JPS6129353A - 椅子式マツサ−ジ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は椅子の背部内をマツサージローラが上下方向
に駆動される椅子式マツサージ装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

一般に利用者の腰部から肩部あたシまでをマツサージす
るマツサージ装置としては、椅子の背部内にマツサージ
ローラを走行自在に設けた、いわゆる椅子式のものが知
られている。

ところで、従来の椅子式マツサージ装置に□おいては、
たと゛えば′特公昭５７−４２６５号公報に示されるよ
うに単にマツサー？）ｙｘ−ラを走行駆動するだけであ
った。そのため、利用者は単に身体がマツサージローラ
で押圧−されるだけで、筋肉をたたきながら揉みほぐす
状態のマツサージ作用をはとんど受けることができない
ため、十分なマツサージ効果が得られないということが
あった。

〔発明の目的〕

この発明は、マツサージローラによって利用者の身体を
押圧すると同時にたたきながら揉みほごすことかできる
ようＫして、大きなマツサージ効果が得られるようにし
た椅子式マツサージ装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

この発明は、椅子の背部に回・転駆動されるねじ軸を上
下方向に沿って設け、このねじ軸によつてフレームを駆
動するようにするとともに、このフレームに支持部材に
よシ回転自在に支持されたマツサージローラと、通電す
ることによって振動する振動体とを設け、上記マツサー
ジローラによる抑圧作用と、上記振動体によシたたきな
がら揉みほぐす作用とを利用者に与えることができるよ
うにした椅子□式マツサージ装置にある。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図乃至第１１図を参照
して説明する。第１図中１は椅子の座部、２は背部、３
は支持体である。この支持体３の幅方向両端は一対の肘
かけ体４（一方のみ図示）の内面に取付は固定されてい
る。上記座部１を形成する座フレーム５の後端部両側に
は取付片６の一端が固着され、この取付片６の他端は上
記支持体３の後端部に支軸７によって枢着されている。

支持体３の前端部の幅方向両側には各々蕗１のリンク８
（一方のみ図示）の一端が第１の支軸９によって枢着さ
れている。

この第１のリンク８の他端には第２のリンク１０の一端
が第２の支軸１１によって枢着されている。この第２の
リンク１０の一端部は屈曲していて、この屈曲部は第３
の支軸１２によって上記座フレーム５の前端部に枢着さ
れている。上記第２のリンク１００他端には第３のリン
ク１３の一端が第４の支軸１４によって枢着されている
。また、上記座フレーム５の前端には第４のリンク１５
の一端が第５の支軸１６によって枢着されている。この
第４のリンク１５の他端には第５のリンク１７の一端が
第６の支軸１８によって枢着されているとともに、中途
部は上記第３のリンク１３の中途部に第７の支軸１９に
よって枢着されている。上記第５のリンク１７の他端と
上記第３のリンク１３の他端とは第８．第９の支軸２０
．２１によって足載体２２が枢着されてａる。このよう
に構成されたリンク機構は、座フレーム５が第１図に実
線で　　　１示す状態にあるときには座フレーム５の前
端側下方に縮少した状態にあシ、この状態から座クレー
ム５が鎖線で示すように後端部の支軸、７ノ支点として
矢示方向に回動すると、との回動に連動して伸長し、足
載体２２が座フレーム５の前方上方に水平な状態で突出
するよう罠なっている。

