JP4641097B2 - 表面実装機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各々異なる駆動対象を駆動する複数のサーボモータを単一の制御部により制御する表面実装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各々異なる駆動対象を駆動する複数のサーボモータを単一の制御部により制御することは、表面実装機等において一般に知られている。
【0003】
上記表面実装機は、基板搬送用コンベアにより搬送されたプリント基板を所定の実装作業位置に設置した状態で、実装用ヘッドを有するヘッドユニットにより部品供給部から部品を吸着して基板に装着するようになっている。そして、この表面実装機には、ヘッドユニットをプリント基板に対して相対的に移動させるX軸、Y軸の2方向の各サーボモータ、上記ヘッドを昇降させるサーボモータ、ヘッドを回転させるサーボモータ、上記基板搬送用コンベアのコンベア幅を調節するためのサーボモータ等が設けられ、これらのサーボモータが単一のCPUからなる制御部により制御されるようになっている。
【0004】
この表面実装機等において上記制御部による各サーボモータの制御は、図10に示すように、同一の制御周期により行われていた。すなわち、図10は5つのサーボモータを制御する場合について制御周期と、1周期毎の各サーボモータの制御処理に要する時間を示している。この図のように、発振装置等により与えられるトリガ信号により制御部の制御周期Tが定まり、その1周期毎に第1〜第5の全てのサーボモータの制御処理がシリアル的に行われるようになっている。従って、各サーボモータの制御周期は同一であって、トリガ信号の周期Tと一致している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の制御方法では、1周期の中でサーボモータの制御処理に要する時間がサーボモータの個数の増大に伴って長くなり、図10の例によると、1つのサーボモータの制御処理に要する時間をtとすると5つのサーボモータでは5tの時間を要する。従って、制御周期Tは5tより短くするわけにはいかない。また、制御周期Tを5tより多少長くするとしても、1周期中でサーボモータ制御の処理に要する時間の占める割合(5t/T)が大きければ制御部が他の処理を行うための時間的余裕が少なくなり、一方、上記割合(5t/T)を小さくするように周期Tを長くすると、制御の精度や応答性が低下する。とくに、上記複数のサーボモータがその駆動対象の相違等により要求される性能が異なる場合に、高い性能が要求されるサーボモータにとって周期を長くすることは性能の向上を妨げる等の不具合がある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、1周期当りのサーボモータ制御処理時間を可及的に短くしつつ、各サーボモータに要求される性能に見合うように効果的に制御を行うことができる表面実装機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の表面実装機は、基板搬送用コンベアにより搬送された基板を所定の実装作業位置に設置した状態で、実装用ヘッドを有するヘッドユニットにより部品供給部から部品を吸着して基板に装着するようにした表面実装機であって、上記ヘッドユニットを上記基板に対して相対的にX軸方向へ移動させるX軸サーボモータと、上記ヘッドユニットを上記基板に対して相対的に上記X軸方向と直交するY軸方向へ移動させるY軸サーボモータと、上記実装用ヘッドを上下方向に駆動するZ軸サーボモータと、上記実装用ヘッドを回転方向に駆動するR軸サーボモータと、上記基板搬送用コンベアの幅を調節するW軸サーボモータと、上記各サーボモータを制御する単一の制御部と、この制御部によるサーボモータの制御周期を、各サーボモータに要求される性能の高さに応じ、要求性能が低いほど長くするようにサーボモータ毎に設定する制御周期設定手段と、この制御周期設定手段により設定された各サーボモータの制御周期に基づいて各サーボモータの制御時期を設定する制御時期設定手段と、この各サーボモータの制御時期を記憶する記憶手段と、この記憶手段から読み出した制御時期で上記制御部により各サーボモータに対してそれぞれ与えられる制御信号を出力する出力手段とを備え、上記制御周期設定手段は、予め定められた基本制御周期を上記X軸サーボモータ及び上記Y軸サーボモータの制御周期とするとともに、この基本制御周期の整数倍の値を上記Z軸サーボモータ、上記R軸サーボモータ及び上記W軸サーボモータの制御周期とすることを特徴とするものである(請求項1)。
