JP4640181B2 - 無端金属ベルトのr端面の傷検出方法および装置 - Google Patents

無端金属ベルトのr端面の傷検出方法および装置 Download PDF

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本発明は、無断変速機で用いるCVTベルトのような無端金属ベルトのR端面の傷検出方法および検出装置に関する。
無断変速機で用いるCVTベルトは知られている。通常、CVTベルトには、図7aに示すように、フープと呼ばれる上下方向の幅a、厚さbである断面矩形状の無端金属ベルト1が用いられる。無端金属ベルト1は、帯状薄板を円筒に変形させて両端部をプラズマ溶接等により溶着してリング状にした後、それを規定幅に切断して形成される。切断後の無端金属ベルト1は、両端面の面取り(R加工)や表面の酸化膜除去などの目的で、砥粒を含んだメディアと共に回転容器に内に入れられていわゆるバレル研磨に付される。
バレル研磨により幅方向の端面がR端面とされた無端金属ベルト(フープ)1は、複数枚が積層され、図7bに示すように、ブロック2の両側に差し込まれてリング状のCVTベルト3とされる。図7cに示すように、CVTベルト3においては、フープ1の少なくとも一方のR端面はブロック2に接触する部分となり、また集中応力が作用する。そのために、フープ1を製造する途中の工程内(例えば、バレル研磨工程内)でR端面に図7dに示すように傷4が付くと、その傷4はベルト破断の直接の原因となりやすい。
傷の付いたフープが発現する確立はごくずかであるが、生産ラインからそれを完全に除去する必要があり、そのために、現状では、無端金属ベルト1であるフープの全数について、拡大鏡を使ってR端面の視検査を行っている。この方法は、高い集中力が必要であり、疲労による判断の振れを完全に回避するのは難しい。また、検査員の傷の程度に対する認識にも個人差が生じやすい。そのために、画一的な基準でR端面に生じた傷を検出できる方法および装置が求められている。
一方、物品表面の状態を直接的な目視観察によるのではなく、表面に光を照射し、CCDカメラにより撮像した画面に生じる表面の影や濃淡勾配などによって、表面性状を検査する方法が、特許文献1あるいは特許文献2などに記載されている。
特開2000−337842号公報 特開平2−82141号公報
本発明者らは、無端金属ベルトであるフープのR端面に傷が付いているかどうかを、検査員が直接目視により判断するのではなく、特許文献1や2に記載のような光を照射する方法を利用して客観的に判断することができるかどうかを試みた。しかし、フープの厚さbは薄いこと(通常、1/10mmのオーダーである)に加え、図7dに示すように、製造工程で生じるR端面の傷4は、R端面の頂部領域と側部領域の双方に形成されることが多く、方向性に注意を払うことなくR端面に単に光を照射して、R端面を撮像装置でとらえるだけでは、特にR端面の側部領域に形成された傷を明確に判別できない場合があることを経験した。そのために、満足できる検出結果を得ることができなかった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、フープのような厚さの薄い無端金属ベルトのR端面に存在する傷を、光を照射する方法を採用しながら、より完全に検出することを可能とする無端金属ベルトのR端面の傷検出方法と傷検出装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決すべく、さらに実験を継続して行うことにより、被検出体である無端金属ベルトのR端面に、両側方から所要角度で傾斜する方向の光を対向して照光し、照光されているR端面を上方から撮像することにより、R端面の頂部領域およびR端面の側部領域からフープ側面にかかる領域に存在する傷も含めて、すべての傷を撮像画像で影として認識できることを知見した。
本発明は、上記の知見に基づくものであり、所定の上下方向の幅と所定の厚みとを有し、幅方向の少なくとも一端がR端面をなしている無端金属ベルトにおける前記R端面に存在する傷を検出する方法であって、前記無端金属ベルトのR端面の稜線を通りかつ無端金属ベルトの幅方向に対して垂直である仮想垂直面に対して10°〜20°の範囲に傾斜する方向の光を前記R端面領域に両側方から対向して照光し、該照光領域を無端金属ベルトのR端面上方に配置した撮像手段により撮像し、撮像した映像において前記R端面に現れる陰影に応じて傷を検出することを特徴とする。
