JP4644890B2 - 防汚性反射体とこれを有する調理機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基材の表面の反射特性を損なわずに防汚性を付与した防汚性反射体と、この防汚性反射体を使用する調理機器または暖房機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、調理機器または暖房機器に使用されている熱線を反射する反射体としては、ステンレス材またはアルミニウム材またはメッキ鋼板等の金属材料が主として使用されている。また、反射体が熱線反射特性を維持する上で、防汚性を付与することは重要であり、この防汚性を付与するためには、フッ素樹脂塗料をコートしたり、フルオロカーボン系の化学吸着単分子膜を表面に形成する方法が特開平8−188448号公報として提案されている。また、特許898174号として、金属膜あるいは金属酸化物をガラス表面に設けた熱線反射ガラスも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の金属材料によって構成した反射体には、防汚性を有するものはないものである。また、フルオロカーボン系の化学吸着単分子膜を金属基材に塗布するものは、形成された膜の耐久性が不十分であるという課題を有している。
【0004】
すなわち、フルオロカーボンを有する試薬が金属基材と反応するためには、基材の表面に活性水素が必要であり、金属の場合はガラスに比べ活性水素の量が少ないために前記したように耐久性が不十分であるという課題に至るものである。
【0005】
【課題を解決する手段】
本発明は、金属基材あるいは金属薄膜をコーティングした基材上に防汚性を有する透明の薄膜を設けるようにして、熱線の透過性を損なうことなく耐久性に優れた防汚性を有する防汚性反射体としているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載した発明は、金属基材あるいは金属薄膜をコーティングした基材上にラダー型シリコ−ンの骨格と少なくとも1種類以上の金属酸化物の骨格とフッ素系化合物とによって構成した防汚性を有する透明の薄膜を設けるようにして、熱線の透過性を損なうことなく耐久性に優れた防汚性を有する防汚性反射体としているものである。
【0007】
請求項2に記載した発明は、防汚性を有する透明の薄膜は、膜厚を1μm以下とした構成として、熱線反射特性をほとんど損なうことのない防汚性反射体としている。
【0008】
請求項3に記載した発明は、フッ素系化合物は、少なくともフルオロカーボン基または、基材あるいは防汚膜に含まれる材料分子同士が結合するための官能基を有する構成として、分子間力だけでなく、化学結合によっても基材と結合でき、耐久性に優れた防汚性反射体としている。
【0009】
請求項4に記載した発明は、フッ素系化合物の含有量は、防汚性を有する透明の薄膜を形成した時点で、固形分で0.3〜5.0wt%とした構成として、防汚性を効果的に付与でき、耐久性に優れた防汚性反射体としている。
【0010】
請求項5に記載した発明は、金属酸化物は、チタンあるいはジルコニアの酸化物として、非常に耐久性に優れた防汚性反射体としている。
【0011】
請求項6に記載した発明は、ラダー型シリコーンと金属酸化物との組成比を酸化物換算の重量比として、9:1〜2:8とした構成として、ラダー型シリコーンの特性と金属酸化物の特性の両方を兼ね備えた耐久性に優れた防汚性反射体としている。
【0012】
請求項7に記載した発明は、透明の薄膜は、焼成温度を280℃から320℃の範囲に設定して焼成した構成として、防汚膜の特性を十分に引き出せ、また基材の劣化の少ない防汚性反射体としている。
【0013】
請求項8に記載した発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載した防汚性反射体を使用した調理機器として、調理性能の高い調理機器としている。
【0014】
【実施例】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施例について説明する。図1は本実施例の防汚性反射体の構成を示す断面図である。本実施例の防汚性反射体は、基材1と基材1上に塗布した透明の防汚膜2によって構成している。
【0015】
