JP2002098905A - 顕微鏡用照明装置 - Google Patents
顕微鏡用照明装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】使用者、装置条件等に合わせて、開口絞り、視
野絞りの操作部の向きが変えられる、操作性、システム
性に優れた顕微鏡用照明装置を得る。 【解決手段】照明装置収納容器31に着脱可能で絞り径
の大きさを可変可能な操作部25と羽根絞り14bと絞
り機構を有する開口絞り14を備えた顕微鏡用照明装置
に於いて、開口絞り14と照明光軸18に直交する複数
の面より選択的に取付け可能なように複数の開口取付け
部19a,20a,21aが照明装置収納容器31に形
成され、開口取付け部19a,20a,21aには、光
軸方向に位置めできるような当て付け部と、絞り径中心
が照明光軸上になるように位置決め可能な当て付け部を
有し、照明装置収納容器の当て付け部に当接するような
当て付け部を設けた開口絞りを有する顕微鏡用照明装
置。
野絞りの操作部の向きが変えられる、操作性、システム
性に優れた顕微鏡用照明装置を得る。 【解決手段】照明装置収納容器31に着脱可能で絞り径
の大きさを可変可能な操作部25と羽根絞り14bと絞
り機構を有する開口絞り14を備えた顕微鏡用照明装置
に於いて、開口絞り14と照明光軸18に直交する複数
の面より選択的に取付け可能なように複数の開口取付け
部19a,20a,21aが照明装置収納容器31に形
成され、開口取付け部19a,20a,21aには、光
軸方向に位置めできるような当て付け部と、絞り径中心
が照明光軸上になるように位置決め可能な当て付け部を
有し、照明装置収納容器の当て付け部に当接するような
当て付け部を設けた開口絞りを有する顕微鏡用照明装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は少なくとも開口絞り
と視野絞りの一方を備えた顕微鏡用照明装置に関する。
と視野絞りの一方を備えた顕微鏡用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、顕微鏡用照明装置の例として特開
平9−5631号公報、特開平7−253547号公報
があり、これらはいずれも照明装置に開口絞りが着脱可
能に取付けられたものである。この場合の開口絞りは、
操作部(絞り調整ノブ)と、開口羽根絞りと、この操作
部と開口羽根絞りとの間を連結する開閉機構とから構成
され、操作部を手動により回転操作することにより開閉
機構が動作し、操作部の操作量に応じて開口羽根絞りで
の開口径が調整可能となる。
平9−5631号公報、特開平7−253547号公報
があり、これらはいずれも照明装置に開口絞りが着脱可
能に取付けられたものである。この場合の開口絞りは、
操作部(絞り調整ノブ)と、開口羽根絞りと、この操作
部と開口羽根絞りとの間を連結する開閉機構とから構成
され、操作部を手動により回転操作することにより開閉
機構が動作し、操作部の操作量に応じて開口羽根絞りで
の開口径が調整可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、顕微鏡は顕微鏡
単体での使用のみではなく、他の装置等に組み込まれて
使用されるケースが多くなっている。またそれに伴い、
各操作部の方向も考慮しなくてはならなくなってきてい
る。
単体での使用のみではなく、他の装置等に組み込まれて
使用されるケースが多くなっている。またそれに伴い、
各操作部の方向も考慮しなくてはならなくなってきてい
る。
【0004】具体的には、以上述べた公知例は、いずれ
も操作部が照明装置収納容器の一方の面にしか取付けら
れていない。このため、操作部の手動による回転操作を
一方向しか行えない。このため、顕微鏡以外の他の装置
に組み込んだ際、操作部が操作できない方向となった
り、装置設計にあたり制限条件となってしまい、自由度
がなくなるという問題があったり、また、それぞれ利き
腕の異なる使用者に満足のいく操作感が得られないとい
う問題があった。
も操作部が照明装置収納容器の一方の面にしか取付けら
れていない。このため、操作部の手動による回転操作を
一方向しか行えない。このため、顕微鏡以外の他の装置
に組み込んだ際、操作部が操作できない方向となった
り、装置設計にあたり制限条件となってしまい、自由度
がなくなるという問題があったり、また、それぞれ利き
腕の異なる使用者に満足のいく操作感が得られないとい
う問題があった。
【0005】本発明は、このような従来問題点を考慮し
てなされたものであり、組み込む装置や使用者の要求に
応じて、着脱可能な開口絞りや視野絞りが操作部の方向
