JP4647532B2 - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板を薬液に浸漬させて、基板の表面に形成された溶解層を除去する技術に関する。より詳しくは、薬液の劣化を正確に判定して交換する技術に関する。
基板の製造工程では、基板を薬液に浸漬して基板の表面に形成された溶解層を除去する基板処理装置が知られている。このような基板処理装置では、薬液を処理槽に貯留し、処理槽内に基板を搬送することによって浸漬処理を行う。そして浸漬処理が繰り返され、薬液が劣化すると、処理槽に貯留された薬液の交換を行う。そのような基板処理装置が、例えば特許文献1に記載されている。
従来より、処理槽の薬液の交換は、処理された基板の枚数や、経過時間(処理時間)等によって薬液の劣化を判定することにより行っている。
特開2001−023952号公報
ところが、基板処理装置では様々な工程の基板が処理されるため、1枚の基板から溶け出す溶解層物質の量は異なる。したがって、処理した基板の枚数から溶け出した溶解層物質の量を正確に把握することはできない。
また、レジスト膜を除去する処理等では、除去処理の完璧を期すために処理時間を必要以上に延長して設定する場合もあり、処理時間から溶け出した溶解層物質の量を正確に把握することはできない。
一方、処理槽における薬液の劣化は薬液に溶解した溶解層物質の量の影響が大きい。
すなわち、特許文献1に記載の技術では、薬液に溶解した溶解層物質の量を正確に把握できないために、薬液の劣化を正確に判定できないという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、薬液の劣化を正確に把握することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、基板を薬液に浸漬して基板の表面に形成された溶解層を除去する基板処理装置であって、薬液を貯留する処理槽と、前記処理槽に基板を搬入することにより、前記処理槽に貯留された薬液に基板を浸漬させる搬送機構と、前記処理槽に貯留された薬液を交換する交換機構と、前記交換機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、溶解層物質の閾値を記憶する記憶部と、前記処理槽で処理される基板の表面に形成された溶解層の膜厚値と処理された基板の枚数とに基づいて、前記処理槽において除去された溶解層物質の総量を示す指標値を演算する演算部と、前記記憶部に記憶された前記溶解層物質の閾値と前記演算部により求めた指標値とを比較して薬液の劣化を判定する判定部とを備えるとともに、前記判定部の判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、前記処理槽の薬液の全交換または一部交換を行うように前記交換機構を制御することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理装置であって、前記処理槽に貯留された薬液を循環させる循環機構と、前記循環機構によって循環する薬液を清浄化するフィルタとをさらに備え、前記制御部は、前記判定部の判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、前記処理槽に貯留された薬液の循環を停止するように前記循環機構を制御することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、基板を薬液に浸漬して基板の表面に形成された溶解層を除去する基板処理装置であって、薬液を貯留する処理槽と、前記処理槽に基板を搬入することにより、前記処理槽に貯留された薬液に基板を浸漬させる搬送機構と、前記処理槽に貯留された薬液を循環させる循環機構と、前記循環機構によって循環する薬液を清浄化するフィルタと、前記循環機構を制御する制御部とを備え、前記制御部は、溶解層物質の閾値を記憶する記憶部と、前記処理槽で処理される基板の表面に形成された溶解層の膜厚値と処理された基板の枚数とに基づいて、前記処理槽において除去された溶解層物質の総量を示す指標値を演算する演算部と、前記記憶部に記憶された前記溶解層物質の閾値と前記演算部により求めた指標値とを比較して薬液の劣化を判定する判定部とを備えるとともに、前記判定部の判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、前記処理槽に貯留された薬液の循環を停止するように前記循環機構を制御することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2または3の発明に係る基板処理装置であって、前記制御部は、前記判定部の判定結果に応じて前記フィルタの交換時期を決定することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明に係る基板処理装置であって、前記制御部の決定結果に基づいて、前記フィルタを交換するように促すメッセージを表示する表示部をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項の発明は、基板を薬液に浸漬して基板の表面に形成された溶解層を除去する基板処理方法であって、処理槽に薬液を貯留する貯留工程と、前記処理槽に貯留された薬液に基板を浸漬させる浸漬工程と、前記浸漬工程で処理される基板の表面に形成された溶解層の膜厚値と処理された基板の枚数とに基づいて、前記浸漬工程によって基板から除去された溶解層物質の総量を示す指標値を演算する演算工程と、前記指標値と記憶部に記憶された溶解層物質の閾値とを比較して薬液の劣化を判定する判定工程と、前記判定工程における判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、前記処理槽に貯留されている薬液の全交換または一部交換を行う交換工程とを備えることを特徴とする。
請求項1,2および4ないしに記載の発明では、処理槽で処理される基板の表面に形成された溶解層の膜厚値と処理された基板の枚数とに基づいて、処理槽において除去された溶解層物質の総量を示す指標値を演算し、溶解層物質の閾値と指標値とを比較して薬液の劣化を判定し、この判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、処理槽の薬液の全交換または一部交換を行うように交換機構を制御することにより、薬液の劣化を正確に判定できるので、薬液の交換時期を正確に決定できる。
請求項2および3に記載の発明では、処理槽で処理される基板の表面に形成された溶解層の膜厚値と処理された基板の枚数とに基づいて、処理槽において除去された溶解層物質の総量を示す指標値を演算し、溶解層物質の閾値と指標値とを比較して薬液の劣化を判定し、この判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、処理槽に貯留された薬液の循環を停止するように循環機構を制御することにより、薬液の循環時期を正確に決定できる。
請求項4に記載の発明では、判定結果に応じてフィルタの交換時期を決定することにより、フィルタの交換時期を正確に決定できる。
請求項5に記載の発明では、決定結果に基づいて、フィルタを交換するように促すメッセージを表示することにより、フィルタの交換時期を容易にオペレータに知らせることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
<1. 実施の形態>
図1は、本発明に係る基板処理装置1を示す図である。基板処理装置1は、半導体ウェハ(基板9)を製造する過程において、基板9の表面に形成されたレジスト膜を薬液によって除去する装置としての機能を備えている。なお、基板処理装置1は基板9を薬液に浸漬させる種々の処理を実行でき、例えばエッチング処理を行う装置としても応用可能である。
本実施の形態における基板処理装置1は、処理槽2、リフタ3、液供給機構4およびバルブ群5を備えている。
図1において断面で示す処理槽2は、内槽20と外槽21とに分割されたように形成されており、内槽20内には一対の循環吐出ノズル22が設けられている。
内槽20には、液供給機構4または循環吐出ノズル22によって薬液が供給される。内槽20に供給された薬液は、内部に貯留され、オーバーフローによって内槽20の上部から外槽21に溢れ出る。また、内槽20の底部には薬液を排出するための配管58が連通接続されており、配管58に開閉可能なバルブ56が設けられている。
図1に示すように、基板処理装置1は内槽20に貯留された薬液に基板9を浸漬させることにより、基板9に対する薬液処理を行う。すなわち、内槽20の内部空間は基板処理装置1における処理空間を形成している。
外槽21は、内槽20の上部開口周辺に設けられ、内槽20から溢れた薬液を受け止めて貯留する小型の槽である。外槽21の底部にも配管23が連通接続されており、配管23には開閉可能なバルブ53が設けられている。外槽21に貯留された薬液は、この配管23を通って循環あるいは廃棄される。
