JP4634188B2 - 短絡検出回路、検出センサ - Google Patents

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本発明は、短絡検出回路、検出センサに関する。
従来より、アクチュエータを制御手段によって制御することが行われている。例えば、特許文献1のものは、多光軸光電スイッチであるが、このものにおいて制御手段としてのCPUは、光電スイッチからの遮光信号に応じた出力を行って、出力回路、ひいてはこれに接続されるアクチュエータを制御するようになっている。
一般に、制御手段には複数の出力回路が接続されているから、正常にアクチュエータを制御するために、信号ライン間の短絡検出を絶えず行って、システムの異常を監視することが行われる。
この種の短絡検出の一例について説明すると、図9に示すように、ある状態で、制御回路が出力回路2から出力回路7にON信号(Hレベル)の信号を出力していたとする。この場合に、出力回路2から出力回路7の各信号ラインに関し、短絡を検出するには、例えば、出力回路2の信号レベルを一時的にLレベルにして、そのときの各信号ラインのレベルを検出してやればよい。すなわち、出力回路2と出力回路6とが短絡していれば、出力回路6の信号ラインがLレベルになるから、これにより、短絡を検出できる。
尚、出力回路2から出力信号7の信号ラインに関してのみ短絡を検出することとしているのは、少なくとも、アクティブ状態にある出力回路について短絡検出を行っておけば、その範囲内ではシステムが保障されるためである。
特開2000−74629公報
しかしながら、上記短絡検出方法では、信号ラインごとに個別に切り替え(HレベルからLレベルへの切り替え)を行う必要があるため、全ラインの短絡検出が完了するまでに時間がかかるという、問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、短絡検出処理に必要とされる時間を短くすることが可能な短絡検出回路を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、制御回路と同制御回路から出力される制御信号に応じて出力動作を行う複数の出力回路との間が信号ラインによってそれぞれ電気的に接続されるとともに、前記制御回路が、前記出力回路のうちの少なくとも2以上の出力回路に対して所定状態においてHレベルの出力を行うように設定されたものにおいて、前記Hレベルの出力がされている信号ライン間の短絡検出処理を行う短絡検出回路であって、前記短絡検出処理は、前記短絡検出の対象となった信号ラインのうち、少なくとも2以上の任意の信号ラインを選択する選択手段と、前記選択手段によって信号ラインの選択がなされるたびに、選択された全ての信号ラインのレベルを試験的にHレベル(ハイレベル)からLレベル(D−レベル)に同時に切り替える信号レベル切り替え手段と、前記レベルの切り替えが行われた信号ライン、並びに切り替えが行われなかった信号ラインのレベルがHレベル、或いはLレベルのいずれのレベルにあるのかを検出するレベル検出手段と、前記レベル検出手段から得られる各信号ラインのレベルに基づいて前記信号ラインの短絡の有無を判定する判定手段と、を備え、前記選択手段は初回の選択で選びだされた信号ラインを基準として、それ以降の選択では選択の度に毎回、基準とされた信号ラインのうちの一つをそれまでに一度も抽出されてない信号ラインに置き換えて切り替え対象となる信号ラインの決定を行い、前記判定手段は、少なくとも選択の基準とされた全ての信号ラインの置き換えが完了するまで、前記信号ラインの短絡の有無の判定を行う、処理であるところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の前記短絡検出回路と、物理量を検出し、これを検出信号として出力する検出手段とを備え、前記制御回路は、前記検出手段から出力される前記検出信号に基づいて物体の有無を判定を行う回路であり、前記複数の出力回路の少なくとも1つは、前記制御回路から出力される、物体の有無の判定に基づいた制御信号に応じて出力動作を行う回路であるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記検出手段が一列状に配置された複数個の投光素子と、各投光素子に対応して複数の光軸を形成する複数個の受光素子とから構成され、前記各投光素子を予め決められた所定のタイミングで投光させて、投光スキャン動作を所定の周期で繰り返し行わせる投光制御手段を備え、前記制御回路は前記各受光素子からの信号を、それと対応して配されて前記光軸を構成する前記投光素子の点灯タイミングに一致させて取り込んで、取り込まれた信号に基づいて前記各光軸の遮光判定を行い、得られたすべての光軸の前記遮光判定の結果から前記物体の有無の判定に基づいた制御信号を出力するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記短絡検出回路は、投光スキャン動作が1サイクル完了する度ごとに、前記信号ラインの前記短絡検出処理を毎回行うところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3又は請求項4に記載のものにおいて、前記制御手段は、前記物体の有無の判定に基づいた制御信号と、指定された光軸の遮光判定を所定時間無効化した状態での制御信号とを出力する構成であり、前記複数の出力回路は、前記物体の有無の判定に基づいた制御信号に応じて出力動作を行う回路と、前記指定された光軸の遮光判定を所定時間無効化した状態での制御信号に応じて出力動作を行う回路と、を備えるところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項3ないし請求項5のいずれかに記載のものにおいて、前記複数の出力回路が前記制御手段からの制御信号に応じて同じ出力動作を行うことで出力先に対する冗長回路を構成しているところに特徴を有する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のものにおいて、前記短絡検出の対象となる信号ラインが連なる出力回路が全て、請求項6に記載の冗長回路を構成しているものにおいて、前記選択手段は、初回の選択で前記短絡検出処理の対象となった信号ラインの数の1/2の数の信号ラインを選択するところに特徴を有する。
請求項8に記載の発明は、請求項5ないし請求項7のいずれかに記載のものにおいて、前記短絡検出処理は、前記出力回路に接続される外部機器が前記出力回路からの前記出力信号を認識する信号認識時間より短く設定されているところに特徴を有する。
請求項9に記載の発明は、前記外部機器がリレーであるところに特徴を有する。
<手段1>
手段1の発明は、請求項5に記載のものにおいて、投光素子と受光素子とからなる無効用検出手段を備え、前記無効化手段は前記無効化用検出手段が遮光検出したときに、前記無効用検出手段からの信号を受けて前記無効化を行うよう構成されている。
<手段2>
手段2の発明は、手段1に記載のものにおいて、前記検出手段と同検出手段から出力される遮光検出信号に基づいて所定の出力を行う第一のアクチュエータとの間、並びに、前記無効化用検出手段と同無効化用検出手段から出力される遮光検出信号に基づいて所定の出力を行う第二のアクチュエータとの間は、それぞれ前記出力回路が2以上設けられて全体が冗長回路を構成しているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
このような構成であれば、信号ラインのレベルの切り替えを各信号ラインごとに行う場合に比べて、信号ライン全体の短絡検出に必要とされる信号ラインの切り替え回数が少なくて済む。これにより、短絡検出処理に要する時間を短縮出来る。
<請求項2の発明>
制御回路は検出手段から出力される検出信号に基づいて物体の有無を判定を行う判定機能を備える回路であり、出力回路は物体の有無の判定に基づいて出力を行う回路である。
<請求項3の発明>
多光軸センサ(安全センサ)に短絡検出回路を設ければ、内部回路の異常に伴う誤動作を未然に回避することが可能となり信頼性が高まる。
<請求項4の発明>
投光サイクルごとに短絡を検出を行えば、より一層信頼性が高まる。
<請求項5の発明>
制御回路は物体の有無の判定に基づいた制御信号と、指定された光軸の遮光判定を所定時間無効化した状態での制御信号とを出力する構成である。このような構成であれば、制御パターンにバリエーションが出来、さまざまな制御が可能となる。
<請求項6の発明>
このような構成であれば、いずれか一方側の出力回路に異常があったとしても、もう一方側の出力回路によって出力先を制御できるから、信頼性が高まる。
<請求項7の発明>
このような構成であれば、初回の選択で短絡検出の対象となった信号ラインの数の1/2の数の信号ラインを選択すれば、信号ラインの切り替えの回数が最も少なくて済む。
<請求項8並びに請求項9の発明>
このような構成であれば、信号ラインのレベルの切り替えに起因して、外部機器が誤作動することが未然に防止可能となる。
本発明の一実施形態を図1ないし図6を参照して説明する。
本実施形態は安全センサシステムをプレス機Kの近傍において、作業者の進入が禁止されている危険領域と作業者の進入が許容されている安全領域との境に配置し、作業者の手或いは体が危険領域内に進入したときには、それを検出するようにしたものである。
図1は、安全センサシステムの斜視図であって、同図に示す符号1はライトカーテン(本発明の検出センサに相当)、符号3はミュート機構、7はコントローラ、Wは加工対象物としてのワーク、Kはプレス機、Lはワーク搬送ラインである。ライトカーテン1、ミュート機構3、プレス機Kはそれぞれ信号線を通じてコントローラ7に電気的接続され制御される仕組みになっている。
