JP4639261B1 - 介護用ベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】構造簡単で被介護者の移しかえおよび移動を容易に行なうこと。
【解決手段】ベッド本体1が該ベッド本体の中央を縦断して分割されることにより、水平直線姿勢を保持する基準型分割ベッド1Aと車椅子型に姿勢変更可能な車椅子型分割ベッド1Bとが形成され、該両分割ベッド1A,1Bを係脱可能に連結するベッド連結機構3が設けられている。被介護者を移送する場合には、その被介護者をいずれか一方の分割ベッド上に移しかえ、ベッド連結機構3による連結を解除し、被介護者を乗せた分割ベッドを移動させるだけで、その被介護者を浴室などの所定場所まで容易に運ぶことができる。車椅子型分割ベッド1Bを車椅子型に姿勢変更することにより、被介護者を安楽に移送することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、介護用ベッドに関し、特に、構造簡単で被介護者の移しかえを容易に行なうことができるようにしたものである。
図11は従来の介護用ベッドを示すものであって、ベッド本体1上に寝ている肢体不自由者などの被介護者Tを例えば入浴のために移送する場合には、その被介護者Tの上半身を起こし、その被介護者Tを介護者が抱き上げて車椅子2上に移しかえ、浴室まで運んで入浴させ、その後、上記とは逆の手順を経て、被介護者Tをベッド本体1上に寝かせる。なお、関連する技術として特許文献1などに記載したものがある。
特開2003−299699号公報
上記従来の構成では、被介護者Tを抱き抱えて移しかえる際に、介護者にかかる肉体的負担が大きい。
特許文献1によれば、ベッド本体1に車椅子2を組み込んだものが開示されているが、その車椅子2を組み込むために極めて複雑な構造になっており、製作費が高くつく。
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、構造簡単で被介護者の移しかえを容易に行なうことができるようにした介護用ベッドを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ベッド本体1が該ベッド本体1の中央を縦断して分割されることにより、左右一対の分割ベッド1A,1Bが形成され、該両分割ベッド1A,1Bを係脱可能に連結するベッド連結機構3が設けられ、前記両分割ベッド1A,1Bのうちの一方が水平直線姿勢を保持する基準型分割ベッド1Aとされ、その他方が車椅子型に姿勢変更可能な車椅子型分割ベッド1Bとされ、前記ベッド連結機構3が、両分割ベッド1A,1Bのうち、その一方の分割ベッド1Aに固着され側縁にスリット26aを形成した横断面略C字状の筒部26と、前記スリット26a内を通過可能な突起片27を介して他方の分割ベッド1Bに一体突設され前記筒部26に嵌脱可能に嵌入する嵌入杆28と、筒部26に設けた貫通孔32を通って嵌入杆28に設けたロック孔28aに嵌入することにより該嵌入杆28を筒部26にロックするロックピン29aと、該ロックピン29aをロック孔28aから抜き出すためのロック解除手段35,38,30(図1、図3、図7)とからなる構成を採用するものである。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記車椅子型分割ベッド1Bを水平直線姿勢にした状態でその車椅子型分割ベッド1Bの両端部を支持する一対のベッド支持機構40が設けられてなる構成を採用するものである。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、前記一対のベッド支持機構40が、前記基準型分割ベッド1Aの両端部に設けた収納庫41内に出退c,d可能に収納されたスライダ42と、該スライダ42上にジャッキ43を介して昇降可能に配置されて車椅子型分割ベッド1Bの下面に当接するベッド支持部材44とを有してなる構成を採用するものである。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれかに記載の発明において、前記各分割ベッド1A,1BのマットMの上面に滑止め部47aが形成され、該滑止め部47aとで面ファスナ47を形成する係合部47bがマットM上に敷かれる敷布団Rの下面に形成されてなる構成を採用するものである。
