JP4644868B2 - 道路標識表示システム - Google Patents

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本発明は、トンネル内において道路標識を表示するシステムの構成に関する。
一般道路や高速道路などには、各種の道路標識が設置されている。たとえば、交差点においては各方面の地名や道路名などが表示される。そして、これら道路標識がトンネル内に設置される場合がある。
図10は、トンネル内に道路標識を設置する従来例を示す図である。図10(a)はトンネル2の断面図、図10(b)はトンネル2の横断面図であり、トンネル2の天井面からは、道路標識100が吊り下げられるように設置されている。
道路標識100の高さ方向のサイズは様々であるが、小さいものでも通常1.2m程度はある。また、自動車1が走行するためにトンネル2が確保する必要のある高さは通常4.5m程度である。従ってトンネル2に必要とされる高さは5.7m以上となる。
このように、従来、トンネル建設においては、その高さを5.7m以上にする必要があった。これは道路標識の高さを確保するためにトンネルの掘削作業量を大きくすることを意味し、改善すべき課題であった。特に、トンネル内において道路標識が設置される場所が、道路幅方向をとってみても、長さ方向をとってみても、ごく一部であることを考慮すると、道路標識のためにトンネル高さが高くなるのは非効率である。
そこで、本願出願人は、特願2002−374367号において、図11に示すようなシステムを提案している。図11(a)はトンネル2の断面図、図11(b)はトンネル2の横断面図である。このシステムでは、回折光学素子110がトンネル2の天井面から吊り下げるように設置されている。そして、回折光学素子110の高さを、従来の道路標識板より低くすることにより、トンネル高さを低くすることを可能としている。たとえば、図で示した例であれば、回折光学素子110は30cmの高さであるので、トンネル2の高さを4.8mとすることが可能である。このシステムでは、回折光学素子110に対してレーザ光を照射することにより道路標識を再生像(実像または虚像)として空間上に形成する。
再生像の形成方法について図12を用いて説明する。トンネル2の天井面からはレーザ照射装置111と凸レンズ112と回折光学素子110とが吊り下げられるようにして設けられている。
レーザ照射装置111から照射されたレーザ光は、凸レンズ112において一旦集光された後、光束が広げられて、回折光学素子110に照射される。これにより、空間上に再生像120として道路標識が形成されるのである。なお、再生像120は、回折光学素子110を作成するときの光学系と再生照明光との関係によって、実像あるいは虚像として形成される。たとえば、回折光学素子110を作成するときに使用する参照光と同じ波面の再生照明光を利用して再生像を形成すれば虚像が形成され、回折光学素子110を作成するときに使用する参照光に対して複素共役波を再生照明光として再生像を形成すれば実像が形成される。
このシステムによれば、回折光学素子110の面積よりも大きな再生像を形成することが可能である。したがって、図10で示した道路標識100に比べて大きさの小さい回折光学素子110を利用しながら、道路標識100と同じようなサイズの道路標識を再生像として表示させることが可能である。
しかしながら、トンネル内の様々な位置から(つまり、トンネル内の幅方向(左右方向)における様々な位置から)道路標識としての再生像を観察できるようにするためには、その観察可能としたい領域の大きさに応じて回折光学素子を大きくする必要がある。図13に示したように、トンネル2内を走行する自動車が、トンネル2内のどの位置においても道路標識を参照できるようにするためには、トンネル2内の幅方向の広い範囲において再生像120を観察可能とすること、つまり、回折光学素子110のサイズをトンネル2内の幅方向に関して大きくする必要がある。
