JP4654514B2 - レシプロ式内燃機関のピストンクランク機構 - Google Patents

レシプロ式内燃機関のピストンクランク機構 Download PDF

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    • F02B75/048Engines with variable distances between pistons at top dead-centre positions and cylinder heads by means of a variable crank stroke length

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、レシプロ式内燃機関のピストンクランク機構、特に、複リンク式のピストンクランク機構に好適なリンク部材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内燃機関の可変圧縮比機構として、複リンク式のピストンクランク機構を利用したものが提案されている(例えば1976年12月発行の「Product Engineering」第19頁、特開平9−228858号公報参照)。これは、ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に連結されるとともに、クランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、上記ロアリンクと内燃機関本体とを連結して、ロアリンクの自由度を規制するコントロールリンクと、を備えており、上記コントロールリンクの揺動支点位置が運転条件に応じて制御される構成となっている。このものでは、コントロールリンクの揺動支点位置が変化すると、ロアリンクの姿勢が変化し、これに伴ってピストンの上死点位置、ひいては圧縮比が変化する。
【0003】
このようなピストンクランク機構におけるロアリンクは、一般に、アッパリンクおよびコントロールリンクにそれぞれ連結される二股形状のピンボス部を2カ所に有するとともに、これらの2つのピンボス部の間に、クランクピンが嵌合する円形のピン孔を有し、かつ、このピン孔の直径方向に沿った切断面によって各々1つのピンボス部を含む2つの部材に分割されるとともに、両部材がピン孔の両側にそれぞれ配置されたボルトによって互いに締結された構成となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成においては、ピンボス部を二股状とすることから、2分割した2つの部材の合わせ面が広くなり、ピン孔の両側の合わせ面を、それぞれ1本のボルトで締結したとすると、ボルト周辺では面圧が高くなるものの、ボルトから離れた合わせ面の外周部分で面圧が不十分となり、合わせ面が開きやすい、という問題がある。特に、上記のロアリンクでは、ピストンから燃焼荷重を受けた際に、図10に示すように、第1ピンボス部21および第2ピンボス部22は下方へ力f1,f3を受け、中央のピン孔23は上方へ力f2を受けるので、ボルト25,26によって締結された両部材6A,6Bの合わせ面においては、各ボルト25,26よりも外側部分、とりわけ、上方の合わせ面の上側部分が開きやすい。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、合わせ面における面圧をボルト周囲で低減させ、合わせ面の外周部に面圧を集中させることで、上記の問題を解決することを目的とする。
【0006】
請求項1,11に係る発明は、ロアリンクが、二股形状のピンボス部を2カ所に有し、これら2カ所のピンボス部にそれぞれ上記第1,第2連結ピンが支持され、さらに、これらの2つのピンボス部の間に、上記クランクピンが嵌合する円形のピン孔を有し、かつ、このピン孔の直径方向に沿った切断面によって各々1つのピンボス部を含む2つの部材に分割されるとともに、両部材がピン孔の両側にそれぞれ配置されたボルトによって互いに締結されてなるレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構において、両部材の合わせ面の少なくとも一方に、凹部が形成されており、この凹部を上記ボルトが貫通していることを特徴としている。
【0007】
このように凹部を設けることによって、凹部以外の外周部が実質的な合わせ面となり、この部分での面圧が高くなって、開きにくくなる。
【0008】
請求項2,12に係る発明は、両部材の合わせ面の少なくとも一方に、合わせ面の背部に位置する中空部が形成されており、この中空部を上記ボルトが貫通していることを特徴としている。
