JP4631624B2 - 印刷用プレート供給装置及び印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法 - Google Patents

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本発明は、積層された印刷用プレートを1枚ずつ取り出して次工程に供給するための印刷用プレート供給装置と、この印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法に係わり、特に、省スペース化を図ることができるし、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することができて、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる印刷用プレート供給装置と、この印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法に関するものである。
近年、平板印刷では、表面に感剤がコーティングされてレーザ光の照射による露光により所要の画像が記録される印刷用プレートが印刷版として用いられている。このような印刷用プレートには、シングルプレートと称される標準幅の印刷用プレートと、ワイドプレートと称される二倍幅の印刷用プレートとが存在し、それぞれがスキッドに多数積み重ねた状態で画像記録装置内のプレート搬入格納部に搬入され、標準幅の印刷用プレートを積載したスキッド及び二倍幅の印刷用プレートを積載したスキッドが床に平置きして設置されていた。
そして、レーザ光による記録処理を行うにあたっては、標準幅の印刷用プレートの堆積物(又は二倍幅の印刷用プレートの堆積物)から1枚ずつ印刷用プレートを取り上げて記録部に供給され、記録部での記録処理が終了すると記録済みの印刷用プレートが記録部から取り出されて外部に排出される。(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の別の印刷用プレート供給装置では、印刷用プレートの堆積物を載せたスキッドを載せる移動台を備えていて、この移動台は、装置外のスキッド積み込み部と装置内の給排版部との間を往復動するものであり、スキッド積み込み部でスキッドを移動台に載せ、この移動台を装置内に引き入れてスキッドを給排版部に格納するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−212306号公報 特開平07−209877号公報
しかし、前者の従来の印刷用プレート供給装置にあっては、画像記録装置内のプレート搬入格納部に、標準幅の印刷用プレートを積載したスキッド及び二倍幅の印刷用プレートを積載したスキッドが床に平置きして設置されるために、設置面積が大きくなって、プレート搬入格納部の床面積を大きくする必要があり、印刷用プレート供給装置の省スペース化を妨げる要因になっていた。
また、印刷用プレートはカセット(脚付きの台)の上に載せてあり、このカセットには、その周囲にガイド(仕切り)を設けて、例えば、110枚の印刷用プレートを載せても、印刷用プレートの積載が崩れて落ちないようにしていた。このようにガイドが存在するために、印刷用プレートの積載枚数が標準化してしまい、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することができず、補給頻度が多くなって、印刷用プレートの積載量を多くしたいとの要望にそぐわないという問題点があった。
また、後者の従来の印刷用プレート供給装置にあっては、標準幅の印刷用プレートの堆積物を載せたスキッドと二倍幅の印刷用プレートの堆積物を載せたスキッドとは別々に給排版部に搬入されるものであり、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することができず、補給頻度が多くなっていたし、また、標準幅の印刷用プレートを積載したスキッド及び二倍幅の印刷用プレートを積載したスキッドが床に平置きされるものではないが、移動台を、装置外のスキッド積み込み部と装置内の給排版部との間を往復動させる機構が必要になり、印刷用プレート供給装置の構造が複雑化するという問題点があった。
本発明は、かかる従来の問題を改善するためになされたものであって、その第1の目的とするところは、印刷用プレート搬入格納部のスキッド設置面積を小さくすることができて、印刷用プレート供給装置の省スペース化を図ることができるし、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる印刷用プレート供給装置を提供することである。
本発明の第2の目的とするところは、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法を提供することである。
上記の第1の目的を達成するために、本発明の印刷用プレート供給装置は、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物を積載した複数個のスキッドが搬入される印刷用プレート搬入格納部と、堆積物から最上の印刷用プレートを取り上げて記録部に移送する印刷用プレート移送手段とを備えた印刷用プレート供給装置であって、印刷用プレート搬入格納部内で、複数個の前記スキッドを上下に多段に配置するとともに二段目以上のスキッドを移動スキッドとし、この移動スキッドに積載された最上の印刷用プレートを記録部に移送させる位置であるスキッド設置部と移送を待機させる位置であるスキッド待機部とにかけてレールを軌設し、移動スキッドは、堆積物を載せるスキッド本体を台車部に設置固定して構成され、台車部の車輪をレールに載せることでスキッド待機部に配設されるとともに、レールを用いてスキッド待機部及び移動スキッド設置部間を往復動する移動スキッド走行手段と、移動スキッドの移動方向に伸縮して移動スキッドの往復動を行なうアクチュエータの伸縮動作を制御して移動スキッドに積載された堆積物の重量に応じて移動スキッドの減速位置を変更する減速位置制御手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成により、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物のそれぞれを積載した複数種のスキッドが、印刷用プレート搬入格納部内において、互いに区別させて上下に重ねるようにして搬入されるために、印刷用プレート搬入格納部のスキッド設置面積を小さくすることができる。このために、印刷用プレート供給装置の省スペース化を図ることができる。また、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる。ここで、印刷用プレートとは、記録用のプレート、水版等が該当する。
さらに、かかる構成により、一段目のスキッドを、例えば、床置きにして、この一段目のスキッドの上方に移動スキッドを移動させて、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物のそれぞれを積載した複数種のスキッドを、印刷用プレート搬入格納部内において、互いに区別させて上下に重ねることができる。
さらに、かかる構成により、移動スキッドを、移動スキッド待機部に待機させ、この待機状態からスキッド設置部に、また、この逆に往復動させることができて、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物のそれぞれを積載した複数種のスキッドを、スキッド設置部内において、互いに区別させて上下に重ねることができる。
また、かかる構成により、移動スキッドに積載された堆積物の重量は、印刷用プレートが満杯の場合と最後の一枚の場合とでは約200kg変動することがあるが、この重量の変動に対して、移動スキッドの移動方向に伸縮して移動スキッドの往復動を行なうアクチュエータの伸縮動作を制御して移動スキッドの減速位置を変更することができる。このために、移動スキッドにガイドを設けることなく、印刷用プレートの荷ズレを防止することができる。また、ガイドを使用しないので、印刷用プレートの積載枚数が標準化するということがなく、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる。
また、本発明の印刷用プレート供給装置は、上記した本発明の印刷用プレート供給装置において、減速制御手段は、堆積物における印刷用プレートの枚数を検知する枚数検知手段と、枚数から算出した堆積物の重量であるスキッド重量に基づいて移動スキッドの減速開始位置を設定する減速開始位置設定手段と、移動スキッドの移動位置を検知する移動位置検知手段と、移動位置が減速開始位置に一致した場合にアクチュエータのアクチュエータ動作制御回路に減速指令を出力する制御部を備えたことを特徴とする。
かかる構成により、移動位置検知手段により移動スキッドの移動位置を検知し、減速開始位置設定手段がスキッド重量に基づいて移動スキッドの減速開始位置を設定する。そして、制御部は、移動スキッドの移動位置が設定減速開始位置に一致した場合にアクチュエータ動作制御回路に減速指令を出力することができる。このために、アクチュエータを減速動作させて、スキッド重量に基づいて移動スキッドの減速位置を変え、緩衝することができる。