本発明の方法によれば、無端金属ベルトのR端面における傷のない部分は白光した領域として撮像画面に現れ、傷の部分は傷の面積にほぼ比例する陰影部、すなわち影の領域として撮像画面に現れる。検査員は撮像装置が捕らえた画像をモニター上で監視し、例えば、予め設定した値以上の大きさの影領域を検出したときに、当該無端金属ベルトには無視できない大きさの傷がR端面に形成されていると判断する。それにより、検査員の個人差によることなく、客観的な基準の下で傷のある無端金属ベルトを選出することができる。他に、例えば画面上での単位長さにおける陰影(影)の面積等を装置側が自動測定し、その判断結果に基づき、装置が傷のある無端金属ベルトを選択するようにしてもよい。いずれの場合も、被検出体である無端金属ベルトを排除すべきかどうかを決めることとなる影領域の面積あるいは形状の好適な閾値は、過去の経験則から容易に決めることができる。
図1は本発明による検出方法をより具体的に説明している。図1aは無端金属ベルト1のR端面1aにおいて生じやすい傷4の一例を示しており、図1b、cは傷4が画像において影として現れる理由を説明している。図1aに示すように、通常、傷4には、R端面1aの頂部領域に存在する頂部傷4aと、R端面1aの側部領域から無端金属ベルト1の側面にかかる領域に存在する側部傷4bの双方が存在する。
図1bに示すように、無端金属ベルト1のR端面1aの稜線1bを通りかつ無端金属ベルト1の幅方向Yに対して垂直である仮想垂直面PXに対して10°〜20°に傾斜する方向の光L1,L2(図では傾斜角±15°を例示している)を前記R端面領域に両側方から対向して照光したときに、R端面1aの傷4のない部分で反射した光は、無端金属ベルト1のR端面上方、例えば、厚み方向の中央部を通る幅方向Yの延長線PY上に配置したCCDカメラのような撮像手段10によってとらえられ、撮像画像にはその領域は白光した部分として現れる。
しかし、頂部傷4aの部分を図1bで左側上方から照射する光L1の反射光の殆どは撮像手段10によってはとらえられず、また、図1bで右側下方から照射する光L2の殆どは頂部傷4aの部分で反射することなく、そのまま通過する。そのために、撮像装置10によるR端面1aの画像では、頂部傷4aの部分は、他の部分と比較して陰影部、すなわち影の部分として現れる。そして、影の大きさおよび形状は頂部傷4aの大きさと形状に依存する。
また、図1cに示すように、側部傷4bを照射する右側下方からの光L2の反射光も、その殆どは撮像手段10によってはとらえられず、やはり、撮像装置10によるR端面1aの画像では、側部傷4bの部分は、他の部分と比較して陰影部、すなわち影の部分として現れる。なお、図1cで、もし側部傷4bがR端面1aの左側に存在する場合には、左側上方から照射する光L1の傷の部分からの反射光が撮像装置10に入射する可能性が高く、傷部分でありながら画像では白光領域として現れる可能性が高い。そのために、L2の傾斜角を反転させた状態として、すなわち、光L1を左側下方から照射する光とし、光L2を右側上方から照射する光として、R端面の左側について、傷検出をもう一度行うようにする。
後の実施例に示すように、バレル研磨により端面がR加工された従来の無端金属ベルトにおいて、前記した光の傾斜角が10°〜20°の範囲であれば、R端面に存在する傷を影として撮像画像からほぼ完全に検出することができた。傾斜角0°すなわち、前記した仮想垂直面PXに平行な光では、傷の有無にかかわらず全体が白光した像となり、頂部傷4aおよび側部傷4bの双方を影として検出することができなかった。また、傾斜角5°では、頂部傷4aおよび側部傷4bの双方で一部に影として検出できない場合があった。傾斜角が25°を越える場合、頂部傷4aについては影として検出することができたが、傾斜角25°では側部傷4bの一部に影として検出できない場合があり、傾斜角30°を越えると殆どの側部傷4bを影として検出することはできなかった。そのことから、本発明において光の傾斜角が10°〜20°の範囲であることは、有意な限定であることが示される。
