JP4644775B2 - 医療用ブラシ - Google Patents

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本発明は、内視鏡の管路やカテーテル内等に通されて使用される医療用ブラシに関する。
医療用ブラシは、例えば内視鏡の管路に通して、体内組織の採取や管路内のブラッシング掃除の目的に用いられたり、血管カテーテルに通して血管内壁に傷を付け、それによって血管収縮による血栓を生じさせて血管閉塞を行う目的等に使用される。
そのような医療用ブラシは一般に、ブラシ材が放射状に取り付けられたブラシ軸部材の後端部分が、内視鏡の管路やカテーテル内等に挿脱されるフレキシブルな可撓軸の先端に連結された構成になっており、可撓軸として金属製のコイル軸を用いたものが、撚り線ワイヤ等を用いたものより腰折れ強度やフレキシブル性等の点で優れている(例えば、特許文献1、2)。
特開平7−361号公報 特開2002−125929号公報
図10は従来の医療用ブラシの先端部分を示しており、多数の線状のブラシ材101がブラシ軸部材102に放射状に取り付けられ、そのブラシ軸部材102の後端部分が、内視鏡の管路に挿脱されるコイル軸103の先端に差し込まれてそこにロー付け、半田付け又は溶接等により連結固着されている。
しかし、そのような従来の医療用ブラシにおいては、ブラシ軸部材102のコイル軸103に差し込まれた部分全体が屈曲不能な硬質部になるため、図11に示されるように硬質部が非常に長くなって、ブラシの先端部分が生体粘膜に沿って柔軟に屈曲しなかったり、内視鏡の管路やカテーテル内を通過させるのが困難になる場合がある。また、使用によりブラシの先端部分を屈曲させると、硬質部の後端部分に応力が集中するため、図12に示されるようにその部分に永久的な曲がり癖Aがついて使用不能になってしまう場合がある。
また、ブラシ材101を直列に間隔をあけて複数配置するように(或いは、コイル軸103の途中にブラシ材101を配置するように)、ブラシ軸部材102の前後両端にコイル軸103が連結された構成の場合には、図13に示されるように硬質部がブラシ材101の前後両方向に長くなって内視鏡の管路やカテーテル内を通過するのがより困難になったり、図14に示されるようにブラシ軸部材102の前後両端付近に永久的な曲がり癖Aが容易に発生してしまう場合がある。
本発明はそのような問題を解決するためになされたものであり、ブラシの先端部分が容易に屈曲できる状態にブラシ軸部材をコイル軸に連結することができる医療用ブラシを提供することを目的とする。
ブラシ材がブラシ軸部材に放射状に取り付けられて、内視鏡の管路やカテーテル内等に挿脱されるコイル軸の先端にブラシ軸部材の後端部分が連結された構成の医療用ブラシにおいて、コイル軸として、内径寸法がブラシ軸部材の外径寸法より大きなコイル軸が用いられ、そのコイル軸の先端部分がブラシ軸部材の後端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによってコイル軸とブラシ軸部材とが固着剤や溶接によることなく連結されている。
なお、コイル軸の先端部分の1巻ないし3巻がブラシ軸部材の周囲をきつく締め付ける状態に縮径されていてもよく、コイル軸の先端部分の1.5巻ないし2巻がブラシ軸部材の周囲をきつく締め付ける状態に縮径されていればより好ましい。
また、コイル軸の先端部分が、縮径させながらブラシ軸部材の周囲に巻き付けられたものであってもよく、或いは、ブラシ軸部材が、縮径された状態のコイル軸の先端内にねじ込まれるようにして差し込まれたものであってもよい。
ブラシ軸部材は金属線を撚り合わせて形成されているとよく、ブラシ軸部材の撚り方向とコイル軸の巻き方向とが同方向であると好ましい。
また、コイル軸の先端付近が屈曲されると、コイル軸の先端縮径部分より奥の位置において、ブラシ軸部材が、コイル軸の内面に触れることなくコイル軸の軸線位置から外れた位置に偏位するとよく、コイル軸の先端付近が粗巻きに形成されているとより容易に屈曲する。
