JP2007097013A - 画像処理装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーン角度の崩れがない良好な画質を得ることができる画像処理装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】画像処理装置及び画像処理方法は、入力される画像データの斜め情報を補正し処理する画像処理装置及び方法であって、前記画像データが位置する位置情報を取得する位置取得部(工程)と、該位置取得部によって取得された位置情報に基づいた前記画像データの斜め補正情報を受け、前記画像データを補正する斜め補正部(工程)と、斜め補正後の画像データに対してディザ処理を行うディザ処理部(工程)と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理を行う印刷装置に使用される画像処理装置及び画像処理方法、特に、カラープリンタに適用される画像処理装置及び画像処理方法に関する。
従来、カラープリンタでは、色ごとの印字位置が正確に同じにならないため色ずれが発生する。ラインメモリを有する記録装置において、印字ずれ量を容易に判定する方法に関して特開平08−262829号公報(特許文献1)がある。
図14は、カラープリンタの一般的な処理フローチャートである。受信処理された受信データは、編集処理され、色変換後の中間データが生成される。編集処理を経て多値データのまま展開処理を行い1ページ分の多値画像データが生成される。1ページ分の多値画像データは、メモリの使用効率を高めるために複数のバンドと呼ばれる単位(バンド単位)に分割されてメモリに記憶される。多値画像データは、バンド毎にディザ処理されバンド単位の2値画像データとなる。バンド単位の2値画像データは、順番通り斜め補正処理される結果、斜め補正された1ページ分の2値画像データが、生成されエンジン部に出力される。各処理の複雑性、処理速度性能を考慮してソフト処理、または、専用ハードウェアにより処理される。
ところで、一般的には、多値展開処理は、ソフト処理で行われ、ディザ処理と斜め補正処理とは、ハードウェア処理である。一般にディザ処理終了時点で画像の生成が完了するので、用紙の走行が始まり用紙走行に同期して斜め補正処理が行われる。
図16ないし図18には、専用のラインバッファを持つ斜め補正処理方式を説明するための図が示されている。この斜め補正処理方式では、専用のラインバッファが、2値画像データを一時的にラインバッファに記憶させ斜め読みを行って遅延を防止している。図16のように、ラインバッファのメモリ上に直線を形成するドット0からドット15があり補正なしで印刷した場合は、図17のように右下がりになる例では、斜め補正処理でドット2からドット15の読み出しタイミングを1ライン早くすることにより、図18のようにほぼ直線に近い画像を印字できる。
特開平08−262829号公報
しかしながら、上述のような従来のカラープリンタ等に適用される画像処理装置及び画像処理方法等では、高速化の要求のため、斜め補正処理等に必要なラインバッファ(ラインメモリ)もDRAMでは、転送速度を満たせなくなってきており、高速SRAMなどを用いる必要が生じている。高速SRAMなどは高価でありコストアップする問題がある。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スクリーン角度の崩れがない良好な画質を得ることができる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、入力される画像データの斜め情報を補正し処理する画像処理装置であって、前記画像データが位置する位置情報を取得する位置取得部と、該位置取得部によって取得された位置情報に基づいた前記画像データの斜め補正情報を受け、前記画像データを補正する斜め補正部と、斜め補正後の画像データに対してディザ処理を行うディザ処理部と、を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、位置取得部によって取得された位置情報に基づいて画像データは、斜め補正後の画像データになると共に、この斜め補正後の画像データに対してディザディザ処理される。
(2)本発明は、入力される画像データの斜め情報を補正し処理する画像処理方法であって、前記画像データが位置する位置情報を取得する位置取得工程と、該位置取得部によって取得された位置情報に基づいた前記画像データの斜め補正情報を受け、前記画像データを補正する斜め補正工程と、斜め補正後の画像データに対してディザ処理を行うディザ処理工程と、を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、位置取得工程によって取得された位置情報に基づいて画像データは、斜め補正後の画像データになると共に、この斜め補正後の画像データに対してディザディザ処理される。