なお、本発明による傷検出方法は上記したCVTベルトフープに限らず、例えば、上記したCVTベルトフープと同様に複数軸間の動力伝達を行う動力伝達ベルト等、任意の無端金属ベルトのR端面に対して適用できることはもちろんである。
本発明は、さらに上記の方法を実施するための好適な装置として、所定の上下方向の幅と所定の厚みとを有し、幅方向の少なくとも一端がR端面をなしている無端金属ベルトにおける前記R端面に存在する傷を検出する装置であって、前記無端金属ベルトのR端面の稜線を通りかつ無端金属ベルトの幅方向に対して垂直である仮想垂直面に対して10°〜20°の範囲に傾斜する方向の光を前記R端面領域に両側方から対向するようにして照光する照光手段と、前記無端金属ベルトのR端面上方に配置された照光されている状態の前記R端面を撮像する撮像手段と、前記撮像手段が撮像した像を画面表示する手段、とを少なくとも備えることを特徴とする無端金属ベルトのR端面の傷検出装置を開示する。
上記の装置において、照光手段は好ましくは平行光を照射できる手段であれば任意であるが、赤外線高輝度LEDを用いた照光手段は特に好ましく、良好な画像を得ることができる。照光手段は、光の傾斜角が前記した10°〜20°の範囲のいずれかの角度となるように固定したものであってもよく、少なくとも10°〜20°の範囲で傾斜角を変更かつ固定できるようにしてもよい。
撮像手段は、CCDカメラが好ましいが、光が照射させているR端面領域を撮像できるものであれば任意である。撮像手段が撮像した像を画面表示する手段も、従来知られた任意のディスプレー手段を用いることができる。画像表示手段に加えて、画像に現れる発光領域と陰影(影)領域とを分析するため分析制御手段を備えるようにしてもよい。
上記の無端金属ベルトのR端面の傷検出装置において、好ましくは、装置は、被検出体である無端金属ベルトを支持しかつ回動させるための一対のローラからなる無端金属ベルト回動手段をさらに有し、さらに、前記照光手段は前記無端金属ベルト回動手段で支持される無端金属ベルトのR端面の両側方を照光できる位置に、かつ前記仮想垂直面に対する角度を変化できるようにして配置される。
この装置では、無端金属ベルト回動手段を備えることにより、1つの無端金属ベルトの全周にわたるR端面における傷の検出を連続的に行うことが可能となり、また、照光手段の照光角度を変化できるようにしたことにより、より精緻な傷の検出が可能となる。
本発明によれば、フープのような厚さの薄い無端金属ベルトのR端面に存在する傷を、光を照射する方法を用いて、画一的な基準の下で検出することが可能となる。
以下、本発明を実施の形態によりさらに詳細に説明する。図2は本発明による装置によって無端金属ベルトのR端面に存在する傷を検出するときの状態を説明する概念図であり(図2a)、光の傾斜角が0゜の場合(図2b)と15゜の場合(図2c)の撮像画像と共に示している。図3は光の傾斜角が45゜の場合には一部の傷が撮像画像に影として現れない(白光した領域となる)ことを説明する図である。図4は本発明による装置の一例を示す斜視図、図5は無端金属ベルトの側面の傷を検出するのに好適に装置の一例を示す斜視図、図6は本発明によるR端面の傷検出装置を含む無端金属ベルト検査システムの概略図であり、図6aは上から見た図を、図6bは側方から見た図を示している。
図2aに示すように、本発明による無端金属ベルトのR端面の傷検出装置Aは、図1に基づき説明したように、無端金属ベルト1のR端面1aの稜線を通りかつ無端金属ベルト1の幅方向Yに対して垂直である仮想垂直面PXに対して10°〜20°の範囲に傾斜する方向の平行光をR端面1aの領域に両側方から対向するようにして照光する一対の照光手段20(20a,20b)と、無端金属ベルト1のR端面1aの上方に配置された照光されている状態のR端面1aを撮像する撮像手段10と、撮像手段10が撮像した像を画面表示する手段30とを備える。
一対の照光手段20(20a,20b)は、仮想垂直面PXに対して10°〜20°の範囲の所定角度に光を照光するように角度を固定したものであってもよく、図2に示すように、少なくとも仮想垂直面PXに対して10°〜20°の範囲を含む角度範囲で傾斜角度を変更でき、かつ任意の角度で固定できるものであってもよい。図1に基づき説明したように、R端面1aの両側部にある傷4を同じ装置で検出できるように、双方の照光手段20(20a,20b)は、少なくとも、仮想垂直面PXに対して±20゜の範囲内で移動できることが望ましい。
