JP4641489B2 - アタッチメント及び装置の筐体吊り下げ固定ユニット - Google Patents

アタッチメント及び装置の筐体吊り下げ固定ユニット Download PDF

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Description

本発明は、ガス漏れ警報器や火災警報器等の装置の筐体を壁面に取り付けるための取付ユニットに関するものである。
例えばガス漏れ警報器や火災警報器等の装置の筐体を壁面に取り付ける際、材質が木である壁面には、先に壁面に木ねじを取り付けてその頭部に筐体を吊すのが通常であるが、材質が石膏ボードである壁面の場合は、木ねじを取り付けても脆くて取れてしまい易いことから、壁面に奥深く打ち込んだ細径長尺のピンによってフック付きのアタッチメントを壁面に取り付けて、そのフックに筐体を吊すのが通常である。
上述したような取付形態の場合、木ねじの頭部やアタッチメントのフックは、旧来は筐体の上端から上方に向けて突設された取付片部の吊り下げ用孔に挿通することが多かったが、昨今では、木ねじの頭部やフックを視界から隠すために、筐体の裏面に形成した取付用の凹部に挿入することが多くなっている(例えば特許文献1)。
特開2004−326536号公報
しかしながら、筐体の奥行き寸法の増大を避ける観点から、筐体裏面の取付用凹部の深さには自ずと限界があり、一方、吊り下げ後の筐体を壁面にピッタリとくっつけるためには、先に壁面に取り付けた木ねじの壁面からの突出寸法や、アタッチメントからのフックの突出寸法を、筐体の取付用凹部の深さよりも短くしなければならない。
そのため、木ねじの頭部やアタッチメントのフックを筐体裏面の取付用凹部に挿入する際には、壁面と筐体との隙間を必然的に、木ねじの壁面からの突出寸法やアタッチメントからのフックの突出寸法にまで狭めて木ねじの頭部やフックを取付用凹部へ位置合わせしなければならず、その作業が非常に行い難いという不具合があった。
また、石膏ボードの壁面に筐体を取り付ける際に使用する従来のアタッチメントは、いわゆる筐体のホルダー的なものであり、筐体をフックに引っかけて吊すと筐体の周囲にアタッチメントがはみ出して見栄えが悪いという不具合もあった。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、ガス漏れ警報器や火災警報器等の装置の筐体を、木の壁面に取り付けた木ねじの頭部に吊す際にも、あるいは、石膏ボードの壁面に小径長尺のピンで取り付けたアタッチメントのフックに吊す際にも、筐体の木ねじの頭部やフックの位置合わせを作業性よく行うことができる、壁面への取付後における装置筐体の見栄えを損ねないアタッチメントと、このアタッチメントを用いて好適な装置の筐体吊り下げ固定ユニットとを提供することにある。
前記目的を達成する請求項1乃至請求項3記載の本発明はアタッチメントに関するものであり、請求項4記載の本発明は装置の筐体吊り下げ固定ユニットに関するものである。
そして、請求項1に記載した本発明のアタッチメントは、壁面に吊り下げ固定される装置の筐体の上面から該上面寄りの裏面部分にかけて形成された凹部に取り付けられて、前記筐体の前記壁面への固定に使用されるアタッチメントであって、前記凹部に取り付けた状態で該凹部により切り欠かれた前記筐体の上面部分及び裏面部分を構成する基部と、前記基部に連設され、前記凹部に取り付けた状態で前記筐体の上面における前記凹部の周縁部分に形成された被係合部に下方から係合される係合部とを備えており、前記基部が、前記凹部に取り付けた状態で前記筐体との間に空間を画成するカバー片部を有しており、前記カバー片部に、前記壁面に取り付けられたねじ又は釘の頭部を挿入して前記カバー片部に係止させるための係止孔が形成されており、前記基部に、該基部を貫通して前記壁面に打設される前記基部の固定用ピンを挿通させるためのピン挿通孔が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載した本発明のアタッチメントは、請求項1に記載した本発明のアタッチメントにおいて、前記被係合部が、前記上面の前記凹部を挟んで対向する一対の周縁部分に各々形成されており、前記係合部が前記各被係合部に対応して一対設けられている構成とした。
