JP4650152B2 - 電子部品の特性測定・選別方法および装置 - Google Patents

電子部品の特性測定・選別方法および装置 Download PDF

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この発明は、電子部品の特性測定・選別方法および装置に関するもので、特に、一旦不良とされた電子部品について、特性測定および選別の各工程を再度実施するようにした、電子部品の特性測定・選別方法および装置に関するものである。
たとえば多層回路基板をもって構成されるモジュール部品のような電子部品は、外部接続用端子となるべき複数の外部電極を備えている。また、このような電子部品を出荷するにあたっては、その電気的特性を測定し、それによって得られた測定データに従って、良品と不良品とに選別される。電気的特性を測定する工程では、通常、複数の外部電極の各々に測定用端子を同時に接触させた状態で複数の測定項目について電気的特性が測定される。また、測定工程が、複数段階に分けて実施されることもある。
選別工程では、上述した測定工程での測定データに従って、良品と不良品とに選別されるが、不良品と判定される電子部品の中には、真の不良ではなく、単に、測定工程において測定用端子が電子部品の外部電極に適正に接触しなかったことが原因となっているものもある。
電子部品が、たとえばチップコンデンサのように安価なものである場合には、上述したような測定用端子の外部電極への接触不良が原因となって不良と判定された電子部品をも、不良品として処理されることにそれほど抵抗感はないが、モジュール部品のように比較的高価な電子部品の場合には、単なる接触不良をもって不良品と判定された電子部品をも、真の不良品とともに捨ててしまうことには少なからず抵抗感がある。
また、たとえばモジュール部品のような電子部品の場合、外部電極の数が3つ以上と多いため、測定工程において、これら外部電極の各々に測定用端子を同時に接触させたとき、いずれかの外部電極において接触不良が生じている確率が比較的高いことも考慮されなければならない。
そこで、選別工程において、一旦不良品と判定された電子部品が、真の不良品であるかどうかを見極めるため、一旦不良品とされた電子部品について、再度、測定工程および選別工程を実施することが、たとえば特開平5−99971号公報(特許文献1)において提案されている。
特許文献1では、一旦不良とされた電子部品について、再度、測定工程を実施するとき、この測定工程での測定速度(検査速度)を遅くし、それによって、測定精度を高めるようにしている。その結果、接触不良が原因となって不良品と判定された電子部品、すなわち真の不良ではない電子部品の廃棄を避けることができる。このことは、特に比較的高価な電子部品にとって有利である。
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、選別工程において不良品とされた電子部品のすべてについて、再び、測定工程および選別工程が実施される。したがって、1回目の選別工程において不良品とされた電子部品の数が多い場合、2回目の測定工程での測定速度が遅くされるので、2回目の測定工程および選別工程を迅速に終えることができない場合がある。また、1回目の選別工程において不良とされた電子部品において、接触不良が原因となった不良に対し、真の不良の比率が高い場合には、本来、2回目の測定工程および選別工程を実施する必要のない多くの電子部品に対して2回目の測定工程および選別工程を実施していることになるため、結果として、無駄の時間を多く費やしていたことになってしまう。
特開平5−99971号公報
そこで、この発明の目的は、上述したような問題を解決し得る、電子部品の特性測定・選別方法および装置を提供しようとすることである。
この発明は、複数の外部電極を有する電子部品の電気的特性を、複数の外部電極の各々に測定用端子を同時に接触させた状態で測定する、測定工程と、測定工程での測定データに従って、電子部品を良品と不良品とに選別する、選別工程とを備える、電子部品の特性測定・選別方法にまず向けられるものであって、上述した技術的課題を解決するため、次のような構成を備えることを特徴としている。
すなわち、この発明に係る電子部品の特性測定・選別方法は、上記選別工程において不良品とされた電子部品のうち、上記測定工程での測定データから判断して、測定用端子の外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品を、特定の判断基準に従って選び出す、再測定要否判定工程をさらに備えることを特徴としている。この再測定要否判定工程で選び出された電子部品については、再び、測定工程および選別工程が実施される。
