JP4638518B2 - 荷崩れ防止用バンド - Google Patents
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Description
複数の荷物をまとめて固定して、複数の荷物群の荷崩れを防止する長尺のベルトは広く用いられている。通常、フォークリフト等でまとめて搬送される複数個の荷物群は、周囲の長さは3〜10m程度であり、荷崩れを防止する長尺のベルトの長さも3〜10mの長さのものが用いられている。
複数の荷物群の荷崩れまたは落下は、ダンボール箱に収納された物品を破損させるばかりでなく、荷物の搬送、保管または輸送の作業効率を著しく低下させ、また事故にもつながるおそれがある。
搬送中、保管中または輸送中に荷物が荷崩れすることを防止することのできる荷崩れ防止用バンドとして、これまでに例えば、特許文献1に記載の長尺の荷崩れ防止用ベルトが提案されている。
特許文献1には、「雌雄いずれかの面ファスナーを有する帯状の伸縮性部材に、その長さ方向の一方の端辺部に前記面ファスナーに対抗する雌雄いずれかの面ファスナーを設けて係着操作部とし、該係着操作部の面ファスナーの裏面、又は伸縮性部材の裏面の上記面ファスナーの反対側に非伸縮性部材を取着した荷崩れ防止用ベルト」が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の荷崩れ防止用ベルトは、伸縮性部材の弾力の復元力を活用する技術であり、一枚の長尺のベルトを荷物群に巻き付けて固定するものであることから、一人で巻き付け固定作業を行うときは、長尺のベルトの一方の端部の面ファスナーを荷物面に圧着して押さえながらベルトの伸縮性部材を延伸して、他端の面ファスナーをこれに貼り合わせるために強大な力を要し、場合によっては別途、道具を必要とするなどして、固定作業が煩雑となり、また作業の迅速性及び正確性の点で問題があった。
しかも、特許文献1には、荷物発送先からの返却率の向上を目的とする旨の記載があるものの、特許文献1の荷崩れ防止用ベルトは、一枚の長尺のベルトであるため、荷物発送先における固定解除作業後の長尺の荷崩れ防止用ベルトがからみあって乱雑になり、荷崩れ防止用ベルトの荷物発送先からの返却率が極めて低いという問題もあった。
さらに、特許文献1の荷崩れ防止用ベルトは、単純に面ファスナーの密着固定によってベルトに懸かる張力を支えている。一般に、面ファスナーによる密着固定は、密着面に平行方向から懸かる張力に対しては、非常に大きい抗張力を発揮する。しかし、密着固定面の端部に、密着面に対して、方向にかかる力に対しては、弱い力で剥がれる性質がある。
従って、特許文献1の荷崩れ防止用ベルトによって荷崩れ防止のために固定された接合面は、搬送等の取り扱いで、密着固定面の端部が他の物体との接触等によって剥がれ始めて面ファスナーの固定が解除されて荷崩れが発生するおそれが非常に大きい。
すなわち、本発明は、
(1)環状帯体の表面側に、該環状帯体を横切る線状接合部に主緊縛用帯端片を設けた荷崩れ防止用バンドであって、主緊縛用帯端片の略先端部の片面に第1面ファスナーを設け、主緊縛用帯端片を環状帯体に重ねたときに対向する環状帯体の外側表面の線状接合部に隣接した位置に第2面ファスナーが固定された硬質板を設け、かつ該硬質板に隣接する位置に、硬質板の短縁で反転したときに第2面ファスナーと嵌合する第3面ファスナーを設け、さらに第3面ファスナーと隣接する位置又は間隔をあけた位置に第1面ファスナーと嵌合する第4面ファスナーを設けた複数の荷物群を固定することを特徴とする荷崩れ防止用バンド、
