JP2006127447A - 警報器 - Google Patents

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修己 山本
Hisafumi Ozawa
尚史 小澤
Sanshiro Kodama
三四郎 兒玉
Hiromasa Takashima
裕正 高島
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Abstract

【課題】簡単な構成で壁面に対して傾くことなく容易に取り付けることができる警報器を提供する。
【解決手段】壁面30に対して密着した状態で取り付け可能な筐体13を備え、前記筐体13を前記壁面10に取付用ピン22を用いて取り付け、該取り付けた場所における検知対象物の異常を検出して警報を行う警報器10、10′であって、前記筐体13は、前記取付用ピン22が前記壁面30に対して打設可能な角度で交わるように該取付用ピン22を挿通させる挿通部11cを備え、前記挿通部11cに挿通させた前記取付用ピン22を打設することにより、前記筐体13を前記壁面に対して密着した状態で取り付ける、ことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、警報器に関し、より詳細には、取付用ピンによって筐体を石こうボード等の壁面に取り付けられ、例えばガス漏れ警報、不完全燃焼警報、火災警報等を行う警報器に関するものである。
一般に、警報器には、不完全燃焼に伴い生じる一酸化炭素(CO)ガス、漏洩したガスの濃度が所定警報濃度以上であることを感知して警報を発するガス警報器、周囲の温度変化から火災の発生を検出して警報を発する火災警報器、ガス警報器と火災警報器を一体化した複合警報器等がある。それらの警報器は、屋内の石こうボード、コンクリート等の壁面に対して様々な方法で取り付けられている。
警報器を石こうボードに取り付ける取付方法についても様々な方法がある。ここで、図18は警報器の従来の取付方法を説明するための図である。そして、図18において、10は警報器を示し、警報器10は、石こうボードに相当する壁面30に取り付けられる下部ケース部材11と、該下部ケース部材11を覆う上部ケース部材12と、を備え、下部ケース部材11と上部ケース部材12によってその外形を形成している。
J字状に形成したフック本体21を画鋲等の取付用ピン22で壁面30に固定し、該フック本体21に警報器10の下部ケース部材11に形成している貫通孔11sを引っかけることにより、警報器10を壁面30に固定している。
また、比較的小径の固定釘を用いて警報器を壁面に確実に取り付ける警報器の取り付け構造としては、壁面に対して取付板を介して警報器を取り付けるに当たり、その取付板に、固定釘を当該取付板に対して斜交するように挿通させる挿通部を設け、これら挿通部に挿通させた固定釘を壁面に打設することによって取付板を壁面に固定すると共に、取付板に警報器を取り付けることにより、壁面に対して警報器を取り付けるものが提案されている(特許文献1)。
特開2002−329266号公報
しかしながら、警報器の従来の石こうボード等の壁面に対する各取付方法にはそれぞれ問題があった。まず、フック本体を介して固定する場合、警報器が壁面に対して傾いた状態で固定されてしまうという問題があった。また、特許文献1のように取付板を介して固定する場合、取付板を付属品として容易する必要があることから、警報器がコストアップしてしまうという問題と共に、取付作業の工数がかかってしまうという問題があった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、簡単な構成で壁面に対して傾くことなく容易に取り付けることができる警報器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、壁面に対して取り付け可能な筐体を備え、該筐体を前記壁面に取付用ピンを用いて取り付け、該取り付けた場所における検知対象物の異常を検出して警報を行う警報器であって、前記筐体は、前記取付用ピンが前記壁面に対して打設可能な角度で交わるように該取付用ピンを挿通させる挿通部を備え、前記挿通部に挿通させた前記取付用ピンを打設することにより、前記筐体を前記壁面に取り付ける、ことを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の警報器によれば、挿通部に挿通された取付用ピンが壁面に打ち込まれて筐体が壁面に取り付けられる。そして、取り付け場所における例えば、メタンガス、COガス、火災による温度等の検知対象物の異常を検出して警報を行う。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、請求項1に記載の警報器において、前記挿通部は、前記壁面に対し、前記取付用ピンが斜め方向に向かって交わるように該取付用ピンを挿通させる、ことを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の警報器によれば、壁面に対し、取付用ピンが斜め方向に向かって交わるように該取付用ピンを挿通させる挿通部が形成されている。