JP2006234342A - ビスにより固定されたパネル暖房設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 暖房パネルの基材マットが下地材に確実に固定され、かつ剥がれにくいパネル暖房設備を提供する。
【解決手段】 下地材上に、熱媒を流通させる配管を埋設した発泡合成樹脂製又は木製の基材マット、金属薄板および表装材が順に固定されてなるパネル暖房設備であって、前記下地材への前記基材マットの固定が、少なくとも前記基材マット側から前記下地材へねじ込まれた複数のビスによって行われており、前記ビスは、ネジ山がない部位であるビス上部とネジ山を有する部位であるビス下部からなり、前記ねじ込まれたビスにおける前記ビス上部と前記ビス下部との境界が、前記下地材内部に位置することを特徴とする、パネル暖房設備とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パネル暖房設備における基材マットの下地材への固定が、下地材が破損しにくい構造のビスを用いて行われたパネル暖房設備に関する。
一般住宅、集合住宅、ホテル、病院、高齢者養護施設などの建造物において、居住性を高める目的で、床面から暖房する床暖房設備が一般的になりつつある。かかる床暖房設備は、例えば、マンションなどのスラブ床面やスラブ床面に敷いた下地合板、又は、一戸建て住宅の居室の床に敷いた下地合板等の下地材の上に、配管を埋設した基材マットの上側に金属薄板や表装材層を配置した床暖房パネルを敷設したものが基本的な構造である。トイレ、脱衣場、玄関等、短時間のみ人が存在するような部屋の壁面には、同様に壁下地材の上に壁暖房パネルが固定された、ラジエーターパネルのような壁暖房装置が用いられる場合もある。
これらパネル暖房設備において、暖房パネルの基材マットを下地材に固定する方法としては、ネジ山がビスの全長に亘って設けられた木ビスやボードビスが一般的に使用されてきた。
しかしながら、下地材が例えば石膏ボードが使用された壁材のような場合、石膏ボードは比較的脆いため、ビスの全長に亘ってネジ山が設けられたビスを使用して固定しようとすると、ラッパ状のビス頭部が暖房パネルの表面に到達した際の大きなトルクにより、ビスをねじ込む過程で石膏ボードに形成されたねじ溝を破損してしまう場合があった。このため、下地材に基材マットを固定できない、あるいは固定後にビスがとれて基材マットが剥がれてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、暖房パネルの基材マットが下地材に確実に固定され、かつ剥がれにくいパネル暖房設備を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、特定の構造のビスを使用して基材マットと下地材とを固定することで上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明の第一の態様は、下地材(1)上に、熱媒を流通させる配管(7)を埋設した発泡合成樹脂製又は木製の基材マット(2)、金属薄板(3)および表装材(4)が順に固定されてなるパネル暖房設備(10)であって、前記下地材(1)への前記基材マット(2)の固定が、少なくとも前記基材マット(2)側から前記下地材(1)へねじ込まれた複数のビス(5)によって行われており、前記ビス(5)は、ネジ山がない部位であるビス上部(5a)とネジ山を有する部位であるビス下部(5b)からなり、前記ねじ込まれたビス(5)における前記ビス上部(5a)と前記ビス下部(5b)との境界が、前記下地材(1)内部に位置することを特徴とする、パネル暖房設備(10)を提供して前記課題を解決する。
この発明によれば、基材マット(2)が下地材(1)に確実に固定され、かつ剥がれにくいパネル暖房設備(10)を提供することができる。
また、この態様において、下地材(1)内部にあるビス上部(5a)の長さが、少なくとも2mm以上あることが好ましい。このようにすることによって、基材マット(2)を下地材(1)により確実に固定することができる。
また、この態様において、下地材(1)内部におけるビス上部(5a)の太さ方向の直径が、ビス下部(5b)の太さ方向の最大直径よりも小さいことも好ましい。このようにすることによって、下地材(1)が破損した場合においても、ビス(5)が抜けないようにすることができる。
本発明のパネル暖房設備の基材マットと下地材との固定は、先端側の一部のみにネジ山を有するビスを用いて行われている。そのため、ビスがねじ込まれてもネジ溝が破損しにくく、脆い材質の下地材に対しても基材マットを固定することができる。また、仮に下地材が破損した場合においても、ビスが抜けにくいため、基材マットが下地材に固定されたままの状態を保つことができる。
本発明のパネル暖房設備は、地面と垂直方向に設置されるため下地材から基材マットが剥がれやすく、また脆い材質の下地材が使用されることの多い、壁暖房設備として特に有効である。
本発明のこのような作用および利得は、次に説明する発明を実施するための最良の形態から明らかにされる。
以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。図1は、本発明のパネル暖房設備10の一部分の断面概略図である。本発明のパネル暖房設備10は、下地材1に、順に、基材マット2、金属薄板3、表装材4が固定されてなるものである。下地材1への基材マット2の固定には、複数のビス5が使用されている。ビス5が基材マット2上面から下地材1に向けてねじ込まれることで、基材マット2と下地材1とが固定されている。
ビス5は、通常はラッパ状又はフレキ状である頭部5cと、ネジ山がない部位であるビス上部5aと、ネジ山を有する部位であるビス下部5bからなる。ネジ山を有さない部分であるビス上部5aの長さは、少なくとも基材マット2の厚さよりも長い。すなわち、ビス5を完全にねじ込むとビス上部5aの一部は下地材1に入り、ビス上部5aとビス下部5bとの境界が、下地材1内部に位置することになる。
