JP2008309398A - 区画材及び冷暖房システム - Google Patents

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Tadashi Tsunoda
正 角田
Masayoshi Kikuchi
政義 菊地
Satonori Koyama
覚令 小山
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SANYO KOGYO TOHOKU SYSTEM KK
Cosmo Eco Power Co Ltd
Sanyo Kogyo Tohoku System Co Ltd
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SANYO KOGYO TOHOKU SYSTEM KK
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Sanyo Kogyo Tohoku System Co Ltd
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Abstract

【課題】輻射冷暖房に好適なように熱伝導率を改善した区画材及びこの区画材を利用した冷暖房システムを提供すること。
【解決手段】区画材20は、建築物の部屋Rを区画するものであって、板状に形成された本体21と、本体21に埋設された、本体21よりも熱伝導率が高い材料で形成された熱伝導部材23とを備え、熱伝導部材23が、本体21の部屋R側と反対側に配置される裏面21rを貫通する埋設部24と、裏面21r上を広がる展開部25とを含んで構成されている。冷暖房システムは、区画材20と、温度が調節された空気gを区画材20の裏側の面を沿うように供給するノズル10とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は区画材及び冷暖房システムに関し、特に輻射冷暖房に好適なように熱伝導率を改善した区画材及びこの区画材を利用した冷暖房システムに関する。
近年、省エネルギーと快適性とを両立する冷暖房方式として、輻射冷暖房システムが注目されている。輻射冷暖房システムは、天井面や床面等を、冷房時は冷やし暖房時は温めて、冷却又は加熱した天井面や床面等からの輻射熱により冷暖房を行うシステムである。輻射熱による冷暖房は、室内に極端な温度ムラが生じないため快適であると共に、天井面や床面等を冷却又は加熱するのに必要な熱量がいわゆる対流方式の冷暖房システムに比べて少ない。このため、輻射冷暖房システムは、より省エネルギーなシステムといえる。
輻射冷暖房システムの一例として、空気調和機で生成した冷風や温風を、気流変換器を複数設置した床下送気空間や天井送気空間に吹出して、水平気流の冷風や温風を気流方向変換器で垂直気流に変換し、床下地ボードの下面や天井材の上面に衝突させて噴流し、放射状に拡散させ、床仕上材や天井材を効率よく冷却又は加熱し、床仕上材や天井材から生じる冷輻射や温輻射熱の効果を高めて床及び天井輻射冷暖房を行うシステムがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−132680号公報(図1等)
冷却又は加熱される床仕上材や天井材としては、熱伝導率が比較的低い木質のもの(例えばフローリング材)や石膏ボード等が利用される場合も多く、効果的に輻射冷暖房を行える程度に床仕上材や天井材を冷却又は加熱するのに相当の時間を要する場合があった。
本発明は上述の課題に鑑み、輻射冷暖房に好適なように熱伝導率を改善した区画材及びこの区画材を利用した冷暖房システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る区画材は、例えば図2に示すように、建築物の部屋Rを区画する区画材20であって;板状に形成された本体21と;本体21に埋設された、本体21よりも熱伝導率が高い材料で形成された熱伝導部材23とを備え;熱伝導部材23が、本体21の部屋R側と反対側に配置される裏面21rを貫通する埋設部24と、裏面21r上を広がる展開部25とを含んで構成されている。ここで、「裏面上を広がる」とは、典型的には、裏面と平行な面で本体を切断した断面上に現れる熱伝導部材の面積よりも裏面上の熱伝導部材の面積の方が大きい状態である。