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の発明は、請求項2に記載の警報器において、前記挿通部は、前記壁面に対し、前記取付用ピンが斜め下方向に向かって交わるように該取付用ピンを挿通させる、ことを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の警報器によれば、取付用ピンは、斜め下方向に向かって壁面に打ち込まれる、すなわち、重力に対してできるだけ大きな反作用が発生する方向に向かって壁面に打ち込まれる。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の警報器において、前記壁面と対面する表面とは反対の表面側に突出するように前記挿通部周囲から延在し、打設する前記取付用ピンを保持する保持部材をさらに備える、ことを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明の警報器によれば、打設する取付用ピンは、下部ケース部材の挿通部周囲から延在する保持部材によって保持され、この状態で壁面に対して打ち込まれる。
上記課題を解決するためになされた請求項5記載の発明は、請求項3又は2に記載の警報器において、前記保持部材は、前記取付用ピンを前記壁面に打設する際に打壊されることを特徴とする。
上記請求項5に記載した本発明の警報器によれば、保持部材によって取付用ピンが保持されると、保持部材は取付用ピンと共に殴打されて打壊される。
上記課題を解決するためになされた請求項6記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の警報器において、前記挿通部のピン挿通口の周囲に突設され、前記取付用ピンの頭部裏側に接触するような頂上平面部を有する突起をさらに備える、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、取付用ピンが挿通部に挿通されると、このピンの頭部裏側はピン挿通口の周囲に突設された突起の頂上平面部に接触する。この突起によって、警報器の取り替え時にピンの頭部をペンチ等の治具を用いて引き抜きやすくなる。
上記課題を解決するためになされた請求項7記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の警報器において、前記挿通部のピン挿通口の周囲が、前記取付用ピンの頭部裏側に接触するような平面部を残して、掘り下げられて形成された窪みをさらに備える、ことを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、取付用ピンが挿通部に挿通されると、このピンの頭部裏側は、窪みの形成のためにピン挿通口の周囲に残された平面部に接触する。この窪みによって、警報器の取り替え時にピンの頭部をペンチ等の治具を用いて引き抜きやすくなる。
上記課題を解決するためになされた請求項8記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の警報器において、前記挿通部は、前記取付用ピンの外側面と多点で点接触するような多角形の穴形状をしている、ことを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、取付用ピンの挿通時に、挿通部と取付用ピンの外側面とは多点で点接触する。よって、多点接触により、取付用ピンの差し込み力が小さい力で済むようになるうえ、面接触時に発生しがちであったガタが防止される。
上記課題を解決するためになされた請求項9記載の発明は、請求項1〜請求項8の何れかに記載の警報器において、前記挿通部は、前記壁面に対し、前記取付用ピンを予め定められた角度でのみ挿通可能に穿設された挿通方向規制部と、前記挿通方向規制部から挿通口に向かうにしたがって徐々に開口するように穿設された位置決部と、から構成される、ことを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、位置決部により、挿通すべき取付用ピンの位置決めが容易になる。また、挿通方向規制部により、取付用ピンを予め定められた角度でのみ挿通可能にする。
上記課題を解決するためになされた請求項10記載の発明は、請求項1〜請求項9の何れかに記載の警報器において、前記筐体は、壁面に固定される下部ケース部材と、該下部ケース部材を覆う上部ケース部材と、から構成され、前記警報器に電力を供給するコードを巻き付ける巻き付け部を、前記下部ケース部材と前記上部ケース部材との間に介在している、ことを特徴とする。
