JP4637345B2 - プリフォームの加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリフォームの加熱装置に関し、特に、同時ブロー成形個数分の複数個のプリフォームを同時加熱するプリフォームの加熱装置に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、ブロー成形装置によりプリフォームをブロー成形しようとする場合、ブロー成形前に加熱装置を用いてプリフォームを加熱することが行われている。
【0003】
特に、複数個のプリフォームを同時にブロー成形する場合には、加熱装置から同時にブロー成形される複数個のプリフォームを取り出して、間欠的にブロー成形することになる。
【0004】
このようなブロー成形装置においては、搬送路に沿って延びる1本の赤外線ヒータをプリフォームの軸方向に複数個並べた加熱装置内で、複数個のプリフォームを同時に加熱することになる。
【0005】
しかし、このような加熱装置で複数個のプリフォームを加熱する場合、赤外線ヒータの特性として、ヒータ両端部は、中央部に比べてプリフォームに与える熱量が低くなる傾向にある。
【0006】
さらに、加熱装置の両端部は、プリフォームを搬送する都合上、開口しており、温度低下しやすい。
【0007】
したがって、加熱装置内で同時に加熱されている複数個のプリフォームも、加熱装置の両端にあるものと、中央にあるものでは、中央にあるプリフォームの方が熱量を得やすく、両端にあるプリフォームと温度差が生じることになる。
【0008】
この温度差は、例えば、形状の難しい容器を成形する場合に、肉厚分布が不均一になったり、あるいは、温度差の相違によって一定時間経過後の収縮率が相違して、容量が不均一になったりするという問題が生じる。
【0009】
そのため、各プリフォーム毎に複数本の短いヒータをそれぞれ連続配置して、プリフォームの温度の均一化を図ることも考えられるが、これでは設置スペースが大きくなって、省スペース化ができなくなったり、各ヒータを個別に設置するため、ヒータの調節機構等も個別に必要となり、部品点数増加、コスト増大につながるものであった。
【0010】
本発明の目的は、同時成形個数の複数個のプリフォームを同時加熱する場合に、各プリフォームを均一に加熱することができ、しかも、設置スペースが大きくなったり、部品点数増加、コスト増大となることがないプリフォームの加熱装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明のプリフォームの加熱装置は、プリフォームをブロー成形する前に、前記プリフォームの配列方向に沿って配設され、かつ、前記複数個のプリフォームにまたがる長さのヒータにて同時加熱するプリフォームの加熱装置において、
前記同時加熱するプリフォームは、複数個のプリフォームからなる同時ブロー成形個数(N≧2)群が、同時に複数(n≧2)群加熱され、
前記ヒータは、長手方向の中間部で、前記プリフォーム同士の間に対応する位置に、他の部位よりも発光強度の低い部位を有し、前記ヒータの発光強度の低い部位は、前記同時ブロー成形個数群間対応位置に形成されていることを特徴とする。
【0012】
このような構成とすることにより、複数個のプリフォームからなる同時ブロー成形個数群を同時に複数加熱する場合でも、同時ブロー成形個数群間対応位置にヒータの発光強度の低い部位を形成することで、各同時ブロー成形個数群のプリフォームの温度の均一化を図ることができる。
【0013】
また、ヒータが、複数個のプリフォームにまたがる長さとされているため、複数本のヒータを離間配置する場合に比し、省スペース化ができ、しかも、部品点数の増加やコストの増大も防止することができる。
【0014】
本発明においては、ヒータは、巻き線の密度が前記発光強度の低い部位で疎、前記他の部位で密にすることができる。
【0015】
このような構成とすることにより、巻き線の疎、密によって発光強度の低い部位と高い部位を容易に形成することができ、ヒータを複雑な構成とすることなくプリフォームの温度の均一化を図ることができる。
