JP5653989B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、脚体に対して天板が左右一対のヒンジ連結具を介して水平位置(使用位置)と起立位置(非使用位置)とでロックされた状態で、当該2つの位置の間を回動可能に連結されたテーブルに関するものである。
本発明の背景技術の説明には、本発明の実施例に係る図面である図1〜図3、図6及び図7を参照する。脚体Fと天板Uは、ヒンジ連結具Hを介して水平位置(使用位置)と起立位置(非使用位置)との2つの位置でロックされた状態で、脚体Fに対して天板Uが回動可能となるように連結されている。脚体Fは、図1及び図2に示されるように、例えば、パイプ体を変形させたり、溶接により一体に連結することにより形成され、軽金属製の1本のパイプ体をわん曲させることにより、水平配置された本体支持部1の両端部に手前側(テーブルの使用者が位置する側)に向けて傾斜配置された左右一対の後側脚部2が設けられ、前記本体支持部1における一対の後側脚部2の内側に左右一対の前側脚部3が垂直配置されて、当該本体支持部1に溶接により一体化されている。なお、図1及び図2において、5は、互いに近接する後側及び前側の各脚部2,3を左右の各端部でそれぞれ連結する連結ロッドであり、6は、後側及び前側の各脚部2,3の下端に取付けられたキャスターを示す。
ヒンジ連結具Hを介して前記脚体Fに連結される天板Uは、平プレート状の部材である。脚体Fの本体支持部1には、幕板7がほぼ垂直に取付けられている。
脚体Fと天板Uとを連結するヒンジ連結具Hは、前記脚体Fの本体支持部1の左右両端部に上方に向けて一体に取付けられた一枚プレート状の脚体側プレート11と、前記天板Uの裏面に一体に設けられて、対向配置された2枚のプレート部22の間に前記脚体側プレート11を収容した状態で、前記脚体側プレート11とヒンジ連結される二枚プレート状の天板側プレート21と、当該2枚のプレート部22の間に配置された状態で、一方向に付勢された状態で、当該2枚のプレート部22に回動可能に取付けられて、前記脚体側プレート11に対して前記2つの位置で係合可能な係合爪41とを備えている。脚体側及び天板側の各プレート11,12は、いずれも金属製である。
一枚プレート状の脚体側プレート11は、係合爪41が係合される被係合部材として機能し、その前面側の端面に、天板Uの水平位置及び起立位置を定める第1及び第2の各被係合部12,13が形成されている。脚体側プレート11には、脚体側プレート11を回動可能に連結する回動支持ピン31を挿通するための第1ピン孔15と、後述の開口閉塞カバーCの支持ピン部54を挿通するための第2ピン孔16とが相上下して形成されている。
天板側プレート21は、所定間隔をおいて対向配置された同一形状の2枚のプレート部22が底板部23を介して連結された形状であって、後述のプレートカバー27と一緒に一対のビス24を介して天板Uの裏面に取付けられる。2枚のプレート部22は、当該2枚のプレート部22で形成される内部空間25に脚体側プレート11が配置される部分の底板部23に対する高さが残りの部分に比較して圧倒的に高くなっている。前記係合爪41は、天板側プレート21の2枚のプレート部22の間の内部空間25に収容配置されて、脚体側プレート11の第1及び第2の各被係合部12,13に係合される側に付勢された状態で、係合爪支持ピン42を介して2つのプレート部22に回動可能に支持される。係合爪41の付勢は、当該係合爪41と係合爪支持ピン42との間に介装されたバネ(図示せず)の復元力により奏される。係合爪41の先端の鉤状の部分が、前記脚体側プレート11の第1及び第2の各被係合部12,13に対して係合される係合部41aとなっている。係合爪支持ピン42の天板側プレート21からの突出部は、断面方形状に形成されて、当該突出部に回動レバー26が嵌め込まれる。また、天板側プレート21の各プレート部22の外側は、プレートカバー27で覆われて、対向配置された各プレート部22の間に全長に亘って形成されている開口のうち、脚体側プレート11に対して天板側プレート21が回動する際に干渉回避のために必要な、換言すると、ヒンジ連結具Hのヒンジ運動に必要な開口28(図9参照)を除いて、残りの開口は全てプレートカバー27の開口閉塞板部27aで覆われる。
従って、脚体Fの本体支持部1の左右両端に一体に取付けられた一対の脚体側プレート11を、天板Uの裏面の左右両端部に取付けられた一対の天板側プレート21の内部空間25にそれぞれ挿入して収容した状態で、天板側プレート21の各プレート部22に設けられたピン孔29と、脚体側プレート11の第1ピン孔15とに回動支持ピン31を挿通すると、当該回動支持ピン31を介して脚体側及び天板側の各プレート11,21が回動可能に連結されることにより、図6及び図7に示されるように、脚体Fに対して天板Uが前記した2つの位置でロックされた状態で、脚体Fに対して天板Uが回動可能に連結される。
