JP4665643B2 - エンジンの過給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、吸気を過給する過給機を有するエンジンの過給装置に関し、エンジンの吸気システムの技術分野に属する。
従来より、エンジントルクの増大を図る手段として、排気ガスのエネルギやエンジン自体の回転により、或いは電動機によって駆動されて、吸気を燃焼室に過給する過給機を備えた吸気システムがある。例えば、特許文献1には、吸気通路に該通路を開閉する制御弁を配設すると共に、該制御弁の上、下流側を連通する過給通路を設けて、該過給通路上に過給機を配設し、所定の運転領域で前記制御弁を閉じた状態で該過給機を作動させるように構成した吸気システムが開示されている。
そして、過給時には、過給機から圧送された空気が吸気通路に導入され、該吸気通路から燃焼室に圧送される。この結果、燃焼室への空気の充填効率が向上し、図18に示すように、自然吸気のみにより得られるエンジントルク以上のトルクが得られることになる。
特開2004−346910号公報
ところで、このような過給機では、高回転領域における過給能力に対して改善の余地がある。つまり、低回転側では充填効率を向上させるために空気の圧力が要求されるのに対して、高回転側では空気の流量が要求されるので、過給機の過給能力が一定の場合、前述のように制御弁を閉じた状態で過給機を作動させると排気量の大きなエンジンに対して過給する場合に、空気の流量が不足し、高回転側では十分な充填効率が得られないことがある。この結果、図18に示すように、理想的な曲線Lに比べて、中回転以上におけるトルク不足が生じる。
また、電動式の過給機の場合においては、過給機への供給電力に応じて充填効率が向上する。つまり、過給機に対する供給電力が大きいときは高回転側に広範囲のトルク増大作用が得られるが、同一の過給機において省電力化を図る場合に供給電力を小さくしたときは、空気の流量が十分に確保できず、高回転側において十分なトルクが得られない。
これに対して、過給機を複数配置して高回転領域で必要となる空気の流量を確保することが考えられるが、部品点数の増加によるコスト増が問題になる。
そこで、本発明は、エンジンの過給装置において、単一の過給機により、運転領域が高回転側にあるときの充填効率を向上させることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、吸気通路の上流側と下流側とを連通する過給通路が設けられ、かつ、該過給通路上に、空気を下流側に圧送する過給機が配設され、エンジン負荷とエンジン回転数との内少なくとも1つのパラメータに基いて設定された運転領域が所定の過給領域にあるときに、該過給機を作動させるエンジンの過給装置であって、前記過給通路の下流端部が、ノズル状に形成されて吸気通路との接続部において該吸気通路内の下流側方向を指向して突入され、かつ、該突入部の直下流側に吸気通路の径を縮小させた縮径部が設けられていると共に、吸気通路の開度を調整する制御弁が配設され、前記過給通路は吸気通路における該制御弁の上、下流側を連通するように構成され、かつ、前記制御弁の開度を制御する制御弁制御手段が備えられ、該制御弁制御手段は、運転領域が過給領域内で、エンジン回転数が所定回転数以下のときに前記制御弁を閉じると共に、エンジン回転数が所定回転数以上のときに前記制御弁を開くように制御することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、吸気通路の上流側と下流側とを連通する過給通路が設けられ、かつ、該過給通路上に、空気を下流側に圧送する過給機が配設され、エンジン負荷とエンジン回転数との内少なくとも1つのパラメータに基いて設定された運転領域が所定の過給領域にあるときに、該過給機を作動させるエンジンの過給装置であって、前記過給通路の下流端部が、ノズル状に形成されて、吸気通路との接続部において該吸気通路内の下流側方向を指向して突入され、かつ、該突入部の直下流側に吸気通路の径を縮小させた縮径部が設けられていると共に、前記過給機は、空気を下流側に旋回状態で吐出する遠心式過給機であり、かつ、前記吸気通路は、略直交する上流側通路と下流側通路とで成り、これらの通路の接続部に、前記過給通路の下流端部が下流側通路の軸線に沿って突入され、上流側通路は、該通路から接続部に導入される空気が前記遠心式過給機から吐出される空気の旋回流と同方向を指向するように、その軸線が前記下流側通路の軸線に対してオフセットされていることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、