請求項10に記載した本発明の警報器によれば、警報器に電力を供給するコードを巻き付ける巻き付け部を、下部ケース部材と上部ケース部材との間に介在させ、筐体が壁面に取り付けられると、その巻き付け部にコードが巻き付けられる。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の警報器によれば、筐体に挿通部を形成し、打設した取付用ピンによって筐体を壁面に取り付けるようにしたことから、警報器が壁面に対して傾いた状態で取り付けられることを防止することができる。また、筐体を壁面に直接取り付けることから、取付板等を用いる必要がないことから、警報器のコストアップを防止し、取付作業を簡単化させることができる。
請求項2に記載した本発明の警報器によれば、壁面に対し、取付用ピンが斜め方向に向かって交わるように該取付用ピンを挿通させる挿通部が形成されていることから、固定強度の向上やピンの打ち込み作業の向上の観点から、有効となることが多くなる。
請求項3に記載した本発明の警報器によれば、取付用ピンは、斜め下方向に向かって壁面に打ち込まれる、すなわち、重力に対してできるだけ大きな反作用が発生する方向に向かって壁面に打ち込まれることから、固定後の警報器の安定性が高くなる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明の効果に加え、壁面と対面する表面とは反対の表面側に突出するように、挿通部周囲から延在させて取付用ピンを保持する保持部材を形成するようにしたことから、取付用ピンを打設する際に取付用ピンが落下することを防止することができるため、取付作業をより一層簡単化することができる。特に、都市ガス等のように、天井面近傍の壁面に設置しなければならない警報器に対して好適である。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4記載の発明の効果に加え、保持部材は取付用ピンと共に殴打されて打壊されるようにしたことから、下部ケース部材の表面から突出して形成していても、取付用ピンが打ち込み難くなったり、筐体の取付後に邪魔になることを防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、取付用ピンが挿通部に挿通されると、このピンの頭部裏側はピン挿通口の周囲に突設された突起の頂上平面部に接触する。この突起によって、警報器の取り替え時にピンの頭部をペンチ等の治具を用いて引き抜きやすくなる。したがって、警報器の取り替え時の作業性が向上する。
請求項7記載の発明によれば、取付用ピンが挿通部に挿通されると、このピンの頭部裏側は、窪みの形成のためにピン挿通口の周囲に残された平面部に接触する。この窪みによって、警報器の取り替え時にピンの頭部をペンチ等の治具を用いて引き抜きやすくなる。したがって、警報器の取り替え時の作業性が向上する。
請求項8記載の発明によれば、取付用ピンの挿通時に、挿通部と取付用ピンの外側面とは多点で点接触する。よって、多点接触により、取付用ピンの差し込み力が小さい力で済むようになるうえ、面接触時に発生しがちであったガタが防止される。したがって、警報器の固定がより確実になると共に警報器の取り付け時の作業性が向上する。
請求項9記載の発明によれば、位置決部により、挿通すべき取付用ピンの位置決めが容易になる。また、挿通方向規制部により、取付用ピンを予め定められた角度でのみ挿通可能にする。したがって、警報器の固定がより確実になると共に警報器の取り付け時の作業性が向上する。
請求項10に記載の発明によれば、請求項1〜9の何れかに記載の発明の効果に加え、警報器に電力を供給するコードを巻き付ける巻き付け部を下部ケース部材と上部ケース部材との間に介在させるようにしたことから、この巻き付け部を設けても、壁面に対して筐体を直接取り付けることができるため、警報器が壁面に対して傾いた状態で取り付けられることを防止することができる。
以下、本発明に係る警報器を、ガス漏れ警報、不完全燃焼警報、火災警報を行う警報器に適用する最良の形態を、図1〜図5の図面を参照して説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと同一或いは相当する部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
ここで、図1は本発明に係る警報器の正面図であり、図2は図1に示す警報器の側面図であり、図3は(a)が警報器の下部ケースの正面図、(b)が(a)の直線A−Aを通る矢印方向の断面を示す断面図、(c)が(b)の部分Lを拡大した拡大図であり、図4は警報器における挿通部の他の形態を示す図であり、図5は取付用ピンの取り付けを容易にする他の形態を示す図であり、図6(a)〜(c)は挿通部に保持部材を設けた場合の取付用ピンの打設について説明するための図である。
図1及び図2において、警報器10は、石こうボード等の壁面に対して密着した状態で固定される下部ケース部材11と、該下部ケース部材11を覆う上部ケース部材12とからなる筐体13を備える。そして、この筐体13は、壁面30に取付用ピン22を用いて取り付けられ、警報器10は、その取り付けられた場所におけるメタンガス、COガス等の濃度、温度の異常を検出して警報を行う。
