JP4647851B2 - カメラモジュール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラモジュールに関するものであり、より詳しくは、レンズ、レンズを支持する鏡筒及びイメージセンサチップを備えたカメラモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話、携帯端末(PDA)やカードカメラの用途に、カメラモジュールが広く使用されている。ここで従来のカメラモジュールの構造例を図15に示す。図15に示されるように、カメラモジュールは、基板104上にイメージセンサチップ106が収容されたパッケージ108が載置され、半田103により固定されている。このパッケージ108の上部には、カバーガラス105が設けられており、上部から光が入射されるよう構成されている。
【0003】
そして、パッケージ108を包囲する鏡筒102によってレンズ101が支持されている。この鏡筒102は、筒状の構成を有し、2つの部材により構成されている。そして、鏡筒102を構成する2つの部材は、相対的に移動可能であり、焦点調整のために、レンズ101とイメージセンサチップ106間の距離を変更できる。
【0004】
ここで、携帯電話等に用いられるカメラモジュールは、携帯電話等が小型化されるに伴って、さらなる小型化が要請されている。しかしながら、従来のカメラモジュールは、図15に示されるような構成を有しているため、小型化することは困難であった。
【0005】
また、従来のカメラモジュールは、レンズ101とイメージセンサチップ106間の経路長を決定するための構成が、レンズ101、鏡筒102を構成する2つの部材、基板104、パッケージ108及びイメージセンサチップ106と多数存在するため、各構成の寸法誤差及びそれら相互の接続による誤差が積み重ねられる。従って、レンズ101とイメージセンサチップ106間の経路長のバラツキが大きく、焦点精度が低い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のカメラモジュールでは、小型化の要請に応えることが困難であり、また、焦点精度が低いという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、小型化を図ることができ、かつ焦点精度が高いカメラモジュールを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかるカメラモジュールは、レンズと、このレンズを支持する鏡筒と、前記レンズを介して入射された光に基づきセンサ部により撮像し、撮像信号を出力するイメージセンサチップと、窓部を有する配線基板を備え、前記鏡筒は、前記配線基板の第1の面上に固定され、前記イメージセンサチップは、センサ部が前記配線基板の窓部に位置するように、前記配線基板の第1の面と反対側の第2の面において固定されているものである。このような構成により、小型化が可能で、かつ焦点精度を高くすることができる。
【0009】
本発明にかかる他のカメラモジュールは、レンズと、このレンズを支持する鏡筒と、前記レンズを介して入射された光に基づきセンサ部により撮像し撮像信号を出力するイメージセンサチップと、透明性を有する第1の基板を備え、前記鏡筒は、前記第1の基板に固定され、前記イメージセンサチップは、前記第1の基板の鏡筒が固定された面と反対側の面に固定されているものである。このような構成により、小型化が可能で、かつ焦点精度を高くすることができる。
【0010】
このカメラモジュールは、さらに、窓部を有する配線基板を備え、前記イメージセンサチップは、前記第1の基板の鏡筒が固定された面と反対側の面において、センサ部が前記窓部より露出する状態で、前記配線基板を介して固定するようにしてもよい。
【0011】
また、前記イメージセンサチップと、前記配線基板又は前記第1の基板とは、スペーサを介して電気的に接続するようにしてもよい。このような構成にすることにより、イメージセンサチップと配線基板等の距離を一定にすることができ、レンズとイメージセンサチップ間の距離を一定にすることができる。
【0012】