上記構造のヒンジ連結具Hには、その回動操作を可能にするために、不可避的に開口が形成される。上記したテーブルは、脚体Fに対して天板Uを上方に回動させて、天板Uを起立位置(非使用位置)に配置させたり、逆に、起立位置の天板Uを下方に回動させて水平位置(使用位置)に配置させたりする。そして、上記した各操作は、テーブルの使用者等が手前側に立って操作するのが通常であり、特に、起立位置の天板Uを下方に回動させて水平位置(使用位置)に配置させる際に、前面側を向いている大きな開口28を通して脚体側プレート11と係合爪41との間に、人の指、衣類等が噛み込まれてしまう不具合があった。
特許文献1には、上記不具合を防止する構造が開示されている。特許文献1に開示の技術思想は、「支持体(本願発明の脚体)に、その内部を開放する開口部を設け、天板の使用位置で指挟み防止部材(本願発明の開口閉塞部材)が前記開口部を通して支持体の内部に収容される構成」である。即ち、支持体の側に指挟み防止部材を収容するための開口部を形成することが不可欠であるため、当該支持体の上端面を開口させる必要があり、例えば、支持体がパイプ体の溶接により構成されている場合には、パイプ体の上端面を開口させる構造にできないので、別部材としての支持体をパイプ体に対して取付ける必要があって、複雑でかつ外観の悪い構造となってしまう。
また、前記開口の部分では、前面側のみならず、側面側も開口されてしまうので、特許文献1の技術では、指挟み防止部材として、前面開口及び側面開口をそれぞれ閉塞するカバー部材を別々に設ける必要があって、指挟み防止部材の構造が複雑となる問題もあった。
特開2001−161446号公報
本発明は、脚体に対して天板をヒンジ連結するヒンジ連結具に、そのヒンジ運動を可能にするために不可避的に形成される開口を簡単な構造によって閉塞可能なテーブルの提供を課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、脚体に対して天板が左右一対のヒンジ連結具を介して水平位置と起立位置とでロックされた状態で、当該2つの位置の間を回動可能に連結され、前記ヒンジ連結具は、前記脚体に一体に設けられた一枚プレート状の脚体側プレートと、前記天板の裏面に一体に設けられて、自身の内部空間に前記脚体側プレートを収容した状態で、当該脚体側プレートに回動可能に連結される天板側プレートとを備え、前記天板側プレートには、前記ヒンジ連結具のヒンジ運動を可能とする開口が形成された構成のテーブルにおいて、前記脚体側プレートには、前記開口のうちテーブル使用者が位置する側である手前側部分を閉塞するための開口閉塞カバーが回動可能に取付けられ、当該開口閉塞カバーの先端部は、常に天板側プレートの内部空間に収容される構成であることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、脚体に対して天板を回動可能に連結するヒンジ連結具に不可避的に形成される手前側開口を閉塞する開口閉塞カバーは、当該ヒンジ連結具を構成する脚体側プレートに回動可能に取付けられて、その先端部が常に天板側プレートの内部空間に収容される構成であるために、天板の起立位置(非使用位置)においては、前面側開口は、開口閉塞カバーの先端部が天板側プレートの内部空間に収容された状態で、前記前面側開口は、当該開口閉塞カバーにより閉塞されている。この状態で、脚体に対して天板を回動させ、当該天板を水平位置(使用位置)に配置すると、その途中において、開口閉塞カバーは、脚体側プレートに対して回動しながら、天板側プレートの内部空間に対する収容長を徐々に長くしながら、手前側開口を常時閉塞するので、当該手前側開口に人の指、衣類等が噛み込まれるのを効果的に防止できる。逆に、脚体に対して天板を回動させ、当該天板を水平位置から起立位置に配置させる際には、開口閉塞カバーは、脚体側プレートに対して上記と逆方向に回動しながら、天板側プレートの内部空間から徐々に抜け出ながら、当該開口閉塞カバーによって前記手前側開口は、閉塞され続け、天板の起立位置においても、開口閉塞カバーの先端部は、天板側プレートの内部空間に収容されたままとなっている。