照光されているR端面1aは、例えばCCDカメラである撮像装置10により撮像され、それがディスプレー(画面表示手段)30に表示される。その画像を検査者が見て、被検査体である無端金属ベルト1のR端面1aに無視できない傷4があるかどうかを判断する。
図2bは、図1aに示した傷4を持つ無端金属ベルト1のR端面1aに、仮想垂直面PXに対して傾斜角0゜の光を照射したときの撮像画像である。丸で囲った領域kは傷4(頂部傷4a,側部傷4b)が存在する部分であるが、光の反射の関係で白光しており、画像から傷4を影として認識することができない。図2cは、同じ箇所を、前記したように仮想垂直面PXに対して傾斜角15゜の光を照射したときの撮像画像であり、図1に基づき説明した理由により、側部傷4bを含む傷4の部分は陰影部、すなわち影の領域として撮像画面に現れている。この影の形状と大きさは、傷4の形状と大きさに依存するものであり、適宜のしきい値を予め設定しておくことにより、検査員は、ディスプレー30を見ながら、個人差のない状態で、傷のある無端金属ベルト1を選出することができる。
なお、仮想垂直面PXに対して20°を超える角度で照光したときは、側部傷4bを影として認識できない場合がある。図3はそれを説明するための図1に相当する図であり、図3では45゜の場合を示している。図3aからわかるように、頂部傷4aは影として撮像画像に現れるが、図3bに示すように、側部傷4bからの反射光は撮像装置10に入ってしまい、白光画像となる。
表1は、本発明者らが、バレル研磨も含め同じ製造条件で作られた複数個のフープのR端面に対して、本発明の方法により傷の検出を行ったときの実験結果を示している。
Figure 0004640181
表1からわかるように、例えばバレル研磨により端面がR加工されたフープにおいて、前記仮想垂直面PXに対して10°、15゜、20°に傾斜する方向の光を前記R端面領域に両側方から対向して照光する条件では、すべてについて、頂部傷4aと側部傷4bの検出が可能であった。25゜では、頂部傷4aの検出が可能であったが、側部傷4bについて検出困難なものがあった。30゜を超える角度では、頂部傷4aは検出可能であったが、側部傷4bは検出ができなかった。一方、0゜では、頂部傷4aと側部傷4bの検出ができず、5゜では頂部傷4aと側部傷4bの双方において検出困難なものがあった。
このことから、本発明において、傷の検出に、前記仮想垂直面PXに対して10°〜20°の範囲で傾斜する光を用いることの有効性が示される。
図4は、本発明による無端金属ベルトのR端面の傷検出装置の他の例を示している。この装置A1は、駆動ローラ41と従動ローラ42とを備え、駆動用サーボモータ43の回転により、両ローラ間に卷装された無端金属ベルトであるフープ1には、連続した回転が付与される。フープ1の駆動ローラ41による引っ張りを受ける側に、フープ1を挟むようにして、図2で説明した一対の照光手段20(20a,20b)が位置しており、さらに、無端金属ベルト1のR端面1aの上方であって、前記したように、無端金属ベルト1の厚みb方向の中央部を通る幅方向Yの延長線PY上にCCDカメラが撮像手段10として位置している。図示しないが、一対の照光手段20(20a,20b)を図2に基づき説明した移動を与えるための駆動手段も備えている。また、適宜のディスプレー(画像表示手段)も備える。
従動ローラ42は、従動ローラを引っ張り駆動するためのボールねじ44およびボールねじを駆動するサーボモータ45が接続しており、サーボモータ45の駆動により従動ローラ42は矢印方向に進退する。
傷の検出に当たっては、従動ローラ42を移動させ、駆動ローラ41と従動ローラ42の軸間距離を短くしておき、その状態で、フープ1を駆動ローラ41と従動ローラ42との間に卷装する。その後、従動ローラ42を逆方向に移動させて、卷装したフープ1に一定の張力を与えた状態とし、駆動ローラ41を駆動する。それにより、フープ1には連続した回動が与えられるので、一対の照光手段20(20a,20b)およびCCDカメラ10により、フープ1の全周にわたる連続したR端面の傷検出を行うことが可能となる。
