JP4143575B2 - 撮像モジュール - Google Patents

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Description

この発明は、レンズ系により結像した像をCCD(電荷結合素子)等の固体撮像素子により読み取る撮像モジュールに関するものである。
従来、CCD等の固体撮像素子用いて画像を取り込む撮像モジュールとしては、特開2001−313873号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この撮像モジュールは、レンズ系に対する固体撮像素子の位置調整を容易にするため、レンズ系を支持しているフレームに、中間保持部材を介して片持ち構造で、固体撮像素子を固定している。
また、撮像モジュールとして、図4に概略構造を示すものがある(この撮像モジュールは、この発明の課題を明確にするために便宜上提示するもので、公知技術ではない)。この撮像モジュール1は、レンズ群2と、このレンズ群2を保持するハウジング3と、撮像素子4を取り付けた基板5とから構成されている。この基板5には、図5に示すように、撮像素子4のほかにDSP(Digital Signal Processor)等の回路素子6が搭載され、この回路素子6は、基板5上の配線(図示せず)により撮像素子4からの信号を受けて処理する。上記基板5は、撮像素子4の放熱をよくするため、アルミナなどのセラミック材料を用いて作製されている。また、上記ハウジング3は軽量化、低価格化のために、樹脂により作製されている。
上記基板5は、撮像素子4の中心位置がレンズ群2の光軸と一致するように、ハウジング3に対する位置が調整されて、ハウジング3に紫外線硬化型等の接着剤からなる固定材料7で固定されている。
特開2001−313873号公報 図2(b)、図3
このような撮像モジュールは、小型化が進み、携帯電話などのポータブル機器に搭載されており、その信頼性、特に耐衝撃性能、温度特性が重要視されている。
ところが、特許文献1の撮像モジュールにおいては、撮像素子が片持ち構造で中間保持部材でフレームに固定され、かつ、撮像素子と中間保持部材の材質が異なっていて撮像素子と中間保持部材との熱膨張係数に差があるため、温度変化時にレンズ系の光軸と撮像素子の中心との間にずれが発生するという問題がある。
また、図4に示す撮像モジュール1の場合、ポータブル機器を床や路面などに落として撮像モジュール1が矢印A方向に衝撃を受けた場合、矢印Bで示す箇所で、セラミック材料からなる基板5が割れて、耐衝撃性能が低く、撮像モジュール1が機能しなくなるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、温度変化があってもレンズ系の光軸と撮像素子の中心との間にずれが発生しにくく、かつ、耐衝撃性能の高い撮像モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の撮像モジュールは、
レンズ系と、
このレンズ系を保持するハウジングと、
上記レンズ系により結像された像を表す電気信号を出力する撮像素子と、
この撮像素子を搭載した基板と
を備え、
上記基板は、上記撮像素子および上記レンズ系の光軸の近傍に位置すると共に上記光軸を含む面の両側に位置する第1の位置で、第1の固定材料で上記ハウジングに固定され、かつ、
上記基板は、上記第1の位置よりも上記撮像素子および上記レンズ系の光軸から離れた第2の位置で、上記第1の固定材料の弾性率よりも低い弾性率を有する第2の固定材料で上記ハウジングに固定されていることを特徴としている。
上記構成によれば、上記撮像素子およびレンズ系の光軸の近傍に位置すると共に上記光軸を含む面の両側に位置する第1の位置で、上記基板は、弾性率の高い第1の固定材料でハウジングに固定されている。したがって、上記基板は、第1の位置でハウジングで両持ち構造で保持され、かつ、上記基板とハウジングとはレンズ系の光軸の近傍の第1の位置で固定されており、かつ、上記基板とハウジングとは弾性率の高くて一般に熱膨張係数の小さな第1の固定材料で固定されていることになるので、基板とハウジングとの熱膨張の差、および、第1の固定材料の熱膨張による影響が少なくて、レンズ系の光軸と撮像素子の中心との間にずれが発生しにくい。