また、ブラシ軸部材の後端にブラシ軸部材の外径寸法より大きくてコイル軸の内径寸法より小さな抜け止め部が形成されていてもよく、抜け止め部がブラシ軸部材の後端を溶解してブラシ軸部材と一体の瘤状に形成されていてもよい。
また、ブラシ材がコイル軸の端面に接する位置まで設けられていると硬質部をより短くすることができ、コイル軸の内径寸法より小さな外径寸法の操作ワイヤがコイル軸の後端部に連結されていてもよく、その場合には、コイル軸の後端部分が操作ワイヤの先端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによってコイル軸と操作ワイヤとが固着剤や溶接によることなく連結されているとよい。
また、コイル軸の内径寸法より小さな外径寸法の第2のブラシ軸部材がコイル軸の後端部に連結されていて、コイル軸の後端部分が第2のブラシ軸部材の先端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによってコイル軸と第2のブラシ軸部材とが固着剤や溶接によることなく連結されていてもよい。
そして、第2のブラシ軸部材の外径寸法より大きな内径寸法の第2のコイル軸が第2のブラシ軸部材の後端に連結されていて、第2のコイル軸の先端部分が第2のブラシ軸部材の後端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによって第2のコイル軸と第2のブラシ軸部材とが固着剤や溶接によることなく連結されていてもよい。
本発明の医療用ブラシによれば、内径寸法がブラシ軸部材の外径寸法より大きく形成されたコイル軸の先端部分が、ブラシ軸部材の後端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによってコイル軸とブラシ軸部材とが固着剤や溶接によることなく連結されているので、硬質部を短く形成することができて、ブラシ軸部材をコイル軸に対して容易に屈曲できる状態に連結することができ、その結果、内視鏡の管路やカテーテル内を容易に通過させることができる優れた効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明する。
図1は本発明の第1の実施例の医療用ブラシの先端部分を示しており、ブラシ材1は可撓性のあるプラスチック製(例えばナイロン製)又はステンレス、プラチナ又はイリジウムを含有するプラチナ合金等の細い線材により形成されていて、金属線材からなる二本の素線を撚り合わせて形成されたブラシ軸部材2の撚り工程の際に二本の素線の間に多数のブラシ材1が順にきつく挟み込まれ、その結果、ブラシ材1がブラシ軸部材2に放射状に取り付けられた構成になっている。ただし、ブラシ材1として多数の線材に代えてスポンジ状の部材等が取り付けられたものであっても差し支えない。ブラシ軸部材2の最先端部分には、そこにぶつかる相手方が傷つかないように保護するための球状の先端チップ3が固着されている。
内視鏡の管路又はカテーテル内等に挿脱されるコイル軸4は、例えばステンレス鋼線又はプラチナ合金製の密着巻きのものであり、内径寸法Dがブラシ軸部材2の外径寸法d1より大きく形成されている。そして、コイル軸4の先端部分がブラシ軸部材2の後端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによってコイル軸4とブラシ軸部材2とが半田や金属ロー等のような固着剤や溶接等によることなく機械的に直接連結されている。その連結作業は、コイル軸4の先端部分を機械的に縮径させながらブラシ軸部材2の周囲に巻き付けてもよく、或いは、コイル軸4の先端部分を予め縮径させておき、そこにブラシ軸部材2をねじ込むようにしてコイル軸4の先端部分を少し押し広げながら差し込んでもよい。ブラシ軸部材2に対するコイル軸4の締め付け巻き数は、少なくとも1巻は必要であり、硬質部を長くしないために3巻程度を上限とするのが望ましく、1.5巻ないし2巻程度が連結強度と硬質部長の双方のバランスから最も好ましい。
