JP4656131B2 - 単独運転検出方法、分散型電源の単独運転検出用制御装置、単独運転検出装置および分散型電源システム - Google Patents

単独運転検出方法、分散型電源の単独運転検出用制御装置、単独運転検出装置および分散型電源システム Download PDF

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本発明は、分散型電源が電力系統から切り離され単独運転しているか否かを電力系統に注入した無効電力等の各種の電力変動に基づいて検出する単独運転検出方法、分散型電源の単独運転検出用制御装置、単独運転検出装置および分散型電源システムに関する。
従来、このような単独運転検出装置としては、分散型電源の直流電力を電力系統の交流電力に変換し、この変換した交流電力を電力系統と連系して負荷に供給するインバータ回路を備え、このインバータ回路のインバータ出力波形に、単独運転時に出力周波数に変動が生じる歪を与え、この歪で生じる周波数変動、若しくは周波数変動に起因する変動を検出して単独運転を検知するようにしたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
また、特許文献1の単独運転検出装置によれば、一般的に電力系統側では系統電圧や系統周波数を一定に保つために、需要家の負荷変動に応じて電力系統側の発電所の発電量を調整するため、低周期の揺れが発生することになるが、この低周期の揺れが発生するときは小さな周波数変化(偏差量変化)が生じるため分散型電源及び電力系統間に無効電力を注入しないように不感帯レンジを設定するようにしたので、低周期の揺れ発生時による分散型電源が系統に与える影響を確実に防止することができる。
また、従来の単独運転検出装置によれば、単独運転発生から単独運転検出までの単独運転検出時間に0.5秒〜1.0秒を要しているが、近年では同単独運転検出時間を、例えば0.1秒以内に短縮する高速検出技術が望まれるようになっている。
そこで、本出願人は、このような要望に応えるべく、単独運転検出時間を0.1秒以内にした、分散型電源の単独運転を高速検出する単独運転検出装置を考案している(例えば特許文献2参照)。
以下、図11以降に基づいて上記出願人の発明に係る単独運転検出装置を備えた分散型電源システムについて説明する。図11は本実施の形態を示す分散型電源システム内部の概略構成を示すブロック図である。図11に示す分散型電源システム10は、直流電力を発電する、例えば太陽光発電機やガスエンジン発電機等の分散型電源12と、この分散型電源12と連系接続する電力系統14と、分散型電源12及び電力系統14間に配置され、電力変換機能を備えたパワーコンディショナ装置16と、パワーコンディショナ装置16及び電力系統14間に配置され、電力系統14停電時の分散型電源12の単独運転を検出する単独運転検出装置18とを有し、パワーコンディショナ装置16は、電力変換機能を通じて、分散型電源12にて発電した直流電力を電力系統14の交流電力に変換し、この変換した交流電力を−般家電機器等の図外の負荷に供給するものである。
単独運転検出装置18は、連系リレー20,22と、制御装置24と、インバータ制御部26と、インバータ28と、電流検出器30とを備える。
図12を参照して制御装置24を説明する。
制御装置24は、電力系統ライン32から系統電圧から系統周期を計測する系統周期計測部34と、この系統周期計測部34の計測値から単独運転判定を行いその判定に従い連系リレー20,22をオンオフ制御する単独運転判定部36と、この系統周期計測部34の計測値から現在の系統周期の移動平均値と過去の系統周期の移動平均値とを算出すると共にこの算出値から系統周期の偏差である周期偏差を演算する周期偏差演算部38と、この周期偏差演算部38の周期偏差から電力系統に注入するべき無効電力量(電力変動量)を演算する無効電力量演算部40と、この演算出力に応じて出力電流制御信号をインバータ制御部26に出力する出力電流制御部42と、を備える。
なお、周期偏差演算部38は現在の系統周期の移動平均値を算出する現在移動平均算出部38a、過去の系統周期の移動平均値を算出する過去移動平均算出部38bと、これら両算出値から系統周期の偏差である周期偏差を演算する周期偏差演算部38cとから構成されている。
系統周期計測部34は、系統電圧から電力系統14の系統周期を計測周期単位、例えば5m砂単位で順次計測するものである。尚、電力系統14の系統周期を50Hz(1系統周期は20m秒)とした場合、その計測周期単位は、電力系統3の系統周期の1/3以下、例えば5m秒単位にすることが望ましい。