本実施例では、基材1として、ステンレス材またはアルミニウム材またはメッキ鋼板等の金属材料や、樹脂等の表面に金属箔をコーテイングしたもの、あるいはガラス材料が使用できるものである。防汚膜2として、発明者らが調査した結果、本実施例では、主成分として、ラダー型シリコーンの骨格と、少なくとも1種類以上の金属酸化物の骨格を使用している。ラダー型シリコーンとして、本実施例では、Glass Resin(昭和電工(株)社販売)を使用している。また、金属酸化物を形成するものとして、チタン、ジルコニウム、タンタル、イットリウム、ランタン等を使用している。また、防汚膜2中には防汚性を有するフッ素系化合物3を含有させている。フッ素系化合物3としては、例えば、含フッ素高分子重合体として、旭硝子(株)社製「サイトップ」あるいは「ルミフロン」や、(株)デュポン社製の「テフロンAF」等を使用している。また、フルオロカーボン基を有するもので基材及び分子同士が結合するための官能基がメトキシ基あるいはエトキシ基を有するものとして、信越化学工業(株)社製のKBM7103あるいはKBM7803またはKBM801や、東レ・ダウコーニング(株)社製のAY−43−158E等を使用している。また官能基としてクロロシラン基を含むものとして、例えば、(ヘプタデカフルオロー1,1,2,2,−テトラヒドロデシル)トリクロロシラン、あるいは(トリデカフルオロー1,1,2,2,−テトラヒドロオクチル)トリクロロシラン等を使用している。
【0016】
以上の材料を使用して、所定の温度で焼成することによって、基材1の表面には透明の防汚膜2が形成される。
【0017】
以上のように、本実施例では、防汚性を有するフッ素系化合物として、フッ素系のシラン化合物で官能基としてメトキシ基、エトキシ基を含むもの、また、官能基として、クロロシラン基を含むものを使用している。いずれの化合物も、分子中にフルオロカーボン基または、基材あるいは他の分子と結合するための官能基を有している。このフルオロカーボン基は防汚性を示し、メトキシ基、エトキシ基あるいはクロロ基により結合を行い、それぞれが複雑に立体構造を形成して、防汚膜2の耐久性を向上するように作用するものである。
【0018】
以下、本実施例の防汚膜の熱線の反射率を測定した結果について報告する。このとき、実験に使用する防汚膜の膜厚は0.1μmから3.0μmの範囲に設定している。なおこの実験に使用している防汚膜2は、ラダー型シリコーンとチタン有機化合物を起源とする酸化チタンを含み、防汚性を有するフッ素系化合物として信越化学工業(株)社製のKBM7803を含有するコーティング材をコーティングしたものを使用している。また、比較のために従来使用しているものについても測定している。この測定は、D&S社製簡易放射率計(MODEL AE)を用いて、基材自身の反射率を100%としたときに、基材の表面に膜がコーティングされた結果、どのくらい減少するかを測定しているものである。この実験結果を(表1)に示している。
【0019】
【表1】
【0020】
防汚膜2として、ラダー型シリコーンを使用しているため、形成された膜の表面が非常に平滑されたものとなっている。このため、膜の表面からの乱反射がなく、この結果従来のものに比べて非常に高い反射率を確保できるものである。
【0021】
このとき、防汚膜2の膜厚が1.0μmを越えると反射率が著しく低下するものであり、従って結論的に防汚膜2の膜厚は1.0μm以内であることが好ましいものである。
【0022】
次に、防汚膜2のフッ素化合物の含有量を変化させたときの、防汚膜の状態と防汚性の評価の結果について報告する。フッ素化合物の含有量は、透明の薄膜を形成した時点での、固形分量で評価している。
【0023】
防汚性は、各種の汚染物質(醤油、酒、ケチャップ、マヨネーズ、サラダ油、バター、ソース、牛乳等)を防汚膜2上に塗布し、300℃の恒温槽で所定時間放置した後、布巾で汚れが取れるかどうかで評価している。布巾で汚染物質がとれた場合は○とし、一部がこびり付いた場合は△とし、ほとんどがこびり付いてとれない場合は×として評価している。試験結果は表2に示している。なおこの実験では、フッ素系化合物として、信越化学工業(株)社製のKBM7803を使用している。
【0024】
【表2】
【0025】
この試験の結果、フッ素系化合物の含有量は、防汚性を有する透明の薄膜を形成した時点で、固形分で0.3〜5.0wt%の範囲が適切である。フッ素系化合物の含有量が固形分で5wt%を越えると、コーティング膜がムラになったり、あるいは弾いたりして、うまく成膜しなくなるものである。
【0026】
(実施例2)
続いて本発明の第2の実施例について説明する。本実施例では、防汚膜2を構成する主骨格材料として、ラダー型シリコーンと、チタンまたはジルコニウムまたはタンタルまたはイットリュウムまたはランタン等の(化1)に示している金属アルコキシド、あるいは(化2)に示している金属キレート、あるいは(化3)に示しているアシレートを有している。
【0027】
【化1】
【0028】
【化2】
【0029】
【化3】
【0030】