上記座フレーム５の後端部には上記背部２を形成する背
フレーム２５の下端部が支軸２６〈よって枢着されてい
る。この背フレーム２！♀下端には第１のプラケット２
７が設けられ、この嬉１のプラケット２７には〃ススブ
リング２８のシリンダ２９が枢着されている。また、上
記座フレーム５の前端側下面には第２の１ラケツト３０
が設けられ、この第２のプラケット３０には第２図に示
すように上記ガススプリング２８のピストンロッド３ノ
に固着された連結板３２が支軸３３によって枢着されて
いる。上記ピストンロッド３１９先端からはブツシュロ
ッド３４の端部が突出し、この突出端には上記支軸３３
に一端が枢着された作動レバー３５が対向している。こ
の作動レバー３５　ハハネ３６゜によって矢印で示す上
記ブツシュロッド３４に接近する方向に付勢されている
。上記作動レバー３５の他端には可撓管３６に挿通され
たワイヤ３２の一端が結合され、また可撓管３６の一端
ハ上記ピストンロッド３４に取着された取付板３８に取
付固定されている。この可撓管３６の他端部は一方の肘
かけ体４内に導入され、その他端は上記対かけ体４の内
部に取着された取付板８９に固定されている。また、ワ
イヤ３７の他端は上記取付板３９に中途部が支軸４０に
よシ枢支されたＬ字状の連動レバー４ノの一端に固着さ
れている。この連動レバー４　Ｊ　ｏ他端には係合溝４
２が形成されている。上記連動レバー４１の他端と対向
する肘かけ体４の側壁にはブッシング４３が貫通して設
けられ、このブッシング４３には軸状の操作釦４４がス
ライド自在に嵌挿されている。この操作釦４４の肘かけ
体４内に突出した端部には割シ溝４５が形成されている
。また、操作釦４４の、端部には上記割シ溝４６を横切
る係止軸４６が設けられ、この係止軸４６に上記連動レ
バー４１の係合溝４２が係合している。さらに１連動レ
バー４１は、この一端と取付板３９との間に設けられた
ばね４７によシ矢示方向に付勢されている。したがって
、操作釦４４を押し込んで連動レバー４１を矢示方向に
回動させると、可撓管３６／Ｃ押通されたワイヤ３７が
引張られて作動レバー３５が矢示方向に回動し、ガスス
プリング２８のダッシュロッド３４を押圧するから、が
ススプ゛リング２８のピストンロッド３１がシリンダ２
９から突出する方向に作動する。つまυ、シリンダ２９
とピストンロッド３１とがなす長さ寸法が大きくなる。

これによってシリンダ２９が連結された背部２が起る方
向に回動する。また、背部２を倒す方向に回動させる場
合には、操作釦４４を押した状態で利用者が背部２に寄
り掛れば、ガススプリング２８のピストンロッド３１が
シリンダ２９内に入シ込む。つまシ、背部２は上記ガス
スプリング２８．によって座部Ｊに対して任意の傾斜角
度で保持されるようになっている。なお、ばね３６ｍ、
４１は操作釦４４を押し込むときの操作力を軽減するた
めのものである。

一方、上記背部２の背フレーム２５の上下端には第１図
に示すように各々下部基板５２と上部基板５３が幅方向
に沿って設けられている。

これら基板５２．６８に拡ねじ軸５４が上下端部を回転
自在に支持されて設けられている。このねじ軸５４の両
側には上端を上記上部基板５３に設けられたブラケット
５５に支軸５６によって枢着されたガイド−ラド５７が
上記ねじ軸５４とはは平行に設けられている。ガイドロ
ッド５７の上端部は背部２の前面側に向って屈曲した屈
曲部５８となっている。また、下部基板５２には図示し
ない駆動源が設けられ、この駆動源によって上記ねじ軸
５４がたとえば歯車やゾーリとベルトなどの図示しない
動力伝達機態 楢を介して回転駆動されるようになっている。

