JP4664125B2 - 放吸熱器、及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、放吸熱器及びその製造方法に関する。詳しくは、本発明は、歩行による音鳴りが抑制され、コスト低減された、工業的に有利な放吸熱器及びその製造方法に関する。
一般住宅、集合住宅、ホテル、病院、高齢者養護施設などの建造物において、居住性を高める目的で床面から暖房する床暖房設備が一般的になりつつある。かかる床暖房の構造としては、下地材の上に、熱媒を通す暖房配管を埋没した床暖房放熱マットを設け、その上側に金属箔等の伝熱層を配置してなる床暖房放熱器の上面に表装材を配置したものが最も基本的である。また、将来、床面からの暖房に限られず、床面からの冷房設備、あるいは、壁面、天井から冷暖房する冷暖房設備が実用化される可能性が大きい。
近年の床材の多様化や床暖房構造の薄厚化要求の高まりに伴い、これらの要求に応えることのできる強度、弾力性、伝熱性などを有する床暖房放熱器が望まれている。そのための改良は種々知られているが、これらの要求を満たすものとして、特許文献1には、熱媒を通す暖房配管を埋没した基材層の上側に、樹脂シートの芯材両面に金属板を接合した複合板が配置された床暖房放熱器が開示されている。
特開2004−212039号公報
特許文献1の床暖房放熱器は、床暖房の効率が高い、耐久性や強度に優れる、生産性が良い等、従来の床暖房放熱器に比べて様々な利点を有しているものである。
ところで、特許文献1の床暖房放熱器においては、床暖房放熱マットと複合板は粘着剤によって全面接着されている。例えば、特許文献1の実施例には、床暖房放熱マットとアルミニウム樹脂複合板がウレタン系接着剤によって接着されるという記載がある。
しかしながら、床暖房放熱マットと複合板を粘着剤により全面接着するという固定方法では、粘着剤と複合板との間に空気が残存し、その空気が原因で歩行による音鳴りがするという問題があった。さらに、床暖房放熱マットと複合板との接着が難しく、複合板位置の微調整が困難で、複合板がずれたりするという問題があった。
本発明者らは上記課題をもとに鋭意検討した結果、特定な粘着剤塗布面積割合とすることによって、上記したような音鳴りを抑制することができ、またその製造方法を改良することで製造過程における複合板位置の微調整を可能とすることを見出し、本発明を完成した。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものでは無い。
本発明の第1の態様は、液体媒体を通す配管(11)を埋設した放吸熱マット(10)の上面に、樹脂シート(32)の芯材両面に金属板(31、33)を接合した複合板(30)が固定されてなる放吸熱器(100)であって、固定手段として少なくとも粘着剤(20)が使用されており、前記複合板面積に対する前記粘着剤塗布面積の割合が80%以下であることを特徴とする、放吸熱器(100)を提供して前記課題を解決する。
この発明によれば、放吸熱器(10)と複合板(30)との間に空気が侵入するのを効果的に防止でき、ひいては歩行による音鳴りが抑制された放吸熱器(100)を提供することができる。
この態様において、前記放吸熱器(100)は、床、天井、及び/又は、壁に敷設されることが好ましい。かかる形態とすれば、放吸熱器(100)により部屋の温度を効果的に調整することが可能になる。また、「床、天井、及び/又は、壁に敷設される」とは、床、天井、壁の少なくとも1以上の箇所に、放吸熱器(100)が敷設されることを意味している。
また、上記第1の態様において、液体媒体が、温熱媒体又は冷熱媒体であることが好ましい。このようにすることで、放吸熱器(100)を、冷暖房機器として利用することが可能になる。
さらに、上記第1の態様において、液体媒体を温熱媒体とし、配管が暖房配管(11)であるとともに、放吸熱マットが床暖房放熱マット(10)であり、放吸熱器が床暖房放熱器(100)として用いられることが好ましい。そのようにすることで、本発明の放吸熱器を、暖房放熱器(100)として利用することが可能になる。
さらにまた、上記第1の態様において、放吸熱マット(10)への複合板(30)の固定手段として、さらに、ビス及び/又は釘(40)が使用されていてもよい。このようにすることで、粘着剤(20)の使用量を大幅に低減することができ、また放吸熱マット(10)から複合板(30)が剥離するのを効果的に防止することができる。
