JP2005155356A - 並列2連ターボ過給機による機関過給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1ターボ過給機運転と並列2ターボ過給機運転の間に切り換えて運転される2連ターボ過給機による過給装置に設けられる可変ノズルの作用効果を倍化する。
【解決手段】機関低速回転域にて単独運転されるターボ過給機を可変ノズル型とし、機関低速回転域に於ける過給効率を可変ノズルの開度調節により高めると共に、1ターボ過給機運転より2ターボ過給機運転への切換時に可変ノズルを一旦絞って機関背圧と過給圧の急低下を防止する。
【選択図】図2
【解決手段】機関低速回転域にて単独運転されるターボ過給機を可変ノズル型とし、機関低速回転域に於ける過給効率を可変ノズルの開度調節により高めると共に、1ターボ過給機運転より2ターボ過給機運転への切換時に可変ノズルを一旦絞って機関背圧と過給圧の急低下を防止する。
【選択図】図2
Description
本発明は、内燃機関の吸気を加圧する機関過給装置に係り、特に車輌用内燃機関のための2つのターボ過給機を並列に接続してなる過給装置に係る。
内燃機関の過給を機関の低速域より高速域までの広い速度領域にわたって高効率にて行うことができるよう、2つのターボ過給機を並列に接続してなる機関過給装置を構成し、機関の低速運転域にてはその一方のみを作動させ、機関の高速運転域にては両方のターボ過給機を作動させることが、例えば下記の特許文献1に記載されている如く知られている。更に、この特許文献に記載の過給装置に於いては、機関の低速運転域に於いて単独で運転される第一のターボ過給機は、機関の高速運転域にて第一のターボ過給機に加えて運転される第二のターボ過給機に対比して小型のものとされると共に、第二のターボ過給機には可変ノズルが設けられ、第一のターボ過給機のみによる運転状態から第一および第二のターボ過給機の並列運転状態に遷移するとき、第二のターボ過給機の可変ノズルは予め閉じられており、その状態から始まって可変ノズルを徐々に開くことにより低速運転域から高速運転域への遷移が滑らかに行われるようになっている。
特開昭63-129120
ターボ過給機は、そのタービンのノズルが可変ノズルとされる可変ノズル型であるときには、それが過給を行なう内燃機関の運転状態の変化に対する適応性が増し、より広い機関運転領域に亙ってより高い作動効率を発揮することができるが、可変ノズルを備えるにはそれ相当の製造コストを要するので、同じ最大過給能力を有するターボ過給機を可変ノズル型として製造するに要するコストは、当然のことながら、可変ノズル機構を備えない場合に比してかなり高価になる。
ところで、内燃機関が車輌の内燃機関であるときには、それは車輌の運行状況に応じてかなりの頻度と運転時間に亙って低速回転域にて運転される場合が多いので、上記の如く2つのターボ過給機を並列接続してなる過給機が車輌用内燃機関のものであるときには、それに可変ノズル機構を備えることにより得られる利益は、低速用ターボ過給機についての方が高速用ターボ過給機についてより大きいと考えられる。
本発明は、2つのターボ過給機による過給装置を1ターボ過給機運転より並列2ターボ過給機運転へ遷移させることを可変ノズルにより滑らかに行なうことと、車輌用内燃機関が多分に低速域にて運転され、低速域に於ける過給性能の向上が重要であることに鑑み、可変ノズルをその両方の目的のために最大限に作動させることのできる車輌用内燃機関の過給装置を提供することを課題としている。
上記の課題は、本発明によれば、プライマリターボ過給機とセカンダリターボ過給機とを並列に含む車輌用内燃機関の過給装置にして、前記プライマリターボ過給機のタービンは可変ノズル型とされ、機関回転速度に応じて、第一の回転速度領域では、前記セカンダリターボ過給機が非作動とされ、前記プライマリターボ過給機のみが可変ノズル開度を調節しつつ作動され、前記第一の回転速度領域より高速側の第二の回転速度領域へ遷移するとき、前記プライマリターボ過給機の可変ノズル開度が一旦低減されると共に、前記プライマリターボ過給機に加えて前記セカンダリターボ過給機が作動されるようになっていることを特徴とする過給装置によって達成される。
