JP4636861B2 - 快適感評価装置 - Google Patents

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本発明は、人の快適感を定量的に測定するための快適感評価装置に関する。
人の生体の状態、例えば、活性状態(覚醒状態)であるか、睡眠状態であるかを検出するには、従来、脳波を測定し、その脳波パターンを解析することにより行われている。しかしながら、脳波を測定するには、被検者の頭部に脳波電極や眼電位電極を取り付ける必要があるなど、人の通常動作を制約する環境下で行わなければならず、例えば、自動車、電車などの各種輸送機器の運転時における生体状態を運転者に負担をかけずに評価することは困難である。
一方、運転中の運転者の生体状態(心身状態)を監視することは、近年、事故予防策として注目されており、例えば、特許文献1、特許文献2には、心拍又は脈拍を用いて生体状態を監視する技術が提案されている。特許文献1及び2に開示の技術によれば、脳波測定用の大がかりな装置の頭部への装着が不要で、簡易に運転者の生体状態を評価できる。
特開平9−308614号公報 特開平10−146321号公報
特許文献1及び2に開示された装置は、いずれも、心拍又は脈拍についてのカオス指標を算出し、そのカオス指標から運転者の心身状態を判定するものである。具体的には、カオス指標の一つとして、心拍又は脈拍のリアプノフ指数を求め、その時間的変化において、一定時間以上のリアプノフ指数の減少を示した場合に、休憩が必要な程度にストレス負荷が生じ、居眠りに至る直前状態(眠気を感じた状態)となっていると判定する構成である。生体信号のカオス指標によって生体の状態を客観的に診断できることは、既に特開平4−208136号公報により報告されており、特許文献1及び2に開示された装置によって居眠りに至る直前状態を検出することも可能であると推定される。
しかしながら、特許文献1及び2は、測定した心拍又は脈拍を、リアプノフ指数などのカオス指標のみによって処理し、リアプノフ指数の減少変化から精神的に安定した状態に至る過程を検出し、眠気を催すような疲労状態が生じているか否かを判定することを開示しているに過ぎず、疲労度を定量的に捉える試みはなされていない。このため、本出願人は、特願2003−363902号として、生体信号の周期のピーク値間の振幅から求められるパワー値を利用し、その傾きの時系列波形を絶対値処置して積分することにより、疲労度を定量化する手法を提案している。
本出願人の上記手法により疲労度を定量化することはできた。これは、座席構造、着座姿勢等の評価指標の一つ、すなわち、疲れにくい座席構造若しくは着座姿勢等であるかどうかという指標になるものであるが、その際に人がどのような感覚を有しているかの指標、すなわち、不快に感じているか、快適に感じているか、退屈に感じているかの快適感の指標を設ければ、座席構造等の適合性判断、座席構造等の改良に資する。この点については、座席構造に限らず、人を支持するマットレス(布団等も含む)など、その他の人体支持構造においても同様である。
そこで、本発明は、快適感を定量化すると共に、さらには疲労度等との組み合わせで人体支持構造のより適切な評価を行うことを可能とする快適感評価装置を提供することを課題とする。
上記した課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、生体信号測定器により採取された生体信号の原波形の各周期ピーク値間の時間間隔を検出して瞬間的な心拍数を算出する心拍数算出手段と、
前記心拍数算出手段により得られた瞬間的な心拍数の所定時間範囲における時間軸に対する傾きである心拍数傾きを、所定のスライドラップ率で所定回数スライド計算して求める心拍数傾き算出手段と、
前記心拍数傾き算出手段により得られた心拍数傾きの時系列波形を周波数解析し、筋疲労信号のピーク値が含まれるVLF周波数帯域又は入眠予兆信号のピーク値が含まれるULF周波数帯域に属する周波数成分を抽出して、それらのスペクトルを両対数表示させ、スペクトルの周波数に対する傾きを算出する周波数傾き算出手段と、
