JP4642377B2 - 建物ユニットの締結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄骨ラーメン形式の建物ユニットを基礎に設置するための建物ユニットの締結構造に関する。
従来、基礎上に鉄骨ラーメン形式の建物ユニットを設置する場合、図7に示すように、基礎2にシース管を埋設して固定孔2aを形成し、この固定孔2aに建物ユニット1の柱脚部の下面に予め突設されたアンカーボルト41を挿入し、固定孔2aの内部にグラウトを充填して固定する方法を採用していた(例えば、特許文献1参照)。この場合、柱脚部の内部において、アンカーボルト41の頭部がナット42に螺合され、このナット42が柱脚部の内面に溶接されることによって、アンカーボルトが柱脚部の下面に突設した状態となっていた。
一方、ユニット式建物の移築、例えば住宅展示場で展示されていたユニット式住宅を移設するなどの目的で、建物ユニットを基礎から分離する必要性が生じている。
特開2000−220149号公報
しかしながら、従来の方法では、アンカーボルト41の頭部が建物ユニット1の柱脚部の内部に隠蔽されて固定されているため、その固定を解除して建物ユニット1を基礎2から分離することは、建物ユニット1を分解しない限り不可能であった。建物ユニット1を分解しないで分離するためには、基礎2と建物ユニット1との僅かな隙間から、場合によっては基礎2をはつって拡げたその隙間から、アンカーボルト41の廻りのシール材19や硬化したグラウト材を除去した後、アンカーボルト41を切断しなければならず、作業に大きな手間がかかっていた。
本発明の課題は、建物ユニットを基礎から容易に分離して移設することができる建物ユニットの締結構造を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図2に示すように、建物ユニット1を基礎2に締結する建物ユニット1の締結構造であって、前記建物ユニット1が、前記基礎2にアンカー4によって固定されるベースプレート3に締結ボルト5で締結されており、
前記建物ユニット1の柱脚部(柱脚接合部材13)の下部には、その外方に張り出す張出部14が形成され、この張出部14に挿通孔14aが形成されており、
前記ベースプレート3は前記張出部14より厚くなっており、前記ベースプレート3には、前記挿通孔14aに対応する位置にねじ孔3aが形成されており、
前記締結ボルト5が、前記挿通孔14aに挿通されているとともに、前記ねじ孔3aに螺合されており、
前記基礎2に、前記ベースプレート3の下面に当接して前記建物ユニット1の高さ位置を調整する高さ調整ボルト20を螺入したナットが埋め込まれていることを特徴とする。
このように、ベースプレート3が基礎2にアンカー4によって固定されているとともに、このベースプレート3に建物ユニット1が締結ボルト5で締結されていることにより、建物ユニット1はベースプレート3を介して基礎2に締結されていることとなる。よって、ユニット式建物を移設する際に、締結ボルト5を取り外すことで、建物ユニット1をベースプレート3から、すなわち基礎2から容易に分離して移設することができる。
また、建物ユニット1の柱脚部の下面に、その外方に張り出す張出部14に挿通孔14aを形成し、この挿通孔14aに対応するようにベースプレート3にねじ孔3aを形成し、締結ボルト5を、張出部14の挿通孔14aに挿通するとともに、ベースプレート3のねじ孔3aに螺合することにより、建物ユニット1の柱脚部をベースプレート3を介して基礎2に固定することとなる。締結ボルト5は、注脚部の張り出した位置にあるため、締結ボルト5を簡単にゆるめて取り外すことができる。
請求項に記載の発明は、例えば図5に示すように、請求項に記載の建物ユニット1の締結構造において、前記ベースプレート3の上面には、位置決めピン3bが突設されており、前記柱脚部には、前記位置決めピン3bに対応する位置にピン挿入孔(図示せず)が形成されており、前記位置決めピン3bが前記ピン挿入孔に挿入されていることを特徴とする。