このように、請求項1の発明によれば、単一部材である開口閉塞カバーによって、ヒンジ連結具に不可避的に発生する手前側開口を閉塞できるため、その閉塞構造が簡単となる。また、脚体側の構造を一切変更することなく、単一部材である開口閉塞カバーをヒンジ連結具の手前側開口の部分に組み込むのみで、当該手前側開口を閉塞できる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記開口閉塞カバーは、正面カバー部の長手方向の基端部であって、幅方向の両端部に一対の側面カバー部が起立して一体に形成され、当該一対の側面カバー部の起立長は異なっていて、長い側の側面カバー部に支持ピン部が一体に形成され、当該一対の側面カバー部は、前記脚体側プレートの両側に配置されて、前記開口閉塞カバーは、支持ピン部を介して当該脚体側プレートに回動可能に支持されることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、単一の開口閉塞カバーを構成する正面カバー部及び側面カバー部によって、ヒンジ連結具に形成される手前側開口の正面及び側面の双方を閉塞できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記開口閉塞カバーは、幅方向の両端に形状を保持するリブが設けられて、全体形状が変形しないように保持されていることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、開口閉塞カバーの全体が変形しない構造になっているため、当該開口閉塞カバーの先端部がプレートカバーの内面を摺接しながら、当該開口閉塞カバーが天板側プレートの内部空間に対して抜け出たり、或いは入り込んで収容される場合において、脚体側プレートに対する開口閉塞カバーの回動がスムーズになると共に、その先端部のプレートカバーの内面に対する引っ掛かりもなくなって、天板側プレートの内部空間に対して開口閉塞カバーの出入りがスムーズとなる。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記開口閉塞カバーの正面カバー部の先端部は、前記一対の側面カバー部と同一の側にわん曲されてカバー側抜出し防止部となっていて、前記天板側プレートの開口には、天板の起立位置において、天板側プレートの内部空間から開口閉塞カバーが抜け出るのを防止する開口側抜出し防止部が設けられていることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、天板の起立位置においては、天板側プレートの内部空間に対する開口閉塞カバーの収容長が短くなると共に、自重による抜出し方向への回動によって、当該開口閉塞カバーが前記内部空間から抜け出る恐れがあるが、カバー側及び天板側の各抜出し防止部の干渉によって、当該抜け出しを確実に防止できる。
本発明によれば、テーブルを構成する脚体の側を一切変更させることなく、単一部材である開口閉塞カバーの長手方向の一端部を脚体側プレートに回動可能に連結して、当該開口閉塞カバーを天板側プレートの内部空間に収容させる構成によって、テーブルの脚体に対して天板を連結しているヒンジ連結具の部分に不可避的に発生する手前側の開口を単一の開口閉塞カバーにより閉塞できる。
天板Uを起立位置(非使用位置)に配置させた本発明に係るテーブルの斜視図である。 天板Uを水平位置(使用位置)に配置させた本発明に係るテーブルの斜視図である。 ヒンジ連結具H及び開口閉塞カバーCの分解斜視図である。 (a),(b)は、それぞれ脚体側プレート11に対する開口閉塞カバーCの取付けの前後の斜視図である。 (a),(b),(c)は、それぞれ開口閉塞カバーCの平面図、正面図及び右側面図である。 天板Uの水平位置(使用位置)において、ヒンジ連結具Hの手前側開口28が閉塞されている状態を示す断面図である。 天板Uの起立位置(非使用位置)において、ヒンジ連結具Hの手前側開口28が閉塞されている状態を示す断面図である。 同様の破断斜視図である。 ヒンジ連結具Hに手前側開口28が形成されることを示す斜視図である。
以下、「背景技術」の項目で説明した部分は、そのまま援用して、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。
最初に、図4及び図5を参照して、ヒンジ連結具Hの回動操作に必要な手前側の開口28を閉塞するための開口閉塞カバーCについて説明する。開口閉塞カバーCは、樹脂で形成され、脚体側プレート11に連結された状態において、正面視で下方が僅かに凸となるようにわん曲されていて、当該開口閉塞カバーCの本体部を形成する正短尺帯状をした正面カバー部51と、当該正面カバー部51の長手方向の基端部であって、その幅方向の両端部に起立して一体に形成された一対の側面カバー部52a,52bとから成る。正面カバー部51の先端部には、天板Uの起立位置において、天板側プレート21の内部空間25に対する開口閉塞カバーCの収容長が短くなると共に、自重による当該開口閉塞カバーCの抜出し方向への回動によって、天板側プレート21の内部空間25から開口閉塞カバーCが抜け出るのを防止すべく、一対の側面カバー部52a,52bと同一の側にわん曲されて、カバー側抜出し防止部57となっている。正面カバー部51の幅方向の両端部には、全長に亘ってリブ53が上方に向けて形成されて、変形しないように全体が補強されている。前記リブ53の先端部53aは、正面カバー部51の先端のわん曲部まで達する高さを有している。