ここで、イメージセンサチップは、イメージセンサ部を避ける形でCSP再配線層を備えるようにしてもよい。また、前記イメージセンサチップと前記配線基板とは、半田バンプによって電気的に接続するようにしてもよい。さらには、前記イメージセンサチップと前記配線基板とは、異方性導電材によって電気的に接続するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
図1は、発明の実施の形態1にかかるカメラモジュールの主要部を示す構造図である。このカメラモジュールは、レンズ部1とイメージセンサチップ2を備えている。ここで、レンズ部1は、レンズ11と鏡筒12により構成されている。レンズ11は、この例では、非球面凸レンズであり、入射された光をイメージセンサチップ2の表面上で結像させる機能を有する。鏡筒12は、円筒状の形状を有し、その内周部の所定の位置においてレンズ11を支持している。
【0014】
イメージセンサチップ2は、センサ部21、論理回路部22及びボンディングパッド23を有している。センサ部21は、当該イメージセンサチップ2の表面上に形成され、光学的な情報を電気信号に変換し、撮像信号として出力する素子である。この素子は、多数の読取画素を有する。センサ部21は、例えば、CCD素子やCMOS素子である。論理回路部22は、センサ部21から出力された電気信号に対して、増幅処理、ノイズ除去処理等の種々の信号処理を行なう。ボンディングパッド23は、論理回路部22と電気的に接続された入出力端子である。このボンディングパッド23は、ワイヤボンディングにより外部の電極と電気的に接続される。
【0015】
鏡筒12は、イメージセンサチップ2の論理回路部22上に固定されている。鏡筒12とイメージセンサチップ2は、例えば、紫外線硬化樹脂によって接着される。この場合、イメージセンサチップ2に対して、予め定められた位置に鏡筒12を載置し、その後、イメージセンサチップ2と鏡筒12が接着されるように紫外線硬化樹脂を塗布する。または、イメージセンサチップ2又は鏡筒12のいずれか一方又は双方に紫外線硬化樹脂を塗布した後に、両者の位置決めをするようにしてもよい。そして、紫外線をこの紫外線硬化樹脂に照射することによってイメージセンサチップ2と鏡筒12とを接着固定する。
【0016】
このように、論理回路部22上に鏡筒12を載置することによって、通常は利用されていない論理回路部22の上方の領域を有効活用することができる。特に、今後、さらにセンサ部21と論理回路部22の1チップ化が進むことが推測されるため、論理回路部22の上方の領域を活用するこの技術の価値は高い。
【0017】
以上のように、図1に示すカメラモジュールにおいては、レンズを支持する鏡筒をイメージセンサチップ上に直接固定するようにしたため、小型化を図ることができる。そして、レンズとイメージセンサチップの間の部材が鏡筒のみであることから、積み上げ誤差が少なく、両者の相対的な位置を精確に固定することができる。
【0018】
発明の実施の形態2.
続いて、図2を用いて発明の実施の形態2にかかる他のカメラモジュールの構成について説明する。図2に示す構成では、CSP(Chip Size Package)再配線層3を有している。このCSP再配線層3は、光学窓を備えており、その光学窓の部分において鏡筒12がイメージセンサチップ2上に接着固定されている。CSP再配線層3は、その上部に半田バンプ31が複数設けられている。この半田バンプ31は、イメージセンサチップ2に設けられた論理回路部22と銅配線等によって電気的に接続されている。
【0019】
この図2に示すカメラモジュールも、図1に示す構成と同様に鏡筒をイメージセンサチップ上に直接固定するようにしたため、小型化を図ることができる。そして、レンズとイメージセンサチップの間の部材が鏡筒のみであることから、積み上げ誤差が少なく、両者の相対的な位置を精確に固定することができる。
【0020】
この発明の実施の形態2にかかるカメラモジュールについて、図3を用いてさらに説明する。このカメラモジュールは、ウエファ3aレベルにおいて構成される。即ち、チップサイズに切断される前段階において、レンズ11を支持する鏡筒12がウエファ3aに固定される。このとき、鏡筒12をウエファ3a上の精確な位置に固定する必要があり、また、両者が接触するに際して衝撃を緩和するため、ロボットを用いて固定する。その後、ウエファ3aはチップサイズに切断される。
【0021】
発明の実施の形態3.