また、本発明の印刷用プレート供給装置は、上記した本発明の印刷用プレート供給装置において、枚数検知手段は、原点Sから堆積物の高さ検知までの距離Hと原点Sから堆積物が載置される移動スキッドまでの距離Lを算出して、枚数=(距離H−距離L)/(印刷用プレート厚さ+合い紙厚さ)の式から枚数を演算して検知し、移動位置検知手段は、移動スキッドに設けたスリット板のスリットに光を通過させることによってパルスを発生させ、移動スキッド待機部に設けた第1、第2のカウントセンサが二重にパルスを拾い、これらのパルスに基づく位置検知信号を出力するスキッドカウンタで構成してあり、減速開始位置設定手段は、スキッド重量に基づいた移動スキッドの減速開始位置をテーブルとして設定しており、制御部は、移動スキッドの移動位置が、テーブルに書き込まれた設定減速開始位置に一致した場合に、減速指令をアクチュエータ動作制御回路に出力することを特徴とする。
かかる構成により、印刷用プレートの枚数は、枚数検知手段により、原点Sから堆積物の高さ検知までの距離Hと原点Sから堆積物が載置される移動スキッドまでの距離Lを算出して、枚数=(距離H−距離L)/(印刷用プレート厚さ+合い紙厚さ)の式から演算して検知することができるし、また、移動スキッドの現在位置は、移動位置検知手段であるスキッドカウンタにより、移動スキッドに設けたスリット板のスリットに光を通過させることによってパルスを発生させ、移動スキッド待機部に設けた第1、第2のカウントセンサが二重にパルスを拾い、これらのパルスに基づく位置検知信号を出力して、制御部においてパルスを加算することで認識することができるし、また、減速開始位置設定手段により、移動スキッドの減速開始位置をスキッド重量に関連したテーブルに設定してあり、制御部は、移動スキッドの移動位置がテーブルに書き込まれた設定減速開始位置に一致した場合に、減速指令をアクチュエータ動作制御回路に出力することができる。このために、アクチュエータを減速動作させて、スキッド重量に基づいて移動スキッドの減速位置を変え、緩衝することができる。
また、本発明の印刷用プレート供給装置は、上記した本発明の印刷用プレート供給装置において、アクチュエータは空圧シリンダであり、アクチュエータ動作制御回路はシリンダ動作制御回路であり、このシリンダ動作制御回路は、空圧シリンダのヘッド側圧力室及びピストンロッド側圧力室への圧縮空気の供給及び排出を切換える電磁切換弁と、ピストンロッド側圧力室からの排気を制御するシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁と、ヘッド側圧力室からの排気を制御するシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁を有しており、制御部は、電磁切換弁を切換作動させて圧縮空気をヘッド側圧力室に供給すると共に、ピストンロッド側圧力室の圧縮空気をシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁を経て排気することで空圧シリンダを伸長して移動スキッドをシリンダ出し側に移動させ、且つ圧縮空気をピストンロッド側圧力室に供給し、ヘッド側圧力室の圧縮空気をシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁を経て排気することで空圧シリンダを縮小して移動スキッドをシリンダ引き側に移動させ、且つ、減速指令を受けて、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁及びシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁を切換作動することにより排気量を制御して移動スキッドの減速を行なうようにしたことを特徴とする。
かかる構成により、制御部は、電磁切換弁を切換作動させて圧縮空気をヘッド側圧力室に供給すると共に、ピストンロッド側圧力室の圧縮空気をシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁を経て排気することで空圧シリンダを伸長して移動スキッドをシリンダ出し側に移動させ、また、制御部は、圧縮空気をピストンロッド側圧力室に供給し、ヘッド側圧力室の圧縮空気をシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁を経て排気することで空圧シリンダを縮小して移動スキッドをシリンダ引き側に移動させることができる。そして、制御部は、減速指令を受けて、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁及びシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁を切換作動することにより排気量を制御して移動スキッドの減速を行なうことができる。
また、本発明の印刷用プレート供給装置は、上記した本発明の印刷用プレート供給装置において、移動スキッド待機部のシリンダ出し側に、シリンダ出し側位置センサと、このシリンダ出し側位置センサよりシリンダ引き側に寄せてシリンダ出し側リミットセンサとが配置してあり、移動スキッド待機部のシリンダ引き側に、シリンダ引き側位置センサと、このシリンダ引き側位置センサよりシリンダ出し側に寄せてシリンダ引き側リミットセンサとが配置してあり、制御部は、移動スキッドがシリンダ出し側リミットに到達するまでにカウントセンサによる位置割込が来ない場合には、シリンダ出し側リミットの検出信号に基づき移動スキッドを強制停止させ、且つ、移動スキッドがシリンダ引き側リミットに到達するまでに、カウントセンサによる位置割込が来ない場合には、シリンダ引き側リミットの検出信号に基づき移動スキッドを強制停止させるようにしたことを特徴とする。
かかる構成により、カウントセンサによって、パルスをカウントして、予め設定された位置で、移動スキッドにブレーキをかけるような制御をしているのであるが、もし何らかの事情で、所定の位置に達しても、移動スキッドにブレーキがかからず、暴走したような場合に、制御部は、移動スキッドがシリンダ出し側リミットに到達するまでに、カウントセンサによる位置割込が来ない場合には、移動スキッドに強制的にブレーキをかけて停止させることができるし、また、制御部は、移動スキッドがシリンダ引き側リミットに到達するまでに、カウントセンサによる位置割込が来ない場合には、移動スキッドに強制的にブレーキをかけて停止させることができて、印刷用プレート供給装置の破壊を防止することができる。
また、上記の第2の目的を達成するために、本発明の印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法は、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物を積載した複数個のスキッドを印刷用プレート搬入格納部に搬入し、印刷用プレート移送手段が堆積物から最上の印刷用プレートを取り上げて記録部に移送するようにした印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法であって、印刷用プレート搬入格納部内で、複数個のスキッドを上下に多段に配置するとともに二段目以上のスキッドを移動スキッドとし、この移動スキッドに積載された最上の印刷用プレートを記録部に移送させる位置であるスキッド設置部と前記移送を待機させる位置であるスキッド待機部とにかけてレールを軌設し、移動スキッドは、堆積物を載せるスキッド本体を台車部に設置固定して構成され、台車部の車輪をレールに載せることでスキッド待機部に配設されるとともに、レールを用いてスキッド待機部及び移動スキッド設置部間を往復動可能とし、移動スキッドの移動方向に伸縮して移動スキッドの往復動を行なうアクチュエータの伸縮動作を制御して移動スキッドに積載された堆積物の重量に応じて移動スキッドの減速位置を変更することを特徴とする。
かかる方法により、移動スキッドに積載された堆積物の重量は、印刷用プレートが満杯の場合と最後の一枚の場合とでは約200kg変動することがあるが、この重量の変動に対して、移動スキッドの移動方向に伸縮して移動スキッドの往復動を行なうアクチュエータの伸縮動作を制御して移動スキッドの減速位置を変更することができる。このために、移動スキッドにガイドを設けることなく、印刷用プレートの荷ズレを防止することができる。また、ガイドを使用しないので、印刷用プレートの積載枚数が標準化するということがなく、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる。