一対の側面カバー部52a,52bは、その高さが異なっていて、高さが高い側の側面カバー部52aの上端部には、支持ピン部54が正面カバー部51の幅方向に沿って一体に形成されている。一対の側面カバー部52a,52bの高さを異ならしめたのは、脚体側プレート11の第2ピン孔16に対する開口閉塞カバーCの支持ピン部54に挿入連結を可能にするためである。支持ピン部54は、筒状に形成されて、先端部は、他の部分よりも外径の大きな抜止め部54aとなっていると共に、先端面から一対の短いスリット54bが軸方向に設けられることにより、支持ピン部54の先端部は、縮径弾性変形が可能となっている。開口閉塞カバーCの幅は、脚体側プレート11の板厚よりも広いため、図4に示されるように、脚体側プレート11の第2ピン孔16に開口閉塞カバーCの支持ピン部54を挿入することにより、当該開口閉塞カバーCを脚体側プレート11に対して回動可能に連結された状態で、脚体側プレート11に対する開口閉塞カバーCが横揺れするのを防止すべく、正面カバー部51の基端部には、一方の側面カバー部52bの上端に達する高さの横揺れ防止プレート部55が形成され、当該横揺れ防止プレート部55に脚体側プレート11の板厚に対応する幅の挿入開口56が上端に開口して形成されている。
図6ないし図8に示されるように、開口閉塞カバーCは、上記のようにして、脚体側プレート11に、自身の支持ピン部54を介して回動可能に連結されて、正面カバー部51により手前側の開口28の正面部が閉塞されると共に、側面カバー部52a,52bにより当該開口28における脚体側プレート11に近い部分の両側面が閉塞される。ここで、脚体側プレート11と係合爪41との間に人の指、衣類等が噛み込まれ易いのは、起立位置から水平位置に天板Uを回動させる場合であって、しかも脚体側プレート11の近傍において発生し易いので、開口28における脚体側プレート11に近い部分を一対の側面カバー部52a,52bで閉塞することにより、人の指、衣類等の噛み込み防止の目的は、十分に達成される。開口閉塞カバーCの正面カバー部51は、脚体Fに対して天板Uが上方に回動されて起立位置(非使用位置)に配置された状態においても、所定長だけ天板側プレート21の内部空間25に入り込む長さを有しているため、手前側の開口28は、常に開口閉塞カバーCにより閉塞される。なお、図6ないし図8において、K1 〜K3 は、それぞれ開口閉塞カバーC、脚体側プレート11及び係合爪41の回動軸心を示す。
図6及び図7は、それぞれ天板Uの水平位置(使用位置)及び起立位置(非使用位置)におけるヒンジ連結具Hの部分の断面図であって、天板Uの水平位置においては、起立位置に比較して、手前側の開口28の開口量(長)が短くなっているが、当該開口28の正面側及び両側面側は、それぞれ開口閉塞カバーCの正面カバー部51及び側面カバー部52a,52bで閉塞されている。また、図3、図6ないし図8に示されるように、天板Uの起立位置において、開口閉塞カバーCの先端部が天板側プレート21の内部空間25から抜け出るのを防止するために、対向配置された2枚のプレート部22の開口28の部分には、当該2枚のプレート部22を連結するようにして開口側抜出し防止部32が設けられている。開口側抜出し防止部32は、開口閉塞カバーCのカバー側抜出し防止部57と干渉して、天板側プレート21の内部空間25から開口閉塞カバーCの先端部が抜け出るのを防止する。
そして、図7及び図8に示される天板Uの起立位置から、当該天板Uを水平位置に配置させるには、図8において回動レバー26を時計方向に回動させて、係合爪41の係合部41aと脚体側プレート11の第2被係合部13との係合を解除させると、天板Uは、水平位置の側に回動可能となり、水平位置に達すると、係合爪41の係合部41aと脚体側プレート11の第1被係合部12とが係合されて、脚体Fに対して天板Uがロックされた状態となる。この間において、開口閉塞カバーCは、その先端部のカバー側抜出し防止部57がプレートカバー27の開口閉塞板部27aの裏面に対する当接状態を維持した状態で、脚体側プレート11に対して反時計方向に回動しながら、天板側プレート21の内部空間25に対する収容長を徐々に長くしながら、その正面カバー部51及び側面カバー部52a,52bによって、それぞれ手前側の開口28の正面側及び脚体側プレート11に近接した部分の両側面側を常時閉塞するので、当該開口28に人の指、衣類等が噛み込まれるのを効果的に防止できる。
