JPH03991Y2 - - Google Patents

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JPH03991Y2
JPH03991Y2 JP7620785U JP7620785U JPH03991Y2 JP H03991 Y2 JPH03991 Y2 JP H03991Y2 JP 7620785 U JP7620785 U JP 7620785U JP 7620785 U JP7620785 U JP 7620785U JP H03991 Y2 JPH03991 Y2 JP H03991Y2
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gas spring
footrest
seat
spring
link mechanism
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は座部の前方に突出する足載体を備え
た足載体付椅子に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に読書をしたり、テレビを見たりあるいは
休息をするなどそのときの状態に応じて利用者の
着座姿勢を自由に変えることができる椅子として
リクライニング式椅子が知られている。
従来、このようなリクライニング式椅子は、利
用者が着座したときに寄り掛る背部の傾斜角度を
調節するだけの構造であつた。つまり、利用者が
読書や休息などをするため、それに適した楽な姿
勢をとりたいとき、背部に寄り掛る上半身の角度
を変えるだけでなく、足を投げ出したい場合があ
る。しかしながら、従来のリクライニング式椅子
は、投げ出した足を支持することができるような
構造となつておらず、そのためには別にスツール
などを用意しなけれぱならないため、非常に不便
であつた。
そこで、本件出願人は末公開ではあるが実願昭
59−107754号に示されるリクライニング椅子を提
案した。この先行技術においては、座部の下面側
に伸縮自在なリンク機構によつて足載体を設け、
このリンク機構を伸長させることにより上記足載
体を座部の前方へ突出させることができるように
している。
しかしながら、このような構造において、リン
ク機構を伸長させ足載体を突出させた状態で、た
とえばこの足載体に腰掛けるなどして必要以上に
大きな荷重をかけると、伸長したリンク機構がた
わみすぎて変形したり、破損するなどの問題が生
じる虞れがあつた。
〔考案の目的〕
この考案は、伸長したリンク機構によつて座部
の前方に突出させられた足載体に必要以上に大き
な荷重を加えると、上記リンク機構が縮小して破
損することがないようにした足載体付椅子を提供
することにある。
〔考案の概要〕
この考案は、足載体を座部の前方へ突出させる
リンク機構をガススプリングによつて作動させる
とともに、突出した足載体に必要以上に大きな荷
重が加わつたならば、上記ガススプリングのロツ
ク状態を解除してリンク機構を縮小させるように
した足載体付椅子である。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図中1は椅子の座部、2は背部であ
る。座部1は座フレーム3の上にクツシヨン材4
を設けてなり、この幅方向両端には各々肘かけ体
5が取付け固定されている。上記座部1の下面側
前端部には第2図に示すようにリンク機構6が設
けられている。このリンク機構6は以下のごとく
形成されている。つまり、座フレーム3の幅方向
両側には各々第1のリンク7の一端が枢着され、
この第1のリンク7よりも前方には第2のリンク
8の一端が枢着されている。第1のリンク7の他
端には第3のリンク9の一端が枢着されている。
この第3のリンク9の中途部は上記第2のリンク
8の中途部に枢着されているとともに、この第2
のリンク8の他端には第4のリンク10の一端が
枢着されている。この第4のリンク10の他端と
上記第3のリンク9の他端とは各々足載体11の
下面に枢着されている。この足載体11は基板1
2と、この基板12の上面に設けられたクツシヨ
ン材13とからなり、このクツシヨン材13には
第1の振動装置14が埋設されている。上記基板
12の振動装置14と対応する部分には透孔15
が穿設され、上記振動装置14が振動しやすくな
つている。
上記第2のリンク8の中途部には取付片16が
設けられ、この取付片16にはフリーロツク形式