吸気通路の上流側と下流側とを連通する過給通路が設けられ、かつ、該過給通路上に、空気を下流側に圧送する過給機が配設され、エンジン負荷とエンジン回転数との内少なくとも1つのパラメータに基いて設定された運転領域が所定の過給領域にあるときに、該過給機を作動させるエンジンの過給装置であって、前記過給通路の下流端部が、ノズル状に形成されて、吸気通路との接続部において該吸気通路内の下流側方向を指向して突入され、かつ、該突入部の直下流側に吸気通路の径を縮小させた縮径部が設けられていると共に、前記突入部は、吸気通路に対して突入量が変更可能に設けられ、かつ、該突入部の突入量を制御する突入量制御手段が備えられ、該突入量制御手段は、運転領域が過給領域にあるときに、エンジン回転数が大きいほど突入量を小さくすることを特徴とする。
そして、請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載のエンジンの過給装置において、前記突入部は、所定量突入したときに、その先端が縮径部の入口に当接すると共に、前記突入量制御手段は、運転領域が過給領域内で、エンジン回転数が所定回転数以下のときに、突入部を所定量突入させることを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、過給時に、過給機から吐出された空気が過給通路の下流端部に設けられた突入部から吸気通路内の下流側方向に吐出され、吸気通路に吐出された空気は、突入部の直下流側に設けられた縮径部に導入される。このとき、突入部からの空気の噴射に伴って、吸気通路における過給通路との接続部の上流側に負圧が生じ、さらに噴射された空気の吸気通路下流方向の運動エネルギによって、接続部の上流側の空気が下流側に吸引され、空気の流量を増大させることができる。この結果、空気の流量が要求される高回転側における充填効率が向上する。また、電動式に駆動される過給機にあっては、省電力化を図りつつ過給可能な領域を高回転側に拡大することができる。
さらに、この発明によれば、過給領域内で、エンジン回転数が所定回転数以下のときに制御弁が閉じられた状態で過給機が作動される。この結果、過給通路から吸気通路に吐出された空気により、吸気通路における制御弁の上流側の圧力を増加させることができ、低回転側における充填効率が向上する。また、過給領域内で、エンジン回転数が所定回転数以上のときに制御弁が開かれた状態で過給機が作動される。この結果、前述のように、空気の吐出に伴って、吸気通路における過給通路との接続部の上流側の空気が下流側に吸引され、空気の流量を増大させることができ、高回転側における充填効率が向上する。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明と同様に、突入部からの空気の噴射に伴って、吸気通路における過給通路との接続部の上流側に負圧が生じると共に、噴射された空気の吸気通路下流方向の運動エネルギによって、接続部の上流側の空気が下流側に吸引され、空気の流量が要求される高回転側における充填効率が向上する。そして、この発明によれば、遠心式過給機により吐出された空気の旋回流が旋回状態を維持しながら過給通路の下流端部の突入部から吸気通路における接続部内に吐出される。さらに、前記過給通路の下流端部は下流側通路の軸線に沿って突入されているので、吸気通路内に吐出された空気は、下流側通路に導入される。また、上流側通路は、該通路から接続部に導入される空気が前記遠心式過給機から吐出される空気の旋回流と同方向を指向するように、その軸線が前記下流側通路の軸線に対してオフセットされているので、接続部において上流側通路から導入された空気が旋回流を生成し、突入部から吐出された空気の旋回流と同方向に旋回する状態で合流することになる。この結果、過給機から吐出された空気に対する通気抵抗を低減させることができ、過給効率が向上する。
ところで、このような両通路の接続部の構成においては、突入部内の通路の径dと、過給通路から吐出された空気が吸気通路の下流側通路の入口における拡がりの径Dとの比d/Dに応じて、下流側通路における空気の流量と圧力の特性が決定される。つまり、d/Dの値が大きいほど過給により得られる空気の圧力が大きくなり、d/Dの値が小さいほど、圧力エネルギが空気の流量に変換されて得られる空気の流量が大きくなる。