まず、ミュート機構3、ライトカーテン1の構成を簡単に説明し、その後、システム全体の説明を行う。ミュート機構3はライトカーテン1の前側に一対と、後側に一対の合計4つのミューティングセンサ(手段1の無効用検出手段に相当する)4A、4B、5A、5Bよりなる。これらミューティングセンサ4A、4B、5A、5Bは投光素子41を備えた投光器と、これに対応して配置される受光器とからなり、受光器の備える受光素子42から受光量に応じた受光信号が検出され、これが受光回路を通じて出力されるようになっている。
そして、これら各ミューティングセンサ4A、4B、5A、5Bの受光信号はミュート回路45に入力され(図3参照)、ミュート回路45からは、図2に示すように、ライトカーテン前側のミューティングセンサ4A、5Aが共に遮光状態となったときに、ミュート信号SeをCPU(本発明の制御回路に相当する)31A、31Bに出力し、その後、ワークWが移動して後端がライトカーテン後方のミューティングセンサ4Bを通過するまで、同ミュート信号Seを出力し続けるようになっている。言い換えると、ワークWが同図のAの位置に達すると、初めてミュート信号Seが出力され、ワークWが同図のBの位置に達すると、信号がOFFされるようになっている。
尚、このような回路動作を実現するには、センサ4Aの受光回路とセンサ4Bの受光回路の組並びに、センサ5Aの受光回路とセンサ5Bの受光回路の組がそれぞれOR回路を形成し、更に、これらOR回路の出力同士がAND回路を構成してやれるとともに、センサ4A、4B間のピッチd4、センサ5A、5B間のピッチd5を共にワークWの全長d1と同じ距離としておけばよい。
上記ミュート機構3は、加工対象物たるワークWをプレス機Kに搬送する際に、ライトカーテン1の所定光軸(ワークWの高さ範囲内の光軸)を無効化させるためのものである。また、上記構成において、センサ4A、5A間のピッチ、センサ4B、5B間のピッチをなるべく、ワークWの全長d1に近い寸法設定としておけば、ワーク以外(ワークより全長が短いもの)のものが搬送ラインLに流された場合に、ミュート機能が働かないようにすることが出来る。
ライトカーテン1は、対向して配される投光器10、受光器20を備えてなる。これら投受光器10,20は共に上下に延びた角柱状をなし、投光器10のうち受光器20に対する対向面には、複数の投光素子11が上下方向に沿って一列に配されている。一方、受光器20の対向面には、前記各投光素子11と対をなして光軸を形成する複数の受光素子21が、やはり上下方向に沿って一列に配されている。尚、投・受光器10、20が本発明の検出手段に相当する。
これら投受光素子11,21は、上下方向で同じ順位に配置された投受光端子11,21同士が、互いに正規の相手方になっている。そして、後に詳説するように、各受光素子21が光を受光して出力する受光信号(本発明の検出信号に相当)は、正規の相手方投光素子11からの光を受光したときにのみ、受光回路22に受信される。
図3に示すように、投光器10には投光素子11が連なる投光回路(本発明の投光制御手段に相当)14が設けられており、この投光回路14は、所定のクロックパルス信号に基づいて作動し、投光器10の上端側の投光素子11から下端側の投光素子11へと順次に駆動信号を与え、この動作を高周期で繰り返す。これにより、投光器10の上端側の投光素子11から順次に光信号が出射される。
一方、受光器20には、前記受光素子21が連なる受光回路22がそれぞれ備えられている。受光回路22から出力される受光信号は常開式のアナログスイッチ23を介し、共通の信号線にまとめられてコンパレータ24に取り込まれるようになっている。
各アナログスイッチ23はシフトレジスタ25、同期線26、を介して後述するコントローラ7のCPU31A、31Bに接続されている。そして、CPU31A、31Bでは前述の投光信号と同期した同期信号Srが生成され、これが同期線26を介してシフトレジスタ25に送られるようになっている。これにより、各アナログスイッチ23には各アナログスイッチ23をオン状態にするためのゲート制御信号が順次送られ、オンしたアナログスイッチ23に連なる受光素子21の受光信号だけが、コンパレータ24に入力される。
かくして、各光軸ごとに投光スキャン動作が所定周期で切り返し行われ、コンパレータ24からは受光信号が設定された基準値X1を下回る、すなわち遮光状態にある場合に遮光検出信号SdがCPU31A、31Bに対して出力されるようになっている。
