面に形成されたリブ21Mに対向する位置とは異なる位置に配置されている。上述したようにインク収容部26Y,26Mよりも長手方向の長さが短いインク収容部26Cにおいては、一方の内壁面に形成されたリブ21Cと、他方の内壁面に形成されたリブ21Cとが互いに対向している。
【0034】
次に、図2に示したブラックインクタンク10のインク収容部16でのリブ11aの配置、および図3に示したカラーインクタンク20のインク収容部26Y,26Mでのリブ21Y,21Mの配置による効果について図4および図5を参照して説明する。
【0035】
図4は、ブラックインクタンク10のインク収容部16でのリブ11aの配置、およびカラーインクタンク20のインク収容部26Y,26Mでのリブ21Y,21Mの配置による効果について説明するためのインクタンクを模式的に示す分解斜視図である。この図4では、インクタンクのケース内からインク吸収体を取り除いた状態で示している。図5は、図4に示されるインクタンクを矢印A方向から見た平面図であり、この図では、インク吸収体を収納したケースを、蓋部材を取り除いた状態で示している。図4および図5に基づいて説明するインクタンクは、図2に示されるブラックインクタンク10とほぼ同じ構成のものである。
【0036】
図4に示されるインクタンクは、ケース110と、蓋部材115と、図5に示すようにケース110内に収納されたインク吸収体120とから構成されている。インク吸収体120の周囲ほぼ全体を覆ってインク吸収体120を収納する収納ケースがケース110と蓋部材115とから構成されており、インク吸収体120は、インクを吸収することでインクを貯留している。ケース110の内壁面のうち、互いに対向する2つの最大面積面には、突起部であるリブ101が複数形成され、また、蓋部材115には大気連通口151が形成されている。それらリブ101の配置としては、ケース110において一方の内壁面に形成されたリブ101が、他方の内壁面に形成されたリブ101に対向する位置とは異なる位置に配置されている。
【0037】
このようなケース110内にインク吸収体120が挿入されており、リブ101およびケース110の内壁面によってインク吸収体120が支持されている。さらに、ケース110の底部には、インク吸収体120に保持されているインクをケース110の外部へと供給するためのインク供給口152が設けられている。なお、本実施形態のインクタンクにおけるインク吸収体120は、繊維積層体を切り出したものである。
【0038】
ここで、インク吸収体120を構成する繊維積層体について説明する。繊維積層体は、繊維方向がほぼ一方向に揃ったウェブが繊維層として複数積層されてなるものであり、カード機あるいはクロスレイヤー機などにより、用途に応じて所定の目付け量で作製され、所望の大きさに切り出されている。インク吸収体120のウェブの積層方向は使用状態において重力方向と平行である。繊維が配列されている方向すなわち繊維方向は、ウェブの積層方向に対してほぼ垂直な方向である。本実施形態では、インク吸収体120用の繊維積層体を構成するウェブとして、上記のようにカード機あるいはクロスレイヤー機などで作製された積層体シートを約1000mm×約1000mmの略正方形に切り出したものを用いた。この場合、繊維体の繊維密度はほぼ均一であることが望ましい。
【0039】
繊維積層体を構成する繊維としては、ポリプロピレン(PP)からなる芯部と、その周囲の、ポリエチレン(PE)からなる鞘部とから構成された二重構造の芯鞘繊維を用いた。ポリプロピレンの融点は約180℃であり、ポリエチレンの融点は約130℃である。従って、両者の材質で融点の差は約50℃である。また、繊維積層体の繊維としては、繊維径が一般に5μmから50μm程度のものが使用されるが、本実施形態では繊維径が約30μm(繊度が約6デニール(約0.67tex))の繊維を用いた。繊維積層体の材質としては、PPまたはPEのいずれかのみを用いてもよい。
【0040】
次に、ケース110について説明する。ケース110の上端面において、内壁の長手方向の長さと短手方向の長さの比が約3:1であり、ケース110の内壁面からのリブ101の突出量は、ケース110の上端面における内壁の短手方向の長さに対して約1:10である。
【0041】
上述した繊維積層体からなるインク吸収体120は、それを構成するウェブの積層方向の一端面および他端面がリブ101に接触するようにケース110内に挿入されている。すなわち、繊維積層体の積層方向の一端面が、ケース110においてリブ101が形成された一方の内壁面に対向し、繊維積層体の積層方向の他端面が、ケース110においてリブ101が形成された他方の内壁面に対向している。ケース110内に挿入される前のインク吸収体120の密度は、0.06g/cm3〜0.1g/cm3である。インク吸収体120は、圧縮された状態でケース110内に挿入され、挿入後のインク吸収体120の密度は0.08g/cm3〜0.15g/cm3である。上述した構成のインク吸収体120は、ある程度の剛性を有しており、リブ101に対してある程度の押圧力をもって当接しても、リブ101がインク吸収体120内に完全に埋没することはなく、リブ101の左右近傍で、インク吸収体120とケース110の内壁面との間に空間領域が形成される。この空間領域は、大気連通口151からの空気をケース110内に均一に送り込むための通気路150となる。