フープ1の両側面についても傷等の有無を検査することが必要となる場合もある。図5はそのときに用いる検査装置Bの一例を示している。なお、フープ1に回動を与える手段は図4に示したものと同じであり、図4と同じ符号を付し、説明は省略する。検査装置Bは、対物レンズ51を囲むようにして同軸照明52が取り付けてあり、同軸照明52からの照光がフープ1で反射して対物レンズ51へ入り込む。入り込んだ光は、方向切り替えプリズム53で方向を変え、CCDカメラ54により像としてとらえられる。撮像画面は、R端面の傷検出装置A1と同様に、適宜のディスプレーに表示される。また、図示の例では、同時にフープ1の両側面を検査できるように、2つの検査装置Bが取り付けてある。
図6を用いて、本発明によるR端面の傷検出装置を含む無端金属ベルト検査システムの一構成例を作動と共に説明する。なお、図6aはシステム構成を上から見て示しており、図6bは側方から見て示している。また、図6bでは、単にわかりやすさのために、被検査体としてのフープ1は示されない。
被検査体としてのフープ1は、一定幅で平行に走る第1のガイド61,61を持つ第1のターンテーブル60における前記ガイド61,61の間に挿入される。挿入後、第1のターンテーブル60を90゜回転させ、第1のガイド61,61の方向を、第1のガイド61,61と同じ高さにある第2のガイド63,63と同じ方向とする。
第2のガイド63,63の下方には、第2のターンテーブル70と第3のターンテーブル80がこの順で配置している。各ターンテーブル70と80は、実質的に同じ構成であり、図4に示した軸間を調整できる駆動ローラ41と従動ローラ42を備える。また、各ターンテーブル70,80は、その駆動ローラ41と従動ローラ42とが、前記した第2のガイド63,63の間に入り込んだ上昇位置と、図6bに示される下降位置とを選択的にとれるようになっている。さらに、各ターンテーブル70,80は、駆動ローラ41と従動ローラ42とが第2のガイド63,63の真下に位置する第1の位置と、そこからほぼ180゜回転した第2の位置とを選択的にとれるようになっている。
第2のターンテーブル70が前記第2の位置にあるときの駆動ローラ41と従動ローラ42の間には、図4に示したように一対の照光手段20(20a,20b)およびCCDカメラ10が位置していて、図4に示す無端金属ベルトのR端面の傷検出装置A1を構成する。なお、図6では、無端金属ベルトのR端面の傷検出装置A1は2個備えられており、フープ1のR端面の両側を同時に検査できるようになっている。
第3のターンテーブル80が前記第2の位置にあるときの駆動ローラ41と従動ローラ42の間には、図5に示した側面検査装置Bが2個備えられており、フープ1の表裏表側面を同時に検査できるようになっている。
第2のガイド63,63と方向を同じにしてかつ同じ高さに第3のガイド64,64が位置しており、第3のガイド64,64の下方には第3のガイド64,64に挟持されているフープ1の上下を反転させる反転機構65が位置している。さらに、反転機構65の下方には第2のターンテーブル70と同じ構成の第4のターンテーブル90が、やはり、駆動ローラ41と従動ローラ42とを第3のガイド64,64の間に入り込んだ上昇位置と、図6bに示される前記反転機構65の動きに障害とならない位置まで下降した下降位置とを選択的にとれるようになっている。さらに、第4のターンテーブル90も、駆動ローラ41と従動ローラ42とが第3のガイド64,64の真下に位置する第1の位置と、そこからほぼ180゜回転した第2の位置とを選択的にとれるようになっている。
第2のターンテーブル70の場合と同様に、第4のターンテーブル90が前記第2の位置にあるときの駆動ローラ41と従動ローラ42の間には、無端金属ベルトのR端面の傷検出装置A1は2個備えられており、フープ1のR端面の両側を同時に検査できるようになっている。
さらに、第3のガイド64,64と方向を同じにしてかつ同じ高さに第4のガイド66,66が位置している。
第1のガイド61,61、第2のガイド63,63、および第3のガイド64,64の上方には、フープトランスファー67が位置しており、フープトランスファー67には、4個のフック68a〜68dが各ガイドに沿って移動できるように取り付けられている。フック68a〜68dの果たす機能は後述するが、その機能が果たされる場合には、フープトランスファー67とフック68a〜68dが一体となって移動するようにしてもよい。また、フープトランスファー67は前記4個のフック68a〜68dが各ガイドの間に入り込んだ下降位置と、各ガイドの間から抜け出た上昇位置とを選択的にとれるようになっている。なお、図をわかりやすくするために、フープトランスファー67とフック68a〜68dは図6aには示されていない。