このように、ビス上部5aの一部が下地材1に入ることにより、ビス5をねじ込む時のビス5を回転させるトルクで下地材1となる部材が破損した場合においても、ビス上部5aのうちの下地材1内部に入っている部分Xで下地材1と基材マット2とを固定することができる。確実に固定するためには、ビス上部5aのうちの下地材1内部に入っている部分Xの長さは、少なくとも2mm以上あることが好ましい。
また、より確実に固定するためには、ビス5は、下地材1内部において、前記ビス上部5aの太さ方向の直径が、ビス下部5bの太さ方向の最大直径よりも小さいことが好ましい。このようにすると、ビス5をねじ込む際のビス5を回転するトルクによって下地材1が破損した場合においても、ネジ山部が、ビス上部5aが存在する下地材1中の穴に引っかかり、ビス5が抜けないようにすることができる。
下地材1への基材マット2の固定には、ビス5のみでなく、例えば接着剤などの他の固定手段を併用してもよい。このようにすることによって、基材マット2を下地材1へより強固に固定することができる。この場合、固化するまでに時間がかかる接着剤を使用しても、その後にビス5をねじ込むと、接着剤が固化するまでの間基材マット2を押圧する必要がない。
下地材1は、例えば壁下地材であり、これは、マンション等の集合住宅の場合にはコンクリート、戸建住宅の場合には石膏ボードや合板が一般的な材質である。本発明に使用されるような形状のビス5は、特に、石膏ボードのように脆い材質の下地材1に対して有効である。
基材マット2は木製又は発泡合成樹脂製であり、発泡合成樹脂としては、ポリウレタン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体、ポリスチレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、ポリメチルメタクリルレート発泡体、ポリカーボネート発泡体、ポリフェニレンオキサイド発泡体、ポリスチレンとポリエチレン混合物の発泡体などが好適である。中でも、コスト、加工性の点からポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体、ポリスチレン発泡体が好ましい。基材マット2は、熱媒として発熱電線を使用する場合には、耐熱温度の点から木製が好ましく、温水を使用する場合には断熱性の点から発泡合成樹脂製が好ましい。
基材マット2には、上面に溝6が刻設され、そこに、温水や発熱電線等の熱媒を流通させるための配管7が埋設されている。溝6の開口部の幅は、配管7の外径と同じ寸法か、又はこれより僅かに大きくするのが好ましい。溝6の形状は、通常、延在する方向に直角に切断した断面がU字又はコの字状であり、配管7から表装材4への伝熱性や、配管7を埋設する際の施工性の観点からは、好ましくはU字状である。溝6の深さは、伝熱性の観点から配管7の外径と同じ寸法とするのが好ましい。
溝6に埋設される配管7は、熱媒が温水の場合には、通常、可撓性チューブが使用され、具体的には架橋ポリエチレン管、ポリブテン管、銅管などが挙げられる。その直径は、設置場所や構造などの条件によって様々であるが、通常外径7.2mm、内径5mm程度の管が一般的である。
基材マット2の表面には、金属薄板3を有する。金属薄板3は、基材マット2に埋設された配管7を固定すると共に、配管7内を流通する熱媒の熱を、表装材4の表面へ伝熱させる機能を有するものであり、アルミニウム箔、錫箔、ステンレススチール箔、銅箔などが用いられるが、中でも、製造の容易性、コストなどの観点からアルミニウム箔が好ましい。その厚さは、薄すぎると強度が不十分になり、逆に厚すぎるとパネル暖房設備10が重くなる上にコストもかかることから、通常2〜200μmの範囲のものが使用される。金属薄板3の基材マット2への固定は、全面もしくは点状、線状に付着された、粘着剤、接着剤等の付着剤によって行われる。
表装材4は、少なくとも最上層となって外観の美麗化を図る役割を有する表面材層を有する単層あるいは多層の部材であり、木製板、金属板、タイル、石板、樹脂シート、および樹脂シートの片面あるいは両面に金属板が接合された複合板等が使用される。表装材4の固定は、ビスや釘、接着剤などの通常の固定手段によって行うことができ、固定手段を複数併用してもよい。
以上、現時点において、最も、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うパネル暖房設備もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
本発明のパネル暖房設備の一部の断面概略図である。
符号の説明
1 下地材
2 基材マット
3 金属薄板
4 表装材
5 ビス
6 溝
7 配管

Claims (3)

  1. 下地材上に、熱媒を流通させる配管を埋設した発泡合成樹脂製又は木製の基材マット、金属薄板および表装材が順に固定されてなるパネル暖房設備であって、前記下地材への前記基材マットの固定が、少なくとも前記基材マット側から前記下地材へねじ込まれた複数のビスによって行われており、前記ビスは、ネジ山がない部位であるビス上部とネジ山を有する部位であるビス下部からなり、前記ねじ込まれたビスにおける前記ビス上部と前記ビス下部との境界が、前記下地材内部に位置することを特徴とする、パネル暖房設備。
  2. 前記下地材内部にある前記ビス上部の長さが、少なくとも2mm以上あることを特徴とする、請求項1に記載のパネル暖房設備。
  3. 前記下地材内部における前記ビス上部の太さ方向の直径が、前記ビス下部の太さ方向の最大直径よりも小さいことを特徴とする、請求項1又は2に記載のパネル暖房設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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