【0008】
本発明の表面実装機にあっては、1周期当りサーボモータ制御処理時間が可及的に短くされる。そして、1周期当りサーボモータ制御処理時間が短くなることで基本制御周期(つまり要求性能が最も高いX軸サーボモータ及びY軸サーボモータの制御周期)を短くすることが可能となり、このため要求性能が高いX軸サーボモータ及びY軸サーボモータについては制御の精度及び応答性がより一層高められる。
【0009】
この表面実装機において、上記設定手段は、W軸サーボモータの制御周期を、上記Z軸サーボモータ及びR軸サーボモータの制御周期より長く設定するようになっていること(請求項2)が好ましい。
【0010】
このようにすると、以下の作用効果が得られる。即ち、基板搬送用コンベアの幅を調節するW軸サーボモータは、例えば基板サイズが変更された場合に、プリント基板の搬入に先立って基板サイズに対応するコンベア幅が得られる位置まで可動コンベアを移動させるように制御され、その後の実装作業中等には、可動コンベアを一定位置に維持するように制御されるだけであるので、X軸、Y軸、Z軸、R軸の各サーボモータと比べると要求される性能が低く、このW軸サーボモータについては制御周期が長くされてもコンベア幅調節のための制御に支障をきたすことはない。また、Z軸サーボモータ及びR軸サーボモータは、実装作業中に吸着部品の高さ位置及び回転角を調節するために制御されるもので、制御の精度が要求されるが、X軸,Y軸の各サーボモータと比べて軸駆動量が少ないため、高速化やその場合の応答性向上の要求はX軸,Y軸の各サーボモータよりは低いので、Z軸,R軸の各サーボモータについては、その制御周期がX軸,Y軸の各サーボモータの制御周期よりは長く、W軸サーボモータの制御周期よりは短くされる。
【0011】
このような表面実装機において、上記制御時期設定手段は、上記Z軸サーボモータ及びR軸サーボモータの制御時期を上記基本制御周期もしくはその整数倍だけ相互にずらせて、基本制御周期の1周期毎の各時期における制御実行サーボモータ数の格差が最小となるように設定すること(請求項3)が好ましい。このようにすると、基本制御周期の1周期毎のサーボモータ制御処理時間が平均化されつつ、その時間が可及的に短くされる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0013】
図1は本発明に係る表面実装機の一実施形態を示す平面図であり、図2はその側面図である。これらの図において、基台1上には基板搬送用コンベア2が配置され、このコンベア2上をプリント基板3(二点鎖線で示す)が搬送されて所定の実装位置で停止するようになっている。
【0014】
上記基板搬送用コンベア2は、互いに平行に配置された一対のベルトコンベア2a,2bからなり、プリント基板3の両側辺部を支持して搬送し得るようになっている。基板サイズに応じてコンベア幅を調節し得るように、一対のベルトコンベアのうち一方のコンベア(可動コンベア)2aが他方のコンベア(固定コンベア)2bに対して平行な状態を保ちつつ接離する方向に移動可能とされるとともに、コンベア方向に所定間隔をおいた2個所にコンベア幅調節用のボールねじ軸20が配設され、可動コンベア2aに設けられたナット部21がボールねじ軸20に螺合している。そして、コンベア幅調節用サーボモータ22(以下、W軸サーボモータ22と呼ぶ)により伝動手段19を介してボールねじ軸20が回転駆動されることにより、可動コンベア2aが移動してコンベア幅が調節されるようになっている。
