JP4645350B2 - 鼻毛カッター - Google Patents

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Description

本発明は、鼻毛カッターに関するものである。
従来から、たとえば特許文献1のように、使用者の鼻孔に刃部を挿入して鼻毛を切断する鼻毛カッターが知られているが、この鼻毛カッターでは本体の一端に設けた刃部で切断された鼻毛の切屑が鼻孔内に飛散する恐れがある。そこで、本発明者は、鼻毛の切屑の鼻孔内への飛散を防止するべく、鼻毛カッターに刃部で切断した鼻毛の切屑を本体内に吸入するためにファンを設けることを考えるに至った。具体的には、把持部となる本体内に刃部を吸入口とする空気流路を設けると共にこの空気流路内にファンを配置し、本体の外面に空気流路の排出口を設けることを考えたのであるが、たとえばファンの鼻毛の切屑の吸入効率を考えて、ファンを本体の一端部の刃部近傍の空気流路内に設けると共に空気流路の排出口を本体の一端部のファンの近傍に設けた場合には、使用者が刃部を鼻孔に正確に挿入するために刃部近傍の本体を把持した手によってしばしば上記刃部近傍のファンの近傍位置に設けた空気流路の排出口が塞がれてしまい、ファンを正常に稼動させる一定面積の排気経路を得ることができなくなってファンの正常稼動を確保できない事態が生ずることとなった。
特開平09−154626号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて為したものであって、刃部で切断した鼻毛の切屑を吸引するためのファンの正常稼動を確保し、併せて刃部やモータの冷却を行い得る鼻毛カッターを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る鼻毛カッターは、鼻毛を切断する刃部2と、刃部2で切断された鼻毛の切屑を本体1内に吸引する遠心ファン7aと、刃部2の可動刃31を駆動させるモータ8とを本体1にその一端側から順に配設し、遠心ファン7aの空気流路5を刃部2、遠心ファン7a及びモータ8を経るように本体1内の一端から他端に亙って形成し、空気流路5の排出口5bを本体1の遠心ファン7a側方近傍側面の部位と本体1の他端部の側面と底面とにそれぞれ設けたことを特徴とする。これによると、刃部2で切断された鼻毛の切屑を遠心ファン7aにて本体1内に吸引することができ、鼻毛の切屑が鼻孔内に飛散することを防止して鼻毛カッターの使用感を向上できる。また、本体1の一端部及び他端部に設けた空気流路5の排出口5bによって遠心ファン7aの正常稼動を可能にする大きな面積の排気経路を確保できる。そして、使用者は刃部2を鼻孔に正確に挿入するために刃部2近傍の本体1を把持するのであってこのとき把持した手によって本体1の一端部の遠心ファン7a側方近傍側面の部位に設けた空気流路5の排出口5bが塞がれてしまったとしても、本体1の他端部の側面と底面に設けた空気流路5の排出口5bによって遠心ファン7aの正常稼動を可能にする排気経路を確保できる。また、上記刃部2やモータ8を経るように遠心ファン7aの空気流路5を形成したので、遠心ファン7aにて空気流路5に生じさせた空気流によってモータ8や刃部2を冷却できる。
本発明は、鼻毛の切屑の鼻孔内への飛散防止を図って鼻毛カッターの使用感を向上させるための鼻毛の切屑を吸引する遠心ファンの正常稼動を確保できると共に、上記遠心ファンにて空気流路に生じる空気流によってモータや刃部を冷却させてモータや刃部の安定駆動や長寿命化を図り得るという利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図6には本発明の鼻毛カッターの一実施例が示してある。鼻毛カッターは、使用者が把持した本体1の一端に設けた刃部2を、使用者の鼻孔に挿入して鼻毛を切断するようにした電気機器である。以下、刃部2を設けた本体1の一端側を上方(図1中矢印A)とし、上記本体1の一端側と反対側を下方(図1中矢印B)として説明する。