さらに、この発明に係る電子部品の特性測定・選別方法は、測定工程において、共通の外部電極と測定用端子との接触によって測定される少なくとも第1および第2の測定項目について、それぞれ、第1および第2の電気的特性が測定されることを特徴としている。このように、第1および第2の電気的特性が測定されるとき、これら第1および第2の電気的特性のいずれか一方のみが不良となっている場合、外部電極への測定用端子の接触不良ではありえない。なぜなら、接触不良であるならば、第1および第2の電気的特性のいずれもが不良となるからである。したがって、再測定要否判定工程では、第1および第2の電気的特性のいずれか一方のみが不良となった電子部品以外の電子部品を、測定用端子の外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品として選び出すようにされる。
この発明に係る電子部品の特性測定・選別方法は、次のように実施されてもよい。選別工程において不良品とされた電子部品のうち、真の不良と判断される電子部品を除いた電子部品の不良率を所定のしきい値と比較して、不良率がしきい値より高い場合には、再測定要否判定工程において、第1の実施態様に係る判断基準に従って、測定用端子の外部電極への接触不良が原因であると判断できる電子部品を選び出すようにされ、不良率がしきい値より低い場合には、再測定要否判定工程において、第2の実施態様による判断基準に従って、真の不良であると判断できる電子部品以外の電子部品を選び出すようにされる。
この発明は、また、複数の外部電極を有する電子部品の電気的特性を、複数の外部電極の各々に測定用端子を同時に接触させた状態で測定する、測定部と、測定部で測定された測定データに従って、電子部品を良品と不良品とに選別する、選別部とを備える、電子部品の特性測定・選別装置にも向けられる。
この発明に係る電子部品の特性測定・選別装置は、選別部において不良品とされた電子部品のうち、測定部で測定された測定データから判断して、測定用端子の外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品を、特定の判断基準に従って選び出す、再測定要否判定部をさらに備え、測定部において、共通の外部電極と測定用端子との接触によって測定される少なくとも第1および第2の測定項目について、それぞれ、第1および第2の電気的特性が測定され、再測定要否判定部において、判断基準に従って、第1および第2の電気的特性のいずれか一方のみが不良となった電子部品以外の電子部品を、測定用端子の外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品として選び出すようにされ、再測定要否判定部で選び出された電子部品を、再び、測定部および選別部へ戻すようにしたことを特徴としている。
この発明によれば、1回目の選別工程において不良品とされた電子部品のすべてを2回目の測定工程および選別工程へと送るのではなく、1回目の測定工程での測定データから判断して、測定用端子の外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品を、特定の判断基準に従って選び出す、再測定要否判定工程を実施し、この再測定要否判定工程で選び出された電子部品についてのみ、2回目の測定工程および選別工程を実施するようにしている。したがって、2回目の測定工程および選別工程が実施されるのは、再測定が必要とされる可能性のある電子部品に絞られ、再測定される電子部品の数を少なくすることができるため、2回目の測定工程および選別工程を迅速に終えることができる。
また、再測定要否判定工程において、真の不良であると判断できる電子部品以外の電子部品を選び出すようにしているので、真の不良であると判断できなかった電子部品については、たとえ真の不良であっても、2回目の測定工程および選別工程に送られる。そのため、特性測定および選別の精度が高められ、良品であるにも関わらず、不良品として処理される確率を低くすることができる。
選別工程において不良品とされた電子部品のうち、真の不良と判断される電子部品を除いた電子部品の不良率を所定のしきい値と比較し、不良率がしきい値より高い場合には、第1の実施態様に係る判断基準を採用し、不良率がしきい値より低い場合には、第2の実施態様に係る判断基準を採用するようにすれば、再測定要否判定工程において、良品であるにも関わらず不良品として処理される電子部品の数を低減しながらも、2回目の測定工程および選別工程の能率を低下させないようにすることができる。
図1は、この発明が適用され得る電子部品1を示す底面図である。
電子部品1は、たとえば多層回路基板をもって構成される電子部品本体2を備えるモジュール部品である。電子部品1は、外部接続用端子となるべき複数の、たとえば6つの外部電極3〜8を備えている。外部電極3〜8は、電子部品本体2の少なくとも底面9上に露出するように形成されている。