請求項1に記載の発明によれば、ベッド本体1を二分割して左右一対の分割ベッド1A,1Bを形成し、その両分割ベッド1A,1Bをベッド連結機構3で連結しただけの簡単な構造であるから、製作費が安くつく。また、例えば入浴のために被介護者Tを移送する場合には、その被介護者Tをいずれか一方の分割ベッド1B上に移しかえ、ベッド連結機構3による連結を解除し、被介護者Tを乗せた分割ベッド1Bを移動させるだけで、その被介護者Tを浴室などの所定場所まで容易に運ぶことができる。
又、本発明によれば、車椅子型分割ベッド1Bを車椅子型に姿勢変更することにより、被介護者Tを安楽に移送することができる。
更に又、本発明によれば、嵌入杆28を筒部26に嵌入させ、該嵌入杆28のロック孔28aにロックピン29aを嵌入させるだけで、両分割ベッド1A,1Bを連結することができると共に、ロック解除手段30によりロックピン29aをロック孔28aから抜き出し、嵌入杆28を筒部26から離脱させるだけで、両分割ベッド1A,1Bを分離することができ、その連結及び分離の操作を簡単に行なうことができる。
請求項に記載の発明によれば、水平直線姿勢にした車椅子型分割ベッド1Bの両端部を一対のベッド支持機構40で確実に支持しているので、その車椅子型分割ベッド1Bと基準型分割ベッド1Aとが一体になって、被介護者Tの身体を安定して支えることができる。
請求項に記載の発明によれば、各収納庫41から引き出したスライダ42上のジャッキ43によりベッド支持部材44を上昇させて車椅子型分割ベッド1Bの下面に当接させることにより、その車椅子型分割ベッド1Bの水平直線姿勢を確実に支持することができ、この支持状態から、ジャッキ43によりベッド支持部材44を下降させ、そのベッド支持部材44とスライダ42及びジャッキ43とからなる一対のベッド支持機構40を各収納庫41内に収納することにより、車椅子型分割ベッド1Bを移動させる際に、その一対のベッド支持機構40が障害物にならないようにできる。
請求項に記載の発明によれば、マットM上の敷布団Rが動かないように面ファスナ47で確実に係止することができると共に、その面ファスナ47による係止を解除してマットM上から敷布団Rを容易に取り外すことができる。
本発明の実施の一形態である介護用ベッドの平面図である。 同正面図である。 同側面図である。 図1のA−A矢視図である。 同車椅子型分割ベッドの側面図である。 同車椅子型分割ベッドの斜視図である。 (a)は同ベッド連結機構の斜視図、(b)は同横断面図である。 同ベッド支持機構の分解斜視図である。 同ベッド支持機構の縦断面図である。 (a)〜(c)は同分割ベッドの分離手順を示す概略平面図である。 同従来例を示す概略平面図である。
図1〜図10は本発明の実施の一形態である介護用ベッドを示すものであって、ベッド本体1が該ベッド本体1の中央を縦断して分割されることにより、左右一対の分割ベッド1A,1Bが形成され、両分割ベッド1A,1Bのうちの一方が水平直線姿勢を保持する基準型分割ベッド1Aとされ、その他方が車椅子型に姿勢変更可能な車椅子型分割ベッド1Bとされて、該両分割ベッド1A,1Bを係脱可能に連結するベッド連結機構3が設けられている。
図1〜図4に示すように、前記基準型分割ベッド1Aは、キャスタ5付きのスチールパイプ製基枠6と、該基枠6の上端に固着したスチールパイプなどからなる枠体6a上に配置したマットMとからなり、その基枠6の外側縁に保護柵7が着脱可能に取り付けられている。
図1〜図3、図5及び図6に示すように、前記車椅子型分割ベッド1Bは、背もたれ部9と、座部10と、脚支持部11と、足置き部12とからなり、その各部9〜12は、ヒンジ13a〜13cにより回動可能に連結されたスチールパイプなどからなる枠体9a〜12a上にマットMを配置したものである。
前記座部10の枠体10aはキャスタ14及び車輪15を付設した基枠16の上端に固着され、該基枠16の両側縁に保護柵17a,17bが着脱可能に取り付けられており、両分割ベッド1A,1Bを連結する際には、内側の保護柵17aを取り外す(図1参照)。なお、図5中、18は車輪15をロックするためのロックレバーである。
