JP4649075B2 - マッサージ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は基体上を往復駆動されるマッサージローラによって利用者をマッサージするためのマッサージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、マッサージ装置は基体を有し、この基体上にはマッサージローラが設けられたローラユニットが走行可能に設けられている。このローラユニットは駆動機構によって往復駆動される。それによって、上記基体の上面のローラユニットを覆う状態で設けられたシート上に利用者が仰臥することで、その利用者は背面が上記マッサージローラでマッサージされることになる。
【0003】
この種のマッサージ装置において、マッサージ効果を高めるために、マッサージローラによるマッサージだけでなく、振動装置によるマッサージを行うことができるようにしたマッサージ装置が開発されている。このような先行技術として本件出願人は特公平4−31702号公報に示されたマッサージ装置を提案した。
【0004】
上記公報に示されたマッサージ装置は、ローラユニットのマッサージローラが設けられたローラ軸に、一対の板状のアームの一端が回転可能に取付けられ、これらアームの他端に振動装置が取付けられている。さらに、上記アームの他端にはばね体の一端が固着されている。このばね体の他端は上記ローラ軸を挟んで上記振動装置と反対側の斜め上方に延出され、その他端にはバランサが取付けられている。
【0005】
したがって、基体上に仰臥した利用者の荷重が上記バランサに加わると、このバランサが取付けられたばね体の他端が下方へ押圧されるから、その反作用によってばね体の一端に取付けられた振動装置が上昇方向に付勢される。それによって、振動装置が利用者の身体に押し付けられるから、振動装置によるマッサージ効果を向上させることができるというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記構成のマッサージ装置においては、振動装置を振動させるために、この振動装置のケース内に設けられたモータにパルス電圧を一定の周波数で印加し、このモータの回転軸に偏心して設けられた重りを回転させて振動を発生させるということが行われている。
【0007】
しかしながら、振動装置のモータにパルス電圧を一定の周波数で印加すると、振動装置の振動によって利用者の身体を揉みほぐす、ほぐしマッサージ動作は得られるものの、利用者の身体を叩く、叩きマッサージ動作が得られない。そのため、利用者がマッサージの種類(動作)を選択することができないということがあった。
【0008】
この発明は、マッサージローラのマッサージ動作とともに、振動装置がほぐしマッサージ動作と叩きマッサージ動作を選択的に行うことができるようにしたマッサージ装置を提供することにある。
【0009】
【解決を解決するための手段】
請求項1の発明は、基体と、
マッサージローラが取付けられ両端がサポートによって支持されたローラ軸を有し上記基体に上記サポートによって走行可能に設けられた一対のローラユニットと、
このローラユニットを上記ローラ軸の軸線と交差する方向に往復駆動する駆動機構と、
ケース及びこのケース内に収容されたモータ、このモータによって偏心回転させられる重りとを有し、一対のローラユニットの一方に設けられた振動装置と、
上記モータを駆動するパルス電圧の周波数を制御し上記振動装置にほぐしマッサージ動作と叩きマッサージ動作を選択的に与える制御手段を具備し、
上記ローラユニットには、
ばね作用を有する線材によってU字状に形成されそのU字状の中途部を上記ローラ軸に取付けられた一対のマッサージローラの間の部分に巻回させるとともに、上記U字状の一端部を上記ローラユニットに係止させ他端部を上記ローラ軸の軸線と交差する方向に突出させた第1の取付け部に形成された支持部材と、
ばね作用を有する線材によって形成され両端部を上記ローラ軸に設けられた上記一対のマッサージローラの外側の部分に回転可能に巻回させるとともに中途部に上記第1の取付け部に対向位置する第2の取付け部が形成された規制部材とが設けられていて、
上記振動装置は、長手方向の中途部に設けられた取付け部が対向位置する上記第1の取付け部と上記第2の取付け部とに取付けられて上記支持部材によって上記ローラ軸に弾性的に支持されているとともに、上記規制部材によって上記ローラ軸の軸方向と交差する方向の動きが弾性的に規制されていることを特徴とするマッサージ装置にある。
【0010】
請求項2の発明は、上記パルス電圧の周波数の設定は、
所定のパルス電圧によって上記モータに生じる回転数が十分に低下した時点で次のパルス電圧を上記モータに印加する第1の設定状態と、
所定のパルス電圧によって上記モータに生じる回転数が十分に低下しない時点で次のパルス電圧を上記モータに印加する第2の設定状態と
に選択的に設定可能であることを特徴とする請求項1記載の請求項1記載のマッサージ装置にある。
【0011】
請求項3の発明は、上記制御手段は、上記パルス電圧のパルス幅によって上記ほぐしマッサージ動作と叩きマッサージ動作との強弱を調整することを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置にある。
【0013】
請求項4の発明は、上記ローラユニットは、上記ローラ軸の両端部が支持されるとともに支軸によって連結された一対のサポートを有し、
上記支持部材の一端部は上記支軸に係止され上記ローラ軸に対して回動不能に保持されていることを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置にある。
【0014】
この発明によれば、振動装置のモータを駆動するパルス電圧の周波数を制御することができるため、その周波数を高くすれば、振動装置は利用者の身体に連続的な振動を与えるため、ほぐしマッサージ動作となるが、周波数を低くすれば、振動装置は利用者に間欠的な振動を与えるため、叩きマッサージ動作となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら発明の一実施の形態を説明する。
【0016】
図1に示すマットレスタイプのマッサージ装置は矩形平板状の基体1を備えている。この基体1は折り曲げ可能なシート状の合成樹脂によって形成されていて、長手方向中途部から2つに折り曲げることが可能となっている。
【0017】
基体1は、たとえば1枚の合成樹脂シートあるいは硬さや強度の異なる複数の合成樹脂シートを積層して構成してもよい。さらに、基体1は1枚または積層された複数枚の合成樹脂シートに限られず、骨格構造等であってもよく、その構造や形態にはなんら限定されるものでない。
【0018】
上記基体1の上面の幅方向両端部には、ナイロン(商品名)やポリプロピレンなどの合成樹脂によって成形された一対のガイドレール4が平行に離間して敷設されている。このガイドレール4は図5(a)〜(c)に示すように帯状の基部4aを有し、この基部4aの幅方向両端にはL字状の支持部4bが形成されている。上記基部4aの幅方向中途部の上下面にはそれぞれ一対のL字状片4cが対向して突設されている。それによって、上記基部4aの上下面にはそれぞれ通路4dが形成され、また上側の通路4dの側方は後述する車輪57の走行面4eとなっている。
【0019】
上記ガイドレール4は複数の保持具4fによって上記基体1の上面にスライド可能に保持されている。つまり、保持具4fは図5(a)に示すようにほぼコ字状に形成されていて、中途部を基体1の下面に接合させるとともに、L字状に折曲された両端の係合部4gを上記基体1に形成された一対の通孔1aから基体1の上面側に突出させ、上記ガイドレール4の支持部4bに係合させている。それによって、上記ガイドレール4は上記基体1にスライド可能に保持されている。
【0020】
上記ガイドレール4の中途部の1か所あるいは2か所には、図5(b)、(c)に示すようにガイドレール4の基部4aを除く部分に所定の間隔で複数のスリット5が形成されている。そのため、ガイドレール4はそのスリット5の部分から上記基体1とともに折り曲げることができるようになっている。
【0021】
図1に示すように、上記基体1の長手方向一端側の上面、つまりガイドレール4の一端側には第1の駆動機構としての駆動装置10が設けられている。この駆動装置10は図3と図4に示すようにケース11を有する。このケース11内には減速機とモータとが一体化された駆動源12が設けられている。この駆動源12はケース11の両側に設けられた各一対の歯車13をそれぞれ逆方向に回転駆動するようになっている。各歯車13にはそれぞれ駆動プーリ14が一体的に設けられている。
【0022】
図3に示すように、各一対の駆動プーリ14にはステンレス鋼などの金属帯からなる動力伝達条体としてのベルト15の両端部がそれぞれ巻回されている。上記ベルト15の中途部は上記ガイドレール4の上側と下側の通路4dに挿通され、中途部は上記ガイドレール4の他端部に回転自在に設けられた従動ローラ16に掛けられている。
【0023】