また、上記第1の態様において、粘着剤(20)が、複合板(30)面積に対して5〜50%以下の塗布面積で使用されていてもよい。かかる形態とすれば、ビス及び/又は釘(40)を粘着剤(20)と併用することによって粘着剤(20)の使用量を大幅に低減することができるので、歩行による音鳴りが防止された放吸熱器(200)とすることができる。
さらに、上記第1の態様において、粘着剤(20)は放吸熱マット(10)の上側に帯状又は交差状に配列し、配列している粘着剤(20)の幅が5〜100mmであり、その配列間隔が50〜600mmであることとしてもよい。このようにすることによって、放吸熱マット(10)と複合板(30)との接着を効果的にしつつ、歩行による音鳴りを防止することができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、液体媒体を冷熱媒体とし、配管が冷房配管(11')であるとともに、放吸熱マットが床冷房吸熱マット(10')であり、床冷房吸熱器(100')として用いられることが好ましい。そのようにすることで、本発明の放吸熱器を、冷房吸熱器(100')として利用することが可能になる。
また、上記第2の態様において、放吸熱マット(10’)への複合板(30’)の固定手段として、さらに、ビス及び/又は釘(40’)が使用されていてもよい。このようにすることで、粘着剤(20’)の使用量を大幅に低減することができ、また放吸熱マット(10’)から複合板(30’)が剥離するのを効果的に防止することができる。
さらに、上記第2の態様において、粘着剤(20’)が、複合板(30’)面積に対して5〜50%以下の塗布面積で使用されていてもよい。かかる形態とすれば、ビス及び/又は釘(40’)を粘着剤(20’)と併用することによって粘着剤(20’)の使用量を大幅に低減することができるので、歩行による音鳴りが防止された放吸熱器(200’)とすることができる。
さらにまた、上記第2の態様において、粘着剤(20’)は放吸熱マット(10’)の上側に帯状又は交差状に配列し、配列している粘着剤(20’)の幅が5〜100mmであり、その配列間隔が50〜600mmであることとしてもよい。このようにすることによって、放吸熱マット(10’)と複合板(30’)との接着を効果的にしつつ、歩行による音鳴りを防止することができる。
本発明の第3の態様は、上記第1の態様に係る放吸熱器(100、200)の製造方法であって、粘着剤(20)が上面に塗布され、当該粘着剤(20)が塗布された上面が離型紙(50)で覆われた放吸熱マット(10)を、離型紙(50)を剥がすことにより粘着剤面を露出させた後、放吸熱マット(10)上面で、複合板(30)と貼り合わせる工程を有することを特徴とする、放吸熱器(100,200)の製造方法を提供して上記課題を解決する。
この発明によれば、放吸熱器(100、200)を設置する際に、その場所で容易に複合板(30)と貼り合わせることができるため、暖房機器等として利用され得る放吸熱器(100,200)を生産性よく製造することができる。
本発明の第4の態様は、上記粘着剤(20)が塗布された上面を、一端に離型紙引き出し部材(52)を有する離型紙(50)で覆うとともに、当該離型紙引き出し部材(52)を、上記一端で離型紙(50)の粘着剤(20)と接触している面と反対側の面に折り返し、当該折り返した離型紙引き出し部材(52)の先端部(53)を放吸熱マット(10)の面外に突出させ、放吸熱マット(10)上面に、複合板(30)を載置した後、離型紙引き出し部材(52)の突出した先端部(53)を面と平行な方向に面の外に引っ張って離型紙(50)を引き剥がすことによって、放吸熱マット(10)上面の粘着剤面で複合板(30)を貼り合わせる工程を有することを特徴とする放吸熱器(100、200)の製造方法を提供して上記課題を解決する。
この発明によれば、放吸熱マット(10)上での複合板(30)の位置の微調整をした後、複合板(30)を動かすこと無く離型紙(50)を剥がすことができるので、放吸熱マット(10)と複合板(30)とをずれなく張り合わせることができ、品質に優れた放吸熱器(100、200)を生産性よく製造することができる。