そして、このような大きなサイズの回折光学素子を作成するためには、回折光学素子をコンピュータを用いて計算する際の計算コストが非常に高くなるという問題がある。また、回折光学素子に干渉縞を精密描画する際のコストも高くなるという問題がある。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、トンネル内の様々な位置から道路標識を観察可能なシステムを、回折光学素子を用いて、低コストで構築する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、トンネル内において道路標識を表示させるシステムであって、前記トンネルの断面平面内に並べられたN(Nは2以上の整数)枚の回折光学素子と、前記N枚の回折光学素子に対応して、それぞれ再生照明光を照射するためのN個の照射手段と、を備え、前記N枚の回折光学素子は、その乾板面に記録された干渉縞によって入射した前記再生照明光を回折することにより道路標識を再生像として表示させるものであり、前記N枚の回折光学素子は、同一の空間位置に同一の道路標識を再生像として表示させるように作成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の道路標識表示システムにおいて、前記N枚の回折光学素子は、前記トンネルの断面平面内において、間隔を空けることなくタイリングされていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の道路標識表示システムにおいて、前記N枚の回折光学素子の設置位置から前記再生像の形成位置までの距離を所定の距離より長く設定することにより、前記N枚の回折光学素子として同一の干渉縞が形成された回折光学素子を用いることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の道路標識表示システムにおいて、各照射手段は、それぞれ対応している回折光学素子に対してのみ再生照明光を照射するために照射範囲の一部領域を遮光する遮光手段、を含むことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、トンネル内において道路標識を表示させるシステムであって、前記トンネルの断面平面内に並べられたN(Nは2以上の整数)枚の回折光学素子と、前記N枚の回折光学素子をM(MはNより小さい整数)個の回折光学素子群の集合として区分し、前記M個の回折光学素子群に対応して、それぞれ再生照明光を照射するためのM個の照射手段と、を備え、前記N枚の回折光学素子は、その乾板面に記録された干渉縞によって入射した前記再生照明光を回折することにより道路標識を再生像として表示させるものであり、前記N枚の回折光学素子は、同一の空間位置に同一の道路標識を再生像として表示させるように作成されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の道路標識表示システムにおいて、前記N枚の回折光学素子は、前記トンネルの断面平面内において、間隔を空けることなくタイリングされていることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項5または請求項6に記載の道路標識表示システムにおいて、前記M個の回折光学素子群に含まれる回折光学素子の中で、回折光学素子と各照射手段との位置関係が同じ回折光学素子の集合を共通回折光学素子群とし、前記N枚の回折光学素子の設置位置から前記再生像の形成位置までの距離を所定の距離より長く設定することにより、前記共通回折光学素子群として同一の干渉縞が形成された回折光学素子を用いることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載の道路標識表示システムにおいて、各照射手段は、それぞれ対応する回折光学素子群に対してのみ再生照明光を照射するために照射範囲の一部領域を遮光する遮光手段、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、トンネル内の断面平面内に並べられた複数の回折光学素子によって、同一の再生像を道路標識として表示させるので、広い領域から再生像を観察可能なシステムを構築する場合であっても、回折光学素子を作成する際のコストを低減させることが可能である。
また、複数の回折光学素子に対して再生照明光を照射する照射手段には、遮光板が設けられているので、1枚の回折光学素子に対して複数の照射手段が照射した再生照明光が入射することを防止し、再生像をクリアに表示させることが可能である。
{第1の実施の形態}
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる道路標識表示システムを示す図である。トンネル2の天井面からは5個の回折光学素子11A,11B,11C,11D,11Eが吊り下げられるように設けられている。5個の回折光学素子11A〜11Eは、トンネル2内の幅方向に間隔を空けることなく並べられている。このように、複数の回折光学素子をタイリングすることによって、自動車1がトンネル2内のどの位置においても、回折光学素子を参照できるようにしている。以下の説明において、回折光学素子11A〜11Eを特に区別せずに共通の特徴を説明する場合には、適宜、回折光学素子11として説明する。