の第1のガススプリング17のシリンダ18が枢
着されている。この第1のガススプリング17の
ピストンロツド19には第3図に示すように連結
板20が固着されている。この連結板20にはガ
イド軸22が取着されている。このガイド軸22
は、座部1の下面側後端部で一対の肘かけ体5間
に架設された第1の横杆23に固着されたほぼコ
字状のブラケツト24の両側辺に穿設された長孔
21に挿通されている。上記連結板20には第1
の支軸25が回動自在に設けられ、これには作動
レバー26の一端が取着されている。この作動レ
バー26の中途部は上記第1のガススプリング1
7のピストンロツド19の端面から突出したプツ
シユロツド27に対向し、他端には操作ワイヤ2
8の一端が連結されている。この操作ワイヤ28
は可撓性のチユーブ29にスライド自在に挿通さ
れていて、このチユーブ29の一端は上記ピスト
ンロツド19に取着された取付板30に取付固定
されている。
上記チユーブ29の他端は一方の肘かけ体5の
内部に導入され、この内部に取着された取付板3
1に固定されている。また、操作ワイヤ28の他
端は上記取付板31に中途部が支軸32により枢
着されたL字状の連動レバー33の一端に固着さ
れている。この連動レバー33の他端には係合溝
34が形成されている。上記連動レバー33の他
端と対向する肘かけ体5の側壁にはブツシング3
5が貫通して設けられ、このブツシング35には
軸状の第1の操作釦36がスライド自在に嵌挿さ
れている。この第1の操作釦36の肘かけ体5内
に突出した端部には割り溝37が形成されてい
る。また、第1の操作釦36には上記割り溝37
を横切る係止軸38が設けられ、この係止軸38
に上記連動レバー33の係合溝34が係合してい
る。さらに、連動レバー33は、この一端と取付
板31との間に設けられたばね39により矢示方
向に付勢されている。したがつて、第1の操作釦
36を押し込んで連動レバー33を矢示方向に回
動させると、操作ワイヤ28が引張られて作動レ
バー26が矢示方向に回動し、第1のガススプリ
ング17のプツシユロツド27を押圧するから、
そのロツク状態が解除されてピストンロツド19
がシリンダ18から突出する方向に作動する。つ
まり、ピストンロツド19とシリンダ18とがな
す長さ寸法が大きくなる。これによつてシリンダ
18が枢着されたリンク機構6の第2のリンク8
が押圧されて回動するから、上記リンク機構6が
座部1の下面側で縮小した状態から伸長する。そ
のため、リンク機構6に連結された足載体11が
第2図に鎖線で示すように座部1の前方へ突出し
てほぼ水平な状態で保持される。上記足載体11
を座部1の下方へ収納する場合には、第1の操作
釦36を押して第1のガススプリング17のロツ
ク状態を解除し、この状態で上記リンク機構6が
縮小する方向に上記足載体11を押圧すればよ
い。
一方、上記ブラケツト24には第2の支軸41
が回動自在に架設されている。この第2の支軸4
1の上記ブラケツト24の両側から突出した両端
には第4図と第5図に示すようにほぼL字状の規
制部材42の中途部が固着されている。この制御
部材42の一端と上記ブラケツト24の側辺のL
字状に屈曲された下端との間には、前記規制部材
42を第4図に矢印で示す方向に付勢するばね4
3が設けられている。このばね43の付勢力によ
つて上記規制部材42の他端は上記ガイド軸22
に圧接している。これによつてガイド軸22がブ
ラケツト24の長孔21の一端に当接するまで第
1のガススプリング17が第4図における矢示a
方向に付勢されている。また、上記ブラケツト2
4には先端が上記作動レバー26の中途部にわず
かな間隔で対向した板状の解除部材44が設けら
れている。そして、第1のガススプリング17が
ばね43の付勢力に抗して規制部材42を回動さ
せながら矢示a方向と逆方向へスライドすると、
上記解除部材44が作動レバー26に当つてこれ
を回動させるから、この作動レバー26によりプ
ツシユロツド27が押圧されて第1のガススプリ
ング17のロツク状態が解除される。つまり上記
リンク機構6を伸長させて足載体11を座部1の
前方へ突出させた状態において、上記ばね43が
規制部材42を付勢する力より大きな力が足載体
11に加わると、第1のガススプリング17がス
ライドして上述したごとくそのロツク状態が解除
される。したがつて、リンク機構6は縮小可能な
状態となるから、足載体11に加わる大きな力に
よつてたわんだり、破損するようなことなく縮小
する。
上記座フレーム3の後端部には第2図に示すよ
