JP4661680B2 - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、特定の画素パターン(以下、特定パターン)が画像に含まれているか否かを判別する技術に関する。
例えば、秘密文書や紙幣などのコピーを禁止するために、コピー対象として指定された画像にコピーを禁止する旨の特定パターンが含まれているか否かを判別し、特定パターンが含まれていると判別した場合にはコピージョブを中止したり、所定の警報を報知したりする画像処理装置が提案されている。
このような特定パターン抽出を行う際には、互いに連結した画素からなる連結成分であって、周囲からは隔離された連結成分を抽出する方法を用いることが一般的であり、このような連結成分の抽出手法としては、画像データを構成する各画素に番号を付与するラベリング法がある。ここで、ラベリング法とは、互いに連結している画素には同一の番号を付与するとともに、異なる番号が付与された画素群が連結していることが判明した場合には、その結合関係を示す結合関係情報を別途記憶しておき、番号付けが完了した後に、その結合関係情報を参照して、その結合関係情報により結合関係が示されている画素をまとめて取り出す手法である。
しかしながら、上記ラベリング法では、各画素に番号付けを行う過程でその途中結果をメモリなどへ格納するのであるが、処理対象である画像に細かいパターンが多数含まれている場合には、メモリ容量不足が発生してしまう虞がある。そこで、このような不具合を解消するための技術が従来より種々提案されており、その一例としては、特許文献1に開示された技術が挙げられる。特許文献1には、2値化した画像データを主走査方向に沿って1ライン分ずつ読み込んでランレングスデータに変換した後に、そのランレングスデータを、そのランレングスデータにより連続する数が示されている同一画素値を有する一連の画素の開始位置および終了位置を示す座標データに変換すること、および、この座標データを現ライン用メモリと前ライン用メモリとへ格納し連結作業を行うことで、画像の大きさに依存しない固定のメモリ容量で特定パターンの検出を可能にすること、が開示されている。
特開平9−282463号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、処理対象の画像の主走査方向のサイズが大きくなると、その画像サイズに合わせてラインメモリのメモリサイズを大きくしておかなければならない。このため、多様なサイズ(例えば、B5、A4およびA3サイズ等)の画像に対応するためには、それら画像のうちで最大のサイズであるA3サイズに合わせたメモリサイズのラインメモリを設けておかなければならない。しかしながら、A3サイズの画像を取り扱う頻度がB5やA4サイズのものに比較して低い場合には、そのラインメモリがそのメモリサイズ一杯までフルに使われる頻度は低く、大きなメモリサイズのラインメモリを設けたとしてもその使用効率が低いといった問題点がある。
また、特許文献1に開示された技術では、ノイズデータや特定パターンの一部とはなり得ないことが明らかなデータなどについてもラインメモリへ読み込んでしまうため、無駄な連結処理が行われてしまう(すなわち、CPUが無駄に使われてしまう)といった問題点もある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、メモリやCPUなどのリソースを効率良く使用して特定パターン抽出を行うことを可能にする技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、画像データを1ライン分ずつ読み込み、各ライン毎にランレングスデータに変換する第1の変換手段と、前記第1の変換手段により得られたランレングスデータを解析し、特定の画素パターンの特徴部分に該当する候補パターンが含まれている場合に、そのランレングスデータをその候補パターンの開始位置および終了位置を示す座標データへ変換する第2の変換手段と、副走査方向の2番目のラインから順に1ラインずつ選択し、選択したラインと該選択したラインの1つ手前のラインの両者について前記座標データが得られており、かつ、該2つの座標データの示す主走査方向の開始位置の差が所定の閾値以下であり、かつ、該2つの座標データの示す主走査方向の終了位置の差が前記所定の閾値以下である場合に、前記選択したラインについての座標データの示す副走査方向の開始位置を、前記1つ手前のラインについての座標データの示す副走査方向の開始位置に更新する更新手段と、前記更新手段により更新された座標データからその座標データの示す候補パターンの主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとを算出し、前者と後者との比が、前記特徴部分の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとの比に一致している場合に、前記画像データに前記特定パターンが含まれていると判定する判定手段とを有することを特徴とする画像処理装置を提供する。