前記プライマリターボ過給機の可変ノズル開度は、前記第一の回転速度領域に於いて、該プライマリターボ過給機による過給圧が所定の目標値に達するまで全開以下の絞られた開度とされてよく、またこの絞られた開度は特に最小開度とされてよい。
また、前記プライマリターボ過給機の可変ノズル開度は、前記第二の回転速度領域にて機関回転速度が上昇するに連れて増大されるようになっていてよい。
また、前記セカンダリターボ過給機のタービンも可変ノズル型とされ、前記セカンダリターボ過給機の可変ノズル開度は、前記第一の回転速度領域に於いて、全開以下の絞られた開度とされていてよく、また、前記第二の回転速度領域にて機関回転速度が上昇するに連れて増大されるようになっていてよい。
上記の如く、プライマリターボ過給機とセカンダリターボ過給機とを並列に含む車輌用内燃機関の過給装置に於いて、プライマリターボ過給機のタービンが可変ノズル型とされ、機関回転速度に応じて、第一の回転速度領域では、セカンダリターボ過給機が非作動され、プライマリターボ過給機のみが可変ノズル開度を調節しつつ作動され、前記第一の回転速度領域より高速側の第二の回転速度領域へ遷移するとき、プライマリターボ過給機の可変ノズル開度が一旦低減されると共に、プライマリターボ過給機に加えてセカンダリターボ過給機が作動されるようになっていれば、車輌用内燃機関に於いては重要な運転部分を占める低速側の前記第一の回転速度領域に於けるプライマリターボ過給機単独運転による過給装置の作動性能を可変ノズルの開度制御により向上させると共に、過給装置がプライマリターボ過給機単独運転よりプライマリおよびセカンダリ両ターボ過給機の並列運転に遷移するとき、セカンダリターボ過給機の起動による過給装置容量の急増を可変ノズルによるプライマリターボ過給機の一時絞込みによって相殺し、遷移を滑らかにする、という2つの異なる目的に作動させることができる。
この場合、プライマリターボ過給機の可変ノズル開度を、前記第一の回転速度領域に於いて、該プライマリターボ過給機による過給圧が所定の目標値に達するまで全開以下の絞られた開度、特に最小開度とする制御が行なわれれば、機関がアイドル状態から立ち上がる場合等に、当初可変ノズルを絞り込んでおくことにより所定目標値までの過給圧の立上りを速め、過給圧が所定目標値に達したところで、可変ノズルを開くようにすることにより、機関背圧の過上昇をもたらすことなく、過給効果を高めることができる。
また、第一の回転速度領域に於ける1ターボ過給機運転より第二の回転速度領域に於ける並列2ターボ過給機運転に遷移する際に過給装置の容量の急な増大を抑えるべく一旦絞り込まれた可変ノズルが、前記第二の回転速度領域にて機関回転速度の上昇に応じて増大されるようになっていれば、可変ノズルは更に前記第二の回転速度領域にて機関回転速度に対応して過給装置の容量を調節する手段としても作動することができる。
更に、セカンダリターボ過給機のタービンも可変ノズル型とされ、セカンダリターボ過給機の可変ノズル開度が、前記第一の回転速度領域に於いて、全開以下の絞られた開度とされていれば、前記第一の回転速度領域より前記第二の回転速度領域へ遷移するときプライマリターボ過給機の可変ノズル開度を一旦低減する度合をセカンダリターボ過給機の初期開度の低減に応じて低減することができる。
また、セカンダリターボ過給機のタービンも可変ノズル型とされていれば、セカンダリターボ過給機の可変ノズル開度を前記第二の回転速度領域にて機関回転速度が上昇するに連れて増大させることにより、該可変ノズルによっても前記第二の回転速度領域に於ける過給装置の作動特性をより好適に制御することができる。