また、図2に示すように、各回折光学素子11A,11B,11C,11D,11Eに再生照明光を照射する5台の照射手段12A,12B,12C,12D,12Eがトンネル2の天井面から吊り下げられるように設けられている(図1においては、図示省略している。)。以下の説明において、照射手段12A〜12Eを特に区別せずに共通の特徴を説明する場合には、適宜、照射手段12として説明する。ここで、符号A〜Eは、回折光学素子11と照射手段12の対応を示している。たとえば、レーザ照射装置12Cが照射したレーザ光は、回折光学素子11Cに照射される。つまり、第1の実施の形態においては、1つの回折光学素子11に対して1対1に対応する照射手段12が設けられている。
図3は、照射手段12を示す図である。照射手段12A〜12Eは、同様の構成であるので、同一の図面を用いて説明する。照射手段12は、レーザ光を照射するレーザ照射装置121と、凸レンズ122と、遮光板123とを備えている。なお、凸レンズ122の代わりに凹レンズを使用してもよい。
レーザ照射装置121から照射されたレーザ光は、凸レンズ122および遮光板123を介して再生照明光13として回折光学素子11に照射される。ここで、レーザ照射装置121から照射されたレーザ光は、凸レンズ122において一旦集光された後、光束が広げられる。したがって、再生照明光13は発散光となって回折光学素子11に照射される。ただし、再生照明光13は、途中で遮光板123を通過した光のみが回折光学素子11に達する。遮光板123は、レーザ照射装置121が照射するレーザ光を遮断するものであり、その中央部分に形成された貫通孔123aを通過した光のみが回折光学素子11に達するように構成されている。なお、遮光板123としては、少なくとも、照射手段12から照射されるレーザ光と同じ波長の光を遮蔽するものを使用すればよい。また、再生照明光を通過させる部分は、貫通孔123aに限らず、照射手段12から照射されるレーザ光と同じ波長の光を通過させる素材を使用してもよい。そして、図にも示すように、貫通孔123aを通過した光は、当該照射手段12に1対1で対応している回折光学素子11の乾板面のみに達し、1対1で対応している回折光学素子11の乾板面の周囲には届かないように貫通孔123aの大きさが調整されている。たとえば、照射手段12Aが照射した再生照明光は、貫通孔123aを通過した後、回折光学素子11Aの乾板面に照射されるが、その隣に位置する回折光学素子11Bに再生照明光が照射されることはない。また、照射手段12Dが照射した再生照明光は、貫通孔123aを通過した後、回折光学素子11Dの乾板面に照射されるが、その両隣に位置する回折光学素子11Cや回折光学素子11Eに再生照明光が照射されることはない。
なお、凸レンズの代わりに凹レンズを採用した場合には、レーザ照射装置121から照射されたレーザ光はそのまま発散光となり、遮光板123の貫通孔123aを通過した後、対応している回折光学素子11に照射される。
このようなシステムを構成することにより、図1および図2に示すように空間上に再生像20(虚像20vあるいは実像20r)として道路標識が形成される。なお、図1は、再生像20の再生座標位置に再生像が実在するような全体イメージを表した図であるが、実際には、観察者は、回折光学素子11を通してのみ(つまり、回折光学素子11を望む視野の範囲内においてのみ)、再生像20を観察することが可能である。また、再生像20は、回折光学素子11を作成するときの光学系によって、実像20vあるいは虚像20rとして形成される。具体的には、波面を発散球面波と収束球面波の2種に分類した場合において、回折光学素子11を作成するときに使用する参照光と同じ種類の波面を再生照明光として使用すれば虚像20vが形成され、回折光学素子11を作成するときに使用する参照光と異なる種類の波面を再生照明光として使用すれば実像20rが形成される。たとえば、回折光学素子11を作成する際に、参照光として発散球面波を使用し、再生照明光として発散球面波を使用すれば虚像20vが形成される。虚像20vを形成するためには、参照光と再生照明光とは全く同じは波面である必要はない。ただし、同じ発散球面波であっても参照光とは異なる波面を再生照明光とした場合には、虚像の形成される位置が異なる。一方、参照光として収束球面波を使用し、再生照明光として発散球面波を使用すれば実像20rが形成される。
