JP4651449B2 - 天板等の昇降ガイド装置 - Google Patents

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本発明は、例えばテ−ブルの天板の高さ調整に好適で、摺動抵抗を軽減して調整操作を容易かつ軽快に行なえ、その高品位性を得られるとともに、これを容易かつ安価に製作し得る、天板等の昇降ガイド装置に関する。
従来、使用者の体格や使用状態の変更に応じて、天板の高さを調整できるテ−ブル類として、天板の左右を支持する脚体を、脚と、該脚に立設する下脚部と、上端部を天板の裏面に固定し下半部を下脚部に上下動可能に収容した上脚部とで構成し、前記下脚部内にガススプリングの一端を固定し、他端を上端部に固定する一方、上脚部にワイヤの一端を固定し、その他端を他方の上脚部に固定して、一対の上脚部の上下動を同期させる机がある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前記机は左右の上脚部をワイヤに単に連係して同期させているため、ガススプリングの伸縮時の振動に上脚部が同動し、左右の上脚部がぎこちなく移動する結果、同期作動が不安定で時間が掛かるとともに、同期精度が概して低く天板の水平精度が悪いため、使用上の不具合や安全性に問題があった。
このような問題を解決するものとして、天板を支持する角管状の支柱本体の下端部に角形のナット部材を固定し、該ナット部材にボルトの螺軸をねじ込み、そのボルト頭部を制限部材に回動可能に取り付け、該ボルト頭部の下端を床面に接地可能にし、前記制限部材に支柱本体を収容する角管状のカバ−の下端を固定し、天板を高さ調整する場合は、前記ボルト頭部をスパナ等で回動し、その螺軸にねじ込んだナット部材を上下動させて、該ナット部材に支柱本体を同動させ、該支柱本体に天板を同動させて高さ調整する机がある(例えば、特許文献2参照)。
しかし、前記机は天板の高さ調整に際して、支柱本体の個数分、高さ調整する面倒があり、しかも支柱本体の高さを同一に調整することが難しいため、天板の水平精度が悪く、使用上の不具合や安全性に問題があった。
また、前記問題を解決するものとして、天板の高さ調整装置の基板の中央にガススプリングを立設し、その上端を天板の下面に当接させるとともに、ガススプリングの両側に角管状のガイド支柱を立設し、該ガイド支柱内にコ字形断面の第1および第2昇降杆を向き合わせて嵌合し、前記昇降杆の上端に取付部材を取付け、該取付部材に天板を取り付ける止着部材を取り付ける一方、前記昇降杆の上下端部の外側に複数のガイドロ−ラを回転自在に支持し、該ガイドロ−ラを介して、第1および第2昇降杆を上下に摺動可能に支持する机がある(例えば、特許文献3参照)。
しかし、前記天板の高さ調整装置は、複数のガイドロ−ラと第1および第2昇降杆の摺動面との間のガタは避け難く、該昇降杆が上下動時に揺動して天板の移動が不安定になり、またガイドロ−ラの接触面積が広いため、その接触摩擦が増大するとともに異音が発生して、高品位性を損なう上にガススプリングの推進力が低下する等の問題があった。
特開平10−179265号公報 特開2000−121号公報 特開平10−99135号公報
本発明はこのような問題を解決し、例えばテ−ブルの天板の高さ調整に好適で、摺動抵抗を軽減して調整操作を容易かつ軽快に行なえ、その高品位性を得られるとともに、これを容易かつ安価に製作し得る、天板等の昇降ガイド装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、天板等をブラケットと第1補強ブラケットを介して支持可能な内管と、該内管に伸縮可能に収容し、その上端部を前記第1補強ブラケットに連結した昇降手段と、前記内管を定位置で昇降可能に収容した外管と、該外管の上端部を閉塞可能にしたカバ−と、前記外管と内管との間に転動可能に配置したボ−ルと、を備えた天板等の昇降ガイド装置において、前記外管の上部に圧入可能なガイドリングを有する筒状ガイドを設け、該筒状ガイドの上端部に略皿形のカバ−を装着し、該筒状ガイドとカバ−に内管を摺動可能に貫挿し、前記筒状ガイドの周方向に複数のガイドピ−スを軸方向に突設し、該ガイドピ−スを前記内管の外周に係合可能に配置し、前記ガイドピ−スの間にボ−ルを転動可能に収容する複数の仕切室を形成したボ−ルケ−スを配置し、該ボ−ルを内管の外周面に係合かつ転動可能に配置し、かつ前記ガイドピ−スとボ−ルケ−スとを前記外管と内管との間に隣接して配置し、外管と筒状ガイドの上端部にカバ−を装着し、内管の防塵構造を向上しボ−ルの良好な転動作動を図るとともに、複数のガイドピ−スを内管の外周に沿わせて配置し、内管の安定した昇降動作を図り、またボ−ルケ−スにボールを収容してボ−ルの損傷や埃等の付着を防止し、良好な転動作動を促すとともに、ボ−ルを内管の外周面に係合かつ転動可能に配置して外管内面との接触を回避し、ボ−ルの磨耗や損傷および埃等の侵入を回避し、天板等の高さ調整を円滑かつ安定して行なえるようにしている。