本発明に係る印刷用プレート供給装置によれば、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物のそれぞれを積載した複数種のスキッドが、印刷用プレート搬入格納部内において、互いに区別させて上下に重ねるようにして搬入されるために、すなわち、標準幅の印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物を積載した搬入スキッドを、例えば、床置きにして、この搬入スキッドの上方に、二倍幅の印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物を積載した移動スキッドを移動させて、二種類のスキッド(搬入スキッドと移動スキッド)を、印刷用プレート搬入格納部内において、互いに区別させて上下に重ねることができるために、印刷用プレート搬入格納部のスキッド設置面積を小さくすることができて、印刷用プレート供給装置の省スペース化を図ることができる。また、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる。
また、本発明に係る印刷用プレート供給装置によれば、移動スキッドに積載された堆積物の重量は、印刷用プレートが満杯の場合と最後の一枚の場合とでは約200kg変動することがあるが、この重量の変動に対して、移動スキッドに対する緩衝能力を変えさせることができる。すなわち、移動スキッドに積載された堆積物の重量に応じて移動スキッドの減速位置を変えることで緩衝することができる。
このために、移動スキッドにガイドを設けることなく、印刷用プレートの荷ズレを防止することができる。また、ガイドを使用しないので、印刷用プレートの積載枚数が標準化するということがなく、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレート補給が簡便になる。
また、本発明に係る印刷用プレート供給装置によれば、制御部は、電磁切換弁を切換作動させて圧縮空気をヘッド側圧力室に供給すると共に、ピストンロッド側圧力室の圧縮空気をシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁を経て排気することで空圧シリンダを伸長して移動スキッドをシリンダ出し側に移動させ、また、制御部は、圧縮空気をピストンロッド側圧力室に供給し、ヘッド側圧力室の圧縮空気をシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁を経て排気することで空圧シリンダを縮小して移動スキッドをシリンダ引き側に移動させることができる。そして、制御部は、減速指令を受けて、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁及びシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁を切換作動することにより排気量を制御して移動スキッドの減速を行なうことができる。
また、本発明に係る印刷用プレート供給装置によれば、カウントセンサによって、パルスをカウントして、予め設定された位置で、移動スキッドにブレーキをかけるような制御をしているのであるが、もし何らかの事情で、所定の位置に達しても、移動スキッドにブレーキがかからず、暴走したような場合に、制御部は、移動スキッドがシリンダ出し側リミットに到達するまでに、カウントセンサによる位置割込が来ない場合には、移動スキッドに強制的にブレーキをかけて、停止させることができるし、また、制御部は、移動スキッドがシリンダ引き側リミットに到達するまでに、カウントセンサによる位置割込が来ない場合には、移動スキッドに強制的にブレーキをかけて、停止させることができて、印刷用プレート供給装置の破壊を防止することができる。
また、本発明の印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法によれば、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物のそれぞれを積載した複数種のスキッドを、印刷用プレート搬入格納部内において、互いに区別させて上下に重ねるようにして搬入することができる。このために、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる。
また、本発明の印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法によれば、一段目のスキッドを、例えば、床置きにして、この一段目のスキッドの上方に移動スキッドを移動させて、幅の異なる印刷用プレートを別個に積み重ねてなる堆積物のそれぞれを積載した複数種のスキッドを、印刷用プレート搬入格納部内において、互いに区別させて上下に重ねることができる。このために、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る印刷用プレート供給装置が適用された画像記録システムを示す正面図、図2は同印刷用プレート供給装置の斜視図である。
画像記録システムは、新聞紙面印刷での印刷版の製版に用いられるものであり、図1に示すように、記録用の印刷用プレートに画像を記録する記録ユニット1と、この記録ユニット1に印刷用プレートを供給する給版ユニット2と、記録済みの印刷用プレートを記録ユニット1から取り込んで外部に送り出す排版ユニット3と、印刷用プレートを積み重ねて出来た堆積物4、5が配置される印刷用プレート搬入格納部6と、堆積物4を積み込んで印刷用プレート搬入格納部6に搬入される搬入スキッド11と、堆積物5を積み込んで搬入スキッド11の上方に重ねられるようにして印刷用プレート搬入格納部6に搬入される移動スキッド12と、印刷用プレート搬入格納部6から所要の印刷用プレートを1枚ずつ取り上げて給版ユニット2に移送する一方及び他方の吸着ユニット(印刷用プレート移送手段)15A、15Bと、印刷用プレート搬入格納部6の堆積物4、5から分離された合い紙を回収する合い紙回収ユニット(図示せず)を備えている。ここで、印刷用プレート搬入格納部6及び一方及び他方の吸着ユニット15A、15Bは、印刷用プレート供給装置8を構成するものである。
また、記録ユニット1は、記録用の印刷用プレート(以下、印刷用プレートと云う)をドラム16に巻き付けて保持させ、このドラム16をモータ(図示せず)により回転させると共に、記録ヘッド17をリニアモータ(図示せず)でドラム16の軸方向に走行させることにより印刷用プレートに画像を記録する。
新聞紙面印刷の印刷版には、標準幅の印刷用プレート(1W2Lサイズ、400mm×1100mm)1Wと、その二倍幅の印刷用プレート(2W2Lサイズ、800mm×1100mm)2Wとの2種類の印刷用プレートを用いており、標準幅の印刷用プレート1Wが積載された状態が堆積物4であり、二倍幅の印刷用プレート2Wが積載された状態が堆積物5である。
印刷用プレート搬入格納部6は、図2に示すように、移動スキッド待機部Gと、スキッド載置部Fとから構成してある。すなわち、床面上には、平面視で逆コ字形状の区画用ベース部材6Aが設置してあり、この区画用ベース部材6Aにより移動スキッド待機部Gと、スキッド載置部Fとが区画されており、このスキッド載置部Fは、その右方が搬入スキッド11の搬出入のために開放してある。そして、区画用ベース部材6Aの前、後部位6A−1、6A−2の上面には図2において左右方向(スキッド移動方向イ)に沿うようにしてレール18が軌設してある。
搬入スキッド11は、図2に示すように、長方形状のスキッド本体11Aの底部に、スキッド搬送車両のフォーク(いずれも図示せず)が挿入されるフォーク装入脚11Bが取付けて構成してあり、この搬入スキッド11は、スキッド搬送車両により運ばれて印刷用プレート搬入格納部6のスキッド設置部Fに横に並べて一対配置されるものである。そして、搬入スキッド11にカセット(図示せず)をセットして、このカセット内に堆積物4が積まれている。
移動スキッド12は、図2に示すように、二倍幅の印刷用プレート2Wが積載されてなる堆積物5を載せる大きさの長方形状のスキッド本体12Aを有しており、このスキッド本体12Aは台車部20に着脱可能に設置固定してある。この台車部20は、その前、後側のプレート部21に複数個の車輪22を備えている。そして、移動スキッド12上にカセット(図示せず)をセットし、このカセット内に堆積物5が積まれている。カセットは台車部20から外すことができる。
そして、移動スキッド12は、台車部20の車輪22をレール18に載せることで印刷用プレート搬入格納部6の移動スキッド待機部Gに配設してある。
移動スキッド12は、移動スキッド走行手段である移動スキッド走行機構23の作動により移動スキッド待機部Gからスキッド設置部F(このスキッド設置部Fに搬入された搬入スキッド11上方)に、また、この逆に移動されるものである。
そして、移動スキッド走行機構23は、図5及び図6に示すように、アクチュエータである空圧シリンダ24と、この空圧シリンダ24の伸縮動作を制御して移動スキッド12の移動を制御するアクチュエータ動作制御手段を備えている。そして、空圧シリンダ24の基端部が、区画用ベース部材6Aに設けた取付部材(図示せず)に固定してあり、空圧シリンダ24のピストンロッド27の先端部が、台車部20のプレート部21に設けたロッド連結部28に連結してある(図2参照)。
アクチュエータ動作制御手段は、アクチュエータ動作制御回路としての、空圧シリンダ24のシリンダ動作制御回路101を備えており、このシリンダ動作制御回路101は、移動スキッド12に積載された堆積物5の重量に応じて移動スキッド12の減速位置を変える減速位置制御手段(緩衝手段)を備えている。