本体1は、図1のように、上方から、刃部2、フィルタ3、把持部となる主体部4とが順に配設されて構成されており、この本体1には上下に亙る(すなわち刃部2、フィルタ3、主体部4を貫通する)空気が流れる空気流路5が形成されている。
主体部4は、図2乃至4のように、上方開口を有した有底筒状の上下に長いハウジング6内に、ファン7と、モータ8と、モータ8を駆動するための電池9とが収納されている。詳しくは、ファン7、モータ8は空気流路5内に上側から順に同軸上に配設され、電池9はモータ8の側方に位置して配設されており、しかしてハウジング6は電池9の配設箇所で側方に突出するような形状に形成されている。側方における電池9とモータ8との隣接方向を前後方向(図1中矢印D)とし、側方における上記前後方向と上記上下方向とに直交する方向を左右方向(図1中矢印C)とすると、ハウジング6は、左右方向には略一定の厚みに形成され、前後方向の一端面(後端面)10は同軸上に配設されたファン7やモータ8に沿うような上下亙って略扁平な直線状面部10aで構成され、前後方向の他端面(前端面)11はモータ8に隣接する電池9を収納するために下方に行く程外側に膨らむような傾斜状面部11aを上部に有すると共に下部には電池9に沿うような略扁平な直線状面部11bが連続して形成されている。なお、ハウジング6内の電池9の上方位置には鼻毛カッターのオンオフ切換をするスイッチ12が防水処理が施されて配設され、ハウジング6の上記傾斜状面部11aにはスイッチハンドル12aが外方へ露出して配設されている。
詳しくは、上記ハウジング6は、上部ハウジング6aと、前面ハウジング6bと、後部ハウジング6cと、内部ハウジング6dと、底部ハウジング6eとで形成される。上部ハウジング6aと、前面ハウジング6bと、後部ハウジング6cと、底部ハウジング6eとで囲まれた空間に内部ハウジング6dがリブの係合等で配設されており、内部ハウジング6dにはそれぞれ下方に開口せる電池収納凹所13とモータ収納凹所14が前後方向に並んで形成されており、電池収納凹所13には電池9が収納され、モータ収納凹所14にはモータ8が収納される。電池収納凹所13の下端は底部ハウジング6eから下方に突出されその下方開口には電池カバー15が防水が施されて着脱自在に取付けられている。なお、電池収納凹所13に取付けた電池カバー15の下端面と底部ハウジング6eの下端面とは面一状態にされ、鼻毛カッターを立たせた状態にすることが可能にされている。モータ収納凹所14にモータ8を収納した状態では、モータ軸16が上方に突出されており、モータ8の上部がパッキン材17で覆われると共にモータ収納凹所14の下方開口をOリングを介して基台カバー18にて蓋をされることで防水が施されている。基台カバー18の中央部には下方に突出するボス18aが形成されており、このボス18aと底部ハウジング6eとがビス止めされている。ここで、内部ハウジング6dと、その周囲を覆う上部ハウジング6a、前面ハウジング6b、後部ハウジング6c及び底部ハウジング6eとの間の空間が主体部4に形成された空気流路5を構成する。
上部ハウジング6aに形成したハウジング6の上方開口は刃部2の空気流路5との接続口となる部位であるが、この部位には鼻毛の切屑を集めるフィルタ3が着脱自在に取付けられている。このフィルタ3は、周部にハウジング6に連続する筒状の外枠部3aと外枠部3aの内部にリブ3cを介して連結した筒状の内枠部3bとを有し、外枠部3aと内枠部3bとの間に鼻毛の切屑を捕集する網部3dを形成して構成されている。フィルタ3をハウジング6の上方開口に位置させて上下方向の軸廻り方向に回転させることで、外枠部3aの下部3aの外縁面に設けた係合突起19がハウジング6の上方開口の内縁面に設けた係合溝20に係脱されるバヨネット締結構造にて着脱自在に係合される(図6)。なお、ハウジング6の上方開口に取付ける外枠部3aの下部3aは、後述の外殻体33の取付枠部34を取付ける外枠部3aの上部3aよりも径が大きく形成されている。