【0009】
このように合わせ面の背部に中空部を設けると、この中空部以外の部分を介してボルト軸力が合わせ面に伝達されることから、合わせ面の外周部の面圧が相対的に向上する。この中空部は、リンク部材の外側面に開口するような形状に加工することができる。
【0010】
請求項3,13に係る発明は、両部材の合わせ面の少なくとも一方に、凹部が形成されているとともに、この合わせ面の背部に位置する中空部が形成されており、これらの凹部ならびに中空部を上記ボルトが貫通していることを特徴としている。
【0011】
すなわち、この請求項3,13の構成は、請求項1,11の凹部と請求項2,12の中空部とを組み合わせたものであり、双方の作用により、合わせ面の外周部の面圧が相対的に高くなる。
【0012】
請求項1〜3発明では、上記ピストンクランク機構は、ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランク機構シャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、このロアリンクに第2連結ピンを介して一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に揺動可能に連結されたコントロールリンクと、圧縮比を変化させるために上記コントロールリンクの内燃機関本体への連結点位置を変化させる支点位置制御機構と、を備え、上記リンク部材が上記ロアリンクとして構成されているとともに、上記の2カ所のピンボス部にそれぞれ上記第1,第2連結ピンが支持され、かつ上記ピン孔に上記クランクピンが嵌合することを特徴としている。
【0013】
このような複リンク式ピストンクランク機構のロアリンクに適用された本発明では、燃焼荷重によりピン孔の上側(ピストン側)となる合わせ面、とりわけボルトよりも外側(上側)となる部分が開きやすくなるが、上記のように外周部の面圧が高くなることから、この合わせ面の開きが抑制される。
【0014】
求項の発明では、上記ピン孔の上側および下側の合わせ面にそれぞれ1本のボルトが設けられており、ピン孔中心点から上側のボルト中心までの距離が、下側のボルト中心までの距離よりも大きい。
【0015】
これにより、上側の合わせ面の上側部分の面圧が増加し、その開きが抑制される。
【0016】
さらに、請求項の発明は、上記ピン孔の下側の合わせ面が、ピン孔の内周面近傍の軸方向に沿った部分とボルト周囲部分とからなることを特徴としている。燃焼荷重を受けたときに、この下側の合わせ面を開こうとする力は、上側の合わせ面に比べて小さい。そこで、この請求項のように実質的な合わせ面の面積を小さくすることで、下側のボルトに必要な軸力が小さくなる。
【0017】
請求項1,2の発明に従属する請求項の発明では、上記凹部の形成によって残存する合わせ面が略矩形をなし、かつ四辺が連続している。
【0018】
また、請求項の発明は、合わせ面に対向して見て、リンク部材外側面からの上記中空部のピン孔寄りの端縁までの距離(L4)が上記凹部のピン孔寄りの端縁までの距離(L3)よりも大きいことを特徴としている。これにより、凹部のピン孔寄りの端縁での面圧集中が回避される。
【0019】
請求項2,3の発明をさらに具体化した請求項の発明は、ボルト中心軸を通りかつピン孔中心軸と平行な断面において、上記中空部は、両端部が合わせ面から離れる方向に膨らんでおり、かつボルト頭部寄りとなる部分の曲率半径(R1)に比べて側方部分の曲率半径(R2)が大きいことを特徴としている。これにより、ボルト周囲の剛性を確保しつつ、大きな曲げモーメントが作用する側方部分の応力集中を抑制できる。
【0020】
また、請求項の発明では、互いに接合される合わせ面の一方に上記凹部が形成されており、他方には、上記凹部に対応する範囲内に、軽量化のための孔が形成されている。この孔は、例えばボルト孔の両側に設けられる。
【0021】
さらに請求項1の発明は、二股状のピンボス部の底部にボルト頭部が位置しており、かつこのボルト頭部を覆うように二股状のピンボス部を互いに連結する補強部を備えていることを特徴としている。このように補強部を設けることで、二股状をなすピンボス部の剛性が向上し、凹部や中空部を設けたことによる剛性低下を補うことになる。
【0022】
【発明の効果】
この発明によれば、ボルトで締結される2つの部材の合わせ面における中央部の面圧を低下させ、かつ外周部の面圧を相対的に高めることができ、燃焼荷重による合わせ面での開きを防止することができる。
【0023】