前記スペクトルの周波数に対する傾きが1/f 、1/f又は1/f のいずれに近いかを判定し、1/f に近い場合は不快状態を、1/fに近い場合は快適状態を、1/f に近い場合に退屈状態をそれぞれ示すと判定して出力する快適度判定手段と
を具備することを特徴とする快適感評価装置を提供する。
請求項2記載の本発明では、前記快適度判定手段は、前記スペクトルの周波数に対する傾きが、−0.5よりも0に近い場合に1/f ゆらぎ、−0.5〜−1.5の範囲の場合に1/fゆらぎ、−1.5〜−2.5の範囲の場合に1/f ゆらぎと判定する請求項1記載の快適感評価装置を提供する。
請求項3記載の本発明では、さらに、前記生体信号測定器により採取された生体信号を基に疲労度の時系列変動を求める疲労度解析演算手段を備え、
前記快適度判定手段に、快適度及び疲労度の初期状態と所定時間経過後の状態とをプロットし、その変化傾向を表示する変化傾向表示手段を含む請求項1又は2記載の快適感評価装置を提供する。
請求項4記載の本発明では、前記変化傾向表示手段は、縦軸及び横軸の一方に前記快適度を、他方に前記疲労度をとり、前記快適度及び前記疲労度の初期状態と所定時間経過後の状態とをプロットして出力する構成である請求項3記載の快適感評価装置を提供する。
請求項5記載の本発明では、前記疲労度解析演算手段は、
前記生体信号測定器により採取された生体信号の原波形の各周期のピーク値を検出する原波形データピーク値検出手段と、
前記原波形データピーク値検出手段により得られる各ピーク値から、所定時間範囲ごとに上限側のピーク値と下限側のピーク値との差を算出し、この差をパワー値として設定するパワー値算出手段と、
前記パワー値の所定時間範囲における時間軸に対する傾きを、前記所定時間に対して所定のラップ率で所定回数スライド計算して求めるパワー値傾き算出手段と、
前記パワー値傾き算出手段によりスライド計算して得られたパワー値の傾きの時系列信号を絶対値処理して、積分値を算出し、得られた積分値を疲労度として求める脈波筋疲労度算出手段と
を有する請求項3又は4記載の快適感評価装置を提供する。
請求項6記載の本発明では、前記パワー値傾き算出手段におけるスライド計算に用いる傾きを算出する時間範囲が180秒であり、スライドラップ率が90%で設定されている請求項5記載の快適感評価装置を提供する。
請求項7記載の本発明では、前記変化傾向表示手段は、前記疲労度の変化傾向として、前記脈波筋疲労度算出手段により出力される疲労度の推移を示す脈波筋疲労曲線の前記初期状態の時間帯に相当する傾きと、所定時間経過するまでの前記脈波筋疲労曲線の全体の傾きとをプロットして出力する構成である請求項3〜6のいずれか1に記載の快適感評価装置を提供する。
請求項8記載の本発明では、前記生体信号測定器として指尖容積脈波測定器が使用され、前記生体信号としてこの指尖容積脈波測定器により採取される指尖容積脈波が用いられる請求項1〜7のいずれか1に記載の快適感評価装置を提供する。
請求項9記載の本発明では、前記変化傾向表示手段により表示される前記快適度及び疲労度の変化傾向から、座席構造及びマットレスを含む人体支持構造の被支持者への適応性を判断する際に用いられる請求項1〜8のいずれか1に記載の快適感評価装置を提供する。
本発明は、生体信号測定器により採取された生体信号を基に心拍変動の傾きの時系列波形を求め、これを周波数解析し、筋疲労信号のピーク値が含まれるVLF周波数帯域又は入眠予兆信号のピーク値が含まれるULF周波数帯域に属する周波数成分を抽出して、それらのスペクトルを両対数表示させ、スペクトルの周波数に対する傾きを算出し、快適度を判定する構成である。
