JP4651449B2 - 天板等の昇降ガイド装置 - Google Patents
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請求項3の発明は、前記カバ−の下端部に複数の係合爪を突設し、該係合爪を筒状ガイドの上端部に設けた切欠溝に係合可能に取付け、カバ−を筒状ガイドの上端部に容易に取付けるようにしている。
請求項4の発明は、前記ガイドピ−スの内面に複数の凹溝を形成し、該凹溝を内管の隅角部周面に係合可能に配置し、内管の昇降作動を円滑かつ安定して行なうようにしている
請求項6の発明は、前記ガイドピ−スの外面に複数の補強リブを縦横に形成し、該補強リブの間に複数の凹部を形成し、ガイドピ−スの小形軽量化と強度強化を図るようにしている。
請求項7の発明は、前記ガイドピ−スとボ−ルケ−スの下端部にキャップを係合可能に取付け、該キャップを前記内管の外周に摺動可能に装着し、ボ−ルケ−スとガイドピ−スとキャップを合理的に組み付けるとともに、内外管とカバ−およびキャップとの間を密閉構造にしてボ−ルに対する埃等の付着を防止し、それらの内側を貫通する内管の昇降作動を円滑かつ安定して行なうようにしている。
請求項9の発明は、前記ガイドピ−スの下端部外面に複数の係合溝を軸方向に形成するとともに、前記キャップの上端部に複数の係止片を突設し、該係止片の内面に前記係合溝に係合可能な係合爪を軸方向に突設し、ガイドピ−スの下端部にキャップを強固に取付けるようにしている。
請求項10の発明は、前記係合溝と係合爪を断面略T字形状に形成し、係合溝と係合爪とを強固に係合し、ガイドピ−スの下端部にキャップを強固に取付けるようにしている。
請求項12の発明は、前記ガイドリングの外面に複数のビ−ドを突設するとともに、前記キャップの外周に複数のビ−ドを突設し、前記ビ−ドを外管の内面に係合可能に配置し、ガイドリングとキャップを外管に強固に取付けるようにしている。
請求項3の発明は、カバ−の下端部に複数の係合爪を突設し、該係合爪を筒状ガイドの上端部に設けた切欠溝に係合可能に取付けたから、カバ−を筒状ガイドの上端部に容易に取付けることができる。
請求項4の発明は、ガイドピ−スの内面に複数の凹溝を形成し、該凹溝を内管の隅角部周面に係合可能に配置したから、内管の昇降作動を円滑かつ安定して行なうことができる
請求項5の発明は、ガイドリングの内側下部周面に複数のテ−パ面を形成するとともに、前記ボ−ルケ−スの上端部外面に前記テ−パ面に係合可能な複数のテ−パ面を形成したから、ガイドリングにボ−ルケ−スを安定して取付けることができる。
請求項7の発明は、ガイドピ−スとボ−ルケ−スの下端部にキャップを係合可能に取付け、該キャップを前記内管の外周に摺動可能に装着したから、ボ−ルケ−スとガイドピ−スとキャップを合理的に組み付け、内外管とカバ−およびキャップとの間を密閉構造にしてボ−ルに対する埃等の付着を防止し、それらの内側を貫通する内管の昇降作動を円滑かつ安定して行なことができる。
請求項8の発明は、ボ−ルケ−スの下端部外面にテ−パ面を形成するとともに、前記キャップの内側に前記テ−パ面に係合可能なテ−パ面を形成し、前記キャップを前記ガイドピ−スにビス止めし、該ビスのねじ込み量を介して前記ボ−ルケ−スの上下位置を調整し、ボ−ルの転動状態を調整可能にしたから、ボ−ルケ−スの下端部にキャップを合理的に取付けられるとともに、ビスのねじ込み量を調整してボ−ルケ−スの上下位置を調整し、内管に対するボ−ルの転動状態を調整することができる。
請求項10の発明は、係合溝と係合爪を断面略T字形状に形成したから、係合溝と係合爪とを強固に係合し、ガイドピ−スの下端部にキャップを強固に取付けることができる。
請求項12の発明は、ガイドリングの外面に複数のビ−ドを突設するとともに、前記キャップの外周に複数のビ−ドを突設し、前記ビ−ドを外管の内面に係合可能に配置したから、ガイドリングとキャップを外管に強固に取付けることができる。
前記ブラケット3の内側に略U字形断面の小形のインナ−ブラケット4が溶着され、該ブラケット4の屈曲片4aの中間部が更に内側に折曲され、該折曲片4b, 4bにガイドプレ−ト5が摺動可能に支持されている。
前記ガイドプレ−ト5は、後述するロックピンのセットスプリング(図示略)の弾性を介して後方へ移動可能に付勢され、その後端部に一対の張出片8が対向配置されている。