前記背もたれ部9は、座部10の枠体10aと該背もたれ部9の枠体9aに突設した連結杆9bとの間に配置した電動シリンダ19により、ヒンジ13a回りで回動されて、水平直線姿勢(図2参照)と車椅子用の傾斜姿勢(図5参照)とに姿勢変更可能に形成されている。図2中、9cは枠体9aに一体突設した把手、20は電動シリンダ19のリモコンである。
前記脚支持部11は、角度調整機構21により支持されており、該角度調整機構21が、座部10の基枠16に固定されて上面に所定間隔をおいて多数の係合凹部22aを形成した調整枠22と、脚支持部11の枠体11aに回動可能に枢支され先端のロック杆23aを所定の係合凹部22aに係脱可能に嵌入させるばね23b付き支え棒23と、ロック杆23aを係合凹部22aから抜き出すためのロック解除レバー24とを有しており、そのロック解除レバー24を把持してロックを解除し、脚支持部11をヒンジ13b回りで回動させ、ロック杆23aを所定の係合凹部22aに嵌入させることにより、脚支持部11を水平姿勢(図2参照)と、傾斜姿勢(図5参照)とにする。
前記足置き部12は、ヒンジ13cに組み込んだ一方向クラッチ(図示せず)により支持されており、該足置き部12を上方に回動させることにより、所定の傾斜角度で固定することができ、その足置き部12を脚支持部11に密着させるまで上方に回動させることにより、一方向クラッチが解除され、足置き部12を下方に回動させることができる。
上記構成によれば、車椅子型分割ベッド1Bを水平直線姿勢から車椅子型に姿勢変更することにより、被介護者Tを安楽に移送することができる。
図1、図4及び図7に示すように、前記ベッド連結機構3は、基準型分割ベッド1Aの内側縁に沿って枠体6aの下面中央に固着された横断面略C字状の筒部26と、車椅子型分割ベッド1Bの座部10の基枠16に突起片27を介して一体突設され両端を半球面状に形成した中空円柱状の嵌入杆28と、ロック手段29及びロック解除手段30とを有し、前記筒部26が基準型分割ベッド1Aの長手方向a,bに沿って基枠6内に配置され、前記嵌入杆28が車椅子型分割ベッド1Bより外側に突出した状態で矢印a,b方向に沿って配置され、該嵌入杆28の外径が筒部26の内径と同一またはわずかに小さく設定され、該筒部26の側縁に矢印a,b方向に沿ってスリット26aが形成され、該スリット26aに対して前記突起片27が通過可能に形成されている。
図1、図3及び図7に示すように、前記ロック手段29は、筒部26に固着したガイド管31内に移動可能に挿通され先端が筒部26の貫通孔32を通って嵌入杆28のロック孔28aに嵌入されるロックピン29aを有し、該ロックピン29aの基端部にストッパ34を介してワイヤ35が一体連結され、該ワイヤ35が枠体6aから垂下した垂下杆36の挿通孔36aに挿通され、該垂下杆36とストッパ34との間でワイヤ35に遊嵌合されてロックピン29aをロック孔28aに向けて付勢する押出しばね37が設けられている。なお、38はワイヤ35に遊嵌合させた合成樹脂製の保護パイプである。
図3に示すように、前記ロック解除手段30は、枠体6aに付設のホルダ39に回動可能に係止したロック解除レバー30aを有し、該ロック解除レバー30aにワイヤ35が連結されている。
両分割ベッド1A,1Bの連結手順を説明すると、車椅子型分割ベッド1Bを基準型分割ベッド1Aの内側縁に接近させて矢印a(またはb)方向に移動させ、嵌入杆28を筒部26内に嵌入させると、その嵌入杆28の外周面によりロックピン29aが押出しばね37に抗して一旦押し下げられた後、該ロックピン29aの先端がロック孔28aに嵌入されて、嵌入杆28が筒部26にロックされ〔図7(b)の実線参照〕、車椅子型分割ベッド1Bが基準型分割ベッド1Aに一体的に連結される。