さらに、請求項3に記載した本発明のアタッチメントは、請求項1又は2に記載した本発明のアタッチメントにおいて、前記壁面に取り付けられた前記ねじ又は前記釘の頭部を前記係止孔に挿入して前記カバー片部に係止させた状態、又は、前記ピン挿通孔に挿通させた前記固定用ピンを前記壁面に打設した状態で、前記壁面に接触する前記カバー片部の前記係止孔の周縁部分に、前記壁面に係止される係止爪が形成されている構成とした。
また、請求項4に記載した本発明の装置の筐体吊り下げ固定ユニットは、装置の筐体を壁面に吊り下げ固定するためのユニットであって、前記筐体の上面から該上面寄りの裏面部分にかけて形成された凹部と、前記筐体の上面における前記凹部の周縁部分に形成された被係合部と、前記凹部に取り付けられる請求項1、2又は3記載のアタッチメントとを備えていることを特徴とする。
請求項1に記載した本発明のアタッチメントによれば、ねじ又は釘を用いて木製の壁面に筐体を吊り下げ固定する場合には、係止孔に頭部を挿通したねじ又は釘により基部を壁面に取り付けた状態で、また、固定用ピンを用いて石膏ボード等の脆い材料製の壁面に筐体を吊り下げ固定する場合には、ピン挿通孔に挿通させて壁面に打設した固定用ピンにより基部を壁面に取り付けた状態で、いずれも、壁面に固定されたアタッチメントの係合部を、筐体の凹部周縁の上面部分に形成された被係合部に下方から係合させて、筐体の凹部にアタッチメントを取り付けることとなる。
その際、筐体の被係合部は凹部周縁の上面部分に形成されていることから視界の妨げとなるものがなく、また、アタッチメント側の視界も、筐体の上面から上面寄りの裏面部分にかけて形成された凹部を通して良好に確保されることから、筐体を壁面に近づけて行う筐体の被係合部とアタッチメントの係合部との位置合わせ作業を、良好な視界の下で作業性よく行うことができる。
また、請求項2に記載した本発明のアタッチメントによれば、請求項1に記載した本発明のアタッチメントにおいて、アタッチメントに設けられた一対の係合部が、筐体の上面の凹部を挟んで対向する一対の周縁部分に各々形成された一対の被係合部に各々係合されることから、係合部や被係合部の間隔方向において筐体を壁面にバランスよく取付固定することができる。
さらに、請求項3に記載した本発明のアタッチメントによれば、係止孔に頭部を挿通したねじ又は釘により基部を木製の壁面に取り付けた状態で、又は、ピン挿通孔に挿通させて壁面に打設した固定用ピンにより基部を石膏ボード等の脆い材料製の壁面に取り付けた状態で、カバー片部の係止孔の周縁部分に形成された係止爪が、カバー片部に接触する壁面に食い込んで係止されるので、ねじ又は釘や固定用ピンを中心としてアタッチメント乃至筐体が壁面に対して揺れたり、壁面に対してアタッチメント乃至筐体の位置がずれることのないように、筐体を壁面に安定して取付固定することができる。
また、請求項4に記載した本発明の装置の筐体吊り下げ固定ユニットによれば、請求項1、2又は3に記載した本発明のアタッチメントにより得られる効果を有する装置を構成することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る火災警報器の正面側から見た斜視図、図2は同裏面側から見た斜視図であり、図1中引用符号1で示す本実施形態の火災警報器(請求項中の装置に相当)は、図2に示すように、本体3(請求項中の筐体に相当)とアタッチメント31とを有している。
図1に示すように、前記本体3の前面5には整流板7が取り付けられており、この整流板7と本体3の前面との間には円柱状の雰囲気取込部9が形成されていて、本実施形態の火災警報器1では、雰囲気取込部9のスリット11から本体3の内部に取り込まれる、火災警報器1が設置される室内等の火災監視領域の雰囲気の煙濃度を、一対の発光受光素子による不図示の煙検出センサとマイクロコンピュータとにより測定することで、火災発生の有無を判定し、本体3前面のインジケータ13やスピーカ15等により警報出力するようにしている。
図2に示すように、本体3の裏面17側には、左右方向の中央に、その上面19から上面19寄りの裏面17部分にかけて、アタッチメント31を取り付けるための凹部21が形成されている。
この凹部21は、図3に裏面側から見た拡大部分斜視図で示すように、本体3の裏面17及び上面19側に開放された上開放部21aと、この上開放部21aの下側に連なり本体3の裏面17側に開放された第1横開放部21bと、この第1横開放部21bの下側に連なり本体3の裏面17側に開放された第2横開放部21cとを有している。