コントローラ7は先に説明した、ミュート機構3からのミュート信号Se、並びにライトカーテン1からの遮光検出信号Sdを受けて、アクチュエータP1〜アクチュエータP3の制御を行うが、本実施形態のものは、制御系統を2つ備えており、いずれか一方の制御系統に異常があった場合においても、もう一方側の制御系統によって、アクチュエータP1〜アクチュエータP3を正常に制御することが出来るようになっている。
より具体的に説明すると、一方の制御系統はCPU31Aとこれに連なる3つの出力回路A1〜A3からなる。CPU31Aには、第一の出力ポート32A1、第二の出力ポート32A2、第三の出力ポート32A3が設けられており、第一の出力ポート32A1、と出力回路A1の入力ポート35A1との間が信号ラインa1で接続され、第二の出ポート32A2と出力回路A2の入力ポート35A2との間が信号ラインa2で接続され、第三の出力ポート32A3と出力回路A3の入力ポート35A3との間が信号ラインa3で接続されている。
次に、CPU31Aの内部処理について説明する。
CPU31Aに対しては、コンパレータ24からの遮光検出信号Sdと、ミュート回路45からのミュート信号Seがそれぞれ入力されるようになっている。そして、CPU31Aはミュート信号Seが出力されていない場合には、全光軸のうち、いずれか一の光軸から遮光検出信号Sdが検出されれば、異常状態であると判定する。
一方、ミュート中(ミュート信号が入力されているとき)は、全光軸の遮光検出信号Sdのうち、指定光軸に対応する遮光検出信号Sdを無効化する処理を内部で行っている。そして、無効化の対象となった光軸以外から遮光検出信号Sdが検出されると、異常があったと判定するようになっている。かくして、ライトカーテン1の光軸をワーク以外のものが横切ると、異常検出される。
そして、CPU31Aはコンパレータ24、ミュート回路45からの出力に応じて、各出力ポート32A1〜32A3に対して、以下の制御信号を出力するようになっている。
CPU31Aは第一の出力ポート32A1に対しては、ミュートの有無に拘わらず、ライトカーテン1から遮光検出信号Sdが出力されれば、出力が継続されている間中、「Hレベル」の信号を与える。これにより、出力回路A1の入力が「Hレベル」になることで、同出力回路A1を通じてアクチュエータP1に駆動電流がながされて、アクチュエータP1が作動するようになっている。尚、アクチュエータP1はライトカーテン用動作表示灯(図示せず)並びに、他のシステムに連なるリレーである。
CPU31Aは第二の出力ポート32A2に対しては、ミュート回路45からミュート信号Seが出力されると、出力が継続されている間中、「Hレベル」の信号を与える。これにより、出力回路A2の入力が「Hレベル」になることで、同出力回路A2を通じてアクチュエータP2に駆動電流がながされて、アクチュエータP1が作動するようになっている。尚、アクチュエータP2はミュート用動作表示灯(図示せず)である。また、アクチュエータP1が手段2の第一のアクチュエータに相当するものであり、アクチュエータP2が手段2の第二のアクチュエータに相当するものである。
また、CPU31Aは、第三の出力ポート32A3に対しては、異常検出した場合を除いて、常に、「Hレベル」の信号を与える。これにより、出力回路A3の入力が「Hレベル」になることで、同出力回路A3を通じてアクチュエータP3に制御信号が出力されて、アクチュエータP3が作動するようになっている。尚、アクチュエータP3はプレス機Kの制御システムであり、出力回路A3から制御信号が出力されている間は、プレス機Kが可動させるが、出力ポート32A3からの制御信号の供給が途絶えると、緊急停止するようになっている。
CPU31Aが第一の出力ポート32A1に対して出力する信号が、本発明の前記物体の有無に基づいた制御信号であり、第三の出力ポート32A3に対して出力する信号が、本発明の前記指定された光軸の遮光判定を所定時間無効化した状態での制御信号に相当する信号である。
次に、第二系統について説明する。第二系統は第一系統と同一の構成であり、CPU31Bと、これに連なる3つの出力回路B1〜B3からなる。CPU31BにはCPU31Aと同様に、第一の出力ポート32B1、第二の出力ポート32B2、第三の出力ポート32B3が設けられており、第一の出ポート32B1と出力回路B1の入力ポート35B1との間が信号ラインb1で接続され、第二の出ポート32B2と出力回路B2の入力ポート35B2との間が信号ラインb2で接続され、第三の出ポート32B3と出力回路B3の入力ポート35B3との間が信号ラインb3で接続されている。
CPU31Bにはコンパレータ24からの遮光検出信号Sdと、ミュート回路45からのミュート信号SeがそれぞれCPU31Aへの入力と同じタイミングで入力されるようになっている。そして、CPU31BはCPU31Aと同じ内部処理をおこなう設定とされ、ミュート中は、入力される遮光検出信号Sdのうちの指定光軸に対応する遮光検出信号を無効化する処理を行った上で、異常検出を行う。