図4に発明の実施の形態3にかかるカメラモジュールの構成を示す。発明の実施の形態3にかかるカメラモジュールは、レンズ部2及びイメージセンサチップ2と、さらには、多層配線基板5を備えている。この配線基板5は、例えばポリエステルやポリイミドにより構成され、銅等によって配線されている。そして、この実施の形態にかかる配線基板5は、特に、窓部を有している。
【0022】
発明の実施の形態2と同様の構成を有するカメラモジュールは、配線基板5の窓部に鏡筒が差し込まれた状態において、アンダフィル7によって配線基板5と固定されている。このアンダフィル7は、樹脂封止剤である。
【0023】
また、配線基板5の窓部の周囲には、CSP再配線層3の半田バンプ31に対応する位置に外部電極が設けられている。従って、発明の実施の形態2にかかるカメラモジュールが、配線基板5の窓部に差し込まれ、加熱処理等によって当該半田バンプ31と、配線基板5の外部電極とが電気的に接触する。
【0024】
配線基板5には、外部電極と同じ面にDSP(Digital Signal Processor)チップ6等の他のチップも搭載される。このDSPチップ6もアンダフィル7によって配線基板5に対して接着固定される。
【0025】
以上のように、この実施の形態3にかかるカメラモジュールは、配線基板の窓部に対して鏡筒が差し込まれる構成としたため、より小型化を図ることができる。また、鏡筒の外周面と配線基板の窓部の内周面とが接するような構成にすれば、両者の相対的な位置を相互に規制することになるため、位置決めが容易になる。
【0026】
発明の実施の形態4.
図5は、発明の実施の形態4にかかるカメラモジュールの構成を示す図である。このカメラモジュールは、発明の実施の形態3にかかるカメラモジュールと同様に、窓の空いた配線基板5を備えている。そして、レンズ部1の鏡筒12がイメージセンサチップ2の上面の論理回路部22上に固定されている。この例では、鏡筒12と配線基板5とがアンダフィル7によって固定されている。このアンダフィル7は、鏡筒12の全周に亘って設けられていてもよく、また一部であってもよい。このカメラモジュールは、CSP再配線層3を有している。
【0027】
本実施の形態にかかるカメラモジュールは、例えば、イメージセンサチップ2を配線基板5と固定した後に、鏡筒12をイメージセンサチップ2上に載置し、そしてアンダフィル7によって、鏡筒12と配線基板5とを固定するようにしてもよい。また、鏡筒12をイメージセンサチップ2上に固定した後に、配線基板5の窓部に下方より差し込み、そしてアンダフィル7によって、鏡筒12と配線基板5とを固定するようにしてもよい。
【0028】
さらに図6を用いて、このカメラモジュールの構成について詳細に説明する。このカメラモジュールのイメージセンサチップ2は、DSPチップ6と共に、配線基板5の下面に設けられ、封止樹脂8によって覆われている。
【0029】
イメージセンサチップ2と配線基板5の電気的な接続については、図6に示されるように複数の方法がある。例えば、イメージセンサチップ2の上面にパッドに半田金バンプ91を印刷する方法、異方性導電材92を用いる方法や再配線層3に半田バンプを用いる方法がある。
【0030】
また、図7に示されるように、イメージセンサチップ2と配線基板5の間にスペーサを設けてもよい。このような構成にすることにより、イメージセンサチップ2と配線基板5間の距離を一定にすることができ、レンズ11とイメージセンサチップ2間の距離を一定にすることができる。
【0031】
以上のように、この実施の形態4にかかるカメラモジュールは、配線基板の窓部に対して鏡筒が差し込まれる構成としたため、より小型化を図ることができる。また、鏡筒の外周面と配線基板の窓部の内周面とが接するような構成にすれば、両者の相対的な位置を相互に規制することになるため、位置決めが容易になる。
【0032】
発明の実施の形態5.