【0015】
上記コンベア2の側方には、部品供給部4が配置されている。この部品供給部4は、多数列のテープフィーダー4aを備えている。
【0016】
上記基台1の上方には、部品装着用のヘッドユニット5が装備され、このヘッドユニット5は、部品供給部から部品を吸着してプリント基板3上に装着し得るように、X軸方向(コンベア2の方向)およびY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動することができるようになっている。
【0017】
詳しくは、上記基台1上にはY軸方向に延びる一対のレール6が設けられ、このレール6上にヘッドユニット支持部材7が架設されている。ヘッドユニット支持部材7は、ナット部8を介してボールねじ軸9と螺合しており、このボールねじ軸9は、Y軸サーボモータ10の回転軸に接続されている。
【0018】
また、ヘッドユニット支持部材7はX軸方向に延びるガイド部材11及びX軸方向のボールねじ軸12を有し、ヘッドユニット5がこのガイド部材11(図2)に移動可能に支持されるとともに、ヘッドユニット5に設けられたナット部13がボールねじ軸12に螺合している。
【0019】
こうして、Y軸サーボモータ10によりボールねじ軸9を介してヘッドユニット支持部材7のY軸方向の駆動が行われるとともに、X軸サーボモータ14によりボールねじ軸12を介してヘッドユニット5のX軸方向の移動が行われるようになっている。
【0020】
上記ヘッドユニット5には、図2に示すように、実装用ヘッド15が搭載されており、この実装用ヘッド15は、Z軸サーボモータ16を駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方向)に駆動されるとともに、R軸サーボモータ17を駆動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。実装用ヘッド15の先端には吸着ノズル18が取付けられ、この吸着ノズル18に図外の負圧供給手段から負圧が供給されることで部品が吸着されるようになっている。
【0021】
図3は本発明の表面実装機に備わった制御装置の一実施形態として上記各サーボモータに対する制御系統を示している。この図において、30はサーボボード、40はドライバボードであって、これらは表面実装機に搭載されている。また、50は当該表面実装機やその上流側、下流側に設けられる機器を含むマウンタシステム全体を統括的に制御するマウンタシステム制御部である。
【0022】
上記サーボボード30には、複数のサーボモータに対する単一の制御部を構成するCPU(中央演算処理装置)31と、マウンタシステム制御部から後記軸制御周期パラメータを受け取る軸制御周期パラメータ受取部32と、メモリ33と、ドライバボードインターフェース34と、発振装置35とを備えている。また、マウンタシステム制御部50は、メモリ51及び軸制御周期パラメータ設定部52を備えている。
【0023】
上記マウンタシステム制御部50におけるメモリ51及び軸制御周期パラメータ設定部52は、制御周期設定手段を構成するものであり、各サーボモータの制御周期が予めメモリ51に記憶され、軸制御周期パラメータ設定部52によりメモリ51から読み出されて、サーボボード30に出力されるようになっている。
【0024】
上記メモリ51に記憶される各サーボモータの制御周期は、各サーボモータに要求される性能の高さに応じて設定され、要求性能が低いほど長くされる。すなわち、要求性能が最も高いサーボモータについては予め定められた基本制御周期(T)がそのまま当該サーボモータの制御周期とされるが、要求性能が低いサーボモータについては上記基本制御周期の整数倍の値が制御周期とされる。具体的には、X軸サーボモータ14及びY軸サーボモータ10については基本制御周期(T)がそのまま制御周期とされ、Z軸サーボモータ16及びR軸サーボモータ17については基本制御周期(T)の2倍の値(2T)が制御周期とされ、W軸サーボモータ22については基本制御周期(T)の4倍の値(4T)が制御周期とされる。