本発明の第5の態様は、上記第2の態様に係る放吸熱器(100'、200')の製造方法であって、粘着剤(20')が上面に塗布され、当該粘着剤(20')が塗布された上面が離型紙(50')で覆われた放吸熱マット(10')を、離型紙(50')を剥がすことにより粘着剤面を露出させた後、放吸熱マット(10')上面で、複合板(30')と貼り合わせる工程を有することを特徴とする、放吸熱器(100'、200')の製造方法を提供して上記課題を解決する。
この発明によれば、放吸熱器(100’、200’)を設置する際に、その場所で容易に複合板(30’)と張り合わせることができるため、冷房吸熱器として利用され得る放吸熱器(100’、200’)を生産性よく製造することができる。
本発明の第6の態様は、上記粘着剤(20')が塗布された上面を、一端に離型紙引き出し部材(52')を有する離型紙(50')で覆うとともに、当該離型紙引き出し部材(52')を、上記一端で離型紙(50')の粘着剤(20')と接触している面と反対側の面に折り返し、当該折り返した離型紙引き出し部材(52')の先端部(53')を放吸熱マット(10')の面外に突出させ、放吸熱マット(10')上面に、複合板(30')を載置した後、離型紙引き出し部材(52')の突出した先端部(53')を面と平行な方向に面の外に引っ張って離型紙(50')を引き剥がすことによって、放吸熱マット(10')上面の粘着剤面で複合板(30')を貼り合わせる工程を有することを特徴とする放吸熱器(100'、200')の製造方法を提供して上記課題を解決する。
この発明によれば、放吸熱マット(10’)上での複合板(30’)の位置の微調整をした後、複合板(30’)を動かすこと無く離型紙(50’)を剥がすことができるので、放吸熱マット(10’)と複合板(30’)とをずれなく張り合わせることができ、品質に優れた放吸熱器(100’、200’)を生産性よく製造することができる。
本発明によれば、使用する粘着剤の粘着力に応じて、放吸熱マットと複合板が剥離せず、かつ歩行による音鳴り等が発生しない範囲の粘着剤塗布面積としているため、床暖房・床冷房等の効率が高い、耐久性や強度に優れる、生産性が良い等の、複合板を使用した放吸熱器の利点を保持しつつも、歩行による音鳴り等を効果的に防止した放吸熱器とすることができる。また、粘着剤の量を低減しているので低コストである。さらに、離型紙を用いた製造法により、現場で生産性良く放吸熱器を製造することができる。加えて、離型紙引き出し部材を有する離型紙を使用して製造する場合には、放吸熱マットと複合板をずれなく貼り合わせることができるため、品質に優れた放吸熱器とすることができるとともに、放吸熱器の設置現場において、容易な作業を実現することができる。本発明のこのような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を床暖房放熱器の場合を例に、図面に示す実施形態に基づき説明するが、床冷房吸熱器の場合は、配管が冷媒配管に変わるのみで、他は床暖房放熱器の場合と同じである。そこで、本発明の放吸熱器を冷房吸熱器として利用する場合の説明は、以下に示す床暖房放熱器の説明にて使用する符号に「’(ダッシュ)」を付して記述するものとする。
図1(a)は、本発明の床暖房放熱器100を概略的にあらわす断面図である。本発明の床暖房放熱器100は、部分的に塗布された粘着剤20を介して、床暖房放熱マット10、樹脂シート32の芯材両面に金属板31、33を接合した複合板30が貼り合わされた構造をしている。
床暖房放熱マット10には暖房配管11が埋没されており、暖房配管11中には熱媒体が通される。暖房配管11としては、通常、可撓性チューブが使用され、具体的には架橋ポリエチレン管、ポリブテン管、銅管などが挙げられる。その直径は、建造物が建造されている地域、床暖房放熱器100の設置建造物の場所、熱媒の種類、温度等によって変更できるものであるが、外径6〜10mm、内径4〜6mmの管が一般的である。配管11を通す液体媒体としては、暖房用の場合、温熱媒体が使用され、温水、水蒸気、加熱オイルなどが挙げられるが、好ましくは温水である。冷房用の場合は、冷熱媒体が使用され、通常は冷水、エチレングリコール系水溶液、プロピレングリコール水溶液などの不凍液などが挙げられる。