【0042】
本実施形態では、ケース110においてリブ101が形成される2つの内壁面のそれぞれには3つのリブ101が形成されている。それらの内壁面のうち一方について説明すると、3つのリブ101のうち1つが、ケース110の上側から見てケース110の長手方向の一端部に配置され、その一端部から他端部側に離れている領域である隣接リブ部101aに、他の2つのリブ101が配置されている(図5参照)。そして、隣接リブ部101aにある2つのリブ101の間に通気路150が十分に確保されるように、それらリブ101の間隔が設定されている。他方の内壁面について説明すると、3つのリブ101のうち1つが、ケース110の上側から見てケース110の長手方向の他端部に配置され、その他端部から一端部側に離れている領域である隣接リブ部101bに、他の2つのリブ101が配置されている(図5参照)。そして、隣接リブ部101bにある2つのリブ101の間に通気路150が十分に確保されるように、それらリブ101の間隔が設定されている。
【0043】
ケース110において隣接リブ部101aが設けられた一方の内壁面では、隣接リブ部101bが対向する部位にはリブ101が形成されておらず、その部位にインク吸収体120が当接している。また、隣接リブ部101bが設けられた他方の内壁面でも、隣接リブ部101aが対向する部位にはリブ101が形成されておらず、その部位にインク吸収体120が当接している。本実施形態では、隣接リブ部101a,101bのそれぞれにおいて、隣接する2つのリブ101の間隔は、ケース110の内壁面からのリブ101の突出量の1.5倍となっている。このようなリブ101の距離関係は、上述した構成のインク吸収体120を使用する限り、隣接したリブ101の間にインク吸収体120が埋没することがない。よって、それらのリブ101の近傍でインク吸収体120がケース110の内壁面に接触するということがなく、隣接したリブ101の間の空間が通気路150として確実に作用することができる。
【0044】
隣接リブ部101a,101bにおけるリブ101の間隔は、それらの間の通気路150、すなわちリブ101やインク吸収体120によって囲まれた実質的な空間がインクのメニスカスによって閉塞しない距離、実際には0.8mm以上の距離を有することが望ましい。また、インク吸収体120が、隣接したリブ101の間でケース110の内壁面に接触しないようなリブ101の間隔は、リブ101の高さの3倍までとすることが望ましい。
【0045】
このような構成をとることで、インク吸収体120とケース110の内壁面との間にリブ101によって通気路150を十分な空間領域として確実に確保することができる。それにより、確保された通気路150を通して、蓋部材115に設けられた大気連通口151からケース110内のインク収容部に空気が均一に送り込まれる。そのため、インク吸収体120内でのインクと空気の気液界面に空気が速やかに送り込まれ、その気液界面の速やかな移動、すなわち、速やかなインク供給が可能となるので、インク吸収体120によって保持されたインクを効率よく使用することができる。このようにインクの使用効率すなわち供給効率を維持しながらも、インクタンク内に形成するリブの数を従来のものよりも少なくできるので、インク収納量が確保されたインクタンクが得られる。
【0046】
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施形態にかかるインクタンクのケースおよび蓋部材を模式的に示す分解斜視図である。図6では、インクタンクのケース内からインク吸収体を取り除いた状態で示している。図7は、本実施形態のインクタンクを矢印A方向から見た平面図であり、この図では、インク吸収体を収納したケースを、蓋部材を取り除いた状態で示している。本実施形態のインクタンクは、第1の実施形態のものと比較して、インク吸収体を収納するインク収容部の内壁面に形成されたリブの配置や数が主に異なっており、これら図6および図7では、第1の実施形態の図4および図5に示した構成部品と同一のものに同一の符号を付してある。以下では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0047】