次に、回折光学素子11の作成方法について説明する。ここでは、計算機を用いて演算で求めた結果から回折光学素子を作成する方法を説明する。ただし、回折光学素子を光学的に作成する方法を利用することも可能である。
計算機による演算結果から回折光学素子を作成する方法は、コンピュータで光の波面を計算することにより、乾板面での干渉縞を表す数式を求める方法である。ここでは、図1および図2に示すような位置関係で回折光学素子11A〜11Eが配置されるシステムを構成する場合を例に説明する。
ここで、図4に示すようにx−y−z空間を考え、仮想的に道路標識30と乾板31A,31B,31C,31D,31E(以下、乾板31A〜31Eに共通の特徴を説明する場合は、乾板31として説明する。)がz軸に垂直な平面上に配置されているものとする。また、x−y軸は道路標識30(物体)上の座標軸,xi−yi軸は乾板31上の座標軸を表しており、道路標識30は、z=0平面とする。そして、道路標識30と乾板31の間の距離をziとする。つまり、乾板面はz=zi平面と見なすこともできる。さらに、点光源32A,32B,32C,32D,32Eが仮想的に配置され、この点光源32A〜32Eからは参照光が乾板31A〜31Eに照射されている。
そして、道路標識30と乾板31との間の距離ziは、乾板31の幅に比べて非常に長い距離を設定する。たとえば、ziを1000mや1000kmなどに設定する。このように、道路標識30の位置を非常に遠方とするモデルを考えることにより、各乾板31A〜31Eに対する道路標識30の相対位置を同一の相対位置と近似することを可能としている。これにより、図5に示したように、各乾板31A〜31Eを区別せずに、各乾板31A〜31Eを同じ座標系に配置して計算を行うことが可能である。ここで、距離ziをどの程度の長さにすれば、上記のような近似を行うことができるかどうかは、実験などを通して適宜所定の距離を設定するようにすればよい。
また、本実施の形態においては、回折光学素子11がトンネルの幅方向にタイリングされ、全体として幅方向の長さが長くなるシステムを考えているので、各乾板31と道路標識30との相対位置を同一と近似するためには、距離ziを乾板31の幅に比べて非常に長くすると説明した。しかし、回折光学素子をタイリングする方向は任意である。したがって、タイリングされた回折光学素子の平面全体の中で、最も長い直線を引いた場合に、距離ziは、その直線長さに対して非常に長くなるように(つまり、各乾板31と道路標識30との相対位置を同一と近似できる程度に長く)設定すればよい。
このような条件下により、回折光学素子11A〜11Eを作成する計算モデルは、図5のような共通のモデルに当てはめることができる。つまり、各回折光学素子11A〜11Eそれぞれに対して同じ相対位置に道路標識30を設定し、同じ相対位置に点光源32を設定することができるのである。あるいは、図6に示すような座標系と考えても良い。つまり、各乾板11A〜11Eについて、それぞれ図6で示すようなローカル座標系(xi(L),yi(L),z)を設定し、その座標系において同じ座標位置に参照光照射用の点光源32を設定する。そして、再生システムにおいても、点光源32と同じ座標位置に再生照明光の照射装置を設定するのである。
図5を参照しながら、干渉縞の計算方法について説明する。道路標識30をz軸に平行な平面波で照射したときに、その平面波は、道路標識30に当たることにより、散乱光となって乾板面に達することになるが、この乾板面での光の振幅は数1式で表される。
Figure 0004644868
ここで、g(x,y)は道路標識30の座標(x,y)における画像情報を表している。つまり、平面波を受けた道路標識30が、その平面波を反射することによって得られる道路標識30の平面上における画像情報である。また、数1式において、k=2π/λであり、λは光の波長である。
一方、点光源32から照射される参照光33を発散球面波として考えると、この参照光33の振幅は、数2式で表される。
Figure 0004644868
ここで、rは点光源32と乾板面上の点(xi,yi)との距離である。
そして、乾板面の光強度は、物体光と参照光との光強度を加え合わせたものであるから、乾板面上の光強度は、数3式で表される。
Figure 0004644868
数3式は、乾板面上の座標(xi,yi)上での光強度を表している。つまり、このI(xi,yi)が、乾板面上に現れる干渉縞を表現する式である。