【0025】
上記基本制御周期(T)は、サーボボード30における発振装置35の発振周波数等に基づいて定まるものである。
【0026】
上記サーボボード30の軸制御周期パラメータ受取部32及びCPU31は後記図7の処理を行うようになっていることにより、上記各サーボモータの制御周期に基づいて各サーボモータの制御時期を設定する制御時期設定手段を構成している。また、サーボボード30のメモリ33は、制御時期設定手段により設定された各サーボモータの制御時期を記憶する記憶手段を構成している。サーボボード30のドライバボードインターフェース34は、上記メモリ33から読み出される制御周期でCPU31により各サーボモータに対して与えられる制御信号を出力する出力部を構成している。
【0027】
ドライバボードインターフェース34から出力される制御信号はドライバボード40に送られ、このドライバボード40は各サーボモータ14,10,16,17,22を駆動するためのドライブ部41,42,43,44,45を備えている。
【0028】
図4は上記各サーボモータに対する制御信号の周期及び時期についての設定の一例を示している。この図の中に示すモータ制御トリガ信号は、発振装置35からの信号に基づいてCPU31で作成され、基本制御周期(T)を与えるものである。X軸制御(X軸サーボモータ14の制御)及びY軸制御(Y軸サーボモータ10の制御)としては基本制御周期(T)の1周期毎に、時間幅t(t<T)の制御信号が与えられるが、Z軸制御(Z軸サーボモータ16の制御)及びR軸制御(R軸サーボモータ17の制御)としては、基本制御周期による第1周期目から、2周期分の期間(2T)毎に制御信号が与えられる。また、W軸制御(W軸サーボモータ22の制御)としては、基本制御周期による第1周期目から、4周期分の期間(4T)毎に制御信号が与えられる。
【0029】
従って、基本制御周期による第1周期目では全軸に対して制御信号が与えられ、第2周期目ではX軸及びY軸に対して制御信号が与えられ、第3周期目ではX軸、Y軸、Z軸及びR軸に対して制御信号が与えられ、第4周期目ではX軸及びY軸に対して制御信号が与えられる。以下、上記第1周期目〜第4周期目の制御が繰り返される。
【0030】
図5は上記各サーボモータに対する制御信号の周期及び時期についての設定の別の例を示している。この図の例でも、X軸制御及びY軸制御としては基本制御周期(T)の1周期毎に時間幅tの制御信号が与えられるが、Z軸制御及びR軸制御としては、基本制御周期の2周期分の期間(2T)毎に制御信号が与えられ、W軸制御としては、基本制御周期の4周期分の期間(4T)毎に制御信号が与えられる点は図4の例と同様である。ただし、図5の例において、基本制御周期の2周期分の期間(2T)毎に制御信号が与えられるZ軸制御とR軸制御とでは、制御時期が基本制御周期の1周期分だけ互いにずらされることにより、基本制御周期の1周期毎の各時期における制御実行サーボモータ数の格差が最小となるように設定されている。
【0031】
本発明の表面実装機に備わった制御装置の制御方法の具体例を、図6乃至図8のフローチャートによって説明する。なお、これらのフローチャートは、各サーボモータの制御周期及び制御時期を図5のように設定する場合について示している。
【0032】
図6はマウンタシステム制御部50による軸制御周期パラメータ設定処理を示している。この処理がスタートすると、X,Y軸の制御周期がT、Z,R軸の制御周期が2T、W軸の制御周期が4Tとなるように予め設定されている軸制御周期パラメータがメモリ51から読み出される(ステップS1)。そして、これらの軸制御周期パラメータがサーボボード30へ出力される。
【0033】
図7はサーボボード30の軸制御周期パラメータ受取部32及びCPU31によって行われる軸制御周期パラメータ受取処理を示している。この処理がスタートすると、上記軸制御周期パラメータが受け取られ(ステップS3)、次に、上記軸制御周期パラメータに従った基本制御周期毎の制御対象軸の設定処理が行われる(ステップS4)。
【0034】