減速制御手段は、後述するように、堆積物5における印刷用プレート2Wの枚数を検知する枚数検知手段と、枚数から算出した堆積物の重量であるスキッド重量に基づいて移動スキッド12の減速開始位置を設定する減速開始位置設定手段と、移動スキッド12の移動位置を検知する移動位置検知手段と、移動スキッド12の移動位置が減速開始位置に一致した場合に空圧シリンダ24のシリンダ動作制御回路101に減速指令を出力する制御部80を備えている。
そして、枚数検知手段は、後述するように、原点Sから堆積物5の高さ検知までの距離Hと原点Sから堆積物5が載置される移動スキッド12までの距離Lを算出して、枚数=(距離H−距離L)/(印刷用プレート厚さ+合い紙厚さ)の式から枚数を演算して検知し、移動位置検知手段は、後述するように、移動スキッド12に設けたスリット板55のスリット56に光を通過させることによってパルスを発生させ、移動スキッド待機部Gに設けた第1、第2のカウントセンサ57、58が二重にパルスを拾い、これらのパルスに基づく位置検知信号を出力するスキッドカウンタ59で構成してあり、減速開始位置設定手段は、後述するように、スキッド重量に基づいた移動スキッド12の減速開始位置をテーブルとして設定しており、制御部80は、後述するように、そのメモリ83にテーブル等を記憶していて、移動スキッド12の移動位置が、テーブルに書き込まれた設定減速開始位置に一致した場合に、減速指令をシリンダ動作制御回路101に出力する。
空圧シリンダ24は、図5及び図6に示すように、外筒体25の基端側に基端側閉塞体29を、外筒体25の先端側に先端側閉塞体30をそれぞれに連結したシリンダ本体31と、このシリンダ本体31内に摺動可能に嵌挿されたピストン32と、このピストン32に連結されたピストンロッド27とを備えており、シリンダ本体31内は、ピストン32によりヘッド側圧力室33とピストンロッド側圧力室34に区画してある。
また、ピストンロッド27のピストン形成部位は、他の部位に比較して大径であって、ピストン32を挟んで、図5において左側が大径ロッド部27Aに、図5において右側が大径ロッド部27Bにしてある。
そして、基端側閉塞体29には、大径ロッド部27Aが摺動可能に嵌挿されるロッド嵌挿凹部35と、ヘッド側圧力室33にロッド嵌合凹部35を経て通じる接続ポート36と、ヘッド側圧力室33を基端側閉塞体29の周面部から外気に連通させる細孔からなるエアダンパ37とが設けてある。
また、先端側閉塞体30には、ロッド貫通孔38と、このロッド貫通孔38と同心であって、大径ロッド部27Bが摺動可能に嵌挿されるロッド嵌挿凹部39と、ピストンロッド側圧力室34にロッド嵌合凹部39を経て通じる接続ポート40と、ピストンロッド側圧力室34を先端側閉塞体30の周面部から外気に連通させる細孔からなるエアダンパ41が設けてある。そして、ロッド貫通孔38にはピストンロッド27が摺動可能に貫通している。
シリンダ動作制御回路101は、図5に示すように、電磁切換弁42と、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43と、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44と、スピードコントロール弁45、46を備えている。
そして、電磁切換弁42は第1、第2切換ポート部42A、42Bを有しており、電磁切換弁42の第1接続ポート42aは空圧発生源47に接続してある。また、第2接続ポート42bは空圧回路48を介して空圧シリンダ24の接続ポート40に接続してあり、この空圧回路48には逆止弁49とスピードコントロール弁45が設けてある。
そして、空圧回路48には、逆止弁49に対して並列にシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43が接続してある。このシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43は第1、第2切換ポート部43A、43Bを有しており、切換ポジションに第1切換ポート部43Aが位置した状態がオフ(OFF)状態であり、切換ポジションに第2切換ポート部43Bが位置した状態がオン(ON)状態である。また、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43はリリーフ弁50を備えている。このリリーフ弁50は、第1切換ポート部43Aに導入された空気圧をパイロット圧として開口して排気量を制御して排気を大気に放出するものである。
また、電磁切換弁42の第3接続ポート42cは空圧回路51を介して空圧シリンダ24の接続ポート36に接続してあり、この空圧回路51には逆止弁52とスピードコントロール弁46が設けてある。
そして、空圧回路51には、逆止弁52に対して並列にシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44が接続してある。このシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44は第1、第2切換ポート部44A、44Bを有しており、切換ポジションに第1切換ポート部44Aが位置した状態がオフ(OFF)状態であり、切換ポジションに第2切換ポート部44Bが位置した状態がオン(ON)状態である。また、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44はリリーフ弁53を備えている。このリリーフ弁53は、第1切換ポート部44Aに導入された空気圧をパイロット圧として開口して排気量を制御して排気を大気に放出するものである。
また、図2及び図5に示すように、移動スキッド12の台車部20の前側のプレート部21には、スキッド移動方向イに沿うようにしてスリット板55が装着してあり、このスリット板55には、そのスキッド移動方向イに沿って多数のスリット56が所定の間隔を置いて多数形成してある。また、印刷用プレート搬入格納部6における区画用ベース部材6Aの前部位6A−1には、移動スキッド待機部Gのシリンダ出し側に対応させて第1、第2のカウントセンサ57、58が配置してある。
そして、スリット板55と、第1、第2のカウントセンサ57、58とで移動位置検知手段であるスキッドカウンタ59が構成してある。このスキッドカウンタ59は、スリット板55のスリット56に光を通過させることによって、図12及び図13に示すように、第1、第2のカウントセンサ57、58が二重にパルスを拾って適正なパルスにして、後述する制御部80のCPU81に検出信号を出力するものであり、そして、第1、第2カウンタセンサ57、58は、シリンダ引き側位置センサ60の位置にある原点Pからカウントを開始する。そして、CPU81が、検出信号に基づいて(適正パルスを加算して)移動スキッド12の位置を割り出す。
また、図2及び図5に示すように、区画用ベース部材6Aの前部位6A−1には、移動スキッド待機部Gのシリンダ引き側に対応させて、シリンダ引き側位置センサ60と、このシリンダ引き側位置センサ60よりシリンダ出し側に寄せてシリンダ引き側リミットセンサ61が設けてあり、また、区画用ベース部材6Aの前部位6A−1には、移動スキッド待機部Gのシリンダ出し側に対応させて、と、シリンダ出し側位置センサ62よりシリンダ引き側に寄せてシリンダ出し側リミットセンサ63が設けてある。
シリンダ引き側位置センサ60はシリンダ引き側における移動スキッド12の位置を検出するものであり、シリンダ出し側位置センサ62はシリンダ出し側における移動スキッド12の位置を検出するものである。
また、図2及び図3に示すように、印刷用プレート供給装置8において、一方及び他方の吸着ユニット15A、15Bは、印刷用プレート搬入格納部6の後方に横に並べて配置され、且つ一対の搬入スキッド11の上方に位置するアーム67を備えており、これらのアーム67は、サーボモータ68でボールねじ軸69Aを回転させることでガイドポスト69に沿って昇降自在であり、また、ロータリーエンコーダ68Aにより検知されるパルス数の計数により、後述する吸着部71A、71B、72A、72Bの高さ位置を把握することができ、これにより所要の位置に吸着部71A、71B、72A、72Bを移動・停止させると共に、後述するように、印刷用プレート搬入格納部6に格納された印刷用プレート1W、2Wの枚数を検知することができる。一対のサーボモータ68は、同期と非同期との切換が可能にしてある。
図2乃至図4に示すように、一方の吸着ユニット15Aのアーム67には、このアーム67の長手方向の両端側にそれぞれに吸着部71Aがガイドレール70に沿って移動可能に設けてあり(図4参照)、また、アーム67の中央部には吸着部72Aが設けてある。また、他方の吸着ユニット15Bのアーム67には、このアーム67の長手方向の両端側にそれぞれに吸着部71Bがガイドレール70に沿って移動可能に設けてあり、また、アーム67の中央部には吸着部72Bが設けてある。
そして、吸着部71A、71Bはそれぞれにフレーム73を備えており、これらのフレーム73には、堆積物4(5)の最上の印刷用プレート1W(2W)を取り上げて搬送する際に、その印刷用プレート1W(2W)の上面に吸着して印刷用プレート1W(2W)を保持可能な吸着パッド74A、74Bが設けてある。
