JP4980443B2 - 金属ベルト端部の表面の傷を検査する検査方法 - Google Patents

金属ベルト端部の表面の傷を検査する検査方法 Download PDF

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本発明は、金属ベルトの端部に存在する傷の有無を検査する検査方法に関する。
無段変速機(Continuously Variable Transmission、以下CVTと記す。)は、一対のプーリにベルトを掛け渡してなる。自動車用CVTでは、積層金属ベルトを使用する。積層金属ベルトは、薄い金属ベルトを複数枚積層してなる。積層金属ベルトは動力伝達部材であるため、傷を嫌う。そこで、金属ベルトに存在する傷の有無を検査することが必須となる。
金属ベルトを目視検査するのでは、能率が上がらないので、近年は自動検査装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−77425公報(図7)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図11は従来の技術の基本原理を説明する図であり、(a)に示すような正常プロフィル100を基準とする。そして(b)に示すように破線で示される正常プロフィル100に対して偏差が発生した場合には、曲線101は摩耗疵プロフィルと見なす。また、(c)に示すように破線で示される正常プロフィル100に対して偏差が発生した場合には、曲線102は打痕疵プロフィルと見なすというものである。
ところで、金属ベルトに、ほこりが付着することがある。ほこりは不合格の要因にはならない。ほこりは突起となって現れる。上記(b)での凸部103や(c)での凸部104が、ほこりによって発生することがあり得る。この結果、ほこりと傷のサイズが近いものの判断が難しく、過検出(過剰に検出されること)が生じる可能性がある。そこで、ほこりと傷とを区別して検査することができる技術が求められる。
金属リングの端部は、平坦部とこの平坦部の両端から傾斜している傾斜部とを有している。平坦部の傷などに比較して、傾斜部の傷などは見落としてしまう恐れがある。また、従来の技術では、凹凸の区別がつきにくいため、ゴミやホコリなどの外乱要因とそのサイズが近い傷部の区別が困難であった。
そこで、本発明は、上記のような課題を解決し、非接触により金属リングの端部検査を行う方法を提供する。
上記課題を解決するために、請求項1は、金属ベルト端部の表面の傷の有無を検査する方法であって、金属ベルトの一方に配置された一方から光を照射する第1ランプと、この金属ベルトの側面に配置され、この側面から光を照射する第2ランプと、この側面の反対側の側面の側に配置され、この側面から光を照射する第3ランプとを備え、これら第1〜第3ランプから光を照射し、前記金属ベルトから反射した光をカメラで撮影し、前記第1〜第3ランプは、互いに異なる色の光を照射する発光器であり、前記カメラは、これら発光器から金属ベルトに照射した光が反射したものを撮影が可能なカラーカメラであり、前記カラーカメラにより検出された光情報に基づき、金属ベルトの端部の表面の傷を検査することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、金属ベルトの周囲に第1〜第3ランプ及びカメラを配置した、第1〜第3ランプは互いに異なる波長の光を発射し、第1〜第3カメラはカラーカメラである。金属ベルトに付着したほこりは、無彩色の凸像となって現れ、金属ベルトに付いた傷や異常形状は、有彩色の像となって現れ、画像処理装置で、ほこりと傷とを識別することができる。
請求項1は、ほこりと傷とを区別して検査することができる検査方法を提供することができる。
すなわち、複数の撮像手段と照明手段を用いて非接触により検査を行うことができ、従来技術では検出が難しかった傾斜部の傷の検出及び過検出の防止の両方が容易になる。つまり、カラーカメラによる検出により、傾斜部の傷の検出及び過検出の防止の両方が容易になる。