下部ケース部材11は、図3(a)に示すように、略長方形の板状に形成した下部ケース部材本体11aと、その長手方向の両側の短辺から突出する凸部11bと、を備える。そして、凸部11bの各々には、図3(b)に示すように、壁面30に対し、取付用ピンを斜め下方向に向かって交わるように挿通させる挿通部11cを形成している。
なお、本最良の形態では、壁面30に対して45度の角度で斜め下方向に向かって取付用ピン22が交わるように挿通する挿通部11cを形成しているが、本発明はこれに限定するものではなく、略重力方向に向かって壁面30に対して斜め下向きに取付用ピン22が打ち込まれる角度であれば、種々異なる打ち込み角度とすることができる。そして、挿通部11cの数については、その数を増やすことによって警報器10が傾いた状態で壁面30に取り付けられることを、より一層確実に防止することができる。
また、凸部11bには、図3(c)に示すように、取付用ピン22の頭部22aが下部ケース部材11の表面から突出しないように嵌合する嵌合部11dを、各挿通部11cに連設している。このように嵌合部11dを形成することで、警報器10の取り付け後に取付用ピン22の頭部22aが下部ケース部材11の表面から突出することを防止している。また、警報器10の上側に位置する嵌合部11dは、凸部11bの端部に近いことから、凸部11bの上端近傍を切欠として形成している。
上部ケース部材12は、下部ケース部材11の凸部11bが突出した状態で下部ケース部材本体11aを覆うように形成している。そして、その正面には、各種ガスを筐体13の内部に取り込むスリットや、その表面から突出する熱センサ、煙センサ等の火災センサを保護する保護部材等を形成している。
下部ケース部材11と上部ケース部材12との間には、図2に示すように、警報器10に電力を供給するコード14を巻き付ける巻き付け部15を介在させている。この巻き付け部15は、円柱又は角柱状に形成しており、下部ケース部材11と裏蓋部材(図示せず)によって挟持されて一体的に形成している。
なお、本最良の形態では、前記裏蓋部材に上部ケース部材12を嵌合させて固定することによって、上部ケース部材12が下部ケース部材11を覆う構成となっているが、本発明はこれに限定するものではなく、直接、下部ケース部材11を上部ケース部材12で覆ったり、巻き付け部15を筐体13の内部に形成する等種々異なる形態とすることができる。
次に、警報器10を壁面30に取り付ける場合は、各挿通部11cに取付用ピン22を挿通させ、その頭部22aが下部ケース部材11の嵌合部11dに嵌合されるまで殴打される。その結果、取付用ピン22は、壁面30に対して斜め下方向に向かって交わるように打設されることで、下部ケース部材11は壁面に対して密着した状態で固定される。そして、下部ケース部材11の上方及び下方の各挿通部11cを挿通して取付用ピン22が打設されることで、警報器10は壁面30に取り付けられる。
以上説明したように、上記形態の警報器10によれば、筐体13を形成する下部ケース部材11に、取付用ピン22を斜め下方向に向かって壁面30に打設させるように挿通部11cを形成し、この打設した取付用ピン22によって下部ケース部材11を壁面30に対して密着した状態で取り付けるようにしたことから、警報器10が壁面30に対して傾いた状態で取り付けられることを防止することができる。また、下部ケース部材11を壁面30に直接取り付けることから、従来の警報器10のように取付板等を用いる必要がないことから、警報器10のコストアップを防止し、取付作業を簡単化させることができる。
また、警報器10に電力を供給するコード14を巻き付ける巻き付け部15を下部ケース部材11と上部ケース部材12との間に介在させるようにしたことから、この巻き付け部15を設けても、壁面30に対して筐体13を直接取り付けることができるため、警報器10が壁面30に対して傾いた状態で取り付けられることを防止することができる。
なお、上述した本最良の形態では、下部ケース部材11の上方及び下方に凸部11bを形成し、そこに挿通部11cを形成する場合について説明したが、図4に示すように、下部ケース部材本体11aの上方にのみ、上述したものより幅の広い凸部11bを形成し、その凸部11bに複数(例えば2つ)の挿通部11cを形成することもできる。そして、各挿通部11cの挿通方向が交わるように挿通部11cを形成することで、下部ケース部材11をより安定した状態で固定することができる。
次に、挿通部11cに対する取付用ピン22の取り付けの作業効率を向上させる最良の形態を以下に説明する。
まず、図5に示すように下部ケース部材本体11aに、上述した壁面30と対面する表面とは反対の表面側に突出するように、挿通部11cから延在させて取付用ピン22を保持する保持部11eを形成している。このように保持部11eによって挿通部11cを延在させることで、例えば、下部ケース部材11の厚さが薄い場合等でも、取付用ピン22
を落下させることなく保持することができるため、取り付け作業をより一層簡単化することができる。特に、都市ガス等のように、天井面近傍の壁面に設置しなければならない警報器に対して好適である。