以上のように本発明の画像処理装置及び画像処理方法は、入力されるべき画像データについて斜め補正を行い、対応するディザ処理を行う構成を備えている。そのため、スクリーン角度の崩れがない良好な画質を得るディザ処理を行える画像処理装置及び画像処理方法を提供するという効果を有する。
(本発明の第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における画像処理装置のブロック図である。図2は、斜め補正部42の構成を示すブロック図である。図3は、図1の第1の実施の形態における画像処理装置の解像度を主走査方向及び副走査方向に説明するための図である。図15は、本発明の第1の実施の形態における画像処理装置を説明するための生成データを処理するフローチャートで、斜め補正されたバンド単位の多値画像データ及び斜め補正されたバンド単位の2値データとする場合が示されている。
図1に示す画像処理装置は、多値画像データ16を受け斜め補正処理を行うための斜め補正部42と、多値画像データ16を受けその位置情報を獲得する位置獲得部13Aと、斜め補正後の多値画像データ2を受けるディザ処理部(回路)1と、を備える。位置獲得部13Aは、斜め補正値を検出するための斜め補正値検出部13を備える。図2に示すように、斜め補正部42は、多値画像データ16を展開処理するための多値展開処理部42−1と、多値展開処理済みの画像データを斜め補正するための斜め補正処理部42−2と、斜め補正後の多値画像データ2を記憶するための多値画像データ記憶部42−3と、を備えている。
前記ディザ処理回路1は、多値画像データ読み込み制御部3、Xポインタ制御部4、Yポインタ制御部5、多値画像X座標計算部6、加減算部7、斜め補正情報書き込み部8、斜め補正値記憶部9、アドレス制御部10、比較部(2値化部)11、ディザマトリックス記憶用部12を備えている。
図4は、ディザマトリックス記憶部12に記憶されるディザマトリックス15の構成が示されている。図5は、主走査16ドット及び副走査7行の多値画像データ16が示されている。図6は、ずれ量g(X)を副走査方向の解像度に丸めた値の補正量r(X)を示す図である。図7は、図5の多値画像データ16の斜め補正後の多値画像データ2を示す図である。
ディザマトリックス15は、各しきい値のディザマトリックス上の座標は(X、Y)で表され、たとえば、しきい値12の座標は(5,3)である。ディザマトリックスのX軸は、画像データの主走査方向、Y軸は、画像データの副走査方向に対応する。
図3を参照して、本実施の形態では、画像形成装置であるプリンタのメカ斜め特性を各ドットに対するずれ量をg(X)とすると、g(X)=0となる基準ドットは、斜め補正処理部42−2の処理後に一番最初に露光ヘッドに出力されるべきドットであり、ドット15である。この場合、ドット0からドット14までのずれ量は、ドット15に対してのずれ量となる。
図6に示すように、ずれ量g(X)に対する補正量r(X)は、ずれ量g(X)を副走査方向の解像度に丸めた値であり、g(X)÷(1/副走査解像度)を四捨五入した値となる。
図5の多値画像データ16は、主走査方向16ビット、副走査方向7行から成る。斜め補正処理部によって図6に示す補正量r(x)と加算して生成される斜め補正処理後の多値画像データ2は、印字されない"0"データが追加されて、図7に示すように、副走査方向11行となる。具体的に述べるとドット0がライン上で副走査方向に沿って追加補正される。ドット1〜ドット15も同様にして図7の結果が得られる。
次に、本発明の第1の実施の形態における画像処理方法について図面を用いて説明する。図8は、本発明の第1の実施の形態における画像処理方法の動作を示すフローチャートである。
図8のステップS0において、メカ斜め特性の検出が行われる。図1の斜め補正値検出部13は、メカの斜め特性を検出して斜め補正情報17を出力する。
ステップS1では、斜め補正情報17と多値画像データ16とを受ける斜め補正メモリ42から斜め補正処理工程の後の多値画像データ2を生成する。
ステップS2では、Xポインタ制御部4は、斜め補正後の多値画像データ2に対応するディザマトリックスのX軸座標mtx xpointを初期化する。Yポインタ制御部5は、斜め補正後の多値画像データ2に対応するディザマトリックスのY軸座標mtx ypointを初期化する。多値画像X座標計算部6は、斜め補正後の多値画像データ2のX座標img xpointを初期化する。
ステップS3は、斜め補正情報書き込み部8が、斜め補正情報17を斜め補正値記憶部9に書き込む。
ステップS4においては、多値画像データ読み込み制御部3は、斜め補正後の多値画像データ2を斜め補正メモリ42から多値画像データ読み込み制御部3を介して比較部11の2値化部に転送する。