上記駆動源12が作動して各一対の歯車13が逆方向に駆動されると、上記ベルト15は一方の歯車13の駆動プーリ14から繰り出され、他方の歯車13の駆動プーリ14に巻き取られる。それによって、上記ベルト15は上記通路4dに沿って走行駆動される。
【0024】
たとえば、図2において、一方の駆動プーリ14が矢印X方向、他方の駆動プーリ14がY方向に回転させられると、ベルト15の上側の通路4dに通された部分は矢印Zで示す方向に走行駆動されるようになっている。
【0025】
図4に示すように、上記ケース11内には上記ベルト15を一定の走行範囲内で往復駆動させる走行範囲設定機構17が設けられている。この走行範囲設定機構17は、詳細は図示しないが、たとえばベルト15の走行距離を駆動プーリ14の回転数などで検出し、その検出信号で上記駆動源12による歯車13の回転方向を変換する。それによって、上記ベルト15を一定の走行範囲内で往復駆動するようになっている。
【0026】
上記一対のガイドレール4間には、図1に示すように上記ベルト15によって走行駆動される一対のローラユニット21が所定間隔で設けられている。これらローラユニット21の構成は後述する。このローラユニット21の上面側、つまり基体1の上面側は図2に示すように外装地20によって被覆されており、この外装地20上に利用者が仰臥するようになっている。
【0027】
図1に示すように、一対のガイドレール4の上記駆動装置10側に位置する一端部にはベルト15の張力を制御する張力調整手段41が設けられている。この張力調整手段41は図6乃至図9に示すように板材を側面形状がほぼコ字状となるように折曲した保持部材42を有する。
【0028】
上記保持部材42はその背面壁を駆動装置10のケース11に接合固定して設けられている。この保持部材42の底部上面には案内体43が設けられている。この案内体43は帯板状の部材を山形状に折曲することで両端部にガイド溝44を形成してなる。この案内体43の両端部下端は、上記保持部材42の底部上面に固着して設けられている。なお、案内体43の中途部には凹状の切り欠き部45が形成されている。
【0029】
上記保持部材42にはスライド部材46がスライド自在に支持される。このスライド部材46は帯板状の部材を平面形状がほぼコ字状となるよう折曲してなる。スライド部材46の中間部の高さ寸法は、上記案内体43の切り欠き部45が形成された中途部の高さ寸法よりも低くなるよう切り欠かれてなる。
【0030】
そして、スライド部材46は、両側辺が上記ガイド溝44にスライド自在に挿入されている。つまり、スライド部材46はガイド溝44にガイドされて保持部材42の底部上面に沿ってスライド可能となっている。
【0031】
スライド部材46の両側辺の末端はL字状に折曲された支持片47に形成されている。この支持片47と上記保持部材42の背面壁との間には弾性部材としてのばね48が設けられる。つまり、このばね48は、図7に示すように、一端が上記支持片47に設けられたピン49によって保持され、他端は上記保持部材42の背面壁に当接させている。
【0032】
上記保持部材42の背面壁及びこの背面壁が接合する駆動装置10のケース11には、図6と図8に示すようにそれぞれ対応する位置に通孔42a,11aが形成されている。そして、この通孔42a,11aに上記ベルト15が挿通されている。
【0033】
上記ガイドレール4の一端面は上記スライド部材46の中間部に当接している。その状態において、ガイドレール4には図1に矢印Aで示す方向にベルト15の張力が加わり、その張力によってガイドレール4は同矢印A方向にスライドし、上記ばね48を圧縮している。つまり、ガイドレール4は上記ばね48によって基体1に弾性的にスライド可能に保持されている。
【0034】
したがって、ガイドレール4は、温度変化などによって長さ寸法が伸縮すると、その伸縮に応じて上記張力調整手段41のスライド部材46を弾性的に変位させながらスライドするから、上記ベルト15に発生する張力を一定に維持することができる。
【0035】
つまり、ガイドレール4が伸長したときに、ガイドレール4に必要以上の応力が発生するのを防止でき、また縮小したときにはベルト15が弛むのを防止できるようになっている。
【0036】
上記張力調整手段41によってベルト15には常にテンションが掛かっているので、振動装置81の振動によってベルト15が振動するのが防止されるから、このベルト15が振動してガイドレール4とのぶつかり音が発生するのを防止できる。
【0037】