また、保持部11eは、図6(a)に示すように、取付用ピン22に係止して保持する保持部材11eとして、形成することもできる。そして、保持部材11e′は、図6(b)及び(c)に示すように、取付用ピン22と共に殴打されて破壊されるように、例えば薄板状、下部ケース部材本体11aとの連設箇所に切欠を入れる等の脆弱な形状に形成している。
そして、警報器10を壁面30に取り付ける場合は、少なくとも保持部材11e′によって保持されるように取付用ピン22が設置される(図6(a)参照)。そして、この状態で、打ち付け部材40で取付用ピン22及び保持部材11e′が殴打され、取付用ピン22が壁面30に打ち込まれるにしたがって、保持部材11e′は変形し始める(図6(b)参照)。そして、取付用ピン22が完全に打ち込まれることで、保持部材11e′は例えば潰されるように打壊される。
よって、保持部材11e′は取付用ピン22と共に殴打されて打壊されるようにしたことから、下部ケース部材11の表面から突出して形成していても、取付用ピン22が打ち込み難くなったり、筐体13の取付後に邪魔になることを防止することができる。
さらに、本発明の他の最良の実施の形態を図7〜図14を用いて説明する。補足すると、図7〜図10でひとつの実施の形態、図11でひとつの実施の形態、及び、図12〜図14でひとつの実施の形態について説明する。
図7(a)及び図7(b)はそれぞれ、この実施の形態による一改善点を説明するための保持部の側面図及び正面図である。図8(a)及び図8(b)はそれぞれ、本発明の他の最良の実施の形態に係る要部斜視図及び側面図である。図9及び図10は共に、図8に示した実施の形態の作用効果を説明するための図である。
図7(a)に示すように、下部ケース部材11に延在された保持部11eに、取付用ピン22が挿通されたときには、図7(b)のSに示すように、このピン22の頭部の裏側が、挿通部11cにおけるピン挿通口の周囲に片あたりしがちである。すなわち、取付用ピン22の裏側全体を、ピン挿通口の周囲に面接触させるのは非常に困難であり、ピン22が傾いて取り付けられることがあった。
そこで、この実施の形態では、図8(a)及び図8(b)に示すように、挿通部11cのピン挿通口の周囲に断面凸状の突起11fを形成する。突起11fは、例えば、挿通部11cのピン挿通口の両側に対向するように四角柱状に突設されている。また、突起11fは、取付用ピン22の頭部裏側に均等に接触するような頂上平面部を有している。この突起11fは、ピンを抜く際に、ペンチ等の治具の挿入が可能となるような空間を確保するためのものでもある。
この実施の形態によると、取付用ピン22の頭部の裏側全体を面接触させる必要がなくなるので、取付用ピン22の挿通時には、図8(b)及び図9に示すように、このピン22の頭部裏側は容易に突起11fの頂上平面部に均等に接触する。よって、突起11fによって、ピン22の頭部裏側の片あたりが防止されることになる。すなわち、図7(a)に示すようにピン22が傾くことなく、図8(b)及び図9に示すような正常な状態でピン22を取り付けることができるようになる。したがって、この実施の形態によると、警報器の壁面30への固定がより確実になる。
また、この種の警報器は、5年経過すると、保安上、取り替えなければならないことになっている。この取り替え時に、上記図7(a)及び図7(b)に示したような構造であると、取付用ピン22の頭部をつかみにくいため、取り付けられたピン22が非常に引き抜き難い。すなわち、図7(a)及び図7(b)に示したような構造であると、警報器の取り替え時の作業性がよくない。
これに対して、この実施の形態によると、図10に示すように、取付用ピン22の頭部が、突起11fの上に乗るようにしてピン22が取り付けられているので、警報器の取り替え時には、ペンチP等の治具を用いてピン22の頭部を挟むことによって、容易にピン22を引き抜くことが可能になる。したがって、この実施の形態によると、警報器の取り替え時の作業性が向上する。
なお、本発明は、突起11fを例示したような四角柱状に限定するものでななく、例えば、円柱状に形成する等種々異なる形態とすることができる。
また、上記実施形態の突起11fに替えて、図11(a)及び図11(b)に示すように、挿通部11cのピン挿通口の周囲に断面凹状の窪み11gを形成してもよい。図11(a)及び図11(b)は、本発明の他の最良の実施の形態に係る要部斜視図及び側面図である。図11(a)及び図11(b)に示すように、窪み11gは、例えば、取付用ピン22の頭部裏側に均等に接触するような平面部を残して、挿通部11cの両側が掘り下げられて形成されている。この窪み11gは、ピンを抜く際に、ペンチ等の治具の挿入が可能となるような空間を確保するためのものでもある。