請求項2の発明は、前記仕切室の外側を閉塞し、内外管接触に伴なうボ−ルの磨耗や損傷および埃等の侵入を防止し、天板等の高さ調整を円滑かつ安定して行なうようにしている。
請求項3の発明は、前記カバ−の下端部に複数の係合爪を突設し、該係合爪を筒状ガイドの上端部に設けた切欠溝に係合可能に取付け、カバ−を筒状ガイドの上端部に容易に取付けるようにしている。
請求項4の発明は、前記ガイドピ−スの内面に複数の凹溝を形成し、該凹溝を内管の隅角部周面に係合可能に配置し、内管の昇降作動を円滑かつ安定して行なうようにしている
請求項5の発明は、前記ガイドリングの内側下部周面に複数のテ−パ面を形成するとともに、前記ボ−ルケ−スの上端部外面に前記テ−パ面に係合可能な複数のテ−パ面を形成し、ガイドリングにボ−ルケ−スを安定して取付けるようにしている。
請求項6の発明は、前記ガイドピ−スの外面に複数の補強リブを縦横に形成し、該補強リブの間に複数の凹部を形成し、ガイドピ−スの小形軽量化と強度強化を図るようにしている。
請求項7の発明は、前記ガイドピ−スとボ−ルケ−スの下端部にキャップを係合可能に取付け、該キャップを前記内管の外周に摺動可能に装着し、ボ−ルケ−スとガイドピ−スとキャップを合理的に組み付けるとともに、内外管とカバ−およびキャップとの間を密閉構造にしてボ−ルに対する埃等の付着を防止し、それらの内側を貫通する内管の昇降作動を円滑かつ安定して行なうようにしている。
請求項8の発明は、前記ボ−ルケ−スの下端部外面にテ−パ面を形成するとともに、前記キャップの内側に前記テ−パ面に係合可能なテ−パ面を形成し、前記キャップを前記ガイドピ−スにビス止めし、該ビスのねじ込み量を介して前記ボ−ルケ−スの上下位置を調整し、ボ−ルの転動状態を調整可能にし、ボ−ルケ−スの下端部にキャップを合理的に取付けるとともに、ビスのねじ込み量を調整してボ−ルケ−スの上下位置を調整し、内管に対するボ−ルの転動状態を調整するようにしている。
請求項9の発明は、前記ガイドピ−スの下端部外面に複数の係合溝を軸方向に形成するとともに、前記キャップの上端部に複数の係止片を突設し、該係止片の内面に前記係合溝に係合可能な係合爪を軸方向に突設し、ガイドピ−スの下端部にキャップを強固に取付けるようにしている。
請求項10の発明は、前記係合溝と係合爪を断面略T字形状に形成し、係合溝と係合爪とを強固に係合し、ガイドピ−スの下端部にキャップを強固に取付けるようにしている。
請求項11の発明は、前記内管を矩形管に形成し、外管を円管に形成し、確実かつ安定した内管の昇降作動を得られるとともに、内管の外側にガイドピ−スとボ−ルケ−スの合理的な配置スペ−スを得られるようにしている。
請求項12の発明は、前記ガイドリングの外面に複数のビ−ドを突設するとともに、前記キャップの外周に複数のビ−ドを突設し、前記ビ−ドを外管の内面に係合可能に配置し、ガイドリングとキャップを外管に強固に取付けるようにしている。
請求項1の発明は、外管の上部に圧入可能なガイドリングを有する筒状ガイドを設け、該筒状ガイドの上端部に略皿形のカバ−を装着し、該筒状ガイドとカバ−に内管を摺動可能に貫挿し、前記筒状ガイドの周方向に複数のガイドピ−スを軸方向に突設し、該ガイドピ−スを前記内管の外周に係合可能に配置し、前記ガイドピ−スの間にボ−ルを転動可能に収容する複数の仕切室を形成したボ−ルケ−スを配置し、該ボ−ルを内管の外周面に係合かつ転動可能に配置し、かつ前記ガイドピ−スとボ−ルケ−スとを前記外管と内管との間に隣接して配置したから、外管と筒状ガイドの上端部にカバ−を装着し、内管の防塵構造を向上しボ−ルの良好な転動作動を図れるとともに、複数のガイドピ−スを内管の外周に沿わせて配置し、内管の安定した昇降動作を図れ、またボ−ルケ−スにボールを収容してボ−ルの損傷や埃等の付着を防止し、良好な転動作動を促すとともに、ボ−ルを内管の外周面に係合かつ転動可能に配置して外管内面との接触を回避し、ボ−ルの磨耗や損傷および埃等の侵入を回避し、天板等の高さ調整を円滑かつ安定して行なうことができる。
請求項の発明は、仕切室の外側を閉塞し、外管内面に対するボ−ルの接触を阻止したから、内外管接触に伴なうボ−ルの磨耗や損傷および埃等の侵入を防止し、天板等の高さ調整を円滑かつ安定して行なうことができる。
請求項3の発明は、カバ−の下端部に複数の係合爪を突設し、該係合爪を筒状ガイドの上端部に設けた切欠溝に係合可能に取付けたから、カバ−を筒状ガイドの上端部に容易に取付けることができる。
請求項4の発明は、ガイドピ−スの内面に複数の凹溝を形成し、該凹溝を内管の隅角部周面に係合可能に配置したから、内管の昇降作動を円滑かつ安定して行なうことができる
請求項5の発明は、ガイドリングの内側下部周面に複数のテ−パ面を形成するとともに、前記ボ−ルケ−スの上端部外面に前記テ−パ面に係合可能な複数のテ−パ面を形成したから、ガイドリングにボ−ルケ−スを安定して取付けることができる。
請求項6の発明は、ガイドピ−スの外面に複数の補強リブを縦横に形成し、該補強リブの間に複数の凹部を形成したから、ガイドピ−スの小形軽量化と強度強化を図ることができる。