前記上開放部21aは、上面19側よりも第1横開放部21b側の方が前後方向の奥行きが大きい台形柱状の凹部空間を画成しており、第1横開放部21bは、裏面17側から見て上開放部21aよりも大きい左右幅の横長直方体状の凹部空間を画成している。
また、前記第2横開放部21cは、第1横開放部21bよりも前後方向の奥行きが浅く、かつ、裏面17側から見て第1横開放部21bよりも小さい左右幅の横長直方体状の凹部空間を画成しており、第1横開放部21bと第2横開放部21cとの段差部分には、半円状の切欠部21dが、第1横開放部21bと同じ深さで形成されている。
以上の構成により、凹部21は、第1横開放部21bの奥行面21fよりも第2横開放部21cの奥行面21gの方が本体3の裏面17寄りに位置して、共に本体3の裏面17と並行して延在し、上開放部21aの奥行面21eが、第1横開放部21b側から本体3の上面19側に向かうにつれて本体3の裏面17から離れるように、本体3の裏面17に対して傾斜して構成されている。
尚、本体3の上開放部21aの左右両側には、図3と、上面側から見た拡大部分斜視図である図4とに示すように、上開放部21aを経由せずに第1横開放部21bの左右両端と本体3の上面19とを直接連通する貫通孔23a,23b(請求項中の被係合部に相当)が形成されている。
前記アタッチメント31は、図5に正面側から見た拡大斜視図で示すように、ベース部31aと、ベース部31aの上方に連設された上突出片部31b及び係合爪部31c,31d(請求項中の係合部に相当)と、ベース部31aの下方に連設された下突出片部31e(請求項中のカバー片部に相当)とを有しており、このうち、ベース部31a、上突出片部31b、及び、下突出片部31eにより、請求項中の基部が構成されている。
前記ベース部31aは、本体3の凹部21の第1横開放部21bが画成する凹部空間に挿入可能な横長直方体状を呈しており、前記上突出片部31bは、テーパ面31fを有する台形柱状により、本体3の凹部21の上開放部21aが画成する凹部空間に挿入可能に形成されていて、第1横開放部21bと上開放部21aとの位置関係と同じ位置関係をベース部31aとの間に有するように形成されている。
また、前記係合爪部31c,31dは、本体3の貫通孔23a,23bに挿入可能な形状で、本体3の第1横開放部21bと貫通孔23a,23bとの位置関係と同じ位置関係をベース部31aとの間に有するように形成されている。
さらに、前記下突出片部31eは、本体3の凹部21の第2横開放部21cが画成する凹部空間に挿入可能で、かつ、第1横開放部21bと第2横開放部21cとの位置関係と同じ位置関係をベース部31aとの間に有するように形成されており、ベース部31a寄りの厚肉部31gと、先端寄りの薄肉部31hと、これら厚肉部31g及び薄肉部31hを連絡するテーパ部31jとを有している。
前記厚肉部31gは、前記第2横開放部21cの奥行き寸法と同じ肉厚で形成されており、前記薄肉部31hは、前記第2横開放部21cの奥行き寸法よりも薄い肉厚で形成されており、前記テーパ部31jは、厚肉部31gの肉厚から薄肉部31hの肉厚に次第に肉厚が薄くなるように形成されていて、下突出片部31eには、厚肉部31gから薄肉部31hに亘って、厚肉部31g側が小径のダルマ孔31k(請求項中の係止孔に相当)が形成されている。
また、前記ベース部31aの下突出片部31e側には、ベース部31aの正面と下突出片部31eの厚肉部31gの正面とを連絡するテーパ面31nを有する切欠部31mが形成されている。
尚、前記ベース部31aのテーパ面31nには、このテーパ面31nと直交する方向に延在してベース部31aを裏面側まで貫通するピン挿通孔31pが形成されており、前記上突出片部31bのテーパ面31fには、このテーパ面31fと直交する方向に延在して上突出片部31bを裏面側まで貫通する2つのピン挿通孔31r,31rが、左右に間隔をおいて形成されている。
そして、図6に裏面側から見た拡大斜視図で示すように、アタッチメント31の裏面側は、係合爪部31c,31dを除くベース部31a、上突出片部31b、及び、下突出片部31eが、同一平面状に位置するように形成されており、ダルマ孔31kの左右両脇には、円錐状の係止爪31s,31tが突設されている。
