JPH10324436A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH10324436A
JPH10324436A JP15032297A JP15032297A JPH10324436A JP H10324436 A JPH10324436 A JP H10324436A JP 15032297 A JP15032297 A JP 15032297A JP 15032297 A JP15032297 A JP 15032297A JP H10324436 A JPH10324436 A JP H10324436A
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JP
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sheet
calculating
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thickness
sheet member
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JP15032297A
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Inventor
Kazuya Iwasaki
一也 岩崎
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御が容易でどうような位置からでも残量検
知を実現でき、シート部材の残量とともに、シート部材
の補給可能枚数もリアルタイムに検出できる給紙装置を
提供する。 【解決手段】 積載手段151の移動量に比例した変異
量を出力する変異量出力手段170と、積載手段上の積
載シート部材1の上面を検知する上限検知手段155
と、積載手段から搬出されるシート部材の枚数を計測す
る給紙枚数計数手段280と、給紙枚数計数手段と変異
量出力手段から所定枚数給紙後の変異量により、単位枚
数相当の移動距離を算出する算出手段180と、算出手
段からシート部材の厚さを算出する厚さ算出手段180
と、厚さ算出手段により特定されたシート部材の厚さ
と、変異量出力手段の値からの変異量から、積載手段の
位置を算出する積載手段位置算出手段180を備え、積
載手段内のシート部材の残枚数を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置等に
用いられる給紙装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】用紙の残量を検知できる従来の給紙装置
は、特開平8−169592号公報に開示されており、
シート積載手段の移動量をモータの駆動パルス量又は駆
動時間、もしくは2つのセンサ間の距離に対する給紙枚
数からシート厚を算出するとももに、積載手段の位置か
らシートの残量を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の給
紙装置では、シート単体の厚さを検知して比較的高精度
に残量検知できるが、基準位置からのステップモータの
駆動パルスをカウントしたり、時間を計測したりするな
ど煩雑な制御を行わなければならない。
【0004】また、それらのデータは不揮発性のメモリ
に登録しないと計測中のデータが無くなってしまい、何
らかの原因でデータの保存のタイミングより早く電源が
落ちてしまうと、残量検知が行えなくなるという問題が
ある。
【0005】そこで本発明は上記課題を解消し、制御が
容易でどうような位置からでも残量検知を実現でき、シ
ート部材の残量とともに、シート部材の補給可能枚数も
リアルタイムに検出できる給紙装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、シート部材を積載する積載手段と、積載手段からシ
ート部材を搬出する給紙手段と、積載手段を駆動する駆
動手段と、積載手段の移動量に比例した変異量を出力す
る変異量出力手段と、積載手段上の積載シートの上面を
検知する上限検知手段と、積載手段から搬出されるシー
ト部材の枚数を計測する給紙枚数計数手段と、給紙枚数
計数手段と変異量出力手段とから所定枚数給紙後の変異
量により、単位枚数相当の移動距離を算出する算出手段
と、算出手段からシート部材の厚さを算出する厚さ算出
手段と、厚さ算出手段により特定されたシート部材の厚
さと、変異量出力手段の値からの変異量から、積載手段
の位置を算出する積載手段位置算出手段と、を備え、積
載手段内のシート部材の残枚数を検知することを特徴と
する。
【0007】この請求項1に記載の発明では、積載手段
の移動量に比例した変異量を出力する変異量出力手段に
より、リアルタイムでシート部材の積載手段の位置を検
出できるために、積載手段がどのような位置にあっても
シート部材の残量検出ができる(積載手段内のシート部
材の残枚数)を検知する。残量検出を行う制御が簡略化
でき、基準位置を検出する検出センサーが不要であるの