このような電子部品1を出荷するにあたっては、いくつかの測定項目について電気的特性を測定し、それによって得られた測定データに従って、良品と不良品とに選別することが行なわれている。電気的特性を測定する工程では、6つの外部電極3〜8の各々に測定用端子(図示せず。)を同時に接触させた状態で複数の測定項目について電気的特性が測定される。
図2は、電子部品の特性測定・選別装置において実施される、この発明の参考例としての電子部品の特性測定・選別方法を説明するためのフロー図である。図2に示すように、この参考例では、特性測定・選別装置に備える測定部は、第1ステーション12および第2ステーション13を備えていて、この測定部において実施される測定工程11は、第1ステーション12での測定と、これに続く第2ステーション13での測定というように、2段階に分けて実施される。なお、測定工程11は、3段階以上に分けて実施されてもよい。
図3は、図2に示した第1ステーション12および第2ステーション13においてそれぞれ測定される測定項目を示す図である。図3には、また、各測定項目の測定のために用いられる外部電極が示されている。
図3を参照して、第1ステーション12では、外部電極3および4を用いて測定項目Aについての電気的特性、外部電極3および4を用いて測定項目Bについての電気的特性、外部電極3および5を用いて測定項目Cについての電気的特性、ならびに外部電極3および6を用いて測定項目Dについての電気的特性がそれぞれ測定される。
次に、第2ステーション13では、外部電極3および4を用いて測定項目Aについての電気的特性、外部電極3および8を用いて測定項目Eについての電気的特性、外部電極3および5を用いて測定項目Fについての電気的特性、ならびに外部電極3および6を用いて測定項目Dについての電気的特性がそれぞれ測定される。
次いで、特定測定・選別装置に備える選別部において、選別工程14が実施される。選別工程14では、測定工程11での測定データに従って、電子部品1の良否が判定され、この判定結果に基づき、良品と不良品とに選別される。選別工程14において良品として選別された電子部品1は、良品収納部15に供給される。
他方、選別工程14において不良品とされた電子部品は、直ちに不良品収納部16へと供給されるのではなく、まず、特定測定・選別装置に備える再測定要否判定部へと送られ、ここで、再測定の要否を判定するための再測定要否判定工程17が実施される。
より詳細には、再測定要否判定工程17では、選別工程14において不良品とされた電子部品1のうち、測定工程11での測定データから判断して、測定用端子の外部電極3〜8への接触不良が原因である可能性のある電子部品1を、特定の判断基準に従って選び出すことが行なわれる。そして、再測定要否判定工程17で選び出された、再測定が必要な電子部品1についてのみ、再び、測定工程11および選別工程14が実施される。なお、このような測定工程11および選別工程14の実施の繰り返しは、通常、1回とされるが、取り扱われる電子部品1のコストとの関係で、複数回とされてもよい。
他方、再測定要否判定工程17において、再測定が不要とされて選び出されなかった電子部品1については、不良品収納部16へと供給される。
特に、この参考例では、再測定要否判定工程17において、測定用端子の外部電極3〜8への接触不良が原因であると判断できる電子部品1を選び出すようにされる。このような判断基準は、たとえば、次のように具体化される。
図3を参照して、第1ステーション12において測定される測定項目Aは、第2ステーション13においても測定される。この場合、第1ステーション12での測定条件と第2ステーション13での測定条件が互いに同じであるならば、測定項目Aについて第1ステーション12で測定した電気的特性の測定値は、第2ステーション13で測定した電気的特性の測定値と実質的に同一でなければならない。あるいは、第1ステーション12での測定条件と第2ステーション13での測定条件とが互いに異なっていても、測定項目Aについて第1ステーション12で測定した電気的特性の測定値は、第2ステーション13で測定した電気的特性の測定値と少なくとも所定の相関関係を有しているべきである。
したがって、この相関関係を満たしていない電子部品1については、測定用端子の外部電極3および4のいずれかへの接触不良が生じていた可能性が高く、このような電子部品1については、再び、測定工程11および選別工程14を実施するように選び出される。
他方、上述のように測定用端子の外部電極3および4のいずれかへの接触不良が原因であると判断できる電子部品1以外の電子部品1については、それが接触不良であろうが真の不良であろうが関係なく、再測定不要と判定され、不良品収納部16へと送られる。