床暖房放熱マット10の材質は特に限定されないが、通常、断熱性に富んだ発泡合成樹脂製の板状体が好ましく、具体的には、硬質ポリウレタン発泡体、硬質ポリエチレン発泡体、硬質ポリプロピレン発泡体、ポリスチレン発泡体、硬質ポリ塩化ビニル発泡体、ポリメチルメタクリレート発泡体、ポリカーボネート発泡体、ポリフェニレンオキサイド発泡体、ポリスチレンとポリエチレン混合物の発泡体などが挙げられる。中でも、硬質ポリウレタン発泡体、ポリスチレン発泡体などが好適である。その厚さは、6〜50mmの範囲内であるのが好ましい。なお、かかる床暖房放熱体マット10の下には不織布等による遮音材層を設けてもよい。
床暖房放熱マット10の表面には、暖房配管11を埋設するための溝12が刻設され、この溝12に暖房配管11が埋設される。溝12の開口部の幅は、暖房配管11の外径と同じ寸法、又はこれより僅かに大きくするのが好ましい。溝12の形状は、延在する方向に直角に切断した断面がU字を形成するようにすると、暖房配管11を埋設する際に都合がよい。溝12の深さは、暖房配管11の外径と同じ寸法とするのが好ましい。溝12の深さが暖房配管11の外径より大きいと、暖房配管11を埋設した際に、暖房配管11の上側に隙間ができ、熱媒の熱を効果的に表装材に伝熱することができず、床暖房放熱器100の伝熱効率が低下するので好ましく無い。
床暖房放熱マット10の上面に貼り合わされた複合板30は、樹脂シート32の芯材両面に金属板31、33を接合した構造を有している。このような複合材それ自体は、従来より知られており(例えば、特許第3118066号公報)、軽量性、耐腐食性、意匠性、耐候性、表面美麗、金属類似の加工性等の数多くの特徴を兼備した材料として、外装用建材としての広く使用されている。
複合板30を構成する樹脂シート32の原料としては、ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂等が例示されるが、好ましくはポリオレフィン樹脂である。また、難燃性を付与するために、マグネシウム、カルシウム、バリウム又はアルミニウムの酸化物、水酸化物、ケイ酸塩、炭酸塩又は硫酸塩などの無機フィラーを、通常10〜80重量%含有させることができる。
金属板31、33としては、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、鉄、銅、チタン、錫、ニッケル等の金属又は各種の合金からなるシートが使用されるが、加工性、伝熱性、剛性などの面からアルミニウム板が好ましい。
複合板30の製造方法は特に制限は無いが、通常、樹脂原料を押出成形して樹脂シート32を得、次いで、当該樹脂シート32両面に接着剤フイルムを介して金属板31、33を接合する方法が採用される。
接着剤フイルムとしては、芯材シート32と金属板31、33の両者に親和性のある熱可塑性樹脂のフイルムが使用される。熱可塑性樹脂の具体例としては、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・グリシジルアクリレート共重合体、エチレン・無水マレイン酸共重合体、ポリエチレンのアクリル酸グラフト共重合体、ポリエチレンの無水マレイン酸グラフト共重合体等が挙げられる。
複合板30の厚さは、好ましくは0.5〜6.0mm、さらに好ましくは0.7〜5.0mm程度である。一般的にいえば、複合板30のうち、芯材の樹脂シート32を厚くすることにより、その軽量性を犠牲にすること無く剛性を高めることができる。但し、樹脂シート32が厚くなりすぎると、床暖房としての伝熱性を損なう恐れがある。したがって、複合板30の各層の好ましい厚さは、樹脂シート32の厚さが0.5〜3.0mm、金属板31、33の厚さが0.05〜1.0mmである。なお、金属板31、33は、通常、両面で実質的に同じ材質であり、且つ、同じ厚さとすることにより、床暖房時の複合板30の反りが最小限に回避される。
また、複合板30の曲げ弾性率は、好ましくは9800〜98000MPaであり、特に好ましくは29000〜78000MPaである。曲げ弾性率が低すぎると、表装材からの静荷重、衝撃荷重などの外力が作用した場合に、床暖房放熱マット10を損傷させる恐れがあるので、あまり好ましく無い。また、曲げ弾性率が大きすぎると、足踏み感が硬すぎて床としてあまり好ましく無い。