そして、請求項3に記載の発明によれば、請求項1、2の発明と同様に、突入部からの空気の噴射に伴って吸気通路における過給通路との接続部の上流側に生じる負圧と、噴射された空気の吸気通路下流方向の運動エネルギとによって、高回転側における充填効率が向上するように構成されていると共に、前記突入部は、吸気通路に対して突入量が変更可能に設けられており、突入量制御手段により突入量が制御されるようになっている。ここで、突入部における空気の通路の径が前記径dに相当すると共に、突入部から吐出された空気は下流側で径方向に拡がり、縮径部の入口における拡がりの径が前記径Dに相当する。そして、径dは不変であるが、突入部の先端から縮径部の入口までの距離が大きいほど径Dは大きくなる。
そして、突入量制御手段は、運転領域が過給領域にあるときに、エンジン回転数が大きいほど突入量を小さくするので、高回転において径Dが大きくなると共にd/Dの値が小さくなって、空気の流量が確保され、充填効率が向上する。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、突入量制御手段は、運転領域が過給領域内で、エンジン回転数が所定回転数以下のときに、突入量を所定量突入させる。このとき、突入部の先端が縮径部の入口に当接するので、吸気通路における該当接部の上、下流側の連通が遮断される。この結果、低回転側では突入部から吐出された空気が吸気通路における上流側に漏れることが防止され、空気の圧力を高めることができ、低回転における充填効率が向上する。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1に、本実施の形態に係るエンジンの吸気システム1を示す。この吸気システム1は、新気が導入される吸気通路10を有し、該吸気通路10には、上流側からエアクリーナ11、該通路10の開度を調整する制御弁12、スロットル弁13、サージタンク14が設けられ、該サージタンク14から各気筒#1〜#4に連通する複数の独立吸気通路15…15が分岐されている。また、吸気通路10における前記制御弁12の上、下流側を連通する過給通路20が設けられ、該過給通路20には過給機30が配設されている。
図2に示すように、前記吸気通路10は、制御弁12が配置された上流側通路10aと、該上流側通路10aに対して略直角方向に延びる下流側通路10bと、前記上流側通路10aと下流側通路10bとの間に設けられた屈曲部10cとを有している。屈曲部10cは下流側通路10bに比べて大径とされ、これらの接続部は緩やかな斜面でもって接続されている。また、前記下流側通路10bは、上流端部近傍即ち前記屈曲部10cとの接続部近傍に、径が小さく形成された縮径部10b′が設けられていると共に、該縮径部10b′の下流側の径は徐々に拡大するように形成され、拡大された部位に前記スロットル弁13が設けられている。また、前記屈曲部10cには、上流側通路10aと連通する開口と下流側通路10bと連通する開口と、後述する過給通路20の下流部22を接続するための開口とが設けられている。
一方、前記過給通路20は、吸気通路10の上流側通路10aにおける制御弁12の上流側から分岐して伸びる上流部21と、下流端部で吸気通路10の屈曲部10cに接続される下流部22とを有している。そして、前記上流部21と下流部22との間には前記過給機30が配置されている。該過給機30は、モータ31を駆動させることによりブロア32が回転し、上流部21から吸入した空気を下流部22に圧送するようになっている。
また、図3に示すように、前記過給通路20の下流部22には環状のフランジ22aが形成されている。さらに、該下流部22は、前記屈曲部10cにおける下流側通路10bに対向する壁部から、該屈曲部10c内に設けられたミキシングスペース10c′内に所定長突入する突入部22bが形成される状態で、前記フランジ22aが屈曲部10cの外壁に当接する。そして、該フランジ22aと屈曲部10cの外壁とが複数のボルト22c…22cで締結されている。このとき、前記下流側通路10bと突入部22bとは同一軸線x上に設けられている。
そして、吸気通路10の屈曲部10cと過給通路20の下流部22における突入部22bとでエジェクタ40が構成されている。
ところで、図1に示すように、エンジン全体を制御するエンジンコントロールユニット100に、エンジン負荷を検出するものとしてアクセル50aの踏込み量を検出するアクセル開度センサ50からの信号、エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ51からの信号等が入力されるようになっている。
そして、エンジンコントロールユニット100は、これらの入力信号に基いて、スロットル弁13を開閉駆動するスロットルアクチュエータ52、吸気システムコントローラ101などに各種の制御信号を出力する。
