JPS61189313A - コネクテイングロツド - Google Patents
コネクテイングロツドInfo
- Publication number
- JPS61189313A JPS61189313A JP2787885A JP2787885A JPS61189313A JP S61189313 A JPS61189313 A JP S61189313A JP 2787885 A JP2787885 A JP 2787885A JP 2787885 A JP2787885 A JP 2787885A JP S61189313 A JPS61189313 A JP S61189313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting rod
- cap
- rod body
- end bearing
- crank pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、コネクティングロッドに係り、特に大端軸受
におけるコネクティング本体とキヤ、プの合せ面の改良
に関する。
におけるコネクティング本体とキヤ、プの合せ面の改良
に関する。
（従来の技術）
エンジンのシリンダ内のピストンの往復運動をクランク
軸の回転運動として伝える為の第４図に示すコネクティ
ングロッドｌは、上端（小端）２をピストンピン３でピ
ストン４に連結し、下端は大端軸受５によってクランク
軸６のクランクビン７に連結してｈる。そして大端軸受
５におけるコネクティングロッド本体５ａとキヤ、プ５
ｂの合せ面は平坦となっていて、締付ボルト８の締付け
により密着している。
軸の回転運動として伝える為の第４図に示すコネクティ
ングロッドｌは、上端（小端）２をピストンピン３でピ
ストン４に連結し、下端は大端軸受５によってクランク
軸６のクランクビン７に連結してｈる。そして大端軸受
５におけるコネクティングロッド本体５ａとキヤ、プ５
ｂの合せ面は平坦となっていて、締付ボルト８の締付け
により密着している。
（発明が解決しようとする問題点）
ところで、上記コネクティングロッドｌＦｉ、ピストン
の往復運動をクランク軸の回転運動として伝達すると、
小端２と大端軸受５に互いに引張り慣性力が働き、大端
軸受５におけるコネクティングロッド本体５ａとキャッ
プ５ｂの合せ面の外側部で矢印入方向に圧縮応力が、内
側部で矢印Ｂ方向に引張応力が発生する。その結果、前
記合せ面の外側部の面圧は高くなり、内側部の面圧は低
くなる。
の往復運動をクランク軸の回転運動として伝達すると、
小端２と大端軸受５に互いに引張り慣性力が働き、大端
軸受５におけるコネクティングロッド本体５ａとキャッ
プ５ｂの合せ面の外側部で矢印入方向に圧縮応力が、内
側部で矢印Ｂ方向に引張応力が発生する。その結果、前
記合せ面の外側部の面圧は高くなり、内側部の面圧は低
くなる。
一方、大端軸受５の締付ボルト８の軸力管理は非常に難
しく、締付ボルト８の締付力にはばらつきがある。従っ
て、締付ボルト８の締付力が弱いと、前記合せ面の内側
端の面圧が零となって該部分が開き、合せ面に７レツチ
ング摩耗が生じることが起り得るものである。
しく、締付ボルト８の締付力にはばらつきがある。従っ
て、締付ボルト８の締付力が弱いと、前記合せ面の内側
端の面圧が零となって該部分が開き、合せ面に７レツチ
ング摩耗が生じることが起り得るものである。
この為、前記大端軸受５におけるコネクティングロッド
本体５ａとキャップ５ｂの合せ面の面圧を高める為、締
付ゲルトを太くすることが考えられるが％締付ボルト８
を太くすると重くなり、また大端軸受５を大きくしなけ
ればならなくなり、コネクティングロッドｌが重量増と
なってエンジンの高回転時支障を来之す０しかも大端軸
受５を大きくすると、これが当らないようにクランクケ
ースを大きくしなければならなくなる。従って最近のエ
ンジンの小型、高出力化の要求に逆行することになる０ そこで本発明は締付ボルトを太くすることなく、大端軸
受におけるコネクティングロッド本体とキャップとの合
せ面の内側部の面圧を高くできるコネクティングロッド
を提供しようとするものである。
本体５ａとキャップ５ｂの合せ面の面圧を高める為、締
付ゲルトを太くすることが考えられるが％締付ボルト８
を太くすると重くなり、また大端軸受５を大きくしなけ
ればならなくなり、コネクティングロッドｌが重量増と
なってエンジンの高回転時支障を来之す０しかも大端軸
受５を大きくすると、これが当らないようにクランクケ
ースを大きくしなければならなくなる。従って最近のエ
ンジンの小型、高出力化の要求に逆行することになる０ そこで本発明は締付ボルトを太くすることなく、大端軸
受におけるコネクティングロッド本体とキャップとの合
せ面の内側部の面圧を高くできるコネクティングロッド
を提供しようとするものである。
（問題点を解決するための手段）
上記問題点を解決する九めの本発明のコネクティングロ
ッドは、大端軸受において、コネクティングロッド本体
とキャップの左右両側の各合せ面の中間で両者にクラン
クピンと平行な溝を設は次ことを特徴とするものである
０（作 用） 上記のように構成した本発明のコネクティングロッドは
、大端軸受におけるコネクティングロッド本体とキャッ
プとの合せ面の接触面積がりて、エンジン回転時、大端
軸受におけるコネクティングロッド本体とキャップとの
合せ面の内側部に引張応力が発生してもその内側端の面
圧は零になることは無いので、その内側端が開くことが
ない０ （実施例） 本発明によるコネクティングロッドの一実施例を第１図
及び第２図によって説明する。第１図中、第４図と同一