前記張出片8に天板2の折り畳み操作レバ−9の中間部が、ピン10を介して回動可能に連結され、その上端部がピン11を介して、支持板2の後端部を切り起し形成した起立片12に回動可能に連結されている。図中、9bは前記操作レバ−9の補強ビ−ドである
前記カム基板16の中央に円形の凹部17が形成され、該基板16の剛性を向上するとともに、前記凹部17の中央に角穴18が形成され、該角穴18に後述の外管に収容する天板支柱である角形の内管19が挿入され、該管19の上端部が角穴18の開口縁部に溶接されている。
実施形態の内管19は市販の矩形管を所定寸法に切断し、その表面を表面処理手段としてめっき処理し、表面の耐磨耗性を向上するとともに、後述のボ−ルに対する摩擦係数を低下させている。
また、前記円弧状部の略中心部に枢支孔22が形成され、該孔22に枢支ピン23が挿入されていて、該ピン23が第1補強ブラッケット24の屈曲片24aを貫通し、その螺軸端を第2補強ブラッケット25の後述するネジ孔にねじ込んでいる。
実施形態のガススプリング28は、床面65から700mm〜980mmの範囲で伸縮変位可能にされ、前記範囲で天板1の高さ調整を可能にしている。
図中、28aはプッシュロッド29直下の拡径部で、プッシュロッド29の伸長作動時に凹溝26の下面に当接可能にされ、105はプッシュロッド29のネジ部にねじ込んだナットである。
図中、31は張出片30の中央部に形成した切欠溝で、後述する天板2の高さ調節レバ−を係入可能にしている。32〜34は前記屈曲片24aに形成した通孔である。
前記第2補強ブラッケット25の左右両側に一対の屈曲片25aが起立形成され、該屈曲片25aを前記屈曲片24aの内側に配置し、該屈曲片24aの前端部に通孔36を形成し、該孔36の後方にネジ孔37,38を形成している。
前記調整ブロック42は、実質的に同一のテ−パ面43a,44aを有する上下一対のブロックピ−ス43,44からなり、下側のブロックピ−ス43を支持枠41の上端に掛け止め、そのテ−パ面43a上に上側のブロックピ−ス44のテ−パ面44aを重合し、これらを前後方向へ滑動可能にしている。
前記支軸50は、第2補強ブラッケット25の前端部に貫通して取り付けられ、その軸端部を前記屈曲片25aの通孔36に回動可能に挿入している。
前記側板51,51の前端部は端板53で連結され、該端板53に天板2の高さ調節レバ−54が取り付けられ、該レバ−54が支軸50を支点に上下に回動可能にされ、その先端部に円板状の把持板55が取り付けられている。
なお、前記高さ調節レバ−54の先端部は、天板1の回動域に配置され、天板1の折り畳み時、天板1の前端部と係合可能に配置されている。
すなわち、前記スライドカバ−57の上端部はブラケット4の後端部に取り付けられ、天板2の回動変位に同動して固定カバ−56の外周面に沿って移動し、カム基板16の周囲を囲繞して、当該部に対する手指の挟み込み事故を防止可能にしている。
前記昇降ガイド装置66は、前記ガススプリング28を同軸状に収容する内管19と、外管64内の上部に固定され、内管19を摺動可能に保持する合成樹脂製の筒状ガイド67と、該ガイド67の周囲に複数配置され、内側に複数のボ−ルである鋼球68を収容する合成樹脂製のボ−ルケ−ス69と、前記筒状ガイド67とボ−ルケ−ス69の上下端部を保持する、合成樹脂製のカバ−70とキャップ71とを備えている。
図中、75は前記角穴73の開口縁部の等角度位置に設けた補強リブで、その外側に横長の切欠溝76が形成され、該溝76にカバ−70に設けた係合爪77が掛け止められている。
前記ガイドピ−ス78の外周面に補強リブ80が縦横に成形され、その下端面に略T字形状の係合溝81が形成され、その一部が外周面に開口している。図中、82は前記ガイドピ−ス78の下端部に形成した複数のビス孔82である。
前記ボ−ルケ−ス69の内面に補強リブ83が縦横に成形され、これらの補強リブ83によって複数の矩形の仕切室84が区画形成され、該仕切室84に鋼球68が転動自在に収容され、その球面が前記内管19の周面に接触している。実施形態では上下端部および中間部の6個の仕切室84に鋼球68を収容している。
図中、103は各ボ−ルケ−ス69の上部側のテ−パ面69aに突設した位置決め用の係止突起で、前記切欠溝76の下側開口部に形成した凹溝104に掛け止め可能にされている。