車椅子型分割ベッド1Bの連結解除手段30による連結解除手順を説明すると、図3のロック解除手段30の部分を拡大して示す図に示すように、保護パイプ38によって導出されるワイヤ35の先端部が繋がれるロック解除レバー30aをホルダ39に設けた枢軸30bを支点として矢印aの方向に回動することによってワイヤ35は保護パイプ38から引っ張り出され、これによって、ロックピン29aはロック孔28aから抜き出されるから、車椅子型分割ベッド1Bを矢印a(またはb)方向に移動させることより、嵌入杆28が筒部26から引き抜かれ、その車椅子型分割ベッド1Bが基準型分割ベッド1Aから分離される。
上記構成によれば、嵌入杆28を筒部26に嵌入させ、該嵌入杆28のロック孔28aにロックピン29aを嵌入させるだけで、両分割ベッド1A,1Bを連結することができると共に、ロック解除レバー30aを把持してロックピン29aをロック孔28aから抜き出し、嵌入杆28を筒部26から離脱させるだけで、両分割ベッド1A,1Bを分離することができ、その連結及び分離の操作を簡単に行なうことができる。
図1〜図3、図8及び図9に示すように、車椅子型分割ベッド1Bを水平直線姿勢にした状態でその車椅子型分割ベッド1Bの両端部を支持する一対のベッド支持機構40が設けられており、該各ベッド支持機構40は、基準型分割ベッド1Aの基枠6の両端部に固着した左右一対の横断面略L字状ガイド枠41aからなる収納庫41内に出退c,d可能に収納された金属板製スライダ42と、該スライダ42に手動ハンドル43a付きジャッキ43を介して昇降可能に配置されたベッド支持部材44とを有し、該ベッド支持部材44は、ジャッキ43の上端部に固着した水平板44aと、該水平板44aの一端に固着した横断面半円状の円弧枠44bとから形成され、一方のベッド支持機構40の円弧枠44bは背もたれ部9の枠体9aに対向され、他方のベッド支持機構40の円弧枠43bは脚支持部11と足置き部12との間のヒンジ13cに対向されている。なお、各スライダ42の先端部にキャスタ45a付きスチールパイプ製支持脚45が垂設されている。
ている。
上記構成に基づいて車椅子型分割ベッド1Bの支持手順を説明すると、基準型分割ベッド1Aにベッド連結機構3で連結した車椅子型分割ベッド1Bを水平直線姿勢(図2参照)にした状態で、収納庫41内から各スライダ42を矢印c方向に移動させ、手動ハンドル43aにより各ジャッキ43を操作し、一方のベッド支持部材44を上昇させて背もたれ部9の枠体9aに当接させ(図3及び図9参照)、他方のベッド支持部材44を上昇させて脚支持部11と足置き部12との間のヒンジ13cに当接させる(図2参照)。
車椅子型分割ベッド1Bを基準型分割ベッド1Aから分離する場合には、手動ハンドル43aにより各ジャッキ43を操作して各ベッド支持部材44を下降させ、各スライダ42を矢印d方向に移動させて収納庫41内の収納させる(図9仮想線参照)。
上記構成によれば、水平直線姿勢にした車椅子型分割ベッド1Bの両端部を一対のベッド支持機構40で確実に支持しているので、その車椅子型分割ベッド1Bと基準型分割ベッド1Aとが一体になって、被介護者Tの身体を安定して支えることができる。
また、各収納庫41から引き出したスライダ42上のジャッキ43によりベッド支持部材44を上昇させて車椅子型分割ベッド1Bの下面に当接させることにより、その車椅子型分割ベッド1Bの水平直線姿勢を確実に支持することができ(図9参照)、この支持状態から、ジャッキ43によりベッド支持部材44を下降させ、そのベッド支持部材44とスライダ42及びジャッキ43とからなる一対のベッド支持機構40を各収納庫41内に収納することにより、車椅子型分割ベッド1Bを移動させる際に、その一対のベッド支持機構40が障害物にならないようにできる。
図1〜図3、図6及び図9に示すように、各分割ベッド1A,1BのマットMの上面に起毛処理を施すことにより平面視略ロ字状の滑止め部47aが形成され、該滑止め部47aとで面ファスナ47を形成する係合部47bがマットM上に敷かれる敷布団Rの下面に形成されている。
上記構成によれば、マットM上の敷布団Rが動かないように面ファスナ47で確実に係止することができると共に、その面ファスナ47による係止を解除してマットM上から敷布団Rを容易に取り外すことができる。
