JP4642284B2 - 頁捲り装置及び冊子プリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冊子の頁を捲る頁捲り装置及び冊子プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
頁捲り装置には種々の構造のものが提案されているが、その一例を図1ないし図3、図5ないし図9を参照して説明する。なお、図1ないし図3、図5ないし図9に示す頁捲り装置100の機構的な構成は本発明の頁捲り装置と同様である。異なる点は頁捲りの制御である。その制御については後で詳しく説明する。
【0003】
まず、頁捲り装置100について説明する。この頁捲り装置100の冊子搬送路1は、搬送される冊子(この例では通帳)を案内するもので、下部ガイド板3に上部ガイド板4,5を所望の隙間を開けて対向配置することにより形成されている。この冊子搬送路1には、それぞれ上下方向で対をなす複数の搬送ローラ6〜9が回転可能に設けられている。この例では、下部の搬送ローラ7,9が正逆回転可能な搬送モータに連結されている。また、隣接する搬送ローラ6,8の間は冊子2の頁(中紙)2aを捲る頁捲り位置であり、この頁捲り位置には捲りローラ10が回転可能に設けられている。捲りローラ10を駆動するローラ駆動軸11は正逆回転駆動可能な捲りローラモータに連結されている。
【0004】
さらに、捲りローラ10に対向する平坦な冊子押圧面12を有する揺動ガイド13が設けられている。揺動ガイド13を回動させるガイド軸14の両端は冊子搬送路1の両側に配置されたレバー15に固定的に連結されている。ガイド軸14は正逆回転可能な揺動ガイドモータに連結され、このガイド軸14を駆動することによりレバー15と揺動ガイド13とは一体に回動するように構成されている。
【0005】
なお、前述した搬送モータ、捲りローラモータ、揺動ガイドモータについては、ここでは説明を省略するが、本発明の実施の形態において説明するものと同様である。
【0006】
ローラ駆動軸11の両端はレバー15に回転可能に支承されている。また、冊子搬送路1には、通過する冊子2を検知する冊子センサ16,17が設けられている。これらの冊子センサ16,17は、この例では透過型の光センサであり、通常はONの信号を出力するが、冊子2により光軸が遮断されたときにOFFの信号を出力する。
【0007】
冊子2の搬送方向と直交する軸心上に配列された複数の捲りローラ10の側面の近傍にはローラガイド18が配設されている。これらのローラガイド18は、揺動ガイド13の冊子押圧面12に対して垂直に捲りローラ10の中心を通る垂直線19を境とする対称形状をなし、捲りローラ10の冊子押圧面12に対向する下部側の略半周に亘る範囲を開放する開放部20と、冊子押圧面12と平行に捲りローラ10の中心を通る平行線21付近から上方に至る部分において捲りローラ10の半径より長い寸法をもって山形形状に突出する突出部22とを備えている。この突出部22は、捲り上げられた冊子2の頁2aを捲りローラ10から離反させるために備えている。
【0008】
また、ローラガイド18は、ローラ駆動軸11に跨るように嵌合される逆U字形の切欠23を下部に有し、突出部22の頂部がレバー15に固定された軸24により係止されている。すなわち、ローラガイド18は、揺動ガイド13とは不動の相対位置関係を維持して変位するようにレバー15によって支持されている。
【0009】
さらに、捲りローラ10により頁捲り上げ方向に膨らまされる頁2aに押されて回動するシャッタガイド25,26が設けられている。これらのシャッタガイド25,26の回動中心は、搬送ローラ6,8の回転中心と同軸上である。そして、これらのシャッタガイド25,26の動きを検出することで、捲りローラ10により膨らまされる頁2aの膨らみを検出する膨らみセンサ27,28が設けられている。これらの膨らみセンサ27,28は、この例では透過型の光センサであり、通常はONの信号を出力するが、シャッタガイド25,26によって光軸が遮断されたときにOFFの信号を出力する。
【0010】