前記キャップ71の角穴85の四隅と同位置に、曲板状の4つの係止片87が突出形成され、該係止片87の内面に、略T字形状断面の係合爪88が突出形成され、該係合爪88が前記係合溝81に係合可能にされている。
図中、93,94はガイドリング72とキャップ71の周面に軸方向に突設した複数のビ−ドで、該ビ−ド93,94を介して外管64を圧入可能にしている。
99〜101は支持脚96〜98の下端部に取り付けたキャスタ−、102は外管64の下端部に取り付けた半球状のキャップである。
そして、内管19の上部にカム基板16を溶接し、該基板16上に第1補強ブラケット24を溶接し、該ブラケット24に第2補強ブラケット25を溶接し、該ブラケット25の背後に支持枠41を溶接する。
前記調整ブロック42の取り付け後、屈曲片16aの外側に固定カバ−56を取り付け、該カバ−56の外側にスライドカバ−57を配置し、その上端部を該インナ−ブラケット4に取り付け、スライドカバ−57を固定カバ−56の外周面に沿って伸縮可能に取り付ける。
そして、屈曲片3aの外側からロックピン18を長孔15,15に挿入し、その外側を止め輪(図示略)で掛け止め、また固定カバ−56とスライドカバ−57の外側から、ガイドピン40をガイド溝14に挿入し、枢支ピン23を枢支孔13に挿入して、これらのピン23,40を第1補強ブラケット24の屈曲片24aを貫通し、その螺軸端を第2補強ブラッケット25のネジ孔38,37にねじ込む。
前記昇降ガイド装置66の組み付けに際しては、カバ−70とキャップ71、筒状ガイド67をそれらの角穴を介して内管19に嵌合し、カバ−70とキャップ71との間に筒状ガイド67を配置し、該筒状ガイド67の各ガイドピ−ス78の間に、ボ−ルケ−ス69を挿入する。
また、外管64の上端部に化粧カバ−58を差し込んで置き、前記アセンブリを外管64に圧入後、天板1の下面に支持板2を取り付け、該天板1の下面に化粧カバ−58を取り付ければ、一連の組み付けが終了する。
このようなテ−ブルの使用時は、天板1が所定高さに調節されて水平に設定され、ロックピン21が凸状カム16bの側部に係合して、前記天板1の水平状態を保持している。この状況は図12のようである。
また、押圧板49の下面にガススプリング28のプッシュロッド29が当接し、前記押圧板49と一体の揺動リンク48に係止片52が係合して、該係止片52と同動する天板2の高さ調節レバ−54が、天板1の直下に略水平に突出している。この状況は図3,4のようである。
このようにすると調節レバ−54が把持部55と同動し、側板51が支軸50を支点に時計方向に回動して、側板51と一体の係止片52が揺動リンク48の上端部に係合し、揺動リンク48を押し下げる。
そこで、天板1を押圧または開放し、その所望の高さ位置を調整し終えたところで、調節レバ−54の操作を停止し、ガススプリング28の作動を停止して、天板1の調整高さを保持させる。
その際、内管19の外周面が鋼球68に接触し、該鋼球68が転動して内管19の移動を許容する。
この場合、鋼球68はころがり摩擦で摩擦係数が小さく、動力損失が少ないから、内管19が円滑かつ静粛に移動し、その高品性を得られるとともに、調節レバ−54の操作を容易かつ軽快に行なえ、しかもガススプリング28の推進力を効率良く利用でき、該ガススプリング28の小能力化を図れる。
なお、天板1の高さを低くする場合も、前述と実質的に同様な操作で行なわれる。
このようにすると、前記レバ−9に押し動かされてガイドプレ−ト5が前方へ移動し、その前端の屈曲片5aがロックピン21に当接して、該ピン21がロックスプリングの弾性に抗して凸状カム16の側部から押し出され、ロックピン21と凸状カム16との係合が解除される。
このため、天板1が斜状に折り畳まれ、その前端部が支持脚96,97の直前に位置し、それらの接触を回避するとともに、天板1の前端部が高さ調節レバ−54の先端部に係合し、該レバ−54を支軸50を支点に下向きに回動して、該レバ−54の占有スペ−スを解消し、天板1の折り畳みのコンパクト化を図れる。
このようにすると、屈曲片5aがロックピン21に係合し、該ピン21がロックスプリングの弾性に抗してロック溝20から押し出され、ロックピン21とロック溝20との係合を解除する。
