JP4646223B2 - 手摺り - Google Patents
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Description
壁面に取付けるための長尺な基板と、該基板に取付けるための手摺りブラケットと、前記基板に係止され該基板の伸び方向に伸びて該基板を覆うカバー部材と、を備える手摺りにおいて、
前記カバー部材が、第1カバー部材と第2カバー部材とを備え、
前記第1カバー部材が、前記手摺りブラケットよりも前記基板の幅方向一方側において、該基板の表面を覆うように該基板に係止され、
前記第2カバー部材が、前記手摺りブラケットよりも前記基板の幅方向他方側において、該基板に係止され、
前記第1カバー部材が、前記基板の幅方向一方側外方に向けて、該基板を超えて伸ばされ、
前記第1カバー部材と前記第2カバー部材との間に、該第1カバー部材と該第2カバー部材との間の目地を被覆する目地被覆部材が嵌め込まれている構成としてある。この請求項1の好ましい態様としては請求項2以下の記載の通りとなる。
また、第1カバー部材が、基板の幅方向一方側外方に向けて、基板を超えて伸ばされることから、当該手摺りが腰壁の上方側に配設されるときは、第1カバー部材が、腰壁の表面に当接してその上部を覆い隠すことになり、第1カバー部材と腰壁2との見切り線をきちんとできると共に腰壁の木口処理を不要とできることになる。
また、目地被覆部材の切断作業で、短い方向において寸法誤差が生じても、手摺りブラケットの切り欠きに基づく切り欠き段部により隠すことができると共に、熱膨張に基づく目地被覆部材の変位を切り欠きが形成する空間により吸収できることになる。
さらに、目地被覆部材が切り欠き内に入り込んで、その切り欠き段部の後方側に位置することから、目地被覆部材が前方に移動することがその切り欠き段部により規制されることになり、目地被覆部材が前方側に抜け出ることを防止できることになる。
また、各カバー受け部材7の底部17の内面には、一対の突条30が形成されている。この一対の突条30は、リブとしての機能の他に、後述の目地被覆部材9の高さ調整を行うことを目的としたもので、その目的を果たすために、その一対の突条30はカバー受け部材7の伸び方向に伸ばされている。
この基板6の被係止部12に下側カバー部材24の第2係止部27が係止されると共に、被係止部21に第1係止部26が係止されることにより、下側カバー部材24は、基板6に保持されることになっており、その下側カバー部材24は、基板6及びカバー受け部材7を下側において基板6の伸び方向全体に亘って完全に覆うだけでなく、それらを超えて下方向に伸びることになっている。その下側カバー部材24の基板6を超える下側部分24aは、腰壁2の上部を覆い隠すことになっており、これに基づき、下側カバー部材24(見切り材4)と腰壁2との見切り線をきちんとできると共に腰壁2の木口処理を不要とできることになっている。
しかもこの場合、下側カバー部材24がある程度の可撓性を有すると共に、被係止部12の突出量が被係止部21の突出量よりも少なくされて、下側カバー部材24が腰壁2側に倒れるように傾斜されていることから、下側カバー部材24は、腰壁2表面に当接して、その様々な板厚に従って撓み、様々な板厚の腰壁2に対して的確に対応することができることになる。
前記各取付けブラケット31は、本実施形態においては、図5〜図8に示すように、取付けフランジ部33と、その取付けフランジ部33に一体的に設けられる支持片部34とを有している。取付けフランジ部33は、略正方形の板状に形成されており、その高さは、前記上下の被係止部(第2,第4被係止部)12,13間に嵌め込む程度に設定され、その幅は隣り合うカバー受け部材7間の所定間隔と略同一幅に設定され、その厚みはカバー受け部材7(湾曲部19a,19b)の厚みよりも薄く設定されている。この取付けフランジ部33は、各隣り合うカバー受け部材7間に配置されることになっており、そこにおいて、留めねじ35を用いることにより基板6を介して壁体1、補強板10又は下地部材に固定されることになっている。この取付けフランジ部33は、留めねじ35による壁体1への固定前において、上下の被係止部(第2,第4被支持部)12,13に対してスライド可能に保持(嵌合)される関係となっている。このため、基板6を壁面1Aの正規の位置に取付けてしまえば、取付けフランジ部33を上下の被係止部12,13間に嵌合するだけでその高さ位置が自動的に決まるばかりか、取付けフランジ部33を基板6上でスライドさせて横方向の所定位置、すなわち、補強板10又は壁面1A裏側において縦方向に設けられる下地部材に対応する位置に位置させることができることになる(図5,図8の矢印等参照)。
先ず、図5に示すように、腰壁2上方の壁面1Aに、基板6を、留めねじ11を用いて略水平方向に伸びるように固定する。この場合、基板6は、ストレッチャーが当接されることの多い高さ位置に位置させることが好ましい。
また、可撓性を有する下側カバー部材24の下側部分24aが、腰壁2の表面に的確に当接してその上部を覆い隠すことになり、様々な板厚の腰壁2において、下側カバー部材24(見切り材4)と腰壁2との見切り線をきちんとできると共に腰壁2の木口処理を不要にできることになる。