ステップS5では、多値画像X座標計算部6は、斜め補正処理工程の後の多値画像データ2のX座標img xpointを斜め補正値記憶部9のアドレスとして出力する。
ステップS6では、斜め補正値記憶部9は、多値画像データ2に対応した斜め補正値r(img xpoint)を加減算部7に出力にする。
ステップS7のYポインタ制御部5は、斜め補正処理工程の後の多値画像データ2に対応するディザマトリックスのY座標mtx ypointを加減算部7に出力する。
ステップS8では、加減算部7は、ディザマトリックスのY座標mtx ypointと斜め補正値r(img xpoint)とディザマトリクスのY方向のサイズysizeとを加減算してディザマトリックスY座標mtx xpoint2は以下の式で求められる。
mtx ypoint − r(img xpoint) < 0のとき
mtx xpoint2=mtx ypoint−r(img xpoint)+ ysize
mtx ypoint − r(img xpoint) ≧ 0のとき
mtx xpoint2=mtx ypoint−r(img xpoint)
ステップS9においては、Xポインタ制御部4は、斜め補正処理工程の後の多値画像データ2に対応するディザマトリックスのX座標mtx xpointをアドレス制御部10に出力する。
ステップS10では、アドレス制御部10は、ディザマトリクスのX座標mtx xpointを下位アドレス、補正処理工程の後のディザマトリックスのY座標mty ypoint2を上位アドレスとしてディザマトリックス記憶部12に出力する。
ステップS11では、2値化部11は、斜め補正後の多値画像データ2に対するディザマトリックスのしきい値をディザマトリックス記憶部12から読み出し2値画像データ14を図示しないメモリに出力する。
ステップS19及びS20では、2値化された多値画像データが最後の最終データであれば処理終了する。
ステップS12,S13,S14では、2値化された多値画像データがライン終端であり、かつディザマトリックスのY方向の終端(mtx ypoint=ysize−1)である場合、Xポインタ制御部4はmtx xpointを初期化する。Yポインタ制御部5はmtx ypointを初期化する。多値画像X座標計算部6はimg xpointを初期化する。
ステップS12,S13,S15では、2値化された多値画像データがライン終端であり、且つディザマトリックスのY方向の終端でない場合(mtx ypoint≠ysize−1)、Xポインタ制御部4はmtx xpointを初期化する。Yポインタ制御部5はmtx ypointに1を加算する。
ステップS16、S17では、2値化された多値画像データがライン終端で無く、且つディザマトリックスのX方向の終端である場合(mtx xpoint=xsize−1)、Xポインタ制御部4はmtx xpointを初期化する。多値画像X座標計算部6はimg xpointに1を加算する。
ステップS16,S18では、2値化された多値画像データがライン終端で無く、且つディザマトリックスのX方向の終端でない場合(mtx xpoint≠xsize−1)、Xポインタ制御部4はmtx xpointに1を加算する。多値画像X座標計算部6はimg xpointに1を加算する。
図9は、斜め補正後の多値画像データ2に対応するディザマトリックス15−1である。ステップS1からS20の処理フローにおいて斜め補正後の多値画像データ2に対応する図3のディザマトリックス15−1のしきい値は、図9のようになり、図5の斜め補正前の多値画像データ16をディザマトリックス15でディザ処理した結果と同じになる。
本発明の第1の形態における画像形成装置及び画像処理方法は、斜め補正処理をディザ処理の前に行う構成を有することにより、用紙走行スピードと斜め補正処理速度とが無関係となるため、斜め補正処理に必要であった専用のラインバッファメモリを削減できコストダウンできる。
図24は、メカが右上がりの斜め特性を持つ場合の多値入力画像データを示す図であり、図25は、第1の実施の形態での斜め補正処理を適応してメカの斜め特性とは逆の右下がり方向に多値画像データを補正してからの画像データを示す図であり、図26は、第1の実施の形態での斜め補正処理を適応して座標の補正がなされているディザマトリックスを用いて図25の補正された多値画像データにディザ処理してからの画像データを示す図であり、図27は、図26の画像データの実際の印字結果を示し、スクリーン角は規則性が崩れない印字を示す図である。
これに対して、図20は、メカが右上がりの斜め特性を持つ場合の多値入力画像データであり、図21は、第1の実施の形態での斜め補正処理を適応してメカの斜め特性とは逆の右下がり方向に多値画像データを補正してからの画像データを示す図であり、図22は、座標の補正がなされていないディザマトリックスを用いて図21の補正された多値画像データにディザ処理してからの画像データを示す図であり、図23は、図22の画像データの実際の印字結果を示し、スクリーン角は規則性が崩れてしまった印字を示す図である。図27と図23とを比べてわかるように、本発明の第1の実施の形態での印字後でもスクリーン角度の崩れがない良好な画質を得るディザ処理を行える画像処理装置及び画像処理方法を提供するという効果を奏する。
