JP4663744B2 - 窓枠取付形物干し装置 - Google Patents

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Description

本発明は、窓枠取付形の物干し装置に関するものである
洗濯物を部屋干しする場合、窓際に干すと日光を受けて乾燥し易く、また窓を開放して外気の取り入れながらの乾燥も行えるので、都合がいい。
また、従来、窓の開口の側方に一対の腕杆を回動可能に固定し、この腕杆の両先端部間に物干し竿を架設状態に設けた物干し構造(特許文献1)が提案されており、この特許文献1によれば、室内側に腕杆を回動させて物干し竿を引き出して窓際に洗濯物を干すことができ、不使用時には腕杆を壁面に向かって回動させて壁面に沿設させた収納状態とすることができるので、非常に便利である。
特開平9−253392号公報
しかしながら、前記特許文献1は、窓の開口の側方の壁面に腕杆を固定する構成のため、収納状態であっても窓枠の外側に少なくとも左右の腕杆が常に露出した状態となっており、部屋内の体裁を害してしまうものであった。
本発明は、この点、窓に取り付けする構成の物干し装置でありながら、特にカーテンを備えた窓に設置することにより、収納時にカーテンに隠れて見えづらくなって窓周囲の体裁を良好に確保でき、且つカーテンに隠れる構成でありながら、物干し時にはカーテンを避けて窓から離れた位置に突出させることができる画期的な窓枠取付形物干し装置を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
横設する物干しバー1の両端部に、この物干しバー1を、窓2の上部に近接した沿設状態と、この沿設状態の位置より下方にして前記窓2から離れた突出状態とに切り換え自在となる取付機構3を設け、この取付機構3は、前記窓2を設ける窓枠4の対向内面5若しくは窓2を設ける窓取付用開口部の対向する側部内面に夫々取り付ける各窓枠取付部6に、前記窓枠4の対向内面5若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態から内方にして且つ下方に向かう方向に回動する回動腕部7を夫々枢着し、この各回動腕部7の先端側を前記物干しバー1の端部に夫々枢着連結した構成とし、前記物干しバー1は、前記取付機構3の前記回動腕部7の回動に応じて伸縮自在となる構成とし、前記窓枠取付部6と前記回動腕部7との枢着軸8を、この窓枠取付部6を取り付ける前記窓枠4の対向内面5若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に平行にして且つ奥行き方向に下がり傾斜状態に設け、この枢着軸8に枢着する軸取付部71を前記回動腕部7の基端部に設けると共に、この軸取付部71は、回動腕部7の腕長さ方向に対して斜設状態に設け、この斜設状態の軸取付部71を枢着軸8に枢着することで、この枢着軸8を介して回動腕部7が前記窓枠4の対向内面5若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態から内方にして下方に向かって最終的に水平位置まで回動して前記窓枠4の対向内面5若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った水平前直状態まで回動するように構成したことを特徴とする窓枠取付形物干し装置に係るものである。
また、前記回動腕部7が前記窓枠4の対向内面5若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態のとき、前記物干しバー1は、前記窓2の上部の窓ガラス枠9に重なる位置に沿設状態となり、前記回動腕部7が下方に回動して前方に突出状態となったとき、前記物干しバー1は、前記窓2から離れた位置に突出状態に水平横設されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の窓杆取付形物干し装置に係るものである。