本発明においては、床暖房放熱マット10への複合板30の固定は、粘着剤20を用いて行われる。粘着剤20の種類によって粘着力の大きさは変わるため、粘着力の大きさに応じて、複合板面積に対する粘着剤塗布面積を調整して選択するが、通常入手可能な粘着力範囲で粘着剤を選ぶことで、複合板面積に対する粘着剤塗布面積が80%以下の範囲で、本発明の効果を得ることができる。その選択の仕方としては、次のような目安で行うとよい。
粘着力が15N/25mm未満のものの場合、粘着剤の塗布面積が複合板面積に対して、通常、40〜80%、中でも50〜80%の範囲とすれば、音鳴りが無く、粘着力測定の結果も剥離無しとすることができる。粘着力が15N/25mm以上19N/25mm未満のものの場合、粘着剤の塗布面積が複合板面積に対して、通常、20〜80%の範囲とすれば、音鳴りが無く、粘着力測定の結果も剥離無しとすることができる。粘着力が19N/25mm以上22N/25mm未満のものの場合、粘着剤の塗布面積が複合板面積に対して、通常、10〜75%の範囲とすれば、音鳴りが無く、粘着力測定の結果も剥離無しとすることができる。粘着力が22N/25mm以上のものの場合、粘着剤の塗布面積が複合板面積に対して、通常、10〜70%、中でも10〜60%、特に10〜50%の範囲とすれば、音鳴りが無く、粘着力測定の結果も剥離無しとすることができる。
一般的に、粘着剤20の塗布面積が小さいほど、床暖房放熱マット10と複合板30との間への空気の侵入が起こりにくく、歩行による音鳴りが起きにくくなる。しかし、粘着剤20の塗布面積が小さすぎると、床暖房放熱マット10と複合板30との間に剥離を生じやすくなってしまう。すなわち粘着剤塗布面積の大きさに関して、音鳴りの発生と、剥離の発生とはいわゆる「トレードオフ」の関係にある。従って、使用する粘着剤の粘着力の大きさに応じて、剥離を生じない限度において使用する粘着剤20の量を低減することで、剥離発生を防止しつつ、床暖房放熱マット10と複合板30との接合面中に空気が閉じ込められるのを防ぎ、その結果、歩行による音鳴りを効果的に防止することができる。
粘着剤20としては、塗布タイプの粘着剤や、離型紙を備えた粘着テープを使用することができる。塗布タイプの場合、塗布の際に床暖房放熱マット100上に粘着剤20の斑ができる可能性があるため、離型紙を備えた粘着テープの方が好ましい。なお、本明細書においては粘着テープの使用(床暖房放熱マット10や複合板30への粘着テープの貼り付け)も「粘着剤の塗布」と呼ぶものとする。
床暖房放熱マット10への複合板30の固定は、図1(b)に示す床暖房放熱器200のように、粘着剤20と共にビス及び/又は釘40を用いて行うこともできる。粘着剤20とビス及び/又は釘40を併用すると、更なる粘着剤20の低減化が可能になるため好ましい。なお、「ビス」とは、軸部にネジ溝があり、ねじ込みにより、複合板30と床暖房放熱マット10とを固定するものである。
粘着剤20と、ビス及び/又は釘40を併用する場合、粘着剤20の使用量は、粘着剤低減の観点から、複合板30の面積に対して50%以下の塗布面積となるようにするのが好ましく、また粘着剤20が少なすぎると、複合板30の剥離が生じることから、それを抑えるために少なくとも5%以上の塗布面積となるようにするのが好ましい。
粘着剤20の塗布方法は、所定の面積以下になれば特に制限は無いが、複合板30と床暖房放熱マット10との接合面全体に平均して粘着剤20が使用されるようにするのが好ましく、例えば、図2(a)のような帯状、あるいは図2(b)のような交差状に塗布する方法が例示できる。特に、音鳴りの原因である空気の侵入を効果的に防止するという観点からは、各帯が床暖房放熱マット10に埋設された暖房配管11に並行に帯状に配列するものが好ましい。塗布される粘着剤20の幅及び配列間隔は、複合板30の厚さや複合板30を構成する金属板31、33の材質により最適な値は異なるが、通常、粘着剤幅は5〜100mm、配列間隔は50〜600mmであることが好ましい。