上記ローラユニット21は図10に示すように中空軸からなるローラ軸51を備えている。このローラ軸51の両端部はサポート52に形成された取付け孔53に着脱可能に嵌合されている。上記ローラ軸51にはねじ軸54が挿通されている。このねじ軸54のおねじ55が形成された両端部は上記取付け孔53から外方へ突出し、その突出端にはめねじ56が螺合されている。
【0038】
上記サポート52には図12と図13に示すように一対の車輪57が一対のサポート52間に架設された支軸58に回転可能に取付けられている。この車輪57は上記ガイドレール4のガイド面4eを走行するようになっている。
【0039】
上記サポート52の外面の下端部には、図12に示すように矩形板状のガイド部材61が取付け固定されている。このガイド部材61の下端部には中空状の巻回部62が形成されていて、この巻回部62にはワイヤ63の中途部が挿通固定されている。このワイヤ63の両端には取付け金具64が固着され、これらの取付け金具64は上記サポート52の外面上部にねじ止め固定されている。
【0040】
上記ワイヤ63の上記巻回部62の両端側に位置する部分は上記ベルト15の上面に固着された一対の取付け部材65に連結固定されている。したがって、上記ローラユニット21は上記ワイヤ6を介して上記ベルト15の走行に連動するようになっている。つまり、一対のローラユニット21は基体1の長手方向に沿って往復駆動されるようになっている。
【0041】
上記ローラ軸51には、図10と図11に示すように一対の内側ローラ68と一対の外側ローラ69とがそれぞれカラー71を介して回転自在に装着されている。各ローラ68、69の外周面には周方向に所定間隔で複数の突起68a,69aが設けられている。
【0042】
一対のローラユニット21のうち、一方のローラユニット21のローラ軸51の一対の内側ローラ68の間の部分には支持部材73が設けられている。この支持部材73は、図14に示すようにばね作用を有する線材をU字状に折曲し、その中途部を上記ローラ軸51に巻回し、一端部、つまり線材の両端部を一対のサポート52を連結した一対の支軸58の一方に形成された係合孔74(図13に示す)に挿入係止させている。
【0043】
上記支持部材73のU字状に屈曲した他端部はローラユニット21の走行方向一端側に向かって突出した、第1の取付け部75となっている。したがって、この第1の取付け部75は上方から加わる荷重を支持部材73全体のばね作用によって弾性的に受けることができるようになっている。
【0044】
上記ローラ軸51には規制部材76が設けられている。この規制部材76はばね作用を有する線材をほぼコ字状に曲成してなり、その両端部を上記ローラ軸51の外側ローラ69よりも外方の部分に巻回させて設けられるとともに、中途部には上記第1の取付け部75の上方に対向位置するU字状の第2の取付け部77が形成されている。
【0045】
上下方向に重合した上記第1の取付け部75と第2の取付け部77とには振動装置81が取付けられている。この振動装置81はケース82を有し、このケース82内には図15(a),(b)に示すように2軸モータ91が収容されている。この2軸モータ91の回転軸92には重り93が偏心して取付けられている。この重りが偏心回転することで、ケース82が上記重りの回転方向に振動するようになっている。
【0046】
上記ケース82には図14に示すように断面コ字状の取付け部83が内底面をケース82の長手方向と交差する前後方向に開放させて設けられている。この取付け部83には、上記支持部材73の第1の取付け部75が前端側から挿入され、上記規制部材76の第2の取付け部77が後端側から挿入されている。
【0047】
第1の取付け部75と第2の取付け部77との間には断面形状がコ字状の中間部材84が設けられ、第2の取付け部77には同じく断面形状がコ字状の押え部材85が重合されている。なお、中間部材84と押え部材85との凹部の深さ寸法は支持部材73と規制部材76を形成する線材の直径寸法に比べてやや浅く形成されている。
【0048】
図14に示すように、上記取付け部83、中間部材84及び押え部材85にはそれぞれ一対のねじ孔83a,84a,85aが形成され、これらねじ孔にねじ86を螺合することで、振動装置81が上記支持部材73の第1の取付け部75及び規制部材76の第2の取付け部77に一体的に結合固定される。
【0049】
なお、図1あるいは図11に示すように、基体1の上面の幅方向両端部にはそれぞれ側部弾性材87が長手方向全長にわたって設けられている。
【0050】