請求項7の発明は、ガイドピ−スとボ−ルケ−スの下端部にキャップを係合可能に取付け、該キャップを前記内管の外周に摺動可能に装着したから、ボ−ルケ−スとガイドピ−スとキャップを合理的に組み付け、内外管とカバ−およびキャップとの間を密閉構造にしてボ−ルに対する埃等の付着を防止し、それらの内側を貫通する内管の昇降作動を円滑かつ安定して行なことができる。
請求項8の発明は、ボ−ルケ−スの下端部外面にテ−パ面を形成するとともに、前記キャップの内側に前記テ−パ面に係合可能なテ−パ面を形成し、前記キャップを前記ガイドピ−スにビス止めし、該ビスのねじ込み量を介して前記ボ−ルケ−スの上下位置を調整し、ボ−ルの転動状態を調整可能にしたから、ボ−ルケ−スの下端部にキャップを合理的に取付けられるとともに、ビスのねじ込み量を調整してボ−ルケ−スの上下位置を調整し、内管に対するボ−ルの転動状態を調整することができる。
請求項9の発明は、ガイドピ−スの下端部外面に複数の係合溝を軸方向に形成するとともに、前記キャップの上端部に複数の係止片を突設し、該係止片の内面に前記係合溝に係合可能な係合爪を軸方向に突設したから、ガイドピ−スの下端部にキャップを強固に取付けることができる。
請求項10の発明は、係合溝と係合爪を断面略T字形状に形成したから、係合溝と係合爪とを強固に係合し、ガイドピ−スの下端部にキャップを強固に取付けることができる。
請求項11の発明は、内管を矩形管に形成し、外管を円管に形成したから、確実かつ安定した内管の昇降作動を得られるとともに、内管の外側にガイドピ−スとボ−ルケ−スの合理的な配置スペ−スを形成することができる
請求項12の発明は、ガイドリングの外面に複数のビ−ドを突設するとともに、前記キャップの外周に複数のビ−ドを突設し、前記ビ−ドを外管の内面に係合可能に配置したから、ガイドリングとキャップを外管に強固に取付けることができる。
以下、本発明を折り畳みテ−ブルに適用した図示の実施形態について説明すると、図1乃至図19において1は略フクワ形の天板で、その前端部に湾曲線状の凹部1aが形成されている。前記天板1の下面の中央に鋼板製の支持板2が取り付けられ、該支持板2の下面の中央に略U字形断面のブラケット3が取り付けられ、その両側に屈曲片3aが形成されている。
前記ブラケット3の内側に略U字形断面の小形のインナ−ブラケット4が溶着され、該ブラケット4の屈曲片4aの中間部が更に内側に折曲され、該折曲片4b, 4bにガイドプレ−ト5が摺動可能に支持されている。
前記ガイドプレ−ト5の先端部と中間部に切欠部6,7が形成され、その両側に屈曲片5a,5bが形成され、このうち先端側の屈曲片5aの屈曲幅は、屈曲片5bの屈曲幅より幅広に形成され、その先端部を後述のロックピンに係合可能に配置されている。
前記ガイドプレ−ト5は、後述するロックピンのセットスプリング(図示略)の弾性を介して後方へ移動可能に付勢され、その後端部に一対の張出片8が対向配置されている。
前記張出片8に天板2の折り畳み操作レバ−9の中間部が、ピン10を介して回動可能に連結され、その上端部がピン11を介して、支持板2の後端部を切り起し形成した起立片12に回動可能に連結されている。図中、9bは前記操作レバ−9の補強ビ−ドである
前記屈曲片3a, 3aの中央部に枢支孔13が形成され、該孔13の両側に円弧状のガイド溝14と斜状の長孔15とが形成されていて、該屈曲片3a, 3aの下端部間に略U字形断面のカム基板16が配置されている。
前記カム基板16の中央に円形の凹部17が形成され、該基板16の剛性を向上するとともに、前記凹部17の中央に角穴18が形成され、該角穴18に後述の外管に収容する天板支柱である角形の内管19が挿入され、該管19の上端部が角穴18の開口縁部に溶接されている。
実施形態の内管19は市販の矩形管を所定寸法に切断し、その表面を表面処理手段としてめっき処理し、表面の耐磨耗性を向上するとともに、後述のボ−ルに対する摩擦係数を低下させている。
前記カム基板16の両側に、天板1の折り畳み機構を構成する一対のカムプレ−ト16aが屈曲形成され、その前端縁は略円弧状に形成され、該円弧状部に凸状カム16bが形成され、該凸状カム16bに隣接してロック溝20が斜め下向きに開口され、該ロック溝20と前記凸状カム16bの側部にロックピン21が係脱可能に配置されている。
前記ロックピン21は、前記長孔15,15間に掛け渡され、ロックスプリング(図示略)の弾性によって、前記円弧状部の内側へ移動可能に付勢されている。
また、前記円弧状部の略中心部に枢支孔22が形成され、該孔22に枢支ピン23が挿入されていて、該ピン23が第1補強ブラッケット24の屈曲片24aを貫通し、その螺軸端を第2補強ブラッケット25の後述するネジ孔にねじ込んでいる。
前記第1補強ブラッケット24は前記内管19の上端部に溶接され、その中央に略擂り鉢状の凹溝26が形成され、その溝底の中央に通孔27が形成され、該孔27に昇降手段であるテレスコ−プ形のガススプリング28のプッシュロッド29が挿入されている。
実施形態のガススプリング28は、床面65から700mm〜980mmの範囲で伸縮変位可能にされ、前記範囲で天板1の高さ調整を可能にしている。