また、上記基板は、上記第1の位置よりも撮像素子およびレンズ系の光軸から離れた第2の位置で、上記第1の固定材料の弾性率よりも低い弾性率を有する第2の固定材料でハウジングに固定されている。したがって、この撮像モジュールに外部から衝撃がかかっても、上記基板は、レンズ系の光軸から離れた第2の位置で第2の固定材料を介してハウジングでバックアップされているので、基板が割れるのを防止できる。しかも、上記第2の固定材料は第1の固定材料の弾性率よりも低い弾性率を有して比較的に柔軟であるので、基板はレンズ系の光軸から離れた第2の位置で第2の固定材料によって柔軟に(バネ性をもって)支持されることになって、耐衝撃性が極めて高くなる。
また、熱膨張量は寸法が大きくなる程大きくなるため、上記レンズ系の光軸から離れた第2の位置で上記基板とハウジングとが固定されていることにより、基板およびハウジングに熱膨張量の差により大きな熱歪みが発生しようとするが、上記第2の固定材料の弾性率が低いので、この第2の固定材料で熱歪みを吸収して、上記基板およびハウジングに発生しようとする非対称な歪みを極めて小さくすることができる。したがって、温度変化があっても、レンズ系の光軸と撮像素子の中心との間のずれを小さくすることができる。
1実施形態では、上記第2の位置は上記基板の端部である。
上記実施形態によれば、上記基板の端部を第2の固定材料を介してハウジングをバックアップをするので、基板の耐衝撃性を向上できる。
さらに、上記第2の位置は基板の端部であるから、第2の固定材料、例えば、接着剤を塗布する場合、塗布位置が明確であるので、簡単に接着作業をすることができる。
1実施形態では、上記ハウジングは、上記レンズ系を保持する本体部と、この本体部から延長された延長部とを有し、
この延長部と上記基板とが、上記第2の位置で、上記第2の固定材料で固定されている。
上記実施形態によれば、上記ハウジングの延長部によって、上記撮像素子およびレンズ系の光軸から離れた上記基板の第2の位置で、上記弾性率の低い第2の固定材料を介してバックアップしているので、長い基板であっても、耐衝撃性を向上できる。
1実施形態では、上記ハウジングの延長部に重なる上記基板の部分に、回路素子が搭載されている。
上記実施形態によれば、上記回路素子を搭載するために、上記基板が長尺になっても、この回路素子を搭載している基板の部分にハウジングの延長部が重なって、固定材料で固定されているので、基板をバックアップして、基板の耐衝撃性を向上することができる。
この発明によれば、温度変化があってもレンズ系の光軸に対する撮像素子の中心の位置ずれが少なく、かつ、基板が割れ難くて耐衝撃性の高い撮像モジュールを得ることができる。
図1Aはこの第1実施形態の撮像モジュールの平面図、図1Bは図1AのB−B線断面図でレンズ系が突出状態であるときの撮像モジュールの断面図、図1Cは上記レンズ系が収納状態であるときの撮像モジュールの断面図である。
図1Bに示すように、この撮像モジュールのレンズ系は第1群レンズ8、第2群レンズ10、第3群レンズ13からなっており、第1から第3群レンズ8,10,13で結像された像を撮像素子4で読み出す構成となっている。上記第1群レンズ8は2枚のレンズ8a,8bから構成されており、第1群レンズホルダ9に収納固定され、フォーカスを合わせるためレンズ系の光軸Cの方向に変位可能となっている。上記第2群レンズ10は、3枚のレンズ10a,10b,10cから構成されており、第2群レンズホルダ11に収納固定され、ズームの倍率を与えるよう光軸Cの方向に変位可能となっている。また、上記第3群レンズ13は1枚のレンズからなっており、例えばポリカーボネート等の樹脂製のハウジング23に固定されている。このように、上記ハウジング23は、第1群レンズ8、第2群レンズ10を第1群レンズホルダ9、第2群レンズホルダ11を介して出没可能に保持し、第3群レンズ13を静的に保持している。
上記第1群レンズホルダ9は、第1モータ14aの回転により第1ギア15a(図1A参照)を介して回転する第1リードスクリュー13aに、図示しない結合部材により結合していて、光軸Cの方向に変位可能となっている。また、上記第2群レンズホルダ11は、図1Aに示す第2モータ14bの回転により第2ギア15bを介して回転する第2リードスクリュー13bに、図示しない結合部材により結合していて、光軸Cの方向に変位可能となっている。