次に、頁捲り動作について簡単に説明する。図1に示すように、所望の頁を開いた冊子2を搬送ローラ6〜9により頁捲り位置に搬送すると、次に冊子2の捌き処理を行う。この捌き処理は、図2に示すように、ガイド軸14を中心に揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに退避位置(ホームポジション)Aから頁捲り方向とは反対側の位置Eに傾斜させ、捲りローラ10を規定パルス分だけ頁捲り方向(反時計方向)に回転させる。この過程では、一番上の頁2aは捲りローラ10により搬送ローラ6側に膨らまされる。この後、捲りローラ10を先ほどの規定パルス分だけ逆方向に回転させ、揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに位置Eから退避位置Aに回動させる。これにより、一番上の頁2aが次頁の頁2aに密着していたとしても、その密着した面がほぐされる。
【0011】
続いて、頁2aの膨らまし処理を行う。この処理は、図3に示すように、揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに頁捲り方向の進出位置Dに傾斜させて冊子2の頁2aを捲りローラ10に圧接し、この状態で捲りローラ10を頁捲り方向(反時計方向)に回転させる。このとき、一番上の頁2aは自らの腰の強さに抗して膨らまされるので、上流側のシャッタガイド25は上方に膨らまされた頁2aに押されて上方に回動する。一番上の頁2aが図3において(イ)の位置まで膨らまされるとシャッタガイド25が膨らみセンサ27をOFFにする。この膨らみセンサ27がOFFになったとき、その時点を基準にして捲りローラ10を規定のパルス分だけさらに回転させて停止させる。この状態では、一番上の頁2aは図3において(ロ)の位置まで十分に膨らまされる。
【0012】
続いて、膨らませた頁2aの跳ね上げを行う。この処理は、まず図5に示すように、揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに時計方向に回動させて退避位置A側に寄った位置Bに傾斜させる。この場合、揺動ガイド13は位置Bにおいても冊子2を捲りローラ10に圧接する。その状態で、捲りローラ10を規定パルス分頁捲り方向(反時計方向)に回転させる。これにより、前工程で膨らまされた頁2aは捲りローラ10により跳ね上げられる。その過程では跳ね上げた頁2aによりシャッタガイド25をさらに押し上げるが、跳ね上げた頁2aが真っ直ぐに伸びてローラガイド18の突出部22により支えられた状態では、シャッタガイド25は下方に復帰して跳ね上げられた頁2aに接触する。
【0013】
続いて、次頁の戻し処理を行う。この処理は、図6に示すように、揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに位置Cに傾斜させる。この位置Cは前工程での位置Bより進出位置D側に少し寄った位置である。この位置Cで捲りローラ10を頁捲り方向とは逆方向(時計方向)に回転させる。これにより、それまでの頁2aの膨らまし処理及び頁跳ね上げ処理によって上方に膨らみかけた次頁の頁2aを冊子搬送方向に平らに戻す。
【0014】
続いて、図7に示すように、揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに退避位置(ホームポジション)Aに復帰させ、この位置で、これまでの過程で跳ね上げた頁2aの捲り返しを行う。この処理は捲りローラ10を頁捲り方向とは逆方向に規定パルスだけ回転させるとともに、搬送ローラ6〜9を規定パルスだけ冊子搬送方向に回転させる。これにより、図8に示すように、冊子2が左上方に向けて搬送され、その過程で跳ね上げた左側の頁2aが図9に示すように右側に捲り返される。
【0015】
