JP4661091B2 - 顕微鏡用制御コントローラ装置 - Google Patents
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- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N sodium;9,10-dioxoanthracene-2-sulfonic acid Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)O)=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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Description
顕微鏡においてデジタル画像の取得する場合、従来の銀塩写真を撮影する場合とは異なり、検者は接眼レンズを観察しながら顕微鏡を操作するのではなく、デジタル画像を映し出しているモニタを観察しながら撮影を行う。しかしながら、通常の顕微鏡における各操作部は、接眼レンズで観察像を観察しながら違和感なく各操作部を操作することができるように考慮された設計となっている。このため、モニタ上でデジタル画像を観察しながら顕微鏡の各操作部を操作するための設計ではないため、検者は無理な姿勢で顕微鏡を使用しなければならず、非常に負担がかかることとなってしまう。
顕微鏡に接続可能な顕微鏡用制御コントローラ本体部と、
前記顕微鏡の観察標本を載置するステージをXY方向へ駆動するためのXYハンドルと、
前記顕微鏡用制御コントローラ本体部に鉛直軸を中心に回転可能に取り付けられており、前記XYハンドルが前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の周囲を回るように前記XYハンドルを支持する回転機構と、
前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の左側面又は右側面に対して着脱可能に設けられ、前記ステージをZ方向へ駆動するためのZハンドルと、を有し、
前記顕微鏡の電動化された可動部を電気的に制御するためのスイッチを前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の正面に備えていることを特徴とする顕微鏡用制御コントローラ装置を提供する。
前記スイッチの制御機能を自由に設定可能であることが望ましい。
観察標本を載置するステージを電気的制御にてXY方向及びZ方向へ駆動する前記ステージの駆動手段と、顕微鏡の任意の可動部を電気的に制御する前記可動部の駆動手段とを備えた顕微鏡と、顕微鏡用制御コントローラ装置とを有する顕微鏡システムであって、
前記顕微鏡用制御コントローラ装置は、
前記顕微鏡に接続可能な顕微鏡用制御コントローラ本体部と、
前記ステージをXY方向へ駆動するためのXYハンドルと、
前記顕微鏡用制御コントローラ本体部に鉛直軸を中心に回転可能に取り付けられており、前記XYハンドルが前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の周囲を回るように前記XYハンドルを支持する回転機構と、
前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の左側面又は右側面に対して着脱可能に設けられ、前記ステージをZ方向へ駆動するためのZハンドルと、を有し、
前記可動部を電気的に制御するためのスイッチを前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の正面に備えていることを特徴とする顕微鏡システムを提供する。
図1は、本発明の実施形態に係る顕微鏡用制御コントローラ装置1を備えた顕微鏡システム2を示す図である。
図1に示すように顕微鏡システム2は、各種可動部が電動化された顕微鏡3と、該顕微鏡3に電気的に接続された顕微鏡用制御コントローラ1と、パソコン4とから構成されている。
顕微鏡3は、その顕微鏡本体5に、標本6を載置しXY平面内即ち水平面内で移動させるための電動XYステージ部7と、該電動XYステージ部7をZ方向即ち上下方向へ駆動して焦点調節を行うための電動上下動部8と、複数の対物レンズ9を備えこれらを切り替えるための電動レボルバ10とを備えており、これら各種可動部7,8,10はいずれも電動化されている。また、顕微鏡本体5上方には、検者が観察像を直接観察するための接眼鏡筒部11と、観察像をデジタル画像として取り込むデジタルスチルカメラ12とが備えられている。
デジタルスチルカメラ12は、対物レンズ部9と不図示の結像レンズによって拡大された観察像即ち標本6の像を撮像して電気信号に変換し、画像データとしてパソコン4へ出力する。そしてパソコン4に接続されたモニタ13には、画像データに基づく標本6の拡大像が表示される。これにより検者は、モニタ13に表示された標本6の拡大像を見ながら顕微鏡制御用コントローラ装置1を操作して顕微鏡3の操作を行うことができる。
図2は、本発明の実施形態に係る顕微鏡制御用コントローラ装置1を示す図であって、該装置1の右側にXYハンドル20を配置した状態(例えば右利き検者用の配置)を示す上方図(a)と正面図(b)である。