前記吸気システムコントローラ101は、エンジンコントロールユニット100から入力された制御信号に応じて吸気システム1の各機器を制御するようになっており、制御弁12を開閉駆動する制御弁アクチュエータ53、電動過給機コントローラ102などに制御信号を出力する。該過給機コントローラ102は、前記過給機30のモータ31への電力供給量の制御などを行う。
また、電動過給機コントローラ102に電力を供給するバッテリ60とエンジン駆動により発電を行うオルタネータ61とが備えられ、バッテリ60はオルタネータ61で発電した電力を蓄電するようになっている。
なお、この過給機30は、定格出力が2kWとされているが、効率化のために1kWで作動させるようになっている。つまり、電力消費量が1kWを超えるとノッキングの発生により実質的に得られるトルクが抑制されるので、電力消費を抑制して効率的な過給を行うために1kWで作動させるようになっている。
ところで、図4に示すように、前記エンジンコントロールユニット100には、各運転領域が設定された制御マップが記憶されている。このマップには、主に低負荷側に自然吸気領域が設定され、高負荷側に過給領域が設定されている。さらに、過給領域の低回転側(エンジン回転数がN1以下の領域)には低回転領域(a)が設定され、中回転側(エンジン回転数がN1とN2の間の領域)には中回転領域(b)が設定され、高回転側(エンジン回転数がN2以上の領域)には高回転領域(c)が設定されている。
自然吸気領域では、エンジンコントロールユニット100は、吸気システムコントローラ101を介して制御弁アクチュエータ53に制御弁12を全開にするための信号を出力する。
過給領域では、エンジンコントロールユニット100は、吸気システムコントローラ101を介して制御弁アクチュエータ53に制御弁12を制御する信号と、吸気システムコントローラ101及び電動過給機コントローラ102を介して過給機30への電力供給量を制御する信号とを出力する。過給領域における制御弁12を制御する信号は、低回転領域(a)では制御弁12を全閉にするための信号であり、中回転領域(b)では制御弁12を半開にするための信号であり、高回転領域(c)では制御弁12を全開にするための信号である。
なお、前記屈曲部10cは請求項1に記載のエンジンの過給装置の接続部に相当し、前記エンジンコントロールユニット100は、同じく請求項1に記載のエンジンの過給装置の制御弁制御手段に相当する。
以上のような構成の吸気システム1によれば、自然吸気領域では、エンジンコントロールユニット100から制御弁12を全開にするための信号が出力されているので、制御弁12が開かれ、吸気通路10に導入された空気が、上流側通路10a、屈曲部10c、下流側通路10bを通って各気筒#1〜#4の燃焼室に供給される。このとき、図5に示すように、自然吸気のみによって、高回転で比較的大きなエンジントルクを出力する出力特性が得られる。
また、過給領域では、吸気通路10に導入された空気の一部又は全部が上流側通路10aから過給通路20の上流部21に導入される。また、過給機30を作動させる信号が出力されているので、上流部20aに導入された空気は、過給機30のブロア32の回転によりエジェクタ40に圧送されることになる。
低回転領域(a)では、エンジンコントロールユニット100から制御弁12を全閉にするための信号が出力されているので、制御弁12が閉じられ、吸気通路10の上流側通路10aとエジェクタ40とは連通しないことになる。そして、エジェクタ40において、過給機30から下流部22に圧送された空気は、突入部22bから屈曲部10c内に設けられたミキシングスペース10c′に吐出され、該スペース10c′から下流側通路10bを介して各気筒#1〜#4の燃焼室に供給される。
このとき、図6の「制御弁全閉」の曲線に示すように、下流側通路10bでは空気の流量は少ないが圧力は高くなる過給特性が得られる。そして、この低回転領域(a)では、このように過給によって空気の圧力を高めることにより、図5のエンジントルク特性に示すようにトルクを増大させる。
中回転領域(b)では、エンジンコントロールユニット100から制御弁12を半開にするための信号が出力されているので、制御弁12が半開にされ、吸気通路10の上流側通路10aとエジェクタ40とが一部連通することになる。そして、図7の矢印アに示すように、エジェクタ40において、過給機30から下流部22に圧送された空気は、突入部22bからミキシングスペース10c′に吐出され、該スペース10c′から下流側通路10bの縮径部10b′に導入される。このとき、ミキシングスペース10c′に負圧を生じさせるエジェクタ40の効果により、矢印イに示すように、上流側通路10aからミキシングスペース10c′に導入された空気が、突入部22bから吐出された空気と混合されつつ、下流側通路10bに吸入されることになる。