また、上記課題を解決するために、本発明は、画像データを1ライン分ずつ読み込む際に、1ライン分の画像データを予め定められたデータサイズに分割して読み込み、該データサイズ分の画像データをランレングスデータに変換するとともに該データサイズ分の画像データの先頭画素の前記ライン内での位置を示すオフセットを生成する第1の変換手段と、前記第1の変換手段により得られたランレングスデータを、そのランレングスデータにより連続する数が示されている同一画素値を有する一連の画素の開始位置および終了位置を示す座標データに変換するとともに、その座標データの示す開始位置および終了位置を前記オフセットに応じて前記ラインの先頭画素からの位置に変換する第2の変換手段と、1つのラインを構成する前記データサイズ分の画像データの各々について前記第2の変換手段により得られた座標データを、そのライン内における前記データサイズ分の画像データの並び順に連結するとともに、その連結箇所の直前に位置する座標データの示す終了位置と、その連結箇所の直後に位置する座標データの示す開始位置とが連続する場合に、両者をマージして1つの座標データにするライン方向連結手段と、副走査方向の2番目のラインから順に1ラインずつ選択し、選択したラインと該選択したラインの1つ手前のラインの両者について、特定の画素パターンの特徴部分に該当する候補パターンを示し、かつ、座標データの主走査方向の開始位置の差が所定の閾値以下であり、かつ、主走査方向の終了位置の差が前記所定の閾値以下である座標データが前記ライン方向連結手段により得られている場合に、前記選択したラインについての該当する座標データの示す副走査方向の開始位置を、前記1つ手前のラインについての該当する座標データの示す副走査方向の開始位置に更新する更新手段と、前記更新手段により更新された座標データからその座標データの示す候補パターンの主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとを算出し、前者と後者との比が、前記特徴部分の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとの比に一致している場合に、前記画像データに前記特定パターンが含まれていると判定する判定手段とを有することを特徴とする画像処理装置を提供する。
また、上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータ装置を、画像データを1ライン分ずつ読み込み、各ライン毎にランレングスデータに変換する第1の変換手段と、前記第1の変換手段により得られたランレングスデータを解析し、特定の画素パターンの特徴部分に該当する候補パターンが含まれている場合に、そのランレングスデータをその候補パターンの開始位置および終了位置を示す座標データへ変換する第2の変換手段と、副走査方向の2番目のラインから順に1ラインずつ選択し、選択したラインと該選択したラインの1つ手前のラインの両者について前記座標データが得られており、かつ、該2つの座標データの示す主走査方向の開始位置の差が所定の閾値以下であり、かつ、該2つの座標データの示す主走査方向の終了位置の差が前記所定の閾値以下である場合に、前記選択したラインについての座標データの示す副走査方向の開始位置を、前記1つ手前のラインについての座標データの示す副走査方向の開始位置に更新する更新手段と、前記更新手段により更新された座標データからその座標データの示す候補パターンの主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとを算出し、前者と後者との比が、前記特徴部分の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとの比に一致している場合に、前記画像データに前記特定パターンが含まれていると判定する判定手段として機能させるプログラムを提供する。
また、上記課題を解決するために、本発明は、コンピュータ装置を、画像データを1ライン分ずつ読み込む際に、1ライン分の画像データを予め定められたデータサイズに分割して読み込み、該データサイズ分の画像データをランレングスデータに変換するとともに該データサイズ分の画像データの先頭画素の前記ライン内での位置を示すオフセットを生成する第1の変換手段と、前記第1の変換手段により得られたランレングスデータを、そのランレングスデータにより連続する数が示されている同一画素値を有する一連の画素の開始位置および終了位置を示す座標データに変換するとともに、その座標データの示す開始位置および終了位置を前記オフセットに応じて前記ラインの先頭画素からの位置に変換する第2の変換手段と、1つのラインを構成する前記データサイズ分の画像データの各々について前記第2の変換手段により得られた座標データを、そのライン内における前記データサイズ分の画像データの並び順に連結するとともに、その連結箇所の直前に位置する座標データの示す終了位置と、その連結箇所の直後に位置する座標データの示す開始位置とが連続する場合に、両者をマージして1つの座標データにするライン方向連結手段と、副走査方向の2番目のラインから順に1ラインずつ選択し、選択したラインと該選択したラインの1つ手前のラインの両者について、特定の画素パターンの特徴部分に該当する候補パターンを示し、かつ、座標データの主走査方向の開始位置の差が所定の閾値以下であり、かつ、主走査方向の終了位置の差が前記所定の閾値以下である座標データが前記ライン方向連結手段により得られている場合に、前記選択したラインについての該当する座標データの示す副走査方向の開始位置を、前記1つ手前のラインについての該当する座標データの示す副走査方向の開始位置に更新する更新手段と、前記更新手段により更新された座標データからその座標データの示す候補パターンの主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとを算出し、前者と後者との比が、前記特徴部分の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとの比に一致している場合に、前記画像データに前記特定パターンが含まれていると判定する判定手段として機能させるプログラムを提供する。