また、例えばCCDからなる撮像素子4は、例えばアルミナセラミック材料からなる基板25に搭載して固定されている。この基板5は、撮像素子4の中心が光軸Cと一致するよう位置が調整された後、撮像素子4および光軸Cの近傍の第1の位置で、より詳しくは、撮像素子4および光軸Cにできるだけ近い第1の位置で、第1の固定材料の一例としての第1の接着剤16によってハウジング3に接着固定されている。この第1の接着剤16は、光軸Cに対して対称になる4箇所の第1の位置に塗布して、ハウジング23と基板25とを両持ち構造で固定している。このように、上記第1の接着剤16は、撮像素子4および光軸Cの近傍で、かつ、光軸Cを含む平面の両側にそれぞれ2個ずつあって、両持ち構造でハウジング6が基板25を支持しているので、温度変化があっても、熱膨張が光軸Cを含む平面の両側でキャンセルされて、レンズ系の光軸Cと撮像素子4の中心とのずれが少なくなる。もし、光軸を含む平面の片側からの片持ち構造で、ハウジングが基板を支持すると、温度変化による熱膨張の差がキャンセルされなくて、レンズ系の光軸と撮像素子の中心とのずれが大きくなるのである。
また、上記第1の接着剤16は、硬化後において比較的弾性率の高い接着剤であって、具体的には、例えば、商品名がセメダインEP171(熱硬化)、セメダインCS2340−54(2液)等である。この第1の接着剤16は、比較的弾性率が高くて熱膨張係数が小さいため、熱膨張の影響が少なくて、レンズ系の光軸Cと撮像素子4の中心との間のずれを少なくできる。
また、上記基板25は、第1の接着剤16が塗布された第1の位置よりも上記光軸Cから離れた第2の位置で、第2の固定材料の一例としての第2の接着剤17により、ハウジング3に接着して固定されている。このように、上記第2の位置で、上記第2の接着剤17により、基板25をハウジング23に固定することによって、図1Aおよび1Bに示す矢印A方向の衝撃力が加わっても、第2の接着剤17を介してハウジング23が衝撃力を受けるため、基板25の変形は少なく、基板25が割れるのを防止できる。
また、上記第2の接着材17は、硬化後において比較的弾性率の低い接着剤であって、具体的には、例えば、商品名が東芝シリコーンTSE326,TSE3260,TSE326M、シーラント45(信越化学),ピュアシーラント(信越化学)等である。上記第2の接着材17は、第1の接着剤16の弾性率よりも低い弾性率を有する。その理由を以下に示す。
上記基板25は、撮像素子4の温度上昇をできるだけ抑えるため、熱伝導性のよいアルミナセラミック製である。一方、上記基板25が取り付けられるハウジング23の材料はポリカーボネート等の樹脂である。アルミナセラミックの線膨張係数は7.0×10−6で、ポリカーボネートの線膨張係数は7.0×10−5であって、基板25とハウジング23との材料の線膨張係数は一桁ちがう。このため、温度変化が50℃生じた場合、例えば、10mmの長さの部材であれば、アルミナセラミックとポリカーボネートで
50×(7.0−0.7)×10−5×10
=50×6.3×10−5×10=0.0315(mm)
の伸びの差がある。この伸びの差が、光軸Cと撮像素子4の中心との間の位置ずれの原因となり、また、2つの部材を接着している接着剤に熱応力を発生させる。
温度変化が生じても、上記レンズ系の光軸Cと撮像素子4の中心との位置関係に変化が無いようにするため、第1の接着剤16を光軸Cに関して対称に塗布することで、上記位置関係はある程度保たれる。
しかし、上記光軸Cに関して一方に伸びた基板25の端部側を、もし仮に、第1の接着剤16と同じ弾性率の高い材料の接着剤とした場合には、この弾性率の高い接着剤の熱応力によって、基板25およびハウジング23における熱歪みの光軸Cに関する対称性が崩れて、温度変化時に撮像素子4の中心の光軸Cに対する位置関係が変化する。
そこで、この第1実施形態では、この位置関係の変化を最小限に抑えるために、光軸Cから離れた第2の位置では、第1の接着剤16に比べて弾性率の低い第2の接着剤17を用いることによって、熱応力による対称性の崩れを最小限に抑えている。換言すると、上記弾性率の低い第2の接着剤17で、上記基板25とハウジング23との熱膨張の差を吸収して、上記基板25およびハウジング23の非対称な熱歪みを極めて小さくすることができる。したがって、温度変化があっても、レンズ系の光軸Cと撮像素子4の中心との間のずれを小さくすることができる。