また、他方の吸着ユニット15Bの中央の吸着部72Bは、図2及び図4に示すように、アーム67に垂直に固定された昇降用レール77を備えており、この昇降用レール77にはセンターパッド75Bを有する昇降部材78が昇降可能に、且つ所定位置に保持可能に設けてある。
そして、昇降部材78に遮光部材79が固着してあり、また、昇降用レール77には高さ検知センサHcが設けてあって、高さ検知用センターパッド部76を構成しており、この高さ検知センサHcは、図4及び図9に示すように、上側センサ77Aと下側センサ77Bを備えており、これらの上、下側センサ77A、77Bは投光部と受光部とからなる光センサで構成してあり、投光部から受光部に至る投光路を遮光部材79が遮ることで、高さ検知センサHcから信号が出力されるものである。そして、高さ検知用センターパッド部76と高さ検知センサHcとで高さ検知手段Jを構成している。
また、図4に示すように、一方及び他方の吸着ユニット15A、15Bの吸着部71Aのフレーム73には、それぞれ標準幅の印刷用プレート1Wの堆積物4の上方に位置するようにして二つのカラーセンサScが設けてある。
更に、図3に示すように、一方の吸着ユニット15Aの中央の吸着部72Aのフレーム73には、搬入スキッド11が横に並べて一対配置される場合に、そのスキッド搬入キッド11上の標準幅の印刷用プレート1Wの堆積物4の間の間隙の上方に位置するように印刷用プレート検知手段である印刷用プレート検知センサSW10が配置してある。
印刷用プレート検知センサSW10は、印刷用プレート1W(2W)の表面に光を当てて、その反射光を検知する反射型センサで構成してあり、光を検知しない場合は、下方に印刷用プレートが存在しない(即ち、堆積物4の間の間隙がある)ことから堆積物4が標準幅の印刷用プレート1Wから構成されている場合であり、一方、光を検知した場合は、下方に印刷用プレートが存在することから堆積物が二倍幅の印刷用プレート2Wから構成されている場合である。
また、カラーセンサScはカラー識別可能な受光素子からなり、堆積物4(5)の最上の印刷用プレートの色を検知する機能を有する。標準幅の印刷用プレート1Wを取扱う場合には、2つのカラーセンサScは、それぞれ対応する印刷用プレートの色を検知するが、二倍幅の印刷用プレート2Wを取扱う場合には、一方のカラーセンサScのみで検知することもできる。ここで、印刷用プレート1W(2W)は、印刷用プレートの種類や製作メーカーなどの判定を必要とする種別に応じて予め着色することができる。
図8は制御系統の概略構成を示すブロック図である。ここで、制御部80には、種々のデータ処理を行なうCPU81を備えており、CPU81には、バス82を介してROMやRAM等からなるメモリ83が接続してある。CPU81は、メモリ83に記憶されている移動スキッド移動制御プログラム、テーブル及びシステム上位の制御部100からの指令に基づいてシリンダ動作制御回路101及び表示部102を作動する。
また、CPU81にはインターフェース回路を介して種々の入出力機器が接続してある。すなわち、インターフェース回路85には入力機器としてのシステム上位の制御部100が接続してあり、インターフェース回路86には入力機器としてのスキッドカウンタ59が接続してあり、インターフェース回路87には入力機器としてのシリンダ引き側位置センサ60が接続してあり、インターフェース回路88には入力機器としてのシリンダ引き側リミットセンサ61が接続してある。
また、インターフェース回路89には入力機器としてのシリンダ出し側位置センサ62が接続してあり、インターフェース回路90には入力機器としてのシリンダ出し側リミットセンサ63が接続してあり、インターフェース回路91には入力機器としての印刷用プレート検知センサSW10が接続してあり、インターフェース回路92には入力機器としてのカラーセンサScが接続してあり、インターフェース回路93には入力機器としての高さ検知センサHcが接続してある。
また、インターフェース回路94には出力機器としての表示部102が接続してあり、インターフェース回路95には出力機器としてのシリンダ動作制御回路101が接続してある。シリンダ動作制御回路101は、空圧シリンダ24を制御することで移動スキッド12の加速、定速、減速、暴走阻止、非常停止等を行なうものである。
図3は、印刷用プレート供給装置8が二倍幅の印刷用プレート2Wを搬送する場合の斜視図である。印刷用プレート供給装置8の構成及び動作は、標準幅の印刷用プレート1Wの場合と概ね同様である。ここで、二倍幅の印刷用プレート2Wを取扱う場合には、吸着部71A、71B、72A、72Bはガイドレール70に沿って内側に移動し、互いの間隔を狭めて搬送動作を行うことになる。
移動スキッド12のスキッド高さHは、ロータリーエンコーダ68Aと高さ検知用センターパッド部76と高さ検知センサHcとにより測定される。そして、CPU81は、枚数検知手段として機能してスキッド高さHから印刷用プレート2Wの枚数を検知し、この枚数に基づいてスキッド重量を計算する。
すなわち、制御部80が版情報を獲得して、制御部80からの指令によりサーボモータ68が回転制御されてボールねじ軸69Aを回転させることでガイドポスト69に沿って吸着ユニット15Bが下降させ、図10に示すように、高さ検知用センターパッド部76のセンターパッド75Bの下端部が、移動スキッド12上の印刷用プレート2Wの堆積物5の上面に接触することで、昇降部材78に設けられた遮光部材79が、高さ検知センサHcの下側センサ77Bにおける投光部から受光部に至る投光路を遮り、この高さ検知センサHcから信号が出力される。
CPU81は、高さ検知センサHcからの信号を受けて、サーボモータ68の回転を停止させることで一方の吸着ユニット15Aの下降を停止し、メモリ83に現在位置を記憶させる。この場合、図4に示すように、サーボモータ68に設けたロータリーエンコーダ68Aを介して検知されるパルス数の計数により高さ検知時の原点Sからの距離(原点Sから高さ検知までの距離)Hを測定する。なお、印刷用プレート2Wの厚さは12パルス、合い紙の厚さは3パルスである。
次に、CPU81は、取り込んだ信号に基づいて印刷用プレート2Wの枚数を計算する。印刷用プレート2Wの枚数=(原点Sから高さ検知までの距離H−基準位置までの距離L)/(印刷用プレート厚さ+合い紙厚さ)
そして、印刷用プレート2Wの枚数に基づいてスキッド重量を計算する。
減速開始位置設定手段は、スキッド重量に基づいた移動スキッド12の減速開始位置、すなわち、移動スキッド12のシリンダ出し側減速開始位置(終端から減速開始までの距離)及びシリンダ引き側減速開始位置(終端から減速開始までの距離)をテーブルとして設定しており、このテーブルはメモリ83に記憶されている。
なお、スキッド重量−シリンダ出し側減速開始位置(終端から減速開始までの距離)との関係を図15に示し、スキッド重量−シリンダ引き側減速開始位置(終端から減速開始までの距離)との関係を図16に示す。
シリンダ出し側設定減速開始位置(又はシリンダ引き側減速開始位置)において、印刷用プレート供給装置8に電源を入れた時、移動スキッド12の重量が最大限の場合の減速位置(ブレーキ位置)を初期値として設定してある。その後、上記したように、プレート高さHを把握して印刷用プレート2Wの枚数から重量に換算して、このスキッド重量から減速位置(ブレーキ位置)を設定している。従って、初期値から現在位置に設定するまでのセット時間は長くかかるが、その後は、リアルタイムで、減速位置(ブレーキ位置)を設定していることになる。なお、シリンダ出し側での減速位置(ブレーキ位置)は、スキッド重量が重い方が慣性力は高いので、シリンダ出し側より手前に設定して、荷ズレを起さないようにしているし、シリンダ引き側での減速位置(ブレーキ位置)は、スキッド重量が重い方が慣性力は高いので、シリンダ引き側より手前に設定して、荷ズレを起さないようにしている。
CPU81は、スキッドカウンタ59が検出した信号に基づいて移動スキッド12の現在位置(移動位置)を判定するのであるが、この移動スキッド12の現在位置(移動位置)が、テーブルに書き込まれたシリンダ出し側設定減速開始位置(又はシリンダ引き側減速開始位置)に一致した場合に、CPU81は減速指令をシリンダ動作制御回路101に出力するものである。
次に、印刷用プレート供給装置8において、移動スキッド12のシリンダ出し側カウント移動制御を説明する。
移動スキッド12のカウント移動は、図12及び図14に示すように、シリンダ引き側待機位置からシリンダ出し側待機位置の区間内で行なわれるものであり、この区間は、シリンダ引き側待機域A、シリンダ引き側リミット作動域B、移動途中域C、シリンダ出し側リミット作動域D、シリンダ出し側待機域Eに区分される。そして、移動スキット12の移動状態は、加速−定速・・・減速−停止である。
堆積物5を搭載した移動スキッド12がシリンダ引き側待機域Aに待機した状態では、図12に示すように、シリンダ引き側位置センサ60は移動スキッド12を検知していて、オン(ON)状態である。また、第1、第2カウントセンサ57、58は移動スキッド12を検知していて、オン(ON)状態である。また、シリンダ出し側位置センサ62は移動スキッド12を検知しておらず、オフ(OFF)状態である。また、シリンダ出し側リミットセンサ63は移動スキッド12を検知しておらず、オフ(OFF)状態である。なお、図12はタイミングチャートではなく、スキッド位置による挙動状態を示している。
