JP4634703B2 - 加筆情報入力装置、及び加筆情報入力装置を含むシステム - Google Patents

加筆情報入力装置、及び加筆情報入力装置を含むシステム Download PDF

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Description

本発明は、筆情報入力装置、及び加筆情報入力装置を含むシステムに関する。
電子化された文書は、ディスプレイ上で表示できる長所があるが、閲覧のし易さや可搬性等に問題があった。したがって、例えば会議等においても、電子文書を印刷装置等で印刷した印刷文書が使用されることが多かった。しかし、会議等においては、印刷文書にメモやコメント等の加筆情報を付加することが多くあったが、印刷文書の元となる電子文書と、該印刷文書及び加筆情報は何らリンクされていなかったため、加筆情報を、元の電子文書に反映するためには、後で元の電子文書を編集する必要があった。
このような問題を解決するため、従来技術において、ユーザが加筆した加筆情報を電子化して取得する方法として、以下に例示するような幾つかの方法が存在する。
特許文献1では、可逆性記録媒体を使用した情報処理システムについて開示されている。該情報処理システムでは、可逆性記録媒体の一部に、文書と共に識別コード(例えばバーコード)を印刷して、その識別コードに基づいて、セキュリティを管理している。
また、特許文献2では、記録媒体に予め記録されたコードシンボルを配置し、このコードシンボルの読取りによって座標検出を行い、リアルタイムで加筆情報の抽出を行う画像処理装置について開示されている。なお、実施例において可逆性記録媒体を使用した例も記載されている。
また、特許文献3では、記録媒体に予め記録されたコードシンボルを配置したものに対して、文書と共に識別コードを印刷し、識別コードに基づいてセキュリティを管理し、加筆情報の抽出は、コードシンボルの読取りによって実現する情報入力装置について開示されている。
特開2001−180086号公報 特開2002−196870号公報 特開2002−278692号公報
しかしながら、上記特許文献1では、リアルタイムでの加筆情報の抽出に対応していない問題があった。
また、上記特許文献2では、予めコードシンボルが記録されている記録媒体に対して、印刷し、加筆を行うものであり、印刷する際にコードシンボルの情報と文書情報とを対応付ける必要があった。
また、上記特許文献3では、加筆の前に必ず識別コードを認識させる作業が必要である問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、加筆情報を容易に抽出し、元の電子文書と関連付けて管理することが可能な、2次元コード読取装置、印刷装置、加筆情報入力装置及び加筆情報管理装置を提供することを目的とする。
そこで、上記問題を解決するため、本発明は、可逆性記録媒体に記録された少なくとも1つ以上の2次元コードを読取る2次元コード読取装置と、装置本体と、を有する加筆情報入力装置であって、前記装置本体は、先端部が筆記面に接触することにより加わる圧力を検出する圧力センサと、前記2次元コードを画像として取得する画像取得手段と、を有し、前記2次元コード読取装置は、前記画像取得手段において取得した、誤り訂正用の符号を有する前記2次元コードをデコードするデコード手段と、前記デコード手段においてデコードされたデータに含まれる前記可逆性記録媒体上の座標情報を取得する座標情報取得手段と、前記デコード手段においてデコードされたデータに含まれる文書に係る文書識別情報を取得する文書識別情報取得手段と、前記座標情報および前記文書識別情報に対して、前記誤り訂正用の符号を用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段と、誤り訂正された文書識別情報が保存される情報メモリ手段と、前記圧力センサが定常的に前記圧力を検出すると、取得した文書識別情報を、前記情報メモリ手段に保存されている文書識別情報に置き換えるデータ置換手段と、を有し、前記誤り訂正手段は、取得した座標情報および取得した文書識別情報、又は、取得した座標情報および置き換えられた文書識別情報に対して前記誤り訂正を行うことを特徴とする。