このステップS4の処理は、詳細には図8のように行われる。すなわち、先ずX,Y,Z,R,Wの各軸の軸番号が1〜5に割り当てられ(ステップS401)、次いで第1〜第4周期目で制御する軸数(制御実行サーボモータ数)のカウンタN1〜N4の各値が「0」と初期化され(ステップS402)、また、第1〜第4周期目で制御する軸番号を保存するための配列変数がM1〔N1〕,M2〔N2〕,M3〔N3〕,M4〔N4〕と定義される(ステップS403)。さらに軸番号カウンタLに初期値として「1」がセットされる(ステップS404)。
【0035】
次に、軸番号がLの軸の制御周期が上記制御周期パラメータによって調べられる(ステップS405)。ここで、L=1のときはその番号の軸(X軸)の制御周期がTであり、この場合はステップS406に移行して、上記配列変数がM1〔N1〕=L,M2〔N2〕=L,M3〔N3〕=L,M4〔N4〕=Lとされるとともに、上記軸数のカウンタがN1=N1+1,N2=N2+1,N3=N3+1,N4=N4+1とされる。それから、ステップS407に移って軸番号のカウンタLが5となったか否かが調べられ、その判定がNOの場合にステップS408で軸番号のカウンタがL=L+1と更新されてから、ステップS405に戻る。
【0036】
従って、ステップS405での2回目の判定ではL=2となるが、その番号の軸(Y軸)も制御周期はTであるので、ステップS406,S407,S408を経てステップS405に戻る。
【0037】
ステップS405での3回目の判定ではL=3となり、その番号の軸(Z軸)の制御周期は2Tであり、この場合はステップS409に移り、ここでのN1≦N2の判定がYESとなることによりステップS410に移り、上記配列変数がM1〔N1〕=L,M3〔N3〕=Lとされるとともに、上記軸数のカウンタがN1=N1+1,N3=N3+1とされる。それから、ステップS407,S408を経てステップS405に戻る。
【0038】
ステップS405での4回目の判定ではL=4となり、その番号の軸(R軸)の制御周期は2Tであり、この場合はステップS409に移り、ここでのN1≦N2の判定がNOとなることによりステップS411に移り、上記配列変数がM2〔N2〕=L,M4〔N4〕=Lとされるとともに、上記軸数のカウンタがN2=N2+1,N4=N4+1とされる。それから、ステップS407,S408を経てステップS405に戻る。
【0039】
ステップS405での5回目の判定ではL=5となり、その番号の軸(W軸)の制御周期は4Tであり、この場合はステップS412に移り、N1〜N4の中で最も少ないカウンタが選び出される。そして、最も少ないカウンタがN1の場合(ステップS413の判定がYES)には、M1〔N1〕=LとされるとともにN1=N1+1とされる(ステップS414)。最も少ないカウンタがN2の場合(ステップS415の判定がYES)には、M2〔N2〕=LとされるとともにN2=N2+1とされる(ステップS416)。最も少ないカウンタがN3の場合(ステップS417の判定がYES)には、M3〔N3〕=LとされるとともにN3=N3+1とされる(ステップS418)。また、最も少ないカウンタがN4の場合(ステップS413,S415,S417の各判定がNO)には、M4〔N4〕=LとされるとともにN4=N4+1とされる(ステップS419)。
【0040】
ステップS412〜S419の処理は、それまでの処理で制御する軸数が最も少なかった時期を制御周期の長い軸の制御時期として割り当てようとするものである。もっとも、図6のステップS1のように軸制御パラメータが設定されている場合、後述のようにL=1〜4の各場合のステップS405〜S411処理で軸数のカウンタN1〜N4の各値が全て等しくなり、この場合はステップS413,S414の処理が行われる。
【0041】
L=5の場合の処理が終れば、ステップS407に移り、その判定がYESとなることにより、図8の処理が終了する。
【0042】
図8の処理によると、具体的にはL=1〜5の各場合に配列変数及び軸数のカウンタは次のようになる。
【0043】