周期偏差演算部38においては、系統周期計測部34にて順次計測した5m砂単位の系統周期に基づき、連続した所定移動平均時間分、例えば40m秒分の系統周期の移動平均値を順次算出するものである。尚、所定移動平均時間は、系統周期の一周期、例えば20m秒よりも長く、かつ所望する検出速度、例えば100m秒よりもできるだけ短い時間を条件とするため、例えば40m秒にすることが望ましい。
図13は系統周期計測部34、周期偏差演算部38に関わる動作説明図である。図13に示すC0は系統周期計測部34で現在計測した系統周期、C1が5m秒前に計測した系統周期、Cnはn*5m秒前の系統周期の計測値を示す。従って周期偏差演算部38は、最新の移動平均値は、C0〜C7分の40m秒分の系統周期を移動平均化して5m秒単位で順次算出するものである。
過去の移動平均値は、C0〜C7の最新の移動平均値とした場合、C0から200m秒前のC40〜C47の40m秒分の系統周期を移動平均化して5m秒単位で順次算出したものである。また、現在の周期偏差は、過去の移動平均値(C40〜C47)一最新の移動平均値(C7〜C0)で算出するものである。
無効電力量演算部40は、図14に示す無効電力量(電力変動注入量)対周期偏差との特性を使用して、周期偏差演算部38で算出した周期偏差に基づき無効電力量を算出し、この無効電力量を出力電流制御部42に通知するものである。
図14に示す無効電力量一周期偏差特性は、周期偏差が小さいときは周期偏差の変化に対する無効電力量の変化割合を小さくすなわち特性線L1の傾きを小さくして単独運転検出感度を低くするレンジである低感帯レンジR1と、周期偏差が大きいときは周期偏差の変化に対する無効電力量の変化割合を大きくすなわち特性線L1の傾きを大きくして単独運転検出感度を高くするレンジである高感帯レンジR21,R22とを設定する。
周期偏差が高感帯レンジR21では無効電力量を減少し、高感帯レンジR22では無効電力量を増加し、低感帯レンジR1では、周期偏差に対する無効電力量の変化割合を小さく設定するものである。
すなわち、周期偏差が小さい低感帯レンジR1でも、分散型電源12の単独運転を検出すべく、無効電力を注入することができ、さらには、無効電力量の変化割合を高感帯レンジR21,R22の場合に比較して小さくすることで、系統電圧の低速な周波数の揺れの影響を受けることなく、分散型電源が系統に与える影響を確実に防止することができる。
以上説明した分散型電源システムは図15で示すシステムでも同様である。このシステムではパワーコンディショナ16内部に単独運転検出装置を内蔵したものである。図11と対応する部分には同一の符号を付している。
以上説明した分散型電源システムにおける単独運転検出では、電力変動の注入方式が、無効電力変動方式であったが、これ以外の有効電力変動方式、高調波注入方式、等の各種方式(電力変動方式)でも同様に実施することができる。
一方、このような電力変動方式での単独運転検出においては、系統周期は、電力系統に繋がる負荷の変動、系統インピーダンスの影響等で、常時、変動している。例えば50Hzでは±0.03Hz。また、サイトによっては時々、例えば10秒間に数回、大きい系統周期変動(例えば±0.1Hz以上)がある場合がある。また、単独運転の高速検出を実現するために図14の高感帯レンジR21,R22での無効電力量の変化割合を大きく、すなわち、特性線L1の傾きを大きくしている。このため、定常時の系統周期の揺れ制御装置24が反応して無効電力を出力してしまう結果、その無効電力量と頻度によってはフリッカ(電圧の周期的変動)の許容値(以下説明するΔV10)を超えてしまうことが想定される。
フリッカは、それら電力変動が注入されている電力系統に接続されている負荷、例えば、蛍光灯のちらつき、マイクロコンピュータの誤動作、モータの回転制御不能を発生させる原因となるおそれがある。また、フリッカは、電圧系統における電圧実効値の変動による照明のちらつき、となり、電力品質上の重要な問題となる。その管理指標の1つとして式(1)で示されるようなΔV10がある。
Figure 0004656131
式(1)において、ΔVnは例えば図16で示すように、電圧動揺を周波数分析した結果得られる変動周波数fnの電圧変動成分の振れ(実効値)を示し、anは図17で示すちらつき視感度曲線における10Hzを1としたときの変動周波数fnに対応するちらつき視感度係数を示す。ΔV10はちらつき視感度曲線における10Hzの変動値である。このΔV10は所定の許容値と比較され、許容値以下ならば電力品質良好と判断し、許容値以上ならば不良と判断する。
特開平9−322554号公報 特願2006−225016号明細書および図面
したがって、本発明により解決すべき課題は、単独運転検出を高速で行う一方で、フリッカ問題を発生させる程度に電力変動が過大とならないよう電力変動のレベルを制御してフリッカを無くすか小さく抑制処理する一方、このフリッカ問題の解決に際してΔV10の規定を充足することである。