本実施形態のインクタンクでは図6および図7に示すように、ケース110の内壁面のうち、互いに対向する2つの最大面積面には、突起部であるリブ102が複数形成されている。ケース110を上方から見てそれら最大面積面と平行な方向を、図7に示すように矢印B方向とすると、それら2つの内壁面に形成された複数のリブ102は、ケース110の上方から見て矢印B方向に千鳥状に配置されている。よって、それらリブ102の配置としては、ケース110においてリブ102が形成された2つの内壁面のうち一方の内壁面に形成されたリブ102が、他方の内壁面に形成されたリブ102に対向する位置とは異なる位置に配置されている。
【0048】
このような複数のリブ102が形成されたケース110内にインク吸収体120が挿入されており、リブ102およびケース110の内壁面によってインク吸収体120が支持されている。本実施形態においても、インク吸収体120は第1の実施形態と同様に繊維積層体を切り出したものである。また、ケース110についても、その上端面において第1の実施形態と同様に、内壁の長手方向の長さと短手方向の長さの比が約3:1であり、ケース110の内壁面からのリブ102の突出量は、ケース110の上端面における内壁の短手方向の長さに対して約1:10である。
【0049】
第1の実施形態と同様の構成の繊維積層体からなるインク吸収体120は、そのウェブの積層方向の一端面および他端面がリブ102に接触するようにケース110内に挿入されている。すなわち、繊維積層体の積層方向の一端面が、ケース110においてリブ102が形成された一方の内壁面に対向し、繊維積層体の積層方向の他端面が、ケース110においてリブ102が形成された他方の内壁面に対向している。ケース110内に挿入される前のインク吸収体120の密度は、0.06g/cm3〜0.1g/cm3である。インク吸収体120は、圧縮された状態でケース110内に挿入され、挿入後のインク吸収体120の密度は0.08g/cm3〜0.15g/cm3である。インク吸収体120は、ある程度の剛性を有しており、リブ102に対してある程度の押圧力をもって当接しても、リブ102がインク吸収体120内に完全に埋没することはなく、リブ102の左右近傍で、インク吸収体120とケース110の内壁面との間に空間領域が形成される。この空間領域は、大気連通口151からの空気をケース110内に均一に送り込むための通気路150となる。
【0050】
図7では、リブ102とインク吸収体120との当接部や通気路150を含む領域の矢印B方向の長さがP1〜P4で示され、ケース110においてリブ102が形成された2つの内壁面でインク吸収体120が接触している領域の矢印B方向の長さがそれぞれQ1,Q2で示されている。長さP1の領域にあるリブ102が長さQ2の接触領域と対向し、長さP4の領域にあるリブ102が長さQ1の接触領域と対向している。本実施形態におけるインクタンクの構成では、それらの長さの関係がP1>Q2かつP4>Q1となり、インク吸収体120とケース110の内壁面との間にリブ102によって通気路150を十分な空間領域として確保することができる。
【0051】
これにより、確保された通気路150を通して蓋部材115に設けられた大気連通口151からケース110内のインク収容部に空気が均一に送り込まれる。そのため、インク吸収体120内でのインクと空気の気液界面に空気が速やかに送り込まれ、その気液界面の速やかな移動、すなわち、速やかなインク供給が可能となるので、インク吸収体120によって保持されたインクを効率よく使用することができる。このようにインクの使用効率すなわち供給効率を維持しながらも、インクタンク内に形成するリブの数を従来のものよりも少なくできるので、インク収納量が確保されたインクタンクが得られる。
【0052】
第1および第2の実施形態においてはインクタンクの外形形状がほぼ直方体となっているが、インクタンクを構成するケースの外形形状は、互いに対向する少なくとも一対の内壁面が存在するような多面体形状であればどのようなものであってもよい。
【0053】
以上で説明したように第1および第2の実施形態のインクタンクでは、インク吸収体を収納した多面体形状の収納ケースの内壁面のうち互いに対向している2つの内壁面のそれぞれにリブが形成され、それら2つの内壁面のうち一方の内壁面に形成されたリブが、他方の内壁面に形成されたリブに対向する位置とは異なる位置に配置されている。これにより、収納ケース内にインク吸収体を圧縮して収納した際に、従来のように一方の内壁面のリブが他方の内壁面のリブに対向する位置に配置されている場合と比較して、片側のリブの高さ分だけインク吸収体の圧縮が緩和される。その分、インク吸収体において収納ケースの内壁面とリブで挟まれた部位と、収納ケースの内壁面だけで挟まれた部位との密度の差が少なくなり、インクタンク内でインク吸収体の密度の均一化を図ることができる。また、収納ケースにおいて互いに対向している2つの内壁面のそれぞれにリブが形成されているため、片側の内壁面のみにリブが形成されている場合と比較して、収納ケースの内壁面とインク吸収体とが密着している個所が少なくなる。よって、インク吸収体内のインクを収納ケースの供給口部を通して供給する際に大気連通口からの空気がインク吸収体に速やかに供給されにくくなる部位が少なくなる。