上記ねじ軸５４には第４図と第５図に示すナツト体６０
が螺合されている。このナツト体６０には支軸６１が突
設され、この支軸６１には板材を断面ははコ字状に折曲
した連結体６２の一端が枢着されている。この連結体６
２の他端はフレーム６３に枢着されている。つまシ、フ
レーム６３は板材を上記一対のガイドロッド５２の間隔
よυもわずかに幅寸法の小さな断面＃１はコ字状に折曲
してなる。とのフレーム６３の中間辺の長手方向一端内
面にはブラケットｄ４が固着され、このブラケット６４
に上記連結体６２の他端が支軸６５によって枢着されて
いる。上記フレーム６３の両側外面には、各々一対のが
イドローラ６６が回転自在に設けられ、これらガイドロ
ーラ６６は上記ガイドロッド５７に係合している。また
、フレーム６３の両側外面には中途部をフレーム６８に
固着し両端を上記ガイドロッド５７に圧接させた弾力性
を有する押え部材６７が設けられ、この押え部材６２に
よって上記がイドローラ６６ががイドロッド５７から・
外れるのを阻止している。さらに、上記フレーム６３に
は平板状の取付体６８がこの幅方向両端に折曲形成され
た連結片６９を支軸７０によって枢着されて設けられて
いる。この取付体６８の上面には断面はぼＵ字状をなし
た各々一対の第１の支持体７ノと第２の支持体７２（一
方のみ図示）とが設けられている。各一対の第１．第２
の支持体７１．７２は取付体６８の幅方向に離間してい
て、とれらＫは支軸７３が取付体６８の幅方向に沿って
回転自在に設けられている。各支軸７３にはプムや合成
樹脂などの比較的硬質な弾性材料で作られた下ツサーゾ
ローラ７４が嵌着されている。各マツサーノロ−２１４
の外周面には周方向に所定間隔で半球形状の複数の突起
７５が突設され、各突起７５と対応する径方向内方には
幅方向に貫通した通孔７６が穿設されている。したがっ
て、上記突起７５は通孔７６を押し潰しながら径方向内
方へ弾性変形しやすくなっている。

上記一対の第１の支持体７１の外側面には、第６図と第
７図に示すように各々保合溝２７が形成された取付部材
７８が取着されている。これら取付部材７８にはゴムな
どの弾力性を有する材料をリング状に成形してなる保持
部材７９がその一部を上記一対の保合溝７７に係合させ
て弾性的に張設されている。この保持部材７９には振動
体８０が取付けられている。つまル、振動体８０は第５
図と第６図に示すよ５に矩形状のベース板８１を備えて
いる。このベース板８１の四隅部に酸クリップ８２の一
端が固着されている。このクリソｆ８２の他端は環状に
曲成され、この部分に上記保持部材７９が嵌入されてい
る。上記ベース板８１の上面には円筒状のケース８３が
取付は固定されている゛。このケース８３内にはそ一部
８４が一辛ツキンダ８５を介して嵌入固定されている。

とのモータ８４の回転軸８６にはおもシ８７が偏心して
取付けられている。したがって、上記モータ８４にリー
ド線８８を介して通電されて上記おもシ８７が偏心回転
すると、ベース板８１紘保持部材７９を弾性変形させな
がら振動するようになっている。さらに、上記ベース板
８１にはドーム状に曲成された抑圧体８９が上記ケース
８３を覆う状態で取付けられている。この抑圧体８９は
上記マツサージローラ７４よ）も第６図における上方へ
突出しているとともに、幅方向両端部に抑圧部９０を残
して中央部分が切欠されている・一方、上記一対のがイ
ドロッド５２は第８図に示す駆動機′ａ９ノによって上
端を支点として任意の角度に回動させることができるよ
うになっている。つまシ、上記一対のｆイドロッド５７
の下端には平面雌はコ字状の架台９２が両端を固着して
架設されている。との架台９２の両側辺には各々リンク
９３の一端が枢着されている。これらリンク９３の他端
は長方体状の駆動体９４の１−側面に枢着されている。