本発明による単独運転検出方法は、分散型電源が電力系統から切り離されて単独運転しているか否かを電力系統に電力注入して電力変動を起こして検出する方法において、現在の系統周期と過去の系統周期との偏差である周期偏差に基づいて電力系統に上記電力変動を起こすために注入する電力量(電力変動量)を算出するステップを含み、このステップは、電力系統の各変動周波数fnにおける電圧変動分ΔVnをちらつき視感度曲線における10Hzの変動値ΔV10に換算すると共にこの換算した変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように上記算出を行うと共に、上記周期偏差が0を中心とした偏差レンジであって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が小さい低感帯レンジと、上記周期偏差が低感帯レンジ外であって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が大きい高感帯レンジとを設定する一方、上記低感帯レンジのレンジ幅を上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように広狭に設定する、ことを特徴とするものである。
上記において電力変動を起こすための電力の注入は周期的、不定期的、等の任意でもよい。
電力変動は、無効電力変動、有効電力変動、高調波電力変動、等であり、特に限定されない。
現在の系統周期と過去の系統周期との偏差は現在と過去の系統周期それぞれの複数の系統周期を移動平均した偏差に限定しない。また、過去の系統周期は現在の系統周期から所定周期分だけ過去の系統周期である。
上記許容値は、新規発電機設備では0.23V(202V換算では0.46V)、連系前の電圧フリッカを考慮した場合では0.45V(202V換算では0.9V)である。
本発明によると、分散型電源の単独運転を高速で検出する場合に、電力変動を電力系統に注入する場合、変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を超えないようにするので、その電力変動はフリッカが問題とならない値以下に抑制されて、上記フリッカ問題を発生するおそれがなくなると同時に、ΔV10規定を充足することができる。
好ましくは、上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しない場合は、分散型電源の系統連系を停止することである。
上記ステップにおいて、上記周期偏差が0を中心とした偏差レンジで周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が小さい低感帯レンジと、上記周期偏差が低感帯レンジ外でかつ周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が大きい高感帯レンジとを設定する一方、上記低感帯レンジのレンジ幅を上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように広狭に設定するので、低感帯レンジでの周期偏差は、高感帯レンジでの周期偏差より絶対値が小さい。低感帯レンジは周期偏差が0を中心としプラスとマイナスの周期偏差を含むものであり、このレンジ幅内での電力変動量の変化幅は小さくして単独運転検出の感度を低く設定する一方、高感帯レンジは周期偏差に対する電力変動量の変化幅は大きくして単独運転検出の感度を高く設定することができる。
この場合、より好ましくは、上記低感帯レンジを最大に設定しても上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しない場合は、分散型電源の系統連系を停止することである。
また、好ましくは、上記ステップは、上記周期偏差が0を中心とした偏差レンジで周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が小さい低感帯レンジと、上記周期偏差が低感帯レンジ外でかつ周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が大きい高感帯レンジとを設定する一方、上記低感帯レンジ内で周期偏差変化に対して注入する電力変動量を、上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように、大小に設定することである。