(2)主緊縛用帯端片を接合した線状接合部に又は該接合部の近傍にある第2線状接合部に副緊縛用帯端片を設け、該副緊縛用帯端片の略先端部の片面に第5面ファスナーを設け、かつ副緊縛用帯端片を主緊縛用帯端片の折り曲げ方向に背反する方向に折り曲げたときに対向する環状帯体の外側表面であって、副緊縛用帯端片が接合した線状接合部の位置と副緊縛用帯端片の長さ以上の間隔をあけた位置に第5面ファスナーと嵌合する第6面ファスナーを設けてなる(1)項に記載の荷崩れ防止用バンド、及び
(3)複数の荷物群がダンボール箱群である(1)又は(2)項に記載の荷崩れ防止用バンド、
を提供するものである。
また、材質を熱可塑性合成樹脂にすることによって、環状帯体、主緊縛用帯端片、副緊縛用帯端片の接合加工及び面ファスナーの固定に熱融着又は高周波融着等を用いて、簡単な加工手段で強固な構造の荷崩れ防止用バンドを製造できる利点がある。
本発明の荷崩れ防止用バンドは、環状帯体である点に特徴があり、環状帯体であることによって、長尺の直線状の帯状ベルトの場合よりも、複数の荷物群の腹部側面に巻き付ける作業を簡単にしている。
しかし、本発明の環状帯体の長さは、固定される複数の荷物群の周囲の長さによって選択されるものであり、通常、3〜12mの範囲の荷物群に対して使用されているが、本発明の作用効果が最も発揮できる好ましい範囲は4〜8mの長さである。
本発明の環状帯体は、複数の荷物(主としてダンボール梱包)群の周囲に輪掛けするためには複数の荷物群を取り囲むために要する最低の円周の長さ以上とする必要がある。例えば、多くの複数のダンボール梱包群においては、環状帯体を巻き付ける位置の断面形状は長方形となるので、環状帯体の円周長さとしてはこの断面形状の長方形の4辺の合計長さが最低の必要な長さとなる。
例えば、図7の荷物群は、4個のダンボール荷物を2段重ねにしたものである。このようにダンボール箱を2段重ねにして固定することは複数の荷物群の慣用形状である。
このような場合には、図7に示すように、荷物群の高さに対して、幅広の環状帯体を用いれば、1個の荷崩れ防止用バンドによって、8個のダンボール荷物群をしっかりと固定して、荷崩れを防止することができる。
本発明の荷崩れ防止用バンドは、複数荷物群の上部から輪掛けして、複数の荷物群の所定の位置(多くの場合は中段)に巻き付けるので、環状帯体の円周の長さを複数の荷物群を取り囲むのに必要な最低の円周の長さにすると、複数の荷物群にかぶせる輪掛け作業が極めて困難となる。本発明の荷崩れ防止用バンドの環状帯体の円周長さは、輪掛け作業を容易にするために、最低長さより長くして、輪掛け作業を余裕を持って実行できるようにする必要がある。
この輪掛け作業の余裕を確保するための長さの延長は、複数の荷物群の上部の一方の側面に環状帯体を引っかけて、環状帯体を輪掛けするときに、荷物群の反対側の側面と環状帯体との間に、約3cm以上の隙間の距離があると殆どの場合に、輪掛け作業は円滑に実行できる。この距離が少なすぎると輪掛け作業が困難となり、隙間の距離が長すぎると、本発明の硬質板を活用する固定手段によって、環状帯体の円周長さを短縮しても、複数の荷物群を取り囲むのに必要な最低の円周にまで短縮できなくなり、複数の荷物群をしっかり固定することができなくなる。
本発明の荷崩れ防止用バンドにおいて輪掛け作業を容易にするために、環状帯体の円周長さを大きくとって荷物群と環状帯体との隙間の距離として長すぎる設定をした場合には、図3に示す副緊縛用帯端片11を設けて、副緊縛用帯端片11による環状帯体の円周長さの短縮作用によって、本発明の硬質板を活用する環状帯体の固定が可能な円周長さまで短縮することができる。