そのようにしてコイル軸4の先端に連結されたブラシ軸部材2は、もしブラシ軸部材2が単線であればコイル軸4を相当きつく締め付けても外力が加わったときに軸線方向に移動して脱落し易いが、ブラシ軸部材2が撚り線で表面に凹凸があるので、その凹凸にコイル軸4の素線が食い込んだ状態になり、コイル軸4をある程度以上きつく締め付けることにより軸線方向に移動しない状態に連結される。ブラシ軸部材2の撚り方向とコイル軸4の巻き方向とが同方向であると、良好な食い込み状態が得られる。
図2は、本実施例の医療用ブラシの先端部分が、図示されていない内視鏡の管路やカテーテル内に通されたり生体粘膜に沿うように押し付けられて屈曲した状態を示しており、ブラシ軸部材2とコイル軸4とがコイル軸4の最先端巻き付け部分だけで連結されていて、硬質部がその連結部から前寄りの部分だけなので非常に短く形成されている。そして、単に硬質部が短いというだけでなく、コイル軸4の先端付近が屈曲された時には、コイル軸4の先端縮径部分より奥の位置において、ブラシ軸部材2の後端2a付近がコイル軸4の内面に触れることなくコイル軸4の軸線位置から外れた位置に自由に偏位するので、ブラシ軸部材2がコイル軸4に対してスムーズに首を振る状態になり、医療用ブラシの先端部分を容易に屈曲させることができ、小さな曲率半径で屈曲させてもコイル軸4に永久的な曲がり癖が付かない。
なお、ブラシ軸部材2がコイル軸4に対してスムーズに首を振るためには、ブラシ軸部材2の外径とコイル軸4の内径との間にある程度以上の空間が必要である。したがって、ブラシ軸部材2の外径寸法d1とコイル軸4の内径寸法Dとの間の寸法差はそのような動作が得られるのに必要かつ十分な空間が得られるように設定する必要があり、その医療用ブラシが使用される条件下において、コイル軸4の先端部分を最小の曲率半径で曲げた時にブラシ軸部材2の後端2aがコイル軸4の内面にぶつからないように設定するとよい。
図3は、本発明の第2の実施例の医療用ブラシの先端部分を示しており、コイル軸4の先端締め付け部に隣接する部分を粗巻きに形成したものである。このように構成することにより、コイル軸4の先端付近がより容易に屈曲するようになる。
図4は、本発明の第3の実施例の医療用ブラシの先端部分を示しており、コイル軸4の内径寸法Dより小さな外径寸法d2の操作ワイヤ5がコイル軸4の後端部分に連結されている。操作ワイヤ5としては例えばステンレス鋼線の複数の素線を撚り合わせて形成された撚り線が用いられていて、コイル軸4の後端部分が操作ワイヤ5の先端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによってコイル軸4と操作ワイヤ5とが固着剤や溶接によることなく連結されている。
図5は、第3の実施例の医療用ブラシが、図示されていない内視鏡の管路やカテーテル内に通されたり生体粘膜に沿うように押し付けられて屈曲した状態を示しており、コイル軸4と操作ワイヤ5とがコイル軸4の最後端巻き付け部分だけで連結されていて、その連結硬質部が非常に短く形成されると共に、コイル軸4の後端縮径部分より奥の位置において、操作ワイヤ5の先端5a付近がコイル軸4の内面に触れることなくコイル軸4の軸線位置から外れた位置に自由に偏位するので、コイル軸4と操作ワイヤ5との連結部も容易に屈曲させることができ、小さな曲率半径で屈曲させてもコイル軸4に永久的な曲がり癖が付かない。なお、この場合も、操作ワイヤ5の外径寸法d2とコイル軸4の内径寸法Dとの間の寸法差を、コイル軸4の先端部分が使用上最小の曲率半径で曲げられた時に操作ワイヤ5の先端5aがコイル軸4の内面にぶつからないように設定するとよい。
図6は、本発明の第4の実施例の医療用ブラシの先端部分を示しており、第2のブラシ材1′が植設された第2のブラシ軸部材2′がコイル軸4,4′の途中にも取り付けられている。即ち、第1のコイル軸4の内径寸法Dより小さな外径寸法の第2のブラシ軸部材2′が第1のコイル軸4の後端部に連結されていて、第1のコイル軸4の後端部分が第2のブラシ軸部材2′の先端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによって第1のコイル軸4と第2のブラシ軸部材2′とが固着剤や溶接等によることなく連結され、さらに、第2のブラシ軸部材2′の外径寸法d1′より大きな内径寸法D′の第2のコイル軸4′が第2のブラシ軸部材2′の後端側に連結されていて、第2のコイル軸4′の先端部分が第2のブラシ軸部材2′の後端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによって第2のコイル軸4′と第2のブラシ軸部材2′とが固着剤や溶接等によることなく連結されている。