このとき、図6の「制御弁半開」の曲線に示すように、下流側通路10bでは空気の流量を確保しつつ、空気の圧力も確保できる過給特性が得られる。そして、この中回転領域(b)では、このように過給によって空気の流量及び圧力を確保して、図5のエンジントルク特性に示すようにトルクを増大させる。
高回転領域(c)では、エンジンコントロールユニット100から制御弁12を全開にするための信号が出力されているので、制御弁12が全開にされ、吸気通路10の上流側通路10aとエジェクタ40とが連通することになる。そして、図7の矢印アに示すように、エジェクタ40において、過給機30から下流部22に圧送された空気は、突入部22bからミキシングスペース10c′に吐出され、下流側通路10bの縮径部10b′に導入される。このとき、ミキシングスペース10c′に負圧を生じさせるエジェクタ40の効果により、矢印イに示すように、上流側通路10aからミキシングスペース10c′に導入された空気が、突入部22bから吐出された空気と混合されつつ、下流側通路10bに吸入されることになる。ここでは、前記中回転領域(b)に比べて、制御弁12の上、下流の連通量が大きいので、上流側通路10aからより多量の空気が下流側通路10bに吸入されることになる。
このとき、図6の「制御弁全開」の曲線に示すように、下流側通路10bでは空気の圧力は小さいが流量は大きい過給特性が得られる。そして、この高回転領域(c)では、このように過給によって空気の流量を確保して、図5のエンジントルク特性に示すようにトルクを増大させる。
図5に示すように、本構成によれば、エジェクタ40の作用により低回転〜高回転に亘る全ての領域において過給によるエンジントルクを増大させる作用が得られることになる。つまり、鎖線で示すエジェクタ40不使用時の特性は中回転以上では過給によるトルク増大作用が得られないのに対して、エジェクタ40を使用することによりトルク増大作用が得られる領域を高回転側に拡大することができ、過給機30の1kWでの作動による過給の効率化を図ると共に、2kWでの作動時に近い広範囲におけるトルク増大作用が得られるようになる。
ここで、過給によるエンジントルクを増大させる作用を得るためには、低回転領域においては空気の圧力が要求され、中回転領域においては圧力と流量のいずれかが要求され、高回転領域においては空気の流量が要求されるが、制御弁12の開度を調節することにより、図6に示したように、下流側通路10bで得られる空気の流量と圧力との特性が変更されることになって、前述の各要求に対応することができるのである。
一方、図7に示すように、前記エジェクタ40の特性は、突入部22bの通路径dと、下流側通路10bの縮径部10b′の通路径Dと比d/Dによって決まる。つまり、下流側通路10bにおいて、d/Dの値が大きいほど空気の圧力が高くなり、d/Dの値が小さいほど空気の流量は大きくなる。エジェクタ40は、圧力エネルギを空気の流量に変換する作用があるので、空気の圧力と流量は反比例の関係になる。そして、高回転における十分な空気の流量が確保できるように径d、Dが設定されることになる。
なお、この例においては全ての回転領域においてトルク増大作用が得られる場合を示しているが、高排気量のエンジンにおいては、トルク増大作用が得られる領域を高回転側に拡大する作用が得られるようになる。また、必ずしも制御弁12は必要ではないと共に、過給機30として、排気のエネルギにより駆動されるターボチャージャやクランク軸の動力により駆動されるスーパーチャージャを用いてもよい。なお、ターボチャージャ、スーパーチャージャのいずれの場合もエンジン回転数に応じて一義的に過給性能が決まってしまうものではなく、ウエストゲートバルブや、エンジン回転数が上昇してもスーパーチャージャを効率点で回転可能とする可変速機構などが必要になる。
次に、前記エジェクタ40の変形例について説明する。この例においては、図8に示すように、前記過給機30として、遠心式過給機200が使用されている。
遠心式過給機200は、円錐形のブロア201と、該ブロア201に対向させて中央に空気入口202aが設けられていると共にブロア201の外周面を取り巻くように吐出通路202bを形成するハウジング202とを有している。該ハウジング202の空気入口202aは過給通路20の上流部21の下流端に連通し、前記ブロア201が回転することにより、矢印ウに示す該下流部21から吸い込まれた空気が、前記吐出通路202bの接線方向に送られる。このとき、ブロア201側から吐出通路202bに、矢印エに示すように該吐出通路202b内に旋回流を形成しつつ円滑に空気が導入されることになる。そして、吐出通路202bは過給通路20の下流部22の上流端に連通し、吐出通路202b内の空気の旋回流が下流部22に旋回状態を維持しながら送出されるようになっている。