L=1:M1〔0〕=1,M2〔0〕=1,M3〔0〕=1,M4〔0〕=1
N1=1,N2=1,N3=1,N4=1
L=2:M1〔1〕=2,M2〔1〕=2,M3〔1〕=2,M4〔1〕=2
N1=2,N2=2,N3=2,N4=2
L=3:M1〔2〕=3,M3〔2〕=3
N1=3,N3=3
L=4:M2〔2〕=4,M4〔2〕=4
N2=3,N4=3
L=5:M1〔3〕=5
N1=4
従って、配列変数がM1〔i〕(iは整数)となる軸番号はL=1,2,3,5であり、またM2〔i〕となる軸番号はL=1,2,4であり、M3〔i〕となる軸番号はL=1,2,3であり、M4〔i〕となる軸番号はL=1,2,4である。ここで、配列変数M1〔i〕、M2〔i〕、M3〔i〕、M4〔i〕は、基本制御周期による第1周期目、第2周期目、第3周期目及び第4周期目を表し、軸番号L=1〜5は制御される軸を表すので、基本制御周期毎の制御対象軸として、第1周期目はX,Y,Z,Wの各軸、第2周期目はX,Y,Rの各軸、第3周期目はX,Y,Zの各軸、第4周期目はX,Y,Rの各軸となる。
【0044】
このようにして基本制御周期毎の制御対象軸の設定処理が行われた後、図7のステップS5で、基本制御周期毎の制御対象軸のデータがメモリに保存される。
【0045】
なお、以上のような図6〜図8の処理は、表面実装機による基板搬送、実装等の作業が行われる前の準備段階での設定処理として行われる。
【0046】
図9は表面実装機の作業中のサーボボードによる軸制御処理を示している。この処理がスタートすると、先ず基本制御周期用カウンタが「1」にイニシャライズされる(ステップS11)。次に、上記カウンタの値が1〜4のいずれであるかの判定(ステップS12〜S14)が行われ、最初は上記カウンタが「1」であるのでステップS17に移り、第1周期目のデータに基づき、X,Y,Z,Wの各軸が制御され、さらにカウンタのインクリメント(ステップS18)によりその値が「2」となってから、ステップS12に戻る。
【0047】
そして、上記カウンタが「2」になればステップS13の判定がYESとなり、このときは第2周期目のデータに基づき、X,Y,Rの各軸が制御され(ステップS19)、さらにカウンタのインクリメント(ステップS18)によりその値が「3」となってから、ステップS12に戻る。
【0048】
上記カウンタが「3」になればステップS14の判定がYESとなり、このときは第3周期目のデータに基づき、X,Y,Zの各軸が制御され(ステップS20)、さらにカウンタのインクリメント(ステップS18)によりその値が「4」となってから、ステップS12に戻る。
【0049】
上記カウンタが「4」になればステップS14の判定がNOとなり、第4周期目のデータに基づき、X,Y,Rの各軸が制御され(ステップS21)、さらにカウンタが「1」とされてから(ステップS22)、ステップS12に戻る。
【0050】
以上のような制御方法によると、要求される性能が高いサーボモータについては制御周期が短くされることにより制御の精度及び応答性が確保されつつ、要求される性能が低いサーボモータについては制御周期が基本制御周期の整数倍に長くされることにより、基本制御周期の1周期当りのサーボモータ制御処理時間が可及的に減少される。
【0051】
すなわち、上記各サーボモータのうちで特にX軸サーボモータ14及びY軸サーボモータ10は、ヘッドユニット5を比較的広範囲に移動させるものであって、タクトタイム短縮のため駆動速度を高めることが要求されるとともに、部品供給部の特定箇所からの部品吸着及び基板上の所定目標位置への部品装着を正確に行うため位置制御の精度を高めることが要求され、要求性能が最も高い。これらX軸サーボモータ14及びY軸サーボモータ10については、基本制御周期Tがモータの制御周期とされ、つまり、基本制御周期Tの1周期毎に制御が行われる。これにより、比較的高速で駆動されても位置制御の精度及び応答性が確保される。
【0052】