(本発明の第2の形態)
図10の本発明の第2の形態における画像形成装置が図1の本発明の第1の形態における画像処理装置と異なる点は、ディザ処理回路1のラインカウンタ制御部18が、Yポインタ制御部5−1を制御するように配置されている。
本発明の第2の形態における画像形成装置では、斜め補正の精度をより向上するために斜め補正解像度を多値画像データの解像度より大きくする必要がある。例えば、多値画像データの副走査方向解像度が600dpiのとき、斜め補正解像度を1200dpiとすれば、斜め補正の精度を向上するためのものである。
本発明の第2の形態における画像形成装置のディザ処理回路1−1では、斜め補正解像度が多値画像データの解像度より大きい場合に、斜め補正値を多値画像解像度単位に丸めて、ディザマトリックスのY座標を補正することによって、スクリーン崩れの無い良好な画質を得る。
詳しく述べると、斜め補正解像度が多値画像データ16の解像度の2倍のとき、斜め補正メモリ42は、斜め補正情報17を基にして多値画像データ16を斜め補正後の多値画像データ22を生成する。その結果、図12に示すように、印字されない"0"データが追加されて斜め補正後の多値画像データ22となる。
図11は、本発明の第2の実施の形態における画像処理方法を示すフローチャートである。第1の実施の形態のS2、S8、S15を第2の実施の形態では、S30、S31、S32に変更している以外は、同一である。
第2の実施の形態の画像処理方法では、ステップS30においては、Xポインタ制御部4は、斜め補正後の多値画像データ2に対応するディザマトリックスのX座標mtx xpointを初期化する。Yポインタ制御部5は、斜め補正後の多値画像データ2に対応するディザマトリックスのY座標mty ypointを初期化する。多値画像X座標計算部6は、斜め補正後の多値画像データ2のX座標img xpointを初期化する。ラインカウンタ制御部は、読み込んだ斜め補正後の多値画像データ22の副走査方向のライン番号を表すlineを初期化する。
ステップS31においては、加減算部21は、以下の式により斜め補正値r(img xpoint)を多値画像データの解像度に丸めたr2(img xpoint)を生成する。
r2(img xpoint)=r(img xpoint)/(斜め補正解像度/多値画像データ16の解像度)の小数点切捨て
加減算部21は、ディザマトリックスのY座標mtx ypointとr2(img xpoint)とディザマトリックスのY方向のサイズysizeを加減算してディザマトリックスのY座標を補正しアドレス制御部10に出力する。補正後のディザマトリックスY座標mtx xpoint2は、以下の式で求められる。
mtx ypoint − r2(img xpoint) < 0のとき
mtx xpoint2=mtx ypoint−r2(img xpoint)+ ysize
mtx ypoint − r2(img xpoint)≧0のとき
mtx xpoint2=mtx ypoint−r2(img xpoint)
ステップ15において、2値化された多値画像データがライン終端であり、且つディザマトリックスのY方向の終端でない場合、(mtx ypoint≠ysize−1)、
Xポインタ制御部4は、mtx xpointを初期化する。多値画像X座標計算部6は、img_
xpointを初期化する。
読み込んだ斜め補正後の多値画像データ22の次のラインが多値画像データ16の解像度のグリッド上にある場合、つまり
(line+1)/(斜め補正解像度/多値画像データ16の解像度)が整数のとき
Yポインタ制御部5は、mtx ypointに1を加算する。
図13は、斜め補正後の多値画像データ22に対応するディザマトリックス22−1の表である。図10の処理フローにおいて斜め補正後の多値画像データ22に対応するディザマトリックス22−1のしきい値は、図13のように、斜め補正なしの多値画像データ16を図4のディザマトリックス15でディザ処理した結果と同じになる。
図10に示す本発明の第2の形態における画像形成装置及び画像処理方法は、ディザ処理回路1−1ではラインカウンタ制御部18が追加される構成を備えることにより、斜め補正処理の解像度が多値画像データの解像度より大きい場合に、斜め補正値を多値画像解像度単位に丸めてディザマトリックスのY座標を補正することによって、スクリーン崩れの無い良好な画質を得ることができるという効果を奏する。
本発明の画像処理装置及び画像処理方法は、スキャナ、複合機、複写機、光学文字読取装置等に利用することが可能である。