これら数1式から数3式に従ってコンピュータで光強度を計算し、その結果を高精度のプリンター(例えば印刷用のイメージセッター)やレーザ直接描画装置で透明フィルムやガラス基板に露光する。レーザ直接描画装置とはガラス基板に例えばフォトレジスト等の光感光性材料を塗り、その上に先ほどの計算結果に従って小さく絞ったレーザ光線で直接干渉縞を描画していくものである。
このように、コンピュータを利用することによって干渉縞を算出し、透明フィルムやガラス基板に干渉縞を描画することにより、回折光学素子11が作成される。そして、計算結果に基づいて作成された回折光学素子11を5枚分複製することにより、回折光学素子11A〜11Eとして利用することができるのである。
そして、コンピュータ上でモデリングした乾板31A〜31Eおよび点光源32A〜32Eの位置関係と同じ位置関係で回折光学素子11A〜11Eおよび照射手段12A〜12Eを設置し、再生照明光を照射することにより、各回折光学素子11A〜11Eが同じ位置に再生像20を形成するシステムが構築されるのである。つまり、回折光学素子11A〜11Eを作成する上記計算において、道路標識30の情報として同一の画像情報g(x,y)を利用しているので、同一の道路標識を再生像20として形成することが可能である。
なお、数2式で示したように、ここでは、参照光として発散球面波を採用しており、また、図2等で示したシステムでは凸レンズ121によりレーザ光が発散球面波として照射されるので、形成される再生像20は虚像20vである。これに対して、数2式の指数部分の符号を負に変更し、参照光を収束球面波として回折光学素子を作成し、再生照明光として発散球面波を使用することにより、実像20rを形成するシステムとすることができる。
このように、本実施の形態においては、トンネル2の断面平面内に複数の回折光学素子11A〜11Eをタイリングし、同一位置に同一の再生像20を道路標識として表示させるので、トンネル2内の広い領域から再生像を観察可能なシステムを構築する際にも、回折光学素子11の作成コストを低減させることが可能である。
また、各照射手段12は、遮光板123を備えることにより、1対1で対応している回折光学素子11に対してのみ再生照明光を照射することが可能である。これにより、各回折光学素子11が複数の照射手段12からの再生照明光を入射することを防止することができ、再生像20をクリアに表示させることが可能である。
{第2の実施の形態}
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態においては、回折光学素子11に対して1対1に対応する照射手段12を設け、1台の照射手段12が対応する1枚の回折光学素子11に対して再生照明光を照射するシステム構成とした。これに対して第2の実施の形態では、1台の照射手段12が複数の回折光学素子11に対して再生照明光を照射するシステムを構成する。なお、この実施の形態においても、各回折光学素子11によって、同一の空間位置に同一の道路標識を再生像として表示させるシステムを構築する。
図7で示すシステムの例では、トンネル2内に、3台の照射手段12AB1,12AB2,12AB3と、6枚の回折光学素子11A1,11B1,11A2,11B2,11A3,11B3が吊り下げられている。照射手段12AB1は、2枚の回折光学素子11A1,11B1に再生照明光を照射し、照射手段12AB2は、2枚の回折光学素子11A2,11B2に再生照明光を照射し、照射手段12AB3は、2枚の回折光学素子11A3,11B3に再生照明光を照射する構成となっている。なお、照射手段12AB1,12AB2,12AB3の構成は、図3を参照して説明した照射手段12の構成と同様であり、それぞれレーザ照射装置121と凸レンズ122と遮光板123とを備えている。
また、回折光学素子11A1と照射手段12AB1の位置関係と、回折光学素子11A2と照射手段12AB2の位置関係と、回折光学素子11A3と照射手段12AB3の位置関係とは、同一の位置関係となるようにシステムが構築される。同様に、回折光学素子11B1と照射手段12AB1の位置関係と、回折光学素子11B2と照射手段12AB2の位置関係と、回折光学素子11B3と照射手段12AB3の位置関係とは、同一の位置関係となるようにシステムが構築される。