一方、W軸サーボモータ22は、基板サイズが変更された場合に、プリント基板の搬入に先立って基板サイズに対応するコンベア幅が得られる位置まで可動コンベア2aを移動させるように制御され、その後の実装作業中等には、可動コンベアを一定位置に維持するように制御されるだけであるので、上記X軸サーボモータ14やY軸サーボモータ10と比べると要求される性能は低い。そこでこのW軸サーボモータ22については、基本制御周期Tの4倍の値(4T)がモータの制御周期とされ、つまり、基本制御周期Tの4周期毎に制御が行われる。このように制御周期が長くされても、コンベア幅調節のための制御に支障をきたすことはない。
【0053】
また、Z軸サーボモータ16及びR軸サーボモータ17は、実装作業中に吸着部品の高さ位置及び回転角を調節するために制御されるもので、制御の精度が要求されるが、X軸,Y軸サーボモータ14,10と比べて軸駆動量が少ないため、高速化やその場合の応答性向上の要求はX軸,Y軸サーボモータ14,10よりは低い。そこで、Z軸,R軸サーボモータ16,17については、基本制御周期Tの2倍の値(2T)がモータの制御周期とされ、つまり、基本制御周期Tの2周期毎に制御が行われる。
【0054】
このようにすることにより、1つのサーボモータの制御処理に要する時間をtとすると、全処理時間に対してサーボモータの制御処理時間の占める割合は、
2t/T+2t/(2T)+t/(4T)=3.25t/T
となる。基本制御周期T毎に全てのサーボモータの制御を行う従来の方法では全処理時間に対してサーボモータの制御処理時間の占める割合が5t/Tであるので、従来と比べ、基本制御周期Tが同じであれば全処理時間に対してサーボモータの制御処理時間の占める割合が少なくなる。
【0055】
また、全処理時間に対してサーボモータの制御処理時間の占める割合を従来と同じとすると、基本制御周期を0.65T(=T×3.25/5)に短縮することができる。従って、要求性能が高いX軸,Y軸サーボモータ14,10については、制御周期を従来よりも短くすることができ、これにより制御の精度が高められるため、制御精度の悪化を招くことなく高速化を図ることができる。また、制御の応答性が高められるため、目標位置での停止時にハンチング等が抑制されて静止状態で安定するまでの時間が短かくなる。これらの理由により、表面実装機のサイクルタイムの短縮が可能となる。
【0056】
特に、図5に示すように基本制御周期の整数倍の値を制御周期とする少なくとも2つのサーボモータの制御時期を上記基本制御周期もしくはその整数倍だけ相互にずらせる(具体的にはZ軸サーボモータ16の制御時期とR軸サーボモータ17の制御時期とを1周期分だけずらせる)ことにより、基本制御周期の1周期毎の各時期における制御実行サーボモータ数の格差が最小となるように設定すると、基本制御周期をより一層短縮することが可能となる。
【0057】
すなわち、図4のように要求性能が低いサーボモータは基本制御周期の整数倍の値を制御周期にするが基本制御周期の第1周期目では全サーボモータの制御が行うようにした場合、基本制御周期を全サーボモータの制御処理時間(5t)より短くするわけにはいかない。これに対し、図5のように、Z軸サーボモータの制御時期とR軸サーボモータの制御時期とをずらせると、基本制御周期の第1周期目では制御実行サーボモータ数が4、第2周期目、第3周期目及び第4周期目ではそれぞれ制御実行サーボモータ数が3となって、基本制御周期の1周期内で全サーボモータの制御が行われることがないため、図5中に一点鎖線で示すように基本制御周期T′を全サーボモータの制御処理時間(5t)より短くすることも可能となる。従って、制御の精度及び応答性をさらに高め、表面実装機のサイクルタイムをより一層短縮することが可能となる。
【0058】
なお、本発明の表面実装機に備わった制御装置の具体的構造は上記実施形態に限定されず、種々変更可能である。
【0059】