【0016】
この場合、巻き線密度の疎の部分のコイル形状は巻かないで直線形状とするとよい。
【0017】
このような構成とすることにより、発光強度の低い部位と発光強度の高い部位との温度差を大きくすることができ、プリフォームの温度の均一化をより一層確実にすることができる。
【0018】
本発明においては、ヒータの両端部付近には、前記プリフォームの搬入出用の開口部を有し、
前記ヒータの巻き線は、巻き線密度が密の部分において、前記開口部側端部に位置するプリフォームの中心軸対応位置から巻き線の開口部側端部位置までの距離が、前記巻き線密度が疎の側に位置するプリフォームの中心軸対応位置から疎側の端部位置までの距離よりも長く形成することが好ましい。
【0019】
このような構成とすることにより、温度が低くなりがちな開口部側の巻き線領域を長く、疎の側に位置する巻き線領域を短くすることで、開口部側に位置するプリフォームと巻き線密度が疎の側に位置するプリフォームの温度をより一層均一にすることができ、より一層良好なブロー成形を行うことが可能となる。
【0020】
本発明の他のプリフォームの加熱装置は、プリフォームをブロー成形する前に、同時ブロー成形個数分の複数個のプリフォームを、前記プリフォームの配列方向に沿って配設され、かつ、前記複数個のプリフォームにまたがる長さのヒータにて同時加熱するプリフォームの加熱装置において、
前記ヒータは、長手方向の両端部に、中間部よりも発光強度の高い部位を有することを特徴とする。
【0021】
本発明によれば、ヒータの両端部に中間部よりも発光強度の高い部位を設けることで、両端部付近でプリフォームにピーク熱量を与えることができ、両端部のプリフォームに対して中間部のプリフォームよりも不足する熱量を補充して、均一な加熱を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照し詳細に説明する。
【0023】
図1〜図5は、本発明の一実施の形態に係るプリフォームの加熱装置を示す図である。
【0024】
図5は、本実施の形態に係るプリフォームの加熱装置を用いたブロー成形装置を示している。
【0025】
このブロー成形装置10は、機台12上にほぼ長方形のループ状のプリフォーム搬送部14を形成し、このプリフォーム搬送部14に沿って、プリフォーム供給部16、プリフォーム加熱部18、ブロー成形部20、製品取出部22が配設されている。
【0026】
プリフォーム搬送部14は、プリフォーム供給部16から、プリフォーム加熱部18、ブロー成形部20、製品取出部22へとプリフォーム24を間欠循環搬送するもので、その搬送経路に沿って一対の搬送レール26及び搬送チェーン28が配設されている。
【0027】
搬送チェーン28は、搬送用スプロケット30に巻回され、この搬送用スプロケット30の回転駆動装置(例えばサーボモータやシリンダ及びラック・ピニオン)によって駆動されるようになっている。
【0028】
また、搬送チェーン28には、所定間隔で多数の搬送部材32が固定され、各搬送部材32が搬送レール26に沿って間欠移動されるようになっている。
【0029】
この搬送部材32の間隔は、ブロー成形部20において2個のプリフォーム24をブロー成形ピッチP1(図2参照)で同時にブロー成形するようになっており、この同時ブロー成形個数である2個のプリフォーム24が1つのプリフォーム群を構成するように、各プリフォーム群34間のピッチP2(図2参照)をブロー成形ピッチP1よりも大きくなるように搬送チェーン28に固定している。
【0030】
また、各搬送部材32は、図4に示すように、基部を構成する固定部36及び載置台38と、搬送用ピン40とからなり、固定部36がカムフォロア42を介して搬送レール26に係合するととに、載置台38が固定部36に対し自転用スプロケット44により搬送用ピン40とともに自転可能にされている。
【0031】
プリフォーム供給部16は、予め他で射出成形されたプリフォーム24をプリフォーム搬送部14に受け渡すもので、供給レール46に沿って搬送されたプリフォーム24を2個づつ整列し、この整列された2個のプリフォーム24をチャック機構47にて把持し反転させて、倒立状態で搬送部材32上に受け渡すようになっている。