また、各出力ポート32B1〜32B3に対する出力パターンもCPU31Aの出力パターンと同じであり、第一の出力ポート32B1にはコンパレータ24から遮光検出信号Sdが出力されているときは、ミュートの有無に拘わらず、「Hレベル」の信号を与える。
そして、第二の出力ポート32B2に対しては、ミュート回路45からミュート信号Seが出力されているときは、「Hレベル」の信号を与え、更に、第三の出力ポート32B3に対しては、異常検出した場合を除いて、常に、「Hレベル」の信号を与える。
そして、出力回路A1、B1はCPU31A、31Bからの制御信号に対して同じ出力動作を行い、出力回路A2、出力回路B2はCPU31A、31Bからの制御信号に対して同じ出力動作を行い、出力回路A3、出力回路B3はCPU31A、31Bからの制御信号に対して同じ出力動作を行う。
これにより、各出力ポート32B1〜32B3に対応する出力回路B1〜B3は第一系統の各出力回路A1〜A3と同じ働きするから、仮にいずれか一方の出力系統に異常があった場合であっても、他方側の出力回路によってアクチュエータP1〜P3を正常に動作させることが可能となる。
尚、このように2つの制御系統を備え、各制御系統がそれぞれ個別に同じ出力動作を行う出力回路を有する構成が、本発明の冗長回路に相当する回路構成する、に相当する。
また、出力回路A1、B1が本発明における、前記物体の有無に基づいた制御信号に応じて出力動作を行う回路であり、出力回路A3、B3が前記指定された光軸の遮光判定を所定時間無効化した状態での制御信号に応じて出力動作を行う回路に相当する。
さて、上記本安全センサは通常の状態でアクティブとなっているアクチュエータ(プレス機や、搬送ライン等)を、異常が検出されたときに、停止させることを目的としているが、先に説明したように、CPU31Aには3つの出力回路A1〜A3が信号ラインa1〜a3を通じて接続され、CPU31Bには3つの出力回路B1〜B3が信号ラインb1〜b3を通じて接続さている。そのため、信号ラインa1〜b3同士が短絡状態にあると、各アクチュエータP1〜P3に対して正しく出力を行うことができない。そこで、CPUに短絡判定機能を持たせて、信号ラインa1、a2、a3、b1、b2、b3間の短絡検出処理を行うようにしている。
次に、実際の短絡検出処理を行うタイミングであるが、これは出力ポート32A1〜32A3並びに、出力ポート32B1〜32B3の全ての出力ポートにHレベルの出力が行われているときに行われる。例えば、ワークWがライトカーテン1を横切っている場合であって、更に言えば、ライトカーテン1の投光スキャン動作が1サイクル完了するたびごとに繰り返し行われる。
次に、短絡検出処理のための回路構成について説明すると、図4に示すように、各出力回路A1、A2、A3、B1、B2、B3には、それぞれ短絡検出ライン(本発明のレベル検出手段に相当する)Rが設けられている。これら、短絡検出ラインRは各出力回路の入力ポートのポートレベルを両CPU31A、31B側に帰還させるもので、これにより、CPU31A、31B側で出力回路A1〜A3、出力回路B1〜B3の入力ポート35A1〜35B3のポートのレベルをチェックすることが出来るようになっている。
例えば、出力回路A1の入力ポート35A1には、短絡検出ラインRa1が接続されている。短絡検出ラインRa1の引き出し端は、二股状に分岐された後、各CPU31A、31Bにそれぞれ接続されている。これにより、出力回路A1の入力ポート35A1のポートレベルがCPU31A、CPU31Bのいずれの側でも、チェックできるようになっている。
また、他の出力回路の入力ポートに対しても、同様の構成の短絡検出ラインRa2〜Rb3が接続され、両CPU31A、31Bでそれぞれ、各入力ポート35A2〜35B3のポートレベルがチェックできるようになっている。
尚、ポートレベルのチェックとは、ポートがHレベル、或いはLレベルのいずれの状態にあるのか検出することであり、また、両CPU31A、31B間は信号線27を通して情報を交換できるようになっている。
次に、短絡検出処理の手順について、図5、図6を参照して説明する。
CPU31A、31Bは短絡検出を開始するにあたって、まず、少なくとも2以上の信号ライン(ここでは、検査対象の信号ラインの総数の半分の数である3本)を任意に選択し、これを基準信号ラインとしてメモリ(図示せず)に記憶しておく。尚、ここでは、信号ラインa1、a2、a3が選択されたものとする。また、CPUが信号ラインを任意に3本選択する処理内容が、本発明の選択手段の果たす機能に相当する。
続いて、CPU31A、31B(ここでは、CPU31A)は選択された3つの信号ラインa1〜a3に対応する出力ポート32A1〜32A3のポートレベルをそれぞれ一時的に一時的に(試験的)に「Hレベル」から「Lレベル」に切り替える。尚、ここでの、CPUが出力ポートのポートレベルを一時的に「Hレベル」から「Lレベル」に切り替える処理内容が、本発明の信号レベル切り替え手段の果たす機能に相当する。