モータ収納凹所14から上方に突出したモータ8のモータ軸16にはピニオンギア21が取付けられ、ピニオンギア21には上記モータ軸16と同軸上に金属製の駆動軸22が取付けられている。この駆動軸22はモータ軸16と一体に回転するものであり、後述のファン7の軸受46やフィルタ3の内枠部3b内を貫くと共に、ハウジング6の上方開口縁からリブ23を介して一体に形成された軸受45に回転自在に支持された状態で、ハウジング6の上方に突出されており、この駆動軸22の上端部には後述する刃部2の内部体33を取付けるための継手29が圧入されて取付けられている。
ファン7は、周縁部に羽根を多数列設してなる遠心ファン7aがファン基台7bにヒートシールにて一体に固定されて形成されており、ファン基台7bの中央部に設けた軸受46を介して駆動軸22に対して回転自在に取り付けられている。つまりモータ軸16や駆動軸22とは回転を異にするものであって、モータ8とは出力側と入力側との回転速度と違える速度変換部24を介して連結されている。詳しくは、速度変換部24は、モータ軸16に取付けたピニオンギア21と、ファン基台7bに設けたファン歯車部25と、上記ピニオンギア21に噛合する第1歯車26と上記ファン歯車部25に噛合する第2歯車27とを同軸一体に形成してハウジング6内に回転自在に取付けられた中間ギア28とで構成されている。本例では、ピニオンギア21の歯数は22枚であり、中間ギア28の第1歯車26の歯数は12枚であり、中間ギア28の第2歯車27の歯数は19枚であり、ファン歯車部25の歯数は15枚であり、つまりファン7の回転速度はモータ軸16の回転速度に比べて2.32倍程速く回転するように設定されている。
刃部2は、図5のように、固定刃30と可動刃31で鼻毛を切断する部位であって固定刃30を有する外殻体32と可動刃31を有する内部体33とで構成されており、外殻体32は上下に開口する筒体であってフィルタ3の上部に着脱自在に取付けられ、内部体33は上記継手29に着脱自在に取付けられていてモータ軸16と一体に回転するようにされている。詳しくは、外殻体32は、フィルタ3に取付けられる取付枠部34の上部に鼻孔に挿入する金属製の鼻孔挿入部35を一体に取付けてなる筒体で構成されている。鼻孔挿入部35の上端部分には内方に屈曲する屈曲部36が形成されて鼻孔内に挿入した鼻孔挿入部35が鼻孔内に接触しても鼻孔内を傷めないようにされており、鼻孔挿入部35の側面には上端開口縁からスリット状に切り込んだ鼻毛導入部37が複数形成されており、上記各鼻毛導入部37の縁部で固定刃30が構成されている。また、取付枠部34は鼻孔挿入部35よりも径が大きくて下方程広がるように形成され、取付枠部34の下部の内縁面には係合突起38(図6)が内方に突設されている。外殻体32をフィルタ3の上部に位置させて上下方向の軸廻り方向に回転させることで、取付枠部34の係合突起38がフィルタ3の外枠部3aの上部3aの外縁面に設けた係合溝39に係脱されるバヨネット締結構造にて着脱自在に係合される(図6)。また、内部体33は、継手29に外嵌する嵌込み部40を有し、嵌込み部40の上方に鼻孔挿入部35の内部に挿入する挿入突部41を突設し、この挿入突部41にはバネ42を介して可動刃31が、また複数の振れ止め突起43が側方に突設されている。モータ8が駆動されると、モータ軸16及び駆動軸22と一体に内部体33は回転するのであり、このとき振れ止め突起43が外殻体32の鼻孔挿入部35の内周面に摺動回転して内部体33の安定した回転を確保しつつ、可動刃31が外殻体32の固定刃30の内周面に摺動回転するようにされて、鼻毛導入部37から外殻体32の内部に導入された鼻毛を可動刃31と固定刃30とが共働して挟み込むことで切断するようにされている。