が可変できる機構を有することを目的とする。
てなされたものであり、組み込む装置や使用者の要求に
応じて、着脱可能な開口絞りや視野絞りが操作部の方向
が可変できる機構を有することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、照明装置収納容器に着脱可能で、羽根絞
りを開閉可能にする絞り機構及び該羽根絞りの径の大き
さを可変操作する操作部を有する開口絞りと視野絞りの
少なくとも一方を備えた顕微鏡用照明装置に於いて、前
記照明装置収納容器における前記開口絞り又は視野絞り
の位置に複数の開口取付け部が形成され、各開口取付け
部には光軸方向に位置めできるような第1の当て付け部
及び前記羽根絞りの径中心が照明光軸上になるように位
置決め可能な第2の当て付け部が形成され、前記各開口
取付け部の第1及び第2の当て付け部に当設するよう
に、前記開口絞りと視野絞りの少なくとも一方に容器取
付け部が形成され、該容器取付け部が前記照明装置収納
容器の前記複数の開口取付け部のうちの任意の開口取付
け部に着脱可能に構成したものである。
に、本発明は、照明装置収納容器に着脱可能で、羽根絞
りを開閉可能にする絞り機構及び該羽根絞りの径の大き
さを可変操作する操作部を有する開口絞りと視野絞りの
少なくとも一方を備えた顕微鏡用照明装置に於いて、前
記照明装置収納容器における前記開口絞り又は視野絞り
の位置に複数の開口取付け部が形成され、各開口取付け
部には光軸方向に位置めできるような第1の当て付け部
及び前記羽根絞りの径中心が照明光軸上になるように位
置決め可能な第2の当て付け部が形成され、前記各開口
取付け部の第1及び第2の当て付け部に当設するよう
に、前記開口絞りと視野絞りの少なくとも一方に容器取
付け部が形成され、該容器取付け部が前記照明装置収納
容器の前記複数の開口取付け部のうちの任意の開口取付
け部に着脱可能に構成したものである。
【0007】上記構成にすることにより、選択的に取付
け方向を変えることができ、それに伴い操作部の方向を
変えることが可能となる。
け方向を変えることができ、それに伴い操作部の方向を
変えることが可能となる。
【0008】また、本発明は、照明装置収納容器に、羽
根絞りを開閉可能にする絞り機構及びと該羽根絞りの径
の大きさを可変操作する操作部を有する開口絞りと視野
絞りの少なくとも一方を備えた顕微鏡用照明装置に於い
て、前記開口絞りと視野絞りの少なくとも一方の操作部
が、照明光軸を中心に回転可能で任意の位置で固定でき
る機構を有したものである。
根絞りを開閉可能にする絞り機構及びと該羽根絞りの径
の大きさを可変操作する操作部を有する開口絞りと視野
絞りの少なくとも一方を備えた顕微鏡用照明装置に於い
て、前記開口絞りと視野絞りの少なくとも一方の操作部
が、照明光軸を中心に回転可能で任意の位置で固定でき
る機構を有したものである。
【0009】上記構成をとることにより絞り操作部を回
転方向の任意の位置に回転し固定することが可能とな
る。
転方向の任意の位置に回転し固定することが可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
施形態を説明する。
【0011】図1は本発明の第1の実施形態の全体の概
略構成を示す図であり、以下これについて説明する。図
1に示すように、顕微鏡本体1にレボルバ2を介して複
数の対物レンズ3が取付けられており、対物レンズ3の
光軸4と対向する位置に試料5を光軸4と直角方向に自
在に、移動可能なステージ6が取付いている。顕微鏡本
体1の上面に、照明装置収納容器31に収納された光源
10、レンズ群12、13、開口絞り14、視野絞り1
5からなる照明装置30が着脱可能に取付けられてい
る。
略構成を示す図であり、以下これについて説明する。図
1に示すように、顕微鏡本体1にレボルバ2を介して複
数の対物レンズ3が取付けられており、対物レンズ3の
光軸4と対向する位置に試料5を光軸4と直角方向に自
在に、移動可能なステージ6が取付いている。顕微鏡本
体1の上面に、照明装置収納容器31に収納された光源
10、レンズ群12、13、開口絞り14、視野絞り1
5からなる照明装置30が着脱可能に取付けられてい
る。
【0012】また、ステージ6とは反対方向の光軸上に
は接眼レンズ7まで試料5の像を導く観察系光路8と、
観察系光路8の途中でハーフミラー等の光学素子9によ
り、折り曲げられた光源10からの試料5に光線を照射
するための照明系光路11を有している。
は接眼レンズ7まで試料5の像を導く観察系光路8と、
観察系光路8の途中でハーフミラー等の光学素子9によ
り、折り曲げられた光源10からの試料5に光線を照射
するための照明系光路11を有している。