ビス及び/又は釘40を使用する場合、その配列は、図2(c)のように粘着剤20と交互に配列させても、図2(d)のように、粘着剤20上にビス又は釘40を打ってもよいが、好ましい配列は、ビス又は釘40と粘着剤20との交互配列である。ここでいう交互とは、必ずしも図2(c)のようにビス又は釘40、粘着剤20の順に配列するものだけでは無く、ビス又は釘40、ビス又は釘40、粘着剤20の順、あるいはビス又は釘40、粘着剤20、粘着剤20という配列も含むものである。
床暖房放熱マット10と、複合板30の貼り合わせによる床暖房放熱器100、200の作製は、通常、床暖房放熱器100、200を設置する現場で行われる。現場に運ばれる床暖房放熱マット10には、作業性の観点から、予め粘着剤が塗布されていることが好ましい。粘着剤20が塗布されている面は、保護のために離型紙によって覆われる。粘着剤面が離型紙で保護された状態で、床暖房放熱器100が設置されるべき位置に床暖房放熱マット10が載置された後、離型紙が剥がされ、粘着剤面で複合板30と貼り合わせられる。
次に、床暖房放熱マット10と、複合板30との貼り合わせによる床暖房放熱器100の製造方法の好ましい一例を、図3を参照しつつ説明する。以下床暖房放熱器の製造方法の場合を、図3を参照しつつ説明するが、床冷房吸熱器の場合は、放吸熱マットが床冷房吸熱マットに変わるのみで、他は床暖房放熱器の場合と同じである。
図3は、図2(a)の粘着剤塗布形態において、破線Xで切った断面からみた、床暖房放熱器100の製造手順の一例を示す図である。図3(a)では、床暖房放熱マット10の上面には、粘着剤20が塗布されており、その面は、離型紙50で保護されている。この態様においては、離型紙50は帯の数だけ存在し、各帯状の粘着剤面が別個に保護されているが、離型紙50は、床暖房放熱マット10全体を覆う一枚の紙であってもよい。離型紙50は、その端部51に、離型紙引き出し部材52を有しており、端部51で粘着剤20の塗布面とは反対側の面に折り返されている。離型紙引き出し部材52の先端53は、床暖房放熱マット10の面外に突出しており、先端53を持って離型紙引き出し部材52が引き出せるようにされている。図3(a)に示す実施形態においては、離型紙引き出し部材52は、離型紙50を床暖房放熱マット10の一辺と略平行に折り返された離型紙50そのものである。離型紙引き出し部材52は、引き出す力に耐えうる強度を有していれば、離型紙そのものであっても、樹脂フイルム等の他の材料であってもよく、その形状も薄い紐状のようなものであってもよい。また、離型紙引き出し部材52は、図3(a)のように、必ずしも床暖房放熱マット10の辺と略平行に折り返される必要は無く、それを面と平行な方向に面の外に引っ張ることによって離型紙50が剥がれるような折り返しのされ方をされていればよい。例えば離型紙50が床暖房放熱マット10全体を覆う一枚の紙である場合には、床暖房放熱マット10の一頂点から、対角にある頂点に向かって折り返されていてもよい。
床暖房放熱器100が設置される現場に床暖房放熱マット10が載置された後、離型紙50及び前記離型紙引き出し部材52の上から複合板30が載置される。床暖房放熱マット10上の粘着剤20と複合板30の間には、粘着性のない離型紙50および前記離型紙引き出し部材52が存在するので、複合板30は床暖房放熱マット10の上で自由に動かすことができ、複合板30の位置を微調整しながら正確な貼り合わせ位置を決定できる。
正確な貼り合わせ位置が決定されると、図3(b)の矢印の方向へ、離型紙引き出し部材52の先端53が引き出される。すると、端部から順に離型紙50が剥がれて床暖房放熱マット10の粘着剤面が露出すると同時に、複合板30が粘着剤20を介して床暖房放熱マット10と貼り合わされる。このようにすることによって、図3(a)で決定した位置から複合板30が動いてしまうこと無く、容易に複合板30を床暖房放熱マット10と固定することができる。