そして、第1の実施の形態と同様に、回折光学素子11の設置位置から再生像20の形成位置までの距離を非常に長く設定することにより、回折光学素子11A1,11A2,11A3に対する再生像20の相対位置を同一の相対位置と近似することが可能である。また、同様に、回折光学素子11B1,11B2,11B3に対する再生像20の相対位置を同一の相対位置と近似することが可能である。これにより、回折光学素子11A1,11A2,11A3として、同一の干渉縞が形成された回折光学素子を利用することが可能であり、回折光学素子11B1,11B2,11B3として、同一の干渉縞が形成された回折光学素子を利用することが可能となる。
このような6枚の回折光学素子11を作成するためには、図8で示すような座標系を考え、乾板31A1および乾板31B1を2枚セットとした計算モデルにおいて、干渉縞の計算を行う。このようなモデルにおいて第1の実施の形態と同様に、干渉縞の数式を計算する。そして、計算結果から乾板31A1に干渉縞を書き込むことにより、回折光学素子11A1が作成され、乾板31B1に干渉縞を書き込むことにより、回折光学素子11B1が作成される。そして、回折光学素子11A1を原版として2枚の回折光学素子を複製することにより、回折光学素子11A2,11A3として利用することが可能であり、回折光学素子11B1を原版として2枚の回折光学素子を複製することにより、回折光学素子11B2,11B3として利用することが可能である。
また、第2の実施の形態においても、各照射手段12AB1,12AB2,12AB3は、それぞれ遮光板123を備えている。そして、各照射手段12AB1,12AB2,12AB3が照射する再生照明光は、遮光板123の貫通孔123を通過した後、対応する1セットの回折光学素子に対してのみ照射されるように構成されている。つまり、照射手段12AB1が照射する再生照明光は、回折光学素子11A1,11B1に対してのみ照射され、照射手段12AB2が照射する再生照明光は、回折光学素子11A2,11B2に対してのみ照射され、照射手段12AB3が照射する再生照明光は、回折光学素子11A3,11B3に対してのみ照射されるようになっている。これにより、複数の照射手段12から照射された再生照明光が、1つの回折光学素子11に入射されることを防止することができ、道路標識としての再生像20をクリアに表示させることが可能である。
第2の実施の形態によれば、1台のレーザ照射装置12によって、複数の回折光学素子11に再生照明光を照射するので、レーザ照射装置12の台数を少なくすることができる。そして、同じ位置関係にある回折光学素子については、複製により同一の干渉縞が書き込まれたものを複製して利用することができるので、計算コストを削減することが可能である。
{第3の実施の形態}
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第2の実施の形態においては、1台の照射手段12が1セットとなる2枚の回折光学素子11に対して再生照明光を照射するシステムを構成した。第3の実施の形態においても、1台の照射手段12が複数の回折光学素子11に対して再生照明光を照射するシステムを構成する。なお、この実施の形態においても、各回折光学素子11によって、同一の空間位置に同一の道路標識を再生像として表示させるシステムを構築する。
図9で示すシステムの例では、10枚の回折光学素子11A〜11Jが、トンネル2の断面平面内に縦2枚×横5枚の配列で2次元的に配置されている。そして、照射手段12の配置位置としては、複数のパターンを考えることができる。
たとえば、上下2つの回折光学素子11を1セットとして、この1セットの回折光学素子に対して、1台のレーザ照射装置12により再生照明光を照射するシステムを構成することが可能である。具体的には、第1のレーザ照射装置12(図示省略)により、回折光学素子11A,11Fに再生照明光を照射し、第2のレーザ照射装置12(図示省略)により、回折光学素子11B,11Gに再生照明光を照射し、同様に、第3のレーザ照射装置12(図示省略)により、回折光学素子11C,11Hに対して、第4のレーザ照射装置12(図示省略)により、回折光学素子11D,11Iに対して、第5のレーザ照射装置12(図示省略)により、回折光学素子11E,11Jに対して再生照明光を照射するシステムを構築する。
このようなシステムを構築するためには、原版として2つの回折光学素子11A,11Fを作成すればよい。図8を用いたモデルでは、左右に2枚の乾板を配置して干渉縞の計算を行ったが、この場合には、上下に2枚の乾板を配置した計算モデルにおいて干渉縞の計算を行うようにすればよい。また、道路標識(再生像)の形成位置は、上記各実施の形態と同様に、非常に遠方に設定し、各回折光学素子11と再生像20との相対位置を同一の相対位置と近似することが可能なモデルを設定する。このような方法により原版として回折光学素子11A,11Fを作成する。そして、原版として作成された回折光学素子11Aを5枚複製することにより、回折光学素子11B,11C,11D,11Eとして利用することが可能である。また、原版として作成された回折光学素子11Fを5枚複製することにより、回折光学素子11G,11H,11I,11Jとして利用することが可能である。