この駆動体９４にはおねじ２５が螺合されている。この
おねじ９５は断面２字状の支持フレーム９６に回転自在
に支持されている。この支持フレーム９６は、上記背７
レーム２５に架設された帯状　　　　１板９７に取付は
固定されている。上記おねじ９５の上端には可撓軸９８
の一端が連結されている。この可撓軸９８の他端は８９
図に示すように背部２に回転自在に設けられた操作ノゾ
９９、ＩＩＣ連結されている。したがって、この操作ノ
ｆ９９を回転させれば、この回転は可撓軸９８を介して
おねじ９５に伝達されるから、とれによって駆動体９４
がおねじ９５の軸方向に駆動される。この駆動体９４が
第８図における矢示方向に駆動されると、一対のリンク
９３が傾斜した状態から水平になる方向へ回動する。

したがって、上記一対のガイドロッド５７は上端を支点
として下端が背部２の前方へ突出する矢示方向へ回動す
るようになっている。

また、上記背フレーム２５の上下端部には第１図に示す
ようにフレーム６３の走行によって作動させられる第１
のリミットスイッチ１０１と第２のリミットスイッチ１
０２がそれぞれ設けられている。各リミットスイッチ１
０１゜１０２は上記ねじ軸５４を回転駆動する図示しな
い駆動源と電気的に接続されていて、上記ねじ軸５４０
回転方向を変換する。したがって、フレーム２５は上記
第、１のリミットスイッチ１０ノと第２のリミットスイ
ッチＪ０２の間で往復駆動されるようになっている。さ
らに、図示しないが座フレーム５の上面全体と背フレー
ム２６の幅方向両側部とにはクッション材が添設され、
これらクッション材は外装地によって被覆されている。

このように構成されたマツサージ装置によれば、図示せ
ぬ駆動源を作動させてねじ軸５４を回転駆動すれば、こ
のねじ軸５４に涜ってナツト体６０が移動するから、こ
のナツト体６０忙フレーム６３が連結体６２を介して連
動する。

したがって、このフレーム６３ｆＣ取付体６８を介して
設けられたマツサージ日−ラ７４が前部２に寄シ掛った
利用者の腰部から肩部のあたシをマツサージする。また
、フレーム６３がだイドロッド５７の屈曲部５８に到達
すると、上記フレーム６３が変位して背部２の前面側に
突出してくる。したがって１．上記屈曲部５８と対応す
る位置にある利用者の肩部が強くマッサージされること
Ｋなる。さらに、がイドロッド５７を駆動機構９１Ｊ／
Ｃよって第１０図に鎖線で示すように上端を支点として
下端部が背部２の前面側へ突出する方向に回動させると
、上記フレーム６３ががイドロッド５７の下端部に走行
してきたとき、この下端部と対応する利用者の腰部がマ
ツサージローラ７４によって強く押圧されることになる
。つまシ、利用者は腰部に他の部分に比べて強いマツサ
ージを受けることができる。

また、フレーム６３を走行させると同時に振動体８０の
モータ８４に通電すると、この振動体８０が振動する。

したがって、利用者は振動体８０の押圧体８９から振動
を受けて背中の筋肉がたたかれ袋から揉みほぐされるか
ら、上記マツサージローラ７４による抑圧作用と相俟っ
てマツサージ効果が向上する。しかも、振動体８０は弾
力性を有する保持部材７９に取付けられているから、こ
の保持部材７９を弾性変形させながら大きな振幅で振動
するので、このことＫよっても振動体８０７／Ｃよるマ
ツサージ効果が増大する。さらに、上記抑圧体８９社幅
方向両端部に押圧部９０を残して中央部分が切欠されて
いる。したがって、この切欠された部分に背骨を対応さ
せれば、抑圧体８９によって背骨がこすられることがな
く、背骨両側の筋肉が上記押圧部９０から振動によるマ
ツサージを受けることになるから、利用者は背骨をこす
られて痛みを感じるようなことがない。

一方、椅子に着座した利用者が背部２に強く寄ヤ掛ル、
座部１をその前端側が上昇する方向に回動させると、そ
れまで第１１図（ａ）に示すように座部１の前端部下方
に縮少していた第１乃至第５のリンクからなるリンク機
構が伸長し、足載体２２が第１１図（ｂ）に示すように
座部１の前端側上方へ突出す名。したがって、利用者は
□ 上記足載体５足を載１″′Ｃ楽７姿勢をと、Ｌｍ　　　
　　。