本発明は上述のように、取付機構を窓枠の対向内面若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に取り付けできるようにすると共に、回動腕部を窓枠の対向内面若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態にして物干しバーを窓の上部に近接した沿設状態(収納状態)にできるように構成したので、各取付機構が収納状態において部屋の壁面より奥まった位置に存して見えづらくなり、また、カーテンが備え付けられている窓に設置すれば、たとえカーテンが開いていても、窓枠の前方で束ねられているカーテンに遮られて取付機構が非常に見えにくくなるために部屋内の窓周囲の体裁が良好に保たれることになり、しかも、各取付機構がカーテンに隠れる構造でありながら、物干しを行うために回動腕部を回動させて物干しバーを窓から離れた突出状態に切り換えする際には、各回動腕部が窓枠の対向内面若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態からカーテンを避けるようにして内方に向かいつつ下方に回動するのでカーテンが邪魔にならず、その上、物干しバーが伸縮するのでこの物干しバーが各回動腕部の内方への回動の妨げとならないなど、極めて実用性に秀れた画期的な窓枠取付形物干し装置となる。
また、本発明においては、回動腕部が前記窓枠の対向内面若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態から内方にして且つ下方に向かう方向に回動することとなるこの回動腕部と窓枠取付部との枢着構造を簡易に設計実現可能となり、しかも、回動腕部が水平位置まで回動することで物干しバーが洗濯物などの被乾燥物を干し易い位置まで降りてくるので、非常に使い易いなど、一層実用性に秀れた構成の窓枠取付形物干し装置となる。
また、請求項記載の発明においては、収納状態において窓の上部の窓ガラス枠に重なる位置に沿設状態となる物干しバーが窓ガラス枠と同化して窓ガラス枠の一部のように見えるので、簡単に物干しバーだとは認識しづらく一層体裁良好となり、しかも、物干し時には、物干しバーが窓から離れた位置に水平横設されるので、洗濯物などの被乾燥物を安定的に干すことができると共に、大型の被乾燥物も窓や窓下方の壁面に干渉しにくい状態で干すことが可能となるなど、非常に使い易い実用性に秀れた構成の窓枠取付形物干し装置となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
窓枠4の対向内面5(例えば窓枠4の対向する縦枠部の内面5)若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に夫々窓枠取付部6を介して各取付機構3を取り付けすることで、本物干し装置を窓枠4若しくは窓取付用開口部に設置する。
各取付機構3は、物干しを行わない時は、回動腕部7を前記窓枠4の対向内面5若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態にできるので、この各回動腕部7の先端側に両端部が枢着された物干しバー1を窓2の上部に近接した沿設状態(収納状態)にできる。
この際、窓枠4の対向内面5若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に取り付けした各取付機構3は、物干しバー1と共に部屋の壁面より奥まった位置に存して見えづらくなると共に邪魔ともならない。
また、例えば、前記回動腕部7が前記窓枠4の対向内面5若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態のとき、前記物干しバー1は、前記窓2の上部の窓ガラス枠9に重なる位置に沿設状態となるように構成すれば、収納状態において窓2の上部の窓ガラス枠9に重なる位置に沿設している物干しバー1が上部の窓ガラス枠9と同化して窓ガラス枠9の一部のように見えるので、簡単に物干しバー1だとは認識しづらくなって一層体裁良好となる。
また、例えば、カーテン10が備え付けられている窓2に本物干し装置を設置した場合には、カーテン10を閉めることで物干しバー1も各取付機構3も見えなくなるし、たとえカーテン10を開けても、窓枠4の縦枠部若しくは窓取付用開口部の側部の前方で束ねられているカーテン10に遮られて各取付機構3は非常に見えにくくなるため、窓2周囲で本物干し装置が目立って見えることはなく、よって部屋内の体裁は良好に保たれる。
このように、カーテン10が備えられた窓2に本物干し装置を設置すると、部屋内の体裁を効果的に保持することができる。
また、物干しを行う時は、各取付機構3を介して窓2の上部に沿設している物干しバー1をこの沿設状態の位置より下方にして前記窓2から離れた突出状態に切り換える。すると、物干しバー1が手の届き易い高さ位置に下りてくると共に、窓2から離れた位置に存することになるので、この物干しバー1に洗濯物などの被乾燥物19を干すことができる。
具体的には、各取付機構3の各回動腕部7を下方に向かって回動させて物干しバー1を窓2から離れた位置に突出させるが、この際、回動腕部7は、前記窓枠4の対向内面5若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態から内方にして且つ下方に向かう方向に回動し、この各回動腕部7の回動に伴い物干しバー1は伸縮しながら下方へ降りてくることになる。