図4は、この発明の第1の実施形態による電子部品の特性測定・選別方法を説明するためのフロー図である。図4において、図2に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。図5は、図4に示した第1および第2ステーション12および13においてそれぞれ測定される測定項目を示す図であって、第1の実施形態を説明するためのものである。
第1の実施形態では、第1および第2ステーション12および13において、図5に示すように、参考例の場合と同様の測定項目についての電気的特性の測定が実施され、同様の選別工程14が実施される。第1の実施形態では、再測定要否判定工程17aでの判断基準が、参考例における再測定要否判定工程17での判断基準と異なっている。
第1の実施形態では、再測定要否判定工程17aにおいて、真の不良であると判断できる電子部品1以外の電子部品1を選び出すようにされる。この判断基準は、たとえば、次のように具体化される。
図5に示すように第1ステーション12において測定される測定項目AおよびBは、ともに、外部電極3および4と測定用端子との接触によって測定されるものである。 このような場合、測定項目AおよびBのいずれか一方のみについての電気的特性の測定値が不良となっている状況の下では、外部電極3および4への測定用端子の接触不良であると考えることができる余地はない。なぜなら、接触不良であるならば、測定項目AおよびBの双方について、電気的特性の測定値が不良となるからである。
したがって、再測定要否判定工程17aでは、測定項目AおよびBのいずれか一方のみについての電気的特性の測定値が不良となった電子部品1以外の電子部品1を選び出し、これを、再び、測定工程11および選別工程14へと送るようにされる。したがって、第1の実施形態によれば、真の不良であると判断できなかった電子部品1については、たとえこれが真の不良であっても、2回目の測定工程11および選別工程14に送られることになり、その結果、特性測定および選別の精度が高められ、良品であるにも関わらず、不良品として処理される確率を低くすることができる。
図6は、図5に対応する図であって、第2の実施形態を説明するためのものである。第2の実施形態は、上記第1の実施形態の変形例であり、第2の実施形態に係る特性測定・選別方法の基本的構成については、図4に示されている。
第2の実施形態では、第1ステーション12における測定項目Dまたは第2ステーション13における測定項目Dに注目される。測定項目Dについての電気的特性は、たとえば「消費電流」などのように、測定用端子が外部電極3〜8に正しく接触していないと測定できないことが分かっているものである。
したがって、測定項目Dについての電気的特性が測定可能であり、しかも、この電気的特性の測定値が不良となった場合には、当該電子部品1を真の不良と判断することができる。その結果、図4に示した再測定要否判定工程17aでは、測定項目Dについての電気的特性の測定値が不良となった電子部品1以外の電子部品1を選び出すようにされる。
上述した第1および第2の実施形態では、再測定要否判定工程17aにおける判断基準は、測定工程11における一方のステーション、たとえば第1ステーション12おいて測定される測定項目のみに基づいている。したがって、第1または第2の実施形態は、測定工程12が複数段階に分けられて実施されない場合にも適用することができる。
上述した参考例第1または第2の実施形態とは、次のように使い分けられてもよい。すなわち、選別工程において不良品とされた電子部品1のうち、真の不良と判断される電子部品1を除いた電子部品1の不良率を所定のしきい値と比較して不良率がしきい値より高い場合には、図2に示した参考例が採用され、再測定要否判定工程17において、測定用端子の外部電極3〜8への接触不良が原因であると判断できる電子部品1を再測定のために選び出すようにされ、他方、不良率がしきい値より低い場合には、図4に示した第1または第2の実施形態が採用され、再測定要否判定工程17aにおいて、真の不良であると判断できる電子部品1以外の電子部品1を再測定のために選び出すようにされる。
より具体的には、この発明に係る特性測定・選別装置において選別された電子部品1は、それぞれ、「良品」、「端子の接触不良が原因の不良」、「真の不良」および「どちらともいえない(端子の接触不良ではないが真の不良ともいえない)不良」のトレイ(箱)に分けて収納される。一定数の測定選別が終了した時点で、「端子の接触不良が原因の不良」および「どちらともいえない不良」の合計数の全数に対する割合を算出して不良率とし、これと予め設定してあったしきい値とを比較する。不良率がしきい値より大きい場合は、「端子の接触不良が原因の不良」のみを再測定に回し、不良率がしきい値より小さい場合は、「端子の接触不良が原因の不良」および「どちらともいえない不良」の双方を再測定に回す。