循環吐出ノズル22は、配管24によりヒータ7およびフィルタ8を通過してきた薬液を内槽20に吐出する。すなわち、循環吐出ノズル22は、一旦処理槽2から排出された薬液を、再び内槽20に戻す機能を有している。これにより、処理槽2では薬液が循環使用される。
リフタ3は、保持した基板9を昇降させることにより、内槽20に対して基板9を搬出入させる搬送機構である。リフタ3が基板9を下降させると、基板9は内槽20内に収容される。したがって、このとき内槽20に薬液が貯留されていれば、リフタ3の下降動作によって基板9が薬液に浸漬される。一方、基板9を薬液に浸漬させた状態でリフタ3が上昇動作を行うと、基板9は内槽20から外部に搬出される。したがって、リフタ3の上昇動作によって基板9は薬液から引き上げられる。なお、図1には詳細に示していないが、リフタ3は複数の基板9を同時に保持することが可能とされている。すなわち、基板処理装置1は複数の基板9をバッチ処理することができる。
液供給機構4は、過酸化水素水供給部40、硫酸水供給部41およびリン酸水供給部42を備えている。液供給機構4は、処理槽2の内槽20に向けて新しい薬液を供給する機能を有している。
液供給機構4からの薬液の供給は、バルブ50ないし52が開状態にされることによって行われる。具体的には、バルブ50が開状態にされると過酸化水素水供給部40が過酸化水素水を内槽20に供給する。また、バルブ51が開状態にされると硫酸水供給部41が硫酸水を内槽20に供給する。また、バルブ52が開状態にされるとリン酸水供給部42がリン酸水を内槽20に供給する
このような構成により、内槽20に新液を供給するタイミングはバルブ50ないし52を開状態に切り替えるタイミングによって決定される。また、内槽20にどの薬液を供給するかは、バルブ50ないし52のいずれを開状態にするかによって決定される。
なお、ここでは詳細に図示しないが、液供給機構4は処理槽2に供給する薬液の温度や濃度等を調整する機能も備えている。また、以下では、基板処理装置1は3種類の薬液を供給するとして説明するが、薬液の種類や数はこれに限られるものではない。
バルブ群5は、所定の位置に配置された複数のバルブ50ないし57を備えており、それぞれの位置において配管(薬液の流路)の開閉を行う。バルブ群5のそれぞれのバルブ50ないし57は、後述する制御部10によって、それぞれが独立して開状態または閉状態のいずれかの状態に制御される。すなわち、制御部10とバルブ群5によって、配管を通過する薬液の送液先が決定される。
また、配管23には、上流側から薬液を送液するポンプ6及びバルブ54が設けられている。配管23には、配管24が接続されており、この配管24には、上流側から、バルブ55、通過する薬液を加熱するヒータ7、および通過する薬液を清浄化させるフィルタ8が設けられている。
ポンプ6は、内槽20または外槽21の薬液を下流に向けて送液する。すなわち、バルブ56が開状態のときにポンプ6が駆動されると、内槽20の底部から薬液が配管58を介して排出され、バルブ53が開状態のときにポンプ6が駆動されると、外槽21から薬液が排出される。ポンプ6によって送液される薬液は、配管23及び配管24を介して、循環吐出ノズル22から内槽20に戻されるか、あるいは配管59を介してバルブ57を通過して装置外に廃棄される。
ポンプ6によって送液された薬液が循環吐出ノズル22から内槽20に戻される場合は、先述のように、処理槽2において薬液が循環するので、ポンプ6は循環機構として機能する。一方、ポンプ6によって送液された薬液が廃液される場合は、液供給機構4から薬液が供給され、処理槽2において薬液が交換されるので、液供給機構4およびポンプ6は交換機構として機能する。
すなわち、本実施の形態における基板処理装置1では、循環機構と交換機構とが一部構成(ポンプ6および配管)を共用している。このような構成により、例えば、それぞれ別々の機構を設ける場合に比べて装置コストを抑制することができる。
ヒータ7は、処理槽2に戻される薬液を加熱することにより、処理槽2で行われる処理に適した温度に調整する。例えば、160℃前後の高温で使用されるリン酸水(H3PO4)は、液供給機構4から供給された時点では適温に調整されているが、処理槽2に貯留されることによりその温度が徐々に低下する。そこで、基板処理装置1は、このような温度調整を必要とする薬液を循環させ、ヒータ7によって加熱して処理槽2に戻す。これにより、基板処理装置1は処理槽2で使用する薬液の温度を適温に保つことができる。