図中、28aはプッシュロッド29直下の拡径部で、プッシュロッド29の伸長作動時に凹溝26の下面に当接可能にされ、105はプッシュロッド29のネジ部にねじ込んだナットである。
前記第1補強ブラッケット24に一対の屈曲片24aが起立形成され、該屈曲片24aを前記カムプレ−ト16aの内側に配置しており、その前後端部に張出片30が下向きに屈曲され、その内側面を前記カム基板16の前後端縁に溶接している。
図中、31は張出片30の中央部に形成した切欠溝で、後述する天板2の高さ調節レバ−を係入可能にしている。32〜34は前記屈曲片24aに形成した通孔である。
前記第2補強ブラッケット25は、前記第1補強ブラッケット24上の前半部に溶接され、その中央に溶接用の通孔35が形成されている。
前記第2補強ブラッケット25の左右両側に一対の屈曲片25aが起立形成され、該屈曲片25aを前記屈曲片24aの内側に配置し、該屈曲片24aの前端部に通孔36を形成し、該孔36の後方にネジ孔37,38を形成している。
前記枢支孔22の後方にピン孔39が設けられ、該ピン孔39にガイドピン40が挿入されている。前記ガイドピン40はガイド溝14からピン孔39に挿入され、これが第1補強ブラッケット24の屈曲片24aを貫通し、その螺軸端を第2補強ブラッケット25のネジ孔38にねじ込んでいる。
一方、前記第1補強ブラッケット24の後端部に支持枠41が立設され、該支持枠41は略逆U字形断面に屈曲形成され、その上端面に合成樹脂製の調整ブロック42が取り付けられている。
前記調整ブロック42は、実質的に同一のテ−パ面43a,44aを有する上下一対のブロックピ−ス43,44からなり、下側のブロックピ−ス43を支持枠41の上端に掛け止め、そのテ−パ面43a上に上側のブロックピ−ス44のテ−パ面44aを重合し、これらを前後方向へ滑動可能にしている。
そして、上側のブロックピ−ス44を前方へ所定位置移動して、該ブロックピ−ス44の上端面の高さを上昇させ、一方、前記ブロックピ−ス44を後方へ所定位置移動して、該ブロックピ−ス44の上端面の高さを下降させ、その移動位置ないし調整高さをビス45で固定可能にしている。
前記調整ブロック42の上部は前記切欠部7に係合可能に配置され、その上側のブロックピ−ス44に長孔46が前後方向に形成され、その上面に凹部47が開口されていて、内部に前記ビス45の頭部を収容し、その外端面をインナ−ブラケット4の裏面に当接可能に配置している。
一方、前記第2補強ブラッケット25の屈曲片25a,25aの間に、一対の揺動リンク48が対向して配置され、それらの後端部は押圧板49で連結されていて、前記プッシュロッド29に係合かつ押圧可能に配置され、常時はガススプリング28の押し上げ力によって、支軸50を支点に上向きに回動可能にされている。
前記支軸50は、第2補強ブラッケット25の前端部に貫通して取り付けられ、その軸端部を前記屈曲片25aの通孔36に回動可能に挿入している。
前記揺動リンク48の外側に側板51が配置され、これらの側板51が支軸50に回動可能に支持されていて、該側板51の上端部に係止片52が屈曲形成され、該係止片52が側板51の上端面と係合可能に配置されている。
前記側板51,51の前端部は端板53で連結され、該端板53に天板2の高さ調節レバ−54が取り付けられ、該レバ−54が支軸50を支点に上下に回動可能にされ、その先端部に円板状の把持板55が取り付けられている。
なお、前記高さ調節レバ−54の先端部は、天板1の回動域に配置され、天板1の折り畳み時、天板1の前端部と係合可能に配置されている。
図中、56,57は前記カム基板16の外側を囲繞可能に内外に配置した合成樹脂製の固定カバ−とスライドカバ−で、該カバ−56,57は前部を開放した略箱形に成形され、その内側の固定カバ−56をカム基板16の所定位置に取り付け、外側のスライドカバ−57を、天板2の折り畳み変位に同動して移動可能に取り付けている。
すなわち、前記スライドカバ−57の上端部はブラケット4の後端部に取り付けられ、天板2の回動変位に同動して固定カバ−56の外周面に沿って移動し、カム基板16の周囲を囲繞して、当該部に対する手指の挟み込み事故を防止可能にしている。
前記カバ−56,57の外側に、合成樹脂製の化粧カバ−58が天板1の下面にビス止めされて取り付けられ、該カバ−58は略半球状に成形され、その頂部周面に前記カバ−56,57を受け入れ可能な切欠部59が形成され、その前後周面に円形の切欠穴60と切欠溝61とが形成され、切欠穴60から前記折り畳み操作レバ−9を突出し、切欠溝61から前記調節レバ−54を突出可能にしている。
図中、62は化粧カバ−58の周面に突設した複数のフック、63は天板1の下面に取り付けた複数のスチ−ル板で、ハブやタップ等の配線器具(図示略)をマグネットを介して取り付け可能にされ、その余長ケ−ブルを前記フック62に捲回可能にしている。