そして、出力ポート32A1〜32A3のレベルの切り替えと同時に、そのときの出力回路A1〜A3の入力ポート35A1〜35A3のポートレベル、並びに、出力回路B1〜B3の入力ポート35B1〜35AB3のポートレベル、がそれぞれ短絡検出ラインRを通じて両CPU31A、31Bに取り込まれる。
すると、CPU31A、31Bは短絡検出ラインRを通じて取り込まれた、各入力ポート35A1〜35A3、35B1〜35B3のポートレベル(本発明の各信号ラインのレベルに相当する)に基づいて、短絡の有無について判定を行う。
すなわち、切り替えの対象となった信号ラインa1〜a3に対応する入力ポート35A1〜35A3のポートレベルがLレベルになり、これ以外の信号ラインb1〜b3に対応する入力ポート35B1〜35B3のポートレベルがHレベルとなれば、この初回の切り替え動作により、レベルの切り替えが行われた信号ラインa1〜a3群と、それ以外の信号ラインb1〜b3群間は短絡していないということが解かる。尚、CPUが短絡検出ラインRを通じて取り込まれた入力ポートのポートレベルに基づいて短絡の有無の判定を行う処理内容が、本発明の判定手段の果たす機能である。
続いて、CPU31A、31Bは次の切り替えの対象となる信号ラインを以下の要領で決定する。まず、CPU31A、31Bは初回の切り替えで選択された基準信号ラインa1〜a3のうちの一つを任意に抽出して、これを、まだ一度も切り替えの対象となっていない信号ラインb1〜b3のうちの一つに置き換えて、これを切り替え対象に決定する。ここでは、信号ラインa1が切り替えの対象から外され、これに変えて信号ラインb1が切り替えの対象として選択されたものとする。これにより、切り替えの対象となる信号ラインはa2、a3、b1となる。
切り替えの対象が決定されると、初回のレベルの切り替えと同様に、CPU31A、31Bは選択された3つの信号ラインa2、a3、b1に対応する出力ポート35A2、35A3、35B1を一時的に「Hレベル」から「Lレベル」に切り替える。
すると、初回の切り替えの動作の際と同様に、各出力回路A1〜B3の入力ポート35A1〜35B3のポートレベルが短絡検出ラインを通じて両CPU31A、31Bに取り込まれる。ここで、切り替えの対象となった信号ラインa2、a3、b1に対応する入力ポート35A2、35A3、35B1のポートレベルがLレベルになり、これ以外の信号ラインb2、b3、a1に対応する入力ポート35B2、35B3、35A1のポートレベルがHレベルとなれば、この二回目の切り替え動作により、信号ラインa2、a3が信号ラインa1に対して短絡していないことがわかり、更に、信号ラインb1が信号ラインb2、b3に対して短絡していないことがわかる。
続いて、CPU31A、31Bは次の切り替えの対象となる信号ラインを前回の要領、すなわち、初回の切り替えで選択された基準信号ラインa1〜a3のうちの一つを任意に抽出して、これを、まだ一度も切り替えの対象となっていない信号ラインに置き換えて切り替え対象を決定する。ここでは、切り替えの信号ラインa2が切り替えの対象から外され、これに変えて信号ラインb2が切り替えの対象として選択される。これにより、切り替えの対象となる信号ラインはa3、b1、b2となる。
そして、切り替えの対象が決定されると、初回、2回目のレベルの切り替えと同様に、CPU31A、31Bは選択された3つの信号ラインa3、b1、b2に対応する出力ポート32A3、32B1、32B2を一時的に「Hレベル」から「Lレベル」に切り替える。
すると、初回、前回の切り替えの動作の際と同様に、各出力回路A1〜B3の入力ポート35A1〜35B3のポートレベルが短絡検出ラインRを通じて両CPU31A、31Bに取り込まれる。ここで、切り替えの対象となった信号ラインa3、b1、b2に対応する入力ポート35A3、35B1、35B2のポートレベルがLレベルになり、これ以外の信号ラインb3、a1、a2に対応する入力ポート35B3、35A1、35A2のポートレベルがHレベルとなれば、三回目の切り替え動作により、信号ラインa3が信号ラインa2に対して短絡していないことがわかり、更に、信号ラインb2が信号ラインb3に対して短絡していないことがわかる。ここまで、各信号ラインa1〜b3間の短絡検出処理は一応完了する。
次に、CPU31A、31Bは次の切り替えの対象となる信号ラインを前回までと同じ要領で切り替え対象を決定する。ここでは、切り替えの信号ラインa3が切り替えの対象から外され、これに変えて信号ラインb3が切り替えの対象として選択される。これにより、切り替えの対象となる信号ラインはb1、b2、b3となる。