例えば、上記実施形態では5つのサーボモータを制御する場合について示したが、制御するサーボモータの個数は4つ以下または6つ以上でもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上のように本発明は、各々異なる駆動対象を駆動する複数のサーボモータを単一の制御部により制御することにより制御系統の構成を簡単にしつつ、制御部によるサーボモータの制御周期を、各サーボモータに要求される性能の高さに応じ、要求性能が低いほど長くするようにしているため、制御要求性能が高いサーボモータについては制御の精度及び応答性を確保し、しかも、1周期当りのサーボモータ制御処理時間を可及的に短くすることができる。そして、このようにサーボモータ制御処理時間を短くすることにより、要求性能が高いサーボモータの制御周期をさらに短くすることが可能となり、制御の精度及び応答性をより一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る表面実装機の一例を示す概略平面図である。
【図2】 上記表面実装機の概略正面図である。
【図3】 制御系統を示すブロック図である。
【図4】 各サーボモータに対する制御信号の周期及び時期についての設定の一例を示す説明図である。
【図5】 各サーボモータに対する制御信号の周期及び時期についての設定の別の例を示す説明図である。
【図6】 軸制御周期パラメータの設定処理のフローチャートである。
【図7】 軸制御周期パラメータの受取処理のフローチャートである。
【図8】 制御対象軸の設定処理のフローチャートである。
【図9】 サーボボード軸制御処理のフローチャートである。
【図10】 従来の制御方法による各サーボモータに対する制御信号の周期及び時期を示す説明図である。
【符号の説明】
10 Y軸サーボモータ
14 X軸サーボモータ
16 Z軸サーボモータ
17 R軸サーボモータ
22 W軸サーボモータ
30 サーボボード
31 CPU
32 軸制御周期パラメータ受取部
33 メモリ
34 ドライバボードインターフェース
35 発振装置
40 ドライバボード
50 マウンタシステム制御部
Claims (3)
- 基板搬送用コンベアにより搬送された基板を所定の実装作業位置に設置した状態で、実装用ヘッドを有するヘッドユニットにより部品供給部から部品を吸着して基板に装着するようにした表面実装機であって、
上記ヘッドユニットを上記基板に対して相対的にX軸方向へ移動させるX軸サーボモータと、
上記ヘッドユニットを上記基板に対して相対的に上記X軸方向と直交するY軸方向へ移動させるY軸サーボモータと、
上記実装用ヘッドを上下方向に駆動するZ軸サーボモータと、
上記実装用ヘッドを回転方向に駆動するR軸サーボモータと、
上記基板搬送用コンベアの幅を調節するW軸サーボモータと、
上記各サーボモータを制御する単一の制御部と、
この制御部によるサーボモータの制御周期を、各サーボモータに要求される性能の高さに応じ、要求性能が低いほど長くするようにサーボモータ毎に設定する制御周期設定手段と、
この制御周期設定手段により設定された各サーボモータの制御周期に基づいて各サーボモータの制御時期を設定する制御時期設定手段と、
この各サーボモータの制御時期を記憶する記憶手段と、
この記憶手段から読み出した制御時期で上記制御部により各サーボモータに対してそれぞれ与えられる制御信号を出力する出力手段とを備え、
上記制御周期設定手段は、予め定められた基本制御周期を上記X軸サーボモータ及び上記Y軸サーボモータの制御周期とするとともに、この基本制御周期の整数倍の値を上記Z軸サーボモータ、上記R軸サーボモータ及び上記W軸サーボモータの制御周期とすることを特徴とする表面実装機。 - 上記制御時期設定手段は、上記W軸サーボモータの制御周期を、上記Z軸サーボモータ及びR軸サーボモータの制御周期より長く設定することを特徴とする請求項1記載の表面実装機。
- 上記制御時期設定手段は、上記Z軸サーボモータ及びR軸サーボモータの制御時期を上記基本制御周期もしくはその整数倍だけ相互にずらせて、基本制御周期の1周期毎の各時期における制御実行サーボモータ数の格差が最小となるように設定することを特徴とする請求項1または2記載の表面実装機。
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