図1は本発明による車輌用内燃機関の過給装置の基本構成例を示す概略図である。図に於いて、10はプライマリターボ過給機のタービンであり、可変ノズル12を備えた可変ノズル型排気タービンとして構成されている。14はタービン10より軸16を経て駆動される圧縮機である。18はセカンダリターボ過給機のタービンであり、固定ノズル型排気タービンとして構成されており、20はタービン18より軸22を経て駆動される圧縮機である。尚、可変ノズル型タービン或はタービンの可変ノズル構造自体は周知であるので、その詳細な説明は明細書の記載の冗長化を避けるため省略する。
図には示されていない内燃機関の排気マニホルドより導管24を経て送られてくる排気ガスは、導管26を経てプライマリターボ過給機のタービン10へその可変ノズル12を経て供給されると共に、導管28を経てセカンダリターボ過給機のタービン18へ供給されるようになっている。タービン10を通った排気ガスは導管30および32を経て排出され、タービン18を通った排気ガスは導管34および32を経て排出されるが、導管34の途中には開閉弁36が設けられているので、タービン18の作動は開閉弁36の開閉により制御される。開閉弁36は単に開と閉の間に切り換えられる単純な開閉弁であってもよいが、中間開度も設定し得る弁である方が好ましい。
導管38および40を経て圧縮機14へ供給され、タービン10による圧縮機14の駆動により加圧された空気は、導管42および44を経て図には示されていない内燃機関の吸気マニホルドへ供給される。一方、導管38および46を経て圧縮機20へ供給され、タービン18による圧縮機20の駆動により加圧された空気は、導管48および44を経て上記吸気マニホルドへ供給されるが、導管48の途中には開閉弁50が設けられているので、圧縮機20による加圧空気の吸気マニホルドへの供給は弁50の開閉によっても制御される。
図2は、図1に示した本発明による過給装置に於いて、機関回転速度に対応して開閉弁36および50が開閉されることおよび可変ノズル12の開度が最小開度と最大開度の間で調節されることと、機関背圧および過給圧の変化との対応を示すグラフであり、図中実線が本発明による例を示す。また、図2中、破線は同様の2連ターボ過給機による過給装置であって、いずれのターボ過給機にも可変ノズルが設けられていない場合の例であり、また二点鎖線は上記特許文献1に記載されている如く、2連ターボ過給機による過給装置であって、機関の高速側の回転領域にてのみ運転されるターボ過給機に可変ノズルが設けられている場合の例である。
図示のグラフに於ける実線表示より理解される通り、機関が停止状態にあるときを含み、車輌用内燃機関のアイドリング状態の如く機関回転速度が0に近い極低い値N1から以下に説明されるN5までは、開閉弁50は閉じられており、セカンダリターボ過給機は有効に作動していない。従って、N1〜N5が上記の第一の機関回転速度領域である。そして、機関回転速度N5以上にて開閉弁36および50が開かれ、セカンダリターボ過給機の作動が開始されるので、N5以上の機関回転速度領域が上記の第二の機関回転速度領域である。但し、図示の実施の形態では、機関回転速度N3よりN5にかけて開閉弁36が徐々に開かれている。これはセカンダリターボ過給機の暖機を図るものである。
機関の運転が開始されると、機関回転速度の増大に連れて機関背圧は図示の如く上昇し、それによってプライマリターボ過給機のタービン12が駆動されることにより、圧縮機14の作動によって得られる過給圧は図示の如く上昇する。そして過給圧が機関回転速度N2にて所定の目標値に達すると、これより機関回転速度がN3に達するまで可変ノズル12が徐々に開かれる。このように過給圧が所定の目標値に達したところでプライマリターボ過給機の可変ノズルを開く制御を行なうことにより、過給による機関の出力性能の向上を得た上で、機関背圧を下げ、燃費を改善することができる。尚、図2の実施の形態では、セカンダリターボ過給機は可変ノズル型ではないので、後述の図3で見て可変ノズル52に相当するノズル部は最大開度のままであるが、N1〜N5の機関回転速度領域に於いては開閉弁50が閉じられているので、セカンダリターボ過給機による過給は行なわれない。