特に、請求項3,13の発明では、合わせ面の凹部とその背部の中空部とを組み合わせることで、合わせ面外周部の面圧を高めることができる。
【0024】
また、請求項の発明では、特に問題となる上側の合わせ面での開きを確実に抑制できる。
【0025】
請求項の発明では、下側のボルトの軸力を軽減できる。
【0026】
請求項の発明では、四角形に連続した合わせ面とすることで、リンク部材の剛性低下を回避でき、さらに、不連続とした場合の局部的な面圧集中を回避できる。
【0027】
請求項の発明では、凹部のピン孔寄りの端縁での面圧集中を防止できる。
【0028】
請求項の発明では、中空部の側方部分の応力集中を防止できる。
【0029】
請求項の発明では、合わせ面での面圧に影響を与えることなくリンク部材を軽量化することができる。
【0030】
請求項1の発明では、凹部や中空部を形成したことに伴うピンボス部の剛性低下を抑制することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0032】
図1は、この発明に係る内燃機関のピストンクランク機構の全体的な構成を示す構成説明図である。なお、この図は、ピストンクランク機構のリンク構成を主に示しており、従って、各部材の寸法比等は正確なものではない。
【0033】
このピストンクランク機構は、可変圧縮比機構として機能するように構成されたものであって、ピストン1にピストンピン2を介して一端が連結されたアッパリンク3と、このアッパリンク3の他端に第1連結ピン7を介して揺動可能に連結されるとともに、クランクシャフト4のクランクピン5に連結されたロアリンク6と、一端が上記ロアリンク6に第2連結ピン8を介して連結されるとともに、他端が内燃機関本体に連結されて、ロアリンク6の自由度を規制するコントロールリンク9と、を備えている。上記ピストン1は、図示せぬシリンダ内を上下に摺動し、燃焼室を画成している。上記コントロールリンク9の他端は、詳しくは、シリンダブロック(図示せず)下部に配置したコントロールシャフト10の偏心カム部10Aに揺動可能に支持されており、上記偏心軸部10Aの回動位置によってコントロールリンク9下端の揺動支点位置が変化し、これに伴ってピストンの上死点位置、ひいては圧縮比が変化する構成となっている。なお、上記クランクシャフト4は、矢印のように反時計回り方向に回転する。
【0034】
上記ロアリンク6は、後述するように、クランクピン5の中心を通る平面に沿って2つの部材に2分割されており、後述のボルトによって組み立てられている。
【0035】
上記ロアリンク6においては、クランクピン5と第1,第2連結ピン7,8とが三角形の頂点に位置するように配置されている。なお、図中の太い実線は、いわゆるスケルトン図として各リンクを示したものである。
【0036】
図2は、上記ロアリンク6の基本的な形状を示したものであって、このロアリンク6は、第1連結ピン7を支持する第1ピンボス部21と、第2連結ピン8を支持する第2ピンボス部22と、クランクピン5が連結される中央のピン孔23と、を備えており、第1,第2ピンボス部21,22はいずれも二股状に構成されており、その内側の凹所に、アッパリンク3およびコントロールリンク9が挟み込まれるようになっている。そして、このロアリンク6は、第1ピンボス部21と第2ピンボス部22とを結ぶ線に対し略直交する方向に沿って2分割されている。つまり、第1ピンボス部21を含む第1ロアリンク部材6Aと、第2ピンボス部22を含む第2ロアリンク部材6Bとに、ピン孔23の中心を通る平面からなる合わせ面24に沿って、分割されている。ピン孔23の両側には一対のボルト25,26が配置され、このボルト25,26によって、両者が一体に締結されている。このボルト25,26は、第2ロアリンク部材6Bを貫通し、第1ロアリンク部材6Aの図示せぬ雌ネジ部に螺合している。
【0037】
図3は、以下の具体的な説明において用いる方向等の定義を示しており、矢印で図示する方向に対向する面を、それぞれ「正面」、「上面」、「側面」とする。また、上方の第1のボルト25の中心線を「ボルト中心線」とし、これを含む平面で、上記の上面に沿った面を「ボルト中心を通る水平断面」、上記の正面に沿った面を「ボルト中心を通る垂直断面」とする。
【0038】