【0032】
プリフォーム加熱部18は、プリフォーム供給部16からプリフォーム搬送部14に受け渡されたプリフォーム24をブロー成形温度まで加熱するもので、複数のプリフォームの加熱装置48を有している。
【0033】
具体的には、本実施の形態においては、プリフォーム供給部16の配設された長辺にプリフォーム供給部16と隣接して配設した1台と、ブロー成形部20が配設された短辺と対向する短辺に配設した1台と、この短辺に隣接する他の長辺に配設された1台と、合計4台のプリフォーム加熱装置48を配設するようにしている。
【0034】
また、各加熱装置48位置におけるプリフォーム搬送部14には、スプロケット50によって駆動される自転用チェーン52が配設され、この自転用チェーン52に搬送部材32の自転用スプロケット44がかみ合ってプリフォーム24が自転しながら加熱されるようになっている。
【0035】
ブロー成形部20は、プリフォーム加熱部18で加熱されたプリフォーム24を製品の形状にブロー成形するもので、2つの成形用のキャビティ面を有する割型で構成されたブロー成形型54をブロー型締装置56により開閉可能にしている。
【0036】
製品取出部22は、ブロー成形部20でブロー成形された製品58(容器)を取り出すもので、プリフォーム供給部16と同様にチャック機構60が配設され、このチャック機構60により製品58を把持し、反転動作により正立状態で取出しコンベア62上に供給するようになっている。
【0037】
そして、プリフォーム供給部16からプリフォーム搬送部14に供給された2個1組のプリフォーム群34をプリフォーム搬送部14によって間欠的に搬送し、4箇所のプリフォームの加熱装置48にてプリフォーム24を自転させながら加熱し、各プリフォーム24をブロー成形温度まで上昇させた後、ブロー成形部20で2個づつプリフォームをブロー成形し、製品58を成形した後、製品取出部22にて取出しコンベア62上に取り出すようにしている。
【0038】
次に、プリフォームの加熱装置48の詳細を図1〜図4を参照して説明する。
【0039】
各加熱装置48は、図1〜図3に示すように、4本のプリフォーム24、すなわち、2組の同時ブロー成形個数のプリフォーム群34を同時に加熱するようになっている(図1、図3においては、搬送部材32等を省略した。)。
【0040】
また、図1及び図4に示すように、プリフォーム搬送部14の搬送路を挟んで装置外方側にヒータボックス64を配設し、その対向位置の装置内方側に冷却水路を有する反射板66を配置した状態となっている。
【0041】
このヒータボックス64と反射板66との間の両側端には、プリフォーム24を搬入出するための開口部68が形成されている。
【0042】
ヒータボックス64は、反射板66と対向する面が開放された状態となっており、このヒータボックス64内には、プリフォーム24に臨む状態で上下方向に8本のヒータ70が取り付けられている。
【0043】
また、ヒータボックスの背後にはブロア72が設けられ、このブロア72からヒータ70に向けてエアが供給され、ヒータ70自身の過加熱が防止されるようになっている。
【0044】
各ヒータ70は、プリフォーム24の配列方向に沿って配設され、かつ、複数個、本実施の形態では4個のプリフォーム24にまたがる長さとされ、両端部において位置調整機構74により上下方向及び前後方向の位置が調整可能にされている。
【0045】
また、各ヒータ70は、その長手方向の中間部で、プリフォーム24同士の間に対応する位置に他の部位、すなわち発光強度の高い部位76よりも発光強度の低い部位78を形成するようにしている。
【0046】
具体的には、各加熱装置48は、2個のプリフォーム24からなる2組のプリフォーム群34を同時に加熱するもので、ヒータ70の発光強度の高い部位76は、2つのプリフォーム群34と対応した位置に形成され、発光強度の低い部位78は、プリフォーム群34間対応位置に形成されている。