このように構成された本実施形態のアタッチメント31は、その係合爪部31c,31dを本体3の凹部21の第1横開放部21b側から貫通孔23a,23bに挿入、係合させることで、図7に拡大斜視図で示すように、その裏面側が露出するように本体3の凹部21に収納、取り付けされる。
この状態で、アタッチメント31の下突出片部31eのダルマ孔31kの小径部分は、本体3の凹部21の切欠部21dに対向している。
次に、上述のように構成された本実施形態の火災警報器1を壁面に取り付け固定する際の手順について説明する。
まず、木製の壁の場合は、火災警報器1の取り付け位置の壁面に、アタッチメント31の下突出片部31eの厚肉部31gの肉厚分だけ頭部が壁面から突出する程度に、不図示の木ねじを取り付けておき、この状態で、アタッチメント31のダルマ孔31kの大径寄り部分にアタッチメント31の裏面側から木ねじの頭部を挿入させ、ダルマ孔31kの輪郭に沿って不図示の木ねじを、ダルマ孔31kの大径側から小径側に移動させて、ダルマ孔31kの上端に当接させる。
すると、不図示の木ねじの頭部に根元側から当接するダルマ孔31kの周縁部分が、下突出片部31eの薄肉部31hからテーパ部31j乃至厚肉部31gへと移動し、それにつれてアタッチメント31の下突出片部31eの裏面が壁面に近づいて、壁面に面接触する時点では、突出片部31eの裏面に突設された係止爪31s,31tが壁面に押し付けられて食い込み、壁面に係止される。
これにより、裏面が壁面に密着するようにアタッチメント31が壁面に隙間なく取り付けられて、係止爪31s,31tの壁面への食い込み係止により、不図示の木ねじを回転中心としてアタッチメント31が揺動、位置ずれしないように壁面に固定される。
一方、石膏ボード製の壁の場合は、火災警報器1の取り付け位置の壁面にアタッチメント31の裏面を当て付けて、ベース部31aと上突出片部31bのテーパ面31n,31fに各々形成されたピン挿通孔31p,31r,31rに、不図示の細径長尺のピンを挿通し、テーパ面31n,31fからはみ出ないように不図示のピンを壁面の奥深くまで打ち込んで、壁面にアタッチメント31を取り付け固定する。
これにより、裏面が壁面に密着するようにアタッチメント31が壁面に隙間なく取り付けられて、係止爪31s,31tの壁面への食い込み係止により、アタッチメント31が位置ずれしないように壁面に固定される。
そこで、木製の壁と石膏ボード製の壁のいずれの場合にも、本体3を裏面17側から壁面に近づけて、壁面に取り付けてあるアタッチメント31の係合爪部31c,31dの先端部分に、本体3の貫通孔23a,23bの第1横開放部21b側の開口端を嵌合することで、アタッチメント31に凹部21を取り付ける。
これにより、アタッチメント31の裏面と同一平面上に位置する本体3の裏面17が壁面に密着するように火災警報器1が壁面に隙間なく取り付けられて、アタッチメント31を介して本体3が壁面に対して位置ずれしないように固定される。
以上の構成による本実施形態の火災警報器1によれば、木製や石膏ボード製の壁面に本体3を取り付けるのに用いられるアタッチメント31が本体3の凹部21に対応する形状であることから、凹部21に取り付けられた状態でアタッチメント31が本体3の外側にはみ出して見栄えを損ねることがない。
しかも、不図示の木ねじやピンにより壁面に取り付けてあるアタッチメント31に本体3の凹部21を取り付ける際に、本体3の上面19に開放された上開放部21aの開口を通してアタッチメント31を視認することができるので、火災警報器1の壁面への取り付け時に本体3と壁面との隙間が最もなくなる、アタッチメント31の係合爪部31c,31dの先端部分と本体3の貫通孔23a,23bとの位置合わせ作業を、両者の位置を視認しながら容易に行うことができる。
尚、本体3の貫通孔23a,23bは凹部21の左右両側に設ける必要は必ずしもなく、例えば、凹部21の左右方向中央の周縁の上面19部分に単一個設けてもよく、その場合には、アタッチメント31の係合爪部31c,31dも、ベース部31aの上面の左右両端に設ける必要は必ずしもなく、例えば、ベース部31aの上面の左右方向中央に、上突出片部31bの一部に代えて突設してもよい。