このように、ベースプレート3の上面に位置決めピン3bを突設し、この位置決めピン3bに対応するように柱脚部にピン挿入孔を形成し、ベースプレート3の位置決めピン3bを柱脚部のピン挿入孔に挿入することにより、建物ユニット1の基礎2に対する位置決めが容易となり、建物ユニット1を基礎2上に正確に設置することができる。
請求項に記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項1または2に記載の建物ユニット1の締結構造において、前記アンカー4には、その頭部にねじ山4aが形成されており、前記ベースプレート3には、このアンカー4の頭部に対応する位置にねじ孔3dが形成されており、前記ねじ山4aを前記ねじ孔3dに螺合して、ベースプレート3にアンカー4が突設されていることを特徴とする。
このように、アンカー4の頭部に形成されたねじ山4aを、ベースプレート3に形成されたねじ孔3cに螺合して、ベースプレート3にアンカー4を突設することにより、アンカーが基礎に固定されても、ユニット式建物を移設する際に、建物ユニット1だけでなくベースプレート3も取り外すことができ、材料のコストダウンを図ることができる。
請求項に記載の発明は、例えば図6に示すように、請求項1からのいずれか一項に記載の建物ユニット1の締結構造において、前記ベースプレート33が、水平方向に隣接する複数の建物ユニット1に連結されていることを特徴とする。
このように、ベースプレート33を、水平方向に隣接する複数の建物ユニット1に連結することにより、建物ユニット1とベースプレート33、およびベースプレート33と基礎2との連結が集約され、部材や施工の省力化を図ることができる。
本発明によれば、建物ユニットが、基礎にアンカーによって固定されるベースプレートに締結ボルトで締結されているため、移設する際に、締結ボルトを取り外すことでベースプレートから、つまり基礎から容易に分離することができる。
そして、建物ユニットの柱脚部の下面に、その外方に張り出す張出部に挿通孔が形成されて、この挿通孔に対応する位置に、ベースプレートにねじ孔が形成されて、締結ボルトが、挿通孔に挿通されているとともに、ねじ孔に螺合されているため、柱脚部の張り出した位置にある締結ボルトを簡単にゆるめて取り外すことができる。
さらに、ベースプレートの上面に位置決めピンが突設され、柱脚部に位置決めピンに対応する位置にピン挿入孔が形成され、位置決めピンがピン挿入孔に挿入されているため、建物ユニットの基礎に対する位置決めが容易となり、建物ユニットを基礎上に正確に設置することができる。さらに、アンカーの頭部にねじ山が形成され、ベースプレートにこのアンカーの頭部に対応する位置にねじ孔が形成され、アンカーの頭部のねじ山をベースプレートのねじ孔に螺合して、ベースプレートにアンカーが突設されているため、建物ユニットを移設する際に、ベースプレートも取り外すことができ、材料のコストダウンを図ることができる。
また、ベースプレートが、水平方向に隣接する複数の建物ユニットに連結されていることにより、建物ユニットとベースプレート、およびベースプレートと基礎との連結が集約され、部材や施工の省力化を図ることができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
ユニット式建物は、基礎2と、この基礎2の上に設置される複数の建物ユニット1と、この建物ユニット1の上に形成される屋根(図示せず)等を備えて概略構成される。図1は、基礎2の上に、1階部分の4個の建物ユニット1を設置する様子を示す斜視図である。
コンクリート製の基礎2には、図2、4(c)に示すように、アンカー4が設置される部分に、底部が閉塞されたシース管(図示せず)が埋設されており、シース管の上端開口が上方を向いて、固定孔2aが形成されている。また、このシース管の近傍に高さ調整ボルト20を螺入したナット(図示せず)が埋め込まれている。そして、基礎2の上面には、これらの固定孔2aの上端開口部、高さ調整ボルト20を囲むようにシール材19が配置されている。このシール材19は平面四角枠状で、ゴム、スポンジ等の弾性材料から形成されている。
建物ユニット1は、図2にその一部を示しているが、四隅の柱11と、柱11の上端間、下端間に架け渡された各4本の上梁(図示せず)、下梁12とを含んで鉄骨ラーメン構造の箱状のフレームを形成している。柱11と上梁、下梁12との接合は、柱11の柱頭部、柱脚部を形成している柱頭接合部材(図示せず)、柱脚接合部材13で行なわれている。
柱脚接合部材13は、図4(a)、(b)に示すように、それぞれ板状部材である、側面コの字状の本体部材15、平面L字状の内部部材16、本体部材15の内面と内部部材16の外面とに接合されるリブ部材17、等を箱型に組み合わせ、これらを溶接接合することにより、製造されるものである。
上記の基礎2と建物ユニット1との締結は、各建物ユニット1の4隅の柱脚接合部材13が、基礎2にアンカー4によって固定されるベースプレート3、32,33に締結ボルト5で締結されていることによって行なわれている。図2は、外周隅部21における、1個の建物ユニット1の柱脚接合部材13と基礎2との締結構造を示す斜視図であり、図6は、内部交差部23における、隣接する4個の建物ユニット1のそれぞれの柱脚接合部材13と基礎2との締結構造を示す斜視図である。なお、基礎の外周交差部22における締結構造についての説明および図示は、外周隅部21と内部交差部23におけるものとほぼ同様となるため、省略している。
まず、外周隅部21における、基礎2と建物ユニット1の柱脚接合部材13との締結構造について説明する。図2、4(b)に示すように、前記柱脚接合部材13の本体部材15の下面には、その外方に張り出す張出部14が形成されている。また、この本体部材15の下面には、ほぼ同じ面積の補強板18が取り付けられている。そして、張出部14および補強板18に締結ボルト5を挿通するための挿通孔14aが形成されている。
そして、ベースプレート3は、柱11の断面および張出部14の面積にほぼ対応する長方形板状のもので、基礎2と柱脚接合部材13との間に介在するものである。図2、3に示すように、このベースプレート3には、柱脚接合部材13の張出部14に形成された挿通孔14aと対応する位置に、締結ボルト5を螺合するためのねじ孔3aが形成されている。
このとき、図5に示すように、建物ユニット1の位置決めを容易にするために、ベースプレート3の上面に、位置決めピン3bを突設することもできる。この場合、柱脚接合部材13の本体部材15および補強板18には、この位置決めピン3bに対応する位置にピン挿入孔(図示せず)を形成しておく。
また、アンカー4には、その頭部にねじ山4aが形成されており、ベースプレート3にはこのアンカー4の頭部に対応する位置にねじ孔3cが形成されている。ねじ山4aをねじ孔3dに螺合することにより、ベースプレート3の下面にアンカー4が突設されている。なお、アンカー4の頭部がベースプレート3の上面に突出する場合には、適宜、補強板18の下面にこのアンカー4の突出する頭部を収容する凹部18aを形成しておくとよい(図4(b)参照)。
図4(c)に示すように、基礎2に形成された固定孔2a内にアンカー4が挿入されてグラウト材が充填されることにより、ベースプレート3が基礎2に固定されている。そして、締結ボルト5が、柱脚接合部材13の挿通孔14aに挿通され、ベースプレート3のねじ孔3aに螺合されて締め付けられることにより、建物ユニット1の柱脚接合部材13とベースプレート3が締結されている。これにより、建物ユニット1が基礎2に締結されている。
次に、内部交差部23における、基礎2と隣接する4個の建物ユニット1のそれぞれの柱脚接合部材13との締結構造について説明する。図6に示すように、水平方向に隣接する4個の建物ユニット1の柱脚接合部材13は、1個のベースプレート33が連結されている。
このベースプレート33は、4本の柱11の断面および張出部14を含む面積に対応する長方形板状のものである。それぞれの柱脚接合部材13の張出部14に形成された4つの挿通孔14aと対応する位置に、締結ボルト5を螺合するためのねじ孔33aが形成されている。さらに、ベースプレート33の上面には、4つの位置決めピン33bが突設され、それぞれの柱脚接合部材13の本体部材15および補強板18には、これらの位置決めピン3bに対応する位置にピン挿入孔(図示せず)が形成されている。また、アンカー4は、ベースプレート3の下面に、4本の柱11の中心に位置するように突設され、基礎2の固定孔2aはこのアンカー4の位置に対応して形成されている。その他の構成は、外周隅部21における、基礎2と建物ユニット1との締結構造とほぼ同様である。
基礎2に形成された固定孔2a内にアンカー4が挿入されてグラウト材が充填されることにより、ベースプレート33が基礎2に固定されている。そして、ベースプレート33のピン挿入孔に位置決めピン33bを挿通しながら、それぞれの建物ユニット1がベースプレート33上に載置される。それぞれの締結ボルト5が、対応する挿通孔14aに挿通され、ベースプレート33のねじ孔33aに螺合されて締め付けられていることにより、4個の建物ユニットの柱脚接合部材13とベースプレート33が締結されている。これにより、4個の建物ユニットが基礎2に締結されている。よって、建物ユニット1とベースプレート33、およびベースプレート33と基礎2との連結が集約され、部材や施工の省力化を図ることが可能となる。また、各建物ユニット1間の位置関係を決める位置決めピン33bをベースプレート33に取り付けておくことによって、建物ユニットの設置工事が容易になる。
次に、建物ユニット1を基礎2に締結する施工方法について説明する。まず、現場でコンクリートを打設することにより、基礎2を構築する。この基礎2には、アンカー4が設置される部分に、底部が閉塞されたシース管(図示せず)を埋設しておき、固定孔2aを形成しておく。また、このシース管の近傍には、高さ調整ボルト20を螺入したナットを埋め込んでおく。そして、基礎2の上面にこれらの固定孔2aの上端開口部、高さレベル調整ボルト20を囲むようにシール材19を配置する。
また、柱頭接合部材、柱脚接合部材13により、柱11と上梁、下梁12との接続を行なって、建物ユニット1の鉄骨のフレームを形成した後、このフレームに工場で壁材、床材等を取り付けて、さらには建物ユニット1の内部にバスユニットやキッチンユニット等の設備材を組み込む。そして、柱脚接合部材13の本体部材15の下面の張出部14に挿通孔14aを形成しておく。
また、前記アンカー4を突設したベースプレート3を製作しておく。アンカー4の頭部には、ねじ山4aを形成し、ベースプレート3には、柱脚接合部材13の挿通孔13a、アンカー4の頭部に対応する位置に、それぞれねじ孔3a、3cを形成する。アンカー4の頭部のねじ山4aをベースプレート3のねじ孔3cに螺合し、ベースプレート3の下面にアンカー4と突設する。
固定孔2aの内部およびシール材19の内側空間内にグラウト材を充填した後、ベースプレート3から下方に突設されたアンカー4を、シール材19で洩れが防止されたグラウト材の内部に挿入する。グラウト材が凝固すると、基礎2とベースプレート3はアンカー4を介して連結される。
建物ユニット1が建設現場に運ばれ、建物ユニット1をクレーン等で徐々に降し、高さレベル調整ボルト20で建物ユニット1の高さ位置を調整しながら、ベースプレート3に形成されたねじ孔3aと柱脚接合部材13の挿通孔14aとが合わさるように、ベースプレート3上に載置する。
このとき、図5に示すように、ベースプレート3の上面に、位置決めピン3bを突設することもできる。この場合、柱脚接合部材13の本体部材15の下面には、この位置決めピン3bに対応する位置にピン挿入孔(図示せず)を形成しておく。ピン挿入孔に位置決めピン3bを挿通しながら、建物ユニット1をベースプレート3上にクレーンで載置する。これにより、建物ユニット1の基礎2に対する位置決めが容易となり、建物ユニット1を基礎2の上に正確に設置することができる。
この後、締結ボルト5を、柱脚接合部材13の挿通孔14aに挿通し、ベースプレート3のねじ孔3aに螺合して締め付ける。これにより、建物ユニット1の基礎2への締結が完了する。
なお、以上の施工方法において、予め、アンカー4が突設したベースプレート3を、建物ユニット1の柱脚接合部材13の下面に締結ボルト5で締結しておき、アンカー4がグラウト材が充填された固定孔2aに挿入するようにして、建物ユニット1をクレーン等で徐々に降すという方法でも良い。