図3に示す態様の荷崩れ防止用バンドは、第6面ファスナー13は、第5面ファスナー12に比して数倍の大きさの広い面積を有している。固定すべき複数の荷物群の周囲の大きさに対応して広い面積の第6面ファスナー13に嵌合する第5面ファスナー12の位置を適宜選択することによって、環状帯体2の円周長さを、本発明の硬質板を活用する環状帯体の固定手段が適用できる円周長さまで短縮することができる。
本発明の荷崩れ防止用バンドに用いる面ファスナーは、商品名マジックテープ(登録商標)として使用されているものであって、合成樹脂によって形成されたループ形状の植毛を多数有する雌型接合面と雄型接合面を有する1組の面ファスナーを使用することができ、市販されている面ファスナーを、特に制限なく使用することができる。第1面ファスナーと第4面ファスナーが雌雄1組を形成して互いに嵌合接合し、同様に、第2面ファスナーと第3面ファスナー並びに第5面ファスナーと第6面ファスナーが嵌合固着する面を有している。特に、第3面ファスナーの寸法は、第2面ファスナーの面積寸法と同寸になる。
本発明の面ファスナーは、環状帯体、主緊縛用帯端片、副緊縛用帯端片に縫製、接着剤又は融着によって所定の位置に固定することができる。面ファスナーを融着によって固定する場合は、面ファスナーの基材の裏面の材質に熱可塑性樹脂フイルムを採用すればよい。
本発明の硬質板は、テコの原理で固定するときに、屈曲しない強度があれば、特に制限はなくどのような硬質板も使用することができ、例えば、屈曲しない強度を有する適正な厚さの木板、金属板、合成樹脂板、セラミックス板などを挙げることができる。
本発明の硬質板の寸法は、幅は、環状帯体及び主緊縛用帯端片の幅と一致し、高さは、環状帯体の締め付けに要する環状帯体の円周短縮距離に対応して決定されるものである。
通常、環状帯体の長さの1〜10%の範囲で選択するのが好ましい。硬質板の厚さは、材質の剛性に対応して、固定作業時に、硬質板が屈曲しない厚さまで増加して用いる。
本発明の荷崩れ防止用バンドの環状帯体を複数の荷物群、例えばダンボール表面に輪掛けして、複数荷物の固定のために、硬質板の第2面ファスナーと環状帯体表面の第3面ファスナーを面接合して荷物の固定を完成する直前には、本発明の荷崩れ防止用バンドの線状接合部4の近傍は、図8の側断面に示す形状となる。
固定に要する大きな張力がかかった本発明の環状帯体2は、図面の左端から線状接合部4で鋭角に反転して折れ曲がって、表面に第2面ファスナー6を有する硬質板7の裏面側を経由して、硬質板の短縁Sで、再び鋭角で反転して、第3面ファスナー8の裏面側及び第4面ファスナー9の裏面側を経由して、図8の右側の環状帯体に繋がっている。
そして、線状接合部4には、主緊縛用帯端片3が繋がっていて、その先端部近くには、第1面ファスナー5が設けられている。図9は、図8の状態から、第2面ファスナー6が第3面ファスナー8に密着するまで、主緊縛用帯端片3を牽引して、第1面ファスナー5を第4面ファスナー9に固着した線状接合部4の近傍の側断面である。図9の左側からの環状帯体2は、線状接合部4で逆方向に折り返されて硬質板の短縁Sまで2重の環状帯体2を形成して、短縁Sで再び逆方向に折り返されて、第3面ファスナー8の下面を経由して、第4面ファスナー9の下面に到る。
本発明の荷崩れ防止用バンドでは、図9に示す通り、主緊縛用帯端片3を、第1面ファスナー5と第4面ファスナー9によって固定して、面ファスナーの密着固着面の端縁Tを押さえるとともに、この端縁Tの上を主緊縛用帯端片3で保護しているので、他の物体との接触によって起こる端縁Tからの剥がれ易いという欠陥を防止している。