このように構成すると、本体よりも熱伝導率が高い材料で形成された熱伝導部材が裏面を貫通する埋設部と裏面上を広がる展開部とを含んで構成されているので、区画材の裏側に冷風又は温風を供給した場合に冷風の冷熱又は温風の温熱が熱伝導部材を介して本体内部に伝わり、区画材を冷却又は加熱するのに要する時間を短縮することができる。
また、本発明の第2の態様に係る区画材は、例えば図2を参照して示すと、上記本発明の第1の態様に係る区画材20において、熱伝導部材23が接着剤としても利用可能な物質で構成されている。ここで「接着剤としても利用可能な物質」とは、2つの物を貼り合わせるのに用いることができる性質を有する物質である。
このように構成すると、熱伝導部材を本体に埋設するために本体に穴を開けた場合であっても、本体の強度を向上させることができる。
また、本発明の第3の態様に係る区画材は、例えば図2を参照して示すと、上記本発明の第2の態様に係る区画材20において、熱伝導部材23が、接着剤としても利用可能な物質よりも熱伝導率が高い粉体が混入されて構成されている。
このように構成すると、熱伝導部材の熱伝導率をさらに向上させることができる。
また、本発明の第4の態様に係る区画材は、例えば図4に示すように、上記本発明の第1の態様に係る区画材において、熱伝導部材43が、裏面41r上に配設された第1のプレート45と、第1のプレート45に接触しつつ本体41に打設されたピン44とを含んで構成されている。
このように構成すると、本体に第1のプレートを接触させつつピンを打設することで熱伝導率が向上した区画材を製造することができるので、熱伝導率が向上した区画材を簡単に製造することができる。
また、本発明の第5の態様に係る区画材は、例えば図5に示すように、上記本発明の第4の態様に係る区画材において、熱伝導部材53が、第1のプレート55から本体51の厚さ方向tに間隔を開けて配設された第2のプレート56であって、ピン54を介して第1のプレート55に接続された第2のプレート56を含んで構成されている。
このように構成すると、熱伝導部材が第1のプレートから本体の厚さ方向に間隔を開けて配設された第2のプレートを含んで構成されているので、裏面に冷風又は温風を供給した場合に冷風又は温風が熱伝導部材に接触する面積が増大することとなり、区画材の冷却又は加熱をより促進させることができる。
また、本発明の第6の態様に係る区画材は、例えば図6に示すように、上記本発明の第1の態様に係る区画材において、本体61が裏面61rに溝61gが形成されて構成され;熱伝導部材63が、溝61gの部分の裏面61rを覆う溝型部材65と、溝型部材65に接触しつつ本体61に打設されたピン64とを含んで構成されている。
このように構成すると、裏面に冷風又は温風を供給した場合に冷風又は温風が溝型部材に沿って拡散することとなり、区画材の冷却又は加熱を促進させることができる。
また、本発明の第7の態様に係る冷暖房システムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様乃至第6の態様のいずれか1つの態様に係る区画材20と;温度が調節された空気gを区画材20の裏側の面20r(例えば図2参照)を沿うように供給するノズル10とを備える。
このように構成すると、区画材の熱伝導率が高く、また、温度が調節された空気を区画材の裏側の面を沿うように供給するノズルを備えるので、効果的に輻射冷暖房を行える程度に区画材を冷却又は加熱するのに要する時間を短縮することができる。
本発明によれば、本体よりも熱伝導率が高い材料で形成された熱伝導部材が裏面を貫通する埋設部と裏面上を広がる展開部とを含んで構成されているので、区画材の裏側に冷風又は温風を供給した場合に冷風の冷熱又は温風の温熱が熱伝導部材を介して本体内部に伝わり、区画材を冷却又は加熱するのに要する時間を短縮することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る冷暖房システム100の模式的斜視図である。冷暖房システム100は、建築物の部屋である冷暖房室R(冷房又は暖房を行う対象となる空間)を区画する区画材としての床材20と、床材20の下に配設されて空気gを床材20の面に沿うように供給するノズルとしての放射状噴流ノズル10と、放射状噴流ノズル10に供給する空気gの温度を調節する温調機器31とを備えている。