VLF(very low-frequency)周波数帯域とは、0.0033〜0.04Hzの周波数帯であり、この周波数帯域に含まれる心拍変動の周波数成分には、疲労時に現れる信号(疲労信号)が多く含まれている。ULF(Ultra low-frequency)周波数帯域とは、0.0033Hz以下の周波数帯であり、この周波数帯域に含まれる心拍変動の周波数成分には、入眠予兆時に現れる信号(入眠予兆信号)が多く含まれている。本発明は、これらの周波数帯域に限定した周波数分析を行うものであることから、その傾きが1/f 、1/f又は1/fのいずれに近いかにより快適度として定量化できる。
また、疲労度の傾きと快適度の傾きの推移をとらえることにより、人体支持構造に支持されている人(被支持者)の心身状態をより細かく、かつ正確に判定することができる。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係る快適感評価装置1のブロック図である。この図に示したように、本実施形態の快適感評価装置1は、生体信号測定器10から採取された生体信号データを受信し、コンピュータからなるデータ処理装置20により所定の分析処理を実行する。
生体信号測定器10は、脈波、心拍などの生体信号を採取できるものであればよいが、指尖容積脈波などの末梢循環の状態を観察するものが好ましい。指尖容積脈波の測定器としては、例えば、赤外線発光ダイオードとフォトトランジスタを備え、指に装着して測定するものを用いることができる。また、例えば、自動車や電車の運転席に着座した人の生体信号を検知する場合には、運転席のシートバックやシートクッションに取り付けられる圧力センサを備え、圧力値変化から脈波を検知するもの用いることができる。なお、この場合、着座時において、人に異物感を感じさせない必要があり、圧力センサとしては、例えば、フィルム状の圧電素子を用い、これを、シートバック、シートクッションの表面などに貼着して取り付けることが好ましい。
データ処理装置20は、生体信号測定器10により採取された生体信号データを受信する受信手段を備え、プログラムとしての、心拍変動の傾きの時系列波形を求める手段(時系列波形算出手段)21と、心拍変動の時系列波形を周波数解析し、スペクトルの周波数に対する傾きを算出する手段(周波数傾き算出手段)22と、快適度を判定する手段(快適度判定手段)23とを備えて構成される。
時系列波形算出手段21は、さらに、生体信号の原波形の各周期ピーク値間の時間間隔を検出して瞬間的な心拍数を算出する心拍数算出手段21aと、得られた瞬間的な心拍数の所定時間範囲における時間軸に対する傾きを算出することを、所定のスライドラップ率で所定回数スライド計算して求める心拍数傾き算出手段21bとを備えてなる。スライド計算は、例えば、スライドラップ率を90%とした場合、0秒〜180秒、18秒〜198秒、36秒〜216秒というような時間範囲で心拍数傾きを求めてプロットし、時系列変化を得る。これにより、心拍数の変動傾向を把握することが容易となる。なお、スライド計算する際に区切る時間範囲及びスライドラップ率の好ましい値については、後述の疲労度の解析処理の際に行うスライド計算で用いる値と同様であるため、詳細は後述する。
周波数傾き算出手段22は、時系列波形算出手段21の心拍数傾き算出手段21bにより得られた時系列波形を周波数解析し、筋疲労信号のピーク値が含まれるVLF周波数帯域又は入眠予兆信号のピーク値が含まれるULF周波数帯域に属する周波数成分を抽出し、このスペクトルを両対数表示し、スペクトルの周波数に対する傾きを算出する。
快適度判定手段23は、周波数傾き算出手段23により得られたスペクトルの傾きが、1/f 、1/f又は1/fのいずれに近いかを判定する。本実施形態では、スペクトルの傾きが、−0.5よりも0に近い場合は、1/f ゆらぎであり、これは人が不快に感じていることを示し(不快状態)、−1に近い場合(概ね−0.5〜−1.5の範囲)は、1/fゆらぎであり、これは覚醒度が高く心地よい状態を感じていることを示し(快適状態)、−2に近いに近い場合(概ね−1.5〜−2.5の範囲)は、1/fゆらぎであり、人が退屈に感じていることを示す(退屈状態)ものとして設定した。