とができる。また、上記足載体２２が突出した状態で第
１１図（ａ）に示すように背部２をほぼ水平に倒せば、
利用者は寝姿勢をとることができ、しかもこの状態でマ
ツサージを受ければ、利用者は背部２に体重をかけた状
態にあるから、強い押圧力のマツサージを受けることが
できる。

さらに、背部２をほぼ水平に倒した状態で座部１を先程
と逆方向に回動させて、リンク機構を第１１図Ｃωに示
すように縮少させれば、座部１と背部２とがほぼ一直線
となるから、工場から出荷する際などの梱包がしやすす
。

なお、この発明は上記一実施例に限定されず、たとえば
フレームに振動体を弾性的に変位自在に設けるのに♂ム
などをリン、ダ状に成形した保持部材を用いたが、これ
に代シ＋記振動体をばねによって上記フレームに保持す
るよう処してもよい。

つｔｂ、第１２図と第１３図に示すように取　。

封体６８にばね１０１を取付ける。このばね１０１は両
側辺の端部にコイル部１０２が形成されていて、このコ
イル部１０２の末端がねじ１０３によって上記取付体６
８に固定されている。上記はね１０１の両側辺のコイル
部１０２と連続する部分はモータ８４が嵌入されたケー
ス８３と対応する曲率の円弧状の取付片１０４に形成さ
れ、これら取付片１０４の末端に連・続する中間辺が第
１３図に示すように上記ケース８３に固定片１０５を介
してねじ１０６で固定されている。なお、抑圧体８９は
上記ケース８３　Ｋ　／４ツキング１０７を介して取付
は固定される。

このような構造によれば、振動体８０が作動すると、仁
の振動によって上記ばね１０１が弾性変形させられるか
ら、この振動体８０の振動が十分に増幅されて利用者の
身体をたたきながら揉みほぐすととになる。したがって
、上記一実施例と同様の作用効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上述べたようにこの発明は、椅子の背部に走行自在に
設けられたフレームに１マツサーゾローラを回転自在に
支持するとともに、通電す在に設けた。したがって、利
用者はマッサージローラによって身体が押圧されると同
時に振動体によって身体が揉みはぐされるから、これら
の相乗作用によって効果的なマツサージを受け

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第１１図はこの発明の一実施例を示し、第１
’１ＥｉＲは全体の概略的構成を示す側面図、第２図は
ガススプリングを作動させる操作機構の構成図、第３図
は第２図■−ｍ線に沿う側面図、第４図はフレームの側
面図、第５図は同じく細断□面図、第６図は第５図Ｍｌ
　−ＶＩ線に沿う半断面図、第７図は第１の支持体の斜
視図、第８図はがイドロッドの駆動機構の斜視図、第９
図は上記駆動機構を操作する部分の断面図、第１０図は
がイドロッドを駆動するときの説明図、第１１図（ａ）
〜（ｄ＞は椅子のそれぞれ異なる使用形態の説明図、第
１２図はとの発明の他の実施例を示す振動体の支持構造
の斜視図、第１３図は同じく振動体の取付構造の断面図
である。 ２・・・背部、５４・・・ねじ軸、八−・フレーム、７
１．１２・・・支持体、７４・・・マツサージローラ、
８０・・・振動体。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦■ 第１１Ｆ！！Ｊ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 椅子の背部と、この背部に上下方向に沿って設けられた
   回転駆動されるねじ軸と、このねじ軸によって駆動され
   るフレームと、このフレームに設けられマッサージロー
   ラを回転自在に支持した支持体と、上記フレームに弾性
   的に変位自在に設けられ通電することによって振動する
   振動体とを具備したことを特徴とする椅子式マッサージ
   装置。