本発明によれば、メモリやCPUなどのリソースを効率良く使用して特定パターン抽出を行うことが可能になる、といった効果を奏する。
以下、本発明を実施する際の最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
(A:第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置10の構成例を示すブロック図である。
画像処理装置10は、複写機であり、処理対象の画像(すなわち、複写対象の画像)を表す2値化画像データ(以下、単に「画像データ」と呼ぶ)に色変換処理や拡大/縮小などの各種画像処理を施し、その処理結果である画像データに対応する画像を印刷用紙などの記録材上に形成して出力するジョブ(以下、コピージョブ)を実行する機能を備えている。
より詳細に説明すると、画像処理装置10は、図1に示すように、処理対象の画像を光学的に読み取ってその画像に対応する画像データを生成し画像メモリ(図示省略)へ出力する画像読み取り部110や、入力された画像データに対して上記各種画像処理を施す画像処理部120、画像処理部120により処理を施した画像データに応じた画像形成を行う画像形成部130の他に、特定パターン処理部140を有している。
この特定パターン処理部140は、画像メモリに蓄積されている画像データを1ライン分ずつ読み込み、画像処理部120へ受け渡すものであり、画像メモリに蓄積されている画像データの表す画像に、前述した特定パターンが含まれているか否かを判定し、特定パターンが含まれていないと判定した場合には、画像メモリから読み取った画像データを画像処理部120へ引渡す一方、特定パターンが含まれている場合には、画像処理部120への画像データの引渡しを行わず、所定の警報を報知するものである。なお、以下では、説明を簡単にするために、処理対象の画像には、上記特定パターンが全く含まれていないか、1つだけ含まれているかの何れかであるものとする。
このような構成としたため、本実施形態に係る画像処理装置10においては、特定パターンを含んでいる画像についての複写を確実に回避することが可能になっている。なお、画像処理装置10を構成する各部のうち、画像読み取り部110、画像処理部120および画像形成部130については、従来の複写機にて対応する各部と何ら変わるとことがないため詳細な説明を省略し、以下では、特定パターン処理部140を中心に説明する。
図2は、特定パターン処理部140の構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、特定パターン処理部140は、ランレングス処理手段141と、候補抽出手段142と、座標生成手段143と、連結処理手段144と、最終判定手段145と、連結対象保持手段146と、座標メモリ147と、を有している。
ランレングス処理手段141は、画像メモリから読み取った1ライン分の画像データに対してランレングス処理を施してランレングスデータへ変換し、そのランレングスデータを候補抽出手段142へ引渡す。
候補抽出手段142は、ランレングス処理手段141から引渡されたランレングスデータを座標生成手段143へ引渡すとともに、そのランレングスデータの表す画像に、特定パターンの特徴部分の一部に該当する画素パターン(以下、候補パターン)が含まれているか否かを判定し、含まれていると判定した場合にのみ、信号値が“1”(その他の場合は“0”)である座標生成イネーブル信号を座標生成手段143へ出力する。
例えば、本実施形態における特定パターンが、図3(A)に示すようなパターン形状であり、黒画素(図3(A)では、ハッチングで表示)と白画素が所定画素数ずつ交互に表れる部分(黒画素a個、白画素b個、黒画素c個…黒画素a個)がその特徴部分である場合(図3(A)参照)には、候補抽出手段142を、図3(B)に示すように、上記特徴部分を構成する各ランレングスを保持する9個のラッチ回路と、これらラッチ回路に保持されているランレングスの比率が、上記特徴部分の比率(すなわち、“a:b:c:b:d:b:c:b:a”)に一致するか否かの比較判定を行い、一致する場合にのみ信号値が“1”である座標生成イネーブル信号を出力する比率比較部とで構成しておけば良い。
なお、本実施形態では、特定パターンの特徴部分に該当する候補パターンがランレングスデータに含まれている場合に、信号値が“1”である座標生成イネーブル信号を出力し、その他の場合には、信号値が“0”である座標生成イネーブル信号を出力する場合について説明するが、上記候補パターンがランレングスデータに含まれている場合には、その候補パターンの先頭位置を示す信号値の座標イネーブル信号を出力し、その他の場合には、例えば“−1”や1ライン分の画素数+1など候補パターンの先頭画素の位置にはなり得ない値を信号値とする座標イネーブル信号を出力するようにしても良い。
座標生成手段143は、候補抽出手段142から引渡されるランレングスデータを解析して上記画素パターンの開始位置および終了位置を示す座標データに変換する機能を有しており、信号値が“1”である座標生成イネーブル信号を候補抽出手段より受信した場合にのみ、上記座標データへの変換を実行する。