この場合、この第2実施形態においても、取付けブラケット31における取付けフランジ部33の取付け時の案内(下地部材36への案内)を行いつつ、各カバー部材24(25)との係止を干渉することなく行うことから、被係止部21,23の起立高さを、係止に支障がない程度まで取付けフランジ部33の厚みよりも高くし、その被係止部21,23により取付けフランジ部33の取付け時の案内を行わせることとされている。
すなわち、従来においては、一般的に、図15に示すように、ドア枠51と手摺り3における壁面ガードレール54の端部との間において、厚みに違いがあることから、キャップ53が介在され、また、図16に示すように、コーナー材52と壁面ガードレール54の端部との間においても、同様の理由から、キャップ53が介在されることになっていたが、第3実施形態においては、当該手摺り3における見切り材4(壁面ガードレール54に相当)の厚み(前方への張出し寸法)を比較的薄くできることから、キャップ53を使用せずに、見切り材4の端面を、ドア枠51、又はコーナー材52に対して直付けする施工が行われる(図13,図14参照)。これにより、この第3実施形態においては、部品点数の低減を図ることができると共に見栄えを向上させることができることになる。
尚、図13,図15中、符号55はドアを示す。
3:手摺り
5:手摺りユニット
6:基板
7:カバー受け部材
8:カバー部材
9:目地被覆部材
12:被係止部(第2被係止部)
12a:第1部分(垂直片部)
13:被係止部(第4被係止部)
13a:第1部分(垂直片部)
21:被係止部(第1被係止部)
23:被係止部(第3被係止部)
24:下側カバー部材(第1カバー部材)
24a:下側カバー部材(第1カバー部材)の下側部分
25:上側カバー部材(第2カバー部材)
26:第1係止部
27:第2係止部
28:第3係止部
29:第4係止部
31:取付けブラケット(手摺りブラケット)
32:手摺り本体
39:切り欠き
Claims (7)
- 壁面に取付けるための長尺な基板と、該基板に取付けるための手摺りブラケットと、前記基板に係止され該基板の伸び方向に伸びて該基板を覆うカバー部材と、を備える手摺りにおいて、
前記カバー部材が、第1カバー部材と第2カバー部材とを備え、
前記第1カバー部材が、前記手摺りブラケットよりも前記基板の幅方向一方側において、該基板の表面を覆うように該基板に係止され、
前記第2カバー部材が、前記手摺りブラケットよりも前記基板の幅方向他方側において、該基板に係止され、
前記第1カバー部材が、前記基板の幅方向一方側外方に向けて、該基板を超えて伸ばされ、
前記第1カバー部材と前記第2カバー部材との間に、該第1カバー部材と該第2カバー部材との間の目地を被覆する目地被覆部材が嵌め込まれている、
ことを特徴とする手摺り。 - 請求項1において、
前記基板の表面側に、前記手摺りブラケットよりも該基板の幅方向一方側において、第1被係止部が設けられていると共に、該第1被係止部よりも該基板の幅方向一方側において、第2被係止部が設けられ、
前記基板の表面側に、前記手摺りブラケットよりも該基板の幅方向他方側において、第3被係止部が設けられていると共に、該第3被係止部よりも該基板の幅方向他方側において、第4被係止部が設けられ、
前記第1カバー部材の裏面に、前記第1被係止部に係止される第1係止部と、前記第2被係止部に係止される第2係止部とが設けられ、
前記第2カバー部材の裏面に、前記第3被係止部に係止される第3係止部と、前記第4被係止部に係止される第4係止部とが設けられている、
ことを特徴とする手摺り。 - 請求項2において、
前記基板の表面に、該基板の伸び方向において、前記手摺りブラケットに隣り合うようにしてカバー受け部材が取付けられ、
前記カバー部材が、前記第1,第3被係止部を有するように設定されている、
ことを特徴とする手摺り。 - 請求項3において、
前記第2,第4被係止部が、前記基板の表面から起立する垂直片部を有する構成とされ、
前記第2,第4被係止部の両垂直片部が、平行状態を維持しつつ、前記基板の伸び方向に伸ばされ、
前記第2,第4被係止部の垂直片部間に対して前記手摺りブラケット及び前記カバー受け部材が嵌め込み可能とされている、
ことを特徴とする手摺り。 - 請求項1において、
前記基板の表面側に、前記手摺りブラケットよりも前記基板の幅方向一方側において、第1被係止部が設けられていると共に、該第1被係止部よりも該基板の幅方向一方側において、第2被係止部が設けられ、
前記第1カバー部材が、可撓性を有するように設定されていると共に、該第1カバー部材の裏面に、前記第1被係止部に係止される第1係止部と、前記第2被係止部に係止される第2係止部とが設けられ、
前記第2係止部が、前記第1カバー部材の幅方向一方側外端よりも幅方向内方側に位置され、
前記第1カバー部材が、前記基板に係止されている状態において、該基板の幅方向一方側外方に向うに従って該基板側に倒れるように傾斜されている、
ことを特徴とする手摺り。 - 請求項5において、
前記基板表面からの前記第2被係止部の突出量が、該基板表面からの第1被係止部の突出量よりも少なくなるように設定されている、
ことを特徴とする手摺り。 - 請求項1において、
前記手摺りブラケットに、前記第1カバー部材と第2カバー部材との間の空間の断面が臨む領域において、切り欠きが形成され、
前記切り欠きに前記目地被覆部材の端部が挿入されている、
ことを特徴とする手摺り。
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2005
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