金属ベルトの一例としてのCVTベルトの概念図である。 本発明に係る金属ベルトの検査装置の基本構成図である。 ランプ付きカメラの配置を説明する図である。 第1ランプ付きカメラの作用図である。 映像イメージ図である。 金属ベルトの上平坦部に、ほこりが付着しているときの説明図である。 金属ベルトの右傾斜部に、ほこりが付着しているときの説明図である。 金属ベルトの上平坦部に傷が付いているときの説明図である。 金属ベルトの右傾斜部に傷が付いているときの説明図である。 本発明に係る金属ベルトの検査方法を説明するフロー図である。 従来の技術の基本原理を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1はCVTベルトの概念図であり、(a)に示すように、CVTベルト10は、左右に溝11L、11Rを備えている金属製エレメント12と、溝11L、11Rに嵌めた左右一対の積層金属ベルト13、13とから構成される。
(b)は(a)のb部拡大図であり、積層金属ベルト13は、複数枚の薄い金属ベルト30を積層してなる。この金属ベルト30を1本単位で検査することができる検査装置を図2で示した。
金属ベルトの検査装置の構成を、図2、3で説明する。
図2は本発明に係る金属ベルトの検査装置の基本構成図であり、金属ベルトの検査装置20は、ベルト走行機構21と、走行中の金属ベルト30を囲うように配置されている4個のカメラ(第1ランプ付きカメラ40、第2ランプ付きカメラ45、第3ランプ付きカメラ50、第4ランプ付きカメラ55。詳細構成は後述。)とからなる。
そして、ベルト走行機構21は、想像線で示すベース22と、このベース22に水平移動可能に設けられている駆動ローラ23と、ベース22に移動不能に設けられている空転自在のフリーローラ24、25、26とからなる。
駆動ローラ23は、レール27に沿って図左へ移動させることができる。
そして、駆動ローラ23及びフリーローラ24、25、26に金属ベルト30を掛け渡たす。
次に、駆動ローラ23を、レール27に沿って図右へ移動させる。すると、金属ベルト30は緊張状態になる。続いて、駆動ローラ22を始動し、所定回転速度まで増速すれば、金属ベルト30を所定速度で走行させることができる。
なお、ベルト走行機構21は、駆動ローラ23とフリーローラ24とからなる2個のローラでも成立させることができる。3個のローラで金属ベルト30をトライアングル状に張ることもできる。したがって、ベルト走行機構21は金属ベルト30を安定して走行させることができるものであれば、構造は任意である。
金属ベルト30を囲う第1ランプ付きカメラ40、第2ランプ付きカメラ45、第3ランプ付きカメラ50及び第4ランプ付きカメラ55の部位を断面図化した次図で金属ベルト30の断面構造などを説明する。
図3はランプ付きカメラの配置を説明する図であり、先ず、図の中央に示した金属ベルト30は、上平坦部31と、この上平坦部31の左端に繋がる左傾斜部32と、この左傾斜部32の左端から垂直に下がる左平坦部33と、上平坦部31の右端に繋がる右傾斜部34と、この右傾斜部34の右端から垂直に下がる右平坦部35と、この右平坦部35と左平坦部33の下端同士を左右の傾斜部36、37を介して結ぶ下平坦部38と、を輪郭とする縦長矩形断面を呈する金属部品である。
なお、左傾斜部32、右傾斜部34、左右の傾斜部36、37は、応力の集中を避けるために、一般に緩い円弧輪郭にするが、本図では、便宜的に直線輪郭にした。
このような金属ベルト30の上に、第1ランプ付きカメラ40が配置されている。この第1ランプ付きカメラ40は、第1ハーフミラー41を介して金属ベルト30を下向きに照らす第1ランプ42と、第1ハーフミラー41を介して金属ベルト30を上から撮影する第1カメラ43からなる。第1カメラ43は、有彩色の映像を得るカラーカメラである。以下に説明する第2〜第4カメラも同様にカラーカメラである。