本発明の実施の形態では、副走査方向のY方向に画像データを補正し、対応するディザマトリックスも同一方向にサイズを拡大しているが、主走査方向のX軸方向に同様にしても良い。
本発明の第1の実施の形態における画像処理装置のブロック図である。 図1の斜め補正部42の構成を示すブロック図である。 図1の第1の実施の形態における画像処理装置の解像度を主走査方向及び副走査方向に説明するための図である。 図1のディザマトリックス記憶部12に記憶されるディザマトリックス15であって、座標の補正がなされていない第1状態のものが示されている。 図1の主走査16ドット及び副走査7行の多値画像データ16が示されている。 図1の斜め補正部42における斜め補正処理部42−2のずれ量g(X)を副走査方向の解像度に丸めた値の補正量r(X)を示す図である。 図5の多値画像データ16を図6の斜め補正情報に基づいて補正後の多値画像データ2を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における画像処理方法の動作を示すフローチャートである。 斜め補正後の多値画像データ2に対応するディザマトリックス15−1である。 本発明の第2の実施の形態における画像処理装置のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における画像処理方法の動作を示すフローチャートである。 図10の第2の実施の形態における画像処理装置の斜め補正後の多値画像データ22を示す図で、図7の第1の実施の形態の2倍の解像度を示す。 図10の斜め補正後の多値画像データ22に対応するディザマトリックス22−1で、図8の第1の実施の形態の2倍の解像度を示す。 カラープリンタの一般的な処理フローチャートである。 本発明の第1及び第2の実施の形態における画像処理装置及び画像処理方法を説明するための生成データを処理するフローチャートで、斜め補正されたバンド単位の多値画像データ及び斜め補正されたバンド単位の2値データとする場合が示されている。 専用のラインバッファを持つ斜め補正処理方式を説明するための図で、ドット0からドット15が直線に配列されている。 図16に関して専用のラインバッファを持つ斜め補正処理方式を説明するための図で、ドット0からドット15があり補正なしで印刷した場合に右下がりになる例が示されている。 図17に関して専用のラインバッファを持つ斜め補正処理方式を説明するための図で、斜め補正処理された例が示されている。 斜め補正処理を必要としない理想的なメカを使用した場合に、1ページに均一なベタデータを印字させた画像を説明する図である。 メカが右上がりの斜め特性を持つ場合の多値入力画像データである。 第1の実施の形態での斜め補正処理を適応してメカの斜め特性とは逆の右下がり方向に多値画像データを補正してからの画像データを示す図である。 座標の補正がなされていないディザマトリックスを用いて図21の補正された多値画像データにディザ処理してからの画像データを示す図である。 図22の画像データの実際の印字結果を示し、スクリーン角は規則性が崩れてしまった印字を示す図である。 メカが右上がりの斜め特性を持つ場合の多値入力画像データである。 第1の実施の形態での斜め補正処理を適応してメカの斜め特性とは逆の右下がり方向に多値画像データを補正してからの画像データを示す図である。 第1の実施の形態での斜め補正処理を適応して座標の補正がなされているディザマトリックスを用いて図25の補正された多値画像データにディザ処理してからの画像データを示す図である。 図26の画像データの実際の印字結果を示し、スクリーン角は規則性が崩れない印字を示す図で、図19の概略図である。
符号の説明
1,1−1 ディザ処理回路(ディザ処理部)
2 斜め補正後の多値画像データ
3 多値画像データ読み込み制御部
4 Xポインタ制御部
5,5−1 Yポインタ制御部
6 多値画像X座標計算部
7 加減算部
8 斜め補正情報書き込み部
9 斜め補正値記憶部
10 アドレス制御部
11 比較部(2値化部)
12A ディザマトリックス形成部
12 ディザマトリックス記憶用部
13A 位置取得部
13 斜め補正値検出部
15 ディザマトリックス
15−1 ディザマトリックス
16 多値画像データ
17 斜め補正情報
18 ラインカウンタ制御部
22 斜め補正後の多値画像データ
22−1 ディザマトリックス
42 斜め補正部
42−1 多値展開処理部
42−2 斜め補正処理部
42−3 多値画像データ記憶部

Claims (10)

  1. 入力される画像データの斜め情報を補正し処理する画像処理装置であって、
    前記画像データが位置する位置情報を取得する位置取得部と、
    該位置取得部によって取得された位置情報に基づいた前記画像データの斜め補正情報を受け、前記画像データを補正する斜め補正部と、