そして、切り替えの対象が決定されると、前回までのレベルの切り替えと同様に、CPU31Bは選択された3つの信号ラインb1、b2、b3に対応する出力ポート32B1を一時的に「Hレベル」から「Lレベル」に切り替える。
すると、前回までと同様に、各出力回路A1〜B3の入力ポート35A1〜35B3のポートレベルが短絡検出ラインRを通じて両CPU31A、31Bに取り込まれる。ここで、切り替えの対象となった信号ラインb1〜b3に対応する入力ポート35B1〜35B3のポートレベルがLレベルになっていれば、四回目の切り替え動作により、信号ラインa1〜a3、並びに信号ラインb1〜b3の全ての信号ラインが少なくとも1回はレベルの切り替えが行われることとなる。
かくして、全4回にわたるポートレベルの切り替えにより、全信号ラインa1〜a3、b1〜b3の間において短絡がなく、かつ全ての出力回路A1〜B3の入力ポート35A1〜35B3のレベルが、対応するCPU31A、31B側の出力ポート32A1〜32B3のポートレベルの切り替えに追従して正しく、切り替わることが確認できる。
このようにライトカーテン1の投光スキャン動作が1サイクル完了するたびに上記4回のポートレベル切り替えによる短絡検出処理を行って回路動作に異常がないことを確認していれば、仮に異常検出があった場合に、CPU31Aから出力回路A3への出力(CPU31Bから出力回路B3へ出力も同じ)をHレベルからLレベルに切り替えると、プレス機Kの駆動を確実に停止させることが可能となり、安全性が高まる。
尚、先に説明した短絡検出動作の際に、信号ライン間に短絡があった場合には、切り替えが行われていない信号ラインに対応する入力ポートのポートレベルが、本来的には「Hレベル」であるはずが、短絡時には「Lレベル」の出力となる。これにより、コントローラ7は内部回路に短絡異常があったものと判断して、それ以降の短絡検出動作を中止して、異常出力を行う。
また、短絡検出は複数個の出力ポート(ここでは3個の出力ポート)のレベルを一括して切り替えているので、各出力ポートを個々に切り替えて短絡の検出を行う形式の場合に比べて、切り替え回数が少なくて済む(具体的には、ポートを個々に切り替えると、切り替え回数が6回必要となるが、上記構成であれば4回で済む)。これにより、短絡検出処理に必要とされる全体の検査時間が短くて済む。
加えて、本実施形態のものは、短絡検出処理を行う際の、信号レベルの切り替えを短時間に行うことで、短絡検出処理に伴う誤作動が起こらないようにしている。具体的には、各出力回路A1〜A3、B1〜B3に連なる各アクチュエータP1〜P3は出力回路A1〜A3、B1〜B3からの出力信号が所定時間(以下、信号認識時間とする)持続している場合に、信号の入力があったものと認識するよう設定されている。
この信号持続時間の長さに対して、CPU31A、31Bは先に述べた4回の切り替え動作を十分短い時間内に完了させるようになっている(図7参照)。これにより、短絡検出処理に伴うポートレベルに切り替えに起因する出力回路A1〜A3、B1〜B3の誤作動を未然に防止することが可能となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、短絡検出回路を安全センサに適用したが、用途はこれに限定されるものではなく、制御回路に対しス複数の出力回路が連なるも回路であれば適用できる。
(2)上記実施形態では同時にレベルの切り替えを行う出力ポートの数を3個としたが、少なくとも2以上であればよく、この場合には、図8の(a)に示すように、5回の切り替え動作で全信号ライン間の短絡の有無を判定できる。
(3)上記実施形態では出力回路A1〜A3、並びに出力回路B1〜B3に連なる信号ラインの全てを短絡検出の対象としたが、短絡の検出は出力回路に連なる全ての信号ラインに対して行う必要はなく、例えば、図8の(b)に示すように、一部のもの(短絡検出時にCPUからLレベルの信号を受けているもの)をスキップして短絡検出をおこなってもよい。
(4)上記実施形態では出力回路の数が合計6個あり、これに応じて、短絡の検出の対象となる信号ラインの数も6本であったが、信号ラインの本数は偶数に限られず、奇数であってもよい。この場合に、切り替えを同時に行うCPU側の出力ポートの数を、(N+1)/2個としてやれば、全信号ライン間の短絡を判定に要するポートの切り替え回数が最も少なく出来る、思われる(図8の(c)参照)。尚、Nは、短絡検出の対象となっている信号ラインの総数である。
本発明の一実施形態に係るの安全センサの斜視図 ミュート信号の出力タイミングを示す図 安全センサの電気的構成を示すブロック図 コントローラの電気的構成を示すブロック図 短絡検出動作を示す図 同じく、短絡検出動作を示す図 信号持続時間と、短絡検出時間との関係を示す図 他の短絡検出パターンを示す図 従来例を示す図
符号の説明
31A、31B…CPU(制御回路)
A1〜A3…出力回路