図16は上記駆動装置10の駆動源12、基体1の上面に設けられたヒータ95(図1に鎖線で示す)及び振動装置81の2軸モータ91を制御するための制御手段を構成する制御部96の構成図である。この制御部96は、CPU97を有する。このCPU97には上記駆動源12を駆動する第1の駆動回路101、上記第1のヒータ95を駆動する第2の駆動回路102及び上記2軸モータ91を駆動する第3の駆動回路103を有する。
【0051】
上記第1の駆動回路101と第2の駆動回路102にはAC電源回路104によって交流電圧が供給され、上記CPU97と第3の駆動回路103にはDC電源回路105によって直流電圧が供給されるようになっている。
【0052】
上記CPU97には上記制御部96とで制御手段を構成する手元コントローラ106が接続され、この手元コントローラ106によって上記駆動源12、上記ヒータ95及び上記2軸モータ91の駆動を制御できるようになっている。
【0053】
上記手元コントローラ106は、図17に示すように自動スイッチ111、全身スイッチ112、部分スイッチ113、ポイントスイッチ114、ヒータスイッチ115、バイブスイッチ116、強弱切換えスイッチ117及び終了スイッチ118が設けられている。
【0054】
自動スイッチ111は一対のローラユニット21の走行を自動で設定するもので、このスイッチ111をオンすることで、利用者の全身を走行する全身コース、上半身を走行する上半身コース及び下半身を走行する下半身コースを順次自動で繰り返して行う。
【0055】
全身スイッチ112はローラユニット21を利用者の全身にわたって走行させるためスイッチで、部分スイッチ113はローラユニット21を部分的に走行させるスイッチであって、ポイントスイッチ114は部分的に走行させる範囲を設定するためのスイッチである。
【0056】
ヒータスイッチ116は基体1に設けられたヒータ95に通電させるためのスイッチである。バイブスイッチ116は振動装置81を作動させるためのスイッチであって、一度押すとほぐしマッサージ動作となり、二度押すと叩きマッサージ動作となる。強弱切換えスイッチ117はほぐしマッサージ動作と叩きマッサージ動作の強弱を切換えるスイッチで、終了スイッチ118は動作を終了させるためのスイッチである。なお、ほぐしマッサージ動作と叩きマッサージの動作については後述する。
【0057】
図18はほぐしマッサージ動作と叩きマッサージ動作を制御するためのブロック回路を示し、手元コントローラ106に設けられたバイブスイッチ116は制御部96のCPU97に設けられた周波数選択部121に接続されている。この周波数選択部121は、上記振動装置81の2軸モータ91を駆動する上記第3の駆動回路103に接続され、上記2軸モータ91を駆動するパルス電圧の周波数を選択する。
【0058】
上記強弱切換えスイッチ117は、上記CPU97に設けられたパルス幅調整部122に接続されている。このパルス幅調整部122は上記第3の駆動回路103を介して上記2軸モータ91に接続され、上記2軸モータ91を駆動するパルス電圧のパルス幅を選択する。
【0059】
上記切換えスイッチ26による周波数の選択と、上記強弱調節スイッチ27によるパルス幅の設定の一例を図19と図20に示す。図19に示すように、バイブスイッチ116を一度押して“ほぐしマッサージ動作”に設定すると、振動装置81の2軸モータ91を駆動するパルス電圧Pの周期が15ms、つまり周波数が約66Hzに設定される。
【0060】
図19(a)はパルス電圧Pのパルス幅が3.75msとなるよう、強弱切換えスイッチ117を一度押して“強”に設定した場合で、図19(b)はパルス電圧Pのパルス幅が2.25msとなるよう、強弱切換えスイッチ117を二度押して“弱”に設定した場合である。
【0061】
このような設定で振動装置81を作動させると、パルス電圧Pの周期に応じて振動装置81で発生する振動の周期が短くなるため、利用者は身体がほぐされる状態のほぐしマッサージを受けることができる。
【0062】
バイブスイッチ116を二度押して“たたきマッサージ動作”に設定すると、図20に示すように振動装置81を駆動するパルス電圧Pの周期が180ms、つまり周波数が約5.5Hzに設定される。
【0063】
図20(a)はパルス電圧Pのパルス幅が60msとなるよう、強弱切換えスイッチ117を“強”に設定した場合で、図15(b)はパルス電圧Pのパルス幅が30msとなるよう、強弱切換えスイッチ117を“弱”に設定した場合である。
【0064】