逆に、脚体Fに対して天板Uを回動させ、当該天板Uを水平位置から起立位置に配置させる際には、開口閉塞カバーCは、脚体側プレート11に対して上記と逆方向に回動しながら、天板側プレート21の内部空間25から徐々に抜け出ながら、当該開口閉塞カバーCによって前記開口28の正面側及び脚体側プレート11に近接した部分の両側面側は、常時閉塞されて、天板Uの起立位置においても、開口閉塞カバーCの先端部は、天板側プレート21の内部空間25に収容されたままとなっている。この際に、天板Uが起立位置に近付いても、カバー側抜出し防止部57と、天板側プレート21の開口側抜止し防止部32との干渉によって、天板側プレート21の内部空間25から開口閉塞カバーCの先端部が抜け出るのを防止できる。
なお、上記実施例の開口閉塞カバーCは、一対の側面カバー部52a,52bの起立長を異ならしめて、長い側の側面カバー部52aの上端部に支持ピン部54を一体に設けた構成であるため、脚体側プレート11に対して開口閉塞カバーCが回動可能に連結される回動ピンの部分を含めて、開口閉塞カバーCの全体が単一の部材で構成される利点がある。しかし、一対の側面カバー部の長さを同一にして、別体の回動ピンによって、一対の側面カバー部の部分を脚体側プレートに回動可能に連結する構成の開口閉塞カバーであってもよい。
また、開口閉塞カバーCの正面カバー部51の基端部に設けられる一対の側面カバー部52a,52bは、ヒンジ連結具Hの天板側プレート21のプレート部22の形状に対応して、側面に開口が形成される場合に必要とされる部分であって、側面に開口が形成されない場合は、不要であると共に、必要とされる場合においても、正面カバー部51の長手方向に沿った長さは、側面に形成される開口の長さに対応して定められる。
C:開口閉塞カバー
F:脚体
H:ヒンジ連結具
U:天板
1:脚体の本体支持部
11:脚体側プレート
21:天板側プレート
22:プレート部
25:内部空間
28:(手前側)開口
32:開口側抜出し防止部
41:係合爪
51:正面カバー部
52a,52b:側面カバー部
53:リブ
53a:リブの先端部
54:支持ピン部
57:カバー側抜出し防止部

Claims (4)

  1. 脚体に対して天板が左右一対のヒンジ連結具を介して水平位置と起立位置とでロックされた状態で、当該2つの位置の間を回動可能に連結され、
    前記ヒンジ連結具は、前記脚体に一体に設けられた一枚プレート状の脚体側プレートと、前記天板の裏面に一体に設けられて、自身の内部空間に前記脚体側プレートを収容した状態で、当該脚体側プレートに回動可能に連結される天板側プレートとを備え、
    前記天板側プレートには、前記ヒンジ連結具のヒンジ運動を可能とする開口が形成された構成のテーブルにおいて、
    前記脚体側プレートには、前記開口のうちテーブル使用者が位置する側である手前側部分を閉塞するための開口閉塞カバーが回動可能に取付けられ、当該開口閉塞カバーの先端部は、常に天板側プレートの内部空間に収容される構成であることを特徴とするテーブル。
  2. 前記開口閉塞カバーは、正面カバー部の長手方向の基端部であって、幅方向の両端部に一対の側面カバー部が起立して一体に形成され、当該一対の側面カバー部の起立長は異なっていて、
    長い側の側面カバー部に支持ピン部が一体に形成され、当該一対の側面カバー部は、前記脚体側プレートの両側に配置されて、前記開口閉塞カバーは、支持ピン部を介して当該脚体側プレートに回動可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載のテーブル。
  3. 前記開口閉塞カバーは、幅方向の両端に形状を保持するリブが設けられて、全体形状が変形しないように保持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のテーブル。
  4. 前記開口閉塞カバーの正面カバー部の先端部は、前記一対の側面カバー部と同一の側にわん曲されてカバー側抜出し防止部となっていて、前記天板側プレートの開口には、天板の起立位置において、天板側プレートの内部空間から開口閉塞カバーが抜け出るのを防止する開口側抜出し防止部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のテーブル。
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