フィルタ8は、循環吐出ノズル22から内槽20に吐出される薬液を、その前段階で清浄化させる機能を有する。すなわち、一旦処理槽2(内槽20)に貯留され処理に使用された薬液から異物等を除去する。
さらに、基板処理装置1は、制御部10、操作部13、表示部14およびカウンタ15を備えている。
制御部10はCPU11と記憶装置12とを備え、記憶装置12に記憶されたプログラムに従ってCPU11が演算処理を行うことによって、一般的なコンピュータとしての機能を実現する。
制御部10は、操作部13やカウンタ15等からの入力に基づいて、リフタ3、液供給機構4、バルブ群5、ポンプ6、ヒータ7および表示部14等の各構成を制御する。なお、図1では、制御部10からリフタ3およびヒータ7への制御線を省略している。
記憶装置12は、読み取り専用のROM、一時的なワーキングエリアとしてCPU11に使用されるRAM、あるいはハードディスク装置等から構成される。なお、例えば可搬性の記録媒体(CD−ROMやメモリカード等)と、これを読み取る読取装置とによって記憶装置12が実現されてもよい。
操作部13は、オペレータが基板処理装置1に対して指示を入力するために使用する。オペレータの操作は操作部13によって電気信号に変換され制御部10に伝達される。操作部13としては、例えば、キーボードや各種ボタン類、あるいはマウスやパッド等のポインティングデバイス等が該当する。
表示部14は、液晶パネルディスプレイであって、制御部10からの制御信号に応じて、各種データを画面に表示する。特に、本実施の形態では、表示部14はフィルタ8を交換するように促すメッセージ等を表示する。なお、表示部14は警告灯などであってもよい。
カウンタ15は基板処理装置1において処理された基板9の枚数をカウントして制御部10に伝達する。本実施の形態における基板処理装置1は、カウンタ15として、基板9を一枚ずつ検出する光センサを用いる。ただし、基板処理装置1は処理した基板9の枚数を情報(以下、「枚数情報」と称する)として取得できればよいので、例えば、オペレータが操作部13を操作して枚数情報を入力するようにしてもよい。あるいは、基板処理装置1に至るまでの製造工程で得られた枚数情報が、基板処理装置1に、ネットワーク等を介して伝達されてもよい。
図2は、制御部10の機能ブロックを示す図である。図2に示す、演算部16、判定部17およびドライバ18がCPU11がプログラムに従って動作することにより実現される機能ブロックである。
なお、指標値情報120は指標値を示す情報である。指標値とは、処理槽2において除去された溶解層物質(レジスト)の総量を示す値であって、例えば、当該物質の体積や重量等を指標値として用いることができる。なお、指標値の初期値は「0」である。
演算部16は、操作部13から得られる1枚の基板9におけるレジスト膜(溶解層)の膜厚値と、カウンタ15から得られる基板9の枚数(バッチ枚数)とに基づいて、指標値を演算する。
具体的には、リフタ3によって基板9が処理槽2の薬液に浸漬される度に、膜厚値とバッチ枚数との積を求める。さらに、求めた値を、指標値情報120に示されているこれまでの指標値に加算することにより、現在の指標値を演算して指標値情報120を更新する。なお、演算部16は、ドライバ18からのリセット信号(後述する)により、指標値情報120に示される指標値を「0」にリセットする。
判定部17は、記憶装置12に記憶された解層物質の閾値情報121に示される閾値と、指標値情報120に示される指標値とを比較して、指標値が閾値より大きい値となった場合に、処理槽2に貯留されている薬液が劣化したと判定する。さらに、当該判定結果を示す判定結果情報122を生成する。
基板処理装置1におけるレジスト膜を除去する処理では、基板9上のすべてのレジストが除去される。すなわち、レジスト膜の膜厚値と基板9の面積との積が1枚の基板9から除去された(溶解した)レジストの体積となる。通常、基板処理装置1において処理される基板9の面積は等しいので、演算部16によって演算される指標値は溶解したレジストの体積に比例する。したがって、閾値情報121に示される閾値を適切に設定すれば、判定部17が本実施の形態における指標値に基づいて判定することは、溶解したレジストの体積に基づいて判定することとほぼ同義である。
ドライバ18は、判定結果情報122を参照しつつ、液供給機構4、バルブ群5、ポンプ6および表示部14を制御する。また、その制御結果に応じて、リセット信号を生成し、演算部16に伝達する。なお、ドライバ18の具体的な動作については後述する。