また、第3の実施の形態においても、各照射手段12は、それぞれ遮光板123を備えている。そして、各照射手段12が照射する再生照明光は、遮光板123の貫通孔123を通過した後、対応する1セットの回折光学素子に対してのみ照射されるように構成されている。つまり、第1の照射手段12が照射する再生照明光は、回折光学素子11A,11Fに対してのみ照射され、第2の照射手段12が照射する再生照明光は、回折光学素子11B,11Gに対してのみ照射され、第3の照射手段12が照射する再生照明光は、回折光学素子11C,11Hに対してのみ照射され、第4の照射手段12が照射する再生照明光は、回折光学素子11D,11Iに対してのみ照射され、第5の照射手段12が照射する再生照明光は、回折光学素子11E,11Jに対してのみ照射されるようになっている。これにより、1枚の回折光学素子11が複数の照射手段12から照射された再生照明光を入射することを防止することが可能であり、道路標識をクリアに表示させることが可能である。
あるいは、図9で示したシステムを構築するために、第2の実施の形態と同様に、左右2つの回折光学素子11を1セットとし、この1セットの回折光学素子11に対して1台のレーザ照射装置12が再生照明光を照射するシステムを構築するようにしてもよい。
あるいは、4枚の回折光学素子11を1セットとし、この1セットの回折光学素子11に対して1台のレーザ照射装置12が再生照明光を照射するシステムを構築するようにしてもよい。たとえば、回折光学素子11A,11B,11F,11Gを1セットするモデルを考える。この場合には、縦2枚×横2枚で配列された乾板31と、これら4つの乾板31に参照光を照射する点光源32と、非常に遠方に設定された道路標識30を計算モデルとして干渉縞を計算すればよい。そして、原版として作成された回折光学素子11A,11B,11F,11Gを複製することにより、それぞれ回折光学素子11C,11D,11H,11Iを作成することが可能である。また、回折光学素子11A,11Bの複製を、それぞれ回折光学素子11E,11Fとして利用することも可能である。
このように、4枚の回折光学素子を1セットして、1台の照射手段12により再生照明光を照射させるシステムを構築する場合にも、各照射手段12が備える遮光板123の作用により、1枚の回折光学素子11が複数の照射手段12から照射された再生照明光を入射することを防止することが可能であり、再生像20をクリアに表示させることが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、複数の回折光学素子をタイリングすることにより、広い領域から再生像を観察可能な道路標識システムを構築することが可能である。これにより、非常に大きな回折光学素子を作成する場合と比べ、計算コストの低減と、回折光学素子の作成コストを低減させることが可能である。
上記第1の実施の形態において、各回折光学素子はトンネル2内の幅方向に間隔を空けることなく並べられていると説明したが、この道路標識表示システムにおいては、観察者(運転者)は、数十m離れた位置から回折光学素子を見ることになるので、わずかな隙間が空いていることは問題ない。たとえば、数mm程度の隙間があったとしても、肉眼では見分けることができないので問題はない。したがって、「間隔を空けることなく」とは、少なくとも肉眼で隙間が観察できない程度に各回折光学素子をつめてタイリングするという意味である。なお、これは上記第2および第3の実施の形態においても同様であり、これらの実施の形態においても、各回折光学素子をトンネル2内の断面平面内において間隔を空けることなくタイリングすることが好ましい。そして、この場合にも、わずかな隙間が空いていることは問題ではない。トンネル2の断面平面内において、少なくとも肉眼で隙間が観察できない程度に、各回折光学素子をつめてタイリングするようにすればよい。