で、コスト削減が行え、信頼性の向上が図れる。
【0008】請求項2に記載の発明は、シート部材を積
載する積載手段と、積載手段からシート部材を搬出する
給紙手段と、積載手段を駆動する駆動手段と、積載手段
の移動量に比例した変異量を出力する変異量出力手段
と、積載手段上の積載シートの上面を検知する上限検知
手段と、積載手段から搬出されるシート部材の枚数を計
測する給紙枚数計数手段と、給紙枚数計数手段と変異量
出力手段とから所定枚数給紙後の変異量により、単位枚
数相当の移動距離を算出する算出手段と、算出手段から
シート部材の厚さを算出する厚さ算出手段と、厚さ算出
手段により特定されたシート部材の厚さと、変異量出力
手段の値からの変異量から、積載手段の位置を算出する
積載手段位置算出手段と、を備え、積載手段内に追加可
能なシート部材の枚数を検知することを特徴とする。
【0009】この請求項2に記載の発明では、積載手段
の移動量に比例した変異量を出力する変異量出力手段に
より、リアルタイムでシート部材の積載手段の位置を検
出できるために、積載手段がどのような位置にあっても
追加積載可能なシート部材の数を高精度にかつ容易に検
出できる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、算出されたシート部材の
残枚数と、算出されたシート部材の追加可能枚数を同時
に表示する表示操作手段を有することを特徴とする。
【0011】この請求項3に記載の発明では、用紙残量
と補給可能量を同時に表示することにより、使用者が使
用を予定しているシート部材の枚数に対して、残量が適
切かどうかを判断でき、さらにパッケージングされたシ
ート部材を無駄なく適切な補給を行える。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、算出されたシート部材の
残枚数に対して、設定された印字要求枚数が多いときに
は、表示装置に警告メッセージを表示することを特徴と
する。
【0013】この請求項4に記載の発明では、シート部
材の印字要求枚数が、用紙残量よりも多いときに、警告
を出すことによりシート部材の不足による機器の停止を
未然に防止でき、使用者の利便性が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の給紙装置を備える
画像形成装置としての複写機を示しており、複写機の本
体100は、ドキュメントフィーダ(DF)200を有
している。このドキュメントフィーダ200は、原稿の
自動給送を行う。フィニッシャー250は、パンチ、仕
分け等を行うもので、ドキュメントフィーダ200とフ
ィニッシャー250は本体100に対して自在に組み合
わせ可能になっている。
【0015】図1に示す本体100には、給紙手段27
0を備えており、給紙手段270は、第1乃至第3の給
紙段101乃至103を有し、その内部にはシート部材
(用紙あるいは転写紙ともいう)1を積載する積載トレ
イ110,120,130と、給紙時にシート部材1を
ピックアップするピックアップローラ111,121,
131と、シート部材1を搬送する給紙ローラ112,
122,132と、シート部材1の重送を防止するため
のリバースローラ113,123,133を備えてい
る。
【0016】本体100には、図1と図2に示す例えば
5000枚のシート部材1を収納できる大量給紙ユニッ
ト(LCT)150が装備されている。大量給紙ユニッ
ト150内には、給紙段101乃至103と同様に、積
載トレイ151、ピックアップローラ152、給紙ロー
ラ153、リバースローラ154が設けられている。図
示しない制御手段は、各積載トレイ151に積載された
シート部材1をピックアップローラ152に常に当接す
るように制御を行う。
【0017】原稿トレイ210は原稿を積載し、排紙ト
レイ251はシート部材1を排出する。また、図示しな
い操作表示部等が本体100に装備されている。
【0018】図2に示す積載手段としての積載トレイ1
51には、この積載トレイ151を上昇して下降するた
めのワイヤ163が懸架されており、このワイヤ163
はトレイ駆動モータ160の軸上に取り付けられたウオ
ームギア160a、減速ギア161を介して、駆動モ
ータ160で駆動されるプーリ161aの回転により、
積載トレイ151を移動させる。
【0019】図2に示すように、積載トレイ151の上
部には、ピックアップローラ152、シート部材1がピ
ックアップローラ152に当接することを検出する上限
検知手段としての上限センサー155、そしてシート部
材1の有無を検出する用紙センサー156がある。
【0020】モータ160により駆動される減速ギア1
61には、リニアセンサー170を駆動するための駆動
ギア162が噛み合わされており、積載トレイ151の
移動に伴い、リニアセンサー170も駆動される。
【0021】図3は変異量出力手段としてのリニアセン
サー170の構造例を示しており、駆動ギア162が回
転すると、内部のスパイラル軸171が回転して、これ
により出力端子を有するスライダ172が、抵抗173
上を移動する。すなわち、駆動ギア162の回転量に比