図4は、請求項1,11に対応する実施例を示しており、具体的には、第2ロアリンク部材6Bの合わせ面24(上方の合わせ面を24A、下方の合わせ面を24Bとする。)を示しており、図示するように、上方の合わせ面24Aに矩形の凹部31が形成され、実質的な合わせ面24Aは、外周部にのみ残存している。ボルト25が貫通するボルト孔32は、凹部31の中央に貫通形成されている。なお、下方の合わせ面24Bは、ボルト孔33のみを具備している。これにより、外周の合わせ面24Aの面圧が高く得られる。特に、実質的な合わせ面24Aを四辺が連続した矩形とすることで、凹部31を設けたことに伴う第2ピンボス部22の剛性低下を最小限にでき、かつ局部的な過度の面圧集中を回避できる。なお、これに接合される第1ロアリンク部材6Aの合わせ面24は、同様に凹部を設けてもよく、また、単純な平面であってもよい。
【0039】
図5は、請求項2,12に対応する実施例を示しており、上述した「ボルト中心を通る水平断面」を示している。図示するように、第2ロアリンク部材6Bに、合わせ面24Aの背部に位置する中空部34が形成されている。この中空部34は、第2ロアリンク部材6Bの上面に開口する矩形の孔として加工されている。
【0040】
この構成では、図6のように、両側に面圧集中部101,102が発生する。また、他のリンクと接続される第1,第2ピンボス部21,22の荷重作用点103,104から引張荷重を受けるが、この引張荷重も面圧集中部101,102に作用するので、合わせ面24の両側が開くことがない。
【0041】
図7は、請求項3,13に対応する実施例を示しており、合わせ面24Aに凹部31が形成されているとともに、合わせ面24Aの背部となる位置に中空部34が形成されている。この中空部34は、第2ロアリンク部材6Bの上面に開口する矩形の孔として加工されている。なお、上記凹部31と中空部34とは、実質的に連続した空間を構成している。
【0042】
この構成では、図8に示すように、合わせ面24Aは、外周部に矩形に残存するものの、上縁部分の面圧が中空部34の形成によって弱められるので、図に斜線を施して示す三辺つまり両側縁およびピン孔23寄りの下縁の面圧が相対的に高くなる。
【0043】
図9は、第1,第2ボルト25,26の位置関係について示したものであり、ピン孔23の中心から第1ボルト25の中心までの距離L1は、第2ボルト26の中心までの距離L2よりも大きい。
【0044】
図1において説明したような可変圧縮比機構のロアリンク6においては、ピストンから燃焼荷重を受けた際に、図10に示すように、第1ピンボス部21および第2ピンボス部22は下方へ力f1,f3を受け、中央のピン孔23は上方へ力f2を受けるので、ボルト25によって締結された上方の合わせ面24A,24C間においては、ボルト25よりも上側の部分が開き方向に力を受けるのに対し、ボルト25よりも下側の部分では、圧縮方向に力を受けることになる。従って、ボルト25の距離L1を大きくして、ボルト25の位置をロアリンク6の上面に近づけることにより、上方の合わせ面24A,24C間における上側の部分の開きを一層確実に抑制できる。
【0045】
図11は、下方の合わせ面24Bの形状を変更した変形例を示している。この実施例では、下方の合わせ面24Bは、ピン孔23の内周面近傍の軸方向に沿った直線部分とボルト孔33周囲の円形部分とからなり、残りの部分は、切欠部の形成などにより、合わせ面24として機能しないようになっている。
【0046】
前述したように、燃焼荷重によって下方の合わせ面24Bを開こうとする力は、比較的小さい。そのため、必要な面圧も小さくなる。この構成によれば、面圧が掛かる有効面積が小さくなるので、ボルト26に必要な軸力を小さくでき、例えばボルト26の小径化が可能となる。
【0047】
図12〜図14は、図7の実施例の合わせ面24Aにおける凹部31と背部の中空部34との位置関係を示したものであり、図示するように、合わせ面24に対向して見た場合に、ロアリンク6の上面を基準として、中空部34の深さL4が、凹部31の下縁までの距離L3よりも大きいことが望ましい。このように構成すれば、実際に他方の合わせ面24Cに当接する合わせ面24Aにおいては、凹部31の下方のエッジ105の背部に中空部34が存在するので、該エッジ105の過度の面圧集中を回避できる。
【0048】
図15は、中空部34の形状の変形例を示している。この図は、図5と同じく「ボルト中心を通る水平断面」を示しており、合わせ面24Aの背部に位置する中空部34が、第2ロアリンク部材6Bの上面に開口する孔として加工されているが、その断面形状において、両端部が合わせ面24Aから離れる方向に膨らんでおり、かつ、この部分が曲線状の断面形状をなしている。ボルト25の周囲の部分106は、ボス状に突出した形をなす。また、ボルト25の周囲の部分に至る内側の曲線部分107の曲率半径R1に比べて、側方部分108の曲率半径R2が大きく設定されている。