本実施形態のデータ処理手段20は、さらに、生体信号測定器10により採取された生体信号を基に疲労度の時系列変動を求める手段(疲労度解析演算手段)24を備え、上記した快適度判定手段23は、単に、快、不快、退屈という状態を出力するだけでなく、快適度及び疲労度の初期状態と所定時間経過後の状態とをプロットし、その変化傾向を表示する手段(変化傾向表示手段)23aを備えている。上記した周波数傾き算出手段22によって、被験者が所定の状態で所定時間経過した際の快適度を定量化できるが、その際に疲労度と合わせて考察することにより、被験者の心身状態の変化傾向をより精密に把握できる。なお、快適度判定手段23は、変化傾向表示手段23aを備えず、単に、不快、快、退屈という判定結果を表示するものとすることももちろん可能である。
疲労度解析演算手段24は、生体信号測定器10から得られた指尖容積脈波等の生体信号の原波形データのピーク値を検出する原波形データピーク値検出手段24aと、パワー値算出手段24bと、パワー値傾き算出手段24cと、脈波筋疲労算出手段24dとを備えて構成される。
原波形データピーク値検出手段24aは、生体信号測定器10により得られた脈波の原波形データの各周期のピーク値を検出するものである。具体的には、原波形データをSavitzkyとGolayにより平滑化微分し、波形の変動幅に対して所定の閾値で、好ましくは、波形の変動幅の70%を閾値として検出を行い上限側のピーク値と下限側のピーク値(ボトム値)を求める。
パワー値算出手段24bにおいては、原波形ピーク値検出手段24aにより得られた脈波の原波形データの各ピーク値を、予め設定した所定の時間範囲ごと、例えば、5秒(s)ごとに切り分け、その時間範囲の中で上限側ピーク値と下限側ピーク値の平均値を求め、それらの差をパワー値として求める。但し、変化量を強調するためには、上記の所定時間範囲における上限側ピーク値の平均値と下限側ピーク値の平均値との差を二乗してパワー値とすることが好ましい。
パワー値傾き算出手段24cは、パワー値算出手段24bにより得られたパワー値の所定時間範囲における時間軸に対する傾きを、それぞれ前記所定時間に対して所定のスライドラップ率で、スライド計算して求めていく。スライド計算は、次のようにして行う。
例えば、T秒(s)間における傾きを、スライドラップ率90%で求める場合には、まず、0(s)〜T(s)間における最大リアプノフ指数のピーク値、及びパワー値の時間軸に対する傾きを、最小二乗近似により求める。次いで、
スライド計算(1):T/10(s)〜T+T/10(s)間、
スライド計算(2):2×T/10(s)〜T+2×T/10(s)間、
スライド計算(n):n×T/10(s)〜T+n×T/10(s)間
における各傾きを最小二乗近似により求めていく。
ここで、パワー値の時間領域における特徴を大域的に把握するためには、スライド計算を行う際のサンプリング時間間隔(T秒間)は180秒間が最適であり、スライドラップ率は90%が最適である。なお、この時間間隔180秒間、スライドラップ率90%という値は、上記心拍数傾き算出手段21bにおいても同様に用いることが好ましい。時間間隔180秒間、スライドラップ率90%が最適と判断したのは、数名の被験者について、同じ環境下で30分間の睡眠実験を行い、指尖容積脈波を採取して分析した結果から得られたものであり、本出願人による特願2003−363902号に報告されている。疲労による上位中枢の興奮性の減衰と末梢性の抑制性反射機構の関与により筋肉活動の指令が減少するが、血流を正常に戻すと180秒間で中枢性の興奮水準は回復することと関連していると予測される。
脈波筋疲労度算出手段24dは、上記パワー値傾き算出手段24cにより得られたパワー値の傾きの時系列信号を絶対値処理して、積分値を算出し、該積分値を疲労度として算出する。そして、かかる脈波筋疲労算出手段24dにより算出された疲労度を、時系列データとして出力し、脈波筋疲労曲線を得る。これにより、疲労度を定量化でき客観的に把握できる。