図1(b)の床暖房放熱器200のように、床暖房放熱マット10と複合板30の貼り合わせにビス及び/又は釘40を併用する場合、床暖房放熱体マット10上への複合板30の固定時の、粘着剤20による固定と、ビス及び/又は釘40による固定の順序は、(1)全ての粘着剤20により接着した後、全てのビス又は釘40で固定、(2)一部のビス又は釘40で固定した後、全ての粘着剤20による接着を行い、その後、残りのビス又は釘40で固定、(3)一部のビス又は釘40で固定した後、一部の粘着剤20による接着を行い、その後再度、一部のビス又は釘40で固定という順を繰り返しながら固定、(4)全てのビス又は釘40で固定した後、全ての粘着剤20により接着、という4パターンが考えられる。可能な固定順序は、粘着剤20とビス及び/又は釘40の配列によって異なり、例えば、図2(d)のように粘着剤20上にビス又は釘40を打つ場合には(1)の固定順序のみが可能であり、図2(c)のような粘着剤20とビス又は釘40の交互配列の場合には、(1)〜(4)の全ての固定順序が可能である。いずれの固定順序においても、上述した離型紙引き出し部材52を有する離型紙50を用いた製造方法が特に有用であり、他の方法では難しい(4)の固定順序による固定も、この方法を用いることで容易に実行することができる。
以上の床暖房放熱器100、200は、通常、複合板30上にさらに表装材を配置して、暖房可能な床設備として供される。表装材は、表面の保護、床面外観の美麗化、消音やクッション性の改良等の機能を有する緩衝層となる。この表装材は、木製の合板製又は発泡ゴム板製で、その表面に木目模様などの印刷模様を施したプラスチックフィルム、不織布、強化紙などを貼着したものが好ましい。表装材の厚さは、薄すぎると強度が不足して破損しやすくなり、逆に厚すぎると加熱体からの熱が表装材の表面に伝熱され難くなるので、通常1〜20mm、好ましくは2〜10mmの厚さのものが使用される。
また、本発明の放吸熱器は、敷設の目的に応じて、床、壁、天井に敷設可能である。床、壁、天井に敷設する場合の表装材としては各種表装材が使用でき、例えば床に敷設する場合はフローリング、壁に敷設する場合は壁紙、天井に敷設する場合は天井紙が使用される。
以下に本発明の効果を実施例によって具体的に説明する。
厚さが11mmの発泡ポリスチレン製の床暖房放熱マットと、アルミニウム/低密度ポリエチレン含有組成物/アルミニウム(厚さ1mm、各層厚さ0.115mm/0.770mm/0.115mm、)の積層構成を有するアルミニウム樹脂複合板(商品名:アルポリック、三菱化学産資(株)製、曲げ弾性率45000MPa)とを粘着剤を介して貼り合わせ、床暖房放熱器を作製した。貼り合わせに用いる粘着剤には、粘着力の異なる、表1に記載の5種類の粘着剤を用いた。粘着力測定は、JIS Z 0237 (2000)粘着テープ・粘着剤シート試験法に規定される粘着テープ180°引き剥がし粘着力の測定に準じている。
Figure 0004664125
各粘着剤について、複合板面積に対する粘着剤の塗布面積を変えた5種類の床暖房放熱器を作製し、剥離試験による複合板の粘着力と、音鳴りについて評価した。具体的な測定基準は以下の通りである。結果を表2及び表3に示す。
(1)剥離試験:
梱包した床暖房放熱器を60℃のオーブンに入れ、1週間放置した後、複合板と床暖房放熱マットとの間の剥離の有無を観察した。
(2)音鳴試験:
床暖房放熱マットと複合板を接着した200mm×300mmの試験体の上から直径50mmの荷重棒にて、100mm/minの速度で、10mmストロークにて圧縮荷重を与え、音鳴りの有無を確認した。
Figure 0004664125
Figure 0004664125
上記の試験結果より、粘着力が15N/25mm未満のものの場合、粘着剤の塗布面積が複合板面積に対して、通常、40〜80%、中でも50〜80%の範囲とすれば、音鳴りが無く、粘着力測定の結果も剥離無しとすることができることがわかる。粘着力が15N/25mm以上19N/25mm未満のものの場合、粘着剤の塗布面積が複合板面積に対して、通常、20〜80%の範囲とすれば、音鳴りが無く、粘着力測定の結果も剥離無しとすることができることがわかる。粘着力が19N/25mm以上22N/25mm未満のものの場合、粘着剤の塗布面積が複合板面積に対して、通常、10〜75%の範囲とすれば、音鳴りが無く、粘着力測定の結果も剥離無しとすることができることがわかる。粘着力が22N/25mm以上のものの場合、粘着剤の塗布面積が複合板面積に対して、通常、10〜70%、中でも10〜60%、特に10〜50%の範囲とすれば、音鳴りが無く、粘着力測定の結果も剥離無しとすることができることがわかる。