以上が、本実施の形態における基板処理装置1の構成および機能の説明である。
次に、基板処理装置1の動作について説明する。図3および図4は、基板処理装置1の動作を示す流れ図である。なお、基板処理装置1では、動作の開始に先立って、バルブ群5のすべてのバルブ50ないし57は閉状態にされているものとする。
まず、基板処理装置1は初期設定を行い、指標値情報120をリセットするとともに、制御部10は記憶装置12に溶解層物質の閾値を記憶する(ステップS11)。
次に、ドライバ18が液供給機構4およびバルブ群5を制御して、処理槽2に薬液を供給する(ステップS12)。以下の説明では、薬液としてリン酸水を処理槽2に供給することによって、処理槽2において基板9をリン酸水に浸漬させる処理が行われる例について述べる。
ステップS12では、ドライバ18からの制御信号に応じてバルブ52が開状態になり、リン酸水供給部42から内槽20に向けてリン酸水が供給される。そして、処理槽2がリン酸水で満たされると、ドライバ18はバルブ52を閉状態にしてリン酸水の供給を停止させる。なお、ドライバ18は内槽20からリン酸水がオーバーフローするまで供給する。
処理槽2にリン酸水が満たされると、ドライバ18がバルブ群5およびポンプ6を制御して、リン酸水の循環を開始する(ステップS13)。具体的には、ドライバ18はバルブ53,54,55を開状態に制御するとともに、ポンプ6を駆動させる。これによって、内槽20からオーバーフローにより外槽21に排出されたリン酸水が、ポンプ6によって一旦、外槽22から排出され、フィルタ8を介して循環吐出ノズル22から内槽20に吐出される。
なお、このとき制御部10はヒータ7を作動させて、循環するリン酸水を加熱する。また、循環するリン酸水はフィルタ8を通過するので、ステップS13によってフィルタ8によるリン酸水からの異物等の除去処理が開始される。
リン酸水の循環が開始されると、制御部10は基板9が搬入されるまで待機する(ステップS14)。本実施の形態における制御部10は、ステップS14において、基板9がリフタ3によって処理槽2に搬入(基板9が薬液に浸漬されたことに相当する)されたか否かを判定する。
基板9が処理槽2に搬入されると、搬入された基板9に形成されているレジスト膜の膜厚値(1枚あたりの膜厚値)を取得するとともに(ステップS15)、搬入された基板9のバッチ枚数を取得する(ステップS16)。先述のように、本実施の形態では膜厚値はオペレータが操作部13を操作して入力するものとする。また、バッチ枚数はカウンタ15が検出することによって取得する。ただし、これらの値は、例えば、レシピデータとして予め基板処理装置1に与えられていてもよい。
次に、演算部16が、ステップS15,S16で取得した膜厚値およびバッチ枚数に基づいて指標値を演算し(ステップS17)、指標値情報120を更新する。
制御部10は、リフタ3によって基板9が搬出されるまで待機する(ステップS18)。基板処理装置1では、リフタ3によって基板9が処理槽2から搬出されることにより、基板9に対するレジスト膜の除去処理が終了する。すなわち、ステップS18により、制御部10は基板9への除去処理が終了するまで待機する。
基板9への除去処理が終了すると、判定部17が、指標値情報120に示される指標値と閾値とを比較して、リン酸水が劣化したか否かを判定する(ステップS21)。
リン酸水が劣化していないと判定された場合(ステップS21においてNo)、基板処理装置1はステップS14に戻って処理を繰り返す。すなわち、次の基板9が搬入されるまで待機状態となる。
一方、リン酸水が劣化したと判定した場合(ステップS21においてYes)、ドライバ18がバルブ53,55を閉状態とするとともにポンプ6を停止させる。これにより、ドライバ18はリン酸水の循環を停止させる(ステップS22)。このとき、制御部10はヒータ7を停止させ、リン酸水の加熱も停止する。
このように、基板処理装置1では、溶解した溶解層物質の総量に基づいて薬液の劣化を判定するので、薬液の劣化を正確に判定して循環機構(バルブ群5およびポンプ6)を制御できる。
リン酸水の循環を停止させると、ドライバ18は、液供給機構4、バルブ群5およびポンプ6を制御して、処理槽2のリン酸水を交換する(ステップS23)。なお、本実施の形態では、ステップS23によって、処理槽2のすべての薬液を交換する(いわゆる全交換を行う)。