快適度判定手段23に設定される変化傾向表示手段23aは、快適度及び疲労度の初期状態と所定時間経過後の状態とをプロットして比較する。例えば、図5等に示したように、快適度を横軸に、疲労度を縦軸にそれぞれとってプロットする。快適度の初期状態は、測定開始時点の状態、例えば、着座時における快適感、疲労感を評価する場合には、着座前における被験者の状態を、1/fの快適状態として仮定してプロットし、所定時間経過後の状態を、上記した周波数傾き算出手段22により得られたスペクトルの周波数に対する傾きが相当するものとしてプロットし、2点の変化傾向を表示する。疲労度の初期状態は、上記疲労度算出手段24により得られた図4等に示した脈波筋疲労曲線の最初の3分間の傾きを初期状態としてプロットし、所定時間経過後の状態を、脈波筋疲労曲線の全体(図4等では27分間)の傾きが相当するものとしてプロットし、2点間の変化傾向を表示する。
これにより、例えば、図5に示したように、所定の座席構造に30分間着座した際の被験者の快適度、疲労度の変化傾向を容易に知ることが可能となる。
(試験例)
20歳代の男性4名(被験者A,B,C,D)を、自動車用シートに、図2(a)に示したように、背もたれの角度を30度傾斜させた姿勢(リラックス座位姿勢)と、図2(b)に示したように、背もたれの角度を10度傾斜させた姿勢(強制前傾姿勢)との2種類の姿勢でそれぞれ30分間着座させ、快適度、疲労度を評価した。
実験時間帯は、概日リズム等による体内時計の影響を小さくするため、異なる日に同一時間帯で行い、さらに、刺激の少ないビデオ鑑賞により着座時の眠気や不快情動による影響を小さくして行った。
生体信号測定器10は、指尖容積脈波測定器である株式会社コンピュータコンビニエンス社製の光学式脈波計を用いた。これは、赤外線発光ダイオードとフォトトランジスタで構成され、パワーアンプによって信号の増幅を行い、10HzのローパスフィルタをかけてA/D変換を行って得られる時系列信号を上記原波形データとして用いることができるものであり、各被験者の左手人差し指に装着して行った。
また、脈波筋疲労度の測定では、上記した疲労度解析演算手段24により得られた脈波筋疲労曲線のほか、積分筋電図と相関性の高いBorgの指標を用いた官能評価も併せて行った。
結果を図3〜図14に示す。図3、図6、図9及び図12は、各被験者の周波数解析の傾きであり、最小2乗近似による直線の傾きを求めたもので、図4、図7、図10及び図13は、各被験者の脈波筋疲労曲線を求めたもので、図5、図8、図11及び図14は、変化傾向表示手段23aにより得られた、快適度(周波数解析の傾き)、疲労度(脈波筋疲労曲線)の初期状態と着座実験時間経過後の状態とを比較した変化傾向推移マップを示したものである。
被験者Aは、図3(a),(b)を見ると、快適度を示す周波数解析の傾きが、強制前傾姿勢では、−2.2282の1/fゆらぎを示し、退屈状態になったことがわかり、リラックス座位姿勢では、−1.1625で快適状態になったことがわかる。また、図4を見ると、リラックス座位姿勢の方が、強制前傾姿勢よりも疲労が蓄積しにくかったことがわかる。なお、疲労度解析演算手段24により得られた脈波筋疲労曲線と官能評価値とを比較した場合、両者の傾向はほぼ一致していた。また、図5の変化傾向推移マップを見ると、疲労度及び快適度の変化が容易に把握でき、被験者Aの場合には、いずれの姿勢でも、初期状態に比較して着座実験時間経過後の方が疲労度が上昇し、同一方向への変化を示すことがわかった。
被験者Bは、図6(a),(b)から、周波数解析の傾きが、強制前傾姿勢で−0.3534、リラックス座位姿勢で−0.00014であり、いずれも1/f ゆらぎを示し、不快状態に変化していくことがわかる。疲労度の変化は、図7に示したように、被験者Aと同様にリラックス座位姿勢の方が、疲労蓄積が少なかった。これを図8の変化傾向推移マップで見た場合には、被験者Aとは逆方向ではあるが、被験者Aと同様に、いずれの姿勢でも、初期状態より着座実験経過後の方が疲労度が上昇し、同一方向への変化を示すことがわかった。