一方、前記天板支柱である内管19の外側に、外装支柱である円管状の外管64が配置され、該管64の上端部はカム基板16の直下に位置し、その下端部が床面65から離間して配置されていて、前記内外管19,64の間の上部に天板1の昇降ガイド装置66が装備されている。
前記昇降ガイド装置66は、前記ガススプリング28を同軸状に収容する内管19と、外管64内の上部に固定され、内管19を摺動可能に保持する合成樹脂製の筒状ガイド67と、該ガイド67の周囲に複数配置され、内側に複数のボ−ルである鋼球68を収容する合成樹脂製のボ−ルケ−ス69と、前記筒状ガイド67とボ−ルケ−ス69の上下端部を保持する、合成樹脂製のカバ−70とキャップ71とを備えている。
このうち、前記筒状ガイド67は一端部にガイドリング72を有し、ガイドリング72は外管64の内径と略同径に形成され、その内側に内管19を嵌合可能な角穴73が形成されている。前記角穴73の四隅を除く下側開口縁部にテ−パ面74が形成され、該テ−パ面74に前記ボ−ルケ−ス69の後述する上側テ−パ面が係合可能に挿入されている。
図中、75は前記角穴73の開口縁部の等角度位置に設けた補強リブで、その外側に横長の切欠溝76が形成され、該溝76にカバ−70に設けた係合爪77が掛け止められている。
前記ガイドリング72の前記角穴73の四隅と同位置に、4本のガイドピ−ス78が軸方向に突設され、該ガイドピ−ス78の内面に凹溝79が形成され、該凹溝79に内管19の外周面の四隅を係合可能にしている。
前記ガイドピ−ス78の外周面に補強リブ80が縦横に成形され、その下端面に略T字形状の係合溝81が形成され、その一部が外周面に開口している。図中、82は前記ガイドピ−ス78の下端部に形成した複数のビス孔82である。
前記ボ−ルケ−ス69は略細長板状に形成され、その上下端部外周面に互いに逆勾配のテ−パ面69a,69bが形成され、このうち上側のテ−パ面69aが前記テ−パ面74に係合可能に配置されている。
前記ボ−ルケ−ス69の内面に補強リブ83が縦横に成形され、これらの補強リブ83によって複数の矩形の仕切室84が区画形成され、該仕切室84に鋼球68が転動自在に収容され、その球面が前記内管19の周面に接触している。実施形態では上下端部および中間部の6個の仕切室84に鋼球68を収容している。
図中、103は各ボ−ルケ−ス69の上部側のテ−パ面69aに突設した位置決め用の係止突起で、前記切欠溝76の下側開口部に形成した凹溝104に掛け止め可能にされている。
前記キャップ71は前記ガイドリング72より若干小径に形成され、その内側に内管19を嵌合可能な角穴85が形成されている。前記角穴85の四隅を除く開口縁部にテ−パ面86が形成され、該テ−パ面86に前記ボ−ルケ−ス69の下側テ−パ面69bが係合可能に配置されている。
前記キャップ71の角穴85の四隅と同位置に、曲板状の4つの係止片87が突出形成され、該係止片87の内面に、略T字形状断面の係合爪88が突出形成され、該係合爪88が前記係合溝81に係合可能にされている。
前記係止片87の基部の内側端面に二つのビス孔89が形成され、これらのビス孔89がキャップ71の下端面に開口していて、該ビス孔89にキャップ71の下方からビス90が挿入し、かつこれをガイドピ−ス78のビス孔82にねじ込んで、キャップ71をガイドピ−ス78に連結している。
その際、ビス90のねじ込み量を加減し、ガイドリング72とキャップ71との間隔を調節して、それらのテ−パ面74,86の間に収容したボ−ルケ−ス69を、くさび作用によって内管19の表面に近接離反動させ、鋼球68の内管19に対する圧接状態を調整し、内管19の摺動状態を調整可能にしている。
前記カバ−70の周面に舌片状の係止片91が下向きに突設され、また前記ガイドリング72の外周面に係止片91と同形の位置決め片(図示略)が形成され、更に外管64の上端部に切欠溝92が形成されていて、前記位置決め片を目印にカバ−70をガイドリング72に係合し、かつ前記係止片91を切欠溝92に係合して、カバ−70とガイドリング72と外管64の相互の位置決めを可能にしている。
図中、93,94はガイドリング72とキャップ71の周面に軸方向に突設した複数のビ−ドで、該ビ−ド93,94を介して外管64を圧入可能にしている。
この他、図中、95は外管64の下端部に取り付けた係止板で、該係止板95にガススプリング28の下端部が掛け止められている。96〜98は外管64の周面の等角度位置に溶接して取り付けた略へ字形状の支持脚で、このうち前部側に配置した一対の支持脚96,97は同高位置に取り付けられ、後部側に配置した一つの支持脚98が若干下方に取り付けられ、天板1の前方への斜状の折り畳みを可能にしている。
99〜101は支持脚96〜98の下端部に取り付けたキャスタ−、102は外管64の下端部に取り付けた半球状のキャップである。
このように構成した本発明の天板等の昇降ガイド装置を使用したテ−ブルを製作する場合は、例えば市販の角管の所定寸法に裁断し、その表面をめっき処理して所定の内管19を製作する。
そして、内管19の上部にカム基板16を溶接し、該基板16上に第1補強ブラケット24を溶接し、該ブラケット24に第2補強ブラケット25を溶接し、該ブラケット25の背後に支持枠41を溶接する。