より詳細に説明すると、座標生成手段143は、処理対象の画像の左上隅を原点(0,0)とし、主走査方向をX軸、副走査方向をY軸とするX−Y座標系を定め、上記ランレングスデータに対応するラインが副走査方向に沿っ先頭からM番目(M:自然数)のラインにおいて、上記候補パターンがそのラインのNs番目の画素からNe番目の画素に渡っている場合には、上記開始位置および終了位置のY座標にMを設定し、上記開始位置のX座標にNsを設定し、上記終了位置のX座標にNeを設定する。
例えば、図4(A)に示すような特定パターン(但し、a=b=c10画素、d=20画素)に対して、N番目のラインについて図4(B)に示すようなラン長の配列を示すランレングスデータが得られた場合には、上記候補パターンの開始位置および終了位置を示す座標データとして、図4(C)に示す座標データが得られることになる。
図2に戻って、連結処理手段144は、座標生成手段143より引渡される座標データと、連結対象保持手段146より引渡される座標データとについて、両者を連結することができるか否かを判定する。詳細については後述するが、連結対象保持手段146から引渡される座標データは、座標生成手段143より引渡される座標データを現ラインについての座標データとした場合に、その1つ手前のラインについての座標データである。そして、連結処理手段144は、連結することができると判定した場合には、その連結結果である新たな座標データと、連結処理を行ったことを示す連結結果信号(本実施形態では、信号値が“1”である信号)を最終判定手段145へ引渡す。逆に、連結することができないと判定した場合には、座標生成手段143より引渡された座標データと、連結処理を行わなかったことを示す連結結果信号(本実施形態では、信号値が“0”である信号)を最終判定手段145へ引渡す。
ここで、現ラインについての座標データとその1つ手前のラインについての座標データとを連結することができるか否かの判定は、以下のようにして行われる。すなわち、図5に示すように、現ラインについての座標データの示す開始位置のX座標と1つ手前のラインについての座標データの示す開始位置のX座標とが一致し、かつ、現ラインについての座標データの示す終了位置のX座標と1つ手前のラインについての座標データの示す終了位置のX座標とが一致する場合に、連結処理手段144は、両座標データを連結することができると判定する。なお、現ラインが画像データの先頭ラインである場合には、比較対象となる1つ手前のラインは存在しないため、この場合、連結処理手段144は、連結することはできないと判定する。また、1つ手前のラインについて候補パターンを含んでいないと候補抽出手段142にて判定された場合も、そのラインについての座標データは存在しないため、この場合も、連結処理手段144は、連結することはできないと判定する。
そして、現ラインについての座標データと1つ手前のラインについての座標データとの連結は、以下のようにして行われる。すなわち、連結処理手段144は、現ラインについての座標データの示す開始位置のY座標を1つ手前のラインについての座標データの示す開始位置のY座標で書き換えることにより、上記新たな座標データを生成する。このようにして生成される新たな座標データは、上記特徴部分の一部に該当する候補パターンが1つ手前のラインから現ラインに渡って存在していることを示している。
最終判定手段145は、連結結果信号と座標データとを連結処理手段144から受取り、その座標データを連結対象保持手段146または座標メモリ147の何れかへ引渡すものである。
より詳細に説明すると、最終判定手段145は、連結処理手段144から受取った連結結果信号の信号値が“1”(すなわち、座標データの連結が行われたことを示す信号値)である場合には、連結処理手段144から受取った座標データを連結対象保持手段146へ引渡す。逆に、上記連結判定信号の信号値が“0”(すなわち、座標データの連結が行われなかったことを示す信号値)である場合には、連結処理手段144から受取った座標データにより開始位置および終了位置を示される候補パターンが前述した特徴部分に該当するか否かを判定し、その判定結果が“Yes”である場合には、その座標データを座標メモリ147へ引渡し、その判定結果が“No”である場合には、その座標データを連結対象保持手段146へ引渡す。
なお、連結処理手段144から受取った座標データにより開始位置および終了位置を示される候補パターンが、前述した特徴部分に該当するか否かを判定は、以下のようにして行われる。すなわち、最終判定手段145は、まず、連結処理手段144から受取った座標データの示す終了位置のX座標から同開始位置のX座標を減算してその座標データにより開始位置および終了位置が示される候補パターンのX方向のサイズSxを算出する。同様に、最終判定手段145は、上記座標データの示す終了位置のY座標から同開始位置のY座標を減算してその座標データにより開始位置および終了位置が示される候補パターンのY方向のサイズSyを算出する。そして、最終判定手段145は、Sxに対するSyの比(すなわち、Sy/Sx)が、図3に示す特徴部分についてのX方向のサイズαに対するY方向のサイズβの比(β/α)に一致するか否かを判定し、両者が一致する場合に、上記座標データにより開始位置および終了位置を示される候補パターンは上記特徴部分に該当すると判定する。
連結対象保持手段146は、図6に示すように、前ライン連結座標メモリ146aおよび146bと、選択器146cおよび146dを有している。
図6の前ライン連結座標メモリ146aと146bとは、最終判定手段145より引渡された座標データを記憶し保持するためのものである。選択器146dは、最終判定手段145から引渡される座標データを受取り、この座標データを前ライン連結座標メモリ146aと146bとに交互に書き込むものである。そして、選択器146cは、選択器146dと同期して作動するものであり、選択器146dが座標データの書き込みを行った前ライン連結座標メモリからその座標データを読出し、1つ手前のラインについての座標データとして連結処理手段144へ出力するものである。