この場合、より好ましくは、上記低感帯レンジ内の電力変動量を最小にしても上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しない場合は、分散型電源の系統連系を停止することである。
好ましくは上記ステップは、上記周期偏差が0を中心とした偏差レンジであって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が小さい低感帯レンジと、上記周期偏差が低感帯レンジ外であって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が大きい高感帯レンジとを設定する一方、U相系統電圧とW相系統電圧それぞれから変動値ΔV10を算出すると共に、両変動値ΔV10の大きい方を選択し、選択した変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように低感帯レンジのレンジ幅を広狭に、または、上記低感帯レンジ内で周期偏差変化に対して注入する電力変動量を大小に設定する。
本発明によれば、単独運転検出を高速で行うことができる一方、ΔV10規定を充足してフリッカを抑制することができる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る単独運転検出方法、その制御装置、単独運転検出装置および分散型電源システムを説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1ではシステムとしては図11の分散型電源システムと同様である。図11の構成は前述したからその説明は略する。また、単独運転検出装置18は制御装置24を除き、図12と略同様である。実施の形態1では単独運転検出装置18において図1ないし図5を参照して説明する制御装置24の構成、動作に特徴を備える。図1は実施の形態1の制御装置24の回路図である。図1において、図12と対応する部分は同一の符号を付し、その同一の符号に係る部分の説明は上述したから略する。
実施の形態1の単独運転検出方法は、現在の系統周期と過去の系統周期との偏差である周期偏差に基づいて電力系統に電力変動を起こすために注入する電力量(電力変動量)を算出するステップを含む。このステップは、電力系統の各変動周波数fnにおける電圧変動分ΔVnをちらつき視感度曲線における10Hzの変動値ΔV10に換算すると共にこの換算した変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように上記現在の系統周期と過去の系統周期との偏差である周期偏差の算出を行うものである。
そして、実施の形態1では、低感帯レンジR1のレンジ幅を変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように広狭に設定することを特徴とする。
具体的には、実施の形態1では、図2で示す演算フローに従い低感帯レンジR1のレンジ幅を設定する低感帯レンジ幅設定部50と、フリッカ異常判定部51と、を備える。
低感帯レンジ幅設定部50は、系統電圧実効値計測部50a(演算フローのステップa)、ちらつき視感度曲線相当フィルタ50b(演算フローのステップb)、実効値演算部50c(演算フローのステップc)、および演算部50d(演算フローのステップd)を備えて構成されている。
系統電圧実効値計測部50aは系統電圧の動揺を周波数分析して電力系統の変動周波数fnにおける電圧変動分ΔVn(系統電圧の実効値の振れ)を計測する。
ちらつき視感度曲線相当フィルタ50bは、上記電圧変動分ΔVnを図3で示すちらつき視感度曲線により10Hzの変動値ΔV10に換算処理(フィルタ処理)する。
図3でe1はちらつき視感度曲線、e2はフィルタ50bのフィルタ特性線を示す。このフィルタはバンドパスフィルタであり、フィルタ50bのフィルタ特性線e2を、系統連系規定(JEAC9701−2006)のちらつき視感度曲線e1よりも若干ゲインを高めにして電圧フリッカにマージンを持たせている。
実効値演算部50cは上記換算した変動値ΔV10の数秒間、実施の形態では5秒間の実効値を算出する。
演算部50dは上記実効変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を超えないよう図4に従い低感帯レンジR1のレンジ幅を演算する。
図4で横軸は、電圧偏差(ΔV10)、縦軸は低感帯レンジR1のレンジ幅である。上記許容値は、系統連系規定(JEAC9701−2006)に基づいて定めることができ、例えば新規発電機設備では0.23V(202V換算では0.46V)、連系前の電圧フリッカを考慮した場合では0.45V(202V換算では0.9V)である。