前記支持枠41の上端部に、各テ−パ面43a,44aを重合して上下側ブロックピ−ス43,44をビス止めし、調整ブロック42を取り付ける。その際、上側ブロックピ−ス43を長孔46に沿って移動し、その高さを調節することによって、各部品の寸法誤差による調整ブロック42とインナ−ブラケット4とのガタの発生を防止する。
前記調整ブロック42の取り付け後、屈曲片16aの外側に固定カバ−56を取り付け、該カバ−56の外側にスライドカバ−57を配置し、その上端部を該インナ−ブラケット4に取り付け、スライドカバ−57を固定カバ−56の外周面に沿って伸縮可能に取り付ける。
一方、支持板2の下面にブラケット3を取り付け、その内側にインナ−ブラケット4を溶接し、該インナ−ブラケット4の下側にガイドプレ−ト5を配置し、該プレ−ト5の後端部にピン10,11を介して、折り畳み操作レバ−9を回動可能に連結する。
こうして、仮組み立てした支持板2のアセンブリを前記カム基板16上に配置し、インナ−ブラケット4の切欠部7に調整ブロック42を挿入し、該ブロック42の上端部にインナ−ブラケット4を載置する。
そして、屈曲片3aの外側からロックピン18を長孔15,15に挿入し、その外側を止め輪(図示略)で掛け止め、また固定カバ−56とスライドカバ−57の外側から、ガイドピン40をガイド溝14に挿入し、枢支ピン23を枢支孔13に挿入して、これらのピン23,40を第1補強ブラケット24の屈曲片24aを貫通し、その螺軸端を第2補強ブラッケット25のネジ孔38,37にねじ込む。
また、第2補強ブラケットの屈曲片25aの間に一対の揺動リンク48を配置し、その前端部を貫通する支軸50の両端部を通孔36に回動可能に挿入し、前記揺動リンク48の外側に一対の側板51を支軸50に回動可能に支持し、係止片52を揺動リンク48の上端部に係合可能に配置し、その端板53に天板2の高さ調節レバ−54を取り付ける。
一方、前記内管19の上部周面に昇降ガイド装置66を組み付け、該装置66を外管64の上部に嵌合する。
前記昇降ガイド装置66の組み付けに際しては、カバ−70とキャップ71、筒状ガイド67をそれらの角穴を介して内管19に嵌合し、カバ−70とキャップ71との間に筒状ガイド67を配置し、該筒状ガイド67の各ガイドピ−ス78の間に、ボ−ルケ−ス69を挿入する。
その際、ボ−ルケ−ス69の係止突起103をガイドリング72の凹溝104に嵌合して位置決めし、上側のテ−パ面69aをガイドリング72のテ−パ面74に係合するとともに、前記ボ−ルケ−ス69の内側の仕切室84に鋼球68を収容し、該鋼球68を内管19の外周面に係合配置する。この状況は図13乃至図17のようである。
この後、キャップ71の係合爪88をガイドピ−ス78の係合溝81に嵌合し、ボ−ルケ−ス69の下側のテ−パ面69bを、キャップ71のテ−パ面86に係合したところで、キャップ71の下方からビス90をビス孔89に挿入し、その螺軸端をガイドピ−ス78の下端部のビス孔82にねじ込んで、キャップ71をガイドピ−ス78に連結する。
その際、ビス90のねじ込み量を加減し、ガイドリング72とキャップ71との間隔を調整して、それらのテ−パ面69a,74,69b,86の間に収容したボ−ルケ−ス69を、くさび作用によって内管19の表面に近接離反調整し、鋼球68による内管19の圧接状態を加減調節して、内管19の摺動状態を調整する。
この後、カバ−70の係止片91をガイドリング72の外周面の位置決め片(図示略)に重合し、それらを位置合わせするとともに、各係合爪77をガイドリング72の切欠溝76に嵌合し、カバ−70とキャップ71、筒状ガイド67とボ−ルケ−ス69とを一体に組み付ける。
こうして、組み付けたカバ−70と、キャップ71、筒状ガイド67と、ボ−ルケ−ス69のアセンブリを外管64に挿入し、かつその際、ガイドリング72とキャップ71の周面に突設したビ−ド93,94を介して外管64の所定位置に圧入し、カバ−70の係止片91を外管64の上端部の切欠溝92に係合し、カバ−70と外管64とを位置合わせする。
これと前後して外管64の外周面の所定位置に、支持脚96〜98の基端部を溶接し、その先端部にキャスタ−99〜101を取り付け、下端部に係止板95を取り付けるとともに、前記係止板95にガススプリング28の下端部を取り付け、該ガススプリング28を内管19に挿入し、その上端のプッシュロッド29を凹溝26の通孔27に差し込む。
また、外管64の上端部に化粧カバ−58を差し込んで置き、前記アセンブリを外管64に圧入後、天板1の下面に支持板2を取り付け、該天板1の下面に化粧カバ−58を取り付ければ、一連の組み付けが終了する。
このように前記テ−ブルに使用する昇降ガイド装置66は、鋼球68と接触する内管19に市販の矩形管を用い、その表面を表面処理手段としてめっき処理するだけであるから、例えば内管19の表面に鋼球68が転動するガイド溝等の製作を要する構成に比べて、複雑な溝加工や厚肉の内管を要せず、構成が簡単で安価かつ容易に製作できる。