また、上記基板25は、第1の位置よりもレンズ系の光軸Cから離れた第2位置で、第2の接着剤17でハウジング23に固定されているので、図1B,1Cおいて矢印Aで示すように外部から衝撃がかかっても、基板25は、第2位置で第2の接着剤17を介してハウジング23によってバックアップされているので、割れにくい。特に、上記第2の接着剤17は第1の接着剤16の弾性率よりも低い弾性率を有して柔軟であるので、基板25は、レンズ系の光軸Cから離れた第2位置で第2の接着剤17によって柔軟に支持されることになって、耐衝撃性が極めて高くなる。
図2Aは、第2実施形態の撮像モジュールの断面図である。図2Aにおいて、図1A〜1Cにおける構成部材と同一構成部材は、図1A〜1Cにおける参照番号と同一参照番号を付して、説明を省略し、異なる構成部材について以下に説明する。
図2Aに示すように、基板35およびハウジング33の横方向の寸法が比較的短くて、第2の接着剤17を基板35の端部に塗布して、この基板35およびハウジング33の端部である第2の位置で、基板35とハウジング33とを固定している。
図2Bは、上記基板35、撮像素子4、弾性率の高い第1の接着剤16、弾性率の低い第2の接着剤17の関係を示す正面図であり、図2Cは、図2Bの平面図である。なお、図2Cにおいて、参照番号6は、基板35に搭載されたDSP等の回路素子を示している。
上記構成によれば、上記基板35の端部を弾性率の低い第2の接着剤17を介してハウジング33でバックアップをするので、基板35の端部の割れを防止して、基板35の耐衝撃性を向上できる。
さらに、上記第2の接着剤17を塗布する位置は基板35の端部であるから、塗布位置が明確であって、塗布位置を気にせず、簡単に接着作業をすることができる。
図2D,2Eは、第2実施形態の変形例の要部を示す平面図である。図2Dに示す変形例においては、第2の接着剤17よりも弾性率の高い第1の接着剤46は、撮像素子4の両側かつ近傍の第1の位置に、帯状に配置している。また、図2Eに示す変形例においては、第2の接着剤17よりも弾性率の高い第1の接着剤56は、撮像素子4の全周囲かつ近傍の第1の位置に、略矩形の環状に配置している。
図3はこの発明の第3実施形態の撮像モジュールを示す断面図である。図3において、図1A〜1Cにおける構成部材と同一構成部材は、図1A〜1Cにおける参照番号と同一参照番号を付して、説明を省略し、異なる構成部材について以下に説明する。
図3に示すように、この第3実施形態の撮像モジュールの基板55およびハウジング43の横方向の寸法は、図1A〜1Cの第1実施形態の撮像モジュールの基板25およびハウジング23の横方向の寸法よりも長くなっている。
上記ハウジング43は、本体部44と、この本体部44の下部から横方向に延長された延長部45とからなる。上記ハウジング43の本体部44は、第1群レンズ8、第2群レンズ10をそれぞれ第1群レンズホルダ9、第2群レンズホルダ11を介して出没可能に保持し、第3群レンズ13を静的に保持して、レンズ系を保持している。上記延長部45は、長尺の基板55を第2の接着剤17を介してバックアップして補強するために必要最小限の厚さを有して、上記延長部45の上に空間42を確保して、必要部品を空間42に設置可能としている。
上記ハウジング43の延長部45と長尺の基板55とを、第1の接着剤16の第1の位置よりもレンズ系の光軸から離れた第2の位置で、第1の接着剤16よりも弾性率の低い第2接着剤17によって接着して固定している。上記延長部45の下の基板55の部分には、DSP等の回路素子6を搭載している。
上記基板55およびハウジング43は長尺で熱膨張量が大きく、かつ、上記レンズ系の光軸の近傍の第1の位置で基板55がハウジング43の本体部44に固定されている他に、光軸から離れた第2の位置で基板55がハウジング43の延長部45に固定されていることにより、基板55およびハウジング43に非対称の大きな歪みが発生しようとするが、上記第2の接着剤17の弾性率が低いので、この第2の接着剤17が歪みを吸収して、上記基板55およびハウジング43に発生しようとする歪みを極めて小さくして、熱応力による対称性の崩れを最小限に抑えることができる。したがって、温度変化があっても、レンズ系の光軸と撮像素子4の中心との間のずれを小さくすることができる。