この実施の形態によると、取付用ピン22の頭部の裏側全体を面接触させる必要がなくなるので、取付用ピン22の挿通時には、図11(b)に示すように、このピン22の頭部裏側は容易に保持部11eの平面部に均等に接触する。よって、窪み形成により残った平面部によって、ピン22の頭部裏側の片あたりが防止されることになる。すなわち、図7(a)に示すようにピン22が傾くことなく、図11(b)に示すような正常な状態でピン22を取り付けることができるようになる。したがって、この実施の形態によると、警報器の壁面30への固定がより確実になる。また、窪みを利用して、警報器の取り替え時には、ペンチ等の治具を用いてピン22の頭部を挟むことによって、容易にピン22を引き抜くことが可能になる。したがって、この実施の形態によると、警報器の取り替え時の作業性が向上する。
図12(a)及び図12(b)はそれぞれ、この実施の形態による他の改善点を説明するための保持部の側面図及び正面図である。図13(a)及び図13(b)はそれぞれ、本発明の他の最良の実施の形態に係る要部正面図及び図13(a)の直線A−Aを通る矢印方向の断面図である。図14(a)及び図14(b)は共に、図13に示した実施の形態の作用効果を説明するための図である。
図12(a)に示すように、図示しない下部ケース部材11に連結される保持部としてのフック11hには、通常、図12(b)に示すように、円形状の内壁を有する挿通部11cが形成されている。このような挿通部11cに、円形断面の取付用ピン22を、完全な状態で挿通するためには、図12(b)の矢印で示すように、取付用ピン22の側面を、挿通部11cの内壁に均等に面接触させる必要がある。
しかしながら、挿通部11cの内径と取付用ピン22の外径との公差により、完全な面接触は困難であり、このため、ガタが発生することがあった。ガタが大きいと、ピン22の動きにともなってフック11hも動き、壁面30としての石膏ボードを劣化させ、最終
的に、警報器10の取り付け強度が低下することになる。
また、円形状の内壁を有する挿通部11cに、円形断面の取付用ピン22を挿通させるときには、図12(b)に示したような面接触によって、意外に大きな差し込み力が必要であり、作業性がよくなかった。さらに、図12(a)の矢印で示すように、取り付け角度も規定しづらいため、さらに取り付け強度が低下することになる。
そこで、この実施の形態では、図13(a)、図13(b)、図14(a)及び図14(b)に示すように、挿通部11cは、取付用ピン22の外側面と4点で点接触するような正方形の穴形状をしている。挿通部11cは、例えば、図13(a)及び図13(b)に示すように、下部ケース部材11の長手方向の両側の短辺から突出する凸部11bに延在された2つの保持部11eにそれぞれ、設けられている。これら挿通部11cは、正面からみると、図13(a)に示すように、30度の角度で斜め下方に開き、側面からみると、図13(b)に示すように、60度の角度で斜め下方向に向かって、取付用ピン22が壁面30に交わるように形成されている。
特に、挿通部11cは、13(a)に示すように、壁面30に対し、取付用ピンを予め定められた角度、例えば、60度でのみ挿通可能に穿設された挿通方向規制部11c2と、この挿通方向規制部11c2から挿通口に向かうにしたがって徐々に開口するように穿設された位置決部11c1と、から構成される。補足すると、挿通方向規制部11c2の入口は、上記60度の方向からみると、その径がピンの径と同等の径dにみえ、この角度以外の方向からみると、その径がd′(<d)にみえるようになっている。したがって、取付用ピンは、上記60度以外の方向からは、挿通部11cを貫通できないようになっている。なお、位置決部11c1は、上記のように開口しているので、取付用ピンの位置決めも容易である。このように、位置決部11c1により、挿通すべき取付用ピンの位置決めが容易になり、且つ、挿通方向規制部11c2により、取付用ピンを予め定められた角度でのみ挿通可能にする。したがって、警報器の固定がより確実になると共に警報器の取り付け時の作業性が向上する。
但し、この角度に限定するものではなく、略重力方向に向かって壁面30に対して斜め下向きに取付用ピン22が打ち込まれる角度であれば、種々異なる打ち込み角度とすることができる。そして、挿通部11cの数については、その数を増やすことによって警報器10が傾いた状態で壁面30に取り付けられることを、より一層確実に防止することができる。
このような構成において、取付用ピン22を挿通部11cに挿通するときには、図14(a)の想像線で示すように、やや下方に開いた挿通部11cの挿通口にピン22を沿わせるようにして位置合わせした後、図14(a)の実線で示すように、ピン22をやや立ち上げて挿通部11cに挿通する。このとき、挿通方向規制部11c2により、ピン22は、上記60度以外の方向からは、挿通部11cを貫通できないように規制されている。そして、図示しない打ち付け部材40で取付用ピン22の頭部を殴打することにより、ピン22を上記角度で規定された方向に向けて壁面30に打設していく。
上述のような取付用ピン22の挿通部11cへの挿通時には、図14(b)に示すように、挿通部11cの内壁と取付用ピン22の外側面とは4点で点接触する。このような4点接触により、取付用ピン22の差し込み力が小さい力で済むようになるうえ、面接触時に発生しがちなガタが防止される。取付用ピン22の差し込み力が小さい力で済むようになると警報器の取り付け時の作業性が向上し、ガタが防止されると壁面30の劣化が防止され、警報器の固定がより確実になる。また、挿通部11cにより、取付用ピン22の位置決め及び取り付け角度も規定しやすくなるため、警報器の固定がさらに確実になる。