なお、第1ランプ42と第1カメラ43とは、単品を分離して配置しても良い。この場合は、第1ハーフミラー41が不要となる。ただし、第1ランプ42と第1カメラ43とを一体化した第1ランプ付きカメラ40であれば、支持手段(サポート)が1個で済むという利点がある。したがって、第1ランプ42と第1カメラ43とを一体化するか分離するかは任意である。第2〜第4カメラも同様である。
また、金属ベルト30の左に、第2ランプ付きカメラ45が配置されている。この第2ランプ付きカメラ45は、第2ハーフミラー46を介して金属ベルト30を水平に照らす第2ランプ47と、第2ハーフミラー46を介して金属ベルト30を左横から撮影する第2カメラ48からなる。
さらにまた、金属ベルト30の右に、第3ランプ付きカメラ50が配置されている。この第3ランプ付きカメラ50は、第3ハーフミラー51を介して金属ベルト30を水平に照らす第3ランプ52と、第3ハーフミラー51を介して金属ベルト30を右横から撮影する第3カメラ53からなる。
好ましくは、金属ベルト30の下に、第4ランプ付きカメラ55が配置される。この第4ランプ付きカメラ55は、第4ハーフミラー56を介して金属ベルト30を上向きに照らす第4ランプ57と、第4ハーフミラー56を介して金属ベルト30を下から撮影する第4カメラ58からなる。
第1ランプ42は、例えば青色B1を照射する。第2ランプ47は、例えば緑色Gを照射する。第3ランプ52は、例えば赤色Rを照射する。すなわち、第1〜第3ランプ42、47、52は、互いに異なる色の光を照射する照明である。好ましくは、上述のように、光の三原色である赤、青、緑を、第1〜第3ランプ42、47、52に各々振り分ける。赤、青、緑のランプは、入手が容易であり、安価である。
なお、第4ランプ57を設けるか否かは任意であるが、設ける場合は、第1ランプ42と同色の例えば青色B2を照射させる。青であれば、隣接する第2ランプ47及び第3ランプ52と、異色となるからである。
さらには、第1〜第3カメラ43、48、53で撮影された画像情報、又は第1〜第4カメラ43、48、53、58で撮影された画像情報を処理する画像処理装置60が配置されている。画像処理装置60は表示部61を備えている。
図4は第1ランプ付きカメラの作用図であり、(a)に示すように、第1ランプ42で発射された青色B1の光線は、第1ハーフミラー41で反射され、一部が矢印(1)のように進み、上平坦部31で反射され、矢印(2)となって、第1カメラ43に至る。
青色B1の光線の残部は矢印(3)、(4)のように進み、左傾斜部32と右傾斜部34に到達するが、傾斜部32、34で反射されて、左又は右へ進むため、上に配置されている第1カメラ43には至らない。
一方、(b)に示すように、左から水平に進む緑色Gの光線は、左傾斜部32で反射され、矢印(5)のように、第1カメラ43に至る。右から水平に進む赤色Rの光線は、右傾斜部34で反射され、矢印(6)のように、第1カメラ43に至る。
下から上向きに発射された青色B2、B2は直進して、第1カメラ43に至る。
この結果、次図(図5)の(a)に示すように、第1カメラでの映像は、(a)に示すように、中央(上平坦部31)が青色B1の帯で、この帯の左右(左右傾斜部32、34)が緑色Gの帯と赤色Rの帯で、これらの帯の外側が青色B2、B2となる。
図5は映像イメージ図であり、第2カメラでの映像は、(b)に示すように、中央(左平坦部33)が緑色Gの帯で、この帯の上(左傾斜部32)と下(左傾斜部36)が青色B1、B2の帯で、これらの帯の外側が赤色R、Rとなる。
第3カメラでの映像は、(c)に示すように、中央(右傾斜部34)が赤色Rの帯で、この帯の上(右傾斜部34)と下(右傾斜部37)が青色B1、B2の帯で、これらの帯の外側が緑色G、Gとなる。