【0049】
上記中空部34には、図16に示すように、ボルト25の軸力が作用するので、断面が矩形状であると、その側方のコーナ部分に応力集中が生じる。これに対し、上記の構成では、両端部を湾曲形状とすることで応力集中を緩和でき、特に、R1<R2とすることにより、ボルト25周囲の剛性を確保しつつ、側方部分108の応力を一層緩和できる。
【0050】
次に図17は、図4の第2ロアリンク部材6Bと組み合わせられる第1ロアリンク部材6Aの合わせ面24(上方の合わせ面を24C、下方の合わせ面を24Dとする。)を示しており、図示するように、上方の合わせ面24Cにおいて、ボルト孔(雌ねじ)41の両側に、軽量化のための孔42が形成されている。これらの孔42は、貫通孔であってもよく、先端が封止された孔であってもよい。また、これらの孔42は、対応する合わせ面24Aの凹部31の範囲内にあり、実質的な外周部の合わせ面24Aとは、重なり合うことはない。図18は、この合わせ面24Cの面圧を受ける領域を示しており、図示するように、孔42の部分には、面圧は作用しない。従って、面圧を確保しつつ、ロアリンク6の軽量化が可能である。なお、図18のように孔42を楕円形等としてもよい。
【0051】
図19および図20は、上記のように凹部31等が形成される第2ロアリンク部材6Bの上面に沿って、二股状の第2ピンボス部22の両片を互いに連結する補強部45を設けた実施例を示している。この補強部45は、第2ピンボス部22の凹所の底部に位置し、かつボルト25の頭部の上方を覆うように緩く湾曲した形状をなす。この補強部45は、第2ロアリンク部材6Bと一体に形成されている。
【0052】
この構成によれば、第2ピンボス部22の剛性が向上し、凹部31等の形成による剛性低下を補うことができる。図21は、補強部45を具備しない場合のボルト頭部による応力集中を示している。補強部45を設けることによって、この応力集中を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のピストンクランク機構全体の構成を示す説明図。
【図2】 ロアリンクの基本的形状を示す斜視図。
【図3】 ロアリンクの断面等の説明図。
【図4】 この発明の一実施例を示す第2ロアリンク部材の合わせ面の図。
【図5】 この発明の異なる実施例を示すロアリンクのボルト中心を通る水平断面図。
【図6】 この実施例における作用の説明図。
【図7】 この発明のさらに異なる実施例を示すロアリンクのボルト中心を通る水平断面図。
【図8】 その作用の説明図。
【図9】 一対のボルトの位置関係を示す説明図。
【図10】 ロアリンクに作用する力の説明図。
【図11】 下側の合わせ面の形状の変形例を示す合わせ面の図。
【図12】 凹部と中空部とを備えた実施例を示し、両者の位置関係を示す第2ロアリンク部材の断面図。
【図13】 同実施例の第2ロアリンク部材の合わせ面の図。
【図14】 同実施例の第2ロアリンク部材のボルト中心を通る垂直断面図。
【図15】 中空部の形状の変形例を示すロアリンクのボルト中心を通る水平断面図。
【図16】 この実施例における作用の説明図。
【図17】 軽量化のための孔を設けた第1ロアリンク部材の合わせ面の図。
【図18】 その作用の説明図。
【図19】 補強部を設けた実施例を示すロアリンクの側面図。
【図20】 同じく上面図。
【図21】 補強部がない場合の応力集中を示す説明図。
【符号の説明】
1…ピストン
3…アッパリンク
5…クランクピン
6…ロアリンク
6A…第1ロアリンク部材
6B…第2ロアリンク部材
7…第1連結ピン
8…第2連結ピン
9…コントロールリンク
21…第1ピンボス部
22…第2ピンボス部
23…ピン孔
24…合わせ面
25,26…ボルト
31…凹部
34…中空部

Claims (13)

  1. ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、このロアリンクに第2連結ピンを介して一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に揺動可能に連結されたコントロールリンクと、圧縮比を変化させるために上記コントロールリンクの内燃機関本体への連結点位置を変化させる支点位置制御機構と、を備え、
    上記ロアリンクは、二股形状のピンボス部を2カ所に有し、これら2カ所のピンボス部にそれぞれ上記第1,第2連結ピンが支持され、さらに、これらの2つのピンボス部の間に、上記クランクピンが嵌合する円形のピン孔を有し、かつ、このピン孔の直径方向に沿った切断面によって各々1つのピンボス部を含む2つの部材に分割されるとともに、両部材がピン孔の両側にそれぞれ配置されたボルトによって互いに締結されてなるレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構において、