以上、現時点において、最も、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものでは無く、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う放吸熱器及びその製造方法もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明の床暖房放熱器をあらわす概略断面図である。 床暖房放熱マットと複合板の接合面における、粘着剤と、ビス及び/又は釘の配列例を示す平面図である。 床暖房放熱器の製造手順の一例を示す概略図である。
符号の説明
10 床暖房放熱マット
11 暖房配管
12 溝
20 粘着剤
30 複合板
31 金属板
32 樹脂シート
33 金属板
40 ビス又は釘
50 離型紙
51 離型紙端部
52 離型紙引き出し部材
53 離型紙引き出し部材先端部
100、200 床暖房放熱器

Claims (7)

  1. 液体媒体を通す配管を埋設した放吸熱マットの上面に、樹脂シートの芯材両面に金属板を接合した複合板が固定されてなる放吸熱器であって、固定手段として少なくとも粘着剤が使用されており、
    前記粘着剤の粘着力がアルミニウムに対して60℃のときに10.7N/25mm以上15N/25mm未満の場合、前記複合板面積に対する前記粘着剤塗布面積の割合が50〜80%であり、
    前記粘着剤の粘着力がアルミニウムに対して60℃のときに15N/25mm以上19N/25mm未満の場合、前記複合板面積に対する前記粘着剤塗布面積の割合が20〜80%であり、
    前記粘着剤の粘着力がアルミニウムに対して60℃のときに19N/25mm以上22N/25mm未満の場合、前記複合板面積に対する前記粘着剤塗布面積の割合が10〜75%であり、
    前記粘着剤の粘着力がアルミニウムに対して60℃のときに22N/25mm以上の場合、前記複合板面積に対する前記粘着剤塗布面積の割合が10〜70%である、
    床に敷設されることを特徴とする、放吸熱器。
  2. 前記放吸熱マットへの前記複合板の前記固定手段として、さらに、ビス及び/又は釘が使用されていることを特徴とする、請求項1に記載の放吸熱器。
  3. 前記粘着剤は前記放吸熱マットの上面に帯状又は交差状に配列し、前記配列している前記粘着剤の幅が5〜100mmであり、その配列間隔が50〜600mmであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の放吸熱器。
  4. 前記液体媒体を温熱媒体とし、前記配管が暖房配管であるとともに、前記放吸熱マットが床暖房放熱マットであり、床暖房放熱器として用いられることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の放吸熱器。
  5. 前記液体媒体を冷熱媒体とし、前記配管が冷房配管であるとともに、前記放吸熱マットが床冷房吸熱マットであり、床冷房吸熱器として用いられることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の放吸熱器。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の放吸熱器の製造方法であって、粘着剤が上面に塗布され、前記粘着剤が塗布された上面が離型紙で覆われた前記放吸熱マットを、前記離型紙を剥がすことにより粘着剤面を露出させた後、前記放吸熱マット上面で、前記複合板と貼り合わせる工程を有することを特徴とする、放吸熱器の製造方法。
  7. 前記粘着剤が塗布された上面を、一端に離型紙引き出し部材を有する離型紙で覆うとともに、前記離型紙引き出し部材を、前記一端で前記離型紙の前記粘着剤と接触している面と反対側の面に折り返し、前記折り返した前記離型紙引き出し部材の先端部を前記放吸熱マットの面外に突出させ、
    前記放吸熱マット上面に、前記複合板を載置した後、前記離型紙引き出し部材の前記突出した先端部を面と平行な方向に面の外に引っ張って前記離型紙を引き剥がすことによって、前記放吸熱マット上面の粘着剤面で前記複合板を貼り合わせる工程を有することを特徴とする、請求項に記載の放吸熱器の製造方法。
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