ここで図2を参照して、床材20について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る区画材としての床材20の模式的断面図である。図2に示す断面図は、床材20の厚さ方向tの断面図である。床材20は、骨格となる本体21と、一部が本体21に埋設された熱伝導部材23とを有している。
本体21は、本実施の形態では、木質系の材料である合板あるいはパーティクルボードであり、大きさは500mm×500mm、厚さは約40mmである。本体21は、冷暖房室Rを形成するために床材20を貼ったときに、冷暖房室R側に来る面が表面21sとなっており、冷暖房室Rとは反対側に来る面が裏面21rとなっている。表面21s上には化粧用の表層板29が貼り付けられている。本体21には、熱伝導部材23を挿入するための充填穴21hが形成されている。充填穴21hは、典型的には裏面21rに対して垂直に、裏面21rから形成されている。換言すると、充填穴21hは、裏面21rには現れるが、表面21sには現れないように形成されている。本実施の形態では、充填穴21hは、直径約2mmの円筒状の穴であり、その深さは約30mmである。また、本実施の形態では、充填穴21hは、隣の列との間隔が約100mmで碁盤目状に形成されている。
熱伝導部材23は、本体21よりも熱伝導率が高い物質であり、接着剤として利用することもできる物質である。熱伝導部材23は、典型的には合成高分子物質(合成樹脂を含む)であるが、モルタル等であってもよい。熱伝導部材23は、軽量化の観点からは合成高分子物質を用いるとよく、蓄熱の観点からはモルタルを用いるとよい。また、熱伝導部材23は、本体21の強度を向上させることができる物質であることが好ましい。熱伝導部材23としてこのような物質を用いると、充填穴21hが形成されることによって強度が低下した本体21を補強することができ、本体21の強度を、熱伝導部材23を充填する前のものよりも向上させることができる。なお、熱伝導部材23として本体21の強度を向上させることができる物質を用いることで、充填穴21hを形成する前の本体21よりも強度が向上すると、より好ましい。熱伝導部材23は、充填穴21hに充填前は液体状であり、充填穴21hに充填後所定時間経過後に硬化する。本実施の形態の熱伝導部材23は、本体21の充填穴21hに充填されて埋設部24が形成されると共に、この埋設部24に接触するように本体21の裏面21rに塗布されて展開部25が形成されている。つまり、充填穴21hに充填された埋設部24と裏面21rに塗布された展開部25との間で熱伝導(「熱」は、特に断りがない限り冷熱及び温熱を含む概念である。以下同じ。)があるようになっている。このようにして、熱伝導部材23は、埋設部24と展開部25とを含んで構成されることにより、本体21の内部と裏面21r上とに設けられている。裏面21rに塗布されて形成される展開部25は、図2に示されるように、裏面21r全体に形成されているとよい。なお、埋設部24と展開部25とは少なくとも概念上区別されるものであり、両者が渾然一体に形成されていてもよく(典型的には両者が同一工程中に形成される)、あるいは物理的にも区別可能に形成されていてもよい(典型的には両者が異なる工程で形成される)。また、埋設部24と展開部25とは典型的には同じ物質であるが、異なる物質(例えば、埋設部24をモルタルで形成し、展開部25を合成高分子物質で形成する等)としてもよい。
また、本実施の形態における熱伝導部材23である合成高分子物質(いわゆる接着剤)に、この接着剤よりも熱伝導率が高い粉体が混入されていると、熱伝導部材の熱伝導率をさらに向上させることができるので好ましい。このように構成されていると、床材20を冷却又は加熱するのに要する時間をさらに短縮することができる。ここでいう「粉体」は、その大きさが、典型的には、充填穴21hに流入可能な大きさであって、接着剤と共に充填穴21hに流入したときに、床材20がその使用に耐えうる強度を発揮できる程度に接着剤が充填穴21h内に行き渡ることを阻害しない大きさのものである。