第4カメラでの映像は、(d)に示すように、中央(下平坦部38)が青色B2の帯で、この帯の左右が緑色Gの帯と赤色Rの帯で、これらの帯の外側が青色B1、B1となる。
以上の(a)〜(d)に説明した映像画像は、図3に示す表示部61に随時表示させることができる。以下の述べる映像画像も同様である。
以上の構成からなる金属ベルトの検査装置20の作用を次に説明する。
図6は金属ベルトの上平坦部に、ほこりが付着しているときの説明図であり、(a)に示すように、ほこり63が上平坦部31に付着している。ほこり63は、大部分が灰白色である。そして、ほこり63は凸形状物であって、この凸形状物に有彩色の光を照射しても、光の大部分が発散するように乱反射されて、有彩色の反射光はカメラに到達しない。そのため、カメラは灰白色のほこり63を映像することになる。
この結果、(b)に示す第1カメラの映像では、上平坦部31に合致する青色B1中に灰白色の像64が鮮明に現れる。(c)に示す第2カメラの映像では、上平坦部31の上に赤色Rを背景にして灰白色の像64が鮮明に現れる。(d)に示す第3カメラの映像では、上平坦部31の上に赤色Gを背景にして灰白色の像64が鮮明に現れる。
図7は金属ベルトの右傾斜部に、ほこりが付着しているときの説明図であり、(a)に示すように、灰白色のほこり63が右傾斜部34に付着している。
そこで、(b)に示す第1カメラの映像では、右傾斜部34に合致する赤色R中に灰白色の像64が鮮明に現れる。(c)に示す第2カメラの映像では、像は現れない。(d)に示す第3カメラの映像では、右傾斜部34に青色B1を背景にして灰白色の像64が鮮明に現れる。
左右平坦部や下平坦部は、図6に類似した形態となり、左傾斜部は、図7と類似した形態となるため、図面は省略する(以下同様)。
図6、7から明らかなように、ほこり63は凸形状物であるため、カメラには灰白色の像64として捕らえられる。加えて、有彩色の背景に無彩色の像64が鮮明に現れるため、像64の発見は極めて容易である。
図8は金属ベルトの上平坦部に傷が付いているときの説明図であり、(a)に示すように、傷66が上平坦部31に付いている。傷66は、凹形状物であって、この凹形状物に有彩色の光を照射すると、光の一部分がカメラに向かって反射され、有彩色の反射光がカメラに到達する。そのため、カメラは色の付いた像67を映像することになる。なお、光の一部だけがカメラに到達するため、映像では暗い色の像67となって現れる。
この結果、(b)に示す第1カメラの映像では、上平坦部31に合致する青色B1中に暗い青色の像67が現れる。(c)に示す第2カメラの映像では、傷は現れない。(d)に示す第3カメラの映像でも、傷は現れない。傷が凹んでいるからである。
図9は金属ベルトの右傾斜部に傷が付いているときの説明図であり、(a)に示すように、傷66が右傾斜部34に付いている。
そこで、(b)に示す第1カメラの映像では、右傾斜部34に合致する赤色R中に左半分が暗い赤で右半分が暗い青の像67が現れる。(c)に示す第2カメラの映像では、傷は現れない。(d)に示す第3カメラの映像では、右傾斜部34に上半分が暗い青で下半分が暗い赤の像67が現れる。
図8、9から明らかなように、傷66は凹形状物であるため、カメラでは暗い有彩色の像67として捕らえられる。
なお、凸像は原則として、ほこりとみなすことができるが、希に、金属の表面が隆起したことによる、金属凸像である可能性が考えられる。しかし、金属凸像は、有彩色の画像として現れるため、無彩色の画像として現れるほこりと、容易に区別することができる。
図10は本発明に係る金属ベルトの検査方法を説明するフロー図である。
ステップ(以下、STと略記する。)01で、ベルト走行機構に金属ベルトをセットする(図2)。第1ランプ〜第4ランプを点灯し(ST02)、金属ベルトの走行を開始し(ST03)、第1カメラ〜第4カメラでの撮影を開始する(ST04)。