図2の態様の荷崩れ防止用バンド1は、環状帯体2の表面側に、該環状帯体を横切る線状接合部4に主緊縛用帯端片3を設けた荷崩れ防止用バンドであって、主緊縛用帯端片3の略先端部の片面に第1面ファスナー5を設け、主緊縛用帯端片3を環状帯体に重ねたときに対向する環状帯体2の外側表面の線状接合部4に隣接した位置に第2面ファスナー6を有する硬質板7を設け、かつ該硬質板7に隣接する位置に第2面ファスナー6と嵌合する第3面ファスナー8を設け、さらに該第3面ファスナー8と間隔をあけた位置に第1面ファスナー5と嵌合する第4面ファスナー9を設けた荷崩れ防止用バンドである。
図1の環状帯体2の製造は、長尺の一本の帯体の一端を他端に向けて巻回し、その他端から一定の長さを主緊縛用帯端片3として残した位置に、長尺の帯体の一端を接合して製造する方法が最も簡単な製法である。
この製造方法において、長尺の帯体の一端が環状帯体の接合された部分が線状接合部4となり、線状接合部4に主緊縛用帯端片3となる。他の製造方法としては、長尺の一本の帯体の一端を他端に向けて巻回し、その一端と他端とを接合して環状帯体を縦方向に横切る線状接合部4の形成とともに、この線状接合部4に主緊縛用帯端片3を同時に接合して形成することができる。
環状帯体2の接合部の形成には、例えば、接着剤を用いる接着方法、超音波シール法、熱溶融着シール法もしくは高周波シール法による融着方法または製縫による接合方法などを用いることができる。
接着剤を用いる場合は、強力な接着力を有する接着剤を用いることが好ましく、例えば、ユリア系、メラミン系、エポキシ系、フェノール系、ウレタン系接着剤の強力な接着剤を使用することができる。
融着方法および製縫による接合方法は、接合部の耐久性が大きい点で好ましい。
本発明の荷崩れ防止用バンド1は、環状帯体2と主緊縛用帯端片3とが接合された線状接合部4を設けた基体に、第1面ファスナー5が設けられている。この第1面ファスナー5は、主緊縛用帯端片3の略先端部の片面に設けられ、このとき、主緊縛用帯端片3の最先端部に面ファスナーを設けるよりは、主緊縛用帯端片3を牽引するときの把手片部を残して面ファスナーを設けることが望ましい。
この把手片部を設けることによって、これを指でつまみ、主緊縛用帯端片3を牽引することができる。
図3の荷崩れ防止用バンド1は、主緊縛用帯端片3を接合した線状接合部4に副緊縛用帯端片11を設け副緊縛用帯端片11の先端部近傍に片面に第5面ファスナー12を設け、かつ副緊縛用帯端片11を主緊縛用帯端片3の折り曲げ方向に背反する方向に折り曲げたときに対向する環状帯体2の外側表面であって、副緊縛用帯端片11が接合した線状接合部4の位置と副緊縛用帯端片11の長さ以上の間隔をあけた位置に第5面ファスナー12と嵌合する第6面ファスナー13を設けた荷崩れ防止用バンドである。
また、図2の態様の荷崩れ防止用バンドに副緊縛用帯端片11を付加する態様としては主緊縛用帯端片3を接合した線状接合部4とは別に、該線状接合部4の近傍に第2線状接合部を設けて、これに副緊縛用帯端片を接続することもできる。
図3の荷崩れ防止用バンド1の副緊縛用帯端片11は、環状帯体2の円周長さを短縮する目的のために取り付けられたものであり、第6面ファスナー13を設ける位置が副緊縛用帯端片11の長さより短いと、環状帯体2の円周長さを短縮することができない。
副緊縛用帯端片11によって、固定すべき複数の荷物群の周囲長さの変化に対応可能とするとともに輪掛け作業時の環状帯体の円周長さを大きくして作業を容易にする作用効果を有することは前述した通りである。
本発明の荷崩れ防止用バンド1を用いて、縦70cm×横80cm×高さ60cmの8個のダンボール箱群を固定する方法の手順を実施例の図面の図5〜7によって説明する。