このような設定で振動装置81を作動させると、パルス電圧Pの周期に応じてバイブレータで発生する振動の周期が長くなるため、利用者は間欠的な振動で身体が叩かれる状態の叩きマッサージを受けることができる。
【0065】
図21(a),(b)と図22(a),(b)はパルス電圧Pの周期T及びパルス幅Wと、振動装置81の2軸モータ91の回転数との関係を説明している。つまり、2軸モータ91の回転数がパルス電圧Pのパルス幅の範囲内で増加し、時間の経過によって上記パルス電圧の印加が解除されると回転数が低下することを示している。
【0066】
具体的には、図21(a)は、2軸モータ91にパルス幅W1 、周期T1 のパルス電圧を印加する場合で、パルス電圧の印加によって作動する2軸モータ91は、図21(b)に示すように回転数がほぼ0になる時点で次のパルス電圧が印加される。
【0067】
2軸モータ91は回転し始めたときに最も大きな加速度を発生するから、回転数がほぼ0になる時点で次のパルス電圧を印加すれば、2軸モータ91は周期T1 の間隔でほぼ最大の加速度を発生することになる。それによって、利用者はたたきマッサージを受けることができる。
【0068】
図22(a)は2軸モータ91にパルス幅W2 、周期T2 のパルス電圧を印加する場合で、そのパルス電圧の印加によって回転する2軸モータ91は、図22(b)に示すように回転数が0にならない時点で次のパルス電圧が印加される。
【0069】
そのため、2軸モータ91は回転開始時のような大きな加速度を間欠的に発生することなく回転するから、利用者は強度変化の少ない振動でマッサージを受けることになる。つまり、利用者は身体がほぐされる状態のほぐしマッサージを受けることができる。
【0070】
上記構成のマッサージ装置において、駆動装置10の駆動源12を作動させてベルト15を走行させると、その走行に一対のローラユニット21が連動する。したがって、外装地20上に仰臥した利用者は背面が各ローラユニット21に設けられた内側及び外側のローラ68、69によってマッサージされるとともに、一方のローラユニット21に設けられた振動装置81の振動によってマッサージされることになる。
【0071】
上記振動装置81は支持部材73と規制部材76との第1、第2の取付け部75、77に取付けられている。そのため、振動装置81に外装地20上に仰臥した利用者の荷重が加わると、この振動装置81は支持部材73のばね力によって利用者の背面に弾性的に押圧されるとともに、ローラ軸51に両端部が回動可能に取付けられた規制部材76を弾性的に変形させながら左右方向に弾性的に傾斜する。
【0072】
その結果、振動装置81は支持部材73と規制部材76とのばね力によって利用者の背面に確実に押圧されるから、振動装置81によるマッサージ効果が向上する。
【0073】
振動装置81に加わる荷重が長手方向において偏りがある場合、この振動装置81は、上述したように規制部材76を弾性的に変形させながら左右方向に傾く。振動装置81が左右方向に傾いても、規制部材76は弾性的に変形することで、その両端部がローラ軸51に対して回動不能に拘束されることがない。つまり、規制部材76はローラ軸51に対して回動可能な状態が維持される。
【0074】
そのため、振動装置81に発生する振動は、この振動装置81を上下方向に振動させるが、規制部材76を介して上記ローラ軸51を一体的に振動させるということがないから、振動装置81の振動によってローラユニット21が振動するのを防止できる。
【0075】
手元コントローラ106に設けられたバイブ切換えスイッチ116と、強弱切換えスイッチ117を操作することで、振動装置81を駆動するパルス電圧の周波数と、パルス幅を変えることができる。それによって、利用者は、ほぐしマッサージと叩きマッサージのずれかを選択することができる。
【0076】
上記一実施の形態では、支持部材73の一端部をローラユニット21の一対の支軸58の一方に係合させたが、他方の支軸58に係合させるようにしてもよく、さらに支持部材73をローラユニットに係合させる構成は支軸58に係合孔74を形成する代わりに、その支軸58に支持部材73の一端部を巻回するようにしてもよい。
【0077】
【発明の効果】
この発明によれば、振動装置のモータを駆動するパルス電圧の周波数を制御することができるため、その周波数を高くすれば、振動装置は利用者の身体に連続的な振動を与えるため、ほぐしマッサージ動作となり、周波数を低くすれば、振動装置は利用者に間欠的な振動を与えるため、叩きマッサージ動作となる。
【0078】