そして、撮影情報を読込み(ST05)、画像情報の処理を開始する(ST06)。すなわち、図3に示す画像処理装置60で、以降のフローを実施する。
画像処理装置60に、傷、ごみ、ほこりなどが無い場合の画像が定常画像であると認識させるようにしておく。
そして、ST07で画像が、定常画像であるか否かを判断させ、否であれば傷の可能性があるので、ST08で凸像(図6(c)、(d))であるか否かを調べる。
YES(凸像)であれば、ほこりの可能性が高いが、金属の隆起の可能性も否定できない。そこで、ST09で、凸像が無彩色であるか否かを調べる。金属の隆起や金属粉の固着であれば、凸像はカラー照明を受けて有彩色になる。
ST08で否であれば傷と見なすことができ、ST09で否であれば金属の表明形状の異常とみなすことができ、何れも、ST10に進む。
そして、ST10で、画像処理装置で像(傷又は異常形状)の面積S1を画像処理技術で計算する。なお、傷が浅い若しくは小さくて、許容される面積を、判断基準値S0とする。ST11で、計算した像の面積S1が、判断基準値S0以下であるか否かを調べる。NO(判断基準値を超えている)であれば、不合格と判定する(ST12)。
ST07で画像が定常画像と判断されれば、合格と判定する(ST13)。また、ST09でYES(無彩色)であれば、ほこりと判断でき、合格と判定する(ST13)。加えて、傷や異常形状と判断したときであっても、傷や異常形状が許容できる程度に小さければ、合格と判定する(ST13)。
以上に説明したように、異色の光を照射するランプと、カラーカメラを採用したことにより、従来は困難とされていたほこりと傷の区別を確実に行うことが可能となった。加えて、検出が難しいとされてきた、傾斜部での傷の判定も可能となった。
図3に示すように、金属ベルト30の周囲に、第1〜第4ランプ付きカメラ40、45、50、55を配置することにより、1パスで、金属ベルト30の上端と下端を検査することができる。
しかし、第1〜第3ランプ付きカメラ40、45、50を配置することにより、金属ベルト30の上端のみを検査するようにしても良い。この場合は、金属ベルト30を上下反転し、先に下端であった部位を上にして検査する。2パスで、金属ベルト30の上端と下端を検査することになり、検査時間は延びるが、レイアウトにより設備費用は節約できる。
尚、本発明は、CVTベルトの検査に好適であるが、金属ベルトであれば、種類は問わない。また、金属ベルトは、CVTベルトであれば無端ベルトであるが、線状のベルト(有端ベルト)であってもよい。
本発明は、CVTベルトに用いられる金属ベルトの検査に好適である。
20…金属ベルトの検査装置、21…金属ベルト走行機構、30…金属ベルト、31…上平坦部、32…左傾斜部、33…左平坦部、34…右傾斜部、35…右平坦部、38…下平坦部、42…第1ランプ、43…第1カメラ、47…第2ランプ、48…第2カメラ、52…第3ランプ、53…第3カメラ、57…第4ランプ、58…第4カメラ、60…画像処理装置、63…ほこり、66…傷。

Claims (1)

  1. 金属ベルト端部の表面の傷の有無を検査する方法であって、
    金属ベルトの一方に配置された一方から光を照射する第1ランプと、この金属ベルトの側面に配置され、この側面から光を照射する第2ランプと、この側面の反対側の側面の側に配置され、この側面から光を照射する第3ランプとを備え、これら第1〜第3ランプから光を照射し、
    前記金属ベルトから反射した光をカメラで撮影し、
    前記第1〜第3ランプは、互いに異なる色の光を照射する発光器であり、前記カメラは、これら発光器から金属ベルトに照射した光が反射したものを撮影が可能なカラーカメラであり、
    前記カラーカメラにより検出された光情報に基づき、金属ベルトの端部の表面の傷を検査する、
    ことを特徴とする検査方法。
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