うに上記背部2を形成する背フレーム46の下端
部が支軸47によつて枢着されている。この背フ
レーム46の下端には第2のガススプリング48
のシリンダ49が枢着されている。また、上記座
フレーム3の前端下面側には第2の横杆50が架
設され、ここにはブラケツト51が固着されてい
る。このブラケツト51には第6図に示すように
上記第2のガススプリング48のピストンロツド
52に固着された連結板53が支軸54によつて
枢着されている。上記ピストンロツド52の先端
からはプツシユロツド55の端部が突出し、この
突出端には上記支軸54に一端が枢着された作動
レバー56が対向している。この作動レバー56
はばね57によつて矢印で示す上記プツシユロツ
ド55に接近する方向に付勢されている。上記作
動レバー56の他端にはチユーブ58に挿通され
た操作ワイヤ59の一端が結合され、またチユー
ブ58の一端は上記ピストンロツド52に取着さ
れた取付板60に取付固定されている。上記チユ
ーブ58の他端部は一方の肘かけ体5内に導入さ
れている。そして、操作ワイヤ59は第2の操作
釦61により上述した第1のガススプリング17
の場合と同様な機構(第3図に示す機構と同一部
分には同一記号を付して説明を省略する)によつ
て操作されるようになつている。したがつて、第
2の操作釦61により操作ワイヤ59を引張つて
作動レバー56を回動させれば、第2のガススプ
リング48のプツシユロツド55が押圧されるの
で、このロツク状態が解除されてピストンロツド
52がシリンダ49から突出する方向に作動す
る。つまり、シリンダ49とピストンロツド52
とがなす長さ寸法が大きくなる。これによつて、
シリンダ49が連結された背部2が起る方向に回
動する。また、背部2を倒す方向に回動させる場
合には、第2の操作釦61を押した状態で利用者
が背部2に寄り掛れば、シリンダ49内にピスト
ンロツド52が入り込む。つまり、背部2は上記
第2のガススプリング48によつて座部1に対し
て任意の傾斜角度で保持できるようになつてい
る。
一方、上記背部2の背フレーム46の上下端に
は第2図に示すように各々下部基板65と上部基
板66が幅方向に沿つて設けられている。これら
基板65,66にはねじ軸67が上下端部を回転
自在に支持されて設けられている。このねじ軸6
7の両側にはガイド体としての角筒状のガイドロ
ツド68が上端を上記上部基板66に回動自在に
設けられている。また、下部基板65には第2図
に示すように駆動源69が配置され、これによつ
て図示しない伝達機構、たとえばプーリとベルト
などを介して上記ねじ軸67が回転駆動されるよ
うになつている。
上記ねじ軸67には第8図に示すナツト体70
が螺合されている。このナツト体70には板材を
断面ほぼコ字状に折曲してなる連結体71の一端
が枢着されている。この連結体71の他端はフレ
ーム72に枢着されている。つまりフレーム72
は板材を上記一対のガイドロツド68の間隔より
もわずかに幅寸法の小さな断面ほぼコ字状に折曲
してなる。このフレーム72の中間辺の長手方向
一端内面にはブラケツト73が固着され、このブ
ラケツト73に上記連結体71の他端が支軸74
によつて枢着されている。上記フレーム72の両
側外面には、第7図に示すように各々一対のガイ
ドローラ75が回転自在に設けられ、これらガイ
ドローラ75は上記ガイドロツド68に係合して
いる。さらに、フレーム72の両側外面には上記
ガイドローラ75とでガイドロツド68を挾持
し、ガイドローラ75がガイドロツド68から外
れるのを阻止する押えローラ76が設けられてい
る。
上記フレーム72の上面の幅方向両端にはそれ
ぞれ支持片77が突設されている。これら支持片
77にはローラ軸78が回転自在に支持され、こ
のローラ軸78にはゴムや合成樹脂などの比較的
硬質な弾性材料で作られた一対の第1のマツサー
ジローラ79が嵌着されている。第1のマツサー
ジローラ79の外周面には周方向に所定間隔で半
球形状の突起80が突設されている。また、上記
フレーム72の中間辺の長手方向一端内面には板
ばね81の一端が固着されている。この板ばね8
1の他端部は上記フレーム72の走行方向下端か
ら導出され、その端部には第8図に示すように円
弧状の取付面82を有する支持体83がねじ止め
固定されている。上記取付面82にはゴムなどの
弾性材84を介して第2の振動装置85が取付固
定されている。この第2の振動装置85は第9図
に示すように円筒状のケース86を有する。この