まず、ドライバ18は、バルブ56,57を開状態とするとともに、ポンプ6を駆動させる。これにより、処理槽2のリン酸水(劣化したリン酸水)は、内槽20の底部から排出され、バルブ57を介して装置外に廃棄される。次に、ドライバ18は、バルブ56を閉状態とし、バルブ53を開状態とする。これにより、外槽21のリン酸水(劣化したリン酸水)は、装置外に廃棄される。
劣化したリン酸水をすべて装置外に廃棄すると、ドライバ18は、バルブ53ないし57を閉状態とするとともに、バルブ52を開状態とする。これにより、リン酸水供給部42から処理槽2に向けて新しいリン酸水(劣化していないリン酸水)が供給される。
このように、基板処理装置1では、溶解した溶解層物質の総量を示す指標値に基づいて薬液の劣化を判定し、劣化したリン酸水を劣化していないリン酸水に交換する。したがって、予め浸漬させる時間を長めに設定している場合や、バッチ処理ごとに処理される基板(より詳しくは溶解膜の膜厚)が異なる場合等であっても、従来の装置に比べて薬液の劣化を正確に判定できる。したがって、薬液の交換時期を適切に判定できる。
なお、薬液の交換が終了したときに、ドライバ18は演算部16にリセット信号を伝達し、これにより演算部16は指標値情報120をリセットする。
さらに、ドライバ18は、フィルタ8を交換するように促すメッセージを表示部14に表示させる(ステップS24)。このようなメッセージとして、例えば、「フィルタを交換してください」等の文字情報を表示部14の画面に表示させる。これにより、オペレータはフィルタを交換する時期を容易に確認できる。
フィルタ8の劣化は、通過する薬液の劣化の影響が大きい。一方、リン酸水等の高温の薬液を使用する場合は、流量計等によってフィルタ8の劣化を判定することが難しい。したがって、基板処理装置1が、指標値(溶解した溶解層物質の総量を示す値)に基づいて薬液の劣化を判定することによって、フィルタ8の交換時期を正確に判定できる。
フィルタ8を交換するように促すメッセージを表示部14に表示させると、基板処理装置1はステップS14に戻って処理を継続する。ただし、フィルタ8が交換されるまで待機するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態における基板処理装置1は、溶解層物質の閾値と、処理槽2において除去された溶解層物質の総量を示す指標値とを比較して薬液の劣化を判定し、この判定結果に応じて制御部10(ドライバ18)が液供給機構4、バルブ群5およびポンプ6を制御することにより、薬液の交換時期を正確に決定できる。
<2. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、ステップS23において、劣化した薬液を全部交換する例について説明したが、薬液は必ずしも全部交換しなくてもよい。すなわち、劣化した薬液の一部を交換するようにしてもよい。例えば、処理槽2の劣化した薬液をポンプ6により排出し所定量だけ廃棄した後に、廃棄した量に相当する新しい薬液を液供給機構4から供給するようにしてもよい。あるいは液供給機構4からの供給と、処理槽2からの廃棄を同時に行ってもよい。
また、図3および図4に示す各ステップは、あくまでも例示であって、ここに示す順序や動作等に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、基板9が処理槽2に搬入されたときに、ステップS17を実行して指標値の演算等を行うと説明したが、基板処理装置1に基板9が搬入されたときに演算するように構成してもよい。すなわち、同様の効果が得られるならば、順序や処理内容等が変更されてもよい。
また、指標値は1つでなくてもよい。例えば、薬液を交換する時期を決定するための指標値とフィルタ8を交換する時期を決定するための指標値等、複数の指標値を用いて、複数の閾値と比較するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、処理の開始から薬液が循環するように説明したが、基板処理装置1は薬液が劣化したと判定したときに薬液の循環を開始してもよい。
本発明に係る基板処理装置を示す図である。 制御部の機能ブロックを示す図である。 基板処理装置の動作を示す流れ図である。 基板処理装置の動作を示す流れ図である。
符号の説明
1 基板処理装置
10 制御部
12 記憶装置
120 指標値情報
121 閾値情報
122 判定結果情報
13 操作部
14 表示部
15 カウンタ
16 演算部
17 判定部
18 ドライバ
2 処理槽
22 循環吐出ノズル
3 リフタ
4 液供給機構
5 バルブ群
6 ポンプ
7 ヒータ