このように構成することにより、図7に示されるように、コイル軸4,4′の途中に設けられた第2のブラシ材1′部分の硬質部長が短くなって容易に屈曲し、曲がり癖もつかなくなる。なお、同様にして、第3或いは第4のブラシ材を設けてもよい。
図8は、本発明の第5の実施例の医療用ブラシの先端部分を示しており、ブラシ軸部材2の後端に、ブラシ軸部材2の外径寸法より大きくてコイル軸4の内径寸法より小さな抜け止め部6が一体的に形成されている。このように構成することにより、仮にブラシ軸部材2に対するコイル軸4の締め付け強度より大きな外力がブラシ軸部材2を引き抜く方向に作用した場合でもブラシ軸部材2がコイル軸4から脱落することを防止することができる。抜け止め部6は、その医療用ブラシが使用される条件下においてコイル軸4の先端部分を最小の曲率半径で曲げた時にコイル軸4の内面に触れない大きさに形成されており、抜け止め部6はブラシ軸部材2の後端を溶解してブラシ軸部材2と一体の瘤状に形成することにより十分な強度のものを形成することができる。なお、この実施例においては、ブラシ材1がコイル軸4の最先端部分に接する位置まで設けられており、本発明においては、ブラシ軸部材2とコイル軸4とを連結する際に加熱する必要がないので、そのような構成を採ってもブラシ材1が損傷せず、硬質部をより短く構成することができる。
図9は、本発明の第6の実施例の医療用ブラシの先端部分を示しており、第5の実施例の構成を、第2のブラシ軸部材2′がコイル軸4,4′の途中に取り付けられた医療用ブラシに採用したものである。なお、図4に示される第3の実施例の操作ワイヤ5の先端に同様の抜け止め部を形成してもよい。
本発明の第1の実施例の医療用ブラシの先端部分の側面断面図。 本発明の第1の実施例の医療用ブラシの先端部分が屈曲した状態の側面断面図。 本発明の第2の実施例の医療用ブラシの先端部分の側面断面図。 本発明の第3の実施例の医療用ブラシの先端部分の側面断面図。 本発明の第3の実施例の医療用ブラシの先端部分が屈曲した状態の側面断面図。 本発明の第4の実施例の医療用ブラシの先端部分の側面断面図。 本発明の第4の実施例の医療用ブラシが屈曲した状態の側面断面図。 本発明の第5の実施例の医療用ブラシの先端部分の側面断面図。 本発明の第6の実施例の医療用ブラシの先端部分の側面断面図。 従来の医療用ブラシの先端部分の側面断面図。 従来の医療用ブラシの先端部分が屈曲した状態の側面断面図。 従来の医療用ブラシの先端部分に曲がり癖が付いた状態の側面断面図。 従来の医療用ブラシの他の例の屈曲した状態の側面断面図。 従来の医療用ブラシの他の例の曲がり癖が付いた状態の側面断面図。
符号の説明
1,1′…ブラシ材
2,2′…ブラシ軸部材
2a…後端
4,4′…コイル軸
5…操作ワイヤ
6,6′…抜け止め部
D,D′…コイル軸の内径寸法
d1,d1′…ブラシ軸部材の外径寸法
d2…操作ワイヤの外径寸法

Claims (16)

  1. ブラシ材がブラシ軸部材に放射状に取り付けられて、内視鏡の管路やカテーテル内等に挿脱されるコイル軸の先端に前記ブラシ軸部材の後端部分が連結された構成の医療用ブラシにおいて、
    前記コイル軸として、内径寸法が前記ブラシ軸部材の外径寸法より大きなコイル軸が用いられ、そのコイル軸の先端部分が前記ブラシ軸部材の後端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによって前記コイル軸と前記ブラシ軸部材とが固着剤や溶接によることなく連結されていることを特徴とする医療用ブラシ。
  2. 請求項1に記載された医療用ブラシにおいて、前記コイル軸の先端部分の1巻ないし3巻が前記ブラシ軸部材の周囲をきつく締め付ける状態に縮径されている医療用ブラシ。