本実施の形態にかかる道路標識表示システムを示すトンネル内の図である。 道路標識表示システムを示す図である。 レーザ照射装置の構成を示す図である。 コンピュータ上で回折光学素子を作成する際に仮想的に配置された各要素を示す図である 各乾板と道路標識の位置関係を同一の関係と近似した場合における、コンピュータ上で回折光学素子を作成する際に仮想的に配置された各要素を示す図である。 個々の乾板について使用する座標系を示す図である。 隣り合う2つの回折光学素子に同一のレーザ照射装置を利用する実施の形態を示す図である。 2つの乾板について共通の参照光を利用する場合の座標系を示す図である。 上下左右方向に回折光学素子をタイリングした実施の形態図である。 物理的な道路標識をトンネル内に設置した従来技術を示す図である。 本出願人により提案されている回折光学素子を用いて道路標識表示システムを示す図である。 道路標識表示システムの基本構成を具体的に示す図である。 トンネル内の広い領域から再生像を観察可能とするシステムの概略図である。
符号の説明
2 トンネル
11A〜11E 回折光学素子
12A〜12E 照射手段
121 レーザ照射装置
122 凸レンズ
123 遮光板
13 再生照明光
20v 虚像
20r 実像

Claims (8)

  1. トンネル内において道路標識を表示させるシステムであって、
    前記トンネルの断面平面内に並べられたN(Nは2以上の整数)枚の回折光学素子と、
    前記N枚の回折光学素子に対応して、それぞれ再生照明光を照射するためのN個の照射手段と、
    を備え、
    前記N枚の回折光学素子は、その乾板面に記録された干渉縞によって入射した前記再生照明光を回折することにより道路標識を再生像として表示させるものであり、前記N枚の回折光学素子は、同一の空間位置に同一の道路標識を再生像として表示させるように作成されていることを特徴とする道路標識表示システム。
  2. 請求項1に記載の道路標識表示システムにおいて、
    前記N枚の回折光学素子は、前記トンネルの断面平面内において、間隔を空けることなくタイリングされていることを特徴とする道路標識表示システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の道路標識表示システムにおいて、
    前記N枚の回折光学素子の設置位置から前記再生像の形成位置までの距離を所定の距離より長く設定することにより、前記N枚の回折光学素子として同一の干渉縞が形成された回折光学素子を用いることを特徴とする道路標識表示システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の道路標識表示システムにおいて、
    各照射手段は、
    それぞれ対応している回折光学素子に対してのみ再生照明光を照射するために照射範囲の一部領域を遮光する遮光手段、
    を含むことを特徴とする道路標識表示システム。
  5. トンネル内において道路標識を表示させるシステムであって、
    前記トンネルの断面平面内に並べられたN(Nは2以上の整数)枚の回折光学素子と、
    前記N枚の回折光学素子をM(MはNより小さい整数)個の回折光学素子群の集合として区分し、前記M個の回折光学素子群に対応して、それぞれ再生照明光を照射するためのM個の照射手段と、
    を備え、
    前記N枚の回折光学素子は、その乾板面に記録された干渉縞によって入射した前記再生照明光を回折することにより道路標識を再生像として表示させるものであり、前記N枚の回折光学素子は、同一の空間位置に同一の道路標識を再生像として表示させるように作成されていることを特徴とする道路標識表示システム。
  6. 請求項5に記載の道路標識表示システムにおいて、
    前記N枚の回折光学素子は、前記トンネルの断面平面内において、間隔を空けることなくタイリングされていることを特徴とする道路標識表示システム。
  7. 請求項5または請求項6に記載の道路標識表示システムにおいて、
    前記M個の回折光学素子群に含まれる回折光学素子の中で、回折光学素子と各照射手段との位置関係が同じ回折光学素子の集合を共通回折光学素子群とし、
    前記N枚の回折光学素子の設置位置から前記再生像の形成位置までの距離を所定の距離より長く設定することにより、前記共通回折光学素子群として同一の干渉縞が形成された回折光学素子を用いることを特徴とする道路標識表示システム。
  8. 請求項7に記載の道路標識表示システムにおいて、
    各照射手段は、
    それぞれ対応する回折光学素子群に対してのみ再生照明光を照射するために照射範囲の一部領域を遮光する遮光手段、
    を含むことを特徴とする道路標識表示システム。
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