【0054】
これらのことから、インク吸収体内のインクがインク吸収体の密度の高い部位に停滞して、停滞したインクを使用できなくなるような状態を回避することができ、インクの供給効率の高いインクタンクを実現することが可能となる。さらには、インクの供給効率を低下させることなく、収納ケースのリブの数を減らすことができるため、収納ケースの内容積に対するインクの収納効率を高めることが可能となる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、インク吸収体を収納した多面体形状の収納ケースの内壁面のうち互いに対向している2つの内壁面のそれぞれに突起部が形成されているインクタンクで、それら2つの内壁面のうち一方の内壁面に形成された突起部が、他方の内壁面に形成された突起部に対向する位置とは異なる位置に配置されていることにより、従来のものと比較してインクの供給効率の高いインクタンクを提供できると共に、インクの使用効率を低下させずにインクの収納効率を高めることが可能なインクタンクが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるインクタンクが装着されたインクジェットカートリッジの正面図である。
【図2】図1に示すブラックインクタンクを示す図である。
【図3】図1に示すカラーインクタンクを示す図である。
【図4】図2に示すブラックインクタンクのインク収容部でのリブの配置、図3に示すカラーインクタンクでのリブの配置による効果について説明するためインクタンクを模式的に示す分解斜視図である。
【図5】図4に示されるインクタンクを矢印A方向から見た平面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかるインクタンクのケースおよび蓋部材を模式的に示す分解斜視図である。。
【図7】本発明の第2の実施形態にかかるインクタンクを図6の矢印A方向から見た平面図である。
【図8】従来のインクタンクの一例を示す分解斜視図である。
【図9】図8に示されるインクタンクを矢印A方向から見た平面図である。
【図10】従来のインクタンクの他の例を示す平面図である。
【図11】従来のインクタンクのさらに他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ブラックインクタンク
11,21 筐体
11a,15,21C,21M,21Y,25C,25M,25Y,101,102 リブ
12,22 蓋部材
13,23 上部部材
13a 摘み部
14,24C,24M,24Y,152 インク供給口
16,26C,26M,26Y インク収容部
18 インク保持部材
19 インク導出部材
20 カラーインクタンク
21a 仕切壁
30 インクジェットカートリッジ
31 ホルダ
32 インクジェットヘッド
101a,101b 隣接リブ部
110 ケース
115 蓋部材
120 インク吸収体
150 通気路
151 大気連通口

Claims (4)

  1. インクを吸収する複数の繊維層が積層された繊維積層体と、
    大気連通口とインク供給口とを有し、前記繊維積層体を収容したケースと、
    記ケースの対向した2つの内壁面に対して配された複数の突起部と、を備えて構成されたインクタンクにおいて、
    前記複数の突起部相対向した前記2つの内壁面に交互に千鳥状に配置され、
    前記繊維積層体の前記繊維層の積層方向における一端面および他端面のそれぞれは、前記突起部に当接した個所と、前記内壁面に当接した個所とが、交互に並んでおり、且つ、前記繊維積層体の前記一端面が前記突起部と当接した個所に対向する、前記繊維積層体の前記他端面の個所が、前記ケースの前記内壁面に当接し、前記繊維積層体の前記他端面と前記突起部とが当接した個所に対向する、前記繊維積層体の前記一端面の個所が、前記ケースの前記内壁面に当接している、ことを特徴とするインクタンク。
  2. 前記繊維積層体は、前記繊維積層体に当接した前記突起部を間に挟んで前記内壁面に沿う方向の両側の部分に、該突起部と前記繊維積層体と前記内壁面とで囲まれた空間領域が設けられ、
    前記空間領域は、前記大気連通口と連通した通気路である、請求項1に記載のインクタンク。
  3. 前記繊維積層体は、圧縮された状態で前記ケース内に収容されており、
    前記繊維積層体の、前記突起部と該突起部に対向する前記内壁面との間に挟まれた部分と、前記突起部に当接せずに前記2つの内壁面の間に位置する部分との圧縮密度が同等である、請求項1に記載のインクタンク。
  4. 前記複数の突起部は、前記2つの内壁面のうちの一方に、互いに隣接して配置された2つの突起部を含み、前記2つの突起部と前記繊維積層体とで囲まれた1つの空間領域が、前記大気連通口と連通した連通路である、請求項1に記載のインクタンク。
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