図示の実施の形態では、第一の回転速度領域での可変ノズル12は或る所定の中間開度までのみ開かれ、このときの機関回転速度N3より機関回転速度がN5に至るまでは、可変ノズル12はその中間開度に保持される。尚、図示の実施の形態では、開閉弁36を開き始める機関回転速度と可変ノズル12を中間開度まで開き終わる回転速度とがN3にて一致しているが、これは制御上の便宜のためであり、開閉弁36を開き始める機関回転速度と可変ノズルの開操作を中間開度で中止する機関回転速度は互いに一致していなくてもよい。
可変ノズル12が機関回転速度N2から始まって上記の如く中間開度まで開かれることにより、機関背圧は図示の如く一旦幾分低下するが、機関回転速度の増大に連れて再び上昇していく。尚、この間、機関背圧は低下しても、排気ガスの流量は増大していくので、過給圧は目標値以上に得られる。そしてセカンダリターボ過給機の圧縮機出口圧がある所定の値に達したこと、或いは機関回転速度がある所定の値N5に達したことに基づいて、開閉弁36および50が全開され、セカンダリターボ過給機の過給運転が開始される。尚、図1には示されていないが、セカンダリターボ過給機の立上りの安定性向上のために圧逃がし弁等の手段が設けられていてよい。
機関回転速度N5にて開閉弁36が全開され、セカンダリターボ過給機が排気通路に全開接続されると、その分だけ急増するので、そのままでは、機関背圧は急激に低下する。そこで、本発明によれば、機関回転速度N5にて開閉弁36が全開されると同時に可変ノズル12を上記の中間開度より一旦絞ることが行われる。図2に示す例では、可変ノズル12はほぼ最小開度まで絞られている。このようにプライマリターボ過給機の可変ノズル12が絞られることにより、セカンダリターボ過給機の接続による排気ガス通路面積の急増分が適当に相殺されるので、機関背圧の低下は図示の如く機関に息つきを生じない程度の値に抑えられる。
以上の如き本発明による過給装置の制御に対比して、プライマリターボ過給機に可変ノズルが設けられておらず、プライマリターボ過給機の排気ガス入口が常時全開のままである場合には、図2に於いて破線にて示されている如く、機関回転速度がN1〜N4未満の間にあるような機関の低速運転状態では過給圧は目標値に到達しない。次いで、例えば過給圧が所定の目標値に達する機関回転速度N4にて開閉弁36および50を開き、セカンダリターボ過給機の運転を開始したとすると、今度はセカンダリターボ過給機の接続による排気ガス通路面積の急増により機関背圧が大きく急低下し、これに伴って過給圧も大きく急低下し、機関に息つきが生ずる虞れがある。
尚、上記特許文献1に記載されている如く、セカンダリターボ過給機に可変ノズルが設けられ、1ターボ過給機運転から並列2ターボ過給機運転へ切り換えられたとき、セカンダリターボ過給機の可変ノズル(後述の可変ノズル52に相当)が絞られた状態から始まって徐々に開かれるようになっていれば、図2に二点鎖線にて示されている如く、1ターボ過給機運転から並列2ターボ過給機運転への切換えによる機関背圧の急低下生じないであろう。但し、この場合にも、機関回転数がN1〜N4の間にあるときの過給圧は図の破線による性能にとどまる。
プライマリターボ過給機に設けられた可変ノズル12は、1ターボ過給機運転から並列2ターボ過給機運転への切換え後は、切換えに際して一旦絞られた状態から機関回転速度の増大に応じて図2に示す如く徐々に開かれてよく、N5以上の機関回転速度の上昇に対応してプライマリターボ過給機の側にて過給装置を機関回転速度に適合させる制御に使用できる。