符号は同一物を示すので、その説明を省略する０コネク
テイングロツドｌの大端軸受５におけるコネクティング
ロッド本体５ａとキャップ５ｂの左右両側の各合せ面の
中間、即ちクランクビン７側の内側端と外側端との間の
中間の締付ボルト８の挿通孔９の位置でクランクピン７
と平行にコネクティングロッド本体５ａとキャップ５ｂ
とに夫々浅い溝１本例では深さＯ，１５ｗ ＋幅５ｍの
扁平な断面矩形の溝ｌＯを対称に平面ブローチによる切
削加工により設けである。
ッドは、大端軸受において、コネクティングロッド本体
とキャップの左右両側の各合せ面の中間で両者にクラン
クピンと平行な溝を設は次ことを特徴とするものである
０（作 用） 上記のように構成した本発明のコネクティングロッドは
、大端軸受におけるコネクティングロッド本体とキャッ
プとの合せ面の接触面積がりて、エンジン回転時、大端
軸受におけるコネクティングロッド本体とキャップとの
合せ面の内側部に引張応力が発生してもその内側端の面
圧は零になることは無いので、その内側端が開くことが
ない０ （実施例） 本発明によるコネクティングロッドの一実施例を第１図
及び第２図によって説明する。第１図中、第４図と同一
符号は同一物を示すので、その説明を省略する０コネク
テイングロツドｌの大端軸受５におけるコネクティング
ロッド本体５ａとキャップ５ｂの左右両側の各合せ面の
中間、即ちクランクビン７側の内側端と外側端との間の
中間の締付ボルト８の挿通孔９の位置でクランクピン７
と平行にコネクティングロッド本体５ａとキャップ５ｂ
とに夫々浅い溝１本例では深さＯ，１５ｗ ＋幅５ｍの
扁平な断面矩形の溝ｌＯを対称に平面ブローチによる切
削加工により設けである。
上記実施例では溝１０をコネクティングロッド本体５ａ
とキャップ５ｂとの左右両側の各合せ面の中間の締付ボ
ルト８の挿通孔９の位置で設けているが、第３図に示す
如く溝１０を左右両側の各合せ面の内側端寄りに幾分ず
らせて設けても良いものである０ （発明の効果） 以上の説明で判るように本発明によるコネクティングロ
ッドは、大端軸受におけるコネクティングロッド本体と
キャップとの左右両側の各合せ面の中間で両者にクラン
クピンと平行な溝を設けであるので、コネクティングロ
ッド本体とキャップとの接触面積が減少し、単位面積当
りの締付荷重が増大し、面圧が高く、従ってエンジン回
転時コネクティングロッド本体とキヤ、プとの合せ面の
内側部に引張応力が発生しても内側端が開くことがない
ので、合せ面にフレ、チング摩耗が生じることがないと
いう効果がある。
とキャップ５ｂとの左右両側の各合せ面の中間の締付ボ
ルト８の挿通孔９の位置で設けているが、第３図に示す
如く溝１０を左右両側の各合せ面の内側端寄りに幾分ず
らせて設けても良いものである０ （発明の効果） 以上の説明で判るように本発明によるコネクティングロ
ッドは、大端軸受におけるコネクティングロッド本体と
キャップとの左右両側の各合せ面の中間で両者にクラン
クピンと平行な溝を設けであるので、コネクティングロ
ッド本体とキャップとの接触面積が減少し、単位面積当
りの締付荷重が増大し、面圧が高く、従ってエンジン回
転時コネクティングロッド本体とキヤ、プとの合せ面の
内側部に引張応力が発生しても内側端が開くことがない
ので、合せ面にフレ、チング摩耗が生じることがないと
いう効果がある。
また上記のようにコネクティングロッド本体とキャップ
との合せ面の内側部の面圧を高くできるので、締付ボル
トを太くする必要がなく、従って大端軸受を大きくし、
クランクケースを大きくするという必要が無く、むしろ
細い締付ボルトでもコネクティングロッド本体とキャッ
プとの合せ面の内側部の面圧を高くすることが可能とな
るので、大端軸受及びクランクケースを小さくすること
が可能で、エンジンの小型。
との合せ面の内側部の面圧を高くできるので、締付ボル
トを太くする必要がなく、従って大端軸受を大きくし、
クランクケースを大きくするという必要が無く、むしろ
細い締付ボルトでもコネクティングロッド本体とキャッ
プとの合せ面の内側部の面圧を高くすることが可能とな
るので、大端軸受及びクランクケースを小さくすること
が可能で、エンジンの小型。
高出力化の要求にこたえることができる０尚、本発明に
よればコネクティングロッド本体とキャップとの合せ面
の外側部は、内側部と同様面圧が高くなるので、エンジ
ン回転時、小端と大端軸受の引張り慣性力により圧縮応
力が発生すると、面圧が過大となって塑性変形する恐れ
がある。従って、この点を充分考慮に入れて溝幅及び締
付ボルトの締付カコンロ、ド材質が設定されるものであ
ることを付言しておく。
よればコネクティングロッド本体とキャップとの合せ面
の外側部は、内側部と同様面圧が高くなるので、エンジ
ン回転時、小端と大端軸受の引張り慣性力により圧縮応
力が発生すると、面圧が過大となって塑性変形する恐れ
がある。従って、この点を充分考慮に入れて溝幅及び締
付ボルトの締付カコンロ、ド材質が設定されるものであ
ることを付言しておく。
第１図は本発明によるコネクティングロッドの一実施例
を示す正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線拡犬矢視図、
第３図は溝の配置変更例を示す図、第４図は従来のコネ
クティングロッドを示す正面図である。
を示す正面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線拡犬矢視図、
第３図は溝の配置変更例を示す図、第４図は従来のコネ
クティングロッドを示す正面図である。
Claims (1)
- コネクティングロッドの大端軸受において、コネクテ
ィングロッド本体とキャップの左右両側の各合せ面の中