実効値演算部50cは、図4の横軸の実効値処理を行ないその実効値処理結果を演算部50dに出力するようになっている。図4の横軸に関して、実効値演算部50cでは、5秒間の実効値演算を図4の横軸の電圧偏差(ΔV10)として求める。
演算部50dにおいては、図4の一点鎖線で示すヒステリシス曲線W1では電圧偏差(ΔV10)が0.4〜0.45の間で増減しても低感帯レンジR1のレンジ幅を±0.01(±0.01は周期偏差0を中心としてレンジ幅がプラスとマイナス側に0.01あり、絶対値としてレンジ幅は0.02である。)の下限に維持し、電圧偏差(ΔV10)が0.45〜0.9の間で増減するときは低感帯レンジR1のレンジ幅を±0.001〜±0.007で増減に変動することにより、現在の低感帯レンジR1が、W1を上回るとW1にクリップさせる。
そして、電圧偏差(ΔV10)が一旦0.9になると、電圧偏差(ΔV10)が低下するときは、低感帯レンジR1のレンジ幅を±0.07に維持する。
そして、電圧偏差(ΔV10)が0.85になると、電圧偏差(ΔV10)が増減するときは低感帯レンジR1のレンジ幅を±0.07〜±0.01で増減させる。
すなわち、現在の低感帯レンジR1が、点線で示すヒステリシス曲線W2を下回るとW2にクリップするというヒステリシス動作で制御する。
上記において、レンジ幅設定部50出力が無効電力量演算部40に低感帯レンジR1のレンジ幅設定信号として出力されるので、図5(a)(b)で示す周期偏差と無効電力量との関係を示す特性線L1に従い低感帯レンジR1のレンジ幅を図5(a)で示す±0.01から図5(b)で示す±0.07に設定することができる。
図5(a)、図5(b)のいずれでも低感帯レンジR1内での周期偏差変化に対する注入無効電力量の変化幅(特性線L1の傾き)は同様である。
無効電力量演算部40は、周期偏差演算部38の演算結果で注入無効電力量を演算する場合に、レンジ幅設定部50のレンジ幅設定の結果を参照して注入無効電力量を演算する。すなわち、分散型電源の単独運転を高速で検出する場合に、無効電力を電力系統に注入する場合、変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を超えないようにして、その無効電力注入量がフリッカ問題とならない量以下に抑制してΔV10規定を充足することができる。
なお、レンジ幅設定部50内の実効値演算部50cと、演算部50dそれぞれの演算出力をフリッカ異常判定部51に入力する。フリッカ異常判定部51においては、上記両演算部50c,50dそれぞれの演算出力から、低感帯レンジR1のレンジ幅を最大にして、上記低感帯レンジR1内で単位周期偏差当たりに注入する無効電力量を最小にしても、上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しないと判定(フリッカ異常判定)した場合は、連系リレー20,22をOFFにして分散型電源の系統連系を停止するよう制御する。
以上説明した実施の形態1では、低感帯レンジR1のレンジ幅をΔV10で変化させることにより、電圧フリッカを許容値(ΔV10)以内に収めることができ、蛍光灯のちらつき等が発生しない。一方、系統電圧に変動がある場合は、低感帯レンジR1のレンジ幅を広くしても、発電電力と負荷電力との完全バランスを崩すことが可能であり、単独運転の検出時間に影響を与えることはない。また、低感帯レンジR1のレンジ幅を最大にしても、電圧フリッカを許容値(ΔV10)を超えている場合は、分散型電源の系統連系を停止する。
(実施の形態2)
実施の形態2ではシステムとしては図11の分散型電源システムと同様である。図11の構成は前述したからその説明は略する。また、単独運転検出装置18は制御装置24を除き、図12と略同様である。実施の形態2では単独運転検出装置18において図6ないし図11を参照して説明する制御装置24の構成、動作に特徴を備える。図6は実施の形態2の制御装置24の回路図である。図6において、図12と対応する部分は同一の符号を付し、その同一の符号に係る部分の説明は上述したから略する。
実施の形態2では、図7で示す演算フローに従い演算する無効電力量(ゲイン)設定部60と、フリッカ異常判定部51と、を備えたことを特徴とする。
このゲイン設定部60は、系統電圧実効値計測部60a(演算フローのステップa1)、ちらつき視感度曲線相当フィルタ60b(演算フローのステップb1)、実効値演算部60c(演算フローのステップc1)、および演算部60d(演算フローのステップd1)を備えて構成されている。
系統電圧実効値計測部60aは系統電圧の動揺を周波数分析して電力系統の変動周波数fnにおける電圧変動分ΔVn(系統電圧の実効値の振れ)を計測する。
ちらつき視感度曲線相当フィルタ60bは、上記電圧変動分ΔVnを実施の形態1で示すちらつき視感度曲線により10Hzの変動値ΔV10に換算処理(フィルタ処理)する。