【0013】照明系光路11には光源10から発光され
た光を試料5まで導くための各レンズ群12,13とそ
の途中には、開口絞り14と視野絞り15が着脱可能に
配設されている。
た光を試料5まで導くための各レンズ群12,13とそ
の途中には、開口絞り14と視野絞り15が着脱可能に
配設されている。
【0014】図2(a)は、開口絞り14と視野絞り1
5の構成を説明するための図であり、図1のA─A線に
沿って切断した断面図である。照明装置収納容器31
は、底壁(下壁)と上壁20と右側壁19と左側壁21
を有する角筒状であって、上壁20と右側壁19と左側
壁21には、夫々矩形状の開口取付部20a、19a、
21a及びメネジ孔20b、19b、21bが形成され
ている。
5の構成を説明するための図であり、図1のA─A線に
沿って切断した断面図である。照明装置収納容器31
は、底壁(下壁)と上壁20と右側壁19と左側壁21
を有する角筒状であって、上壁20と右側壁19と左側
壁21には、夫々矩形状の開口取付部20a、19a、
21a及びメネジ孔20b、19b、21bが形成され
ている。
【0015】右側壁19に形成されている開口取付部1
9aには、この開口取付部19aの周縁に沿って一段掘
り下げられた段付き部が形成されている。この段付き部
の底面が突き当て面16a(17a)であり、照明光軸
の軸方向の位置決め基準となる。また段付き部の側壁の
うちの2面(互いに直交する2面)が夫々突き当て面1
6b(17b)、突き当て面16c(17c)であり、
照明光軸と直交する面内の位置決め基準となる。このよ
うな突き当て面16a,16b,16c,17a,17
b,17cは、左側壁21及び上壁20に夫々形成され
ている開口取付部21a及び20aにおいても、同様に
形成されている。
9aには、この開口取付部19aの周縁に沿って一段掘
り下げられた段付き部が形成されている。この段付き部
の底面が突き当て面16a(17a)であり、照明光軸
の軸方向の位置決め基準となる。また段付き部の側壁の
うちの2面(互いに直交する2面)が夫々突き当て面1
6b(17b)、突き当て面16c(17c)であり、
照明光軸と直交する面内の位置決め基準となる。このよ
うな突き当て面16a,16b,16c,17a,17
b,17cは、左側壁21及び上壁20に夫々形成され
ている開口取付部21a及び20aにおいても、同様に
形成されている。
【0016】開口絞り14は、図2(d)に示すように
羽根絞り取付面部14aと、羽根絞り取付面部14aの
中央部に形成された穴部に取り付けられた孔径を開閉可
能な羽根絞り14bと、羽根絞り取付面部14aを例え
ば開口取付部19aに取付けるためのものであって、羽
根絞り取付面部14aの一端面に対して直交するように
一体に形成された容器取付板部14c並びに羽根絞り1
4bを開閉操作するための操作部(絞り調整ノブ)25
と、容器取付板部14cの端部側に貫通されその先端が
右側壁19のメネジ孔19bに螺合されるボルト24を
備えている。羽根絞り取付面部14aには、操作部25
の押し引き動作又は回転動作に応じて羽根絞り14bを
開閉させる不図示の開閉機構が内蔵されている。
羽根絞り取付面部14aと、羽根絞り取付面部14aの
中央部に形成された穴部に取り付けられた孔径を開閉可
能な羽根絞り14bと、羽根絞り取付面部14aを例え
ば開口取付部19aに取付けるためのものであって、羽
根絞り取付面部14aの一端面に対して直交するように
一体に形成された容器取付板部14c並びに羽根絞り1
4bを開閉操作するための操作部(絞り調整ノブ)25
と、容器取付板部14cの端部側に貫通されその先端が
右側壁19のメネジ孔19bに螺合されるボルト24を
備えている。羽根絞り取付面部14aには、操作部25
の押し引き動作又は回転動作に応じて羽根絞り14bを
開閉させる不図示の開閉機構が内蔵されている。
【0017】このように開口絞り14は構成されている
が、視野絞り15も同様に構成されているので、その説
明を省略する。なお、図2(c)及び図2(b)は、左
側壁21及び上壁20に夫々形成されている開口取付部
21a及び20aに配設される開口絞り14を示してい
る。
が、視野絞り15も同様に構成されているので、その説
明を省略する。なお、図2(c)及び図2(b)は、左
側壁21及び上壁20に夫々形成されている開口取付部
21a及び20aに配設される開口絞り14を示してい
る。
【0018】このように構成された開口絞り14は、図
3のように照明装置収納容器31の上壁20と右側壁1
9と左側壁21に夫々形成されている開口取付部20
a、19a、21aのいずれかに取付けることができ
る。具体的には、図3(a)に示すように、開口取付部