例して抵抗値が変化するようになっている。本発明の実
施の形態では、駆動ギア162の回転は、積載トレイ1
51の移動量(変異量)に比例しているので、リニアセ
ンサー170の出力抵抗値は積載トレイ151の移動量
に比例することになる。
【0022】図4は、図1の給紙装置の制御系の中央演
算処理部(以下CPUという)180が関連する制御対
象やセンサー類、そしてメモリ等を示している。CPU
180には、ROM181、RAM182、操作表示装
置350、上限センサー(上限検知手段)155、用紙
センサー156、モータ160を駆動するためのモータ
ドライバ183、給紙カウンタ(給紙枚数計数手段)2
80、リニアセンサー(変異量出力手段)170が接続
されている。
【0023】ROM181には制御プログラムが書き込
まれており、RAM182には制御上のデータを一時記
憶している。操作表示装置300は、使用者が操作した
り及び装置の情報を表示する。
【0024】リニアセンサー170はCPU180のア
ナログポート(AN)に接続されている。リニアセンサ
ー170の両端には、分圧抵抗184,185が接続さ
れているが、分圧抵抗184,185は制御方法によっ
ては割愛できる。給紙カウンタ(給紙枚数計数手段)2
80は、積載手段である積載トレイ151から搬出され
るシート部材1の枚数を計測する。
【0025】なお、画像形成装置の他の制御ユニットは
説明の簡略化のために割愛している。
【0026】図5は、図2に示す積載トレイ151のX
方向の移動量(リフター移動量)と、リニアセンサー1
70の出力(V)の関係を示している。積載トレイ15
1が図2の最低点(Xmin)にある時は、リニアセン
サー170のスライダー172は図4の下側に位置し、
リニアセンサー170自体の出力抵抗R0はゼロとな
る。
【0027】積載トレイ151が図2の最高点(Xma
x)にある時は、リニアセンサー170のスライダー1
72は上側に移動してリニアセンサー170自体の出力
抵抗RはRxになる(Rx=R)。
【0028】CPU180のアナログポートANに入力
される電圧値は、図4の分圧抵抗185,184によ
り、図2の最低点(Xmin)ではV0となり、図2の
最高点(Xmax)ではVxとなる。この間は、リニア
センサー170の特性により直線に変化する。
【0029】これにより、積載トレイ151のX方向の
単位移動距離当たりのリニアセンサー170の出力変化
量D(直線の傾き)は、式1で示すことができる。
【0030】
【数1】
【0031】従って、リニアセンサー170の出力変化
量DがΔVだけ変化した時の積載トレイ151のX方向
の移動量ΔXは、式2となる。
【0032】
【数2】
【0033】また、積載トレイ151の現在位置Xは、
その時の出力電圧がVであれば、同様に、式3で表さ
れ、
【0034】
【数3】
【0035】リニアセンサー170の出力変化量をモニ
ターすることで、CPU180は積載トレイ151の移
動量と位置を算出することができる。つまり、CPU1
80は、給紙枚数計数手段である給紙カウンタ280か
らのシート部材1の枚数と、変異量出力手段であるリニ
アセンサー170とから所定枚数のシート部材1を給紙
後の変異量により、単位枚数相当の移動距離を算出する
算出手段と、算出手段からシート部材1の厚さを算出す
る厚さ算出手段と、厚さ算出手段により特定されたシー
ト部材1の厚さと、変異量出力手段からの変異量から、
積載手段である積載トレイ151の位置を算出する積載
手段位置算出手段の機能を果たす。
【0036】図4に示す操作表示装置350は、シート
部材1の残用紙数の表示部351、シート部材1の印字
要求枚数表示部352、シート部材1の追加可能枚数表
示部353を有しており、CPU180がこれらの表示
部351,352,353に所定の値を表示できる。ま
た、操作表示装置350は、警告メッセージ354をラ
ンプ点灯等により使用者に対して表示できる。この警告
メッセージ354は、シート部材1の残用紙数の表示部
351に表示されているシート部材1の残枚数に対し
て、シート部材1の印字要求枚数表示部352に表示さ
れている印字要求枚数が多い場合に、使用者に対してシ
ート部材1が不足していることを警告することができ
る。これにより、複写作業が途切れることなく必要枚数
のシート部材1を複写することができる。
【0037】次に、上記給紙装置の動作を、図6を参照
して説明する。まず、使用者が積載トレイ(給紙トレ
イ)151をオープンして、所望の厚さのシート部材
(用紙)1を積載して積載トレイ151を閉めると(ス
テップS1)、図2のピックアップローラ152にシー
ト部材1が当接して、上限センサー155がオンするま
で積載トレイ151を上昇させる(ステップS2,S
3)。
【0038】上限センサー155がシート部材1の上限
を検知して時点で、用紙センサー156のオン/オフの
レベルを確認して(ステップS4)、用紙センサー15
6がオフの場合には、ペーパエンドの表示を図4の操作
表示装置350に行い、制御が終了する(ステップS1
4)。一方、用紙センサー156がオンの場合には、リ
ニアセンサー170の出力(基準位置X1に相当)をC