以上のように、防汚膜2を構成する材料が前記官能基を有するようにしているため、材料分子同士が分子間力だけでなく化学結合によっても結合でき、高品質の防汚膜2を形成できるものである。
【0031】
以下、本実施例の効果を検証する実験の結果について報告する。本実験は、耐熱性、防汚性、耐摩耗性、耐食塩性、4%塩水煮沸性について行っている。
【0032】
耐熱性は、300℃に保った恒温槽中に一定時間サンプルを入れた後、防汚膜間2の状態の変化を、水の接触角の変化で測定している。すなわち、防汚膜2が高温のために劣化すると、表面のシリコーン化合物が剥がれ落ちるものであり、この結果表面状態が変化して水の接触角が初期の値から変化するものである。水の接触角が初期の値とほとんど変わらない場合は○として、水の接触角が90°〜80°まで低下した場合は△として、80°以下に低下した場合には×として評価している。
【0033】
防汚性については、実施例1で説明したと同様の方法で、同様の基準で評価している。
【0034】
耐食塩性については、防汚膜2に塩水を噴霧し、乾燥した後、60℃95RH%の恒温恒湿槽に所定時間放置した後、防汚膜2の表面の状態を目視で判断しているものである。表面に変化がない場合は○として、一部に変化があった場合には△として、著しく変化があった場合には×として評価している。
【0035】
耐摩耗性は、防汚膜2をコーティングしたサンプルに一定荷重を加えながら、所定の回数前記荷重を往復摺動させて、その後水の接触角の変化をみているものである。このとき、摺動させる側は綿の布巾としている。接触角が初期とほとんど変わらない場合には○として、接触角が90°〜80°まで低下した場合には△として、接触角が80°以下に低下した場合には×として評価している。
【0036】
4%塩水煮沸試験は、サンプルを煮沸している4%塩水中に投入し、所定時間が経過した後の水の接触角の変化をみて評価している。水の接触角が初期とほとんど変わらない場合は○として、水の接触角が90°〜80°まで低下した場合は△として、水の接触角が80°以下に低下した場合は×として評価している。
【0037】
この試験結果を表3に示している。
【0038】
【表3】
【0039】
表3からわかるように、ラダー型シリコーンとチタン及びジルコニアのアルコキシドの組み合わせにすれば相互の特性を生かしたコーティング膜とすることができる。
【0040】
次に、防汚膜2を構成するラダー型シリコーンと金属酸化物の組成比を変えたときの特性の変化を実験している。すなわち、この実験は、前記組成比を変えたサンプルについて、前記と同様に、耐熱性、防汚性、耐摩耗性、耐食塩性、4%塩水煮沸性について行っているものである。この実験の結果を表4に示している。
【0041】
【表4】
【0042】
表4からわかるように、ラダー型シリコーンだけで構成した場合には、耐食塩性、4%塩水煮沸試験が悪くなる。また、チタンアルコキシドの量が増えると、防汚性及び耐熱性が悪くなるものである。この理由は、チタンアルコキシドを用いた場合は表面の活性水素の量が少ないため、基材1との密着性が悪くなって、防汚膜2が基材1と強固に結合できないためである。また防汚性が悪い理由は、表面状態がシリコーンやシリカ等の他のコーティング材料に比べて粗いために、汚れ成分が凹部に進入して、とれにくくなるためである。
【0043】
次に、防汚膜2を形成するための焼成温度を変えた場合の特性の変化を測定している。この実験は、焼成温度を変化させて作成したサンプルについて、前記と同様に、耐熱性、防汚性、耐摩耗性、耐食塩性、4%塩水煮沸性について行っているものである。この実験の結果を表5に示している。
【0044】
【表5】
【0045】
表5に示しているように、焼成温度は380〜420℃の範囲が最も特性がよいものである。焼成温度が低いと、防汚膜2の主骨格を構成する、ラダー型シリコーンや金属アルコキシド等が十分にマトリックスを形成できないため、耐久性が悪くなるものである。また、焼成温度が高すぎると、基材1自体が酸化して劣化するものである。ステンレスの場合は、420℃を越えると著しく酸化が進んで劣化し、基材1の劣化に伴って防汚膜2も劣化するものである。
【0046】
(実施例3)
続いて本発明の第3の実施例について説明する。本実施例は、調理機器の庫内壁に前記実施例1あるいは実施例2で説明した防汚膜2を形成したものについて、熱線の放射率を従来のものと比べて測定しているものである。使用している調理機器は、オーブンレンジ(松下電器産業(株)社製 NE−N200)であり、防汚膜2は、常磐電機(株)社製の(ラダー型シリコーン)と日本曹達(株)社製のアトロンNTi−500(チタンアルコキシド)で構成したコーティング材を基材1に塗布して乾燥、焼成した後に、(ヘプタデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロデシル)トリクロロシランをコーティングして防汚性を付与しているものである。また、熱線の放射率は、D&S社製簡易放射率計(MODEL AE)を用いて、基材自身の反射率を100%としたときに、基材の表面に膜がコーティングされた結果、どのくらい減少するかを測定しているものである。この測定結果を表6に示している。