一方、図9,10に示すように、エジェクタ300における屈曲部310は、吸気通路10の上流側通路10aの軸線yが下流側通路10bの軸線xとオフセットした位置で接続されている。つまり、上流側通路10aの下流端部が屈曲部10cに対して接線方向に接続されている。
この結果、矢印オに示す上流側通路10aからミキシングスペース311に導入された空気は、ミキシングスペース311において、矢印カに示す前記遠心式過給機200から吐出された空気の旋回流と同方向に旋回することになる。このように、エジェクタ300において合流する空気が互いに同方向に旋回するので、通気抵抗が低減されて円滑な空気の合流が実現され、過給効率の向上が実現される。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
この実施の形態は、前記第1の実施の形態に対してエジェクタ40の構成が変更されたものであって、変更に係る部分以外については前記第1の実施の形態に係る各部と同一の符号を付す。
図11に示すように、本実施の形態に係るエジェクタ400は、内部にミキシングスペース411を形成する屈曲部410と、過給通路20の下流部22の下流端部に嵌挿されて該下流部22に対して移動可能に支持されたノズル420とで構成されている。また、上流側通路10aに対向する屈曲部410の壁部には前記ノズル420を進退させる移動機構430が設けられている。さらに、屈曲部410における下流側通路10bとの接続部には円錐面412が形成されており、前記ノズル420の先端が該円錐面412に当接可能になっている。なお、本実施の形態においては、上流側通路10aに制御弁12が設けられていない。
前記ノズル420は、内部に径d′の通路421が形成され、先端部に外径が大きく形成された拡径部422が設けられている。また、該拡径部422に隣接して係止部423が設けられ、該係止部423は前記移動機構430から伸びるフォーク431が係合するようになっている。
図1に鎖線で示すように、前記移動機構430は、エンジンコントロールユニット100からの信号により、前記フォーク431の移動を制御するようになっている。また、屈曲部410の壁部の前記フォーク431の移動範囲には開口が設けられているが、空気が逃げないように移動機構430自体により密閉されている。なお、前記ノズル420は、先端が前記円錐面412に当接する「前進位置」、係止部423が下流部22の下流端面に当接する「退避位置」、前進位置と退避位置との中間に相当する「中間位置」のいずれかに位置するように制御される。
そして、図12に示すように、前記エンジンコントロールユニット100に記憶された運転領域のマップには、主に低負荷側に自然吸気領域が設定され、高負荷側に過給領域が設定されている。過給領域の低回転側(エンジン回転数がN3以下の領域)には低回転領域(a)が設定され、中回転側(エンジン回転数がN3とN4の間の領域)には中回転領域(b)が設定され、高回転側(エンジン回転数がN4以上の領域)には高回転領域(c)が設定されている。
自然吸気領域では、エンジンコントロールユニット100は、吸気システムコントローラ101を介してノズル420を退避位置に移動させる信号を出力する。
過給領域では、エンジンコントロールユニット100は、吸気システムコントローラ101を介してノズル420の進退を制御する信号と、吸気システムコントローラ101及び電動過給機コントローラ102を介して過給機30に電力供給を行わせるための信号とを出力する。過給領域におけるノズル420の進退を制御する信号は、低回転領域(a)ではノズル420を前進位置に移動させるための信号であり、中回転領域(b)ではノズル420を中間位置に移動させるための信号であり、高回転領域(c)ではノズル420を退避位置に移動させるための信号である。
なお、前記ノズル420は請求項3に記載のエンジンの過給装置における突入部に相当し、前記エンジンコントロールユニット100は同じく突入量制御手段に相当し、前記円錐面412は請求項4に記載のエンジンの過給装置における縮径部の入口に相当する。

そして、このようなエジェクタ400を備えた吸気システム1は、図13に示すフローチャートに基いて制御される。
まず、ステップS1で、アクセル開度センサ50により検出されたアクセル開度の信号、及びエンジン回転数センサ51により検出されたエンジン回転数の信号などを入力し、ステップS2でこれらの信号に基いて図12に示した制御マップにより過給領域か否かを判定する。