また、空圧シリンダ24のシリンダ動作制御回路101において、図5に示すように、電磁切換弁42では切換ポジションに第1切換ポート部42Aが位置しており、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43は、その切換ポジションに第1切換ポート部43Aが位置していてオフ(OFF)状態であり、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44は、その切換ポジションに第1切換ポート部44Aが位置していてオフ(OFF)状態である。
この状態で、CPU81は、システム上位の制御部100からの給版指令を受けて、メモリ83が記憶している移動スキッド動作制御プログラムに基づいてシリンダ動作制御回路101に作動指令を出力して、電磁切換弁42とシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43を切換作動させる。この場合、電磁切換弁42の切換ポジションに第2切換ポート部42Bが位置し、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43は、その切換ポジションに第2切換ポート部43Bが位置してオン(ON)状態になり、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44は、その切換ポジションに第1切換ポート部44Aが位置していてオフ(OFF)状態である。
したがって、図5及び図6に示すように、圧縮空気は、電磁切換弁42の第2切換ポート部42B、空圧回路51を流れて、スピードコントロールバルブ46を経て、空圧シリンダ24の接続ポート36からヘッド側圧力室33に導入される。一方、空圧シリンダ24のピストンロッド側圧力室34の圧縮空気は、接続ポート40、コントロールバルブ45を経てシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43の第2切換ポート部43Bに入り、空圧回路48を経て電磁切換弁42の第2切換ポート部42Bの開放ポートを経て大気に放出される。
このために、ピストン33はシリンダ出し方向(伸長方向)に移動して、ピストンロッド27が押し出されて移動スキッド12が加速状態でシリンダ引き側待機域Aからシリンダ出し側待機域E側に移動し始める。スキッドカウンタ59では、第1のカウントセンサ57と第2のカウントセンサ58との二個のセンサで、スリット56を透過した光のパルスを検出し原点Pからカウントを開始する。CPU81は適正パルスを加算して行き、移動スキッド12の位置を読み取り、移動スキッド12の位置情報をメモリ83に記憶させる。
移動スキッド12がシリンダ引き側待機域Aからシリンダ引き側リミット域Bに移動すると、シリンダ引き側位置センサ60は移動スキッド12の検知を終えてオフ(OFF)状態になる。移動スキッド12がシリンダ引き側リミット域Bから移動途中域Cに移動すると、移動スキッド12は定速状態になる。
また、移動スキッド12のシリンダ出し側設定減速開始位置は、予め設定されたスキッド重量に見合う位置に到達した時に(カウント値一致割り込み)、CPU81がメモリ83に記憶されているテーブルから読み出される。そして、CPU81はシリンダ動作制御回路101に指令を出してシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43をオフ(OFF)制御することで減速が開始される。
したがって、移動スキッド12が移動途中域Cを移動中において、スキッド重量に関連したテーブルに設定してある設定減速開始位置に至ると、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43がオフ(OFF)制御される。すなわち、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43において、その切換ポジションに第1切換ポート部43Aが位置し、排気が第1切換ポート部43Aからリリーフ弁50を経て大気に放出される。この場合、リリーフ圧が高くなることで移動スキッド12が減速状態になる。
移動スキッド12が移動途中域Cからシリンダ出し側リミット域Dに移動すると、シリンダ出し側リミットセンサ63は移動スキッド12を検知して、オン(ON)状態になる。
そして、移動スキッド12がシリンダ出し側リミット域Dからシリンダ出し側待機域Eに移動すると、図8に示すように、ピストンロッド27の大径ロッド部27Bがロッド嵌挿凹部39に嵌挿されて接続ポート40がピストンロッド側圧力室34から遮断されるが、ピストンロッド側圧力室34の圧縮空気が細孔からなるエアダンパ41を流動して外気に放出されるために、移動スキッド12は緩衝される。
移動スキッド12がシリンダ出し側待機域Eに至ると、シリンダ出し側位置センサ62は移動スキッド12を検知して、オン(ON)状態になり、移動スキッド12の停止検知信号を出力する。CPU81は停止検知信号に基づいてシリンダ動作制御回路101を作動させて、電磁切換弁42は、その切換ポジションに第1切換ポート部42Aが位置するように切換えられる。
なお、上記した移動スキッド12の動作において、CPU81は、スキッドカウンタ59の信号を受けて移動スキッド12が移動開始数秒後、第1、第2スキッドカウンタ58、59が異常でないことを確認するが、第1、第2スキッドカウンタ58、59が異常の場合には、CPU81は、メモリ83に記憶されている移動スキッド動作制御プログラムに基づいてシリンダ動作制御回路101に作動指令を出力して、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43をオフ(OFF)制御することで、減速が開始されて停止する。この停止は、タイマー(図示せず)の設定時間経過後に行なわれる。
また、暴走の原因として、第1、第2カウントセンサ57、58の一つが壊れた場合があり、図14に示すように、シリンダ出し側リミット割り込みX1は、シリンダ出し側位置割り込みX2より手前(シリンダ引き側)に設定してあり、CPU81は、シリンダ出し側リミット63に到達するまでに、第1、第2カウントセンサ57、58による位置割込がない場合には、シリンダ出し側リミット63の検出信号に基づいて強制的にブレーキをかける。印刷用プレート供給装置8を壊さないようにするためである。
次に、上記した移動スキッド12のシリンダ引き側待機域Aからシリンダ出し側待機域Eへの移動とは逆の、シリンダ出し側待機域Eからシリンダ引き側待機域Aへの移動、すなわち、移動スキッド12のシリンダ引き側カウント移動制御を説明する。
移動スキッド12がシリンダ出し側待機域Eに待機した状態では、図12に示すように、シリンダ出し側位置センサ62は移動スキッド12を検知していて、オン(ON)状態である。
また、シリンダ動作制御回路101において、図5に示すように、電磁切換弁42は、その切換ポジションに第1切換ポート部42Aが位置しており、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43は、その切換ポジションに第1切換ポート部43Aが位置していてオフ(OFF)状態であり、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44は、その切換ポジションに第1切換ポート部44Aが位置していてオフ(OFF)状態である。
この状態で、CPU81は、システム上位の制御部100からの給版指令を受けて、メモリ83が記憶している移動スキッド動作制御プログラムに基づいてシリンダ動作制御回路101に作動指令を出力して、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44を切換作動させる。すなわち、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44は、その切換ポジションに第2切換ポート部44Bが位置してオン(ON)状態になる。
したがって、図5に示すように、圧縮空気は、電磁切換弁の42の第1切換ポート部42Aから空圧回路48を流れて、スピードコントロールバルブ45を経て、空圧シリンダ24の接続ポート40からピストンロッド側圧力室34に導入される。一方、空圧シリンダ24のヘッド側圧力室33の圧縮空気は、接続ポート36、コントロールバルブ46を経てシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44の第2切換ポート部44Bに入り、空圧回路51を経て電磁切換弁42の第1切換ポート部42Aの開放ポートを経て大気に放出される。
このために、ピストン33はシリンダ引き方向(縮小方向)に移動して、ピストンロッド27が引き込まれて移動スキッド12が加速状態でシリンダ出し側待機域Eからシリンダ引き側待機域A側に移動し始める。スキッドカウンタ59では、スリット56を透過した光のパルスを検出しカウント(ダウンカウント)を開始する。CPU81はパルスを加算して行き、移動スキッド12の位置を読み取り、移動スキッド12の位置情報をメモリ83に記憶させる。