建物ユニット1を移設する際には、建物ユニット1から柱端部付近の床材のみを取り外し、締結ボルト5を逆に回して抜き、柱脚接合部材13とベースプレート3を切り離して、建物ユニット1を基礎2から分離する。したがって、締結ボルト5を取り外すだけで、建物ユニット1を基礎2から容易に分離することができる。また、柱頭接合部材13は建物ユニット1の隅部に配置されているため、締結ボルト5による建物ユニット1の締結作業は、例えば、この隅部に小さく作業用開口部を設けることにより簡単に行なえ、また、作業用開口部は小さい面積のものでよいため、連結作業後に行なう開口部の閉塞作業を簡単に行なえる。
さらに、ベースプレート3を逆に回して、アンカー4から分離する。アンカーが基礎に固定されても、建物ユニット1だけでなくベースプレート3も取り外すことができ、材料のコストダウンを図ることが可能である。
なお、以上の実施の形態においては、柱脚接合部材と基礎とを締結することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、柱脚接合部材を有しない柱部材の下端部と、または下梁と基礎とを締結することとしても良い。
また、柱脚接合部材、ベースプレートの形状等、アンカー、挿通孔、ねじ孔等の数等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
基礎への建物ユニットの設置を説明するための斜視図である。 外周隅部における、基礎と建物ユニットとの締結を示す分解斜視図である。 ベースプレートを示す平面図である。 ベースプレートを介して柱脚接合部材と基礎との接合を説明するための図で、(a)は柱脚接合部材の平面図、(b)は同断面図、(c)はベースプレートと基礎のの断面図である。 ベースプレートの他の実施例である。 内部交差部における、基礎と建物ユニットとの締結を示す分解斜視図である。 従来の建物ユニットの締結構造を説明する図であり、(a)は施工状況を示す概略断面図、(b)締結構造を示す断面図である。
符号の説明
1 建物ユニット
2 基礎
2a 固定孔
3、32、33 ベースプレート
3a、33a ねじ孔
3b、33b 位置決めピン
3c ねじ孔
4 アンカー
4a ねじ
5 締結ボルト
11 柱
12 下梁
13 柱脚接合部材(柱脚部)
14 張出部
14a 挿通孔
21 外周隅部
22 外周隣接部
23 内部交差部

Claims (4)

  1. 建物ユニットを基礎に締結する建物ユニットの締結構造であって、
    前記建物ユニットが、前記基礎にアンカーによって固定されるベースプレートに締結ボルトで締結されており、
    前記建物ユニットの柱脚部の下部には、その外方に張り出す張出部が形成され、この張出部に挿通孔が形成されており、
    前記ベースプレートは前記張出部より厚くなっており、前記ベースプレートには、前記挿通孔に対応する位置にねじ孔が形成されており、
    前記締結ボルトが、前記挿通孔に挿通されているとともに、前記ねじ孔に螺合されており、
    前記基礎に、前記ベースプレートの下面に当接して建物ユニットの高さ位置を調整する高さ調整ボルトを螺入したナットが埋め込まれていることを特徴とする建物ユニットの締結構造。
  2. 前記ベースプレートの上面には、位置決めピンが突設されており、
    前記柱脚部には、前記位置決めピンに対応する位置にピン挿入孔が形成されており、
    前記位置決めピンが前記ピン挿入孔に挿入されていることを特徴とする請求項に記載の建物ユニットの締結構造。
  3. 前記アンカーには、その頭部にねじ山が形成されており、
    前記ベースプレートには、このアンカーの頭部に対応する位置にねじ孔が形成されており、
    前記ねじ山を前記ねじ孔に螺合して、ベースプレートにアンカーが突設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の建物ユニットの締結構造。
  4. 前記ベースプレートが、水平方向に隣接する複数の建物ユニットに連結されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の建物ユニットの締結構造。
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