    両部材の合わせ面の少なくとも一方に、凹部が形成されており、この凹部を上記ボルトが貫通していることを特徴とするレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  2. ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、このロアリンクに第2連結ピンを介して一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に揺動可能に連結されたコントロールリンクと、圧縮比を変化させるために上記コントロールリンクの内燃機関本体への連結点位置を変化させる支点位置制御機構と、を備え、
    上記ロアリンクは、二股形状のピンボス部を2カ所に有し、これら2カ所のピンボス部にそれぞれ上記第1,第2連結ピンが支持され、さらに、これらの2つのピンボス部の間に、上記クランクピンが嵌合する円形のピン孔を有し、かつ、このピン孔の直径方向に沿った切断面によって各々1つのピンボス部を含む2つの部材に分割されるとともに、両部材がピン孔の両側にそれぞれ配置されたボルトによって互いに締結されてなるレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構において、
    両部材の合わせ面の少なくとも一方に、合わせ面の背部に位置する中空部が形成されており、この中空部を上記ボルトが貫通していることを特徴とするレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  3. ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、このロアリンクに第2連結ピンを介して一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に揺動可能に連結されたコントロールリンクと、圧縮比を変化させるために上記コントロールリンクの内燃機関本体への連結点位置を変化させる支点位置制御機構と、を備え、
    上記ロアリンクは、二股形状のピンボス部を2カ所に有し、これら2カ所のピンボス部にそれぞれ上記第1,第2連結ピンが支持され、さらに、これらの2つのピンボス部の間に、上記クランクピンが嵌合する円形のピン孔を有し、かつ、このピン孔の直径方向に沿った切断面によって各々1つのピンボス部を含む2つの部材に分割されるとともに、両部材がピン孔の両側にそれぞれ配置されたボルトによって互いに締結されてなるレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構において、
    両部材の合わせ面の少なくとも一方に、凹部が形成されているとともに、この合わせ面の背部に位置する中空部が形成されており、これらの凹部ならびに中空部を上記ボルトが貫通していることを特徴とするレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  4. 上記凹部の形成によって残存する合わせ面が略矩形をなし、かつ四辺が連続していることを特徴とする請求項または記載のレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  5. 互いに接合される合わせ面の一方に上記凹部が形成されており、他方には、上記凹部に対応する範囲内に、軽量化のための孔が形成されていることを特徴とする請求項1またはに記載の内燃機関のピストンクランク機構。
  6. 合わせ面に対向して見て、リンク部材外側面からの上記中空部のピン孔寄りの端縁までの距離(L4)が上記凹部のピン孔寄りの端縁までの距離(L3)よりも大きいことを特徴とする請求項記載のレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  7. ボルト中心軸を通りかつピン孔中心軸と平行な断面において、上記中空部は、両端部が合わせ面から離れる方向に膨らんでおり、かつボルト頭部寄りとなる部分の曲率半径(R1)に比べて側方部分の曲率半径(R2)が大きいことを特徴とする請求項2または記載のレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  8. 