19aに開口絞り14を取付け、容器取付板部14cに
有するボルト24の先端を右側壁19のメネジ孔19b
に螺合させて右側壁19に開口絞り14を固定したもの
である。この場合、羽根絞り取付面部14a及び羽根絞
り14bは、照明光軸18に対して直交し、容器取付板
部14cの板面は突き当て面16aに当設し、また容器
取付板部14cの側面は突き当て面16bと16cに当
設している。図3(b)は開口取付部20aに開口絞り
14を取付けた状態を示し、また図3(c)は開口取付
部21aに開口絞り14を取付けた状態を示している。
3のように照明装置収納容器31の上壁20と右側壁1
9と左側壁21に夫々形成されている開口取付部20
a、19a、21aのいずれかに取付けることができ
る。具体的には、図3(a)に示すように、開口取付部
19aに開口絞り14を取付け、容器取付板部14cに
有するボルト24の先端を右側壁19のメネジ孔19b
に螺合させて右側壁19に開口絞り14を固定したもの
である。この場合、羽根絞り取付面部14a及び羽根絞
り14bは、照明光軸18に対して直交し、容器取付板
部14cの板面は突き当て面16aに当設し、また容器
取付板部14cの側面は突き当て面16bと16cに当
設している。図3(b)は開口取付部20aに開口絞り
14を取付けた状態を示し、また図3(c)は開口取付
部21aに開口絞り14を取付けた状態を示している。
【0019】このようなことから、開口絞り14又は視
野絞り15は、選択的に照明装置収納容器31の右側壁
19の開口取付け部19a、上壁20の開口取付け部2
0a、左側壁21の開口取付け部21aへの取付けが行
え、照明光軸18方向の位置と照明光軸18に対して垂
直方向にもそれぞれの突き当てにより位置が再現可能に
決めることができる。このことにより、照明光軸18に
対して右、上、左のいずれかに操作部25を向けること
が可能となる。
野絞り15は、選択的に照明装置収納容器31の右側壁
19の開口取付け部19a、上壁20の開口取付け部2
0a、左側壁21の開口取付け部21aへの取付けが行
え、照明光軸18方向の位置と照明光軸18に対して垂
直方向にもそれぞれの突き当てにより位置が再現可能に
決めることができる。このことにより、照明光軸18に
対して右、上、左のいずれかに操作部25を向けること
が可能となる。
【0020】また、選択により、開口絞り14又は視野
絞り15が取付かない照明装置収納容器31の開口取付
部19a,20a,21aには、蓋23に有するボルト
26により取付けられている。
絞り15が取付かない照明装置収納容器31の開口取付
部19a,20a,21aには、蓋23に有するボルト
26により取付けられている。
【0021】この結果、使用者、装置条件等に合わせ
て、開口絞り14、視野絞り15の操作部25の向きが
変えられるため、操作性、システム性に優れる。
て、開口絞り14、視野絞り15の操作部25の向きが
変えられるため、操作性、システム性に優れる。
【0022】次に本発明の第2の実施形態について図4
及び図5を参照して説明する。図4は本発明の第2の実
施形態の全体の概略構成を示す図であり、以下これにつ
いて説明する。ここでは、図1とは異なる点を主として
説明し、第1実施形態と同一部材には同一符号を付して
その説明を省略する。本実施形態は第1の実施形態の開
口絞り14、視野絞り15を設けず、これに変えて以下
に述べる開口絞り50、視野絞り51を設けたものであ
る。開口絞り50、視野絞り51は、円筒状の嵌合部5
4,55を有し、羽根絞りと開閉機構とこれを操作する
操作部61,62を備えた絞り部組60として構成され
ている。操作部61、62は、第1の実施形態と同様に
押し引き操作又は回転操作によって羽根絞りを開閉する
ものである。
及び図5を参照して説明する。図4は本発明の第2の実
施形態の全体の概略構成を示す図であり、以下これにつ
いて説明する。ここでは、図1とは異なる点を主として
説明し、第1実施形態と同一部材には同一符号を付して
その説明を省略する。本実施形態は第1の実施形態の開
口絞り14、視野絞り15を設けず、これに変えて以下
に述べる開口絞り50、視野絞り51を設けたものであ
る。開口絞り50、視野絞り51は、円筒状の嵌合部5
4,55を有し、羽根絞りと開閉機構とこれを操作する
操作部61,62を備えた絞り部組60として構成され
ている。操作部61、62は、第1の実施形態と同様に
押し引き操作又は回転操作によって羽根絞りを開閉する
ものである。
【0023】顕微鏡本体1に着脱可能に設けられた照明
装置30の照明装置収納容器31内には、照明系光路1
1中に照明光軸18を中心に円筒状の嵌合部52,53