第1のフック68aは、第1のガイド61,61に挟持されているフープ1を第2のガイド63,63内に位置変えし、位置変えしたフープ1を、第2のターンテーブル70が前記下降位置でありかつ第1の位置にあるときに、その駆動ローラ41と従動ローラ42の上方まで移動させる機能を果たす。第2のフック68bは、第2のガイド63,63間に挟持されているフープ1を第3のターンテーブル80が前記下降位置でありかつ第1の位置にあるときに、その駆動ローラ41と従動ローラ42の上方まで移動させる機能を果たす。第3のフック68cは、第2のガイド63,63間に挟持されているフープ1を第3のガイド64,64内に位置変えし、位置変えしたフープ1を第4のターンテーブル90が前記下降位置でありかつ第1の位置にあるときに、その駆動ローラ41と従動ローラ42の上方まで第3のガイド64,64に沿って移動させる機能を果たす。さらに、第4のフック68dは、第3のガイド64,64内のフープ1を第4のガイド66に位置変えする機能を果たす。
第1のガイド61,61に挟持されたフープ1は、第1のフック68aによって、前記のように第2のガイド63,63内に位置変えされ、位置変え後、フープトランスファー67は上昇位置となり、フープ1と第1のフック68aとの係合は解除される。その状態では、第2,第3,第4のターンテーブル70、80,90は下降位置にある。
第1の位置にある第2のターンテーブル70が上昇し、フープ1内に駆動ローラ41と従動ローラ42を挿入する。駆動ローラ41と従動ローラ42の軸間距離を広げて、その間でフープ1を支持した後、第2のターンテーブル70は下降位置に移動する。駆動ローラ41を駆動させながら、第2のターンテーブル70は第2の位置に回動する。その位置で上昇位置を取ることにより、図4に示した傷検出姿勢となる。既に説明したようにして、フープ1の一方のR端面の傷検出を行う。
検出終了後、第2のターンテーブル70は下降し、最初の第1の位置に戻る。第1の位置で再度上昇し、駆動ローラ41と従動ローラ42間に卷装したフープ1を第2のガイド63,63内に位置させた後、駆動ローラ41と従動ローラ42の軸間距離を縮小する。それにより、フープ1は第2のガイド63,63によって支持された状態となるので、第2のターンテーブル70を下降位置に戻す。
その状態で、第2のフック68bを作動させ、ブック1を第3のターンテーブル80の上まで移動させる。第3のターンテーブル80は、第2のターンテーブル70の同じ作動を同じ手順で行う。その過程で、フープ1の両側面の検査が終了する。
第3のターンテーブル80が第1の位置で再び下降位置となり、フープ1が再び第2のガイド63,63によって支持された状態となったときに、第3のフック68cを作動して、フープ1を第3のガイド64,64内に位置変えすると共に、第3のガイド64,64に沿って、第4のターンテーブル90の上方まで送り込む。その位置でフープ1は反転機構65側に移し替えられて上下が反転した姿勢となる。上下を反転した姿勢のフープ1は再度第3のガイド64,64に移し替えられる。
移し替え後、反転機構65は退避する。そして、第4のターンテーブル90が上昇し、以下、第4のターンテーブル90は、第2のターンテーブル70の同じ作動を同じ手順で行う。その過程で、第2のターンテーブル70におけると同様にして、フープ1の他方のR端面の傷検出が行われる。
傷検出作業の終了したフープ1は第4のフック68dにより、第3のガイドド64,64から第4のガイド66,66に移し替えられ、製品として取り出される。
なお、1つのターンテーブルでの検出作業が終了して次のターンテーブルに当該フープを引き渡した時点で、次のフープを新たに取り込むように作業手順を組み立てることにより、無駄のない状態で、システムの運転を行うことができる。また、フープの移し替え(移動)動作と、フープの検出動作とを並行に行うようにすることにより、さらに作業効率を上げることができる。