本発明によれば、可逆性記録媒体に記録された少なくとも1つ以上の2次元コードを読取る2次元コード読取装置と、装置本体と、を有する加筆情報入力装置であって、前記装置本体は、先端部が筆記面に接触することにより加わる圧力を検出する圧力センサと、前記2次元コードを画像として取得する画像取得手段と、を有し、前記2次元コード読取装置は、前記画像取得手段において取得した、誤り訂正用の符号を有する前記2次元コードをデコードするデコード手段と、前記デコード手段においてデコードされたデータに含まれる前記可逆性記録媒体上の座標情報を取得する座標情報取得手段と、前記デコード手段においてデコードされたデータに含まれる文書に係る文書識別情報を取得する文書識別情報取得手段と、前記座標情報および前記文書識別情報に対して、前記誤り訂正用の符号を用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段と、誤り訂正された文書識別情報が保存される情報メモリ手段と、前記圧力センサが定常的に前記圧力を検出すると、取得した文書識別情報を、前記情報メモリ手段に保存されている文書識別情報に置き換えるデータ置換手段と、を有し、前記誤り訂正手段は、取得した座標情報および取得した文書識別情報に対して前記誤り訂正を行い、当該誤り訂正が失敗すると、取得した座標情報および置き換えられた文書識別情報に対して前記誤り訂正を行うことを特徴とする。
また上記課題を解決するための手段として、本発明は、加筆情報入力装置、及び加筆情報入力装置を含むシステムとすることもできる。
本発明によれば、加筆情報を容易に抽出し、元の電子文書と関連付けて管理することが可能な、2次元コード読取装置、印刷装置、加筆情報入力装置及び加筆情報管理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施に係るシステムの一例を説明するための図である。
図1に示されるように、本発明の実施に係るシステムは、プリンタ5と、加筆情報管理装置3と、加筆情報入力装置4と、を含む。
加筆情報管理装置3は、可逆性記録媒体1(以下、可逆性記録媒体1に印刷画像等を記録したものを単に印刷文書又は紙面等ともいう)に加筆された加筆情報を管理する管理装置である。加筆情報管理装置3は、加筆情報入力装置4と、無線及び/又は有線を介して通信を行い、加筆情報入力装置4を用いてユーザが可逆性記録媒体1に加筆した加筆情報を取得し、管理する。
また、加筆情報管理装置3は、文書に係る文書識別情報(例えば、文書ID)を、2次元コードにエンコードし、該2次元コードと、印刷情報11と、を重畳させて当該加筆情報管理装置3とネットワークを介して接続されたプリンタ5に送信する。
プリンタ5は、加筆情報管理装置3より送信された印刷情報及び/又は2次元コードを印刷画像として可逆性記録媒体1に記録し、印刷文書として出力する。また、プリンタ5は、可逆性記録媒体1より印刷情報及び/又は2次元コードを消去したり、可逆性記録媒体1の表面に付着させられた加筆情報に係るインクを、物理的に除去したりする。
加筆情報入力装置4は、可逆性記録媒体1に加筆を行ったり、加筆に係る座標情報や、文書識別情報(例えば、文書ID)等を取得して、該取得した情報を加筆情報管理装置3に送信したりする。例えば、加筆情報入力装置4は、可逆性記録媒体1に記録されている2次元コードを画像として取得し、該取得した2次元コードをデコードし、デコードした情報に含まれる文書識別情報や、可逆性記録媒体1上の座標情報等を取得し、加筆情報管理装置3に送信する。
加筆情報管理装置3では、加筆情報入力装置4より送信されてきた情報に基づいて、元の電子文書と、加筆情報とを関連付けて管理する。
以下、可逆性記録媒体1の一例の構成を、図2を用いて説明する。図2は、可逆性記録媒体の一例の構成図である。
図2に示されるように、可逆性記録媒体1は、支持体1cと、可逆性感熱記録層1bと、透明保護層1aとを有する。
支持体1cは、紙又はプラスチック又は合成紙等で構成される可逆性記録媒体1の支持体である。可逆性感熱記録層1bは、過熱により可逆的に状態を変化させる記録層である。プリンタ5は、該可逆性感熱記録層1bを加熱することにより、状態を変化さ、情報の記録及び消去を繰り返し行う。また、透明保護層1aは、可逆性記録層1bの劣化を防ぐ透明の保護層である。
以下、印刷文書に配列された2次元コードの一例を、図3を用いて説明する。図3は、印刷文書に配列された2次元コードの一例を説明するための図である。
図3に示されるように、印刷文書には、複数の黒ドットで構成され、光学的に読取り可能な2次元コードであるコードシンボル(符号)2a、〜、2d、…(以下、任意のコードシンボルの符号を2とする)が、縦横に規則的に配列された黒ドットを境界としてマトリクス状に並べられている。このコードシンボル2は、上述したように、プリンタ5において、文書印刷時に文書(印刷情報)そのものと共に可逆性記録媒体1に記録されたものである。
また、コードシンボル2には、共に印刷された文書の原本となる元の電子文書の識別情報(文書ID)と、印刷面上における座標を意味する情報とが含まれている。図3に示す例では、左上のコードシンボル2aに「水平座標=95、垂直座標=10、文書ID=10」がエンコードされ、コードシンボル2bに「水平座標=96、垂直座標=10、文書ID=10」がエンコードされ、コードシンボル2cに「水平座標=95、垂直座標=11、文書ID=10」がエンコードされ、コードシンボル2dに「水平座標=96、垂直座標=11、文書ID=10」がエンコードされている。
ここで、2次元コードを水平2mm、垂直3mm角の大きさとすると、2次元コードの左上の角を紙面の左上を原点とした場合、水平座標=95であるコードシンボル2aは原点から水平方向に190mmの位置にある。同様に垂直座標=10のコードシンボル2aは、原点から垂直方向に30mmの位置にある。
文書IDは、元の電子文書の固有情報、例えばURL(Uniform Resource Locators)である。即ち、コードシンボル2aは、その左上の角(垂直線H1と水平線V1との交点)が、紙面左上から水平190mm、垂直30mmの位置にあり、印刷されている文書はそのIDが10である、という情報を有する。
以下、コードシンボル2に配置するデータの詳細を、コードシンボル2aに着目して図4を用いて説明する。図4は、コードシンボルに配置するデータの詳細を説明するための図である。
図4に示されるように、コードシンボル2aはコード枠を構成するH1、H2、V1、V2に囲まれた7×11つのセルより構成される。なお、本実施例においてセルとは、ドットを打つことのできる最小の単位とする。したがって、上記の場合、コードシンボル2aには最大77個のセルが含まれる。
コードシンボル2aは、水平座標を表すデータが配置される4×2のセルで構成された水平座標領域401と、垂直座標を表すデータが配置される4×2のセルで構成された垂直座標領域402と、文書IDを表すデータが配置される4×6のセルで構成された文書ID領域403と、誤り訂正用の符号が配置される8つのセルで構成された誤り訂正符号領域404〜407と、を有して構成される。なお、1つのセルは1ビットに相当するため、水平座標領域401及び垂直座標領域402は各々1バイトの容量を有し、文書ID領域403は3バイトの容量を有し、誤り訂正符号領域404〜407は各々1バイトの容量(合計で4バイト)を有する。また、図4中、408、409はコードの上下方向を表すためのパターン(上下識別符号領域)である。408は3×1の黒ドット、409は2×1のドット無しのパターンで構成され、コードの上下を判別するのに使用される。各領域においてビット列がどのように配置されるかの一例を、図5を用いて説明する。図5は、ビット列の一例を説明するための図である。但し、401〜407において、'1'はMSB(Most Significant Bit)を示し、'8'はLSB(Least Significant Bit)を示す。
以下、加筆情報管理装置3の一例のハードウェア構成を、図6を用いて説明する。図6は、加筆情報管理装置の一例のハードウェア構成図である。
図6に示されるように、加筆情報管理装置3のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている入力装置22と、表示装置23と、ドライブ装置24と、記録媒体25と、ROM(Read Only Memory)26と、RAM(Random Access Memory)27と、CPU(Central Processing Unit)20と、インタフェース装置21とを含む。
入力装置22は、加筆情報管理装置3を操作するためのキーボード及びマウス等で構成され、加筆情報管理装置3に各種操作信号を入力するために用いられる。表示装置23は、加筆情報管理装置3のユーザが利用する各種ウィンドウやデータ等を表示する。例えば、元の電子文書をウィンドウに表示したり、加筆情報入力装置4から送られてきた加筆情報に基づいて、加筆をリアルタイムで元の電子文書と重ね合わせて、ウィンドウに表示したりする。インタフェース装置21は、加筆情報管理装置3をネットワークに接続するためのインタフェースや他の機器を接続するためのインタフェースであり、例えばNIC(Network Interface Card)やモデム、USB(Universal Serial Bus)等で構成される。加筆情報管理装置3は、インタフェース装置21によって、加筆情報入力装置4と接続される。
そして、加筆情報管理装置3を動作させるための加筆情報管理プログラム30等は、CD−ROM等の記録媒体25によって提供されるか、ネットワークを通じてダウンロードされる。また、記録媒体25は、ドライブ装置24にセットされ、データや加筆情報管理プログラム30が記録媒体25からドライブ装置24を介してROM26にインストールされる。
ROM26は、データや加筆情報管理プログラム30を格納すると共に、必要なファイル等を格納する。RAM27は、加筆情報管理装置3の起動時にROM26から加筆情報管理プログラム30を読み出して格納する。CPU20は、RAM27に読み出され格納された加筆情報管理プログラム30に従って処理を実行する。
以下、加筆情報管理プログラム30の一例の機能構成を、図7を用いて説明する。図7は、加筆情報管理プログラムの一例の機能構成図である。
図7に示されるように、加筆情報管理プログラム30は、エンコード部31と、印刷出力部32と、加筆情報管理部33と、を含む。
エンコード部31は、文書に係る文書識別情報(例えば、文書ID)や座標情報等を、2次元コードにエンコードする。
印刷出力部32は、エンコード部31においてエンコードした2次元コードと、文書に係る印刷情報とを、重畳して、当該加筆情報管理装置3とネットワークを介して接続されたプリンタ5等に送信し、印刷を要求する。なお、印刷出力部32は、後述する図8に示すように、印刷情報の画像データ11と、2次元エンコードのドットデータと、の重なり具合を検出し、該検出した重なり具合に基づいて、画像データの補正を行う。
加筆情報管理部33は、ユーザが可逆性記録媒体1上において加筆した加筆情報と、元の電子文書と、を関連付けて管理する。
以下、画像データの補正の一例を、図8を用いて説明する。図8は、画像データの補正の一例を説明するための図である。
図8に示されるように、印刷文書(可逆性記録媒体)1には、2次元コードと、印刷情報とが印刷又は記録されるが、図8(A)に示されるように、文書の罫線等の画像データ11が、2次元コードのドットデータと連続して重なって印刷又は記録されると、2次元コードの読取り時に周辺のコードシンボル2からも座標情報等を算出できない可能性がある。そこで、上述したように、印刷出力部32は、2次元コードのドットデータと、印刷情報の画像データ11とを合成する際に、重なりを検出し、図8(B)に示されるように、印刷情報の画像データ11を2次元コードのドットデータの間に配置されるようにシフトさせる。このような画像データの補正を行うことによって、2次元コードの情報の保護を向上させ、精度の高い2次元コードの読取り処理を行うことができる。
以下、加筆情報入力装置4の一例の機能構成を、図9を用いて説明する。図9は、加筆情報入力装置の一例の機能構成図である。
図9に示すように、本実施例による加筆情報入力装置4は、人が手に持って筆記動作を行うことができる筆記具状の装置本体44を具えている。この装置本体44の先端部46aには、筆記具46、即ち、ボールペンやメカニカルペンシルの先端部分等が取り付けられており、印刷文書に加筆可能である。装置本体44の側部に設けられた画像読取装置45は、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子49と、レンズ等から成る光学系40とから構成されており、印刷文書上の画像を読取る装置である。なお、画像読取装置45には、必要に応じて照明を設けてもよい。
装置本体44には、マイコン48が搭載されており、このマイコン48には画像読取装置45が接続されている。したがって、画像読取装置45で読み取った印刷文書上の画像がマイコン48に入力される。
マイコン48では、入力された画像に基づいた各種処理が実行される。即ち、マイコン48は、入力された2次元コードをデコードし、2次元コードの紙面上の座標を検出する。
また、装置本体44には、先端部46aの部分が筆記面に接触しているか否かを検出する圧力センサ47が設けられている。即ち、先端部46aが筆記面に接触することにより先端部46aに加わる圧力が筆記具46を介して圧力センサ47に伝達される。圧力センサ47は、この圧力を感知し、感知した情報をマイコン48に伝送する。
このような加筆情報入力装置4を用い、印刷文書上での先端部46aの位置検出を連続的に行えば、印刷文書上での先端部46aの移動軌跡を求めることができる。また、上記のように先端部46aが筆記面に接触しているか否かを検出する圧力センサ47によって、紙面上に筆記を行ったときの筆記軌跡を忠実に求めることができる。
また、加筆情報入力装置4は、筆記具状の装置本体44と一体構造で配置された画像読取装置45を備えているため、該画像読取装置45で撮影された画像からコードシンボル2を抽出し、抽出したコードシンボル2に含まれるドットデータから文書識別情報(文書ID)及びコードシンボル2の座標情報(例えば、コードシンボル2の中心の座標)を取得することができる。
また、撮影された画像から、装置本体44の先端部46aの座標情報を、装置本体44の先端部46aと、コードシンボル2との相対位置を算出することで取得することができる。例えば、装置本体44の先端部46aが撮影画像の中心にくるよう画像読取装置45を配置しておけば、撮影画像の中心と、コードシンボル2の中心と、のずれ量から先端部46aの正確な座標情報を取得することができる。また、撮影画像は加筆情報入力装置4を持つ角度等によって台形形状等に歪んだ形状に写る場合があり、このように歪んだ形状で撮影された場合には、コードシンボル2の画像形状補正によって歪み量を補正してから、装置本体44の先端部46aの正確な座標情報を取得することもできる。
このように、少なくとも1つのコードシンボル2の撮影画像より、先端部46aの正確な座標情報を算出することができるため、画像読取装置45を小さくすることが可能となり、加筆情報入力装置4全体を小型化することができる。
また、上述の例では、1つのコードシンボル2から装置本体44の先端部46aの正確な座標情報を算出したが、周りのコードシンボル2の座標情報を取得することによって、更に正確な装置本体44の先端部46aの座標情報を算出することもできる。したがって、万一図8(A)に示したように、1つのコードシンボル2が印刷情報の画像データと重なっていたとしても、周りの複数のコードシンボル2を用いて先端部46aの座標情報を算出することができる。なお、図9では、説明の簡略化のため、画像読取装置45、マイコン48等に電力を供給する電源等は図示を省略する。
以下、マイコン48の一例のハードウェア構成を、図10を用いて説明する。図10は、マイコンの一例のハードウェア構成図である。
図10に示されるように、マイコン48のハードウェア構成は、それぞれバスで相互に接続されている2次元コード読取装置51と、RAM52と、CPU53と、ROM54と、インタフェース装置55とを含む。
インタフェース装置55は、マイコン48をネットワークに接続するためのインタフェースや他の機器を接続するためのインタフェースである。
ROM54には、加筆情報入力装置4の動作を制御するプログラム(加筆情報入力装置プログラム)やマイコン48を動作させるプログラム(マイコン動作プログラム)が予め内蔵されている。RAM52は、画像読取装置45から入力された画像や、コード読取り中に生成される中間データや、2次元コードをデコードした際に得られる文書IDや座標情報を一時的に保存する。2次元コード読取装置51は、RAM52に記憶された画像から2次元コードを検出し、これをデコードして文書IDや座標情報を取得する処理を実行する。
なお、RAM52は、マイコンの起動時にROM54から加筆情報入力装置プログラムや、マイコン動作プログラムを読み出して格納する。CPU53は、RAM52に読み出され格納された加筆情報入力装置プログラムやマイコン動作プログラム等に従って処理を実行する。
以下、2次元コード読取装置51の構成及び動作を、図11を用いて説明する。図11は、2次元コード読取装置の一例の機能構成図である。この2次元コード読取装置51は、図9に示す加筆情報入力装置4の内部のマイコン101に内蔵されている(図10参照)。この2次元コード読取装置51には、画像読取装置45で読み取られた紙面の画像(例えば8ビット画像とする)が入力される。
このように画像が入力されると、2次元コード読取装置51は、まずコード位置検出器1011で画像内にある複数の2次元コードから一つの2次元コードの枠を検出する。2次元コードの位置を検出できたならば、これをデータ取得器1012に入力し、2次元コードの各白黒セルに応じて'0'又は'1'のデータを取得して、2次元コードのデータ配列規則にしたがったデータの並べ替えを行う。
その後、2次元コード読取装置51は、取得したデータに対して第1誤り訂正器1014で誤り訂正を行う。また、これと同時に、既知情報メモリ1016から既知の文書IDに相当する部分を読み出し、データ置換器1013において2次元コードから取得したデータの文書IDに相当する部分を既知の文書IDに相当する部分で置き換え、置き換えたデータに対して第2誤り訂正器1015で誤り訂正を行う処理も実行する。
それぞれの誤り訂正器(1014、1015)からは、誤り訂正が成功したか否かの判定情報と誤り訂正後のデータとが出力される。出力された誤り訂正後のデータは選択器1017でいずれかが選択され、データ復号器1018へ入力される。この選択器1017の動作は、図11における圧力センサ47の出力によって制御される。即ち、圧力センサ47で検出される加筆の有無に応じて出力するデータが選択される。
圧力センサ47から出力される信号が立ち上がる(無圧力から有圧力へ)と、選択器1017は第1誤り訂正器1014から入力されたデータを選択して出力する。この際、第1誤り訂正器1014で誤り訂正が失敗した場合は、誤り訂正ができなかったということであり、コードの読取りに失敗したことを意味する。更に、この場合には、データ復号器1018は動作せず、データの出力を無効とする。これに対して、圧力センサ47が定常的に有圧力である場合、選択器1017は第2誤り訂正器1015から入力されたデータを選択して出力する。この際、第2誤り訂正器1015で誤り訂正が失敗した場合は、コードの読取りに失敗したことになる。また、無圧力の場合では加筆されている状態では無いため、選択器1017は何れの入力も選択しない。
このように誤り訂正されたデータは文書IDと座標情報とであり、誤り訂正したデータ中の文書IDに相当する部分のみを抽出できる。また、抽出した文書IDに相当する部分は、既知情報として既知情報メモリ1016に保存される。
データ置換の具体例を図12のテーブルを用いて説明する。図12のテーブルでは、第1行目は正しいデータ、即ちエンコードして誤り訂正符号を生成したデータである。また、第2行目は、画像読取装置45で読み取った画像から2次元コードを抽出してコードのドットから再構成したデータである。本具体例では、この再構成したデータにおける文書IDに相当する部分の1、2番目と誤り訂正情報の1番目とに誤りがある。したがって、データに3つの誤りが含まれるため、本実施例では誤り訂正が不可能となる。しかしながら、既知情報として文書IDに相当する部分を置き換えることにより、文書IDに相当する部分の誤りがなくなり、誤り訂正情報の1番目だけが誤りとなるため、誤り訂正が可能となって正しい座標情報、文書IDが得られる。
選択器1017で選択・出力されたデータは、データ復号器1018に入力され、紙面上の座標情報と文書IDとに復号される。紙面上のIDは、図12の場合、水平座標=24mm、垂直座標=123mm、文書ID=23となる。この座標情報及びデコードに成功した2次元コードの画像上の座標情報を用いてペン先座標算出器1019はペン先の紙面上での座標を算出する。これにより、加筆情報入力装置4の先端部46aの位置が確定する。
なお、圧力センサ47の立ち上がり時に、選択器1017に以下のような選択を実行させてもよい。即ち、圧力センサ47の立ち上がり時(無圧力から有圧力へ)に、選択器1017が第1誤り訂正器1014の出力を選択するが、この際、第1誤り訂正器1014で誤り訂正が失敗していれば、選択器1017は第2誤り訂正器1015の出力を選択する。第2誤り訂正器1015でも誤り訂正が失敗した場合は誤り訂正ができなかったということであり、コードの読取りに失敗したことを意味する。このように選択を制御することで、新しい加筆が行われる際に同一の文書への加筆ならば第2誤り訂正器1015の誤り訂正率が向上するので前述の方法より有利である。
なお、上述した2次元コード読取装置51は、ハードウェアでコードの読取りを行っているが、これをソフトウェアで行っても良い。このように構成した場合、2次元コード読取り方法を実現するプログラムがマイコン48のROM54に格納されており、そのプログラムの命令が順次CPU53にロードされて命令の実行が行われ、2次元コードの読取り処理がなされる。このように構成した場合の処理手順を、図13のフローチャートを用いて詳細に説明する。図13は、2次元コード読取処理の一例を説明するためのフローチャートである。
図13を参照すると、2次元コード読取り処理では、まず、入力された画像に関して2次元コードの位置を抽出する(ステップS10)。その後、2次元コードの白黒(ドットの有無)に応じて'0'又は'1'のデータを取得し、取得したデータの並べ替えを行う(ステップS11)。
次に、取得したデータが連続して取得されたものであるか否か(又は、先端部46aが常に紙面に押しつけられている状態であるか否か)を判定し(ステップS12)、連続して取得されたものであれば(ステップS12のYES)、取得したデータにおける文書IDに相当する部分を既知情報(以前に取得保持された文書IDに相当する部分)で置換し(ステップS13)、ステップS14へ移行する。これに対して、取得したデータが連続して取得されたものでなければ(ステップS12のNO)、ステップS13を省略してステップS14へ移行する。
ステップS14では、取得したデータ(データ置換有/無)に対して、誤り訂正が行われる(ステップS14)。このステップS14において、誤り訂正が成功した場合(ステップS15のYES)、既知情報(文書IDに相当する部分)を保存し(ステップS16)、その後、デコードを行い(ステップS17)、紙面上の文書識別情報(文書ID)及び紙面上の座標情報を取得する(ステップS17、ステップS18)。このように座標情報を復元後、上述の方法を用いて加筆情報入力装置4の先端部46aの紙面上の座標を求める(ステップS20)。これに対して、ステップS14における誤り訂正が不成功であった場合(ステップS15のNO)、そのまま処理を終了する。
また、図13に示した2次元コードの読取り処理において、連続してデータを取得していない場合にのみ、誤り訂正を行い、誤り訂正できなかった場合に文書ID部分の置き換えを行って誤り訂正を行うようにしてもよい。このようにすることによって、同一文書への加筆時には、誤り訂正が向上する。
上述したように、加筆後又は加筆確認後は、加筆情報は、加筆情報管理装置3等において管理されるため、可逆性記録媒体1の表面上の加筆筆跡は不要になる。したがって、プリンタ5に可逆性記録媒体1をセットして、次の印刷作業に再利用することができる。
以下、可逆性記録媒体1への情報の記録・消去及び加筆インク62の消去の一例を、図14を用いて説明する。図14は、可逆性記録媒体への情報の記録・消去及び加筆インクの消去の一例を説明するための図である。
可逆性記録媒体1の透明保護層1a上には、加筆情報入力装置4の筆記具46によって付加された加筆インク62が付着している。可逆性記録媒体1は、例えば加筆インク62が付着したままの状態で、プリンタ5の給紙部67にセットされる。
印刷開始時には、給紙部67から可逆性記録媒体1がプリンタ5の内部に供給されていく、その際に、給紙部67のすぐ下流部に配置された加筆消去部68によって、可逆性記録媒体1の透明保護層1a上に付着した加筆インク62を物理的に除去する。
以下、加筆インク62の消去の概念を、図15を用いて説明する。図15は、加筆インクの消去の概念図である。加筆消去部68の構造例としては、シート状の繊維質材料からなる不繊布の除去部材63を弾性突起物64によって圧接することによって可逆性記録媒体1の透明保護層1a上に付着した加筆インク62を除去部材63の方に転移させる。除去部材63は、可逆性記録媒体1の搬送方向とは逆方向に搬送することによって、可逆性記録媒体1の透明保護層1aに接触する部分は常に除去機能の劣化していない未使用部分が接触するように構成することができる。
図14において、可逆性記録媒体1は、加筆消去部68において加筆された加筆インク62を除去された後、消去部65に搬送され、消去部65において消去温度に加熱され、可逆性感熱記録層1bに記録された印刷画像が消去される。その後、可逆性記録媒体1は、印刷部66に搬送され、印刷部66において印刷温度に加熱され、可逆性感熱記録層1bに印刷画像等が記録される。
このように記録媒体に、可逆性記録媒体1を用い、プリンタ2を図14に示したような構成とすることによって、可逆性記録媒体1の再利用が可能となり、無駄な紙ごみを減らすことができる。
なお、上述した説明では、図9に示す筆記具46に、インクを含有したボールペンやメカニカルペンシルの先端部分等が取り付けられた例を用いて加筆作業を説明したが、加筆情報はリアルタイムで電子化され、加筆情報管理装置3等において管理されるため、筆跡は加筆情報管理装置3又は他の装置のディスプレイ等で元の電子文書と共に表示及び確認することが可能になる。このような場合、筆記具46を樹脂等で作成されたスタイラスタイプの筆記具46に交換することで、インクを用いない、加筆情報入力装置4としてもよい。このような加筆情報入力装置4とすることで更に省エネルギーなシステムを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施に係るシステムの一例を説明するための図である。 可逆性記録媒体の一例の構成図である。 印刷文書に配列された2次元コードの一例を説明するための図である。 コードシンボルに配置するデータの詳細を説明するための図である。 ビット列の一例を説明するための図である。 加筆情報管理装置の一例のハードウェア構成図である。 加筆情報管理プログラムの一例の機能構成図である。 画像データの補正の一例を説明するための図である。 加筆情報入力装置の一例の機能構成図である。 マイコンの一例のハードウェア構成図である。 2次元コード読取装置の一例の機能構成図である。 データ置換の具体例を説明するためのテーブルである。 2次元コード読取処理の一例を説明するためのフローチャートである。 可逆性記録媒体への情報の記録・消去及び加筆インクの消去の一例を説明するための図である。 加筆インクの消去の概念図である。
符号の説明
1 可逆性記録媒体(印刷文書)
2 コードシンボル
3 加筆情報管理装置
4 加筆情報入力装置
5 プリンタ
11 印刷情報の画像データ
20 CPU(Central Processing Unit)
21 インタフェース装置
22 入力装置
23 表示装置
24 ドライブ装置
25 記録媒体
26 ROM(Read Only Memory)
27 RAM(Random Access Memory)
30 加筆情報管理プログラム
31 エンコード部
32 印刷出力部
33 加筆情報管理部
40 光学系
45 画像読取装置
46 筆記具
46a 先端部
47 圧力センサ
48 マイコン
49 光電変換素子
51 2次元コード読取装置
52 RAM
53 CPU
54 ROM
55 インタフェース装置
62 加筆インク
63 除去部材
64 弾性突起物
65 消去部
66 印刷部
67 給紙部
68 加筆消去部
1011 コード位置検出器
1012 データ取得器
1013 データ置換器
1014 第一誤り訂正器
1015 第二誤り訂正器
1016 既知情報メモリ
1017 選択器
1018 データ復号器
1019 ペン先座標算出器

Claims (8)

  1. 可逆性記録媒体に記録された少なくとも1つ以上の2次元コードを読取る2次元コード読取装置と、装置本体と、を有する加筆情報入力装置であって、
    前記装置本体は、
    先端部が筆記面に接触することにより加わる圧力を検出する圧力センサと、
    前記2次元コードを画像として取得する画像取得手段と、を有し、
    前記2次元コード読取装置は、
    前記画像取得手段において取得した、誤り訂正用の符号を有する前記2次元コードをデコードするデコード手段と、
    前記デコード手段においてデコードされたデータに含まれる前記可逆性記録媒体上の座標情報を取得する座標情報取得手段と、
    前記デコード手段においてデコードされたデータに含まれる文書に係る文書識別情報を取得する文書識別情報取得手段と、
    前記座標情報および前記文書識別情報に対して、前記誤り訂正用の符号を用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段と、
    誤り訂正された文書識別情報が保存される情報メモリ手段と、
    前記圧力センサが定常的に前記圧力を検出すると、取得した文書識別情報を、前記情報メモリ手段に保存されている文書識別情報に置き換えるデータ置換手段と、を有し、
    前記誤り訂正手段は、取得した座標情報および取得した文書識別情報、又は、取得した座標情報および置き換えられた文書識別情報に対して前記誤り訂正を行うことを特徴とする加筆情報入力装置。
  2. 可逆性記録媒体に記録された少なくとも1つ以上の2次元コードを読取る2次元コード読取装置と、装置本体と、を有する加筆情報入力装置であって、
    前記装置本体は、
    先端部が筆記面に接触することにより加わる圧力を検出する圧力センサと、
    前記2次元コードを画像として取得する画像取得手段と、を有し、
    前記2次元コード読取装置は、
    前記画像取得手段において取得した、誤り訂正用の符号を有する前記2次元コードをデコードするデコード手段と、
    前記デコード手段においてデコードされたデータに含まれる前記可逆性記録媒体上の座標情報を取得する座標情報取得手段と、
    前記デコード手段においてデコードされたデータに含まれる文書に係る文書識別情報を取得する文書識別情報取得手段と、
    前記座標情報および前記文書識別情報に対して、前記誤り訂正用の符号を用いて誤り訂正を行う誤り訂正手段と、
    誤り訂正された文書識別情報が保存される情報メモリ手段と、
    前記圧力センサが定常的に前記圧力を検出すると、取得した文書識別情報を、前記情報メモリ手段に保存されている文書識別情報に置き換えるデータ置換手段と、を有し、
    前記誤り訂正手段は、取得した座標情報および取得した文書識別情報に対して前記誤り訂正を行い、当該誤り訂正が失敗すると、取得した座標情報および置き換えられた文書識別情報に対して前記誤り訂正を行うことを特徴とする加筆情報入力装置。
  3. 前記先端部の座標を算出する座標算出手段を更に有することを特徴とする請求項1または2記載の加筆情報入力装置。
  4. 前記装置本体は、前記可逆性記録媒体の表面にインクを付着させるペンタイプの筆記具と、前記可逆性記録媒体の位置選択手段のみを有するスタイラスタイプの筆記具と、を選択配置可能な保持構造を有することを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の加筆情報入力装置。
  5. 請求項1乃至4何れか一項記載の加筆情報入力装置と、印刷装置と、加筆情報管理装置と、を有するシステムであって、
    前記加筆情報管理装置は、
    前記加筆情報入力装置から前記文書識別情報および前記座標情報を取得する手段と、
    前記文書識別情報を前記2次元コードにエンコードするエンコード手段と、
    文書に係る印刷情報と、前記2次元コードと、を重畳させて前記印刷装置に出力する印刷出力手段と、
    前記加筆情報入力装置から取得した前記文書識別情報又は当該文書識別情報に係る電子文書と、前記加筆情報入力装置より取得した前記座標情報と、を関連付けて管理する管理手段と、を有することを特徴とするシステム。
  6. 前記印刷装置は、
    前記加筆情報管理装置から送信された前記印刷情報及び/又は前記2次元コードを、前記可逆性記録媒体に記録する記録手段と、
    前記可逆性記録媒体に記録された前記印刷情報及び/又は前記2次元コードを消去する消去手段と、を有することを特徴とする請求項5記載のシステム。
  7. 前記印刷装置は、
    前記可逆性記録媒体の表面に付着した加筆情報に係るインクを除去するインク除去手段を更に有することを特徴とする請求項5または6記載のシステム。
  8. 前記印刷出力手段は、
    前記印刷情報と、前記2次元コードと、を重畳させるときに、前記印刷情報の画像データと、前記2次元コードのドットデータと、の重なりに係る重なり情報を検出する重なり情報検出手段と、
    前記重なり情報検出手段において検出した重なり情報に基づいて、前記画像データの位置を補正する補正手段と、を有することを特徴とする請求項5乃至7何れか一項記載のシステム。
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