以上が特定パターン処理部140の構成である。
以上に説明したような構成としたため、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置10によれば、画像データに1ライン単位でランレングスデータに変換した後に、特定パターンの特徴部分に該当する候補パターンがそのラインに含まれているか否かが判定され、含まれていると判定された場合にのみ、そのランレングスデータから上記座標データへの変換およびその手前のラインについて生成された座標データとの連結処理が実行される。このため、ノイズデータや明らかに候補パターンを含まないランレングスデータについて座標データへの変換および連結処理が行われることが回避され、CPUリソースの無駄使いを回避することが可能になる、といった効果を奏する。
(B:第2実施形態)
次いで、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図7は、本発明の第2実施形態に係る画像処理装置20の構成例を示すブロック図である。
図7と図1とを比較されば明らかなように、画像処理装置20の構成が画像処理装置10の構成と異なっている点は、特定パターン処理部140に替えて特定パターン処理部240を設けた点のみである。以下、この特定パターン処理部240を中心に説明する。
図8は、特定パターン処理部240の構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、特定パターン処理部240は、ランレングス処理手段241と、座標生成手段242と、ライン方向連結手段243と、連結処理手段244と、最終判定手段245と、連結対象保持手段246と、座標メモリ147とを有している。
ランレングス処理手段241は、予め定められたメモリサイズのラインバッファを有しており、1ライン分の画像データをそのラインバッファのサイズに応じたデータサイズに分割して読み込み、該データサイズ分の画像データをランレングスデータに変換するとともに該データサイズ分の画像データの先頭画素の上記ライン内での位置を示すオフセットを生成するものである。より詳細に説明すると、ランレングス処理手段241は、図9(A)に示すように、画像メモリに蓄積されている画像データを、各ラインの1番目〜1000番目までの画素により構成されるブロック1と、各ラインの1001番目以降の画素により構成されるブロック2とに分割し、ブロック1、ブロック2の順にそのブロック内の1ライン分の画像データを読み取り、その画像データに対してランレングス処理を施してランレングスデータへ変換し、そのランレングスデータを座標生成手段242へ引渡す。また、このランレングス処理手段241は、1ライン分の画像データを上記2つのブロックの何れから読み取ったのかに応じて、各ブロックに固有なオフセットを座標生成手段242へ出力する。具体的には、本実施形態では、ランレングス処理手段241は、各ブロックから読み取った1ライン分の画像データの先頭画素の全体画像データ内でのX座標から1を減算して得られる値を上記オフセットとして座標生成手段242へ出力する。例えば、ブロック1から1ライン分の画像データを読み取った場合には、上記オフセットとして“0”を出力し、ブロック2から1ライン分の画像データを読み取った場合には、上記オフセットとして“1000”を出力する。このオフセットは、各ブロックから読み取った1ライン分の画像データを構成する各画素の全体画像データ内での主走査方向の位置を算出する際に利用される。
座標生成手段242は、ランレングス処理手段241から引渡されるランレングスデータを、そのランレングスデータでラン長が示されている同一画素値を有する一連の画素の主走査方向での開始位置および終了位置を示す座標データへ変換する。本実施形態においては、図9(A)に示すブロック1とブロック2の各々について、各ライン毎にランレングスデータが生成されるのであるから、上記座標データもブロック毎およびライン毎に生成される(図9(B)参照)。
ライン方向連結手段243は、座標生成手段242から引渡された座標データと、連結対象保持手段246から引渡される座標データとを連結して出力するとともに、その連結箇所の直前に位置する座標データの示す終了位置と、その連結箇所の直後に位置する座標データの示す開始位置とが連続する場合に、両者をマージし1つの座標データにして出力する。例えば、図9(B)に示す座標データが連結対象保持手段246から引渡され、図9(C)に示す座標データが座標生成手段242から引渡された場合には、ライン方向連結手段243は、図9(D)に示す座標データを生成し連結処理部244へ引渡す。また、このライン方向連結手段243は、座標生成手段242から引渡された座標データと連結対象保持手段246から引渡される座標データとを連結することにより生成された座標データの末尾に格納さいれている終了位置の値が処理対象の画像データの主走査方向のデータサイズに一致しているか否かを判定し(すなわち、1ライン分の座標データの全てについてライン方向の連結が完了したか否かを判定し)、一致していると判定した場合には、信号値が“1”であるライン方向連結完了信号を連結処理手段244へ出力し、逆に、一致していないと判定した場合には、信号値が“0”であるライン方向連結完了信号を連結処理手段244へ出力する。