ここで、外殻体32の内部は空気流路5を構成しており、この外殻体32の上端開口や鼻毛導入部37は空気流路5の吸入口5aを構成している。鼻毛カッターの刃部2の外殻体32は、鼻孔に挿入し易く、鼻孔の内面から内方に向けて生える鼻毛を外殻体32の内部に導入した上で切断して鼻毛の切屑を外部に逃がさないのに適する筒形状とされているのであるが、同時にこの筒形状の外殻体32は、その内部に安定した空気流を生じさせるのにも適した形状であり、つまりファン7による空気流を安定して形成できる空気流路5を得ることができたものである。そして、鼻毛は上記空気流路5となる外殻体32の内部に導入されて切断されるから、鼻毛の切屑は上記空気流路5となる外殻体32の内部に切り落とされることとなり、この切屑は上記安定した空気流にて空気流路5の下流側に効率良く流すことが可能にされているのである。
この空気流路5の排出口5bは、主体部4のファン7の側方部分と、主体部4の後端部分とに設けられている。具体的に、ファン7の側方に設けた排出口5bは、スイッチハンドル12aと略反対側の上記ハウジング6の後端面10に、本体1の上下方向の軸周方向に平行な長い長孔状に形成されている。この排出口5bによると回転する遠心ファン7aで起した風を本体1外に効率良く排気することができ、空気流路5に空気流を効率良く生じさせることが可能にされている。また、主体部4の後端部分に設けた排出口5bは、上記ハウジング6の後端面10に設けた側排出口50と、上記ハウジング6の後端面に設けた底排出口51とで構成されている。底排出口51は、間に同軸上に配設したファン7やモータ8を介在させてハウジング6の上方開口に略対向するように設けられていて主体部4の後端部分の排出口5bにおける主要な排出経路として機能するのであり、また側排出口50は本体1の上下方向の軸周方向に平行な長い長孔状に形成されていて主体部4の後端部分の排出口5bにおける開口面積を増やすための補助的な排出経路として機能している。詳しくは、主体部4の下端部分の空気流路5にはボス18aと下部ハウジング6eとの間の空間でなる滞留部52が設けられており、この滞留部52に上記排出口5bを構成する側排出口50と底排出口51とが臨んで形成されているのである。また、鼻毛カッターの下端面の半分は電池カバー15が構成し、残りの半分は下部ハウジング6eの下端面が構成するが、底排出口51はこの下部ハウジング6eの下端面に設けられている。
つまり、駆動したファン7によると、空気が刃部2の上端開口や鼻毛導入部37が構成する吸入口5aから本体1内の空気流路5に導入されると共に、この本体1内の空気流路5を通って各排出口5bから本体1外に排出されるようにされているのである。なお、図中44は鼻毛カッターの収納時等に刃部2を保護するキャップであって外殻体32に外嵌されて着脱自在にされている。
上記構成の鼻毛カッターは、スイッチハンドル12aを操作してスイッチ12をオンにして電池9からモータ8に給電してモータ8を駆動させると、モータ8のモータ軸16と一体に回転駆動された可動刃31と固定刃30とによって鼻毛導入部37から空気流路5である外殻体32の内部に導入された鼻毛を切断するのであり、またこのときモータ8の駆動にて速度変換部24を介して回転駆動されたファン7によって空気流路5内には空気流が生じるようになるが、上記外殻体32の筒内部で切り落された鼻毛の切屑はこの空気流に乗って空気流路5の下流側に流されてフィルタ3に捕集される。つまり、鼻毛の切屑は上記空気流によって外殻体32外、つまり鼻孔内に飛散することが防止されているのであり、鼻孔内に鼻毛の切屑が残ることによる使用者の煩雑感を回避できて、鼻毛カッターの使用感を向上できたものである。なお、鼻毛の切屑は主体部4の空気流路5の手前でフィルタ3にて捕集されるから、主体部4中に鼻毛の切屑が入り込むことが防止されている。特に、本例の鼻毛カッターでは、主体部4に取付けたフィルタ3に対して刃部2が取付けられた構造のため、フィルタ3無しでは刃部2による鼻毛の切断が行うことができず、鼻毛の切屑の主体部4中への侵入が確実に防止されている。また、このフィルタ3はファン7等に邪魔されずに本体1から外して清掃できるから、鼻毛カッターの手入れも簡単に行うことができるようにされている。