が互いに間隔を存して固定されている。嵌合部52,5
3の内周面には、夫々絞り部組60の嵌合部54、55
が回転可能に嵌合していて、この絞り部組60を覆うよ
うにカバー63が取付いている。操作部61、62は、
絞り部組60から照明光軸と直交する方向に突出してお
り、カバー63にはこの突出した操作部61,62が照
明光軸18を中心に回転できるような穴部63a,63
bが形成されている。また、嵌合部52には、照明光軸
と直交する方向にねじ孔が形成され、このねじ孔に固定
ビス56が螺入されている。ねじ孔の位置に対応する絞
り部組60の嵌合部54には、段付き状に形成された嵌
合逃げ部58が形成されている。
装置30の照明装置収納容器31内には、照明系光路1
1中に照明光軸18を中心に円筒状の嵌合部52,53
が互いに間隔を存して固定されている。嵌合部52,5
3の内周面には、夫々絞り部組60の嵌合部54、55
が回転可能に嵌合していて、この絞り部組60を覆うよ
うにカバー63が取付いている。操作部61、62は、
絞り部組60から照明光軸と直交する方向に突出してお
り、カバー63にはこの突出した操作部61,62が照
明光軸18を中心に回転できるような穴部63a,63
bが形成されている。また、嵌合部52には、照明光軸
と直交する方向にねじ孔が形成され、このねじ孔に固定
ビス56が螺入されている。ねじ孔の位置に対応する絞
り部組60の嵌合部54には、段付き状に形成された嵌
合逃げ部58が形成されている。
【0024】図5は、図4のB─B線に沿って切断し矢
印方向に見た拡大断面図である。可変できる操作部の位
置の状態を示すものである。
印方向に見た拡大断面図である。可変できる操作部の位
置の状態を示すものである。
【0025】以上のような構成により、照明装置30に
嵌合部52,53により回転可能に取付けられた絞り部
組60を任意の位置に回転させることで、図5に示すよ
うに操作部61,62の位置が可変でき、固定ネジ56
を締め込むことで、嵌合逃げ部58と接触し固定でき
る。
嵌合部52,53により回転可能に取付けられた絞り部
組60を任意の位置に回転させることで、図5に示すよ
うに操作部61,62の位置が可変でき、固定ネジ56
を締め込むことで、嵌合逃げ部58と接触し固定でき
る。
【0026】以上の構成、作用により、第1の実施形態
に加え、更に開口絞り50、視野絞り51の操作部6
1,62の向きが連続的に細かく変えられるため、更に
操作性、システム性に優れる。
に加え、更に開口絞り50、視野絞り51の操作部6
1,62の向きが連続的に細かく変えられるため、更に
操作性、システム性に優れる。
【0027】本発明は、以上述べた実施形態に限定され
ず、例えば以下のように構成してもよい。前述の実施形
態では開口絞り、視野絞りを一体にしたものを例に挙げ
たが、これに限らず開口絞り、視野絞りをそれぞれ別体
としたものであってもよい。
ず、例えば以下のように構成してもよい。前述の実施形
態では開口絞り、視野絞りを一体にしたものを例に挙げ
たが、これに限らず開口絞り、視野絞りをそれぞれ別体
としたものであってもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも開口絞り、
視野絞りの一方の操作部の取付位置が変えられるので、
使用者、組み込む装置に応じて操作部を最適位置に選択
することができ、この結果操作性、システム性に優れた
顕微鏡用照明装置を適用できる
視野絞りの一方の操作部の取付位置が変えられるので、
使用者、組み込む装置に応じて操作部を最適位置に選択
することができ、この結果操作性、システム性に優れた
顕微鏡用照明装置を適用できる
【図1】本発明の顕微鏡用照明装置の第1の実施形態に
係る概略構成図。
係る概略構成図。
【図2】図1の照明装置収納容器と開口絞りの関係を説
明するための図。
明するための図。
【図3】図1の開口絞りを照明装置収納容器の開口取付
け部の取付け状態を説明するための図。
け部の取付け状態を説明するための図。
【図4】本発明の顕微鏡用照明装置の第2の実施形態に
係る概略構成図。
係る概略構成図。
【図5】図4の照明装置収納容器と開口絞りの関係を説
明するための図。
明するための図。
1…顕微鏡本体 2…レボルバ 3…対物レンズ 4…光軸 5…試料 6…ステージ 7…接眼レンズ 8…観察系光路 9…光学素子 10…光源 11…照明系光路 12,13…レンズ群 14a…羽根絞り取付面部 14c…容器取付板部 16a,17a…当て付け面 18…照明光軸 19…右側壁 19a…開口取付部 19b…メネジ孔 19a,20a…開口取付部 20…上壁 20a,19a…開口取付部 20b,19b…メネジ孔 20a…開口取付部 21…左側壁 21a…開口取付部 23…蓋 24…ボルト 25…操作部 26…ボルト 30…照明装置 31…照明装置収納容器 52,53…嵌合部 54,55…嵌合部 56…固定ネジ 60…絞り部組 61,62…操作部 63…カバー 63a,63b…穴部