なお、揺動ガイド13が冊子2を捲りローラ10に圧接する圧力は進出位置Dが最大で、位置C、位置Bの順に弱くなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示すように、揺動ガイド13を進出位置Dに回動させて頁2aの膨らましを行う際、捲るべき頁2aの数が小さいほど捲りローラ10と揺動ガイド13との間の頁2aの枚数が増加し、これに伴い捲りローラ10に対する頁2aの圧接力が大きくなる。この場合には複数枚の頁2aを捲ってしまうことがある。逆に、捲るべき頁2aの数が大きくなるほど捲りローラ10と揺動ガイド13との間の頁2aの枚数が減少し、これに伴い捲りローラ10に対する頁2aの圧接力が小さくなる。この場合には頁2aを捲ることができないことがある。
【0017】
本発明の目的は、捲るべき頁の数の大小により冊子押圧部材と捲りローラとの間の冊子の頁の枚数が変化するが、その変化に拘わらず頁捲り精度を高めることである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の頁捲り装置は、冊子搬送路に沿って配設されて冊子を搬送する複数の冊子搬送部材と、隣接する前記冊子搬送部材の間となる頁捲り位置に配置された捲りローラと、前記冊子を前記捲りローラに押圧するために前記捲りローラ側に進出する進出位置と前記捲りローラから退避する退避位置との間を変位自在に設けられた冊子押圧部材と、前記冊子押圧部材を前記進出位置と前記退避位置との任意位置に駆動する冊子押圧部材駆動手段と、前記捲りローラを回転駆動する捲りローラ駆動手段と、前記冊子の捲るべき頁情報を取得する頁情報取得手段と、前記冊子の捲るべき頁情報に応じて前記冊子押圧部材の前記進出位置を補正する進出位置補正手段と、前記冊子が前記頁捲り位置に搬送されたときに前記冊子搬送部材を停止させた状態で前記冊子押圧部材駆動手段により前記冊子押圧部材を前記頁情報に応じて補正された前記進出位置に進出させ前記捲りローラ駆動手段により前記捲りローラを頁捲り方向に回転させて前記冊子の頁を頁捲り上げ方向に膨らませる処理を実行する頁膨らまし処理実行手段と、前記頁を膨らませる処理の実行後に前記捲りローラ駆動手段により前記捲りローラを頁捲り方向に回転させて膨らませた状態に維持した前記頁を頁捲り方向に跳ね上げる処理を実行する頁跳ね上げ処理実行手段と、前記頁の跳ね上げ処理の実行後に前記冊子搬送部材により前記冊子を搬送して跳ね上げた前記頁を頁捲り方向に捲り返す処理を実行する頁捲り返し処理実行手段と、を具備し、前記冊子押圧部材と前記捲りローラとの間の前記冊子の頁の枚数は、捲るべく頁の数が大きいほど減少し、前記進出位置補正手段は、捲るべき頁の数が大きくなるに従い前記捲りローラ側への前記冊子押圧部材の進出量を増大する。
【0019】
したがって、捲るべき冊子の頁情報に応じて冊子押圧部材の進出位置を補正することが可能となるため、冊子押圧部材が冊子を捲りローラに圧接する圧接力の最適化を図ることが可能となる。
【0021】
また、進出位置に進出させた冊子押圧部材と捲りローラとの間に挟持される冊子の頁の枚数は捲るべき頁の数が大きくなるほど少なくなるが、進出位置の補正により冊子押圧部材が冊子を捲りローラに圧接する圧接力の変化を小さく抑えることが可能となる。
【0022】
請求項2記載の冊子プリンタは、請求項1に記載の頁捲り装置と、前記頁捲り装置の前記冊子搬送路が接続された主搬送路と、前記主搬送路に設けられた冊子搬送部材と、前記主搬送路に設けられた印字手段とを具備する。したがって、捲るべき冊子の頁情報に応じて冊子押圧部材の進出位置を補正することが可能となるため、冊子押圧部材が冊子を捲りローラに圧接する圧接力の最適化を図ることが可能となる。
【0023】
したがって、捲るべき冊子の頁情報に応じて冊子押圧部材の進出位置を補正することが可能となるため、冊子押圧部材が冊子を捲りローラに圧接する圧接力の最適化を図り、頁捲り精度をさらに高め得る冊子プリンタを提供することが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図1ないし図14に基づいて説明する。頁捲り装置100の機構については図1ないし図9に示すが、従来の技術の項において既に説明した部分と同一部分は同一符号を用い簡単に説明する。
【0025】
冊子搬送路1には、それぞれ上下方向で対をなす複数の冊子搬送部材としての搬送ローラ6〜9が回転可能に設けられている。隣接する搬送ローラ6,8の間となる頁捲り位置には、冊子2の搬送方向と直交する方向に配設された複数の捲りローラ10がローラ駆動軸11と一体に回転可能に設けられている。また、捲りローラ10に対向する平坦な冊子押圧面12を有する冊子押圧部材としての揺動ガイド13が設けられている。この揺動ガイド13を回動させるガイド軸14の両端は冊子搬送路1の両側に配置されたレバー15に固定的に連結され、ガイド軸14を駆動することによりレバー15と揺動ガイド13とは一体に回動するように構成されている。ローラ駆動軸11の両端はレバー15に回転可能に支承されている。また、冊子搬送路1には、通過する冊子2を検知する冊子センサ16,17が設けられている。
【0026】
冊子2の搬送方向と直交する軸心上に配列された複数の捲りローラ10の側面の近傍にはローラガイド18が配列されている。ローラガイド18は、前述のように、捲り上げられた冊子2の頁2aを捲りローラ10から離反させるために突出部22を備え、揺動ガイド13とは不動の相対位置関係を維持して変位するようにレバー15によって支持されている。
【0027】
さらに、捲りローラ10により捲り上げられる頁2aに押されて回動するシャッタガイド25,26の回動中心は、搬送ローラ6,8の回転中心と同軸上である。そして、これらのシャッタガイド25,26の動きを検出することで、捲りローラ10により捲り上げられる頁2aの膨らみを検出する膨らみセンサ27,28が設けられている。これらの膨らみセンサ27,28の間には揺動ガイドHPセンサ29が配設されている。揺動ガイドHPセンサ29はこの例では透過型の光センサであり、揺動ガイド13が図1に示すように退避位置Aに停止しているときに光軸が遮断されるためにOFFの信号を出力する。揺動ガイドHPセンサ29のHPはホームポジションの意味である。
【0028】
次に、図10を参照して冊子プリンタ101の構成について説明する。プリンタ本体102には、その正面側の冊子挿入口103からプリンタ本体102の後部に向かう主搬送路104と、この主搬送路104の後部から下方の冊子回収庫105に向けて分岐された回収路106と、冊子発行部107から新しい冊子を供給する供給路108とが設けられている。前述した頁捲り装置100の冊子搬送路1は、回収路106及び供給路108よりやや冊子挿入口103側となる主搬送路104の中間部に接続されている。
【0029】
そして、主搬送路104、回収路106には、冊子搬送部材としての複数の搬送ローラ109,110が設けられている。駆動側の搬送ローラ109には従動側の搬送ローラ110が圧接されている。また、主搬送路104には、冊子挿入口103の開口部を開閉するシャッタ111、冊子2の磁気ストライプ(図示せず)に対する磁気データの書き込み及び読み取りをする磁気ヘッド112、冊子2を主搬送路104の一側に幅寄せする幅寄せローラ113、冊子2のぺージマークや印字済の行を光学的に読み取る読取装置114、印字手段である印字ヘッド(この例ではインパクトドットヘッド)115、この印字ヘッド115に対向するプラテン116が設けられている。印字ヘッド115はプラテン116に沿って往復駆動されるキャリア117に搭載されている。
【0030】
ここで、図11を参照して電気的接続構造について説明する。プログラム等の固定データが記憶されているROM118、各部の動作を監視してROM118に書き込まれているプログラムを実行するCPU119、ワークデータ等の可変データを更新自在に格納するRAM120、インターフェース121がシステムバス122により接続されている。
【0031】
また、読取装置114(図10参照)が備えているCCDセンサ123を駆動するCCDセンサ駆動回路124、印字ヘッド115を駆動する印字ヘッド駆動回路125、磁気ヘッド112(図10参照)を備えた磁気記録装置126の動作を制御する磁気記録制御回路127、搬送ローラ7,9,109を回転させるための搬送モータ128を駆動する搬送モータ駆動回路129、幅寄せローラ113を回転させるための幅寄せモータ130を駆動する幅寄せモータ駆動回路131、キャリア117を移動させるためのキャリアモータ132を駆動するキャリアモータ駆動回路133、捲りローラ10を駆動する捲りローラ駆動手段としての捲りローラモータ134を駆動する捲りローラモータ駆動回路135、揺動ガイド13を揺動させるための冊子押圧部材駆動手段としての揺動ガイドモータ136を駆動する揺動ガイドモータ駆動回路137、センサ制御回路138などがシステムバス122を介してCPU119に接続されている。センサ制御回路138には冊子センサ16,17、膨らみセンサ27,28、揺動ガイドHPセンサ29、主搬送路104に配列されて冊子2の搬送位置を認識するためのその他のセンサ139などが接続されている。
【0032】
このような構成において、まず、図10を参照して冊子プリンタ101の動作について説明する。なお、冊子は図10では図示していない。印字すべき頁を開いた冊子を冊子挿入口103に挿入し、その状態を挿入口センサ(図示せず)が検出すると搬送モータ128が正転するとともにシャッタ111が解放され、その後、搬送ローラ109,110により冊子が主搬送路104の後部に向けて搬送される。この搬送過程で、その他のセンサの検出信号を基に冊子の搬送位置が認識され、搬送モータ128の停止、再始動の制御を行いながら各部の動作を実行する。各部の動作とは、磁気記録装置126が実行する冊子の磁気ストライプに対する磁気データの読み取り処理、幅寄せモータ130により幅寄せローラ113を駆動することにより冊子を主搬送路104の一側に幅寄せする処理、読取装置114による冊子のページマークを読み取る処理、キャリアモータ132によりキャリア117を移動させ、その過程で印字ヘッド115を駆動して行う冊子への印字処理である。印字すべき冊子の頁を捲る必要があるときは、冊子を主搬送路104の後部に搬送し、その後部から冊子を頁捲り装置100に搬送して行う。
【0033】
この頁捲り装置100による頁捲り動作については後で詳しく述べるが、頁捲りを終了した冊子は再び搬送ローラ109,110により印字ヘッド115の位置に搬送され、前述したように印字ヘッド115により所望の情報が印字される。印字後の冊子は、搬送ローラ109,110を逆回転させることにより冊子挿入口103に戻される。この冊子を戻す過程では、読取装置114による冊子の頁情報の読み取りや印字情報の読み取り結果に基づく印字濃度の認識、磁気記録装置126による磁気データの記録などが実行される。
【0034】
次に、図1ないし図9に示す状態と、図12ないし14に示すフローチャートを参照し、頁捲り装置100の頁捲り動作について説明する。
【0035】
頁捲り装置100は、搬送ローラ109,110により主搬送路104の後部から冊子2が搬送されてくると、搬送ローラ6〜9により冊子2を捲りローラ10が配置された頁捲り位置に向けて搬送する(S1)。このステップS1の処理を図13に示すフローチャートに基づいて具体的に説明する。
【0036】
すなわち、搬送モータ128を駆動し(S21)、搬送ローラ6〜9により冊子2を冊子搬送方向(図1において左方向)に搬送する。この搬送過程で冊子2の先端を冊子センサ16が検出してOFFの信号を出力したとき(S22のY)、その時点を基準にして搬送モータ128を駆動するパルスをカウントし、そのカウント値が規定パルスに達したときに(S23のY)、搬送モータ128を停止させ、搬送ローラ6〜9を停止させる(S24)。このとき、冊子2は図1に示すように頁捲り位置に搬送されて停止する。この後図12のステップS2に移行する。
【0037】
ステップS2では冊子2の捌き処理を行う。具体的には、揺動ガイドモータ136を逆方向に所望の駆動パルスだけ駆動し、図2に示すように、ガイド軸14を中心に揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに退避位置(ホームポジション)Aから頁捲り方向とは反対側の位置Eに傾斜させ、捲りローラモータ134をaパルス分駆動させて捲りローラ10をaパルス分頁捲り方向(反時計方向)に回転させる。この過程では、一番上の頁2aは捲りローラ10により搬送ローラ6側に膨らまされる。この後、捲りローラモータ134を逆方向にaパルス分駆動して捲りローラ10をaパルス分逆方向に回転させ、揺動ガイドモータ136を駆動して揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともにE位置から退避位置Aに回動させる。これにより、一番上の頁2aが次頁の頁2aに密着していたとしても、その密着した面がほぐされる。
【0038】
続いて、頁2aの膨らまし処理を行う(S3〜S6)。ステップS3〜S6は頁膨らまし処理実行手段を実現する。具体的には、揺動ガイドモータ136を正方向に所望の駆動パルス分だけ駆動し、図3に示すように、揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに頁捲り方向の進出位置Dに傾斜させる(S3)。これにより揺動ガイド13の冊子押圧面12で冊子2の頁2aを捲りローラ10に圧接し、この状態で捲りローラ10を頁捲り方向(反時計方向)に回転させる(S4)。このとき、一番上の頁2aは自らの腰の強さに抗して膨らまされるので、上流側のシャッタガイド25は上方に膨らまされた頁2aに押されて上方に回動する。一番上の頁2aが図3において(イ)の位置まで膨らまされると、シャッタガイド25が膨らみセンサ27をOFFにする。この膨らみセンサ27がOFFになったとき(S5のY)、その時点を基準にして捲りローラモータ134をb1パルス分駆動して捲りローラ10をb1パルス分さらに回転させて停止させる(S6)。この状態では、一番上の頁2aは図3において(ロ)の位置まで十分に膨らまされる。
【0039】
続いて、次頁振い落し処理を実行する(S7)。ステップS7は次頁振い落し処理実行手段を実現する。具体的には、揺動ガイドモータ136を逆方向に所望の駆動パルス分だけ駆動し、図4に示すように、上記のように膨らませた頁2aを捲りローラ10に対して圧接状態に維持し得る範囲で揺動ガイド13を退避位置A側となる位置Bに戻すとともに、捲りローラモータ134を逆方向にb2パルス分駆動して捲りローラ10を頁捲り方向と逆方向(時計方向)にb2パルス分回転させる。この場合、揺動ガイド13が冊子2を捲りローラ10に圧接する圧接力は進出位置Dより位置Bの方が弱い。したがって、頁膨らまし処理に際して膨らまされた一番上の頁2aとの摩擦により次頁以下の頁2aが少し膨らんだとしても、膨らませた一番上の頁2aから次頁以下の頁2aを有効に振い落すことができる。
【0040】
続いて、膨らませた頁2aを跳ね上げる頁跳ね上げ処理を実行する(S8)。
ステップS8は頁跳ね上げ処理実行手段を実現する。具体的には、図5に示すように、揺動ガイド13を位置Bに維持し、その状態で、捲りローラモータ134をb3パルス分駆動し捲りローラ10をb3パルス分頁捲り方向(反時計方向)に回転させる。これにより、前工程で膨らまされた頁2aは捲りローラ10により跳ね上げられる。その過程では跳ね上げた頁2aによりシャッタガイド25をさらに押し上げるが、跳ね上げた頁2aが真っ直ぐに伸びてローラガイド18の突出部22により支えられた状態では、シャッタガイド25は下方に復帰して跳ね上げられた頁2aに接触する。
【0041】
続いて、次頁の戻し処理を行う(S9)。ステップS9は次頁戻し処理実行手段を実現する。具体的には、揺動ガイドモータ136を正方向に駆動し、図6に示すように、揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに位置Cに傾斜させる。この位置Cは前工程の位置Bより進出位置D側に少し寄った位置である。この位置Cで捲りローラモータ134を逆方向にb4パルス分駆動し捲りローラ10を頁捲り方向とは逆方向(時計方向)b4パルス分に回転させる。これにより、それまでの頁2aの膨らまし処理及び頁跳ね上げ処理によって上方に膨らみかけた次頁の頁2aを冊子搬送方向に平らに戻す。
【0042】
続いて、揺動ガイドモータ136を逆方向に所望の駆動パルスだけ駆動し、図7に示すように、揺動ガイド13をレバー15及びローラガイド18とともに退避位置(ホームポジション)Aに復帰させ(S10)、この位置で、これまでの過程で跳ね上げた頁2aの捲り返しを行う(S11)。このステップS11は頁捲り返し処理実行手段を実現する。その処理は捲りローラ10を頁捲り方向とは逆方向に規定パルスだけ回転させるとともに、搬送ローラ6〜9を規定パルスだけ冊子搬送方向に回転させることによってなされる。これにより、図8に示すように、冊子2が左上方に向けて搬送され、その過程で跳ね上げた左側の頁2aが図9に示すように右側に捲り返される。続いて、次の処理に移行する(S12)。
【0043】
なお、揺動ガイド13が冊子2を捲りローラ10に圧接する圧力は進出位置Dが最大で、位置C、位置Bの順に弱くなる。
【0044】
上記の各ステップの処理は、ROM118に書き込まれたプログラムをCPU119が実行することによりなされる。
【0045】
本実施の形態では、頁2aの跳ね上げ処理(S8)の実行後に、図6に示すように、捲りローラ10を頁捲り方向とは逆方向に回転させて次頁以下の頁2aを膨らみ状態から平坦状態に戻す次頁戻し処理実行手段(S9)をさらに具備するので、頁跳ね上げ処理に際して、跳ね上げられた頁2aに次頁以下の頁2aが摩擦によって引きずられたとしても、捲りローラ10により引き戻すことができる。
【0046】
ところで、頁の膨らまし処理に際し、図3に示すように、冊子2を捲りローラ10に圧接するために揺動ガイド13を進出位置Dに傾斜させるが、揺動ガイド13の冊子押圧面12と捲りローラ10との間の頁2aの枚数は、捲るべき頁2aの数が小さいほど増大し、頁2aの数が大きくなるほど減少する。これは捲りローラ10に対する冊子2の圧接力の変化となり、圧接力が弱過ぎれば頁2aが捲られず、強過ぎれば複数枚の頁2aを捲ってしまうことになる。
【0047】
そこで、本実施の形態では、図12におけるステップS3の処理を、図14に示すように行う。まず、捲るべき冊子2の頁2aの数を認識するために頁情報を取得する(S31)。ステップS31は頁情報取得手段を実現する。具体的には、印字の前に読取装置114(図10参照)により冊子の頁情報を読み取るので、この際にその読取データをRAM120などに一時的に格納し、その読取データを頁膨らまし処理の実行時に読み出すことにより実現できる。次に、冊子2の捲るべき頁情報に応じて揺動ガイドモータ136の駆動ステップ数Snを算出することにより揺動ガイド13の進出位置Dを補正する(S32)。このステップS32は進出位置補正手段を実現する。具体的には、捲るべき頁2aの数をn、1頁目を捲る場合に揺動ガイド13を回動させる揺動ガイドモータ136のステップ数をS1としたとき、Snの算出式を、
Sn=S1+2(n−1)
とする。
【0048】
次に、揺動ガイドモータ136を駆動する(S33)。この駆動により揺動ガイド13が退避位置Aから進出位置Dに向けて回動し始める。その状態を、揺動ガイドHPセンサ29がONになったことによって認識したときに(S34のY)、揺動ガイドモータ136の駆動ステップ数にSnをセットする(S35)。このセットの瞬間から、揺動ガイドモータ136を1ステップ数駆動する度にセットしたSnのカウント数をデクリメントし、Sn=0を認識したときに(S36のY)、揺動ガイドモータ136を停止する。
【0049】
このように制御することにより、捲るべき頁2aの数によって揺動ガイド13と捲りローラ10との間の頁2aの枚数が変化しても、捲りローラ10に対する冊子2の圧接力を最適化することができる。これにより、頁捲りの精度を高めることができる。
【0050】
【発明の効果】
請求項1記載の頁捲り装置によれば、進出位置に進出させた冊子押圧部材により冊子を捲りローラに圧接し、この状態で捲りローラを回転させて行う頁の膨らまし処理に際し、捲るべき冊子の頁情報に応じて冊子押圧部材の進出位置を補正するように構成したので、冊子押圧部材と捲りローラとの間の頁の枚数の変化に拘わらず、冊子押圧部材が冊子を捲りローラに圧接する圧接力の最適化を図ることができ、したがって、頁捲り精度を高めることができる。
【0051】
請求項1記載の発明によれば、捲るべき頁の数が大きくなるに従い捲りローラ側への冊子押圧部材の進出量を増大するので、進出位置に進出させた冊子押圧部材と捲りローラとの間に挟持される冊子の頁の枚数は捲るべき頁の数が大きくなるほど少なくなるが、進出位置の補正により冊子押圧部材が冊子を捲りローラに圧接する圧接力の変化を抑えることができる。