また、上記した無端金属ベルト検査システムは一つの例であって、フープ1の側面の検査を必要としない場合には、第3のターンテーブル80および側面検査装置B等を省略することができる。さらに、一方のR端面のみを検査すればよいときには、第4のターンテーブル90にかかる装置を省略することができる。
本発明によるR端面の傷検出方法を説明する図であり、図1aは無端金属ベルトのR端面において生じやすい傷の一例を示し、図1b、cは傷が画像において影として現れる理由を説明している。 本発明によるR端面の傷検出装置によって無端金属ベルトのR端面に存在する傷を検出するときの状態を説明する概念図(図2a)、光の傾斜角が0゜の場合(図2b)と15゜の場合(図2c)の撮像画像と共に示している。 光の傾斜角が45゜の場合には一部の傷が撮像画像に影として現れないことを説明する図である。 本発明によるR端面の傷検出装置の一例を示す斜視図。 無端金属ベルトの側面の傷を検出するのに好適な装置の一例を示す斜視図。 本発明によるR端面の傷検出装置を含む無端金属ベルト検査システムの概略図であり、図6aは上から見た図を、図6bは側方から見た図を示している。 図7aは無端金属ベルト(フープ)を示す斜視図であり、図7b、cはそれが組み立てられてリング状とされたCVTベルトを示しており、図7dはフープ1を断面で示している。
符号の説明
1…無端金属ベルト(フープ)、1a…無端金属ベルトのR端面、1b…R端面の稜線、4…傷、4a…頂部傷、4b…側部傷、A,A1…無端金属ベルトのR端面の傷検出装置、L1,L2…光、PX…R端面の稜線を通りかつ無端金属ベルトの幅方向に対して垂直である仮想垂直面、PY…無端金属ベルトの厚み方向の中央部を通る幅方向の延長線、B…側面検査装置、10…撮像手段(CCDカメラ)、20(20a,20b)…一対の照光手段、30…画面表示手段、41…駆動ローラ、42…従動ローラ、43…駆動用サーボモータ、44…ボールねじ、45…サーボモータ、60…第1のターンテーブル、70…第2のターンテーブル、80…第3のターンテーブル、90…第4のターンテーブル、61…第1のガイド、63…第2のガイド、64…第3のガイド、66…第4のガイド、65…反転機構、67…フープトランスファー、68a〜68d…第1〜第4のフック

Claims (4)

  1. 所定の上下方向の幅と所定の厚みとを有し、幅方向の少なくとも一端がR端面をなしている無端金属ベルトにおける前記R端面に存在する傷を検出する方法であって、
    前記無端金属ベルトのR端面の稜線を通りかつ無端金属ベルトの幅方向に対して垂直である仮想垂直面に対して10°〜20°の範囲に傾斜する方向の光を前記R端面領域に両側方から対向して照光し、該照光領域を無端金属ベルトのR端面上方に配置した撮像手段により撮像し、撮像した映像において前記R端面に現れる陰影に応じて傷を検出することを特徴とする無端金属ベルトのR端面の傷検出方法。
  2. 被検出体である無端金属ベルトがCVTベルトフープである請求項1に記載の無端金属ベルトのR端面の傷検出方法。
  3. 所定の上下方向の幅と所定の厚みとを有し、幅方向の少なくとも一端がR端面をなしている無端金属ベルトにおける前記R端面に存在する傷を検出する装置であって、
    前記無端金属ベルトのR端面の稜線を通りかつ無端金属ベルトの幅方向に対して垂直である仮想垂直面に対して10°〜20°の範囲に傾斜する方向の光を前記R端面領域に両側方から対向するようにして照光する照光手段と、
    前記無端金属ベルトのR端面上方に配置された照光されている状態の前記R端面を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した像を画面表示する手段、
    とを少なくとも備えることを特徴とする無端金属ベルトのR端面の傷検出装置。
  4. 請求項3に記載の無端金属ベルトのR端面の傷検出装置であって、
    被検出体である無端金属ベルトを支持しかつ回動させるための一対のローラからなる無端金属ベルト回動手段をさらに有し、
    前記照光手段は前記無端金属ベルト回動手段で支持される無端金属ベルトのR端面の両側方を照光できる位置にかつ無端金属ベルトの幅方向に対する仮想垂直面に対する角度を変化できるようにして配置されていることを特徴とする無端金属ベルトのR端面の傷検出装置。
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