移動スキッド12がシリンダ出し側待機域Eからシリンダ出し側リミット域Dに移動すると、シリンダ出し側位置センサ62は移動スキッド12の検知を終えてオフ(OFF)状態になる。移動スキッド12がシリンダ出し側リミット域Dから移動途中域Cに移動すると、移動スキッド12は定速状態になる。
移動スキッド12が移動途中域Cを移動中において、スキッド重量に関連したテーブルに設定してあるシリンダ引き側設定減速開始位置に至ると、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44がオフ(OFF)制御される。すなわち、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44の切換ポジションに第1切換ポート部44Aが位置し、排気が第1切換ポート部44Aからリリーフ弁53を経て大気に放出される。この場合、リリーフ圧が高くなることで移動スキッド12が減速状態になる。
移動スキッド12が移動途中域Cからシリンダ引き側リミット域Bに移動すると、シリンダ引き側リミットセンサ61は移動スキッド12を検知して、オン(ON)状態になって、CPU81に停止信号を出力する。
そして、移動スキッド12がシリンダ引き側リミット域Bからシリンダ引き側待機域Aに移動すると、ピストンロッド27の大径ロッド部27Aがロッド嵌挿凹部35に嵌挿されて接続ポート36がヘッド側圧力室33から遮断されるが、ヘッド側圧力室33の圧縮空気が細孔からなるエアダンパ37を流動して外気に放出されるために、移動スキッド12は緩衝される。
移動スキッド12がシリンダ引き側待機域Aに至ると、シリンダ引き側位置センサ60は移動スキッド12を検知して、オン(ON)状態になり、移動スキッド12の停止検知信号をCPU81に出力する。
なお、上記した移動スキッド12の動作において、CPU81は、スキッドカウンタ59の信号を受けて移動スキッド12が移動開始数秒後、第1、第2スキッドカウンタ58、59が異常でないことを確認するが、第1、第2スキッドカウンタ58、59が異常の場合には、CPU81は、メモリ83に記憶されている移動スキッド動作制御プログラムに基づいてシリンダ動作制御回路101に作動指令を出力して、シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44をオフ(OFF)制御することで、減速が開始されて停止する。この停止は、タイマー(図示せず)の設定時間経過後に行なわれる。
また、移動スキッド12の暴走の場合、シリンダ引き側リミット割り込みは、シリンダ引き側位置割り込みより手前(シリンダ出し側)に設定してあり、CPU81は、シリンダ引き側リミット61に到達するまでに、第1、第2カウントセンサ57、58による位置割込がない場合には、シリンダ引き側リミット61の検出信号に基づいて強制的にブレーキをかける。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、標準幅の印刷用プレート1Wを積み重ねてなる堆積物4を積載した搬入スキッド11を、例えば、床置きにして、この搬入スキッド11の上方に、二倍幅の印刷用プレート2Wを積み重ねてなる堆積物5を積載した移動スキッド12を移動させて、二種類のスキッド(搬入スキッド11と移動スキッド12)を、印刷用プレート搬入格納部6内において、上下に重ねることができるために、印刷用プレート搬入格納部6のスキッド設置面積を小さくすることができ、印刷用プレート供給装置8の省スペース化を図ることができる。また、印刷用プレート1W(2W)を、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部6に搬入することができて、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレート1W(2W)の補給が簡便になる。
また、本発明の実施の形態によれば、移動スキッド12に積載された堆積物5の重量は、印刷用プレート2Wが満杯の場合と最後の一枚の場合とでは約200kg変動することがあるが、この重量の変動に対して、移動スキッド12に対する緩衝能力を変えさせることができる。すなわち、移動スキッド12に積載された堆積物5の重量に応じて移動スキッド12の減速位置を変えることで緩衝することができる。
このために、移動スキッド12にガイドを設けることなく、印刷用プレート2Wの荷ズレを防止することができる。また、ガイドを使用しないので、印刷用プレート2Wの積載枚数が標準化するということがなく、印刷用プレート2Wを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部6に搬入することが可能になって、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレート2Wの補給が簡便になる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部80は、電磁切換弁42を切換作動させて圧縮空気をヘッド側圧力室33に供給すると共に、ピストンロッド側圧力室34の圧縮空気をシリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43を経て排気することで空圧シリンダ24を伸長して移動スキッド12をシリンダ出し側に移動させ、また、制御部80は、圧縮空気をピストンロッド側圧力室34に供給し、ヘッド側圧力室33の圧縮空気をシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44を経て排気することで空圧シリンダ24を縮小して移動スキッド12をシリンダ引き側に移動させることができる。そして、制御部80は、減速指令を受けて、シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁43及びシリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁44を切換作動することにより排気量を制御して移動スキッド12の減速を行なうことができる。
また、本発明の実施の形態によれば、スキッドカウンタ59によって、パルスをカウントして、予め設定された位置で、移動スキッド12にブレーキをかけるような制御をしているのであるが、もし何らかの事情で、所定の位置に達しても、移動スキッド12にブレーキがかからず、暴走したような場合に、制御部80は、移動スキッド12がシリンダ出し側リミット63に到達するまでに、スキッドカウンタ59による位置割込が来ない場合には、移動スキッド12に強制的にブレーキをかけて、停止させることができるし、また、制御部80は、移動スキッド12がシリンダ引き側リミット61に到達するまでに、スキッドカウンタ59による位置割込が来ない場合には、移動スキッド12に強制的にブレーキをかけて、停止させることができる。このために、印刷用プレート供給装置8の破壊は防止することができる。
なお、上記した本発明の実施の形態では、印刷用プレートは、標準幅の印刷用プレート1Wと、その二倍幅の印刷用プレート2Wとの2種類を用いており、移動スキッド12には二倍幅の印刷用プレート2Wの堆積物5が積載されていることにしたが、本発明にあっては、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物のそれぞれを積載した複数種のスキッドを用いて、これらの複数種のスキッドを印刷用プレート搬入格納部6内で、上下に重ねるようにすることも含む。また、上記した本発明の実施の形態では、印刷用プレートを記録用のプレートとして説明したが、本発明にあっては水版を含むものである。
本発明の印刷用プレート供給装置は、印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物のそれぞれを積載した複数種のスキッドが、印刷用プレート搬入格納部内において、互いに区別されて上下に重ねるようにして搬入されるために、印刷用プレート搬入格納部のスキッド設置面積を小さくすることができる。このために、印刷用プレート供給装置の省スペース化を図ることができる。また、印刷用プレートを、一度に大量に印刷用プレート搬入格納部に搬入することができて、補給頻度を減らすことができるし、印刷用プレートの補給が簡便になるという効果を有しており、積層された印刷用プレートを1枚ずつ取り出して次工程に供給するための印刷用プレート供給装置を備えた画像記録装置等に有用である。
本発明に係る印刷用プレート供給装置が適用された画像記録システムを示す正面図 同印刷用プレート供給装置の斜視図 同印刷用プレート供給装置において、吸着ユニットが二倍幅の印刷用プレートを吸着した状態を示す斜視図 吸着ユニットの側面図 シリンダ動作制御回路の構成図 同シリンダ動作制御回路におけるスキッド加速状態(出し側リリーフ弁付き電磁弁オン作動状態)の説明図 同シリンダ動作制御回路におけるスキッド減速状態(出し側リリーフ弁付き電磁弁オフ作動状態)の説明図 同シリンダ動作制御回路におけるスキッド緩衝状態の説明図 高さ検知手段の構成説明図 同高さ検知手段の作動説明図 制御部の構成説明図 移動スキッドの移動に伴うセンサ信号の挙動の説明図 スキッドカウンタの動作説明図 シリンダ出し側カウント移動制御の説明図 スキッド重量−シリンダ出し側減速開始位置の関係を示す線図 スキッド重量−シリンダ引き側減速開始位置の関係を示す線図