連結処理手段244は、ライン方向連結手段243より受取ったライン方向連結完了信号の信号値が“0”である場合には、そのライン方向連結完了信号と、ライン方向連結手段243から受取った座標データとを最終判定手段245へそのまま引渡す。逆に、ライン方向連結手段243より受取ったライン方向連結完了信号の信号値が“1”である場合には、前述した連結処理手段144と同一の処理を実行する。すなわち、ライン方向連結手段243より受取った座標データと連結対象保持手段246より受取った座標データとを連結可能であるか否かを判定し、その判定結果に応じた連結結果信号を最終判定手段245へ出力するとともに、連結可能であると判定した場合には、これら2の座標データを連結して最終判定手段245へ出力する。
最終判定手段245は、連結処理手段244から引渡されたライン方向連結完了信号の信号値が“0”である場合には、そのライン方向連結完了信号と、連結処理手段244から受取った座標データとを連結対象保持手段246へそのまま引渡す。逆に、連結処理手段244から引渡されたライン方向連結完了信号の信号値が“1”である場合には、前述した最終判定手段145と同一の処理を実行する。
図10は、連結対象保持手段246の構成例を示すブロック図である。
図10に示すように、連結対象保持手段246の構成が連結対象保持手段146の構成と異なっている点は、選択器146dに替えて選択器246dを設けた点と、つなぎ目座標メモリ246eを新たに設けた点の2つである。
選択器246dは、最終判定手段245から引渡されたライン方向連結完了信号の信号値が“0”である場合には、最終判定手段245から受取った座標データを、つなぎ目座標メモリ246eへ書き込む一方、その信号値が“1”である場合には、選択器146dと同一の処理を実行する。
つなぎ目座標メモリ246eは、選択器246dから受取った座標データを保持し、所定のタイミングでライン方向連結手段243へ出力するものである。
以上が画像処理装置20の構成である。
以上に説明したような構成としたため、本発明の第2実施形態に係る画像処理装置20によれば、処理対象である画像データの主走査方向のデーサイズとは無関係に、ランレングス処理手段241のラインバッファの大きさを一定に保つことが可能であり、無駄に大きいラインバッファを設ける必要がない、といった効果を奏する。
(C:変形例)
以上、本発明の第1実施形態および第2実施形態について説明したが、これら実施形態に以下の述べるような変形を加えても良いことは勿論である。
(1)上述した第1および第2実施形態では、複写機に本発明を適用する場合について説明した。しかしながら、本発明の適用対象は、複写機に限定されるものではない。画像を光学的に読み取って処理する画像処理装置であれば良く、具体的には、スキャナ装置や、ファクシミリ装置、これら各装置の機能を備えた複合機であっても良い。また、上述した実施形態では、処理対象画像を光学的に読み取りその処理対象画像に対応する画像データを生成する場合について説明した。しかしながら、例えば、プリンタ装置など、通信網経由で画像データが入力される(または、画像データを生成するためのPDLが通信網経由で入力される)画像処理装置に本発明を適用するとしても勿論良い。
(2)上述した第1および第2実施形態では、現ラインについての座標データの示す開始位置のX座標が1つ手前のラインについての座標データの示す開始位置のX座標に一致し、かつ、現ラインについての座標データの示す終了位置のX座標が1つ手前のラインについての座標データの示す終了位置のX座標に一致する場合に、これら2つの座標データを連結する場合について説明した。しかしながら、図11に示すように、現ラインについての座標データの示す開始位置のX座標が1つ手前のラインについての座標データの示す開始位置のX座標とは異なっている場合、または、現ラインについての座標データの示す終了位置のX座標が1つ手前のラインについての座標データの示す終了位置のX座標とは異なっている場合、または、開始位置と終了位置の両方でX座標が異なっている場合であって、異なりの度合いが所定の閾値以下であれば、一致しているものと見なして、連結処理を実行するようにしても良い。この場合、図11において破線で示すように、開始位置のX座標が異なっている場合には、連結処理により得られる新たな座標データの示す開始位置のX座標としては、座標値が小さい方を用い、逆に、終了位置のX座標が異なっている場合には、上記新たな座標データの示す終了位置のX座標として、座標値が大きい方を用いるようにすれば良い。
(3)上述した実施形態では、本発明に係る画像処理装置に特徴的な特定パターン処理を画像処理装置10に実現させるための特定パターン処理部140を、各々固有の機能を担っているハードウェアモジュール(ランレングス処理手段141、候補抽出手段142、座標生成手段143、連結処理手段144、最終判定手段145、連結対象保持手段146および座標メモリ147)を組み合わせ、これらを連携させて作動させることによって実現する場合について説明した。
しかしながら、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)にランレングス処理手段141、候補抽出手段142、座標生成手段143、連結処理手段144および最終判定手段145の各手段の機能を実現させるとともに、そのコンピュータ装置のメモリを連結対象保持手段146および座標メモリ147として機能させるプログラムを、CPUとメモリとを備えた一般的な画像処理装置へインストールすることによって、その画像処理装置に画像処理装置10と同一の機能を付与するようにしても勿論良い。