実効値演算部60cは上記換算した変動値ΔV10の数秒間、実施の形態2では5秒間の実効値を算出する。
演算部60dは上記実効変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を超えないよう図8に従う無効電力量(ゲイン)を演算する。図8で横軸は、電圧偏差(ΔV10)、縦軸は無効電力量(ゲイン)である。
上記許容値は、実施の形態1と同様である。
実効値演算部60cは、図8の横軸の実効値処理を行ないその実効値処理結果を無効電力量(ゲイン)演算部60dに出力するようになっている。図8の横軸に関して、実効値演算部60cでは、5秒間の実効値演算を図8の横軸の電圧偏差(ΔV10)として求める。
演算部60dにおいては、図8の一点鎖線で示すヒステリシス曲線W1では電圧偏差(ΔV10)が0.4〜0.45の間で増減しても無効電力量(ゲイン)を300に維持し、電圧偏差(ΔV10)が0.45〜0.9の間で増減するときは無効電力量(ゲイン)を0〜300で増減に変動することにより、現在の無効電力量(ゲイン)が、W1を上回るとW1にクリップさせる。そして、電圧偏差(ΔV10)が一旦0.9になると、電圧偏差(ΔV10)が低下するときは、無効電力量(ゲイン)を0に維持する。そして、電圧偏差(ΔV10)が0.9になると、電圧偏差(ΔV10)が0.85〜0.9で増減するときは無効電力量(ゲイン)を0に維持し、電圧偏差(ΔV10)が0.85になると、電圧偏差(ΔV10)が0.4〜0.85で無効電力量(ゲイン)を0〜300で変化させる。
上記において、無効電力量(ゲイン)設定部60出力が無効電力量演算部40に低感帯レンジR1での無効電力量(ゲイン)の設定信号として出力されるので、図9(a)(b)で示す特性線L1に従い無効電力量(ゲイン)を図9(a)で示す無効電力量(ゲイン)から図9(b)で示す無効電力量(ゲイン)に設定することができる。いずれのゲインでもΔV10の規定を満足している。なお、低感帯レンジR1のレンジ幅を図9(a)も図9(b)の場合も同一に維持している。図9(a)と図9(b)の低感帯レンジR1のレンジ幅は同一であるが、そのレンジ幅における無効電力量(ゲイン)は図9(a)では周期偏差0から周期偏差の絶対値が大きくなるに従い大きくなるが、図9(b)では無効電力量(ゲイン)の大きさは周期偏差0から周期偏差の絶対値が大きくなっても変化しない。すなわち、図9(a)と図9(b)では特性線L1の傾きが変化する。ただし図9(a)、図9(b)のゲイン変化は一例である。
無効電力量演算部40は、周期偏差演算部38の周期偏差の演算結果で注入無効電力量を演算する場合に、無効電力量(ゲイン)設定部60の設定を参照して注入無効電力量を演算する。すなわち、分散型電源の単独運転を高速で検出する場合に、無効電力を電力系統に注入する場合、変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を超えないようにして、その注入無効電力量がフリッカ問題とならない量以下に抑制してΔV10規定を充足することができる。
フリッカ異常判定部51は、無効電力量設定部60の実効値演算部60cと、演算部60dそれぞれの演算出力に基づいて、低感帯レンジR1のレンジ幅を最大にして低感帯レンジR1内で単位周期偏差当たりに注入する無効電力変動量を最小にしても、上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しないと判定(フリッカ異常判定)した場合は、連系リレー20,22をOFFにして分散型電源の系統連系を停止するよう制御する。
以上説明した実施の形態2では、無効電力量(ゲイン)をΔV10で変化させることにより、電圧フリッカを許容値(ΔV10)以内に収めることができ、蛍光灯のちらつき等が発生しない。一方、系統電圧に変動がある場合は、同一のレンジ幅での無効電力量(ゲイン)を小さくしても、発電電力と負荷電力との完全バランスを崩すことが可能であり、単独運転の検出時間に影響を与えることはない。また、無効電力量を最小の例えば0にしても、電圧フリッカが許容値(ΔV10)を超えている場合は、分散型電源の系統連系を停止する。
(実施の形態3)
図10に実施の形態3に係る制御装置24のブロック構成を示す。この図10で示す制御装置24では、演算部70として、レンジ幅設定部50と、無効電力量(ゲイン)設定部60と、を備えたものであり、ΔV10対応レンジ幅設定部50ではU相の系統電圧実効値計測部50a、ちらつき視感度曲線相当フィルタ50b、実効値演算部50c、を備え、ΔV10対応無効電力量設定部60はW相の系統電圧実効値計測部60a、ちらつき視感度曲線相当フィルタ60b、実効値演算部60c、を備えている。また、制御装置24は、選択部70a、演算部70b、およびフリッカ異常判定部51を備える。