【0052】
請求項2記載の冊子プリンタによれば、請求項1に記載の頁捲り装置を具備するので、捲るべき冊子の頁情報に応じて冊子押圧部材の進出位置を補正することができるため、冊子押圧部材が冊子を捲りローラに圧接する圧接力の最適化を図り、頁捲り精度をさらに高め得る冊子プリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の頁捲り装置において冊子を頁捲り位置に搬送した状態を示す縦断側面図である。
【図2】冊子の捌き処理の過程を示す縦断側面図である。
【図3】頁膨らまし処理の過程を示す縦断側面図である。
【図4】次頁振い落し処理の過程を示す縦断側面図である。
【図5】頁跳ね上げ処理の過程を示す縦断側面図である。
【図6】次頁戻し処理の過程を示す縦断側面図である。
【図7】次頁戻し処理後に揺動ガイドをホームポジションに戻した状態を示す縦断側面図である。
【図8】頁捲り返し処理の過程を示す縦断側面図である。
【図9】頁捲り返し処理終了状態を示す縦断側面図である。
【図10】冊子プリンタの内部の概略構造を示す縦断側面図である。
【図11】電気的接続構造を示すブロック図である。
【図12】頁捲りの一連の処理を示すフローチャートである。
【図13】冊子を頁捲り位置に搬送するサブルーチンを示すフローチャートである。
【図14】揺動ガイド傾斜処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 冊子搬送路
2 冊子
6〜9 冊子搬送部材
10 捲りローラ
13 冊子押圧部材
100 頁捲り装置
104 主搬送路
109,110 冊子搬送部材
115 印字手段
134 捲りローラ駆動手段
136 冊子押圧部材駆動手段
A 退避位置
D 進出位置
S3〜S6 頁膨らまし処理実行手段
S8 頁跳ね上げ処理実行手段
S11 頁捲り返し処理実行手段
S31 頁情報取得手段
S32 進出位置補正手段
Claims (2)
- 冊子搬送路に沿って配設されて冊子を搬送する複数の冊子搬送部材と、
隣接する前記冊子搬送部材の間となる頁捲り位置に配置された捲りローラと、
前記冊子を前記捲りローラに押圧するために前記捲りローラ側に進出する進出位置と前記捲りローラから退避する退避位置との間を変位自在に設けられた冊子押圧部材と、
前記冊子押圧部材を前記進出位置と前記退避位置との任意位置に駆動する冊子押圧部材駆動手段と、
前記捲りローラを回転駆動する捲りローラ駆動手段と、
前記冊子の捲るべき頁情報を取得する頁情報取得手段と、
前記冊子の捲るべき頁情報に応じて前記冊子押圧部材の前記進出位置を補正する進出位置補正手段と、
前記冊子が前記頁捲り位置に搬送されたときに前記冊子搬送部材を停止させた状態で前記冊子押圧部材駆動手段により前記冊子押圧部材を前記頁情報に応じて補正された前記進出位置に進出させ前記捲りローラ駆動手段により前記捲りローラを頁捲り方向に回転させて前記冊子の頁を頁捲り上げ方向に膨らませる処理を実行する頁膨らまし処理実行手段と、
前記頁を膨らませる処理の実行後に前記捲りローラ駆動手段により前記捲りローラを頁捲り方向に回転させて膨らませた状態に維持した前記頁を頁捲り方向に跳ね上げる処理を実行する頁跳ね上げ処理実行手段と、
前記頁の跳ね上げ処理の実行後に前記冊子搬送部材により前記冊子を搬送して跳ね上げた前記頁を頁捲り方向に捲り返す処理を実行する頁捲り返し処理実行手段と、
を具備し、
前記冊子押圧部材と前記捲りローラとの間の前記冊子の頁の枚数は、捲るべく頁の数が大きいほど減少し、
前記進出位置補正手段は、捲るべき頁の数が大きくなるに従い前記捲りローラ側への前記冊子押圧部材の進出量を増大する頁捲り装置。 - 請求項1記載の頁捲り装置と、
前記頁捲り装置の前記冊子搬送路が接続された主搬送路と、
前記主搬送路に設けられた冊子搬送部材と、
前記主搬送路に設けられた印字手段と、
を具備する冊子プリンタ。
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