上記ピン孔の上側および下側の合わせ面にそれぞれ1本のボルトが設けられており、ピン孔中心点から上側のボルト中心までの距離が、下側のボルト中心までの距離よりも大きいことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  9. 上記ピン孔の下側の合わせ面が、ピン孔の内周面近傍の軸方向に沿った部分とボルト周囲部分とからなることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  10. 二股状のピンボス部の底部にボルト頭部が位置しており、かつこのボルト頭部を覆うように二股状のピンボス部を互いに連結する補強部を備えていることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  11. ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、このロアリンクに第2連結ピンを介して一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に連結されたリンクと、を備え、
    上記ロアリンクは、二股形状のピンボス部を2カ所に有し、これら2カ所のピンボス部にそれぞれ上記第1,第2連結ピンが支持され、さらに、これらの2つのピンボス部の間に、上記クランクピンが嵌合する円形のピン孔を有し、かつ、このピン孔の直径方向に沿った切断面によって各々1つのピンボス部を含む2つの部材に分割されるとともに、両部材がピン孔の両側にそれぞれ配置されたボルトによって互いに締結されてなるレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構において、
    両部材の合わせ面の少なくとも一方に、凹部が形成されており、この凹部を上記ボルトが貫通していることを特徴とするレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  12. ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、このロアリンクに第2連結ピンを介して一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に連結されたリンクと、を備え、
    上記ロアリンクは、二股形状のピンボス部を2カ所に有し、これら2カ所のピンボス部にそれぞれ上記第1,第2連結ピンが支持され、さらに、これらの2つのピンボス部の間に、上記クランクピンが嵌合する円形のピン孔を有し、かつ、このピン孔の直径方向に沿った切断面によって各々1つのピンボス部を含む2つの部材に分割されるとともに、両部材がピン孔の両側にそれぞれ配置されたボルトによって互いに締結されてなるレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構において、
    両部材の合わせ面の少なくとも一方に、合わせ面の背部に位置する中空部が形成されており、この中空部を上記ボルトが貫通していることを特徴とするレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
  13. ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端に第1連結ピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、このロアリンクに第2連結ピンを介して一端が連結されるとともに、他端が内燃機関本体に連結されたリンクと、を備え、
    上記ロアリンクは、二股形状のピンボス部を2カ所に有し、これら2カ所のピンボス部にそれぞれ上記第1,第2連結ピンが支持され、さらに、これらの2つのピンボス部の間に、上記クランクピンが嵌合する円形のピン孔を有し、かつ、このピン孔の直径方向に沿った切断面によって各々1つのピンボス部を含む2つの部材に分割されるとともに、両部材がピン孔の両側にそれぞれ配置されたボルトによって互いに締結されてなるレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構において、
    両部材の合わせ面の少なくとも一方に、凹部が形成されているとともに、この合わせ面の背部に位置する中空部が形成されており、これらの凹部ならびに中空部を上記ボルトが貫通していることを特徴とするレシプロ式内燃機関のピストンクランク機構。
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