こうして組み付けたテ−ブルは図1乃至図5のようで、天板1の中心の下方に外管64が垂直に位置し、その下端が床面65上に離間していて、その中高部周面に3本の支持脚96〜98が取り付けられ、前記テ−ブルを支持している。
このようなテ−ブルの使用時は、天板1が所定高さに調節されて水平に設定され、ロックピン21が凸状カム16bの側部に係合して、前記天板1の水平状態を保持している。この状況は図12のようである。
また、押圧板49の下面にガススプリング28のプッシュロッド29が当接し、前記押圧板49と一体の揺動リンク48に係止片52が係合して、該係止片52と同動する天板2の高さ調節レバ−54が、天板1の直下に略水平に突出している。この状況は図3,4のようである。
このようなテ−ブルの使用時に、天板1の高さを変更する場合は、前記高さ調節レバ−54の把持部55を保持し、これを上向きに操作する。
このようにすると調節レバ−54が把持部55と同動し、側板51が支軸50を支点に時計方向に回動して、側板51と一体の係止片52が揺動リンク48の上端部に係合し、揺動リンク48を押し下げる。
このため、揺動リンク48と一体の押圧板49がプッシュロッド29を押圧し、ガススプリング28が作動可能になる。
そこで、天板1を押圧または開放し、その所望の高さ位置を調整し終えたところで、調節レバ−54の操作を停止し、ガススプリング28の作動を停止して、天板1の調整高さを保持させる。
このような天板1の高さ調整において、例えば天板1の高さを更に高くするため、ガススプリング28を伸長作動させると、上端の拡径部29aが凹溝26の下面に当接し、該凹溝26と一体の第1補助ブラケット24が押し上げられ、該ブラケット24に立設した支持枠41と、調整ブロック42とが補助ブラケット24に同動し、これに調整ブロック42上の支持板2と天板1とが同動して、天板1の高さが高くなる。
一方、第1補助ブラケット24の上動に伴なって、該ブラケット24に上端を固定された内管19が引き上げられ、該管19が昇降ガイド装置66内を摺動する。
その際、内管19の外周面が鋼球68に接触し、該鋼球68が転動して内管19の移動を許容する。
この場合、鋼球68はころがり摩擦で摩擦係数が小さく、動力損失が少ないから、内管19が円滑かつ静粛に移動し、その高品性を得られるとともに、調節レバ−54の操作を容易かつ軽快に行なえ、しかもガススプリング28の推進力を効率良く利用でき、該ガススプリング28の小能力化を図れる。
なお、天板1の高さを低くする場合も、前述と実質的に同様な操作で行なわれる。
このようなテ−ブルの使用時、天板1を折り畳んで移動する場合は、折り畳み操作レバ−9を保持し、これをピン11を支点に下向きに回動操作する。
このようにすると、前記レバ−9に押し動かされてガイドプレ−ト5が前方へ移動し、その前端の屈曲片5aがロックピン21に当接して、該ピン21がロックスプリングの弾性に抗して凸状カム16の側部から押し出され、ロックピン21と凸状カム16との係合が解除される。
そこで、天板1の後端部を保持し、これを枢支ピン23を支点に上向きに回動すると、ロックピン21が凸状カム16の端面を下方へ滑動し、該ピン21がロックスプリングの弾性によってロック溝20に係合する。
このため、天板1が斜状に折り畳まれ、その前端部が支持脚96,97の直前に位置し、それらの接触を回避するとともに、天板1の前端部が高さ調節レバ−54の先端部に係合し、該レバ−54を支軸50を支点に下向きに回動して、該レバ−54の占有スペ−スを解消し、天板1の折り畳みのコンパクト化を図れる。
前記天板1の折り畳み後、ロックピン21の直上にガイドプレ−ト5の屈曲片5aが位置し、またスライドカバ−57が天板1の変位に追従し、固定カバ−56の周面に沿って移動して、折り畳み機構周辺を閉塞する。この状況は図18,19のようである。
このような天板1の折り畳み時は、後部側の支持脚98が前部側の支持脚96,97よりも若干低位置に取り付けられているから、該支持脚98上に折り畳んだ後続の天板1の凹部1aを位置付けることができ、テ−ブルのスタッキングが可能になる。
一方、折り畳んだ天板1を使用状態にセットする場合は、折り畳み操作レバ−9を保持し、これをピン11を支点に下向きに回動し、ガイドプレ−ト5を押し下げる。
このようにすると、屈曲片5aがロックピン21に係合し、該ピン21がロックスプリングの弾性に抗してロック溝20から押し出され、ロックピン21とロック溝20との係合を解除する。
この後、天板1を保持し、これをピン11を支点に上向きに回動操作し、ロックピン21を凸状カム16の側部に係合すれば、天板1が水平に設定され、その使用状態が得られる。
このように本発明の天板等の昇降ガイド装置は、摺動抵抗を軽減して調整操作を容易かつ軽快に行なえ、その高品位性を得られるとともに、これを容易かつ安価に製作でき、例えばテ−ブルの天板の高さ調整に好適である。
本発明を適用した折り畳みテ−ブルの使用状態を示す斜視図である。 図1のテ−ブルを前方から見た正面図である。 図2の右側面図である。 図3の縦断面図である。 図3の左側面の縦断面図である。 本発明に適用した折り畳み機構を外管から引き出して前方下側から見た斜視図である。