図3は、本発明の実施形態に係る顕微鏡制御用コントローラ装置1を示す図であって、該装置1の左側にXYハンドル20を配置した状態(例えば左利き検者用の配置)を示す上方図(a)と正面図(b)である。
また、上述の不図示のハンドル軸はコントローラ本体21内を貫通しており、コントローラ本体21の反対側側面にはカバー部材28が着脱自在に取り付けられている。これにより、XYハンドル20の位置に応じて、Zハンドル27とカバー部材28とを互いに付け替えることができる。
以上のXYハンドル20とZハンドル27の配置により、検者は通常の電動化されていない顕微鏡におけるマニュアルタイプのXYステージと全く同様の感覚で各ハンドルに対してアクセスすることができる。
また、回転アーム23を軸22を中心に回転させることにより、XYハンドル20とZハンドル27との間隔を自由に調整して検者の手の大きさや好みに応じた配置とすることもできるため、長時間の操作も疲れずに行うことができる。
これらの利点は、Zハンドル27に対するXYハンドル20の絶対位置を変更することができない従来のマニュアルタイプの顕微鏡即ち電動化されていない顕微鏡と異なる大きな特徴である。
スイッチ部29における各スイッチには、検者の使用目的に応じて、電動化された可動部のうちのどの可動部をどのように操作するか等の機能を任意に割り当てることができるように構成されている。
以上の構成により、検者は本実施形態のコントローラ装置1を使用目的に合わせてカスタマイズすることによって、顕微鏡3におけるステージのXY方向及びステージが取り付けられたサブステージのZ方向の移動以外の電動化された各可動部も自由に操作することができる。
コントローラ装置1には、各ハンドルの回転方向及び回転角を検出して、XYステージ7の駆動情報として出力する不図示のエンコーダが内蔵されている。そして顕微鏡本体5には、不図示の顕微鏡制御部が内蔵されており、コントローラ装置1からケーブルを介して入力された制御信号(XYステージ7の駆動情報やその他の電動化された可動部を操作するための制御信号)に基づき、XYステージ7用の駆動手段やその他の電動化された可動部用の駆動手段をそれぞれ駆動する。このようにして検者は、コントローラ装置1を用いて電動化された顕微鏡3を操作することができる。
尚、スイッチやハンドルの配置は、右利き、左利きによる変更でも良いが、国際的な慣習によっても左右の配置に差異があるので、本発明はこのような慣習にも対応することができる。
3 電動化された顕微鏡
4 パソコン
7 電動XYステージ
8 電動上下動部
10 電動レボルバ
22 軸
23 回転アーム
25 Xハンドル
26 Yハンドル
27 Zハンドル
29 スイッチ部
Claims (3)
- 顕微鏡に接続可能な顕微鏡用制御コントローラ本体部と、
前記顕微鏡の観察標本を載置するステージをXY方向へ駆動するためのXYハンドルと、
前記顕微鏡用制御コントローラ本体部に鉛直軸を中心に回転可能に取り付けられており、前記XYハンドルが前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の周囲を回るように前記XYハンドルを支持する回転機構と、
前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の左側面又は右側面に対して着脱可能に設けられ、前記ステージをZ方向へ駆動するためのZハンドルと、を有し、
前記顕微鏡の電動化された可動部を電気的に制御するためのスイッチを前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の正面に備えていることを特徴とする顕微鏡用制御コントローラ装置。 - 前記スイッチの制御機能を自由に設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡用制御コントローラ装置。
- 観察標本を載置するステージを電気的制御にてXY方向及びZ方向へ駆動する前記ステージの駆動手段と、顕微鏡の任意の可動部を電気的に制御する前記可動部の駆動手段とを備えた顕微鏡と、顕微鏡用制御コントローラ装置とを有する顕微鏡システムであって、
前記顕微鏡用制御コントローラ装置は、
前記顕微鏡に接続可能な顕微鏡用制御コントローラ本体部と、
前記ステージをXY方向へ駆動するためのXYハンドルと、
前記顕微鏡用制御コントローラ本体部に鉛直軸を中心に回転可能に取り付けられており、前記XYハンドルが前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の周囲を回るように前記XYハンドルを支持する回転機構と、
前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の左側面又は右側面に対して着脱可能に設けられ、前記ステージをZ方向へ駆動するためのZハンドルと、を有し、
前記可動部を電気的に制御するためのスイッチを前記顕微鏡用制御コントローラ本体部の正面に備えていることを特徴とする顕微鏡システム。
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JP2004164825A JP4661091B2 (ja) | 2004-06-02 | 2004-06-02 | 顕微鏡用制御コントローラ装置 |
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