ステップS2で運転領域が過給領域にあると判定されたときは、ステップS3に進み、過給機30を作動させる。そして、ステップS4で、前記ステップS1で検出したエンジン回転数に基いて、ノズル420の移動制御を開始する。
まず、エンジン回転数が低回転領域(a)にあるときは、ステップS5でノズル420を前進位置に移動制御する。このとき、図14の矢印キに示すように、過給機30から吐出された空気は、過給通路20の下流部22及びノズル420内の通路421から直接下流側通路10bに供給される。このとき、ノズル420の拡径部422が前記円錐面412に当接することによりミキシングスペース411と下流側通路10bとの連通が遮断され、上流側通路10aからミキシングスペース411に供給された空気が下流側通路10bに導入されないと共に、過給により下流側通路10bの内の空気の圧力が高められる。
この結果、図15に示すように、低回転領域(a)でのトルク増大作用が得られる。なお、ここでは、ノズル420から供給された空気がミキシングスペース411において径方向に拡がる領域(以下、「ミキシング領域」という)の下流側通路10bの上流端における径D1は、空気がミキシングスペース411を通過しないので、ゼロとなる。
また、エンジン回転数が中回転領域(b)にあるときは、ステップS6でノズル420を中間位置に移動制御する。このとき、図16の矢印クで示すように、過給機30から吐出された空気は、過給通路20の下流部22及びノズル420内の通路421を介してミキシングスペース411に吐出される。そして、吐出された空気は、ミキシングスペース411から下流側通路10bに導入される。このとき、エジェクタ400の効果によりミキシングスペース411に負圧が生じ、矢印ケで示すように、該ミキシングスペース411内の空気ないし上流側通路10a内の空気が下流側通路10bに吸入されることになる。
この結果、下流側通路10b内の空気の圧力及び流量が確保され、図15のエンジントルク特性に示すように中回転領域(b)でのトルク増大作用が得られる。なお、このときミキシング領域の下流側通路10bの上流端における径は、空気がミキシングスペース411を進む間に広がるので、径d′よりも大きなD2となる。
さらに、エンジン回転数が高回転領域(c)にある時は、ステップS7でノズル420を退避位置に移動制御させる。このとき、図17の矢印コに示すように、過給機30から吐出された空気は、過給通路20の下流部22及びノズル420内の通路421を介してミキシングスペース411に吐出される。そして、吐出された空気は、ミキシングスペース411から下流側通路10bに導入される。このとき、エジェクタ400の効果によりミキシングスペース411に負圧が生じ、矢印サで示すように、該ミキシングスペース411内の空気ないし上流側通路10a内の空気が下流側通路10bに吸入されることになる。
この結果、下流側通路10b内の空気の流量が確保され、図15のエンジントルク特性に示すように高回転領域(c)でのトルク増大作用が得られる。なお、このとき、ミキシング領域の下流側通路10bの上流端における径D3は、ノズル420が中間位置にあるときの径D2よりも大きいと共に、ノズル420の通路421の径d′は一定であるので、d′/D2>d′/D3となって、より多くの量のミキシングスペース411の空気が下流側通路10bに吸い込まれることになる。また、ノズル420の突入量小さいほど、該ノズル420の先端から下流側通路10bの上流端までの距離が大きくなり、これに伴って径Dも大きくなる。そして、空気の流量が要求される高回転側ほどノズル420の突入量を小さくすれば、要求を満たす空気の流量が得られるのである。
一方、ステップS2で、運転領域が過給領域にないとき、即ち自然吸気領域にあるときは、ステップS8に進み、過給機30を停止させると共に、ステップS7に進み、ノズル420を退避位置に移動させる。ここでノズル420を退避位置に移動させる理由は、ノズル420が上流側通路10aから下流側通路10bに流れる空気の通気抵抗として作用することを防止するためである。
以上の構成によれば、ノズル420の移動によって、ミキシングスペース411と下流側通路10bとの連通量を変化させることができ、前記制御弁12と同様に機能させることができる。そして、前述の第1の実施の形態と同様に、図15に示したように、トルク増大作用が得られる領域が高回転側に拡大され、広い範囲で過給によるトルク増大作用を得ることが可能となる。
本発明は、吸気を過給する過給機を有するエンジンの過給装置に関し、自動車産業に広く好適である。