この後、天板1を保持し、これをピン11を支点に上向きに回動操作し、ロックピン21を凸状カム16の側部に係合すれば、天板1が水平に設定され、その使用状態が得られる。
19 内管
28 昇降手段(ガススプリング)
42 調整ブロック
43,44 ブロックピ−ス
43a,44a テ−パ面
54 高さ調節レバ−
65 床面
67 筒状ガイド
68 ボ−ル(鋼球)
69 ボ−ルケ−ス
69a,69b テ−パ面
70 カバ−
71 キャップ
84 テ−パ面
86 テ−パ面
91 係止片
92 切欠溝
Claims (12)
- 天板等をブラケットと第1補強ブラケットを介して支持可能な内管と、該内管に伸縮可能に収容し、その上端部を前記第1補強ブラケットに連結した昇降手段と、前記内管を定位置で昇降可能に収容した外管と、該外管の上端部を閉塞可能にしたカバ−と、前記外管と内管との間に転動可能に配置したボ−ルと、を備えた天板等の昇降ガイド装置において、前記外管の上部に圧入可能なガイドリングを有する筒状ガイドを設け、該筒状ガイドの上端部に略皿形のカバ−を装着し、該筒状ガイドとカバ−に内管を摺動可能に貫挿し、前記筒状ガイドの周方向に複数のガイドピ−スを軸方向に突設し、該ガイドピ−スを前記内管の外周に係合可能に配置し、前記ガイドピ−スの間にボ−ルを転動可能に収容する複数の仕切室を形成したボ−ルケ−スを配置し、該ボ−ルを内管の外周面に係合かつ転動可能に配置し、かつ前記ガイドピ−スとボ−ルケ−スとを前記外管と内管との間に隣接して配置したことを特徴とする天板等の昇降ガイド装置。
- 前記仕切室の外側を閉塞した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記カバ−の下端部に複数の係合爪を突設し、該係合爪を筒状ガイドの上端部に設けた切欠溝に係合可能に取付けた請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記ガイドピ−スの内面に複数の凹溝を形成し、該凹溝を内管の隅角部周面に係合可能に配置した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記ガイドリングの内側下部周面に複数のテ−パ面を形成するとともに、前記ボ−ルケ−スの上端部外面に前記テ−パ面に係合可能な複数のテ−パ面を形成した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記ガイドピ−スの外面に複数の補強リブを縦横に形成し、該補強リブの間に複数の凹部を形成した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記ガイドピ−スとボ−ルケ−スの下端部にキャップを係合可能に取付け、該キャップを前記内管の外周に摺動可能に装着した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記ボ−ルケ−スの下端部外面にテ−パ面を形成するとともに、前記キャップの内側に前記テ−パ面に係合可能なテ−パ面を形成し、前記キャップを前記ガイドピ−スにビス止めし、該ビスのねじ込み量を介して前記ボ−ルケ−スの上下位置を調整し、ボ−ルの転動状態を調整可能にした請求項7記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記ガイドピ−スの下端部外面に複数の係合溝を軸方向に形成するとともに、前記キャップの上端部に複数の係止片を突設し、該係止片の内面に前記係合溝に係合可能な係合爪を軸方向に突設した請求項7記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記係合溝と係合爪を断面略T字形状に形成した請求項9記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記内管を矩形管に形成し、外管を円管に形成した請求項4記載の天板等の昇降ガイド装置。
- 前記ガイドリングの外面に複数のビ−ドを突設するとともに、前記キャップの外周に複数のビ−ドを突設し、前記ビ−ドを外管の内面に係合可能に配置した請求項7記載の天板等の昇降ガイド装置。
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