    斜め補正後の画像データに対してディザ処理を行うディザ処理部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記位置取得部は、
    前記画像データの斜め補正情報から斜め補正値を検出する斜め補正値検出部
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記ディザ処理部は、
    前記斜め補正後の画像データに対応するディザマトリックスを形成するディザマトリックス形成部と、
    前記斜め補正後の画像データを前記ディザマトリックスと比較する比較部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記斜め補正部は、
    前記画像データを複数の値で展開処理する多値展開処理部と、
    多値展開処理済みの画像データを斜め補正する斜め補正処理部と、
    斜め補正後の多値画像データを記憶する多値画像データ記憶部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記ディザ処理部のディザマトリックス形成部は、
    前記斜め補正情報を書き込む斜め補正情報書き込み部と、
    前記画像データのX座標を位置決め計算する多値画像X座標計算部と、
    計算済みのX座標を前記斜め補正情報と共に記憶する斜め補正値記憶部と、
    前記画像データのY座標を前記計算済みのX座標及び前記斜め補正情報と加減算する加減算部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項3に記載の画像処理装置において、
    前記ディザ処理部では、
    前記斜め補正部の主走査方向のX座標及び副走査方向のY座標のうちの一方の方向に関している前記斜め補正後の画像データに基づいて、ディザマトリックスサイズを前記一方の方向に沿って拡大する結果、補正前後の画像データが、第1及び第2の異なる解像度を持つことを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記斜め補正処理部では、
    前記斜め補正後の多値画像データは、主走査方向のX座標及び副走査方向のY座標のうち少なくとも一方が補正されていることを特徴とする画像処理装置。
  8. 入力される画像データの斜め情報を補正し処理する画像処理方法であって、
    前記画像データが位置する位置情報を取得する位置取得工程と、
    該位置取得部によって取得された位置情報に基づいた前記画像データの斜め補正情報を受け、前記画像データを補正する斜め補正工程と、
    斜め補正後の画像データに対してディザ処理を行うディザ処理工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項8に記載の画像処理方法において、
    前記位置取得工程は、
    前記画像データの斜め補正情報から斜め補正値を検出する斜め補正値検出工程
    を備え、
    前記ディザ処理工程は、
    前記斜め補正後の画像データに対応するディザマトリックスを形成するディザマトリックス形成工程と、
    前記斜め補正後の画像データを前記ディザマトリックスと比較する比較工程と、
    を備え、
    前記斜め補正工程は、
    前記画像データを複数の値で展開処理する多値展開処理工程と、
    多値展開処理済みの画像データを斜め補正する斜め補正処理工程と、
    斜め補正後の多値画像データを記憶する多値画像データ記憶工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理工程。
  10. 請求項9に記載の画像処理工程において、
    前記ディザ処理工程のディザマトリックス形成工程は、
    前記斜め補正情報を書き込む斜め補正情報書き込み工程と、
    前記画像データのX座標を位置決め計算する多値画像X座標計算工程と、
    計算済みのX座標を前記斜め補正情報と共に記憶する斜め補正値記憶工程と、
    前記画像データのY座標を前記計算済みのX座標及び前記斜め補正情報と加減算する加減算工程と、
    を備え、
    前記ディザ処理工程では、
    前記斜め補正部の主走査方向のX座標及び副走査方向のY座標のうちの一方の方向に関している前記斜め補正後の画像データに基づいて、ディザマトリックスサイズを前記一方の方向に沿って拡大する結果、補正前後の画像データが、第1及び第2の異なる解像度を持ち、
    前記斜め補正処理工程では、
    前記斜め補正後の多値画像データは、主走査方向のX座標及び副走査方向のY座標のうち少なくとも一方が補正されていることを特徴とする画像処理方法。
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