次に図3を参照して、放射状噴流ノズル10について説明する。図3は放射状噴流ノズル10を説明する図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。放射状噴流ノズル10は、風導部11と変換部材12とを有している。風導部11は円筒状に形成された部材である。風導部11は、円筒の両端面が開口しており、一方の開口が空気gを導入する導入口11aとして形成されており、他方の開口が空気gを導出する導出口11bとして形成されている。導出口11b側の風導部11の端部には、周方向に間隔をあけて複数の凹部11eが形成されている。形成される凹部11eの数及び大きさは、風導部11の直径や導出される空気gの流量によって適宜決定されるが、概ね凹部11eが半円形の場合は凹部11eの直径が風導部11の直径の1/10程度、隣り合う凹部11e同士の間隔(半円形の中心間の距離)Leが凹部11eの直径の2〜3倍程度となるようにするとよい。また、風導部11の側面には、固定ピース15が設けられている。
変換部材12は、円錐状に形成されている。変換部材12の大きさは、変換部材12がないと仮定した場合に導出口11bから空気gが導出される方向である「風導導出方向」の投影面上で、円錐の底面部が少なくとも風導部11の導出口11bを包含する大きさに形成されている。変換部材12を形成する円錐の底面部の最大は、風導部11の軸直角方向断面の直径の1.6倍以下とするのが好ましい。例えば、変換部材12の底面部の直径が導出口11bの直径より20mm程度大きくなるように形成されるのが好ましい。変換部材12の風導部11への取り付けは、風導部11の導出口11b側の端部に3箇所程度設けられた爪13aを、取付孔12hに通した後に折り曲げることにより行われる。なお、爪13aや取付孔12hを形成せずに、風導部11の一部を取付部材12に溶接することにより取り付けてもよい。
変換部材12は、風導部11に対して、変換部材12を形成する円錐の頂部が導出口11bから風導部11の中に入り、円錐の底面部が風導部11の外側に位置するように、また、風導部11の導出口11b側の端部と変換部材12とが離れるように取り付けられている。風導部11の導出口11b側の端部と変換部材12とが離れて配設されていることにより、風導部11と変換部材12との間に、導出口11b側の端部の全周に渡って幅Lsのスリット10sが形成される。導出口11b側の風導部11の端部に凹部11eが形成されていることにより、スリット10sは切り欠きを含んで形成されている。つまり、凹部11eによって形成される切り欠きはスリット10sの一部を構成している。放射状噴流ノズル10は、導入口11aから導入され風導部11内を流れる空気gが、導出口11b付近から変換部材12の円錐の側面に沿って流れ、放射状に拡散するように構成されている。
再び図1に戻り、適宜図2、3も参照して、冷暖房システム100の説明を続ける。
温調機器31は、パッケージ型空調機やエアハンドリングユニット等が好適に用いられる。温調機器31は、空気gを放射状噴流ノズル10に送気する送風機(不図示)が内蔵されているが、送風機(不図示)は外付けであってもよい。温調機器31は、コイル(不図示)内を流れる流体と熱交換することにより、冷暖房室Rを冷房するときは空気gを冷却し、冷暖房室Rを暖房するときは空気gを温めるように構成されている。
温調機器31と放射状噴流ノズル10とは、ダクト32で接続されている。ダクト32は、冷暖房システム100に設けられる放射状噴流ノズル10の数に応じて適宜分岐しており、各放射状噴流ノズル10の風導部11の導入口11aに接続されている。本実施の形態では、冷暖房室Rの床全面に床材20が敷き詰められている。床材20は、冷暖房室Rの部屋内側に表層板29が来るように、換言すれば冷暖房室Rとは反対側(床下側)に裏面21rが来るように敷き詰められている。冷暖房室Rの床下には、放射状噴流ノズル10が所定の間隔を隔てて複数配設されている。ここで「所定の間隔」は、冷暖房室Rの輻射冷暖房を効果的に行える程度に床材20を冷却又は加熱できるような空気gの床材20への供給点の間隔である。本実施の形態では、1枚の床材20に対して1個の放射状噴流ノズル10が、1枚の床材20のほぼ中央(平面における重心位置)に配設されている。また、放射状噴流ノズル10は、円錐状の変換部材12の底面全体が床材20の裏側の面(熱伝導部材23の展開部25が形成された面)に接触するように配設されている。