従って、カーテン10が備えられた窓2に本物干し装置を設置した場合には、物干しバー1の収納状態において、前記窓枠4の対向内面5(縦枠部)若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿って立直状態となっている各回動腕部7の前方に例えば束ねられたカーテン10が存していて各取付機構3が効果的に隠されているが、物干しを行うために物干しバー1を下方へ突出させた際には、回動腕部7はこのカーテン10を内方へ避けながら下方へ向かって回動するので、カーテン10が邪魔にならない。また、この際、物干しバー1が伸縮するので、この物干しバー1が各回動腕部7の内方への回動の妨げとなることはない。
従って、本発明をカーテン10が備えられた窓2に設置して使用することにより、窓2周囲の体裁を良好に確保できると共に、物干しバー1使用時にカーテン10が邪魔になることがないので、カーテン10が備えられた窓2への設置に適した極めて実用性に秀れた窓枠取付形物干し装置となる。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図9に基づいて説明する。
本実施例は、横設する物干しバー1の両端部に、この物干しバー1を、窓2の上部に近接した沿設状態と、この沿設状態の位置より下方にして前記窓2から離れた突出状態とに切り換え自在となる取付機構3を設けた窓枠取付形物干し装置に係るものである。
本実施例の物干しバー1は、バー半体1Aと、このバー半体1Aよりやや径大なパイプ状の径大バー半体1Bとから成り、このバー半体1Aに径大バー半体1Bをスライド自在に被嵌して伸縮自在に構成している。
また、本実施例の取付機構3は、一対をなすもので、この一対の取付機構3を夫々前記窓2を設ける窓枠4の対向する各縦枠部の内面5(見込み面)に取り付けし得るように構成している。
具体的には、窓枠内面5に取り付ける窓枠取付部6に、前記窓枠内面5に沿った立直状態から内方にして且つ下方に向かう方向に回動する回動腕部7を枢着して前記取付機構3を構成している。
更に詳しくは、窓枠取付部6は、長方形状の取付板60の表面の略中心位置に、前記回動腕部7の基端部を枢着するコ字板状の軸受部61を、その中間板部61Bを面接状態に固定することで遊離両端部61Aを外側に向けて突設した構成とし、更にこの遊離両端部61Aには貫通孔62を形成している。
また、この軸受部61は、図3,図5に示したように、取付板60をその長さ方向を上下方向として対向内面5に取付した際に、この軸受部61の図示奥側の遊離端部61Aが下がり傾斜する斜設状態(例えば、取付板60の長さ方向の軸線に対して、軸受部61の対向する遊離両端部61A間(対向する貫通孔62間)を通る軸線が45度傾いた状態)にして固定している。
また、この窓枠取付部6の、窓枠4の対向内面5への取付構造は、この取付板60の裏面を窓枠4の対向内面5に面接当接させた上でネジ11などの止着具11により止着する構造としている。従って、このような簡易な取付構造を採用したことにより、本物干し装置を窓2の窓枠4に取付することが容易に行われると共に、既に完成された建物の窓枠4に後付けすることも容易に行われる構成としている。
回動腕部7は、帯板体を採用して構成し、この回動腕部7の両端部にはコ字板状の軸取付部71を設けている。
また、この軸取付部71は、その中間板部71Bを回動腕部7の両端部に止着固定して、遊離両端部71Aを外側に向けて突設した構成とし、更にこの遊離両端部71Aには、貫通孔72を形成している。
また、図3に示すように、この回動腕部7の一端側(基端側)の軸取付部71を、前記窓枠取付部6の軸受部61と突き合わせて各遊離端部71A・61Aを重合させ、前記貫通孔72と前記貫通孔62とを連通させてこの連通孔に枢着軸8としての軸ピン8を挿通して抜け止め状態に装着することにより、この軸ピン8を介して窓枠取付部6に対し回動腕部7が回動自在となるように構成している。図中符号12は軸ピン8の先端部に圧接固定して軸ピン8を軸受部61と軸取付部71とから抜け止め状態とするCリングである。
また、この両端部の軸取付部71は、回動腕部7の長さ方向の軸線に対して軸取付部71の対向する遊離両端部71A間を通る軸線が下がり傾斜する斜設状態(例えば、回動腕部7の長さ方向の軸線に対して軸取付部71の対向する遊離両端部71A間を通る軸線が45度傾いた状態)にして固定している。