また、可動刃31とファン7とを同一のモータ8で兼用して駆動させているため、鼻毛カッターの小型化も図られている。ここで、ファン7によって空気流路5に発生させる空気流を強くするためには高出力の大型のファン7を用いることも考えられるが、本例では、モータ軸16よりもファン7の回転速度を向上させる速度変換部24を介してモータ8とファン7とを連結したことで、可動刃31に適した回転速度で駆動されるモータ8によってもファン7には高出力を得るための回転速度を確保できるようにされており、つまり小型のファン7でも高出力を確保できたためにファン7の小型化が図られ、鼻毛カッターの小型化に寄与している。
また、本体1の上下に亙って形成された空気流路5は刃部2やモータ8が配設された主体部4を貫通するように形成されており、換言すると空気流路5には刃部2やモータ8や電池9が臨むように配設されているから、ファン7の駆動にて空気流路5に流れる空気流によって、刃部2やモータ8や電池9が冷却されるようにされ、刃部2やモータ8や電池9の安定稼動や長寿命化が図られている。更に言うと、本例の空気流路5はその吸入口5aと排出口5bの底排出口51とが一直線上に位置していて風が抜け易く、この吸入口5aと底排出口51とを結ぶ間には、特に熱を持ちやすい刃部2における固定刃30と可動刃31との摺接部分や挿入突部41の内周面と振れ止め突起43との摺接部分やモータ8が配設されているため、風通しを良くした空気流路5を流れる空気流によって特に刃部2やモータ8を効果的に冷却することが可能にされているのである。
また、空気流路5の排出口5bは本体1の一端部のファン7近傍の部位と本体1の他端部とにそれぞれ設けられているため、ファン7を正常に稼動させるために充分な流路面積の空気流路5の排気経路が確保されている。ここで、使用者は刃部2を鼻孔に正確に挿入するために刃部2近傍の本体1を把持するのであり、このとき把持した手によって本体1のファン7近傍の部位に設けた空気流路5の排出口5bが塞がれてしまう事態がしばしば生じることとなるが、本例の鼻毛カッターでは、本体1の他端部に設けた空気流路5の排出口5bによってファン7による空気流の排気経路を確保できて、ファン7の正常稼動が可能にされているのである。更に言うと、本例の本体1の他端部に設けた空気流路5の排出口5bは、使用者が把持する把持面となる本体1の側面ではない本体1の下端面に設けた底排出口51を有して構成されているから、この底排出口51は把持した手によって塞がれることはなく、したがってファン7の正常稼動の確実性が向上されているのである。
本発明の実施の形態の例の鼻毛カッターであり、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は(b)の下面図である。 同上の鼻毛カッターの正面断面図である。 同上の鼻毛カッターの側面断面図である。 (a)は図3のE−E線断面図であり、(b)は図3のF−F線断面図であり、(c)は図3のG−G線断面図である。 同上の刃部の分解斜視図である。 同上の鼻毛カッターの要部の分解斜視図である。
符号の説明
1 本体
2 刃部
3 フィルタ
4 主体部
5 空気流路
5a 吸入口
5b 排出口
6 ハウジング
7 ファン
8 モータ
30 固定刃
31 可動刃
50 側排出口
51 底排出口

Claims (1)

  1. 鼻毛を切断する刃部と、刃部で切断された鼻毛の切屑を本体内に吸引する遠心ファンと、刃部の可動刃を駆動させるモータとを把持部となる本体にその一端側から順に配設し、遠心ファンの空気流路を刃部、遠心ファン及びモータを経るように本体内の一端から他端に亙って形成し、空気流路の排出口を本体の一端部の遠心ファン側方近傍側面の部位と本体の他端部の側面と底面とにそれぞれ設けたことを特徴とする鼻毛カッター。
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