間で両者にクランクピンと平行な溝を設けたことを特徴
とするコネクティングロッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2787885A JPS61189313A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | コネクテイングロツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2787885A JPS61189313A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | コネクテイングロツド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61189313A true JPS61189313A (ja) | 1986-08-23 |
Family
ID=12233148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2787885A Pending JPS61189313A (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | コネクテイングロツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61189313A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002195001A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Nissan Motor Co Ltd | レシプロ式内燃機関のピストンクランク機構 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717208A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Power amplifier |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2787885A patent/JPS61189313A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717208A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Power amplifier |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002195001A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Nissan Motor Co Ltd | レシプロ式内燃機関のピストンクランク機構 |
| JP4654514B2 (ja) * | 2000-12-26 | 2011-03-23 | 日産自動車株式会社 | レシプロ式内燃機関のピストンクランク機構 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6182016A (ja) | 往復動機関の連接棒 | |
| US4269083A (en) | Connecting rod | |
| JPH0942267A (ja) | 内燃エンジンの連接棒 | |
| JPS61189313A (ja) | コネクテイングロツド | |
| JPH09209702A (ja) | 空気モータのピストンとクランクのリンク機構 | |
| US6526847B1 (en) | Connecting rod-piston assembly | |
| JPH0434002B2 (ja) | ||
| JPH0435565Y2 (ja) | ||
| US4184463A (en) | Internal-combustion engine | |
| JPH0144750Y2 (ja) | ||
| JP3984673B2 (ja) | コネクティングロッド | |
| WO2016199711A1 (ja) | レシプロエンジンのクランク軸 | |
| US11835135B1 (en) | Piston assembly with wrist pin cap | |
| JPH0225062B2 (ja) | ||
| GB1571021A (en) | Pistons and piston and connecting rod assemblies | |
| KR970020405A (ko) | 프레스기 | |
| JP2002195001A (ja) | レシプロ式内燃機関のピストンクランク機構 | |
| JPS601485B2 (ja) | すべり軸受 | |
| KR0134455Y1 (ko) | 자동차용 메인베어링캡의 내구성향상구조 | |
| GB2170881A (en) | Fibre reinforced plastic connecting rod | |
| JPS6121414A (ja) | 内燃機関用コンロツド | |
| JPS6220657A (ja) | 内燃機関のピストン | |
| JPS5578101A (en) | Cam type reciprocating engine | |
| JPS603386Y2 (ja) | 水平対向エンジンのクランク軸用軸受装置 | |
| JPS5930184Y2 (ja) | 内燃エンジン |