即ち、本実施例では、窓枠取付部6と回動腕部7との前記枢着軸8を、図5に示すようにこの窓枠取付部6を取り付ける前記窓枠4の縦枠部の内面5に平行にして且つ奥行き方向に下がり傾斜状態に設けた構成としている。そして、この傾斜する枢着軸8に枢着した回動腕部7は、軸取付部71が回動腕部7の基端部に対して斜設状態に固定されている関係もあって、前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った立直状態(図1,図5の状態)にできると共に、この立直状態から回動腕部7を下方へ回動させると同時に内方に向かって回動し、その後外方へ向かいつつ下方へ回動して、最終的に回動腕部7が窓2に対して水平前方に突出する状態となって、前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った水平前直状態(図2,図7の状態)まで回動できるように構成している。
また、この回動腕部7の前記した回動状態の回動規制構造は、前記取付板60に回動腕部7が立直状態以上に回動することを阻止するストッパ片60Aを一体に形成すると共に、回動腕部7が水平前直状態以上に回動することを阻止するストッパ片60Bを一体に形成した構造としている。
また、本実施例では、この各回動腕部7の先端部に先動部70を設け、この先動部70を前記物干しバー1の端部に夫々枢着連結した構成としている。そして、前記物干しバー1は、前記取付機構3の前記回動腕部7の回動に応じて伸縮自在となる構成としている。
先動部70は、図4に示すように、コ字板状の継ぎ手体70Aを二体、その中間板部を背中合わせに止着して両外側に各継ぎ手体70Aの遊離両端部が突設する構成とすると共に、この二体の継ぎ手体70Aは、一方に対して他方を傾斜状態にして止着した構成としている。また、各継ぎ手体70Aの遊離両端部には夫々軸孔70Bを貫通形成している。
そして、一方(図4において右側)の継ぎ手体70Aを回動腕部7先端部の軸取付部71に突き合わせた上、連通させた前記軸孔70Bと貫通孔72とに枢着軸13としての軸ピン13を挿通して抜け止め状態に装着することにより、この軸ピン13を介して回動腕部7の先端部に先動部70を回動自在に設けている。図中符号14は軸ピン13の先端部に圧接固定して軸ピン13を継ぎ手体70Aと軸取付部71とから抜け止め状態とするCリングである。
また、他方の継ぎ手体70Aの遊離両端部間に物干しバー1(図4では前記バー半体1A)の端部を配した上で、この他方の継ぎ手体70Aの軸孔70Bに挿通した連結ピン15を物干しバー1の端部に貫通させてこの他方の継ぎ手体70Aに物干しバー1の端部を回動自在に連結(枢着)した構成としている。図中符号16は連結ピン15の先端部に圧接固定して連結ピン15を継ぎ手体70Aと物干しバー1の端部とから抜け止め状態とするCリングである。
従って、このようにして回動腕部7と連結した物干しバー1は、前述の伸縮構造により回動腕部7が内方へ回動するとこれに応じて縮み、逆に回動腕部7が外方へ回動するとこれに応じて伸びる構成としている。
また、各回動腕部7の先端部と物干しバー1の両端部とを、先動部70を介した二軸自在継ぎ手構造によって連結したため、左右の対向内面5に夫々取付した各取付機構3の各回動腕部7を、図8に示すように片側ずつ回動させて物干しバー1を片側ずつ下ろしてくることも可能となる構成としている。
また、物干しバー1には、両端部の近傍に操作杆17を回動自在に枢着し、たとえ本実施例の物干し装置を手が届かないような窓2の高い位置に設置した場合であっても、下方へ回動させたこの操作杆17を握持して物干しバー1を前側下方へ引き出し操作できるように構成している。
また、本実施例は、少なくとも回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った立直状態(物干しバー1の収納状態)と、回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った水平前直状態(物干しバー1の使用状態)とにおいて、回動腕部7を位置決めする、位置決め・位置決め解除可能な位置決め機構18を設けている。
具体的には、図3に示すように前記回動腕部7の基端部の軸取付部71の遊離両端部71A間に断面四角形を呈する軸通し筒18Aを架設状態に設けると共に、この軸通し筒18A内と前記貫通孔72とを連通状態に設けて、この軸通し筒18A内に前記枢着軸8を挿通し得るように構成している。
一方、この軸取付部71を枢着軸8によって枢着する前記窓枠取付部6の軸受部61の中間板部61Bに図3,図9に示したような略S字状若しくは略Z字状に屈曲形成した板バネ18Bを採用した弾性体18Bの一端部を付設して、この弾性体18Bの他端部の平坦面が軸通し筒18Aの周面に当接するように構成し、この弾性体18Bの他端部の平坦面と軸通し筒18Aの周面の平面部とが面接当接する状態では、弾性体18Bの付勢力によって軸通し筒18Aと共に、この軸通し筒18Aが固定された軸取付部71(回動腕部7)が回り止め状態に位置決めされる構成とし、この回り止め状態から弾性体18Bの付勢力に抗した強い力を要することで回動腕部7を回動操作できる前記位置決め機構18を構成している。