符号の説明
1 記録ユニット
2 給版ユニット
3 排版ユニット
4、5 堆積物
6 印刷用プレート搬入格納部
6A 区画用ベース部材
8 印刷用プレート供給装置
11 搬入スキッド
12 移動スキッド
15A 一方の吸着ユニット(印刷用プレート移送手段)
15B 他方の吸着ユニット(印刷用プレート移送手段)
16 ドラム
18 レール
20 台車部
23 移動スキッド走行機構(移動スキッド走行手段)
24 空圧シリンダ(アクチュエータ)
27 ピストンロッド
27A 大径ロッド部
27B 大径ロッド部
33 ヘッド側圧力室
34 ピストンロッド側圧力室
35 ロッド嵌挿凹部
36 接続ポート
37 エアダンパ
38 ロッド貫通孔
39 ロッド嵌挿凹部
40 接続ポート
41 エアダンパ
42 電磁切換弁
43 シリンダ出し側リリーフ弁付き電磁弁(緩衝手段)(減速位置制御手段)
44 シリンダ引き側リリーフ弁付き電磁弁(緩衝手段)(減速位置制御手段)
55 スリット板(移動位置検知手段)
56 スリット(移動位置検知手段)
57 第1のカウントセンサ(移動位置検知手段)
58 第2のカウントセンサ(移動位置検知手段)
59 スキッドカウンタ(移動位置検知手段)
60 シリンダ引き側位置センサ
61 シリンダ引き側リミットセンサ
62 シリンダ出し側位置センサ
63 シリンダ出し側リミットセンサ
67 アーム
68 サーボモータ
68A ロータリーエンコーダ
69 ガイドポスト
71A、71B、72A、72B 吸着部
75A センターパッド
76 高さ検知用センターパッド部(枚数検知手段)(減速制御手段)
77 昇降用レール(枚数検知手段)(減速制御手段)
77A 上側センサ(枚数検知手段)(減速制御手段)
77B 下側センサ(枚数検知手段)(減速制御手段)
78 昇降部材(枚数検知手段)(減速制御手段)
79 遮光部材(枚数検知手段)(減速制御手段)
80 制御部
83 メモリ
101 シリンダ動作制御回路(アクチュエータ動作制御回路)(アクチュエータ動作制御手段)(緩衝手段)(減速位置制御手段)
1W 標準幅の印刷用プレート
2W 二倍幅の印刷用プレート
F スキッド載置部
G 移動スキッド待機部
Hc 高さ検知センサ
J 高さ検知手段

Claims (6)

  1. 印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物を積載した複数個のスキッドが搬入される印刷用プレート搬入格納部と、前記堆積物から最上の前記印刷用プレートを取り上げて記録部に移送する印刷用プレート移送手段とを備えた印刷用プレート供給装置であって、
    前記印刷用プレート搬入格納部内で、複数個の前記スキッドを上下に多段に配置するとともに二段目以上のスキッドを移動スキッドとし、この移動スキッドに積載された最上の前記印刷用プレートを前記記録部に移送させる位置であるスキッド設置部と前記移送を待機させる位置であるスキッド待機部とにかけてレールを軌設し、前記移動スキッドは、前記堆積物を載せるスキッド本体を台車部に設置固定して構成され、前記台車部の車輪を前記レールに載せることで前記スキッド待機部に配設されるとともに、前記レールを用いて前記スキッド待機部及び前記移動スキッド設置部間を往復動する移動スキッド走行手段と、前記移動スキッドの移動方向に伸縮して前記移動スキッドの往復動を行なうアクチュエータの伸縮動作を制御して前記移動スキッドに積載された前記堆積物の重量に応じて前記移動スキッドの減速位置を変更する減速位置制御手段とを備えることを特徴とする印刷用プレート供給装置。
  2. 前記減速位置制御手段は、前記堆積物における前記印刷用プレートの枚数を検知する枚数検知手段と、前記枚数から算出した前記堆積物の重量であるスキッド重量に基づいて前記移動スキッドの減速開始位置を設定する減速開始位置設定手段と、前記移動位置を検知する移動位置検知手段と、前記移動位置が前記減速開始位置に一致した場合に前記アクチュエータのアクチュエータ動作制御回路に減速指令を出力する制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の印刷用プレート供給装置。
  3. 前記枚数検知手段は、原点Sから前記堆積物の高さ検知までの距離Hと前記原点Sから前記堆積物が載置される前記移動スキッドまでの距離Lを算出して、枚数=(距離H−距離L)/(印刷用プレート厚さ+合い紙厚さ)の式から前記枚数を演算して検知し、
    前記移動位置検知手段は、前記移動スキッドに設けたスリット板のスリットに光を通過させることによってパルスを発生させ、前記移動スキッド待機部に設けた第1、第2のカウントセンサが二重に前記パルスを拾い、これらのパルスに基づく位置検知信号を出力するスキッドカウンタで構成してあり、
    前記減速開始位置設定手段は、前記スキッド重量に基づいた前記移動スキッドの減速開始位置をテーブルとして設定しており、
    前記制御部は、前記移動スキッドの移動位置が、前記テーブルに書き込まれた設定減速開始位置に一致した場合に、前記減速指令を前記アクチュエータ動作制御回路に出力することを特徴とする請求項2に記載の印刷用プレート供給装置。
  4. 前記アクチュエータは空圧シリンダであり、前記アクチュエータ動作制御回路はシリンダ動作制御回路であり、このシリンダ動作制御回路は、前記空圧シリンダのヘッド側圧力室及びピストンロッド側圧力室への圧縮空気の供給及び排出を切換える電磁切換弁と、前記ピストンロッド側圧力室からの排気を制御するシリンダ出し側デセラレータと、前記ヘッド側圧力室からの排気を制御するシリンダ引き側デセラレータを有しており、
    前記制御部は、前記電磁切換弁を切換作動させて前記圧縮空気を前記ヘッド側圧力室に供給すると共に、前記ピストンロッド側圧力室の圧縮空気を前記シリンダ出し側デセラレータを経て排気することで前記空圧シリンダを伸長して前記移動スキッドをシリンダ出し側に移動させ、且つ前記圧縮空気を前記ピストンロッド側圧力室に供給し、前記ヘッド側圧力室の圧縮空気を前記シリンダ引き側デセラレータを経て排気することで前記空圧シリンダを縮小して前記移動スキッドをシリンダ引き側に移動させ、且つ、前記減速指令を受けて、前記シリンダ出し側デセラレータ及び前記シリンダ引き側デセラレータを切換作動することにより前記排気量を制御して前記移動スキッドの減速を行なうようにしたことを特徴とする請求項3に記載の印刷用プレート供給装置。
  5. 前記移動スキッド待機部のシリンダ出し側に、シリンダ出し側位置センサと、このシリンダ出し側位置センサよりシリンダ引き側に寄せてシリンダ出し側リミットセンサとが配置してあり、前記移動スキッド待機部のシリンダ引き側に、シリンダ引き側位置センサと、このシリンダ引き側位置センサよりシリンダ出し側に寄せてシリンダ引き側リミットセンサとが配置してあり、
    前記制御部は、前記移動スキッドが前記シリンダ出し側リミットに到達するまでに前記カウントセンサによる位置割込が来ない場合には、前記シリンダ出し側リミットの検出信
    号に基づき前記移動スキッドを強制停止させ、且つ、前記移動スキッドが前記シリンダ引き側リミットに到達するまでに、前記カウントセンサによる位置割込が来ない場合には、前記シリンダ引き側リミットの検出信号に基づき前記移動スキッドを強制停止させるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の印刷用プレート供給装置。
  6. 印刷用プレートを積み重ねてなる堆積物を積載した複数個のスキッドを印刷用プレート搬入格納部に搬入し、印刷用プレート移送手段が前記堆積物から最上の前記印刷用プレートを取り上げて記録部に移送するようにした印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法であって、
    前記印刷用プレート搬入格納部内で、複数個の前記スキッドを上下に多段に配置するとともに二段目以上のスキッドを移動スキッドとし、この移動スキッドに積載された最上の前記印刷用プレートを前記記録部に移送させる位置であるスキッド設置部と前記移送を待機させる位置であるスキッド待機部とにかけてレールを軌設し、前記移動スキッドは、前記堆積物を載せるスキッド本体を台車部に設置固定して構成され、前記台車部の車輪を前記レールに載せることで前記スキッド待機部に配設されるとともに、前記レールを用いて前記スキッド待機部及び前記移動スキッド設置部間を往復動可能とし、前記移動スキッドの移動方向に伸縮して前記移動スキッドの往復動を行なうアクチュエータの伸縮動作を制御して前記移動スキッドに積載された前記堆積物の重量に応じて前記移動スキッドの減速位置を変更することを特徴とする印刷用プレート供給装置におけるスキッド搬入方法。
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