以上の構成において、レンジ幅設定部50と、無効電力量(ゲイン)設定部60それぞれでU相系統電圧とW相系統電圧それぞれから変動値ΔV10を算出し、選択部70aで両変動値ΔV10の大きい方を選択し、演算部70bで選択した変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように低感帯レンジのレンジ幅を広狭に、または、上記低感帯レンジ内で周期偏差変化に対して注入する電力変動量を大小に設定する。
また、フリッカ異常判定部51においては、選択部70aと演算部70bそれぞれの出力に基づいて、低感帯レンジR1のレンジ幅を最大にして低感帯レンジR1内で単位周期偏差当たりに注入する無効電力変動量を最小にしても、上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しないと判定(フリッカ異常判定)した場合は、連系リレー20,22をOFFにして分散型電源の系統連系を停止するよう制御する。
(実施の形態4)
図18に実施の形態4に係る制御装置24のブロック構成を示す。この図18で示す制御装置24では、ΔV10演算部80として、系統電圧実効値計測部80aと、ちらつき視感度曲線相当フィルタ80b、実効値演算部80cと、を備えると共に、ΔV10演算部80出力が入力されるフリッカ異常判定部51と、を備えている。
以上の構成において、フリッカ異常判定部51においては、ΔV10演算部80で算出した変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しないと判定(フリッカ異常判定)した場合は、連系リレー20,22をOFFにして分散型電源の系統連系を停止するよう制御する。
以上によりいずれの実施の形態でも、制御装置24から電力系統に電力変動を起こすための無効電力をΔV10を満足しつつ注入して単独運転検出を高速に行うことができる。
なお、実施の形態4として、制御装置24においては、上記変動値ΔV10を算出する機能を有し、変動値ΔV10が許容値を超えた場合に系統連系を停止するように構成してもよい。
図1は本発明の実施の形態1の単独運転検出装置における制御装置の回路図である。 図2は図1の制御装置の低感帯レンジ演算部の演算フロー図である。 図3は図1の制御装置内部のちらつき視感度曲線相当のフィルタを説明するための図である。 図4は図1の制御装置の動作説明に供するもので電圧偏差(ΔV10)対低感帯レンジとの関係を示す図である。 図5(a)は周期偏差対無効電力量との関係を示すもので低感帯レンジR1が狭い図、図5(b)は同低感帯レンジR1が広い図である。 図6は本発明の実施の形態2の単独運転検出装置における制御装置の回路図である。 図7は図6の制御装置の低感帯レンジ演算部の演算フロー図である。 図8は図6の制御装置の動作説明に供するもので電圧偏差(ΔV10)対低感帯レンジとの関係を示す図である。 図9(a)は周期偏差対無効電力量との関係を示すもので無効電力量の変化割合が大きい図、図9(b)は同無効電力量の変化割合が小さい図である。 図10は本発明の実施の形態3の単独運転検出装置における制御装置の回路図である。 図11は本発明の各実施の形態に係る単独運転検出方法が適用される分散型電源と単独運転検出装置とからなる分散型電源システムの構成を示す図である。 図12は図11の単独運転検出装置内の制御装置の回路図である。 図13は周期偏差を演算の説明に供する図である。 図14は周期偏差対無効電力量との関係を示す図である。 図15は本発明の各実施の形態に係る単独運転検出方法が適用される分散型電源と単独運転検出装置とからなる他の分散型電源システムの構成を示す図である。 図16はフリッカ変動電圧の説明に供する図である。 図17はちらつき視感度係数の説明に供する図である。 図18は本発明の実施の形態4の単独運転検出装置における制御装置の回路図である。
符号の説明
10 分散型電源システム
12 分散型電源
14 電力系統
16 パワーコンディショナ
18 単独運転検出装置

Claims (9)

  1. 分散型電源が電力系統から切り離されて単独運転しているか否かを電力系統に電力変動を起こして検出する方法において、
    現在の系統周期と過去の系統周期との偏差である周期偏差に基づいて電力系統に上記電力変動を起こすために注入する電力量(電力変動量)を算出するステップを含み、