また、少なくとも回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った立直状態となった時と、回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った水平前直状態となった時には、軸通し筒18Aの平面部に弾性体18Bの他端部の平坦面が面接当接してこの位置決め機構18によって位置決めされるように、軸取付部71の遊離両端部71Aに対する軸通し筒18Aの設置角度を設定構成している。
この位置決め機構18も含めた回動腕部7の回動作動を詳しく説明すると、回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った立直状態(図5,図8の(a)の状態)の時は、図9の(a)に示すように弾性体18Bの他端部の平坦面と軸通し筒18Aの周面の平面部とが面接当接して回動腕部7が回り止め(位置決め)状態に付勢維持され、この位置決め状態から図9の(b)に示すように弾性体18Bの付勢力に抗して回動腕部7を下方へ(内方へ)回動操作すると、図9の(c)に示すように90度回動したところで、軸通し筒18Aの他の平面部が弾性体18Bに面接当接して再び位置決め状態(図6,図8の(b)の状態)となる。そして、この位置決め状態から図9の(d)に示すように弾性体18Bの付勢力に抗して回動腕部7を更に下方へ回動操作すると、図9の(e)に示すように更に90度回動したところで、軸通し筒18Aの他の平面部が弾性体18Bに面接当接して三たび位置決め状態(回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った水平前直状態(図7,図8の(c)の状態))となる。
即ち、本実施例では、三段階の位置決めが行われる位置決め機構18を構成している。
このように構成した本実施例の物干し装置を、例えば、カーテン10が備え付けられた窓2に対し、窓枠4の対向する縦枠部の内面5に夫々窓枠取付部6を介して各取付機構3を取り付けすることで窓枠4に設置することができる。
すると、各取付機構3は、窓枠4の対向内面5に取り付けするため、回動腕部7を前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った立直状態(収納状態)とすると物干しバー1も取付機構3も部屋の壁面より奥まった位置に存することになると共に、カーテン10によって遮られるため見えなくなる。また、カーテン10が開放された場合でも、窓枠4の縦枠部の前方に束ねられているカーテン10があることで各取付機構3は非常に見えにくく、よって、部屋内の体裁は良好に保たれる。
また、この収納状態において、前記物干しバー1が図8の(a)に示すように前記窓2の上部の窓ガラス枠9と平行にしてこの上部の窓ガラス枠9と重なる位置に沿設状態となるように窓枠取付部6の窓枠内面5への取付位置を設定したり、回動腕部7の長さ寸法を設定構成したりすると、前記収納状態において窓2の上部の窓ガラス枠9と重なっている物干しバー1が上部の窓ガラス枠9と同化して窓ガラス枠9の一部のように見えて物干しバー1だと認識しづらくなるので、一層体裁良好となる。
物干しを行う時は、各取付機構3の回動腕部7を前下方へ回動させると、図8に示すように各回動腕部7が前記窓枠内面5に沿った立直状態から内方に向かいつつ下方に向かって回動するので、この各回動腕部7の回動に伴い物干しバー1は途中(回動腕部7を90度回動させた位置)までは縮みながら下方へ降りてきて、その後は回動腕部7が外方に向かいつつ下方に向かって回動するので、物干しバー1が伸びながら回動腕部7が水平前直状態まで移動することになる。
そのため、例えば、日中に本物干し装置を使用する際には、カーテン10が開放されて窓枠4の縦枠部の前方に束ねられたカーテン10が存しているが、各回動腕部7が内方に向かいつつ下方へ回動するので、このカーテン10を避けることとなり、カーテン10が邪魔にならない。
そして、窓2から離れた位置に下りてきた物干しバー1に、例えば洗濯物19(被乾燥物19)を干すことができる。
尚、近年の建築物には、窓枠4が実質的に存在せず(木枠などが表出せず)、窓取付用開口部の側部や上部の内面に直接壁紙等が貼設された窓構造も増えてきているが、請求項1中の「窓枠」なる記載は、このような実質的に窓枠がない窓構造における窓枠に相当する部位をも含む意味合いで用いているものである。即ち、本発明の取付機構3(の窓枠取付部6)は、前記窓2を設ける窓枠4の対向内面若しくは窓取付用開口部の対向する側部内面に対して取り付けし得るように構成している。
本発明の具体的な実施例2について図10〜図14に基づいて説明する。
本実施例は、前記回動腕部7の先端部と前記物干しバー1の両端部との枢着連結構造を、前記実施例1と異らせた場合である。
具体的には、本実施例の各回動腕部7の先端部は、図10〜図12に示すように、この回動腕部7先端部の回動軌跡を通る平面と平行な傾斜面7Aに形成し、この先端傾斜面7Aに、この傾斜面7Aに対して直角に棒状の連結軸7Bを突設した構成としている。即ち、回動腕部7の先端部に、この回動腕部7先端部の回動軌跡を通る平面に対して直角に突出する連結軸7Bを設けている。
一方、物干しバー1の両端部には、平板状の連結板部1Cを突設すると共に、この連結板部1Cに前記連結軸7Bよりもやや径大な連結孔1Dを貫通形成して、この連結孔1Dに連結軸7Bを挿通することで、回動腕部7の先端部と物干しバー1の端部とを連結軸7Bを軸として回動自在に連結した構成としている。
この回動腕部7の回動に際しては、どの回動領域においても連結軸7Bは回動腕部7先端部の回動軌跡を通る平面と直角の関係に維持されるため、この連結軸7Bに対して連結孔1Dがどの回動領域でも回動可能で回動腕部7の回動に支障がない。また、連結軸7Bよりも連結孔1Dをやや径大としているため、たとえ回動腕部7を片側づつ回動させた場合においても、この枢着連結構造部分が回動作動の支障とならず、スムーズに回動可能となる。
従って、回動腕部7の先端部と物干しバー1との枢着連結構造としてこのような簡単な構造を採用したため、この構成は前記実施例1に比して簡易に且つコスト安に設計実現可能である。
また、この回動腕部7の先端部と物干しバー1の両端部との連結構造は、単に、連結孔1Dに連結軸7Bを挿通して前記連結板部1Cを前記傾斜面7Aに載置した構成とし、これにより物干しバー1の端部を連結軸7Bに沿って上動させることで物干しバー1の端部を回動腕部7の先端部から簡単に取り外しできるように設けている。
従って、図12に示すように、物干しバー1の端部を上方へ浮かせて回動腕部7の先端部から取り外すことで、例えば図中矢印のように水平前直状態の回動腕部7の先端部外方へカーテン10を回して回動腕部7の内側へと移動させることが可能となり、これより例えば物干しバー1を窓2から離れた位置に引き出して物干ししながらカーテン10を閉めることもできる構成としている。
また、本実施例は、前記位置決め機構18の構成も、前記実施例1と異ならせている。
具体的には、本実施例の位置決め機構18は、図13,図14に示すように、前記各回動腕部7の軸取付部71の遊離両端部71Aの対向位置に位置決め溝18Cを形成している。
一方、前記窓枠取付部6の軸受部61の中間板部61Bに、板バネを採用した弾性体18Dの一側を面接状態に付設すると共に、この弾性体18Dの他端部を略直角に折曲してこの折曲先端を中間板部61Bに対して立設状態に設け、この立設する折曲先端が前記位置決め溝18Cに嵌合し得るように構成し、この弾性体18Dの折曲先端が各遊離端部71Aの対向位置の位置決め溝18Cに嵌合する状態では、弾性体18Dの付勢力によって軸取付部71(回動腕部7)が回り止め状態に位置決めされる構成とし、この回り止め状態から弾性体18Dの付勢力に抗した強い力を要することで回動腕部7を回動操作できる前記位置決め機構18を構成している。尚、本実施例では、前記軸取付部71に前記軸通し筒18Aを有しない構成としている。
また、回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った立直状態(物干しバー1の収納状態)と、回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った水平前直状態(物干しバー1の使用状態)とが、この位置決め機構18によって位置決めされるように、各軸取付部71の遊離両端部71Aへの位置決め溝18Cの形成位置を設定構成している。
また、この弾性体18Dは、その他端の折曲先端が前記位置決め溝18Cに嵌合しない状態においても各遊離端部71Aの先端側円弧状部に常に当接して摩擦抵抗を付与するように構成し(図14の(b)参照。)、これにより回動腕部7の回動操作には常に抵抗があって、例えば回動腕部7を収納状態から下方へ引き出す際に回動腕部7が勢い良く回動して物干しバー1が操作者に向かって勢い良く飛び出すような危険を生じない構成としている。
この本実施例の位置決め機構18の作動を詳しく説明すると、回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った立直状態(図10の状態)の時は、図14(a)に示すように弾性体18Dの他端の折曲先端が位置決め溝18Cに嵌合して回動腕部7が回り止め(位置決め)状態に付勢維持され、この位置決め状態から図14の(b)に示すように弾性体18Dの付勢力に抗して回動腕部7を下方へ(内方へ)回動操作すると、図14の(c)に示すように180度回動したところで、当初弾性体18Dの折曲先端が嵌合していた位置決め溝18Cの対向位置に存する位置決め溝18Cに弾性体18Dの折曲先端が嵌合して再び位置決め状態(回動腕部7が前記窓枠4の縦枠部内面5に沿った水平前直状態(図11,図12の状態))となる。
その他の構成は、前記実施例1と同様であるので、図面に同符号を付すことで詳しく説明することは省略する。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
実施例1の窓枠への取付状態における収納状態を示す説明斜視図である。 実施例1の窓枠への取付状態における使用状態を示す説明斜視図である。 実施例1の窓枠取付部と回動腕部との枢着構造を示す部分拡大分解斜視図である。 実施例1の回動腕部と物干しバーとの枢着構造を示す部分拡大分解斜視図である。 実施例1の収納状態における取付機構を示す部分拡大説明斜視図である。 図5の状態から、回動腕部を下方へ回動させた状態を示す部分拡大説明斜視図である。 図6の状態から、更に回動腕部を下方へ回動させて回動限まで回動させた状態を示す部分拡大説明斜視図である。 実施例1の片側の回動腕部を回動させて物干しバーを窓から離れた位置に引き出す様子を示した説明正面図である。 実施例1の位置決め機構の作動を示す説明図である。 実施例2の窓枠への取付状態における収納状態を示す説明斜視図である。 実施例2の窓枠への取付状態における使用状態を示す説明斜視図である。 図11の状態から、物干しバーを回動腕部の先動部より取り外してカーテンを回動腕部の内側に配した状態を示す説明斜視図である。 実施例2の窓枠取付部と回動腕部との枢着構造を示す部分拡大分解斜視図である。 実施例2の位置決め機構の作動を示す説明図である。
1 物干しバー
2 窓
3 取付機構
4 窓枠
5 対向内面
6 窓枠取付部
7 回動腕部
8 枢着軸
9 窓ガラス枠
71 軸取付部

Claims (2)

  1. 横設する物干しバーの両端部に、この物干しバーを、窓の上部に近接した沿設状態と、この沿設状態の位置より下方にして前記窓から離れた突出状態とに切り換え自在となる取付機構を設け、この取付機構は、前記窓を設ける窓枠の対向内面若しくは窓を設ける窓取付用開口部の対向する側部内面に夫々取り付ける各窓枠取付部に、前記窓枠の対向内面若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態から内方にして且つ下方に向かう方向に回動する回動腕部を夫々枢着し、この各回動腕部の先端側を前記物干しバーの端部に夫々枢着連結した構成とし、前記物干しバーは、前記取付機構の前記回動腕部の回動に応じて伸縮自在となる構成とし、前記窓枠取付部と前記回動腕部との枢着軸を、この窓枠取付部を取り付ける前記窓枠の対向内面若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に平行にして且つ奥行き方向に下がり傾斜状態に設け、この枢着軸に枢着する軸取付部を前記回動腕部の基端部に設けると共に、この軸取付部は、回動腕部の腕長さ方向に対して斜設状態に設け、この斜設状態の軸取付部を枢着軸に枢着することで、この枢着軸を介して回動腕部が前記窓枠の対向内面若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態から内方にして下方に向かって最終的に水平位置まで回動して前記窓枠の対向内面若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った水平前直状態まで回動するように構成したことを特徴とする窓枠取付形物干し装置。
  2. 前記回動腕部が前記窓枠の対向内面若しくは前記窓取付用開口部の対向する側部内面に沿った立直状態のとき、前記物干しバーは、前記窓の上部の窓ガラス枠に重なる位置に沿設状態となり、前記回動腕部が下方に回動して前方に突出状態となったとき、前記物干しバーは、前記窓から離れた位置に突出状態に水平横設されるように構成したことを特徴とする請求項1記載の窓杆取付形物干し装置。
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