図8は、発明の実施の形態5にかかるカメラモジュールの構成を示す図である。この例にかかるカメラモジュールは、図に示されるように、配線基板5に設けられた窓部が鏡筒12よりも小さい。そのため、鏡筒12は、イメージセンサチップ2ではなく、配線基板5の上面に対して固定されている。但し、鏡筒12が配線基板5の上面に対して固定することができれば、当該窓部は鏡筒12よりも小さくなくてもよい。鏡筒12とイメージセンサチップ2の固定は、アンダフィル7によって行なわれている。イメージセンサチップ2は、鏡筒12が固定された面とは、反対側の面において、配線基板5と接着固定される。イメージセンサチップ2は、センサ部21が配線基板5の窓部より露出するような位置において配線基板5と固定される。
【0033】
イメージセンサチップ2と配線基板5の電気的な接続については、図6に示されるように、イメージセンサチップ2の上面にパッドに半田金バンプ91を印刷する方法、異方性導電材92を用いる方法や再配線層3に半田バンプを用いる方法のいずれであってもよい。また、図7に示されるように、イメージセンサチップ2と配線基板5の間にスペーサ94を設けてもよい。半田バンプが91が加熱により溶融したとしてもスペーサ94によってイメージセンサチップ2と配線基板5間の距離を一定にすることができる。そのため、レンズ11とイメージセンサチップ2間の距離を一定にすることができる。
【0034】
以上のように、この実施の形態5にかかるカメラモジュールは、配線基板を介して鏡筒とイメージセンサチップとを固定する構成としたため、小型化を図ることができる。
【0035】
発明の実施の形態6.
図9及び図10は、発明の実施の形態6にかかるカメラモジュールの構成を示す図である。図10に示す構成図は、図9に示す構成図の一部を拡大し、詳細にその構成を示したものである。このカメラモジュールは、鏡筒12とイメージセンサチップ2の間にガラス基板10を備えていることを特徴としている。このガラス基板10には、配線層52が設けられている。ここで、ガラス基板10は、透明又は半透明の透明性を有する素材からなる基板であれば、ガラスを素材とするものでなくともよい。以下、他の実施の形態におけるガラス基板も同様である。
【0036】
ガラス基板10の上面に鏡筒12が接着固定されている。ガラス基板10の下面にイメージセンサチップ2が接着固定されている。ガラス基板10の配線層52は、イメージセンサチップ2のセンサ部21への入射光を遮ることがないように配線されている。
【0037】
このカメラモジュールにおいて、入射された外光は、レンズ11によって屈折後、ガラス基板10を通過し、イメージセンサチップ2上のセンサ部21に入射する。
【0038】
この実施の形態6にかかるカメラモジュールは、以上のような構成を有するため、小型化が可能である。さらに、イメージセンサチップ2のセンサ部21がガラス基板によりカバーされているため、埃や塵等の異物がセンサ部21上に混入することを防止することができ、画質の低下を防止することができる。
【0039】
ガラス基板10とイメージセンサチップ2の形成方法について、図11及び図12を用いて詳細に説明する。
【0040】
まず、図11(a)に示されるように、表面にニッケルめっき1201が施されたガラス板10を用意する。このニッケルめっき1201は、イメージセンサーチップ2のセンサ部21が位置する部分には、設けられていない。
【0041】
次に、図11(b)に示されるように、ニッケルめっき1201上に、第1開口部1203aを有する第1絶縁層1203を形成する。この第1絶縁層1203の形成は、ニッケルめっき1201の表面に感光性樹脂を均一に塗布した後、この感光性樹脂の第1開口部1203aに対応する部分を露光し、露光部を現像処理で除去することにより行うことができる。
【0042】
次に、図11(c)に示されるように、ニッケルめっき1201の表面に、第1配線層1204を形成する。この第1配線層1204の形成は、第1絶縁層1203上及び第1開口部1203a内にクロムと銅の合金からなる給電膜をスパッタリングした後、この給電膜上にフォトレジスト膜を均一に塗布し、フォトレジスタ膜を第1配線層1204のパターンに露光して露光部を現像処理にて除去し、次いで給電膜に通電して銅又は銅合金を電鋳した後、不要なフォトレジスト膜及び給電膜を除去することにより行うことができる。
【0043】