両分割ベッド1A,1Bの分離手順を説明すると、図10(a)に示すように、ベッド本体1上に寝ている肢体不自由者などの被介護者Tを例えば入浴のために移送する場合には、図10(b)に示すように、シーツを引っ張るなどして、被介護者Tを車椅子型分割ベッド1B上まで横滑りさせ、各ベッド支持機構40を矢印d方向にスライドさせて各収納庫41内に収納し(図9仮想線参照)、ベッド連結機構3のロック解除レバー30a(図3参照)を把持してロックピン29aをロック孔28aから抜き出し、車椅子型分割ベッド1Bのロックを解除する。続いて、図10(c)に示すように、車椅子型分割ベッド1Bを矢印a(またはb)方向に移動させることにより、基準型分割ベッド1Aから車椅子型分割ベッド1Bを分離し、その車椅子型分割ベッド1Bを水平直線姿勢(図3参照)のまま、あるいは車椅子姿勢(図5及び図6参照)にして所定場所まで移送する。
被介護者Tをベッド本体1上に戻す場合には、車椅子型分割ベッド1Bを上記とは逆の手順で移送して基準型分割ベッド1Aに連結すればよい。
上記構成によれば、ベッド本体1を二分割して左右一対の分割ベッド1A,1Bを形成し、その両分割ベッド1A,1Bをベッド連結機構3で連結しただけの簡単な構造であるから、製作費が安くつく。また、例えば入浴のために被介護者Tを移送する場合には、その被介護者Tを車椅子型分割ベッド1B上に移しかえ、ベッド連結機構3による連結を解除し、被介護者Tを乗せた車椅子型分割ベッド1Bを移動させるだけで、その被介護者Tを浴室などの所定場所まで容易に運ぶことができる。
上記の実施の形態では、筒部26及びロック解除手段30を基準型分割ベッド1Aに設け、嵌入杆28を車椅子型分割ベッド1Bに設けたが、その逆に、筒部26及びロック解除手段30を車椅子型分割ベッド1Bに設け、嵌入杆28を基準型分割ベッド1Aに設けるようにしてもよい。
また、ベッド本体1の両分割ベッド1A,1Bを、水平直線姿勢を保つタイプ(基準型分割ベッド1A)と、車椅子姿勢に変更可能なタイプ(車椅子型分割ベッド1B)とで形成したが、これに限定されるわけではなく、両分割ベッド1A,1Bとも水平直線姿勢を保つタイプにしたベッド本体1にも適用される。
1 ベッド本体
1A 基準型分割ベッド
1B 車椅子型分割ベッド
3 ベッド連結機構
26 筒部
26a 筒部のスリット
27 突起片
28 嵌入杆
28a ロック孔
29a ロックピン
30 ロック解除手段
32 筒部の貫通孔
40 ベッド支持機構
41 収納庫
42 スライダ
43 ジャッキ
44 ベッド支持部材
47 面ファスナ
47a 面ファスナの滑止め部
47b 面ファスナの係合部
M マット
R 敷布団

Claims (4)

  1. ベッド本体が該ベッド本体の中央を縦断して分割されることにより、左右一対の分割ベッドが形成され、該両分割ベッドを係脱可能に連結するベッド連結機構が設けられ、前記両分割ベッドのうちの一方が水平直線姿勢を保持する基準型分割ベッドとされ、その他方が車椅子型に姿勢変更可能な車椅子型分割ベッドとされ、前記ベッド連結機構が、両分割ベッドのうち、その一方の分割ベッドに固着され側縁にスリットを形成した横断面略C字状の筒部と、前記スリット内を通過可能な突起片を介して他方の分割ベッドに一体突設され前記筒部に嵌脱可能に嵌入する嵌入杆と、筒部の貫通孔を通って嵌入杆のロック孔に嵌入することにより該嵌入杆を筒部にロックするロックピンと、該ロックピンをロック孔から抜き出すためのロック解除手段とからなる介護用ベッド。
  2. 前記車椅子型分割ベッドを水平直線姿勢にした状態でその車椅子型分割ベッドの両端部を支持する一対のベッド支持機構が設けられてなる請求項に記載の介護用ベッド。
  3. 前記一対のベッド支持機構が、前記基準型分割ベッドの両端部に設けた収納庫内に出退可能に収納されたスライダと、該スライダ上にジャッキを介して昇降可能に配置されて車椅子型分割ベッドの下面に当接するベッド支持部材とを有してなる請求項に記載の介護用ベッド。
  4. 前記各分割ベッドのマットの上面に滑止め部が形成され、該滑止め部とで面ファスナを形成する係合部がマット上に敷かれる敷布団の下面に形成されてなる請求項1〜のいずれかに記載の介護用ベッド。
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