B1〜B3…出力回路
a1〜a3…信号ライン
b1〜b3…信号ライン

Claims (9)

  1. 制御回路と同制御回路から出力される制御信号に応じて出力動作を行う複数の出力回路との間が信号ラインによってそれぞれ電気的に接続されるとともに、前記制御回路が、前記出力回路のうちの少なくとも2以上の出力回路に対して所定状態においてHレベルの出力を行うように設定されたものにおいて、
    前記Hレベルの出力がされている信号ライン間の短絡検出処理を行う短絡検出回路であって、
    前記短絡検出処理は、
    前記短絡検出の対象となった信号ラインのうち、少なくとも2以上の任意の信号ラインを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって信号ラインの選択がなされるたびに、選択された全ての信号ラインのレベルを試験的にHレベルからLレベルに同時に切り替える信号レベル切り替え手段と、
    前記レベルの切り替えが行われた信号ライン、並びに切り替えが行われなかった信号ラインのレベルがHレベル、或いはLレベルのいずれのレベルにあるのかを検出するレベル検出手段と、
    前記レベル検出手段から得られる各信号ラインのレベルに基づいて前記信号ラインの短絡の有無を判定する判定手段と、を備え、
    前記選択手段は初回の選択で選びだされた信号ラインを基準として、それ以降の選択では選択の度に毎回、基準とされた信号ラインのうちの一つをそれまでに一度も抽出されてない信号ラインに置き換えて切り替え対象となる信号ラインの決定を行い、
    前記判定手段は、少なくとも選択の基準とされた全ての信号ラインの置き換えが完了するまで、前記信号ラインの短絡の有無の判定を行う、処理であることを特徴とする短絡検出回路。
  2. 請求項1に記載の前記短絡検出回路と、
    物理量を検出し、これを検出信号として出力する検出手段とを備え、
    前記制御回路は、前記検出手段から出力される前記検出信号に基づいて物体の有無の判定を行う回路であり、
    前記複数の出力回路の少なくとも1つは、前記制御回路から出力される、物体の有無の判定に基づいた制御信号に応じて出力動作を行う回路であることを特徴とする検出センサ
  3. 前記検出手段が一列状に配置された複数個の投光素子と、各投光素子に対応して複数の光軸を形成する複数個の受光素子とから構成され、
    前記各投光素子を予め決められた所定のタイミングで投光させて、投光スキャン動作を所定の周期で繰り返し行わせる投光制御手段を備え、
    前記制御回路は前記各受光素子からの信号を、それと対応して配されて前記光軸を構成する前記投光素子の点灯タイミングに一致させて取り込んで、取り込まれた信号に基づいて前記各光軸の遮光判定を行い、得られたすべての光軸の前記遮光判定の結果から前記物体の有無の判定に基づいた制御信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の検出センサ。
  4. 前記短絡検出回路は、投光スキャン動作が1サイクル完了する度ごとに、前記信号ラインの前記短絡検出処理を毎回行うことを特徴とする請求項3に記載の検出センサ。
  5. 前記制御手段は、前記物体の有無の判定に基づいた制御信号と、指定された光軸の遮光判定を所定時間無効化した状態での制御信号とを出力する構成であり、
    前記複数の出力回路は、
    前記物体の有無の判定に基づいた制御信号に応じて出力動作を行う回路と、
    前記指定された光軸の遮光判定を所定時間無効化した状態での制御信号に応じて出力動作を行う回路と、を備えること特徴とする請求項3又は請求項4に記載の検出センサ。
  6. 前記複数の出力回路が前記制御手段からの制御信号に応じて同じ出力動作を行うことで出力先に対する冗長回路を構成していることを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の検出センサ。
  7. 前記短絡検出の対象となる信号ラインが連なる出力回路が全て、請求項6に記載の冗長回路を構成しているものにおいて、
    前記選択手段は、初回の選択で前記短絡検出処理の対象となった信号ラインの数の1/2の数の信号ラインを選択することを特徴とする請求項6に記載の検出センサ。
  8. 前記短絡検出処理は、前記出力回路に接続される外部機器が前記出力回路からの前記出力信号を認識する信号認識時間より短く設定されていることを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれかに記載の検出センサ。
  9. 前記外部機器がリレーであることを特徴とすることを特徴とする請求項8に記載の検出センサ。
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