【0047】
【表6】
【0048】
表6からわかるように、本実施例の防汚膜2を有している庫内壁は、従来のものに比べて非常に高い熱線の反射特性を有しているものである。
【0049】
また、同様の装置を使用して調理実験を行った結果を表7に示している。この調理実験は、トーストとピザについて行っているものである。
【0050】
【表7】
【0051】
本実施例のものは、従来のフッ素コートを施した庫内に比べて、調理時間を約20%ほど短縮できるものである。
【0052】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明は、金属基材あるいは金属薄膜をコーティングした基材上に、ラダー型シリコ−ンの骨格と少なくとも1種類以上の金属酸化物の骨格とフッ素系化合物とによって構成した防汚性を有する透明の薄膜を設けた構成として、熱線の透過性を損なうことなく耐久性に優れた防汚性を有する防汚性反射体を実現するものである。
【0053】
請求項2に記載した発明は、防汚性を有する透明の薄膜は、膜厚を1μm以下とした構成として、熱線反射特性をほとんど損なうことのない防汚性反射体を実現するものである。
【0054】
請求項3に記載した発明は、フッ素系化合物は、少なくともフルオロカーボン基または、基材あるいは防汚膜に含まれる材料分子同士が結合するための官能基を有する構成として、耐久性に優れた防汚性反射体を実現するものである。
【0055】
請求項4に記載した発明は、フッ素系化合物の含有量は、防汚性を有する透明の薄膜を形成した時点で、固形分で0.3〜5.0wt%である構成として、防汚性を効果的に付与でき、耐久性に優れた防汚性反射体を実現するものである。
【0056】
請求項5に記載した発明は、金属酸化物は、チタンあるいはジルコニアの酸化物とした構成として、非常に耐久性に優れた防汚性反射体を実現するものである。
【0057】
請求項6に記載した発明は、ラダー型シリコーンと金属酸化物との組成比を酸化物換算の重量比として、9:1〜2:8とした構成として、ラダー型シリコーンの特性と金属酸化物の特性の両方を兼ね備えた耐久性に優れた防汚性反射体を実現するものである。
【0058】
請求項7に記載した発明は、透明の薄膜は、焼成温度を280℃から320℃の範囲に設定して焼成した構成として、防汚膜の特性を十分に引き出せ、また基材の劣化の少ない防汚性反射体を実現するものである。
【0059】
請求項8に記載した発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載した防汚性反射体を使用した調理機器として、調理性能の高い調理機器を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の防汚性反射体の構成を示す説明図
【符号の説明】
1 基材
2 防汚膜
3 フッ素系化合物
Claims (8)
- 金属基材あるいは金属薄膜をコーティングした基材上に、ラダー型シリコーンの骨格と少なくとも1種類以上の金属酸化物の骨格とフッ素系化合物とによって構成した防汚性を有する透明の薄膜を設けた防汚性反射体。
- 防汚性を有する透明の薄膜は、膜厚を1μm以下とした請求項1に記載した防汚性反射体。
- フッ素系化合物は、少なくともフルオロカーボン基または、基材あるいは防汚膜に含まれる材料分子同士が結合するための官能基を有する請求項1または2に記載した防汚性反射体。
- フッ素系化合物の含有量は、防汚性を有する透明の薄膜を形成した時点で、固形分で0.3〜5.0wt%である請求項1から3のいずれか1項に記載した防汚性反射体。
- 金属酸化物は、チタンあるいはジルコニアの酸化物とした請求項1から4のいずれか1項に記載した防汚性反射体。
- ラダー型シリコーンと金属酸化物との組成比を酸化物換算の重量比として、9:1〜2:8とした請求項1から5のいずれか1項に記載した防汚性反射体。
- 透明の薄膜は、焼成温度を280℃から320℃の範囲に設定して焼成した請求項1に記載した防汚性反射体。
- 請求項1から7のいずれか1項に記載した防汚性反射体を使用した調理機器。
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