続いて図1を主に参照し、図2、3を適宜参照して、冷暖房システム100の作用を説明する。熱媒体としての空気gは、温調機器31で温度が調節された後にダクト32を通って放射状噴流ノズル10に流入する。放射状噴流ノズル10に流入した空気gは、スリット10sから流出し、変換部材12の円錐の側面に沿って床材20に向かって放射状に流れる。その後、空気gは、床材20の裏側の面20rに衝突して裏側の面20rに沿う方向に向きを変え、裏側の面20rに沿って、放射状噴流ノズル10を中心に放射状に拡散する。このとき、切り欠き11eが形成された部分のスリット10sから導出される空気gの流速が、切り欠き11eが形成されていない部分のスリット10sから導出される空気gの流速よりも速くなっているので、流速の速い空気gが流速の遅い空気gを誘引し、空気g全体の到達距離が長くなる。このようにして、空気gは床材20の裏側の面20rのほぼ全体に拡散する。裏側の面20rのほぼ全体に拡散した空気gは、その保有する熱で、冷房時は床材20を冷却し、暖房時は床材20を温める。
空気gが床材20を冷却又は加熱する際、熱伝導部材23の展開部25は、裏面21r上を広がるように構成されているので、空気gからの熱を受ける面積が埋設部24よりも大きくなっている。つまり、裏面21r上に現れる熱伝導部材23は空気gからの熱を受けやすい。そして、空気gから裏面21r上に広がる展開部25に伝達された熱は、本体21内に埋設された埋設部24へと伝導し、熱伝導部材23全体を冷却又は加熱する。その後、熱は、本体21に埋設された埋設部24から本体21に伝わって本体21を冷却又は加熱する。当然に、裏面21r上に広がる展開部25からも本体21へ熱が伝わり、この熱が本体21の冷却又は加熱にも寄与する。なお、裏面21rに展開部25が形成されていない部分がある場合には、この部分から空気gの熱が直接(熱伝導部材23を介さずに)本体21に伝達され、この熱も本体21の冷却又は加熱にも寄与する。
熱伝導部材23及び本体21が冷却又は加熱されることにより、床材20は冷却又は加熱される。そして冷却又は加熱された床材20からの輻射熱により冷暖房室Rの冷房あるいは暖房が行われる。なお、この輻射冷暖房に加えて、放射状噴流ノズル10から床下に吹き出された空気gを冷暖房室Rに導入し、これを対流させて冷房又は暖房したのちに収集し、収集した空気gを温調機器31に戻すようにしてもよい。
以上の説明では、冷暖房システム100の冷暖房室Rを区画する区画材として、接着剤として利用可能な合成高分子物質から形成された熱伝導部材23を有する床材20を利用することとしたが、床材20に代えて、以下に説明する床材40(図4参照)、床材50(図5参照)、あるいは床材60(図6参照)を利用してもよい。
図4は、本発明の実施の形態に係る区画材の第1の変形例である床材40を説明する図であり、(a)は斜視図(床下側から見た見上げ図)、(b)は断面図である。床材40の、床材20(図2参照)と比較して主に異なる点は熱伝導部材の構成が異なっている。その他、本体41は、充填穴21h(図2参照)が形成されていない点を除き、本体21(図2参照)と同様の構成である。表層板29(図2参照)に相当する部材は図示されていないが、本体41の表面41sに貼り付けられていてもよい。床材40の熱伝導部材43は、ピン44と、第1のプレートとしてのプレート45とを含んで構成されている。ピン44及びプレート45は、本体41よりも熱伝導率が高い材料で形成されており、典型的には銅やアルミニウム等の金属で形成されている。この他にもピン44及びプレート45は、本体41よりも熱伝導率が高い材料を利用可能であるが、より熱伝導率が高い材料を用いることが好ましい。なお、ピン44は、釘やビスを包含する概念である。
熱伝導部材43の本体41への取り付けは、プレート45の平らな面を本体41の裏面41rに接触させ、このプレート45を貫通するようにピン44を裏面41rに対してほぼ垂直に本体41に打設することにより行われる。ピン44は、裏面41rを貫通するが表面41sには到達しないような長さのものが用いられる。プレート45は、ピン44により本体41に固定される。これにより、ピン44は本体41に埋設され、ピン44と熱伝導があるように接触するプレート45は裏面41r上を広がっている。つまり、ピン44は埋設部を構成し、プレート45は展開部を構成する。本実施の形態では、1つの床材40につき複数の熱伝導部材43が設けられている。熱伝導部材43は、ピン44の間隔が約100mm程度の碁盤目状で本体41に配設されている。プレート45は、例えば一辺が50mmの正方形であるが、冷暖房システム100における輻射冷暖房を効果的に行うことができるように床材40の冷却又は加熱を行うことができれば、一辺が50mm以外の大きさでもよく、正方形以外の形状(例えば長方形や円形等)でもよい。
このように構成された床材40は、冷暖房室Rの部屋内側に表面41sが来るように、換言すれば冷暖房室Rとは反対側(床下側)に裏面41rが来るように敷き詰められている。冷暖房システム100(図1参照。以下、冷暖房システム100の作用の説明においては適宜図1を参照する。)の作用においては、放射状噴流ノズル10から温度が調節された空気gが放射状に吹き出されると、空気gは床材40の裏側の面40rのほぼ全体に拡散する。空気gが床材40を冷却又は加熱する際、熱伝導部材43を構成するプレート45は裏面41r上を広がるように構成されているので、空気gからの熱を受ける面積が大きくなっている。そして、空気gからプレート45に伝達された熱は、本体41内に埋設された熱伝導部材43を構成するピン44へと伝導し、熱伝導部材43全体を冷却又は加熱する。その後、熱は、本体41に埋設されたピン44あるいはプレート45から本体41に伝わって本体41を冷却又は加熱する。プレート45で覆われていない部分の裏面41rには、空気gの熱が直接本体41に伝達され、この熱も本体41の冷却又は加熱にも寄与する。そして冷却又は加熱された床材40からの輻射熱により冷暖房室Rの冷房あるいは暖房が行われる。
次に図5は、本発明の実施の形態に係る区画材の第2の変形例である床材50を説明する図であり、(a)は斜視図(床下側から見た見上げ図)、(b)は断面図である。床材50を床材40(図4参照)と対比すると、本体51、表面51s、裏面51rがそれぞれ本体41、表面41s、裏面41rに相当し、熱伝導部材53を構成するピン54、プレート55が熱伝導部材43を構成するピン44、プレート45にそれぞれ相当する。そして、床材50の、床材40との比較において最も異なる点は、床材40は相当する部材を有しない、第2のプレートとしてのフィン56を備えている点である。
フィン56は、プレート55とほぼ同じ形状の部材が、厚さ方向tに間隔を開けて複数枚設けられている。本実施の形態ではフィン56は2枚で構成されているが、枚数は、空気gからの採熱効率や設置スペース等を勘案して決定するとよい。フィン56は、ピン54に取り付けられている。したがって、ピン54は、フィン56が取り付けられるように、裏面51rから床下側に突き出ている。プレート55及びフィン56は、ピン54に溶接接合されている。プレート55及びフィン56が接合されたピン54は本体51に打設されることにより、一部が本体51に埋設されている。このように本体51に取り付けられた熱伝導部材53は、プレート55の平らな面全体が裏面51rに接触し、2枚の平板で構成されるフィン56が、2枚の平板のそれぞれの面がプレート55の面とほぼ平行になるようにプレート55に対して間隔を開けて配設されている。プレート55とフィン56との間隔、及びフィン56を構成する各平板の間隔は、放射状噴流ノズル10から放射状に拡散されて裏側の面50rに沿って流れる空気gから、プレート55及びフィン56が効率よく受熱できるように決定するとよい。フィン56の材質は、典型的にはプレート55の材質と同じであるが、異なる材質(したがって熱伝導率も異なる)であってもよい。
次に図6は、本発明の実施の形態に係る区画材の第3の変形例である床材60を説明する図であり、(a)は斜視図(床下側から見た見上げ図)、(b)は断面図である。床材60は、床材20(図2参照)、床材40(図4参照)、床材50(図5参照)と比較して、主に熱伝導部材の構成が異なっている。また、本体61の裏面61rに溝61gが形成されている点が、本体21(図2参照)、本体41(図4参照)、本体51(図5参照)の構成と異なっている。本体61の裏面61rに形成された溝61gは、裏面61rのほぼ中央(平面における重心位置)を中心として、中心角45°の間隔を開けて裏面61rの外周に向けて放射状に延びている。ここで、溝61gの表面(窪んだ部分の表面)も裏面61rの一部とする。したがって、溝61gが形成されることにより、溝61gが形成される前に比べて裏面61rの表面積が大きくなる。なお、裏面61rのほぼ中央を中心として放射状に形成される溝61gの隣り合う溝61g間における中心角は、45°に限られず、以下の点を考慮して決定するとよい。すなわち、中心角が大きくなると形成される溝61gの数が減るので製作が容易になり、中心角が小さくなると形成される溝61gの数が増えて本体61に取り付け可能な熱伝導部材63が増えるという点を考慮して決定するとよい。また、図6には表層板29(図2参照)に相当する部材が示されていないが、本体61の表面61sに貼り付けられていてもよい。