次に、図11(d)に示されるように、第1絶縁層1203の表面及び第1配線層1204の表面に、所要のパターンで第2開口部1205aが開設された第2絶縁層1205を形成する。この第2絶縁層1205の形成は、第1絶縁層1203の表面及び第1配線層1204の表面に感光性樹脂を均一に塗布した後、第2開口部1205aに対応する部分を露光し、この露光部を現像処理にて除去することにより行うことができる。なお、この段階でイメージセンサチップ2、その他の電子部品1211を第1配線層1204と接続し、これらのイメージセンサチップ2、電子部品1211と第1の配線層1204との接続部を樹脂モールドすることにより、モジュール12を製造することもできる。
【0044】
次に、図11(e)に示されるように、第2絶縁層1205上に第2配線層1206を形成すると共に、第2開口部1205a内に接続部1206aを形成する。この第2配線層1206及び接続部1206aの形成は、第2絶縁層1205上及び第2開口部1205a内にクロムと銅の合金からなる給電膜をスパッタリングした後、この給電膜上にフォトレジスト膜を均一に塗布し、当該フォトレジスト膜を第2配線層1206のパターンに露光して露光部を現像処理にて除去し、次いで給電膜に通電して銅及びニッケルの合金を電鋳した後、不要なフォトレジスト膜及び給電膜を除去することにより行うことができる。
【0045】
次に、図11(f)に示されるように、第2配線層1206及び接続部1206a並びに第2絶縁層1205の表面に、所要のパターンで第3開口部1207aが開設された第3絶縁層1207を形成する。この第3絶縁層1207の形成は、第2配線層1206及び接続部1206a並びに第2絶縁層1205の表面に感光性樹脂を均一に塗布した後、第3開口部1207aに対応する部分を露光し、この露光部を現像処理にて除去することにより行うことができる。
【0046】
次に、図12(a)に示されるように、第2配線層1206とイメージセンサチップ2との接続及び第2配線層1206と電子部品1211との接続を行う。第2配線層1206とイメージセンサチップ2との接続は、イメージセンサチップ2のパッド部に形成された金バンプ1209を第3絶縁層1207に開設された第3開口部1207aに挿入した後、第2配線層1206とイメージセンサチップ2との間に所要の熱と加圧力とを作用させることによって行うことができる。また、第2配線層1206と電子部品1211との接続は、第3開口部1207aに挿入された半田1208を介して第2配線層1206と電子部品1211の端子部を対向させ、これら第2配線層1206と電子部品1211との間に所要の熱を作用させることによって行なうことができる。
【0047】
次に、図12(b)に示されるように、イメージセンサチップ2、電子部品1211と、これらと第2配線層1206との接続部をモールド樹脂にてモールドする。
尚、イメージセンサチップ2とガラス基板10との間には、光が通過する経路を確保する必要があることから、絶縁層や配線層は、存在しない方が好ましい。そのためには、一旦上述のように、イメージセンサチップ2とガラス基板10の間に形成された絶縁層や配線層のうち、光路となる窓部のみ除去することによって光路を確保可能である。また、この光路となる窓部は、絶縁層及び配線層が生成されないようにマスキングして層を形成するようにしてもよい。尚、この窓部には、何も充填しない空間としてもよいが、透明性を有する樹脂等を充填するようにしてもよい。
【0048】
発明の実施の形態7.
図13は、発明の実施の形態7にかかるカメラモジュールの構成を示す図である。このカメラモジュールは、配線基板5と鏡筒12との間にガラス基板10を備えていることを特徴としている。このガラス基板10は、透明又は半透明の透明性を有する素材からなる基板であれば、ガラスを素材とするものでなくともよい。以下、他の実施の形態におけるガラス基板も同様である。
【0049】
ガラス基板10の上面に鏡筒12が接着固定されている。そして、ガラス基板10の下面に配線基板5が固定されている。さらに、配線基板5とイメージセンサチップ2が固定されている。配線基板5は、窓部を有し、イメージセンサチップ2のセンサ部21がその窓部から露出するような位置においてイメージセンサチップ2と固定されている。
【0050】
このカメラモジュールにおいて、入射された外光は、レンズ11を通過後、ガラス基板10を通過し、イメージセンサチップ2上のセンサ部21に入射する。
【0051】
この実施の形態7にかかるカメラモジュールは、以上のような構成を有するため、小型化が可能である。さらに、イメージセンサチップ2のセンサ部21がガラス基板によりカバーされているため、埃や塵等の異物がセンサ部21上に混入することを防止することができ、画質の低下を防止することができる。
【0052】
発明の実施の形態8.