8 フィルタ
9 基板

Claims (6)

  1. 基板を薬液に浸漬して基板の表面に形成された溶解層を除去する基板処理装置であって、
    薬液を貯留する処理槽と、
    前記処理槽に基板を搬入することにより、前記処理槽に貯留された薬液に基板を浸漬させる搬送機構と、
    前記処理槽に貯留された薬液を交換する交換機構と、
    前記交換機構を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    溶解層物質の閾値を記憶する記憶部と、
    前記処理槽で処理される基板の表面に形成された溶解層の膜厚値と処理された基板の枚数とに基づいて、前記処理槽において除去された溶解層物質の総量を示す指標値を演算する演算部と、
    前記記憶部に記憶された前記溶解層物質の閾値と前記演算部により求めた指標値とを比較して薬液の劣化を判定する判定部と、
    を備えるとともに、前記判定部の判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、前記処理槽の薬液の全交換または一部交換を行うように前記交換機構を制御することを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記処理槽に貯留された薬液を循環させる循環機構と、
    前記循環機構によって循環する薬液を清浄化するフィルタと、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記判定部の判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、前記処理槽に貯留された薬液の循環を停止するように前記循環機構を制御することを特徴とする基板処理装置。
  3. 基板を薬液に浸漬して基板の表面に形成された溶解層を除去する基板処理装置であって、
    薬液を貯留する処理槽と、
    前記処理槽に基板を搬入することにより、前記処理槽に貯留された薬液に基板を浸漬させる搬送機構と、
    前記処理槽に貯留された薬液を循環させる循環機構と、
    前記循環機構によって循環する薬液を清浄化するフィルタと、
    前記循環機構を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    溶解層物質の閾値を記憶する記憶部と、
    前記処理槽で処理される基板の表面に形成された溶解層の膜厚値と処理された基板の枚数とに基づいて、前記処理槽において除去された溶解層物質の総量を示す指標値を演算する演算部と、
    前記記憶部に記憶された前記溶解層物質の閾値と前記演算部により求めた指標値とを比較して薬液の劣化を判定する判定部と、
    を備えるとともに、前記判定部の判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、前記処理槽に貯留された薬液の循環を停止するように前記循環機構を制御することを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項2または3に記載の基板処理装置であって、
    前記制御部は、前記判定部の判定結果に応じて前記フィルタの交換時期を決定することを特徴とする基板処理装置
  5. 請求項4に記載の基板処理装置であって、
    前記制御部の決定結果に基づいて、前記フィルタを交換するように促すメッセージを表示する表示部をさらに備えることを特徴とする基板処理装置。
  6. 基板を薬液に浸漬して基板の表面に形成された溶解層を除去する基板処理方法であって、
    処理槽に薬液を貯留する貯留工程と、
    前記処理槽に貯留された薬液に基板を浸漬させる浸漬工程と、
    前記浸漬工程で処理される基板の表面に形成された溶解層の膜厚値と処理された基板の枚数とに基づいて、前記浸漬工程によって基板から除去された溶解層物質の総量を示す指標値を演算する演算工程と、
    前記指標値と記憶部に記憶された溶解層物質の閾値とを比較して薬液の劣化を判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定結果にて薬液が劣化したと判定された場合には、前記処理槽に貯留されている薬液の全交換または一部交換を行う交換工程と、
    を備えることを特徴とする基板処理方法
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