床材60の熱伝導部材63は、ピン64と、溝型部材65とを含んで構成されている。ピン64及び溝型部材65は、本体61よりも熱伝導率が高い材料で形成されており、典型的には銅やアルミニウム等の金属で形成されている。この他にもピン64及び溝型部材65は、本体61よりも熱伝導率が高い材料を利用可能であるが、より熱伝導率が高い材料を用いることが好ましい。なお、ピン64は、釘やビスを包含する概念である。溝型部材65は、本体61に形成された溝61gに丁度嵌るように(溝61g部分の裏面61rに溝型部材65の外面が接触するように)形成されている。したがって、溝61gが断面コ字状に形成されている場合は溝型部材65も断面コ字状に形成され、溝61gが断面半円形状に形成されている場合は溝型部材65も断面半円形状に形成される。溝型部材65は、典型的には平板を上記所定の形状(断面コ字状や断面半円形状等)に加工して形成される。したがって、溝型部材65の内側には溝が形成されることになる。溝型部材65の内側に形成された溝は、空気gが流れる明渠となる。
熱伝導部材63の本体61への取り付けは、溝型部材65を本体61に形成された溝61gに嵌め込み、溝型部材65の内側から本体61に向かってピン64を裏面61rに対してほぼ垂直に打設することにより行われる。溝型部材65が断面コ字状に形成されている場合、ピン64の打設は溝型部材65の底面の他に両側面にも行うと、溝型部材65と溝61gとの密着性が向上するので好ましい。ピン64の打設は、例えば建物の内装工事において天井下地ボードに仕上用ボードを貼るときに用いられる空気銃のような道具を使って行ってもよい。ピン64は、裏面61rを貫通するが表面61sには到達しないような長さのものが用いられる。溝型部材65は、ピン64により本体61に固定される。これにより、ピン64は本体61に埋設され、ピン64と熱伝導があるように接触する溝型部材65は裏面61r上を広がっている。つまり、ピン64は埋設部を構成し、溝型部材65は展開部を構成する。
このように構成された床材60は、冷暖房室Rの部屋内側に表面61sが来るように、換言すれば冷暖房室Rとは反対側(床下側)に裏面61rが来るように敷き詰められている。冷暖房室Rの床下に設けられる放射状噴流ノズル10(図1参照)は、裏側の面60rのほぼ中央(放射状に形成された溝61gが交差する位置)に、変換部材12(図3参照)の底面が接触するように配設されている。冷暖房システム100の作用においては、放射状噴流ノズル10から温度が調節された空気gが放射状に吹き出されると、空気gは床材60の裏側の面60rのほぼ全体に拡散する。特に溝型部材65の内側の溝に流入した空気gは、この溝の長手方向(裏面61rの外周へ向かう方向)に沿って拡散する。空気gが床材60を冷却又は加熱する際、熱伝導部材63を構成する溝型部材65は裏面61r上を広がるように構成されているので、空気gからの熱を受ける面積が大きくなっている。そして、空気gから溝型部材65に伝達された熱は、本体61内に埋設された熱伝導部材63を構成するピン64へと伝導し、熱伝導部材63全体を冷却又は加熱する。その後、熱は、本体61に埋設されたピン64あるいは溝型部材65から本体61に伝わって本体61を冷却又は加熱する。溝型部材65が取り付けられていない部分の裏側の面60r(裏面61r)には、空気gの熱が直接本体61に伝達され、この熱も本体61の冷却又は加熱にも寄与する。そして冷却又は加熱された床材60からの輻射熱により冷暖房室Rの冷房あるいは暖房が行われる。
以上で説明したように、本実施の形態に係る冷暖房システム100によれば、冷暖房室Rの床全面に設置された床材20(40、50、60)に、本体21(41、51、61)よりも熱伝導率が高い材料で形成された熱伝導部材23(43、53、63)が設けられているので、裏側の面20r(40r、50r、60r)に冷風又は温風(空気g)を供給した場合に、まず冷風の冷熱又は温風の温熱が熱伝導部材23(43、53、63)に迅速に伝わり、さらに熱伝導部材23(43、53、63)から本体21(41、51、61)に熱が伝わるので、床材20(40、50、60)を冷却又は加熱するのに要する時間を従来の床材(熱伝導部材が設けられていない床材)を用いた場合に比べて短縮することができる。したがって、冷暖房を開始してから輻射冷暖房の効果が現れるまでに要する時間を短縮することができる。