    このステップは、電力系統の各変動周波数fnにおける電圧変動分ΔVnをちらつき視感度曲線における10Hzの変動値ΔV10に換算すると共にこの換算した変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように上記算出を行うと共に、
    上記周期偏差が0を中心とした偏差レンジであって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が小さい低感帯レンジと、上記周期偏差が低感帯レンジ外であって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が大きい高感帯レンジとを設定する一方、
    上記低感帯レンジのレンジ幅を上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように広狭に設定する、
    ことを特徴とする単独運転検出方法。
  2. 上記低感帯レンジのレンジ幅を最大に設定しても上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しない場合は、分散型電源の系統連系を停止する、ことを特徴とする請求項1に記載の単独運転検出方法。
  3. 上記ステップは、上記周期偏差が0を中心とした偏差レンジであって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が小さい低感帯レンジと、上記周期偏差が低感帯レンジ外であって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が大きい高感帯レンジとを設定する一方、
    上記低感帯レンジ内で周期偏差変化に対して注入する電力変動量を、上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように、大小に設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の単独運転検出方法。
  4. 上記低感帯レンジ内で単位周期偏差当たりに注入する電力変動量を最小にしても上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足しない場合は、分散型電源の系統連系を停止する、ことを特徴とする請求項3に記載の単独運転検出方法。
  5. 上記ステップは、さらに、U相系統電圧とW相系統電圧それぞれから変動値ΔV10を算出すると共に、両変動値ΔV10の大きい方を選択し、選択した変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように低感帯レンジのレンジ幅を広狭に、または、上記低感帯レンジ内で周期偏差変化に対して注入する電力変動量を大小に設定する、ことを特徴とする請求項1に記載の単独運転検出方法。
  6. 分散型電源が電力系統から切り離されて単独運転しているか否かを検出する単独運転検出装置に対してその検出動作を制御する制御装置において、
    系統周期の現在と過去の系統周期の偏差(周期偏差)に基づいて電力系統に注入する電力変動ゲインを算出する手段を含み、
    この手段は、電力系統の各変動周波数fnにおける電圧変動分ΔVnをちらつき視感度曲線における10Hzの変動値ΔV10に換算すると共にこの換算した変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように上記算出を行うと共に、上記周期偏差が0を中心とした偏差レンジであって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が小さい低感帯レンジと、上記周期偏差が低感帯レンジ外であって周期偏差変化に対する電力変動量の変化割合が大きい高感帯レンジとを設定する一方、上記低感帯レンジのレンジ幅を上記変動値ΔV10がフリッカ対策の判定基準である許容値を満足するように広狭に設定する、
    ことを特徴とする制御装置。
  7. 上記手段をソフトウエアプログラムを備えたマイクロコンピュータにより構 成した、ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 分散型電源が電力系統から切り離されて単独運転しているか否かを検出する単独運転検出装置において、請求項6または7に記載の制御装置を備える、ことを特徴とする単独運転検出装置。
  9. 分散型電源と、この分散型電源が電力系統から切り離されて単独運転しているか否かを検出する単独運転検出装置とを備える分散型電源システムにおいて、この単独運転検出装置が請求項8に記載の単独運転検出装置である、ことを特徴とする分散型電源システム。
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