図14は、発明の実施の形態8にかかるカメラモジュールの構成を示す図である。このカメラモジュールは、発明の実施の形態7にかかるカメラモジュールと同様に配線基板5と鏡筒12との間にガラス基板10を備えている。さらに、このカメラモジュールは、配線基板5とイメージセンサチップ2との間に、スペーサ94を有し、これら配線基板5とイメージセンサチップ2とを異方性導電材92によって電気的な接触を図っている。
【0053】
ガラス基板10の上面に鏡筒12が接着固定されている。そして、ガラス基板10の下面に配線基板4が固定されている。さらに、配線基板5とイメージセンサチップ2が固定されている。配線基板5は、窓部を有し、イメージセンサチップ2のセンサ部21がその窓部から露出するような位置においてイメージセンサチップ2と固定されている。
【0054】
このカメラモジュールにおいて、入射された外光は、レンズ11を通過後、ガラス基板10を通過し、イメージセンサチップ2上のセンサ部21に入射する。
【0055】
この実施の形態8にかかるカメラモジュールは、以上のような構成を有するため、小型化が可能である。さらに、イメージセンサチップ2のセンサ部21がガラス基板によりカバーされているため、埃や塵等の異物がセンサ部21上に混入することを防止することができ、画質の低下を防止することができる。
【0056】
イメージセンサチップ2と配線基板5の間にスペーサを設けているため、イメージセンサチップ2と配線基板5間の距離を一定にすることができ、レンズ11とイメージセンサチップ2間の距離を一定にすることができる。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、小型化を図ることができ、かつ焦点精度が高いカメラモジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図7】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの一部を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図9】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図10】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図11】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの製造方法を示すフロー図である。
【図12】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの製造方法を示すフロー図である。
【図13】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図14】本発明の実施の形態にかかるカメラモジュールの構造図である。
【図15】従来のカメラモジュールの構造図である。
【符号の説明】
1 レンズ部 2 イメージセンサチップ 11 レンズ 12 鏡筒
21 センサ部 5 配線基板
Claims (4)
- レンズと、このレンズを支持するレンズ支持部とを有するレンズ部と、
一面側に、前記レンズ部を介して入射された光を受光するセンサ部と、該センサ部の外側に外部電極とワイヤボンディングにより接続するための複数の入出力端子と、該センサ部と該入出力端子の間に論理回路部を有し、前記センサ部で受光した光に基づき撮像信号を処理するイメージセンサチップと、
を備えたカメラモジュールにおいて、
前記レンズ部は、前記イメージセンサチップの前記一面に対して載置され、前記イメージセンサチップの前記一面上に固定され、
前記イメージセンサチップの前記一面に対して載置される前記レンズ支持部の下端部分は、前記センサ部の外側でかつ前記入出力端子の内側に載置され、前記イメージセンサチップの前記一面上に固定されており、
前記レンズ支持部の前記下端部分は、前記論理回路部上に配置されている、カメラモジュール。 - 前記レンズ部と前記イメージセンサチップとの固定は、接着剤によりなされていることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
- レンズと、このレンズを支持するレンズ支持部とを有するレンズ部と、
一面側に、前記レンズ部を介して入射された光を受光するセンサ部と、該センサ部の外側に外部電極とワイヤボンディングにより接続するための複数の入出力端子と、該センサ部と該入出力端子の間に論理回路部を有し、前記センサ部で受光した光に基づき撮像信号を処理するイメージセンサチップと、
を備えたカメラモジュールにおいて、
前記レンズ支持部は、前記イメージセンサチップの前記一面に対して載置され、レンズが入射された光をイメージセンサチップの表面上で結像するように所定の位置でレンズを支持しており、
前記イメージセンサチップの前記一面に対して載置される前記レンズ部の下端部分は、前記センサ部の外側でかつ前記入出力端子の内側に載置され、
前記レンズ部の前記下端部分は、前記論理回路部上に配置されている、カメラモジュール。 - 前記イメージセンサチップの前記一面に対して載置される前記レンズ部の下端部分は、前記イメージセンサチップの外周よりも内側に配置され、前記イメージセンサチップの前記一面上に固定されていることを特徴とする請求項1又は3に記載のカメラモジュール。
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