しかし、本実施形態の火災警報器1のように、本体3の凹部21の左右両側に貫通孔23a,23bを設け、これに対応してアタッチメント31のベース部31aの上面の左右両端に係合爪部31c,31dを設けたり、あるいは、凹部21の周縁の上面19部分に貫通孔を3個以上設け、これに対応して、本体3のベース部31aの上面に係合爪部を3個以上突設する構成とすれば、本体3やアタッチメント31の左右方向において火災警報器1を壁面にバランスよく取り付け固定することができるので、有利である。
また、本実施形態の火災警報器1のアタッチメント31の上突出片部31bの裏面側に突設した、ダルマ孔31kの左右両脇の係止爪31s,31tは、省略してもよいが、本実施形態の火災警報器1のように係止爪31s,31tを有する構成とすれば、不図示の木ねじを中心としてアタッチメント31乃至本体3が壁面に対して揺動したり、壁面に対するアタッチメント31乃至本体3の位置がずれることのないように、火災警報器1を壁面に安定して取付固定することができるので、有利である。
ちなみに、係止爪31s,31tの形状は、本実施形態で説明した円錐状に限らず、アタッチメント31の上突出片部31bの裏面を壁面に押し付けた際に壁面に食い込み係止できるのであれば任意である。
そして、本実施形態では火災警報器1を壁面に対して取り付け固定する場合を例に取って説明したが、本発明は、火災警報器1に限らず、アタッチメントを介して筐体を壁面に取り付ける装置の全般に、広く適用可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る火災警報器の正面側から見た斜視図である。 図1の火災警報器の裏面側から見た斜視図である。 図2の本体の裏面側から見た拡大部分斜視図である。 図2の本体の上面側から見た拡大部分斜視図である。 図2のアタッチメントの正面側から見た拡大斜視図である。 図2のアタッチメントの裏面側から見た拡大斜視図である。 図2のアタッチメントを本体の凹部に取り付けた状態を示す火災警報器の裏面側から見た斜視図である。
符号の説明
1 火災警報器(装置)
3 本体(筐体)
17 本体裏面
19 本体上面
21 凹部
23a,23b 貫通孔(被係合部)
31 アタッチメント
31a ベース部(基部)
31b 上突出片部(基部)
31c,31d 係合爪部(係合部)
31e 下突出片部(基部、カバー片部)
31k ダルマ孔(係止孔)
31p,31r,31r ピン挿通孔
31s,31t 係止爪

Claims (4)

  1. 壁面に吊り下げ固定される装置の筐体の上面から該上面寄りの裏面部分にかけて形成された凹部に取り付けられて、前記筐体の前記壁面への固定に使用されるアタッチメントであって、
    前記凹部に取り付けた状態で該凹部により切除された前記筐体の上面部分及び裏面部分を構成する基部と、
    前記基部に連設され、前記凹部に取り付けた状態で前記筐体の上面における前記凹部の周縁部分に形成された被係合部に下方から係合される係合部とを備えており、
    前記基部は、前記凹部に取り付けた状態で前記筐体との間に空間を画成するカバー片部を有しており、
    前記カバー片部には、前記壁面に取り付けられたねじ又は釘の頭部を挿入して前記カバー片部に係止させるための係止孔が形成されており、
    前記基部には、該基部を貫通して前記壁面に打設される前記基部の固定用ピンを挿通させるためのピン挿通孔が形成されている、
    ことを特徴とするアタッチメント。
  2. 前記被係合部は、前記上面の前記凹部を挟んで対向する一対の周縁部分に各々形成されており、前記係合部は前記各被係合部に対応して一対設けられている請求項1記載のアタッチメント。
  3. 前記壁面に取り付けられた前記ねじ又は前記釘の頭部を前記係止孔に挿入して前記カバー片部に係止させた状態、又は、前記ピン挿通孔に挿通させた前記固定用ピンを前記壁面に打設した状態で、前記壁面に接触する前記カバー片部の前記係止孔の周縁部分には、前記壁面に係止される係止爪が形成されている請求項1又は2記載のアタッチメント。
  4. 装置の筐体を壁面に吊り下げ固定するためのユニットであって、
    前記筐体の上面から該上面寄りの裏面部分にかけて形成された凹部と、
    前記筐体の上面における前記凹部の周縁部分に形成された被係合部と、
    前記凹部に取り付けられる請求項1、2又は3記載のアタッチメントとを備えている、
    ことを特徴とする装置の筐体吊り下げ固定ユニット。
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