被験者Cは、図9(a),(b)から、周波数解析の傾きが、強制前傾姿勢で−2.1347の1/fゆらぎを示し、退屈状態になったことがわかり、リラックス座位姿勢では、−1.3455で快適状態になったことがわかる。疲労度の変化は、図10から、被験者Aと同様にリラックス座位姿勢の方が、疲労蓄積が少なかった。しかしながら、これを図11の変化傾向推移マップで見た場合、疲労度は、リラックス座位姿勢では、初期状態より着座実験経過時の方が上昇しているが、強制前傾姿勢では、初期状態より着座実験経過時の方が低下しており、リラックス座位姿勢と強制前傾姿勢とで逆方向の変化を示すことがわかった。
被験者Dは、図12(a),(b)に示したように、周波数解析の傾きが、強制前傾姿勢で−0.56224の1/fゆらぎを示し、快適状態になっており、リラックス座位姿勢で−2.0043の1/fゆらぎを示し、退屈状態になったことがわかる。また、図14の変化傾向推移マップを見た場合、リラックス座位姿勢では、疲労度が初期状態と比較して低下しているのに対し、強制前傾姿勢では初期状態と比較して上昇する傾向にあり、被験者Cと同様に、リラックス座位姿勢と強制前傾姿勢とで逆方向の変化を示すことがわかった。
上記したことから、姿勢の違いにより、所定時間着座後における快適感や疲労感には個人差がかなりあることが認められるが、本発明によれば、それらを客観的に定量化できるだめ、各個人に合った適切な座席構造やマットレス等の判定を行ったり、それらの開発、改良を行うための解析装置として有用である。例えば、図5等の変化傾向推移マップを利用すれば、各個人に合わせてその変化傾向が小さくなるような座席構造やマットレス等をより適切なものと判定して選択することが可能となる。
なお、上記した実施形態では、疲労信号が多く含まれるVLF周波数帯の周波数解析を利用した手段を取り上げているが、入眠予兆信号の含まれるULF周波数帯の周波数解析を行い、その際における快適度を出力する構成とすることも可能である。この場合には、例えば、マットレス等において、睡眠時において、より快適に感じられるものを選択する客観的な指標となる。
図1は、本発明の一の実施の形態にかかる快適感評価装置の構成を示すブロック図である。 図2は、着座実験時に採用した着座姿勢を説明するための図であり、(a)はリラックス座位姿勢を、(b)は強制前傾姿勢を示す図である。 図3(a)は、被験者Aの強制前傾姿勢における周波数解析の結果を示す図であり、図3(b)は、被験者Aのリラックス座位姿勢における周波数解析の結果を示す図である。 図4は、被験者Aの脈波筋疲労曲線を示す図である。 図5は、被験者Aの快適度及び疲労度の変化傾向推移マップを示す図である。 図6(a)は、被験者Bの強制前傾姿勢における周波数解析の結果を示す図であり、図6(b)は、被験者Bのリラックス座位姿勢における周波数解析の結果を示す図である。 図7は、被験者Bの脈波筋疲労曲線を示す図である。 図8は、被験者Bの快適度及び疲労度の変化傾向推移マップを示す図である。 図9(a)は、被験者Cの強制前傾姿勢における周波数解析の結果を示す図であり、図9(b)は、被験者Cのリラックス座位姿勢における周波数解析の結果を示す図である。 図10は、被験者Cの脈波筋疲労曲線を示す図である。 図11は、被験者Cの快適度及び疲労度の変化傾向推移マップを示す図である。 図12(a)は、被験者Dの強制前傾姿勢における周波数解析の結果を示す図であり、図12(b)は、被験者Dのリラックス座位姿勢における周波数解析の結果を示す図である。 図13は、被験者Dの脈波筋疲労曲線を示す図である。 図14は、被験者Dの快適度及び疲労度の変化傾向推移マップを示す図である。
符号の説明
1 快適感評価装置
10 生体信号測定器
20 データ処理装置
21 時系列波形算出手段
22 周波数傾き算出手段