本発明に適用した折り畳み機構を外管から引き出して後方下側から見た斜視図である。 本発明に適用した折り畳み機構の要部を分解して示す斜視図である。 本発明に適用した折り畳み機構の組み付け状態を前方上側から見た斜視図である。 本発明に適用した折り畳み機構を外管から引き出して前方から見た正面図である。 本発明に適用した折り畳み機構の要部を分解して示す斜視図である。
本発明に適用した折り畳み機構の要部を前後方向に切断して示す断面図である。 本発明に適用した昇降ガイド装置の要部を分解して示す斜視図である。 本発明に適用した昇降ガイド装置の要部を拡大して示す縦断面図である。 本発明に適用した昇降ガイド装置の要部を拡大して示す縦断面図で、図14と直交方向に切断している。 図14のA−A線に沿う断面図で若干縮小して示している。 図14のB−B線に沿う断面図である。
本発明を適用したテ−ブルの天板の折り畳み状態を前方から見た斜視図である。 本発明を適用したテ−ブルの天板の折り畳み状態を後方から見た斜視図である。
符号の説明
1 天板
19 内管
28 昇降手段(ガススプリング)
42 調整ブロック
43,44 ブロックピ−ス
43a,44a テ−パ面
54 高さ調節レバ−
65 床面
66 昇降ガイド装置
67 筒状ガイド
68 ボ−ル(鋼球)
69 ボ−ルケ−ス
69a,69b テ−パ面
70 カバ−
71 キャップ
74
84 テ−パ面
86 テ−パ面
91 係止片
92 切欠溝

Claims (12)

  1. 天板等をブラケットと第1補強ブラケットを介して支持可能な内管と、該内管に伸縮可能に収容し、その上端部を前記第1補強ブラケットに連結した昇降手段と、前記内管を定位置で昇降可能に収容した外管と、該外管の上端部を閉塞可能にしたカバ−と、前記外管と内管との間に転動可能に配置したボ−ルと、を備えた天板等の昇降ガイド装置において、前記外管の上部に圧入可能なガイドリングを有する筒状ガイドを設け、該筒状ガイドの上端部に略皿形のカバ−を装着し、該筒状ガイドとカバ−に内管を摺動可能に貫挿し、前記筒状ガイドの周方向に複数のガイドピ−スを軸方向に突設し、該ガイドピ−スを前記内管の外周に係合可能に配置し、前記ガイドピ−スの間にボ−ルを転動可能に収容する複数の仕切室を形成したボ−ルケ−スを配置し、該ボ−ルを内管の外周面に係合かつ転動可能に配置し、かつ前記ガイドピ−スとボ−ルケ−スとを前記外管と内管との間に隣接して配置したことを特徴とする天板等の昇降ガイド装置。
  2. 前記仕切室の外側を閉塞した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
  3. 前記カバ−の下端部に複数の係合爪を突設し、該係合爪を筒状ガイドの上端部に設けた切欠溝に係合可能に取付けた請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
  4. 前記ガイドピ−スの内面に複数の凹溝を形成し、該凹溝を内管の隅角部周面に係合可能に配置した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
  5. 前記ガイドリングの内側下部周面に複数のテ−パ面を形成するとともに、前記ボ−ルケ−スの上端部外面に前記テ−パ面に係合可能な複数のテ−パ面を形成した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
  6. 前記ガイドピ−スの外面に複数の補強リブを縦横に形成し、該補強リブの間に複数の凹部を形成した請求項1記載の天板等の昇降ガイド装置。
  7. 前記ガイドピ−スとボ−ルケ−スの下端部にキャップを係合可能に取付け、該キャップを前記内管の外周に摺動可能に装着した請求項記載の天板等の昇降ガイド装置。
  8. 前記ボ−ルケ−スの下端部外面にテ−パ面を形成するとともに、前記キャップの内側に前記テ−パ面に係合可能なテ−パ面を形成し、前記キャップを前記ガイドピ−スにビス止めし、該ビスのねじ込み量を介して前記ボ−ルケ−スの上下位置を調整し、ボ−ルの転動状態を調整可能にした請求項7記載の天板等の昇降ガイド装置。
  9. 前記ガイドピ−スの下端部外面に複数の係合溝を軸方向に形成するとともに、前記キャップの上端部に複数の係止片を突設し、該係止片の内面に前記係合溝に係合可能な係合爪を軸方向に突設した請求項記載の天板等の昇降ガイド装置。
  10. 前記係合溝と係合爪を断面略T字形状に形成した請求項記載の天板等の昇降ガイド装置。
  11. 前記内管を矩形管に形成し、外管を円管に形成した請求項記載の天板等の昇降ガイド装置。
  12. 前記ガイドリングの外面に複数のビ−ドを突設するとともに、前記キャップの外周に複数のビ−ドを突設し、前記ビ−ドを外管の内面に係合可能に配置した請求項記載の天板等の昇降ガイド装置。
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