【0047】
また、ヒータ70は、内部に巻き線80を有するもので、発光強度の高い部位76は、巻き線80の密度が密にされ、発光強度の低い部位78では、巻き線80の密度が疎となるようにされている。
【0048】
さらに、本実施の形態では、巻き線80の密度が疎となっている部分が直線とされるようになっている。
【0049】
このように、2つのプリフォーム群34間対応位置のヒータ70に他の部位よりも発光強度の低い部位78を形成することで、図2に示すように、ヒータ70の両端部の熱量分布の足りない立ち上り部分を、ヒータ70の中間部にも形成することで、開口部68側のプリフォーム24と、発光強度の低い部位78側のプリフォーム24の温度をほぼ均一にすることができる。
【0050】
この時、ヒータ70全体の容量は変えていないので、発光強度の高い部位76は、通常よりも巻き線80の密度が密になっている。
【0051】
特に、同時ブロー成形される群内の各プリフォームの温度を均一化することができる。
【0052】
その結果、ブロー成形時の容器形状の不均一や収縮率の相違による容量の不均一を防止して、品質向上及び歩留まり向上を図ることが可能となる。
【0053】
しかも、各ヒータ70は、1本のものですむため、複数本のヒータを離間配置する場合に比し、省スペース化ができ、部品点数の増加やコストの増大も防止することができる。
【0054】
さらに、巻き線80の疎、密によって発光強度の低い部位78と、高い部位76を容易に形成することができ、ヒータ70を簡略な構成とすることができる。
【0055】
そしてさらに、発光強度の低い部位78を、直線とすることで、発光強度を格段に落とすことができ、より確実な各プリフォーム24の温度の均一化を図ることができる。
【0056】
また、図2に示すように、各発光強度の高い部位76においては、開口部68側端部からプリフォーム24の中心軸対応位置までの距離L1と、発光強度の低い部位78側端部からプリフォーム24の中心軸対応位置までの距離L2との関係を、L1>L2となるように設定してある。
【0057】
これによって、図2の下部に示す温度勾配に示すように、発光強度の高い部位76における開口部68側と発光強度の低い部位78側の端部の温度勾配をほぼ均一にして、2個のプリフォーム24の加熱条件が均一になるようにすることができ、2個のプリフォーム24の温度をより一層均一化することが可能となる。
【0058】
図6は、本発明の他の実施の形態に係るプリフォームの加熱装置を示す図である。
【0059】
この実施の形態では、4個のプリフォーム24を同時にブロー成形を行うために、4個のプリフォーム24を同時に加熱するようにしている。
【0060】
この場合、各プリフォーム24間のピッチP3は等ピッチで、前記実施の形態におけるピッチP1よりも狭く設定されている。
【0061】
この状態で、巻線80の巻き数を均一にすると、両端はピークまでの立ち上り傾斜部分で両端の2個のプリフォーム24が加熱されることになり、中間の2個のプリフォーム24よりも熱量が不足することとなる。
【0062】
そこで、巻線80の中間部C1の巻き数を通常通り(発熱強度の低い部位78)とし、両端部C2の巻き数をこれよりも密(発熱強度の高い部位76)に設定することで、図6の下部に示す温度勾配に示すように、両端部の温度の立上りが急激になり、両端部付近で、ピーク熱量が与えられることとなり、両端部のプリフォーム24に対して中間部のプリフォーム24よりも不足する熱量を補充して、均一な加熱を行うことができる。
【0063】
他の構成及び作用は、前記実施の形態と同様につき説明を省略する。
【0064】
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
【0065】
例えば、前記実施の形態では、プリフォームの同時ブロー成形個数に対し、同時加熱個数がその倍数の場合を示したが、同時ブロー成形個数と同時加熱個数とが一致する場合であってもよく、あるいは同時加熱個数が同時ブロー形成個数の3倍以上であってもよい。
【0066】