すなわち、利用者はマッサージローラによるマッサージと同時に振動装置によるマッサージを受けることができ、しかも振動装置によるマッサージはほぐしマッサージ動作と叩きマッサージ動作とのいずれかを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示す外装地の一部を除去したマッサージ装置の平面図。
【図2】マッサージ装置の外装地を除去した側面図。
【図3】駆動装置を示す側断面図。
【図4】駆動装置とガイドレールを示す平面図。
【図5】(a)はガイドレールの幅方向に沿う断面図、(b)は平面図、(C)は長手方向に沿う断面図。
【図6】張力調整手段の分解斜視図。
【図7】張力調整手段の一部断面した平面図。
【図8】張力調整手段の縦断面図。
【図9】張力調整手段の保持部材の正面図。
【図10】ローラユニットの断面図。
【図11】ローラユニットの平面図。
【図12】ローラユニットの側面図。
【図13】ローラユニットの長手方向中途部の断面図。
【図14】振動装置とローラユニットの一部の分解斜視図。
【図15】(a)は振動装置に用いられる2軸モータの正面図、(b)は側面図。
【図16】制御手段を示すブロック図。
【図17】手元コントローラの正面図。
【図18】振動装置の2軸モータの駆動を制御する制御回路のブロック図。
【図19】ほぐしマッサージ動作を行うためのパルス電圧の説明図
【図20】叩きマッサージ動作を行うためのパルス電圧の説明図。
【図21】叩きマッサージ動作を行うときのパルス電圧と2軸モータの回転数との関係を示す説明図。
【図22】ほぐしマッサージ動作を行うときのパルス電圧と2軸モータの回転数との関係を示す説明図。
【符号の説明】
1…基体
10…駆動機構
21…ローラユニット
51…ローラ軸
68,69…マッサージローラ
81…振動装置
82…ケース
91…モータ
93…重り
96…制御部(制御手段)
106…手元コントローラ(制御手段)
Claims (4)
- 基体と、
マッサージローラが取付けられ両端がサポートによって支持されたローラ軸を有し上記基体に上記サポートによって走行可能に設けられた一対のローラユニットと、
このローラユニットを上記ローラ軸の軸線と交差する方向に往復駆動する駆動機構と、
ケース及びこのケース内に収容されたモータ、このモータによって偏心回転させられる重りとを有し、一対のローラユニットの一方に設けられた振動装置と、
上記モータを駆動するパルス電圧の周波数を制御し上記振動装置にほぐしマッサージ動作と叩きマッサージ動作を選択的に与える制御手段を具備し、
上記ローラユニットには、
ばね作用を有する線材によってU字状に形成されそのU字状の中途部を上記ローラ軸に取付けられた一対のマッサージローラの間の部分に巻回させるとともに、上記U字状の一端部を上記ローラユニットに係止させ他端部を上記ローラ軸の軸線と交差する方向に突出させた第1の取付け部に形成された支持部材と、
ばね作用を有する線材によって形成され両端部を上記ローラ軸に設けられた上記一対のマッサージローラの外側の部分に回転可能に巻回させるとともに中途部に上記第1の取付け部に対向位置する第2の取付け部が形成された規制部材とが設けられていて、
上記振動装置は、長手方向の中途部に設けられた取付け部が対向位置する上記第1の取付け部と上記第2の取付け部とに取付けられて上記支持部材によって上記ローラ軸に弾性的に支持されているとともに、上記規制部材によって上記ローラ軸の軸方向と交差する方向の動きが弾性的に規制されていることを特徴とするマッサージ装置。 - 上記パルス電圧の周波数の設定は、
所定のパルス電圧によって上記モータに生じる回転数が十分に低下した時点で次のパルス電圧を上記モータに印加する第1の設定状態と、
所定のパルス電圧によって上記モータに生じる回転数が十分に低下しない時点で次のパルス電圧を上記モータに印加する第2の設定状態と
に選択的に設定可能であることを特徴とする請求項1記載の請求項1記載のマッサージ装置。 - 上記制御手段は、上記パルス電圧のパルス幅によって上記ほぐしマッサージ動作と叩きマッサージ動作との強弱を調整することを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置。
- 上記ローラユニットは、上記ローラ軸の両端部が支持されるとともに支軸によって連結された一対のサポートを有し、
上記支持部材の一端部は上記支軸に係止され上記ローラ軸に対して回動不能に保持されていることを特徴とする請求項1記載のマッサージ装置。
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