図3はプライマリターボ過給機およびセカンダリターボ過給機のいずれもが可変ノズル型とされた場合の、図1と同様の概略図であり、図4は図3の過給装置についての図2と同様のグラフである。図3に於いて、図1に示す部分に対応する部分については、図1に於けると同じ符号が付されている。この過給装置に於いては、セカンダリターボ過給機のタービン18の排気ガス入口に可変ノズル52が設けられている。この場合、1ターボ過給機運転から並列2ターボ過給機運転への切換時に、セカンダリターボ過給機は当初任意に絞られた状態とされ得るので、プライマリターボ過給機の可変ノズル12を一旦絞る度合を過給装置の作動性能をより高めるよう相互に関連して設定することができ、例えば、図4に例示する如くセカンダリターボ過給機の可変ノズル52を最小開度に絞っておくことにより、可変ノズル12の一時絞り度を図2の場合より少なくし、1ターボ過給機運転から並列2ターボ過給機運転への切換時にプライマリターボ過給機の作動を乱す度合を低減することによりプライマリターボ過給機の作動効率を高く維持することを図ることができる。
かくして、本発明によれば、プライマリおよびセカンダリターボ過給機の2連結合よりなる過給装置のプライマリターボ過給機に設けられた可変ノズルを機関低速回転域に於いて過給による機関出力性能および燃費の向上のために用いると共に、1ターボ過給機運転より2ターボ過給機運転への切換時の機関の息つき防止のためにも用い、ターボ過給機を可変ノズル型とすることに要する製造費の増大に対するその利用効果を倍化することができる。
以上に於いては本発明を二つの実施の形態について詳細に説明したが、これらの実施の形態について本発明の範囲内にて種々の変更が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
10…プライマリターボ過給機のタービン、12…可変ノズル、14…圧縮機、16…軸、18…セカンダリターボ過給機のタービン、20…圧縮機、22…軸、24,26,28,30,32,34…排気ガス用導管、36…開閉弁、38,40,42,44,46,48…空気用導管、50…開閉弁、52…可変ノズル
Claims (6)
- プライマリターボ過給機とセカンダリターボ過給機とを並列に含む車輌用内燃機関の過給装置にして、前記プライマリターボ過給機のタービンは可変ノズル型とされ、機関回転速度に応じて、第一の回転速度領域では、前記セカンダリターボ過給機が非作動とされ、前記プライマリターボ過給機のみが可変ノズル開度を調節しつつ作動され、前記第一の回転速度領域より高速側の第二の回転速度領域へ遷移するとき、前記プライマリターボ過給機の可変ノズル開度が一旦低減されると共に、前記プライマリターボ過給機に加えて前記セカンダリターボ過給機が作動されるようになっていることを特徴とする過給装置。
- 前記プライマリターボ過給機の可変ノズル開度は、前記第一の回転速度領域に於いて、該プライマリターボ過給機による過給圧が所定の目標値に達するまで全開以下の絞られた開度とされることを特徴とする請求項1に記載の過給装置。
- 前記の絞られた開度は最小開度であることを特徴とする請求項2に記載の過給装置。
- 前記プライマリターボ過給機の可変ノズル開度は、前記第二の回転速度領域にて機関回転速度が上昇するに連れて増大されるようになっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の過給装置。
- 前記セカンダリターボ過給機のタービンも可変ノズル型とされ、前記セカンダリターボ過給機の可変ノズル開度は、前記第一の回転速度領域に於いて、全開以下の絞られた開度とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の過給装置。
- 前記セカンダリターボ過給機の可変ノズル開度は、前記第二の回転速度領域にて機関回転速度が上昇するに連れて増大されるようになっていることを特徴とする請求項5に記載の過給装置。
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