ケース86にはモータ87が内蔵され、このモー
タ87の回転軸88にはおもり89が偏心して取
付けられている。したがつて、上記モータ87に
通電しておもり89を偏心回転させると、ケース
86は板ばね81を弾性変形させながら振動する
ようになつている。上記ケース86の両端面開口
を閉塞する端板90の中心部には取付軸91が外
面側に突出して設けられ、この取付軸91には第
2のマツサージローラ92が回転自在に、しかも
上記第1のマツサージローラ79よりも背部2の
前面側に突出する状態で取付けられている。つま
り、第2のマツサージローラ79にはその一側面
に開放した凹部93が形成され、この凹部93内
に上記ケース86の端部を収容する状態で取付軸
91に取付けられている。また、第2のマツサー
ジローラ92の外周面には第1のマツサージロー
ラ79と同様突起94が突設されている。さら
に、フレーム72の上面には第8図に示すように
第2のマツサージローラ79が板ばね81を変形
させながら変位したときに第1のマツサージロー
ラ79に当るのを阻止するストツパ95がブラケ
ツト96を介して設けられている。
一方、上記一対のガイドロツド68は第10図
と第11図に示す駆動機構101によつて上端を
支点として所望する角度に回動させることができ
るようになつている。つまり、一対のガイドロツ
ド68の下端にはほぼコ字状に曲成された作動杆
102の両端部が貫通した状態で固着されてい
る。上記ガイドロツド68の一端部は主作動部材
103の下端に形成された係合溝104に係合
し、他端部は副作動部材105の下端に形成され
た係合溝106に係合している。一対の作動部材
103,105は連結杆107によつて連結され
ている。また、一対の作動部材103,105の
中途部には支軸108が回転自在に貫通されてい
る。この支軸108の両端部は上記背フレーム4
6に取付けられたブラケツト109に支持されて
いる。このブラケツト109と上記主作動部材1
03の下端とにはばね110が張設され、これに
よつて主作動部材103は矢印b方向に付勢され
ている。主作動部材103の上端にはカムフオロ
ワ111が回転自在に設けられている。このカム
フオロワ111は上記ばね110の付勢力でカム
体112の外周面に当接している。このカム体1
12は支軸113の一端部に嵌着されている。こ
の支軸113は背フレーム46に取付けられたブ
ラケツト114に回転自在に支持され、背フレー
ム46の側方から外部に突出した他端にはハンド
ル115が取着されている。したがつて、このハ
ンドル115により上記カム体112を回転させ
ることができる。カム体112の外周面には回転
中心から異なる半径の位置に凹状の複数の係合部
116が形成されている。したがつて、ハンドル
115によりカム体112を回動させ、カムフオ
ロワ111が係合する係合部116の位置を変え
れば、上記カムフオロワ111を介して主作動部
材103を第11図に示す矢印b方向逆方向に回
動させることができる。この主作動部材103の
回動に作動杆102を介してガイドロツド68が
同図中に鎖線で示す状態に回動させられる。つま
り、ガイドロツド68は上端を支点として下端が
背部2の前方へ突出する方向へ回動する。
また、上記背フレーム46の前面は第1図に示
すように一対のガイドロツド68間を除く部分が
クツシヨン材117で被覆されている。また、座
部1のクツシヨン材13と座部2のクツシヨン材
117とにはそれぞれシート状のヒータ118が
内蔵されている。さらに、一方の肘かけ体5には
スイツチボツクス119が内蔵され、他方の肘か
け体5にはカセツトデツキ120が内蔵されてい
る。上記スイツチボツクス119には、第1、第
2の振動装置14,85、駆動源69およびヒー
タ118をオン−オフさせるためのスイツチ12
1が設けられている。また、上記カセツトデツキ
120には背部2の上部両側に埋設されたスピー
カ122が接続され、椅子に座つた利用者は体で
音楽を聞くことができるようになつている。
このような構造において、椅子に着座した利用
者が足を投げ出したいときには、肘かけ体5に設
けられた第1の操作釦36を押して第1のガスス
プリング17のロツク状態を解除する。すると、
この第1のガススプリング17のシリンダ18か
らピストンロツド19が突出してこれがなす長さ
寸法が長くなるから、これによつてリンク機構6
が伸長させられる。リンク機構6が伸長すれば、
これに連結された足載体11が座部1の前方へ突