23 快適度判定手段
24 疲労度解析演算手段

Claims (9)

  1. 生体信号測定器により採取された生体信号の原波形の各周期ピーク値間の時間間隔を検出して瞬間的な心拍数を算出する心拍数算出手段と、
    前記心拍数算出手段により得られた瞬間的な心拍数の所定時間範囲における時間軸に対する傾きである心拍数傾きを、所定のスライドラップ率で所定回数スライド計算して求める心拍数傾き算出手段と、
    前記心拍数傾き算出手段により得られた心拍数傾きの時系列波形を周波数解析し、筋疲労信号のピーク値が含まれるVLF周波数帯域又は入眠予兆信号のピーク値が含まれるULF周波数帯域に属する周波数成分を抽出して、それらのスペクトルを両対数表示させ、スペクトルの周波数に対する傾きを算出する周波数傾き算出手段と、
    前記スペクトルの周波数に対する傾きが1/f 、1/f又は1/f のいずれに近いかを判定し、1/f に近い場合は不快状態を、1/fに近い場合は快適状態を、1/f に近い場合に退屈状態をそれぞれ示すと判定して出力する快適度判定手段と
    を具備することを特徴とする快適感評価装置
  2. 前記快適度判定手段は、前記スペクトルの周波数に対する傾きが、−0.5よりも0に近い場合に1/f ゆらぎ、−0.5〜−1.5の範囲の場合に1/fゆらぎ、−1.5〜−2.5の範囲の場合に1/f ゆらぎと判定する請求項1記載の快適感評価装置
  3. さらに、前記生体信号測定器により採取された生体信号を基に疲労度の時系列変動を求める疲労度解析演算手段を備え、
    前記快適度判定手段に、快適度及び疲労度の初期状態と所定時間経過後の状態とをプロットし、その変化傾向を表示する変化傾向表示手段を含む請求項1又は2記載の快適感評価装置
  4. 前記変化傾向表示手段は、縦軸及び横軸の一方に前記快適度を、他方に前記疲労度をとり、前記快適度及び前記疲労度の初期状態と所定時間経過後の状態とをプロットして出力する構成である請求項3記載の快適感評価装置。
  5. 前記疲労度解析演算手段は、
    前記生体信号測定器により採取された生体信号の原波形の各周期のピーク値を検出する原波形データピーク値検出手段と、
    前記原波形データピーク値検出手段により得られる各ピーク値から、所定時間範囲ごとに上限側のピーク値と下限側のピーク値との差を算出し、この差をパワー値として設定するパワー値算出手段と、
    前記パワー値の所定時間範囲における時間軸に対する傾きを、前記所定時間に対して所定のラップ率で所定回数スライド計算して求めるパワー値傾き算出手段と、
    前記パワー値傾き算出手段によりスライド計算して得られたパワー値の傾きの時系列信号を絶対値処理して、積分値を算出し、得られた積分値を疲労度として求める脈波筋疲労度算出手段と
    を有する請求項3又は4記載の快適感評価装置
  6. 前記パワー値傾き算出手段におけるスライド計算に用いる傾きを算出する時間範囲が180秒であり、スライドラップ率が90%で設定されている請求項5記載の快適感評価装置
  7. 前記変化傾向表示手段は、前記疲労度の変化傾向として、前記脈波筋疲労度算出手段により出力される疲労度の推移を示す脈波筋疲労曲線の前記初期状態の時間帯に相当する傾きと、所定時間経過するまでの前記脈波筋疲労曲線の全体の傾きとをプロットして出力する構成である請求項3〜6のいずれか1に記載の快適感評価装置。
  8. 前記生体信号測定器として指尖容積脈波測定器が使用され、前記生体信号としてこの指尖容積脈波測定器により採取される指尖容積脈波が用いられる請求項1〜7のいずれか1に記載の快適感評価装置
  9. 前記変化傾向表示手段により表示される前記快適度及び疲労度の変化傾向から、座席構造及びマットレスを含む人体支持構造の被支持者への適応性を判断する際に用いられる請求項1〜8のいずれか1に記載の快適感評価装置
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