また、同時ブロー成形個数は2個に限らずそれ以上であってもよいが、同時加熱個数は、2個のプリフォームの正数倍分のプリフォームとし、他の発光強度の低い部位は2個のプリフォーム群間対応位置に形成することが好ましい。
【0067】
また、本発明のヒータ装置は、前記実施の形態におけるブロー成形装置に用いられる場合に限らず、プリフォームをブロー成形する前に加熱するものであれば種々のブロー成形装置に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプリフォームの加熱装置の平面図である。
【図2】図1のヒータの構成と、その温度勾配を示す説明図である。
【図3】本実施の形態に係るプリフォームの加熱装置のヒータボックスの正面図である。
【図4】本実施の形態に係るプリフォームの加熱装置の側面図である。
【図5】本実施の形態に係るプリフォームの加熱装置を用いたブロー成形装置を示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係るプリフォームの加熱装置を示す図2対応の説明図である。
【符号の説明】
10 ブロー成形装置
24 プリフォーム
34 プリフォーム群
48 プリフォームの加熱装置
64 ヒータボックス
68 開口部
70 ヒータ
76 発光強度の高い部位
78 発光強度の低い部位
80 巻き線
P1 ブロー成形ピッチ
P2 プリフォーム群間のピッチ
L1 開口部側端部に位置するプリフォームの中心軸対応位置から発光強度の高い部位の開口部側端部位置までの距離
L2 発光強度が低い部位側に位置するプリフォームの中心軸対応位置から発光強度が高い部位の発光強度が低い部位側の端部位置までの距離

Claims (4)

  1. プリフォームをブロー成形する前に、同時加熱する複数個のプリフォームを、前記複数個のプリフォームの配列方向に沿って配設され、かつ、前記複数個のプリフォームにまたがる長さのヒータにて加熱するプリフォームの加熱装置において、
    前記同時加熱する複数個のプリフォームは、2個のプリフォームからなる同時ブロー成形個数群が同時に2群加熱されて、計4個とされ
    前記ヒータは、長手方向の中間部で、前記2群の間に対応する位置に、巻き線密度が密である他の部位よりも巻き線密度を疎とした発光強度の低い部位を有し、
    前記ヒータの両端部付近には、前記プリフォームの搬入出用の開口部を有し、
    前記同時ブロー成形個数群の2つのプリフォームは、その一方が前記開口部に影響され、その他方が前記発光強度の低い部位に影響されて、それぞれ均一温度に加熱されることを特徴とするプリフォームの加熱装置。
  2. 請求項において、
    前記ヒータは、前記巻き線密度の疎の部分が直線とされていることを特徴とするプリフォームの加熱装置。
  3. 請求項2において、
    記ヒータの巻き線は、巻き線密度が密の部分において、前記開口部側端部に位置するプリフォームの中心軸対応位置から巻き線の開口部側端部位置までの距離が、前記巻き線密度が疎の側に位置するプリフォームの中心軸対応位置から巻き線の疎側の端部位置までの距離よりも長く形成されていることを特徴とするプリフォームの加熱装置。
  4. プリフォームをブロー成形する前に、同時ブロー成形個数分の複数個のプリフォームを、前記複数個のプリフォームの配列方向に沿って配設され、かつ、前記複数個のプリフォームにまたがる長さのヒータにて同時加熱するプリフォームの加熱装置において、
    前記ヒータは、長手方向の両端部であって、かつ、前記配列方向にて両端のプリフォームと対向する位置に、中間部での巻き線密度よりも密な巻き線密度とした発光強度の高い部位を有し、
    前記ヒータの両端部付近には、前記プリフォームの搬入出用の開口部を有し、
    前記配列方向にて両端のプリフォームは、前記開口部の存在により中間部のプリフォームよりも不足する熱量が、前記発光強度の高い部位により補充されて加熱されることを特徴とするプリフォームの加熱装置。
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