出してほぼ水平な状態で保持されるから、利用者
はこの足載体11に足を載せて楽な姿勢をとるこ
とができる。
ところで、座部1の前方に突出させられた足載
体11にたとえば腰掛けるなどして利用者が足を
載せる場合に比べてかなり大きな荷重を加える
と、第1のガススプリング17が第4図に矢印a
で示す方向と逆方向へばね43の付勢力に抗して
スライドする。すると、連結板20に第1の支軸
25によつて回動自在に設けられた作動レバー2
6がブラケツト24に設けられた解除部材44に
当つて第3図に矢印で示す方向へ回動させられ
る。そのため、作動レバー26によつて上記第1
のガススプリング17のプツシユロツド27が押
圧されるから、この第1のガススプリング17の
ロツク状態が解除される。したがつて、足載体1
1に加わる荷重によつて第1のガススプリング1
7のピストンロツド19がシリンダ18内へ入り
込むから、リンク機構6が縮小することになる。
つまり、足載体11に利用者が足を載せる場合に
比べてかなり大きな荷重が加わると、伸長した状
態にあるリンク機構6が上述したごとく縮小する
から、このリンク機構6が荷重によつて大きくた
わんで損傷するのが防止される。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案によれば、足載体を
座部の前方へ突出させるリンク機構をガススプリ
ングによつて作動させるとともに、突出した足載
体に必要以上に大きな荷重が加わつたならば、上
記ガススプリングのロツク状態を解除してリンク
機構を縮小させるようにした。したがつて、足載
体に必要以上に大きな荷重が加わつても、この荷
重によつてリンク機構がたわみ、ついには損傷す
るという事故を招くことが防止される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は椅
子全体の概略的構造を示す一部断面した平面図、
第2図は同じく縦断面図、第3図は第1のガスス
プリングの操作機構の構成図、第4図は同じくピ
ストンロツドとブラケツトとの連結構造の側面
図、第5図は同じく正面図、第6図は第2のガス
スプリングの操作機構の構成図、第7図はマツサ
ージローラが設けられたフレームの側面図、第8
図は同じく断面図、第9図は振動装置の半断面
図、第10図は背部のフレームの斜視図、第11
図は上記フレームをガイドするガイドロツドの傾
斜角度を変える機構の構成図である。 1……座部、6……リンク機構、11……足載
体、17……第1のガススプリング、20……連
結板、24……ブラケツト、26……作動レバ
ー、27……プツシユロツド、43……ばね、4
4……解除部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 椅子の座部と、この座部の下面側に設けられ一
    端側が上記座部とこの座部の下面側に配置された
    ガススプリングとに枢着された伸縮自在なリンク
    機構と、このリンク機構の他端に枢着され上記ガ
    ススプリングによつてリンク機構が伸長させられ
    たときに上記座部の前方に突出する足載体と、上
    記座部の下面側に設けられ上記ガススプリングの
    他端に連結された連結板をスライド自在に保持し
    たブラケツトと、上記連結板の上記ブラケツトに
    対するスライドを弾性的に規制したばねと、上記
    連結板に回動自在に設けられこれが回動すること
    によつて上記ガススプリングのプツシユロツドを
    押圧してこのガススプリングのロツク状態を解除
    する作動レバーと、上記リンク機構が伸長してい
    るときに上記足載体に加わる荷重で上記ガススプ
    リングとともに上記連結板がばねの付勢力に抗し
    てスライドすると、上記作動レバーを回動させて
    上記ガススプリングのロツク状態を解除する解除
    部材とを具備したことを特徴とする足載体付椅
    子。
JP7620785U 1985-05-22 1985-05-22 Expired JPH03991Y2 (ja)

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JP2003038601A (ja) * 2001-08-01 2003-02-12 France Bed Co Ltd マッサージ装置
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