同様に、コンピュータ装置のCPUにランレングス処理手段241、座標生成手段242、ライン方向連結手段243、連結処理手段244および最終判定手段245の各手段の機能を実現させるとともに、そのコンピュータ装置のメモリを連結対象保持手段246および座標メモリ147として機能させるプログラムを、CPUとメモリとを備えた一般的な画像処理装置へインストールすることによって、その画像処理装置に画像処理装置20と同一の機能を付与するようにしても勿論良い。
また上記のようなプログラムを配布する際には、例えばCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)などのコンピュータ装置読み取り可能な記録媒体に上記各プログラムを書き込んで配布するとしても良く、また、インターネットなどの電気通信回線を介したダウンロードにより上記各プログラムを配布するようにしても良い。
本発明の第1実施形態に係る画像処理装置10の構成例を示す図である。 同画像処理装置10の特徴的な構成要素である特定パターン処理部140の構成例を示す図である。 特定パターンの一例と該特定パターンの候補を抽出するための候補抽出手段142の構成例を示す図である。 ランレングスデータと座標生成手段143により該ランレングスデータから生成される座標データの一例を示す図である。 連結処理手段144における連結処理を説明するための図である。 同特定パターン処理部140の構成要素の1つである連結対象保持手段146の構成例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る画像処理装置20の構成例を示す図である。 同画像処理装置20の特徴的な構成要素である特定パターン処理部240の構成例を示す図である。 画像データがブロック単位に分割され、各ブロック内で1ライン単位で読み込まれる様子と第1ブロックおよび第2ブロックのNライン目を示すランレングスデータと、これらランレングスデータから得られる座標データの一例っと、を示す図である。 同特定パターン処理部240の構成要素の1つである連結対象保持手段246の構成例を示す図である。 変形例1に係る連結処理を説明するための図である。
符号の説明
10,20…画像処理装置、110…画像読み取り部、120…画像処理部、130…画像形成部、140,240…特定パターン処理部、141,241…ランレングス処理手段、142…候補抽出手段、143,242…座標生成手段、243…ライン方向連結手段、144,244…連結処理手段、145,245…最終判定手段、146,246…連結対象保持手段、147…座標メモリ。

Claims (4)

  1. 画像データを1ライン分ずつ読み込み、各ライン毎にランレングスデータに変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段により得られたランレングスデータを解析し、特定の画素パターンの特徴部分に該当する候補パターンが含まれている場合に、そのランレングスデータをその候補パターンの開始位置および終了位置を示す座標データへ変換する第2の変換手段と、
    副走査方向の2番目のラインから順に1ラインずつ選択し、選択したラインと該選択したラインの1つ手前のラインの両者について前記座標データが得られており、かつ、該2つの座標データの示す主走査方向の開始位置の差が所定の閾値以下であり、かつ、該2つの座標データの示す主走査方向の終了位置の差が前記所定の閾値以下である場合に、前記選択したラインについての座標データの示す副走査方向の開始位置を、前記1つ手前のラインについての座標データの示す副走査方向の開始位置に更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新された座標データからその座標データの示す候補パターンの主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとを算出し、前者と後者との比が、前記特徴部分の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとの比に一致している場合に、前記画像データに前記特定パターンが含まれていると判定する判定手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像データを1ライン分ずつ読み込む際に、1ライン分の画像データを予め定められたデータサイズに分割して読み込み、該データサイズ分の画像データをランレングスデータに変換するとともに該データサイズ分の画像データの先頭画素の前記ライン内での位置を示すオフセットを生成する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段により得られたランレングスデータを、そのランレングスデータにより連続する数が示されている同一画素値を有する一連の画素の開始位置および終了位置を示す座標データに変換するとともに、その座標データの示す開始位置および終了位置を前記オフセットに応じて前記ラインの先頭画素からの位置に変換する第2の変換手段と、
    1つのラインを構成する前記データサイズ分の画像データの各々について前記第2の変換手段により得られた座標データを、そのライン内における前記データサイズ分の画像データの並び順に連結するとともに、その連結箇所の直前に位置する座標データの示す終了位置と、その連結箇所の直後に位置する座標データの示す開始位置とが連続する場合に、両者をマージして1つの座標データにするライン方向連結手段と、