本発明の第1の実施の形態に係る吸気システムの全体図である。 同吸気システムの要部拡大図である。 エジェクタの斜視断面図である。 エンジンの運転領域を示すマップである。 エンジンの出力特性の説明図である。 下流側通路における空気の圧力と流量の関係を示すグラフである。 エジェクタの作用の説明図である。 遠心式過給機の説明図である。 図2のA−A線による断面図である。 図9のB−B線による断面図である。 第2の実施の形態に係るエジェクタの説明図である。 同エンジンの運転領域を示すマップである。 ノズルの進退制御のフローチャートである。 ノズルが前進位置にあるときの説明図である。 エンジンの出力特性の説明図である。 ノズルが中間位置にあるときの説明図である。 ノズルが退避位置にあるときの説明図である。 従来の問題点の説明図である。
符号の説明
1 吸気システム
10 吸気通路
10a 上流側通路
10b 下流側通路
10b′ 縮径部
10c 屈曲部
12 制御弁
20 過給通路
22 下流部
22b 突入部
30 過給機
100 エンジンコントロールユニット
420 ノズル

Claims (4)

  1. 吸気通路の上流側と下流側とを連通する過給通路が設けられ、かつ、該過給通路上に、空気を下流側に圧送する過給機が配設され、エンジン負荷とエンジン回転数との内少なくとも1つのパラメータに基いて設定された運転領域が所定の過給領域にあるときに、該過給機を作動させるエンジンの過給装置であって、
    前記過給通路の下流端部が、ノズル状に形成されて吸気通路との接続部において該吸気通路内の下流側方向を指向して突入され、かつ、該突入部の直下流側に吸気通路の径を縮小させた縮径部が設けられていると共に、
    吸気通路の開度を調整する制御弁が配設され、前記過給通路は吸気通路における該制御弁の上、下流側を連通するように構成され、かつ、前記制御弁の開度を制御する制御弁制御手段が備えられ、
    該制御弁制御手段は、運転領域が過給領域内で、エンジン回転数が所定回転数以下のときに前記制御弁を閉じると共に、エンジン回転数が所定回転数以上のときに前記制御弁を開くように制御することを特徴とするエンジンの過給装置。
  2. 吸気通路の上流側と下流側とを連通する過給通路が設けられ、かつ、該過給通路上に、空気を下流側に圧送する過給機が配設され、エンジン負荷とエンジン回転数との内少なくとも1つのパラメータに基いて設定された運転領域が所定の過給領域にあるときに、該過給機を作動させるエンジンの過給装置であって、
    前記過給通路の下流端部が、ノズル状に形成されて、吸気通路との接続部において該吸気通路内の下流側方向を指向して突入され、かつ、該突入部の直下流側に吸気通路の径を縮小させた縮径部が設けられていると共に、
    前記過給機は、空気を下流側に旋回状態で吐出する遠心式過給機であり、かつ、
    前記吸気通路は、略直交する上流側通路と下流側通路とで成り、これらの通路の接続部に、前記過給通路の下流端部が下流側通路の軸線に沿って突入され、
    上流側通路は、該通路から接続部に導入される空気が前記遠心式過給機から吐出される空気の旋回流と同方向を指向するように、その軸線が前記下流側通路の軸線に対してオフセットされていることを特徴とするエンジンの過給装置。
  3. 吸気通路の上流側と下流側とを連通する過給通路が設けられ、かつ、該過給通路上に、空気を下流側に圧送する過給機が配設され、エンジン負荷とエンジン回転数との内少なくとも1つのパラメータに基いて設定された運転領域が所定の過給領域にあるときに、該過給機を作動させるエンジンの過給装置であって、
    前記過給通路の下流端部が、ノズル状に形成されて、吸気通路との接続部において該吸気通路内の下流側方向を指向して突入され、かつ、該突入部の直下流側に吸気通路の径を縮小させた縮径部が設けられていると共に、
    前記突入部は、吸気通路に対して突入量が変更可能に設けられ、かつ、該突入部の突入量を制御する突入量制御手段が備えられ、
    該突入量制御手段は、運転領域が過給領域にあるときに、エンジン回転数が大きいほど突入量を小さくすることを特徴とするエンジンの過給装置。
  4. 前記請求項3に記載のエンジンの過給装置において、
    前記突入部は、所定量突入したときに、その先端が縮径部の入口に当接すると共に、
    前記突入量制御手段は、運転領域が過給領域内で、エンジン回転数が所定回転数以下のときに、突入部を所定量突入させることを特徴とするエンジンの過給装置。
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