また、図3おいて矢印Aで示すように外部から衝撃がかかっても、上記回路素子6を搭載した基板55は、第2位置で第2の接着剤17を介してハウジング43の延長部45によってバックアップされているので、長尺であっても極めて割れにくい。特に、上記第2の接着剤17は第1の接着剤16の弾性率よりも低い弾性率を有して柔軟であるので、長尺の基板55は、レンズ系の光軸Cから離れた第2位置で第2の接着剤17によって柔軟に支持されることになって、耐衝撃性が極めて高くなる。
上記第3実施形態では、第1の接着剤16と第2の接着剤17との弾性率が異なっていたが、同じ弾性率の接着剤を用いて、ハウジング43の延長部45で基板55を接着剤を介してバックアップして、基板55の割れを防止するようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、固定材料として、接着剤を用いたが、ハンダ等を用いてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、第1の固定材料としての第1の接着剤16は、レンズ系の光軸に対して対称な第1の位置に塗布したが、第1の位置は、レンズ系の光軸を含む平面の両側であれば、光軸に対して非対称であってもよい。
この発明の撮像モジュールは、携帯電話用CCDカメラ、デジタルカメラ等に利用できる。
この発明の第1実施形態の撮像モジュールの平面図である。 上記第1実施形態の撮像モジュールのレンズ系が突出した状態の断面図で、図1AのB−B線断面図である。 上記第1実施形態の撮像モジュールのレンズ系が没入した状態の断面図である。 この発明の第2実施形態の撮像モジュールの断面図である。 上記第2実施形態の撮像モジュールの要部の正面図である。 上記第2実施形態の撮像モジュールの要部の平面図である。 上記第2実施形態の変形例の要部の平面図である。 上記第2実施形態の変形例の要部の平面図である。 この発明の第3実施形態の撮像モジュールの断面図である。 従来の撮像モジュールの概略構成を示す図である。 撮像素子の基板への実装状態を示す概略図である。
符号の説明
1 撮像モジュール
2 レンズ群
3,23,33,43 ハウジング
4 撮像素子
5,25,35,55 基板
6 回路素子
7 固定材料
8 第1群レンズ
9 第1群レンズホルダ
10 第2群レンズ
11 第2群レンズホルダ
12 第3群レンズ
13a 第1リードスクリュー
13b 第2リードスクリュー
14a 第1モータ
14b 第2モータ
15a 第1ギア
15b 第2ギア
16,46,56 第1の接着剤
17 第2の接着剤
45 延長部

Claims (4)

  1. レンズ系と、
    このレンズ系を保持するハウジングと、
    上記レンズ系により結像された像を表す電気信号を出力する撮像素子と、
    この撮像素子を搭載した基板と
    を備え、
    上記基板は、上記撮像素子および上記レンズ系の光軸の近傍に位置すると共に上記光軸を含む面の両側に位置する第1の位置で、第1の固定材料で上記ハウジングに固定され、かつ、
    上記基板は、上記第1の位置よりも上記撮像素子および上記レンズ系の光軸から離れた第2の位置で、上記第1の固定材料の弾性率よりも低い弾性率を有する第2の固定材料で上記ハウジングに固定されていることを特徴とする撮像モジュール。
  2. 請求項1に記載の撮像モジュールにおいて、上記第2の位置は上記基板の端部であることを特徴とする撮像モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の撮像モジュールにおいて、上記ハウジングは、上記レンズ系を保持する本体部と、この本体部から延長された延長部とを有し、
    この延長部と上記基板とが、上記第2の位置で、上記第2の固定材料で固定されていることを特徴とする撮像モジュール。
  4. 請求項3に記載の撮像モジュールにおいて、上記ハウジングの延長部に重なる上記基板の部分に、回路素子が搭載されていることを特徴とする撮像モジュール。
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