    副走査方向の2番目のラインから順に1ラインずつ選択し、選択したラインと該選択したラインの1つ手前のラインの両者について、特定の画素パターンの特徴部分に該当する候補パターンを示し、かつ、座標データの主走査方向の開始位置の差が所定の閾値以下であり、かつ、主走査方向の終了位置の差が前記所定の閾値以下である座標データが前記ライン方向連結手段により得られている場合に、前記選択したラインについての該当する座標データの示す副走査方向の開始位置を、前記1つ手前のラインについての該当する座標データの示す副走査方向の開始位置に更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新された座標データからその座標データの示す候補パターンの主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとを算出し、前者と後者との比が、前記特徴部分の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとの比に一致している場合に、前記画像データに前記特定パターンが含まれていると判定する判定手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. コンピュータ装置を、
    画像データを1ライン分ずつ読み込み、各ライン毎にランレングスデータに変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段により得られたランレングスデータを解析し、特定の画素パターンの特徴部分に該当する候補パターンが含まれている場合に、そのランレングスデータをその候補パターンの開始位置および終了位置を示す座標データへ変換する第2の変換手段と、
    副走査方向の2番目のラインから順に1ラインずつ選択し、選択したラインと該選択したラインの1つ手前のラインの両者について前記座標データが得られており、かつ、該2つの座標データの示す主走査方向の開始位置の差が所定の閾値以下であり、かつ、該2つの座標データの示す主走査方向の終了位置の差が前記所定の閾値以下である場合に、前記選択したラインについての座標データの示す副走査方向の開始位置を、前記1つ手前のラインについての座標データの示す副走査方向の開始位置に更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新された座標データからその座標データの示す候補パターンの主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとを算出し、前者と後者との比が、前記特徴部分の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとの比に一致している場合に、前記画像データに前記特定パターンが含まれていると判定する判定手段と
    して機能させるプログラム。
  4. コンピュータ装置を、
    画像データを1ライン分ずつ読み込む際に、1ライン分の画像データを予め定められたデータサイズに分割して読み込み、該データサイズ分の画像データをランレングスデータに変換するとともに該データサイズ分の画像データの先頭画素の前記ライン内での位置を示すオフセットを生成する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段により得られたランレングスデータを、そのランレングスデータにより連続する数が示されている同一画素値を有する一連の画素の開始位置および終了位置を示す座標データに変換するとともに、その座標データの示す開始位置および終了位置を前記オフセットに応じて前記ラインの先頭画素からの位置に変換する第2の変換手段と、
    1つのラインを構成する前記データサイズ分の画像データの各々について前記第2の変換手段により得られた座標データを、そのライン内における前記データサイズ分の画像データの並び順に連結するとともに、その連結箇所の直前に位置する座標データの示す終了位置と、その連結箇所の直後に位置する座標データの示す開始位置とが連続する場合に、両者をマージして1つの座標データにするライン方向連結手段と、
    副走査方向の2番目のラインから順に1ラインずつ選択し、選択したラインと該選択したラインの1つ手前のラインの両者について、特定の画素パターンの特徴部分に該当する候補パターンを示し、かつ、座標データの主走査方向の開始位置の差が所定の閾値以下であり、かつ、主走査方向の終了位置の差が前記所定の閾値以下である座標データが前記ライン方向連結手段により得られている場合に、前記選択したラインについての該当する座標データの示す副走査方向の開始位置を、前記1つ手前のラインについての該当する座標データの示す副走査方向の開始位置に更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新された座標データからその座標データの示す候補パターンの主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとを算出し、前者と後者との比が、前記特徴部分の主走査方向のサイズと副走査方向のサイズとの比に一致している場合に、前記画像データに前記特定パターンが含まれていると判定する判定手段と
    して機能させるプログラム。
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