  3. 請求項2に記載された医療用ブラシにおいて、前記コイル軸の先端部分の1.5巻ないし2巻が前記ブラシ軸部材の周囲をきつく締め付ける状態に縮径されている医療用ブラシ。
  4. 請求項1から3の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記コイル軸の先端部分が、縮径させながら前記ブラシ軸部材の周囲に巻き付けられたものである医療用ブラシ。
  5. 請求項1から3の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記ブラシ軸部材が、縮径された状態の前記コイル軸の先端内にねじ込まれるようにして差し込まれたものである医療用ブラシ。
  6. 請求項1から5の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記ブラシ軸部材が金属線を撚り合わせて形成されている医療用ブラシ。
  7. 請求項6に記載された医療用ブラシにおいて、前記ブラシ軸部材の撚り方向と前記コイル軸の巻き方向とが同方向である医療用ブラシ。
  8. 請求項1から7の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記コイル軸の先端付近が屈曲されると、前記コイル軸の先端縮径部分より奥の位置において、前記ブラシ軸部材が、前記コイル軸の内面に触れることなく前記コイル軸の軸線位置から外れた位置に偏位する医療用ブラシ。
  9. 請求項1から8の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記コイル軸の先端付近が粗巻きに形成されている医療用ブラシ。
  10. 請求項1から9の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記ブラシ軸部材の後端に前記ブラシ軸部材の外径寸法より大きくて前記コイル軸の内径寸法より小さな抜け止め部が形成されている医療用ブラシ。
  11. 請求項10に記載された医療用ブラシにおいて、前記抜け止め部が前記ブラシ軸部材の後端を溶解して前記ブラシ軸部材と一体の瘤状に形成されている医療用ブラシ。
  12. 請求項1から11の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記ブラシ材が前記コイル軸の端面に接する位置まで設けられている医療用ブラシ。
  13. 請求項1から12の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記コイル軸の内径寸法より小さな外径寸法の操作ワイヤが前記コイル軸の後端部に連結されている医療用ブラシ。
  14. 請求項13に記載された医療用ブラシにおいて、前記コイル軸の後端部分が前記操作ワイヤの先端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによって前記コイル軸と前記操作ワイヤとが固着剤や溶接によることなく連結されている医療用ブラシ。
  15. 請求項1から12の何れかに記載された医療用ブラシにおいて、前記コイル軸の内径寸法より小さな外径寸法の第2のブラシ軸部材が前記コイル軸の後端部に連結されていて、前記コイル軸の後端部分が前記第2のブラシ軸部材の先端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによって前記コイル軸と前記第2のブラシ軸部材とが固着剤や溶接によることなく連結されている医療用ブラシ。
  16. 請求項15に記載された医療用ブラシにおいて、前記第2のブラシ軸部材の外径寸法より大きな内径寸法の第2のコイル軸が前記第2のブラシ軸部材の後端に連結されていて、前記第2のコイル軸の先端部分が前記第2のブラシ軸部材の後端寄りの部分の周囲をきつく締め付ける状態に縮径され、それによって前記第2のコイル軸と前記第2のブラシ軸部材とが固着剤や溶接によることなく連結されている医療用ブラシ。
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