なお、図13(a)に示した2つの挿通部11cの中央部付近にさらにもう1つの挿通部を追加するようにしてもよい。この場合、追加される挿通部は、壁面に対して、取付用ピンを斜め上方向に向かって交わるように挿通させるように穿設することが好ましい。このような挿通部を追加することにより、3方向の固定が実現でき、警報器をより強固に固定できるようになる。
またさらに、本発明の他の最良の実施の形態を図15〜図17を用いて説明する。図15(a)、図15(b)、図15(c)、図15(d)及び図15(e)はそれぞれ、本発明の他の最良の実施の形態に係る上面図、左側面図、正面図、右側面図及び下面図である。図16は、図15に示す警報器の背面図である。図17は、図15に示す警報器を壁面に取り付けた状態を示す側面図である。
図15及び図16において、警報器10′は、石こうボード等の壁面に対して密着した状態で固定される下部ケース部材11と、該下部ケース部材11を覆う上部ケース部材12とからなる筐体13を備える。そして、この筐体13は、壁面に取付用ピン22を用いて取り付けられ、警報器10′は、その取り付けられた場所における火災を検出して警報を行う。
下部ケース部材11は、図15及び図16に示すように、丸みがかった長方形の板状に形成され、その長手方向の両側の短辺から突出する凸部11bを備える。そして、図17に示すように、凸部11bの各々には、壁面30に対し、取付用ピン22を斜め下方向に向かって交わるように挿通させる挿通部11c、及び取付用ピン22を斜め上方向に向かって交わるように挿通させる挿通部11c′が形成されている。詳細には、図中上側の2つの挿通部11cは、例えば、壁面30に対して斜め下向き且つ正面からみて互いに外側を向くように形成され、図中下側の2つの挿通部11c′は、例えば、壁面30に対して斜め斜め上向き且つ正面からみて互いに内側を向くように形成されている。
上部ケース部材12は、図15及び図16に示すように、中央部上方にセンサ素子(不図示)をガードするセンサガード16、その下方に警報を表示する警報表示パネル17及びその右横に警報スピーカ(不図示)用の複数の出力穴18を備えている。さらに、上部ケース部材12と下部ケース部材11との底面境目、すなわち、警報器の筐体の底面部には右側に偏って、点検/停止用の引き紐19が設けられている。
この警報器10′を壁面30に取り付ける場合は、各挿通部11c、挿通部11c′にそれぞれ取付用ピン22を挿通させ、その頭部22aを打ち付け部材40で殴打して、図17に示す状態までこのピン22を打ち込む。上側の2本の取付用ピン22は、例えば、壁面30に対して斜め下方向且つ正面からみて互いに外側に向かって交わり、下側の2本の取付用ピン22は、例えば、壁面30に対して斜め上方向且つ正面からみて互いに内側に向かって交わるように打設されることで、下部ケース部材11及び上部ケース部材12からなる筐体13は壁面に対して密着した状態で強固に固定される。
上記挿通部11c、11c′及び取付用ピン22の角度について補足説明すると、ピン22が挿通部11cを介して壁面30に対して斜め下方向に向かって交わるような角度で打ち込まれた場合には、重力に対してできるだけ大きな反作用が発生する方向に向かってピン22が打ち込まれることになるので、固定後の警報器の安定性が高くなる。また、これに加えて、ピン22が挿通部11c′を介して壁面30に対して斜め上方向に向かって交わるように打ち込まれた場合には、さらに警報器の安定性が高くなる。例えば、警報器に上下いずれの方向から力が加わっても警報器は安定している。さらに、警報器は天井近くの比較的高いところに設置されることが多いが、このような現状を鑑みると、斜め上方向にピン22を打ち込むことは好都合である。またさらに、斜め上方向にピン22を打ち込むことは、ピン22の打ち込み時に、上部ケース部材12が障害になることもない。
また、上記挿通部11c、11c′は左右に複数箇所、分散的に配置されているので、点検/停止用の引き紐19が引かれても、警報器が横ぶれしてしまうことがない。
以上説明したように、上記形態の警報器10′によれば、上下方向に力が加わった場合や引き紐19がひかれた場合における安定的向上、及びピン22の打ち込み易さにともなう警報器の取り付け易さ向上等の効果がさらに付加される。
以上説明したように、本発明の各実施の形態によれば、簡単な構成で壁面に対して傾くことなく容易に取り付けることができる警報器を提供することができる。