このように参考例第1または第2の実施形態とを使い分けると、良品であるにも関わらず、不良として処理される電子部品1の数を低減しながらも、2回目の測定工程および選別工程の能率を低下させないようにすることができる。
この発明が適用される電子部品の一例を示す底面図である。 この発明の参考例としての電子部品の特性測定・選別方法を説明するためのフロー図である。 図2に示した第1および第2のステーション12および13においてそれぞれ測定される測定項目を示す図であって、参考例を説明するためのものである。 この発明の第1の実施形態による電子部品の特性測定・選別方法を説明するためのフロー図である。 図3に対応する図であって、第1の実施形態を説明するためのものである。 図5に対応する図であって、第2の実施形態を説明するためのものである。
符号の説明
1 電子部品
3〜8 外部電極
11 測定工程
12 第1ステーション
13 第2ステーション
14 選別工程
17,17a 再測定要否判定工程

Claims (3)

  1. 複数の外部電極を有する電子部品の電気的特性を、複数の前記外部電極の各々に測定用端子を同時に接触させた状態で測定する、測定工程と、
    前記測定工程での測定データに従って、前記電子部品を良品と不良品とに選別する、選別工程と
    を備える、電子部品の特性測定・選別方法であって、
    前記選別工程において不良品とされた前記電子部品のうち、前記測定工程での測定データから判断して、前記測定用端子の前記外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品を、特定の判断基準に従って選び出す、再測定要否判定工程をさらに備え、
    前記測定工程において、共通の前記外部電極と前記測定用端子との接触によって測定される少なくとも第1および第2の測定項目について、それぞれ、第1および第2の電気的特性が測定され、
    前記再測定要否判定工程において、前記判断基準に従って、前記第1および第2の電気的特性のいずれか一方のみが不良となった電子部品以外の電子部品を、前記測定用端子の外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品として選び出すようにされ、
    前記再測定要否判定工程で選び出された前記電子部品について、再び、前記測定工程および前記選別工程を実施することを特徴とする、電子部品の特性測定・選別方法。
  2. 前記選別工程において不良品とされた電子部品のうち、真の不良と判断される電子部品を除いた電子部品の不良率を所定のしきい値と比較する工程をさらに備え、前記不良率が前記しきい値より高い場合には、前記再測定要否判定工程において、前記判断基準に従って、前記測定用端子の前記外部電極への接触不良が原因であると判断できる電子部品を選び出すようにされ、前記不良率が前記しきい値より低い場合には、前記再測定要否判定工程において、前記判断基準に従って、真の不良であると判断できる電子部品以外の電子部品を選び出すようにされる、請求項1に記載の電子部品の特性測定・選別方法。
  3. 複数の外部電極を有する電子部品の電気的特性を、複数の前記外部電極の各々に測定用端子を同時に接触させた状態で測定する、測定部と、
    前記測定部で測定された測定データに従って、前記電子部品を良品と不良品とに選別する、選別部と
    を備える、電子部品の特性測定・選別装置であって、
    前記選別部において不良品とされた前記電子部品のうち、前記測定部で測定された測定データから判断して、前記測定用端子の前記外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品を、特定の判断基準に従って選び出す、再測定要否判定部をさらに備え、
    前記測定部において、共通の前記外部電極と前記測定用端子との接触によって測定される少なくとも第1および第2の測定項目について、それぞれ、第1および第2の電気的特性が測定され、
    前記再測定要否判定部において、前記判断基準に従って、前記第1および第2の電気的特性のいずれか一方のみが不良となった電子部品以外の電子部品を、前記測定用端子の外部電極への接触不良が原因である可能性のある電子部品として選び出すようにされ、
    前記再測定要否判定部で選び出された前記電子部品を、再び、前記測定部および前記選別部へ戻すようにしたことを特徴とする、電子部品の特性測定・選別装置。
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