以上の説明では、区画材としての床材20(40、50、60)を構成する本体21(41、51、61)が木質系の材料であるとしたが、例えば石膏ボード等、木質系材料以外の材料を用いてもよい。また、区画材を床に用いるとしたが、冷暖房室Rの壁や天井に適用してもよい。また、区画材を床、壁、天井の2箇所以上に適用してもよい。
以上の説明では、熱伝導部材23(43、53、63)の一部24(44、54、64)が、裏面21r(41r、51r、61r)を貫通するが表面21s(41s、51s、61s)には現れないとしたが、表面21s(41s、51s、61s)を貫通して表層板29に接触させるようにしてもよい。このとき、表層板29が本体21(41、51、61)よりも熱伝導率が高い材料で形成されている場合は、冷暖房室Rに現れる床面に迅速に熱伝導させることができる。
以上の説明では、床材20の本体21に形成される充填穴21hが円筒(円柱)状であるとしたが、角柱(多角柱)状であってもよい。さらには、床材20が用途に応じたを強度を確保することができるならば、充填穴21hがスリット状(円筒状の場合と同様の深さで、裏面21rに平行な断面が細長い形状のもの)であってもよい。
本発明の実施の形態に係る冷暖房システムの模式的斜視図である。 本発明の実施の形態に係る区画材の模式的断面図である。 冷暖房システムを構成するノズルを説明する図である。(a)は斜視図、(b)は正面図である。 本発明の実施の形態に係る区画材の第1の変形例を説明する図である。(a)は斜視図、(b)は断面図である。 本発明の実施の形態に係る区画材の第2の変形例を説明する図である。(a)は斜視図、(b)は断面図である。 本発明の実施の形態に係る区画材の第3の変形例を説明する図である。(a)は斜視図、(b)は断面図である。
符号の説明
10 ノズル
20 床材
20r 裏側の面
21 本体
21r 裏面
23 熱伝導部材
24 埋設部
25 展開部
40 床材
41 本体
41r 裏面
43 熱伝導部材
44 ピン
45 プレート
50 床材
51 本体
51r 裏面
53 熱伝導部材
54 ピン
55 プレート
56 フィン
60 床材
61 本体
61r 裏面
61g 溝
63 熱伝導部材
64 ピン
65 溝型部材
100 冷暖房システム
g 空気
R 部屋

Claims (7)

  1. 建築物の部屋を区画する区画材であって;
    板状に形成された本体と;
    前記本体に埋設された、前記本体よりも熱伝導率が高い材料で形成された熱伝導部材とを備え;
    前記熱伝導部材が、前記本体の前記部屋側と反対側に配置される裏面を貫通する埋設部と、前記裏面上を広がる展開部とを含んで構成された;
    区画材。
  2. 前記熱伝導部材が接着剤としても利用可能な物質で構成された;
    請求項1に記載の区画材。
  3. 前記熱伝導部材が、前記接着剤としても利用可能な物質よりも熱伝導率が高い粉体が混入されて構成された;
    請求項2に記載の区画材。
  4. 前記熱伝導部材が、前記裏面上に配設された第1のプレートと、前記第1のプレートに接触しつつ前記本体に打設されたピンとを含んで構成された;
    請求項1に記載の区画材。
  5. 前記熱伝導部材が、前記第1のプレートから前記本体の厚さ方向に間隔を開けて配設された第2のプレートであって、前記ピンを介して前記第1のプレートに接続された第2のプレートを含んで構成された;
    請求項4に記載の区画材。
  6. 前記本体が前記裏面に溝が形成されて構成され;
    前記熱伝導部材が、前記溝の部分の前記裏面を覆う溝型部材と、前記溝型部材に接触しつつ前記本体に打設されたピンとを含んで構成された;
    請求項1に記載の区画材。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の区画材と;
    温度が調節された空気を前記区画材の裏側の面を沿うように供給するノズルとを備える;
    冷暖房システム。
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