図5〜7に示すダンボール箱群は、同種の物品が緩衝材とともに収納された4個のダンボール箱14が上下2段に積み重ねられたものであって、ダンボール箱群の横巻きする周囲の長さは、6mである。まず、2段に積載されたダンボール箱14に、図3の態様の円周長さ6m50cm、幅50cmの荷崩れ防止用バンド1を図5に示すように、2段のダンボール箱の中央の高さ、すなわち、上下2段重ねのダンボール箱群の境界線15上の高さに輪掛けする。ダンボール群の首位の長さより環状帯体は50cm長いので、輪掛け作業の際に隙間の余裕があり、迅速に輪掛けできる。また、環状帯体の幅が50cmと広いので、2段ダンボールの上下境界線上に輪掛けすると1本の荷崩れ防止用バンドによって十分安定に荷崩れ防止できる。
図7では固定完了時の荷崩れ防止用バンドで隠れている境界線の位置を点線で示しているが、2段のダンボール箱の中央の高さにある。
次に、主緊縛用帯端片3を強く牽引して、図8の断面図で示す状態を経由して、図9のように、第2面ファスナー6を第3面ファスナー8に密着固定すると、図6で短縮された円周長さの環状帯体2よりも、硬質板の長さの2倍分だけ円周長さが短縮された状態で、図8〜9の主緊縛用帯端片3の強い牽引力と硬質板の短縁Sのテコの原理で生じた張力の面ファスナーによる固定の反作用によって生じた大きい張力を、硬質板の第2面ファスナー6と第3面ファスナー8の密着固定によって、しっかりと支えると、ダンボール箱群の固定が図7のように、荷崩れ防止用バンドの環状帯体がダンボール表面に食い込むように密着して、荷崩れ防止の固定が完了する。次いで、副緊縛用帯端片11の先端の第1面ファスナー5を第4面ファスナー9に固定すれば、硬質板の第2面ファスナー6と第3面ファスナー8との固定の端縁からの剥がれを防止できるので、ダンボール箱群搬出中の取り扱いで固定が外れることはない。
図1の荷崩れ防止用バンドを使用する手順は、図6の段階からスタートする手順となる。一般に、常に同一寸法の荷物を、同一形状の荷物群として搬出することが多く、この場合には、副緊縛用帯端片11なしで、最初から硬質板の横幅に対応した円周長さの環状帯体を用いる。
2 環状帯体
3 主緊縛用帯端片
4 線状接合部
5 第1面ファスナー
6 第2面ファスナー
7 硬質板
8 第3面ファスナー
9 第4面ファスナー
11 副緊縛用帯端片
12 第5面ファスナー
13 第6面ファスナー
14 ダンボール箱
15 2段重ねのダンボール箱群の境界線
F 弛み部分
R 固定直前の状態の面ファスナー6と面ファスナー8の角度
S 硬質板の短縁
T 面ファスナーの密着固着面の端縁
Claims (3)
- 環状帯体の表面側に、該環状帯体を横切る線状接合部に主緊縛用帯端片を設けた荷崩れ防止用バンドであって、主緊縛用帯端片の略先端部の片面に第1面ファスナーを設け、主緊縛用帯端片を環状帯体に重ねたときに対向する環状帯体の外側表面の線状接合部に隣接した位置に第2面ファスナーが固定された硬質板を設け、かつ該硬質板に隣接する位置に、硬質板の短縁で反転したときに第2面ファスナーと嵌合する第3面ファスナーを設け、さらに第3面ファスナーと隣接する位置又は間隔をあけた位置に第1面ファスナーと嵌合する第4面ファスナーを設けた複数の荷物群を固定することを特徴とする荷崩れ防止用バンド。
- 主緊縛用帯端片を接合した線状接合部に又は該接合部の近傍にある第2線状接合部に副緊縛用帯端片を設け、該副緊縛用帯端片の略先端部の片面に第5面ファスナーを設け、かつ副緊縛用帯端片を主緊縛用帯端片の折り曲げ方向に背反する方向に折り曲げたときに対向する環状帯体の外側表面であって、副緊縛用帯端片が接合した線状接合部の位置と副緊縛用帯端片の長さ以上の間隔をあけた位置に第5面ファスナーと嵌合する第6面ファスナーを設けてなる請求項1に記載の荷崩れ防止用バンド。
- 複数の荷物群がダンボール箱群である請求項1又は請求項2に記載の荷崩れ防止用バンド。
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