本発明に係る警報器の正面図である。 図1に示す警報器の側面図である。 (a)が警報器の下部ケースの正面図、(b)が(a)の直線A−Aを通る矢印方向の断面を示す断面図、(c)が(b)の部分Lを拡大した拡大図である。 警報器における挿通部の他の形態を示す図である。 取付用ピンの取り付けを容易にする他の形態を示す図である。 (a)〜(c)は挿通部に保持部材を設けた場合の取付用ピンの打設について説明するための図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、一改善点を説明するための保持部の側面図及び正面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の他の形態に係る要部斜視図及び側面図である。 図8に示した実施の形態の作用効果を説明するための図である。 図8に示した実施の形態の作用効果を説明するための図である。 (a)及び(b)は、本発明の他の最良の実施の形態に係る要部斜視図及び側面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、他の改善点を説明するための保持部の側面図及び正面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ、本発明の他の最良の実施の形態に係る要部正面図及び(a)の直線A−Aを通る矢印方向の断面図である。 (a)及び(b)は共に、図13に示した実施の形態の作用効果を説明するための図である。 図15(a)、図15(b)、図15(c)、図15(d)及び図15(e)はそれぞれ、本発明の他の最良の実施の形態に係る上面図、左側面図、正面図、右側面図及び下面図である。 図16は、図15に示す警報器の背面図である。 図17は、図15に示す警報器を壁面に取り付けた状態を示す側面図である。 警報器の従来の取付方法を説明するための図である。
符号の説明
10 警報器
11 下部ケース部材(筐体)
12 上部ケース部材(筐体)
13 筐体
14 コード
15 巻き付け部
22 取付用ピン
30 壁面

Claims (10)

  1. 壁面に対して取り付け可能な筐体を備え、該筐体を前記壁面に取付用ピンを用いて取り付け、該取り付けた場所における検知対象物の異常を検出して警報を行う警報器であって、
    前記筐体は、前記取付用ピンが前記壁面に対して打設可能な角度で交わるように該取付用ピンを挿通させる挿通部を備え、
    前記挿通部に挿通させた前記取付用ピンを打設することにより、前記筐体を前記壁面に取り付ける、
    ことを特徴とする警報器。
  2. 前記挿通部は、
    前記壁面に対し、前記取付用ピンが斜め方向に向かって交わるように該取付用ピンを挿通させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の警報器。
  3. 前記挿通部は、
    前記壁面に対し、前記取付用ピンが斜め下方向に向かって交わるように該取付用ピンを挿通させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の警報器。
  4. 前記壁面と対面する表面とは反対の表面側に突出するように前記挿通部周囲から延在し、打設する前記取付用ピンを保持する保持部材をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の警報器。
  5. 前記保持部材は、前記取付用ピンを前記壁面に打設する際に打壊される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の警報器。
  6. 前記挿通部のピン挿通口の周囲に突設され、前記取付用ピンの頭部裏側に接触するような頂上平面部を有する突起をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の警報器。
  7. 前記挿通部のピン挿通口の周囲が、前記取付用ピンの頭部裏側に接触するような平面部を残して、掘り下げられて形成された窪みをさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の警報器。
  8. 前記挿通部は、前記取付用ピンの外側面と多点で点接触するような多角形の穴形状をしている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の警報器。
  9. 前記挿通部は、
    前記壁面に対し、前記取付用ピンを予め定められた角度でのみ挿通可能に穿設された挿通方向規制部と、
    前記挿通方向規制部から挿通口に向かうにしたがって徐々に開口するように穿設された位置決部と、から構成される、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の警報器。
  10. 前記筐体は、
    壁面に固定される下部ケース部材と、
    該下部ケース部材を覆う上部ケース部材と、から構成され、
    前記警報器に電力を供給するコードを巻き付ける巻き付け部を、前記下部ケース部材と前記上部ケース部材との間に介在している、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の警報器。
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