Claims (2)
- 【請求項1】 照明装置収納容器に着脱可能で、羽根絞
りを開閉可能にする絞り機構及び該羽根絞りの径の大き
さを可変操作する操作部を有する開口絞りと視野絞りの
少なくとも一方を備えた顕微鏡用照明装置に於いて、 前記照明装置収納容器における前記開口絞り又は視野絞
りの位置に複数の開口取付け部が形成され、各開口取付
け部には光軸方向に位置めできるような第1の当て付け
部及び前記羽根絞りの径中心が照明光軸上になるように
位置決め可能な第2の当て付け部が形成され、 前記各開口取付け部の第1及び第2の当て付け部に当設
するように、前記開口絞りと視野絞りの少なくとも一方
に容器取付け部が形成され、該容器取付け部が前記照明
装置収納容器の前記複数の開口取付け部のうちの任意の
開口取付け部に着脱可能に構成したことを特徴とする顕
微鏡用照明装置。 - 【請求項2】 照明装置収納容器に、羽根絞りを開閉可
能にする絞り機構及びと該羽根絞りの径の大きさを可変
操作する操作部を有する開口絞りと視野絞りの少なくと
も一方を備えた顕微鏡用照明装置に於いて、 前記開口絞りと視野絞りの少なくとも一方の操作部が、
照明光軸を中心に回転可能で任意の位置で固定できる機
構を有したことを特徴とする顕微鏡用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000289959A JP2002098905A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 顕微鏡用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000289959A JP2002098905A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 顕微鏡用照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002098905A true JP2002098905A (ja) | 2002-04-05 |
Family
ID=18773258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000289959A Withdrawn JP2002098905A (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 顕微鏡用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002098905A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005345731A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Nikon Corp | 顕微鏡用制御コントローラ装置 |
JP2013205822A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Olympus Corp | 落射照明装置および倒立顕微鏡 |
JP2013221989A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Mitsutoyo Corp | 開口絞り装置 |
JP2014209195A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-11-06 | オリンパス株式会社 | 測定装置 |
-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000289959A patent/JP2002098905A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005345731A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Nikon Corp | 顕微鏡用制御コントローラ装置 |
JP4661091B2 (ja) * | 2004-06-02 | 2011-03-30 | 株式会社ニコン | 顕微鏡用制御コントローラ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |