JP2003345503A - 電子ペン用帳票 - Google Patents

電子ペン用帳票

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JP2003345503A
JP2003345503A JP2002148749A JP2002148749A JP2003345503A JP 2003345503 A JP2003345503 A JP 2003345503A JP 2002148749 A JP2002148749 A JP 2002148749A JP 2002148749 A JP2002148749 A JP 2002148749A JP 2003345503 A JP2003345503 A JP 2003345503A
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electronic pen
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pen
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JP2002148749A
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Hirosuke Sugihara
弘祐 杉原
Koyo Ueno
幸洋 上野
Yutaka Yone
豊 米
Sanae Sakamoto
早苗 坂本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ペンを利用した各種申請書類などの入
力、処理システムにおいて、入力データのみならず、識
別情報の入力も電子ペンのみで行うことを可能とする。 【解決手段】 電子ペン用帳票によれば、利用者は電子
ペンのインクペンユニットにより記入枠内に必要事項を
記入すると、電子ペンは電子ペンの移動に伴って帳票上
のドットパターンを読み取り、利用者が記入した事項の
電子データを取得する。IDなどの識別情報を電子ペン
を利用して入力する場合には、利用者は帯状パターンを
横切る線をインクペンユニットにより記入する。帯状パ
ターンの部分は電子ペンの読取ユニットがドットパター
ンを読み取ることができないため、電子ペンはデータを
取得することができない。その結果、電子ペンにより得
られるデータは、帯状パターンに対応する箇所のデータ
が欠落した一種のバーコード状のパターンとなる。よっ
て、予め帯状パターン毎に特定の識別情報を割り当てて
おけば、利用者がその帯状パターンを電子ペンでトレー
スすることにより、対応する識別情報の入力が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ペンを利用し
て帳票に記入したデータを取得、処理する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、官公庁や金融機関その他に提出す
る申込書、申請書などの各種書類(以下、「各種申請書
類」と呼ぶ。)には利用者がボールペンなどを利用して
必要事項を記入し、記入済みの書類を提出していた。一
方、近年では、従来からの紙の帳票の代わりに、帳票を
電子化した電子フォームが利用されてきている。電子フ
ォームは、紙の帳票の記入項目などを複数のフィールド
として含む電子データである。申込書などの書類を作成
する利用者は、パーソナルコンピュータなどに電子フォ
ームを読み込んで表示装置上に表示し、キーボードやマ
ウスなどの入力装置を操作して電子フォームに必要事項
を入力する。入力された事項は電子データとして取得さ
れ、ネットワークなどを通じて当該帳票の提出先機関な
どに送信することができる。
【0003】しかし、官公庁や金融機関などに提出する
各種書類を作成する場合、パーソナルコンピュータの操
作方法に関する知識を十分に有しない利用者や、キーボ
ード入力をあまり得意としない利用者などにとっては、
上述の電子フォームを上手に利用することは難しいこと
が多い。そのような利用者にとっては、むしろ従来から
行われているように、紙の帳票に対してペン入力する方
法が最も容易である。
【0004】このような場合に有効な入力デバイスとし
て、近年、「電子ペン」、「デジタルペン」などと呼ば
れるペン型入力デバイスが登場しており(以下、本明細
書では「電子ペン」と呼ぶ。)、その代表的なものとし
てスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Ano
to pen)」が知られている。アノトペンは、所定のドッ
トパターンが印刷された専用紙(”Anoto pattern”と
呼ばれる)とペアで使用される。アノトペンは、通常の
インクタイプのペン先部に加えて、専用紙上のドットパ
ターンを読み取るための小型カメラと、Bluetooth対応
の通信ユニットを搭載している。利用者が専用紙上にア
ノトペンで文字などを書くと、ペンの移動に伴って小型
カメラが専用紙上のドットパターンを検出し、利用者が
書き込んだ文字などの入力データが取得される。この入
力データが、Bluetooth対応の通信ユニットによりアノ
トペンから近くのパーソナルコンピュータや携帯電話な
どの端末装置に送信される。このアノトペンを利用した
システムは、キーボードに代わる入力デバイスとして利
用することが可能であり、上述のパーソナルコンピュー
タやキーボードの使用に抵抗がある利用者にとっては非
常に使いやすい。一方、官公庁などの書類の提出先で
も、利用者の記入事項は従来のように紙の書類としてで
はなく、入力データとして取得することができるので、
そのままその後の電子的な処理を行うことができるとい
うメリットがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような電子ペン
から端末装置に送信された入力データは、ネットワーク
などを通じて所定の官公庁などのサーバへ送信されるこ
とになる。その際、サーバへ送信される入力データがど
の利用者のデータであるかを特定することが必要とな
る。電子ペンには、そのペン固有の識別情報(ID)を
記憶する機能を有するものがあるので、1人の利用者が
1つの電子ペンを所持するような環境が実現すれば、電
子ペン自体が有するIDをその利用者のIDとして使用
することはできる。しかし、複数の利用者が1つの電子
ペンを共用するような環境では、電子ペン自体が有する
IDを利用者のIDとして使用することはできないた
め、各利用者は個別に自己の利用者IDなどを入力する
などして、入力データに利用者IDを対応付ける必要が
ある。また、入力データに対応付ける利用者IDを入力
する以外にも、例えば過去に作成した入力データの訂正
や再利用などのために当該入力データを読み出すとか、
サーバなどから特定のデータを呼び出すような場合に
も、電子ペンを利用して特定のIDを入力する必要が生
じる。
【0006】このような場合、電子ペンでは、入力デー
タを端末装置へ送信した後、当該端末装置を用いて利用
者IDその他のIDを入力することができるようになっ
ている。即ち、特定のプログラムにより端末装置が利用
者に対して利用者IDなどの入力を要求し、入力された
利用者IDなどを入力データと対応付けることが可能と
なっている。
【0007】しかし、上述のように電子ペンを利用する
ことの1つの大きなメリットは、紙に対してペン入力す
ることにより、キーボードなどの端末装置上の入力デバ
イスを使用する必要なく、電子データを生成できる点に
ある。よって、せっかく電子ペンを利用して必要事項の
入力データなどを取得したにもかかわらず、利用者ID
その他のID入力は依然としてキーボードなどの端末装
置上の入力デバイスを使用しなければならないというの
では、システムとしては十分に電子ペンのメリットを生
かしきれているとは言い難い。
【0008】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、電子ペンを利用した各種申請書類などの入力、
処理システムにおいて、入力データのみならず、識別情
報の入力も電子ペンのみで行うことを可能とすることを
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの観点で
は、インクペンユニット及び光学的にドットパターンを
読み取る読取ユニットを備える電子ペンにより記入され
る電子ペン用帳票は、前記読取ユニットにより光学的に
読取可能に設けられたドットパターン領域と、前記ドッ
トパターン領域内に設けられた識別情報記入欄と、を備
え、前記識別情報記入欄は、前記識別情報の桁毎に設け
られ、前記インクペンユニットによりチェックマークが
入力される複数のチェックボックスを含む。
【0010】上記の電子ペン用帳票によれば、利用者は
電子ペンのインクペンユニットにより記入枠内に必要事
項を記入すると、電子ペンは電子ペンの移動に伴って帳
票上のドットパターンを読み取り、利用者が記入した事
項の電子データを取得する。IDなどの識別情報を電子
ペンを利用して入力する場合には、利用者は識別情報記
入欄中のチェックボックスに電子ペンのインクペンユニ
ットを利用してチェックマークを書き込む。電子ペンの
読取ユニットは、利用者が記入したチェックマークに対
応するデータを取得するので、識別情報の入力を電子ペ
ンを利用して行うことができる。
【0011】上記の電子ペン用帳票では、前記識別情報
記入欄は、前記識別情報の桁毎に、0〜9に対応する1
0個のチェックボックスを含むことができる。この場
合、利用者は識別情報の桁毎に、0〜9のチェックボッ
クスのいずれかをチェックして識別情報を入力する。
【0012】上記の電子ペン用帳票では、前記識別情報
記入欄は、前記識別情報の桁毎に、2の0乗から3乗に
対応する4個のチェックボックスを含むことができる。
この場合、利用者は識別情報の桁毎に、4個のチェック
ボックスの組み合わせにより0〜9の数値を入力する。
【0013】本発明の他の観点では、インクペンユニッ
ト及び光学的にドットパターンを読み取る読取ユニット
を備える電子ペンにより記入される電子ペン用帳票は、
前記読取ユニットにより光学的に読取可能に設けられた
ドットパターン領域と、前記ドットパターン領域内に設
けられた帯状パターンと、を備え、前記帯状パターン
は、前記読取ユニットにより前記ドットパターンを読取
不能に構成されており、かつ、前記帯状パターンが識別
情報に対応している。
【0014】上記の電子ペン用帳票によれば、利用者は
電子ペンのインクペンユニットにより記入枠内に必要事
項を記入すると、電子ペンは電子ペンの移動に伴って帳
票上のドットパターンを読み取り、利用者が記入した事
項の電子データを取得する。IDなどの識別情報を電子
ペンを利用して入力する場合には、利用者は帯状パター
ンを横切る線をインクペンユニットにより記入する。帯
状パターンの部分は電子ペンの読取ユニットがドットパ
ターンを読み取ることができないため、電子ペンはデー
タを取得することができない。その結果、電子ペンによ
り得られるデータは、帯状パターンに対応する箇所のデ
ータが欠落した一種のバーコード状のパターンとなる。
よって、予め帯状パターン毎に特定の識別情報を割り当
てておけば、利用者がその帯状パターンを電子ペンでト
レースすることにより、対応する識別情報の入力が可能
となる。
【0015】上記の電子ペン用帳票において、前記ドッ
トパターン及び前記帯状パターンは、前記読取ユニット
により検出可能な材料により形成することができる。ま
た、その材料はカーボンとすることができ、帯状パター
ンはカーボンを含むインク又はトナーにより形成するこ
とができる。これにより、予め帯状パターンが形成され
ていない電子ペン用帳票であっても、カーボンを含むイ
ンクやトナーを利用して帯状パターンをプリントするこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について説明する。
【0017】[電子ペン]まず始めに、電子ペンについ
て説明する。図1は電子ペンの使用形態を模式的に示す
図であり、図2は電子ペンの構造を示す機能ブロック図
である。図1に示すように、電子ペン10は、ドットパ
ターンがプリントされた専用ペーパー20と組み合わせ
て使用される。電子ペン10は、通常のインクペンと同
様のペン先部17を備えており、利用者は通常のインク
ペンと同様に専用ペーパー20上に文字などを書くこと
になる。
【0018】図2に示すように、電子ペン10は、その
内部にプロセッサ11、メモリ12、Bluetoothトラン
シーバ13、バッテリー14、赤外線LED15、カメ
ラ16及び圧力センサ18を備える。また、電子ペン1
0は通常のインクペンと同様の構成要素としてインクカ
ートリッジ(図示せず)などを有する。
【0019】電子ペン10は、ペン先部17により専用
ペーパー20上に描かれたインクの軌跡をデータ化する
のではなく、専用ペーパー20上で電子ペン10が移動
した軌跡座標をデータ化する。赤外線LED15が専用
ぺーパー20上のペン先部17近傍を照明しつつ、カメ
ラ16が専用ペーパー20にプリントされているドット
パターンを読み取り、データ化する。つまり、電子ペン
10は専用ペーパー20上で利用者が電子ペン10を移
動させることにより生じるストロークを画像データ又は
ベクトルデータとして取得することができる。
【0020】圧力センサ18は、利用者が電子ペン10
により専用ペーパー上に文字などを書く際にペン先部1
7に与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、プロセッサ1
1へ供給する。プロセッサ11は、圧力センサ18から
与えられる筆圧データに基づいて、赤外線LED15及
びカメラ16のスイッチオン/オフの切換を行う。即
ち、利用者が電子ペン10で専用ペーパー20上に文字
などを書くと、ペン先部17には筆圧がかかる。よっ
て、所定値以上の筆圧が検出されたときに、利用者が記
述を開始したと判定して、赤外線LED15及びカメラ
16を作動する。
【0021】カメラ16は専用ペーパー20上のドット
パターンを読み取り、そのパターンデータをプロセッサ
11に供給する。プロセッサ11は、供給されたドット
パターンから、専用ペーパー20上でのX/Y座標を算
出する。
【0022】プロセッサ11は、利用者の記述が行われ
る間に、筆圧の配列データ及びX/Y座標データを取得
し、タイムスタンプ(時間情報)と関連付けてメモリ1
2に記憶していく。よって、メモリ12内には利用者の
記述内容に対応するデータが時系列で記憶されていく。
メモリ12の容量は例えば1Mバイト程度とすることが
できる。
【0023】利用者により送信指示がなされるまでは、
取得された全てのデータはメモリ12内に保持される。
そして、利用者が送信指示を行うと、Bluetoothトラン
シーバ13により、電子ペン10と所定距離内にある端
末装置25へメモリ12内のデータが送信される。基本
的には、一度送信指示がなされると、電子ペン10はメ
モリ12内に記憶していた全てのデータを端末装置25
へ送信するため、メモリ12内はクリアされる。よっ
て、送信後にもう一度同じ情報を端末装置25へ送信し
たい場合には、利用者は専用ペーパー20上に再度記述
を行う必要がある。なお、この場合、利用者は専用ペー
パー20上にインクペンで書かれた文字などをなぞれば
よいことになる。
【0024】電子ペン10自体は、送信ボタンなどの機
能ボタンを備えておらず、送信指示その他の指示は、利
用者が専用ペーパー20上の所定位置に設けられた専用
ボックスを電子ペン10でチェックすることにより実行
される。専用ボックスの位置座標には、予め送信指示が
対応付けられており、プロセッサ11は専用ボックスの
位置座標を受信すると、Bluetoothトランシーバ13に
メモリ12内のデータを供給し、端末装置25への送信
を行わせる。なお、電子ペン10はディスプレイやボタ
ンなどを持たないが、データの送信完了を電子ペンの振
動により示すことができる。
【0025】バッテリー14は電子ペン10内の各要素
に電源供給するためのものであり、例えば電子ペンのキ
ャップ(図示せず)により電子ペン10自体の電源のオ
ン/オフを行うことができる。
【0026】このように、電子ペン10は利用者が専用
ペーパー20上に記述した文字などに対応する座標デー
タ及び筆圧データを取得して近傍の端末装置25へ送信
する機能を有するが、電子ペン10のペン先部17は通
常のインクペンとなっているため、専用ペーパー20上
に記述した内容はオリジナルの原本として残るという特
徴がある。即ち、紙の原本に対して記述するのと同時
に、その内容を座標データなどの形態でリアルタイムに
電子化することができる。
【0027】なお、電子ペン10の標準機能によれば、
電子ペン10により得られるデータは、原則として座標
データ又はベクトルデータの形態であり、テキストデー
タではない。但し、電子ペン10は標準機能として、専
用ペーパー20上に設けられた専用エリアに記述するこ
とにより、英数字に限りテキスト化する機能は備えてい
る。なお、端末装置25などにおいて、電子ペン10か
ら送信された座標データやベクトルデータから、文字認
識アプリケーションを利用してテキストデータを得るこ
とはもちろん可能である。
【0028】また、電子ペン10内には、ペン自体及び
その所有者に関するプロパティ情報(ペン情報及びペン
所有者情報)を保持することができ、アプリケーション
から参照することができる。ペン情報としては、バッテ
リーレベル、ペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウ
ェアのバージョン、サブスクリプションプロバイダのI
Dなどを保持できる。また、ペン所有者情報としては、
国籍、言語、タイムゾーン、emailアドレス、空きメモ
リ容量、名前、住所、ファックス/電話番号、携帯電話
番号などを保持することができる。
【0029】次に、電子ペンにより利用者が記述した内
容のX/Yデータを取得する方法について説明する。前
述のように専用ペーパー20には、所定のドットパター
ンが印刷されている。電子ペン10のカメラ16は、利
用者が専用ペーパー20上に記述したインクの軌跡を読
み取るのではなく、専用ペーパー20上のドットパター
ンを読み取る。実際、図1に示すように、赤外線LED
15による照明領域及びカメラ16の撮影領域(照明領
域内に位置する)は、ペン先部17が専用ペーパー20
に接触する位置とはずれている。
【0030】ドットパターンはカーボンを含む専用イン
クなどで印刷されており、カメラ16はその専用インク
によるパターンのみを認識することができる。専用イン
ク以外のインク(カーボンを含まない)により、専用ペ
ーパー上に罫線や枠などを印刷しても、電子ペンはそれ
らを認識することはない。よって、専用ペーパーを利用
して各種申請書などの帳票を作成する際は、専用インク
以外のインクで入力枠や罫線、注意書きなどを印刷す
る。
【0031】ドットパターンは、図3に例示するよう
に、各ドットの位置がデータに対応付けされている。図
3の例では、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び
横線の交差点)から上下左右にシフトすることにより、
0〜3の2ビット情報を表示した例である。このように
して表現された情報の組み合わせにより、専用ペーパー
上の位置座標が決定される。図4(a)に例示するよう
に、縦横2mmの範囲内に36個のドットが格子状に配置
され、これらのドットにより示されるデータの配列(図
4(b))が、その専用ペーパー上の位置座標と対応付
けされている。よって、電子ペン10のカメラ16が図
4(a)に示すようなドットパターンを撮影すると、プ
ロセッサ11はカメラ16から入力されるドットパター
ンのデータに基づいて図4(b)に示すデータ配列を取
得し、それに対応する専用ペーパー上の位置座標(即
ち、そのドットパターンがその専用ペーパー上のどの位
置にあるのか)をリアルタイムで算出する。なお、ドッ
トパターンを認識する最小単位は2mm×2mmであり、カ
メラ16は毎秒100回程度の撮影を行う。
【0032】次に、専用ペーパーについて説明する。専
用ペーパーの構造の一例を図5に示す。図示のように、
専用ペーパー20は、台紙30上にドットパターン32
が印刷され、その上に罫線などの図案34が印刷されて
いる。台紙30は通常は紙であり、ドットパターン32
は前述のようにカーボンを含んだ専用インクにより印刷
される。また、通常のインクなどにより図案34が印刷
される。ドットパターンと図案とは同時に印刷してもよ
いし、いずれかを先に印刷してもよい。
【0033】図案34の例を図6に示す。図6は、ある
申込書36の例であり、複数の記入欄38や送信ボック
ス39が印刷されている。図6には明確に図示されてい
ないが、実際にはドットパターンが申込書36の全面に
印刷されており、その上に記入欄38や送信ボックス3
9が通常のインクにより印刷されている。利用者は、ド
ットパターンを意識することなく、従来からある申込書
と同様に、電子ペン10を使用して必要事項を申込書3
6の各記入欄38に記入すればよい。
【0034】専用ペーパー20上の領域は大きく2種類
の領域に分けることができる。1つは記入エリアであ
り、電子ペン10による記述内容をそのまま情報として
取り扱うエリアである。図6の例では複数の記入欄38
がこれに該当する。もう1つは機能エレメントであり、
対応するエリア内を電子ペン10でチェックした際に、
予めそのエリアに対して定義されているアクション、指
示などを実行するようになっている。図6の例における
送信ボックス39がこれに該当する。
【0035】送信ボックス39は前述したように電子ペ
ン10内に記憶されているデータを近傍の端末装置25
へ送信するための指示を行う際に使用される。利用者が
送信ボックス39内に電子ペン10でチェックを入れる
と、電子ペン10が送信ボックス内のドットパターンを
読み取る。当該パターンは送信指示に対応付けられてお
り、電子ペン10内のプロセッサ11はBluetoothトラ
ンシーバ13にメモリ12内の記憶データの送信命令を
発する。
【0036】ドットパターンの割り当ては、通常、アプ
リケーション(用紙の種類)毎に行われる。即ち、ある
申込書内のドットパターンは1枚の用紙の中で重複する
ことはないが、同一の申込書には全て同じドットパター
ンが印刷されている。よって、利用者が電子ペン10で
必要事項を入力すると、その入力事項がその申込書のど
の項目に対するものであるかを、申込書上の座標データ
から特定することができる。
【0037】このように、ドットパターンを印刷した専
用ペーパー上に所定の図案を印刷することにより、専用
ペーパーを利用した各種申請書が作成できる。利用者は
電子ペン10を使用して通常の要領で必要事項を記入す
れば、その電子データが自動的に取得される。
【0038】次に、電子ペンにより取得したデータの送
信処理について説明する。前述のように、電子ペン10
の通信機能はBluetoothによるものであり、専用ペーパ
ー20に入力したデータを取り扱うサービスサーバ(特
定の申込書であれば、その申込先のサーバということに
なる)に対して電子ペン10から直接的にデータを送信
することはできない。よって、電子ペン10により取得
したデータは、端末装置25からサービスサーバへ送信
される。
【0039】その際の処理を図2を参照して説明する。
電子ペン10が取得したデータは、主として利用者が入
力した事項のデータであるが、通常はそのデータの送信
先であるサービスサーバがどこであるかの情報は含まれ
ていない。その代わりに、その専用ペーパーに関するア
プリケーションやサービスを特定する情報が専用ペーパ
ー上に印刷されており、利用者の入力作業中に専用ペー
パーからその情報が取得されている。よって、電子ペン
10から入力データを受け取った端末装置25は、ま
ず、問い合わせサーバ26に対して、その専用ペーパー
に対して入力されたデータをどのサービスサーバ27へ
送信すべきかの問い合わせを行う。問い合わせサーバ2
6は、専用ペーパー毎に、対応するサービスサーバの情
報を有しており、端末装置25からの問い合わせに応じ
て、当該専用ペーパーに関するサービスなどを行うサー
ビスサーバ27の情報(URLなど)を端末装置25へ
回答する。それから、端末装置25は、電子ペンから取
得した入力データをそのサービスサーバ27へ送信する
ことになる。
【0040】[申込手続]次に、本発明の実施形態とし
て、専用ペーパーにより作成された申込書に対して利用
者が電子ペンを利用して入力を行い、入力データをサー
バにて受け付けるという一連の申込手続処理について説
明する。なお、本発明は、この申込手続中において、特
に電子ペンを利用して利用者ID、過去に行った手続の
受付IDなどの識別情報を入力する方法を提供する点に
特徴を有する。
【0041】図7に、利用者が帳票を使用する際の環境
を模式的に示す。利用者は電子ペン10を使用して、帳
票(本例では、ある申込書とする)4に対して入力を行
う。入力されたデータはBluetooth通信により端末装置
25へ送信され、端末装置25からネットワーク2を介
して、その申込書の受付サーバ3へ送信される。受付サ
ーバ3は、利用者が作成した申込書による申込手続を受
け付けるサーバであり、申込データなどを保管するため
のデータベース8を備えている。
【0042】図8に、申込処理の流れを示す。利用者は
まずフェーズ1(Phase1)において、新規に申込書を
作成する。即ち、専用ペーパーを利用した申込書4に対
して電子ペン10を使用して必要事項を入力する。この
ときに、利用者は記入情報に誤りがあると、記入情報の
訂正/削除を行う必要がある(処理1)。
【0043】次に、利用者は申込書4に対して必要事項
の記入を終了すると、入力データを申込データとして送
信する(フェーズ2)。入力データは電子ペン10から
端末装置25を介して受付サーバ3へ送信される。この
とき、利用者は利用者IDの入力処理(処理2)を行
う。利用者IDはその利用者を特定するIDであり、こ
の場合は申込者が誰であるかを特定する情報である。
【0044】受付サーバ3は、利用者IDにより特定さ
れた申込データを受け取り、受付処理を行い、受付番号
を申込者へ告知する。これは、受付サーバ3側で発行し
た受付番号を、ファックス、電話、電子メールなどの各
種の方法で申込者に伝達することにより行われる。
【0045】これで一連の受付処理が完了したことにな
る。しかし、受付処理が完了した後の時点で、利用者は
申込内容に誤りがあったことに気づいたり、申込内容に
変更が生じたりしたために、訂正や取消などを行う必要
が生じることがある。その場合、申込者はまず自己を特
定するための利用者IDの入力を行い(フェーズ3、処
理3)、さらに、申込書に対する訂正、取消などの処理
を行う(フェーズ4)。具体的には、申込者は、過去に
受付された申込書に対して発行された受付IDを入力し
(処理4a)、申込書に記入した記入情報の訂正、削除
などを行う(処理4b)。また、必要に応じて、今回行
う手続が申込書に記入したデータの訂正、削除である
か、申込手続自体の取消であるのかを指定する(処理4
c)。これらの処理の後、訂正、取消などに関するデー
タが電子ペン10から端末装置25を介して受付サーバ
3へ送信され、訂正、取消などの手続が完了する。
【0046】電子ペンを利用した本発明のシステムで
は、電子ペンのメリットを生かすために、申込書に対す
る記入のみならず、各段階での申込データの訂正、削除
などの処理や、利用者IDの入力も電子ペン10を入力
デバイスとして行う。
【0047】以下、それらの具体的な手法について説明
する。
【0048】(1)ID入力 まず、電子ペン10を利用したID入力方法について図
9を参照して説明する。前述のように、電子ペンの標準
機能としては、利用者IDや申込書IDなどのIDは利
用者が端末装置25を操作することにより入力する必要
がある。しかし、電子ペン10のメリットを十分に生か
すためには、それらIDも電子ペン10により入力でき
ることが好ましい。そこで、以下の方法により、電子ペ
ン10と申込書4などの専用ペーパーを使用してIDを
入力する。
【0049】ID入力の第1の方法は、図9(a)に示
すようなID入力欄を申込書4上に予め印刷しておく方
法である。図9(a)において、各数字に対応するチェ
ックボックスは申込書4を構成する専用ペーパー上に、
通常のインクにより印刷される。各枠に対応する数値
は、そのチェックボックス内のドットパターンが示すデ
ータと対応付けられている。即ち、最も左上のチェック
ボックス内のドットパターンはIDの7桁目がゼロであ
ることを示し、右下のチェックボックス内のドットパタ
ーンはIDの1桁目が9であることを示す。そのような
ドットパターンとIDの桁数及び数字の情報とは、相互
に対応付けられて例えばサービスサーバ27内にID対
応付け情報として保存される。よって、利用者は、ID
入力欄の対応するチェックボックスに電子ペン10でチ
ェックを入れれば、それに対応するデータが端末装置2
5を経由してサービスサーバ27へ送信される。サービ
スサーバ27内のアプリケーションは、ID対応付け情
報を参照して、利用者が入力したIDを取得することが
できる。なお、ID対応付け情報を端末装置2内に記憶
し、端末装置2内に用意したアプリケーションが、ID
対応付け情報を参照してドットパターンに対応するID
を取得するようにすることもできる。
【0050】通常のマークシートでは、楕円形などの記
入欄を正確に塗りつぶす必要があるが、電子ペンを利用
したID入力欄では、チェックボックス内にチェックマ
ークを記入するだけで、カメラがドットパターンを認識
するので、容易に入力を行うことができる。
【0051】また、申込書側に余白が少ない場合には、
図9(b)に示すように10桁を表すのに最低限必要な
4ビット型の入力欄を使用することができる。この場合
は、各桁について入力される1つ又は複数のチェック位
置の組み合わせにより、入力されたIDを特定すること
ができる。
【0052】ID入力の第2の方法は、図9(c)に示
すようなバーコードタイプの入力欄を申込書に印刷する
方法であり、予めいくつかのIDに対応するパターンを
帳票側に印刷しておき、利用者がそのうちからIDを選
択する際に使用できる。具体的には、図9(c)に示す
ように、ドットパターンが印刷された専用ペーパー上
に、ドットパターンが欠落した部分を帯状に形成してお
く。この帯状のパターンは、予め特定のIDをバーコー
ド化して得られる。電子ペンはペンの移動軌跡に対応す
る位置の座標データを専用ペーパーから読み取るので、
パターンの欠落部を予め帯状に作っておき、その上を電
子ペンでなぞれば、図9(c)に示すように、パターン
の欠落部で不連続となったパターンが取得できる(図9
(c)の取得データ)。このパターンをバーコードのよ
うに利用し、IDと対応付けておけば、利用者は電子ペ
ンでパターン上をなぞるだけで対応するIDを入力する
ことができる。よって、帳票側にいくつかのパターンを
選択肢として印刷しておき、利用者がそれらのいずれか
を電子ペンでなぞることにより、対応するIDを端末装
置25へ送信することができる。
【0053】このID入力方法は、利用者がいくつかの
IDのなかから特定のIDを選択するような場合に有効
である。例えば、特定の企業内の複数の営業所IDから
特定の営業所IDを選択するような場合には、予め帳票
に印刷されている複数のパターンから自己の営業所に対
応するパターンのみを電子ペンでなぞることにより、そ
の営業所IDを送信することができるので便利である。
【0054】また、利用者がいくつかのIDの中から選
択するのではなく、特定のIDを入力する場合でも、そ
のIDが既知であれば、上記の方法を利用することがで
きる。例えば、利用者が自己のIDを入力するような場
合、利用者が利用者登録などを行い利用者IDを取得す
る際に、サービス提供者側は当該利用者に対して、利用
者IDをバーコード化したパターン用紙の小片(機能的
には、専用の利用者ID入力シートと考えることができ
る)を配布する。利用者は、電子ペンを利用して帳票の
作成を行う際、必要事項の記入の前後又は記入途中に、
当該パターン用紙の小片を電子ペンでなぞることによ
り、そのバーコードに対応付けられた利用者IDを入力
することができる。
【0055】また、他の例としては、利用者が特定の帳
票を作成し、申請処理などを行った際に、サービス提供
者側が当該利用者に対して受付番号などをバーコード化
したパターン用紙の小片(機能的には、専用の受付番号
入力シートと考えることができる)を配布する。利用者
は、既に提出済みの申込書の訂正を行う場合に、訂正作
業の前後又はその途中で、当該パターン用紙の小片をな
ぞることにより、受付番号を入力することができる。
【0056】図9(c)に示すパターンの欠落部は、ド
ットパターンの印刷時にドットパターンを印刷しないこ
ととして作成することができる。また、欠落部なしで作
成された通常の帳票に対して、インクジェットプリンタ
やトナーを用いた記録により、カーボンを含む専用イン
クやトナーで帯状のパターンをプリントすることによ
り、後から作成することもできる。帯状パターンの部分
はカーボンを含むインクやトナーがドットパターンを覆
うため、電子ペンはドットパターンを読めなくなり、そ
の結果図9(c)に示すような不連続なパターンが取得
データとして得られる。
【0057】図9(a)及び(b)に示す第1のID入
力方法は、図8に示す申込手続中の処理2及び3におい
て利用することができる。即ち、図9(a)又は(b)
に示すようなID入力欄を申込書4に印刷しておき、利
用者がそれに入力した上で新規の申込データを受付サー
バ3へ送信すれば、利用者IDと対応付けされた状態で
申込データが受付サーバ3へ送信されることになる。
【0058】一方、図9(c)に示す第2のID入力方
法は、図8に示す申込手続中の処理4aにおける申込書
の受付IDの入力などに好適に使用することができる。
例えば、1つの帳票が複数の用途の帳票を兼ねているよ
うな場合に、利用者は自分が意図する用途に対応するI
Dを選択すれば、その帳票を意図する用途に使用するこ
とができる。このように、第2のID入力方法は、帳票
を処理する会社のID、帳票のID、受付番号など、予
め既知となっているいくつかのIDから所定のIDを選
択して入力するような状況で有効に利用することができ
る。
【0059】上述のID入力方法により、利用者は申込
書に対して必要事項を入力した後、別途端末装置の入力
デバイスを使用して利用者IDのみを入力するといった
手間を省くことができる。これにより、専用ペーパーか
らなる帳票と電子ペンの組み合わせのみにより、入力作
業を完結させることが可能となる。なお、電子ペンが標
準的に有する英数字のテキスト入力・認識機能を利用し
て利用者IDなどを入力させる方法もあるのであるが、
利用者IDなどの重要な情報の入力には確実な読取精度
が要求されるため、上述のようなID入力方法を採用す
ることが望ましい。
【0060】(2)記入情報の削除 次に、一旦記入した情報を削除する方法を説明する。図
10(a)に入力情報の削除を考慮した帳票の記入欄の
例を示す。ドットパターンが印刷された専用ペーパーの
帳票に、図10(a)に示すような記入欄を印刷する。
記入欄は、記入枠70の両側に一対の削除点72を有す
る。なお、この削除点72は専用ペーパー上に印刷され
るドットパターンのドットとは異なり、帳票の記入枠な
どと同様にカーボンを含まない通常の印刷などにより形
成される。利用者は、記入枠70内に一旦記入した内容
を削除する場合には、記入枠70の両側の一対の削除点
72を通過するように削除線71を引く。
【0061】削除点72に対応する位置座標は予め端末
装置25などの上で動作するアプリケーション側で記憶
しており、一対の削除点72を通る入力データを受け取
ったアプリケーションは、その記入枠70に記入された
データを削除されたものとして扱う。
【0062】削除点72を記入枠70の外側に配置する
こと、及び、一対の削除点を配置して両者を通る削除線
71のみを有効として扱うことで、利用者が記入枠70
内に記入したつもりの記入データが記入枠70からはみ
出して削除点72と重なったような場合でも、それを誤
って削除データとして取り扱うことが防止できる。な
お、削除点72は、記入枠70が縦書きの場合は上下方
向に配置してもよい。
【0063】一旦記入した文字などを削除線を引くこと
により削除するという方法は、利用者にとっては通常の
ペン入力手段を使用する際に行う馴染み深い方法であ
り、電子ペンを使用する本発明の場合は、削除データ自
体は電子ペンから端末装置25などに伝達されて処理さ
れることに加え、オリジナルの帳票上でも削除線が残る
ので、削除した箇所であることが人目で確認できるとい
うメリットがある。なお、この削除線を使用する方法は
後述する訂正手法において訂正個所の指定に使用するこ
ともできる。
【0064】(3)記入情報の訂正 次に、一旦記入した情報を訂正する方法を説明する。
【0065】(第1の訂正方法)図10(b)に第1の
訂正方法を示す。第1の訂正方法では、記入枠70と訂
正記入枠73と訂正チェックボックス74とが1組とな
って1つの記入欄を構成しており、これがドットパター
ンを有する専用ペーパー上に印刷されて帳票を構成して
いる。利用者は訂正したい記入枠70の左の訂正チェッ
クボックス74にチェックを入れ、訂正記入枠73内に
訂正内容を記入する。入力データを処理するアプリケー
ションは、訂正チェックボックス74内にチェックが入
っている場合は、記入枠70内の入力データを無視し、
訂正記入枠73内の入力データを採用する。
【0066】訂正チェックボックスを省略し、訂正記入
枠73内に記入データがある場合には訂正がなされたと
自動的に判定する方法も考えられるが、利用者が訂正記
入枠73内に入力する意志がなくても、偶然に電子ペン
が訂正記入枠73にふれる場合も考えられるので、訂正
チェックボックスへの入力を訂正の条件とする方が安全
性が高くなる。
【0067】図10(b)の例では訂正チェックボック
スは記入枠側に1つのみ配置されているが、記入枠70
と訂正記入枠73の両方に対して1つずつ配置し、記入
内容を採用する側の枠に対応する訂正チェックボックス
74を利用者がチェックするようにすることもできる。
また、訂正チェックボックス74を設ける代わりに、図
10(a)の削除の例で示したように、記入枠70の外
側に一対の削除点72を設け、削除点72を通過するよ
うに削除線を引くことで訂正対象の記入枠を特定するよ
うにすることもできる。
【0068】第1の訂正方法は、図8における処理1及
び処理4bのいずれの場合にも利用することができる。
【0069】(第2の訂正方法)図10(c)に第2の
訂正方法を示す。第2の訂正方法は、帳票自体に訂正記
入枠を設けるのではなく、同一の帳票を使用して訂正を
行う方法である。新規入力に用いる帳票と訂正に用いる
帳票は同一の帳票(別の用紙)である。利用者は一旦入
力した内容を訂正したい場合は、同一の用紙を用意し、
訂正個所に対応する記入枠に訂正後のデータを入力する
とともに、訂正のために使用する用紙の当該記入枠に対
応する訂正チェックボックスにチェックを入れる。この
方法によれば、帳票自体に予め訂正が行われることを想
定して訂正記入枠を設ける必要がないので、帳票の紙面
を有効に利用することができる。また、新規の記入と同
一の用紙で訂正を行うことができるので、訂正専用用紙
などを用意する必要がない。さらに、利用者は誤った部
分のみを別紙で訂正すればよく、訂正部分以外の内容を
最初から別紙に全て記入する必要はないので、訂正を容
易に行うことができる。
【0070】(第3の訂正方法)図11(a)に第3の
訂正方法を示す。第3の訂正方法は、訂正専用用紙を用
意し、それに訂正内容を記入する方法である。図示のよ
うに、通常の記入用紙80には複数の記入枠70とそれ
に対応する訂正チェックボックス74が設けられてい
る。また、訂正専用用紙81には訂正記入枠73とそれ
に対応する訂正チェックボックス74が設けられてい
る。訂正を行う際には、利用者は通常の記入用紙80に
含まれる記入枠70のうち訂正の対象となる記入枠に対
応する訂正チェックボックス74にチェックを付すとと
もに、訂正専用用紙81の任意の訂正記入枠73に訂正
内容を記入し、その訂正記入枠73に対応する訂正チェ
ックボックス74にチェックを付す。図11(a)の例
では、記入用紙80の上から2番目の記入枠70に入力
した「あいう」を訂正専用用紙81の一番上の訂正記入
枠73に入力した「かきく」に訂正している。但し、こ
の方法では、訂正の対象となる記入用紙80の入力枠7
0と訂正専用用紙81上の訂正記入枠73とが、第2の
訂正方法の場合とは異なり一対一に対応してはいないの
で、訂正専用用紙81への訂正内容の記入を、記入用紙
80への記入の直後に行わなければならない。前述のよ
うに、電子ペン10は入力データのタイムスタンプ(時
間情報)を取得するので、記入用紙80側の訂正対象と
なる記入枠70の記入直後に訂正専用用紙81側の訂正
記入枠73の記入及び対応する訂正チェックボックス7
4のチェックを行えば、それら記入枠を対応付けするこ
とができる。即ち、この方法では、最初の記入とそれに
対する訂正とを時間的に連続して行うことにより、訂正
対象となる記入枠の対応付けを行っている。
【0071】このように時間的に連続して訂正を行うこ
とを必須としないためには、他の方法で、記入用紙80
側の訂正対象の記入枠70と訂正専用用紙81側の訂正
記入枠73との対応付けを行う必要がある。その1つの
方法は、両用紙の訂正チェックボックス74に記入する
チェックマークとして複数の異なるチェックマークを使
用し、チェックマークの種類により対応関係を規定する
方法である。例えば、図11(a)の例において、記入
用紙80の第2行目の「あいう」を「かきく」に訂正す
る場合、記入用紙80の第2行目の訂正チェックボック
スにチェックマークとして「○」を記入し、それに対応
する訂正専用用紙81側の訂正記入枠73の訂正チェッ
クボックスにもチェックマーク「○」を記入する。これ
により、チェックマーク「○」が付された1組の訂正ペ
アが特定できる。他の訂正事項がある場合には、記入用
紙80側の訂正対象となる記入枠70の訂正チェックボ
ックスに、別のチェックマーク(例えば「×」)を記入
し、訂正専用用紙81側の対応する訂正記入枠73の訂
正チェックボックス74に同様にチェックマークとして
「×」を記入する。これにより、チェックマーク「×」
が付された記入枠70と訂正記入枠73が対応すること
が分かる。この方法で訂正の対象となる記入用紙80側
の記入枠70と訂正専用用紙81側の訂正記入枠73と
を対応付けすれば、訂正内容を時間的に直後に入力する
必要はなくなる。
【0072】第3の訂正方法は、図8における処理1及
び処理4bの訂正に適用することができる。いずれの処
理に適用した場合でも、記入用紙80及び訂正専用用紙
81中の必要な全ての記入枠に対して記入及び訂正が完
了した後で、電子ペン10から端末装置25へデータを
送信する。
【0073】(3)記入情報の追加 図11(b)に、記入情報を追加する方法を示す。図1
1(b)に示すように、1つの記入枠70に対して開始
チェックボックス83と続くチェックボックス84とを
設ける。その記入枠70内に記入内容がおさまらない場
合は、同一の用紙82を用意し、その記入枠70内に追
加分の内容を記入する。その際、次の用紙82に移行す
る際に、利用者は元の用紙82の続くチェックボックス
84にチェックを行うとともに、次に追加内容を記入す
る用紙82の開始チェックボックス83にチェックを行
う。この2回のチェックを、時間的に連続して行うこと
により、アプリケーションは入力データ中の時間情報に
基づいて複数の用紙82の記入順序を特定することがで
きる。
【0074】また、3枚以上の用紙を使用して追加記入
を行う際には、各用紙のチェックボックスに付すチェッ
クマークの組み合わせを異ならせることにより、記入順
序を特定することができる。例えば、1枚目の用紙のか
ら2枚目の用紙に移る際には、1枚目の用紙の続くチェ
ックボックス84及び2枚目の用紙の開始チェックボッ
クス83にチェックマーク「○」を記入する。また、2
枚目の用紙のから3枚目の用紙に移る際には、2枚目の
用紙の続くチェックボックス84及び3枚目の用紙の開
始チェックボックス83にチェックマーク「×」を記入
する。こうして、チェックマークを変えていけば、3枚
以上の追加用紙を利用して記入内容を追加した場合も、
記入順序を正しく特定することができる。
【0075】この記入情報の追加処理は、図8における
処理1及び処理4bに適用することができる。
【0076】(4)送信済み申込書の訂正・取消の指定 次に、受付サーバ3へ送信済みの申込書の訂正と取消の
指定方法について説明する。図8に示すフェーズ4で
は、一旦送信した申込データを取り消したい場合が生じ
うる。これは、これまで述べてきたような申込データ中
の一部の訂正ではなく、申込手続自体の取消である。こ
の取消手続は、利用者が端末装置25を操作して行うこ
とも可能であるが、電子ペン10と申込書4とにより以
下のように行うことができる。
【0077】図12(a)に、申込手続の取消を行う際
に使用できる申込書の例を示す。なお、図12(a)〜
(c)はいずれも申込書4の一部を示した図である。図
12(a)の例は最も単純に、新規ボックス91と訂正
ボックス92と取消ボックス93とを申込書4に設ける
方法を示す。利用者は、同一の申込書4を使用し、新規
申し込みを行う場合には新規ボックス91にチェックを
付し、過去に送信した申込データの訂正を行う場合には
訂正ボックス92にチェックを付し、過去に行った申込
手続自体を取り消す場合は取消ボックス93にチェック
を付す。
【0078】図12(b)の例は、申込書4に設けるボ
ックスを簡略化した例であり、新規申込と訂正を、共通
の新規・訂正チェックボックス94により行う構成とし
ている。なお、申込書4には、過去に行った申込手続に
対して受付サーバ3から発行された受付IDを記入する
受付ID記入枠95が設けられている。利用者が新規・
訂正チェックボックス94にチェックを付し、さらに受
付ID記入枠95内に受付IDを記入した場合は、過去
に送信した申込データの訂正を要求しているものとアプ
リケーションは判断する。一方、新規・訂正チェックボ
ックス94にチェックが付されているが、受付ID記入
枠95内に受付IDが記入されていない場合は、アプリ
ケーションは新規申込手続であると判断する。一方、取
消チェックボックス93にチェックが付されており、受
付ID記入枠95に受付IDが記入されている場合、ア
プリケーションはその受付IDに対応する受付手続の取
消が要求されていると判断する。
【0079】また、図12(c)の例は1つのチェック
ボックス96のみで新規申込、訂正及び取消を区別する
例であり、アプリケーションは、図示のようにチェック
ボックス96内に利用者が記入するチェックマークによ
っていずれであるかを区別する。図示の例では、アプリ
ケーションは、チェックボックス96内にチェックマー
ク「○」が記入されていれば新規申込であると判断し、
チェックマーク「△」が記入されていれば訂正であると
判断し、チェックマーク「×」が記入されていれば手続
の取消であると判断する。なお、訂正及び取消の場合に
は、利用者は受付ID記入枠95内に受付IDを記入す
ることになる。
【0080】このように、専用ペーパーにより構成され
る申込書4と電子ペン10の組み合わせにより新規申込
であるか、訂正であるか、手続の取消であるかを指定可
能とすることにより、利用者はそのために端末装置25
を操作する必要が無くなり、申込書の作成や訂正内容の
記入などの作業を含めて全てを申込書に電子ペンで記入
するという作業により行うことができる。利用者にとっ
ては、各手続に必要な入力手段が一元化されるので作業
が容易になるという利点がある。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子ペンと、専用ペーパーからなる帳票とを利用するこ
とにより、利用者は従来のペン入力と同様に帳票に記入
するだけで、利用者IDや受付IDなどの識別情報を入
力することができる。よって、ID情報の入力時に端末
装置の入力装置を使用する必要はなく、電子ペンと帳票
による入力作業のみで容易に識別情報などの入力を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子ペンの使用形態を模式的に示す図である。
【図2】電子ペンの構造を示す機能ブロック図である
【図3】専用ペーパーにプリントされたドットパターン
による情報の表現方法を説明する図である。
【図4】ドットパターン及びそれに対応する情報の例を
示す。
【図5】専用ペーパーにより構成される帳票の構造を示
す。
【図6】帳票の例を示す。
【図7】電子ペン及び専用ペーパーを利用した申込シス
テムの概略構成を示す図である。
【図8】申込手続の流れを示す図である。
【図9】申込手続中に行われる記入情報の削除方法を説
明するための図である。
【図10】申込手続中に行われる記入情報の訂正方法を
説明するための図である。
【図11】申込手続中に行われる記入情報の他の訂正方
法を説明するための図である。
【図12】新規申込、記入情報の訂正方法及び手続の取
消を指定する方法を説明するための図である。
【符号の説明】
2 ネットワーク 3 受付サーバ 4 申込書 8 データベース 10 電子ペン 11 プロセッサ 12 メモリ 13 トランシーバ 14 バッテリー 15 LED 16 カメラ 17 ペン先部 20 専用ペーパー 25 端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 7/10 G06K 19/00 F 9/03 B43K 29/00 F 19/08 29/08 Z (72)発明者 米 豊 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 坂本 早苗 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B035 AA00 BA00 BB00 BB11 BB12 5B064 AB04 BA07 DD06 EA10 5B068 BD02 BD09 5B072 AA00 CC04 CC21 CC24 DD01 DD15 DD21 JJ12 MM11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクペンユニット及び光学的にドット
    パターンを読み取る読取ユニットを備える電子ペンによ
    り記入される電子ペン用帳票であって、 前記読取ユニットにより光学的に読取可能に設けられた
    ドットパターン領域と、 前記ドットパターン領域内に設けられた識別情報記入欄
    と、を備え、 前記識別情報記入欄は、前記識別情報の桁毎に設けら
    れ、前記インクペンユニットによりチェックマークが入
    力される複数のチェックボックスを含むことを特徴とす
    る電子ペン用帳票。
  2. 【請求項2】 前記識別情報記入欄は、前記識別情報の
    桁毎に、0〜9に対応する10個のチェックボックスを
    含むことを特徴とする請求項1に記載の電子ペン用帳
    票。
  3. 【請求項3】 前記識別情報記入欄は、前記識別情報の
    桁毎に、2の0乗から3乗に対応する4個のチェックボ
    ックスを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子ペ
    ン用帳票。
  4. 【請求項4】 インクペンユニット及び光学的にドット
    パターンを読み取る読取ユニットを備える電子ペンによ
    り記入される電子ペン用帳票であって、 前記読取ユニットにより光学的に読取可能に設けられた
    ドットパターン領域と、 前記ドットパターン領域内に設けられた帯状パターン
    と、を備え、 前記帯状パターンは、前記読取ユニットにより前記ドッ
    トパターンを読取不能に構成されており、かつ、前記帯
    状パターンが識別情報に対応していることを特徴とする
    電子ペン用帳票。
  5. 【請求項5】 前記ドットパターン及び前記帯状パター
    ンは、前記読取ユニットにより検出可能な材料により形
    成されることを特徴とする請求項4に記載の電子ペン用
    帳票。
  6. 【請求項6】 前記材料はカーボンであり、前記帯状パ
    ターンはカーボンを含むインク又はトナーにより形成さ
    れることを特徴とする請求項5に記載の電子ペン用帳
    票。
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