PU180のアナログポートANから取り込んで(基準
位置取り込み:ステップS5)、基準位置X1を前記
(式3)にて算出して、この値を積載トレイ151の移
動距離を検出するための基準値とする。
【0039】次に、図4の給紙カウンタ280のカウン
ト値を初期化(リセット:C=0)として、シート部材
1の紙厚みの検出の初期準備を終了する(ステップS
6)。図1の給紙手段270から給紙が行われると、給
紙1枚毎に給紙カウンタ280が規定枚数になるまでカ
ウントアップ(C=C+1)して(ステップS7,S
8)、カウント数Cが規定枚数になると、リニアセンサ
ー170の出力をCPU180のアナログポートANか
ら取り込んで移動位置X2を算出する(移動位置取り込
み:ステップS9)。
【0040】基準の位置X1と移動位置X2から、シー
ト部材1をC枚給紙した時の積載トレイ151の移動量
dX(dX=X2−X1)を算出して、この移動量dX
をC枚で除算(T=dx/C)することで、シート部材
1の1枚当たりの厚さを算出する(移動距離算出と紙厚
算出:ステップS10)。
【0041】シート部材1の残枚数M1は、積載トレイ
151の最高点Xmaxから移動位置X2までの距離を
シート部材1の紙の厚みTで除算することで得られる
(ステップS11)。ここで求められた残枚数を元に、
以後の給紙毎に残枚数をカウントダウンして行く(ステ
ップS12,S13)。
【0042】以上説明したのは、本発明の給紙装置にお
ける動作の第1の実施の形態であるが、図7及び図8は
本発明の給紙装置における動作の第2の実施の形態及び
第3の実施の形態を示している。
【0043】図7に示す動作の第2の実施の形態におけ
るステップS21乃至S26と、ステップS30乃至S
33は、図6の動作の第1の実施の形態のステップS1
乃至S6の初期準備までとステップS11乃至S14と
同じであるので説明を省略するが、図7におけるステッ
プS27乃至S29は異なる。
【0044】図6の第1の実施の形態では、シート部材
1の紙厚さ検出基準として規定の給紙枚数を用いている
が、図7の第2の実施の形態では、規定値に移動距離を
用いておりこのようにしても同様にして実現でき、シー
ト部材1の給紙が行われると、給紙カウンタ280のカ
ウント値Cのカウントアップと同時に、移動距離dXを
算出して行く(ステップS27)。そして移動距離dX
が規定値になった時点の給紙カウンタ280のカウント
値Cを元にして、シート部材1の紙厚みを算出する(ス
テップS28,S29)。これ以後のステップS30乃
至S32は、図6のステップS11乃至S13と同じで
ある。このように、図7の第2の実施の形態では、予め
積載トレイ151を基準位置に移動させなくても、任意
の位置を基準としてシート部材1の残紙の検出が行え
る。
【0045】また、図8に示す動作の第3の実施の形態
におけるステップS41乃至S50は、図6の動作の第
1の実施の形態のステップS1乃至S10までは同じで
あるので説明を省略するが、図8におけるステップS5
1乃至S53は異なる。
【0046】図8の第3の実施の形態では、シート部材
1の用紙残量の他に補給可能量を精度良く求めることも
できる。即ち、図8において積載トレイ151の最高点
Xmaxがリニアセンサー170の出力規定値であると
同様に、最低点Xminも規定値であることから、現在
位置X2に対する積載トレイ151の最低点Xminま
での距離は、(X2−Xmin)で求められる。この現
在位置X2に対する積載トレイ151の最低点Xmin
までの距離をシート部材1の紙厚みで除算する((X2
−Xmin)/T)ことにより、現在使用しているシー
ト部材1があと何枚追加して補充できるかを算出するこ
とができる(ステップS51乃至S53)。
【0047】さらに、複写用のシート部材1は例えば2
50枚単位や500枚単位等、規定枚数毎にパッケージ
ングされている。使用者がシート部材1を補給するさい
には、どの位のパッケージを用意するかは従来経験によ
って決めており、開封したパッケージに少量のシート部
材1を残して汚してしまったり、吸湿させてしまうこと
もあった。
【0048】そこで、図4に示す操作表示装置350
は、シート部材1の残用紙数(残紙量)と追加可能数
(追加可能量)を同時に表示できるようになっている。
これにより、使用者は、所望の複写枚数に対してシート
部材1の過不足を知ることができるとともに、シート部
材1を追加する際に、一目で必要なシート部材1のパッ
ケージの種類を選択することができる。
【0049】また、デジタル複写機の場合に、大量の部
数をソート複写することができる。この場合には、原稿
は複写に先立ちドキュメントフィーダ200により全て
メモリに読み込まれる。従来では、その後複写を開始す
るが、原稿数及び複写部数が多いと紙切れを起こすこと
があった。残紙を表示するようにしても、それだけでは
使用者は予め原稿枚数をカウントして、複写部数を掛け
て必要な枚数を算出してシート部材1が足りるかどうか
を確認しなければならず、作業が煩雑であった。
【0050】そこで本発明では、ドキュメントフィーダ
200により原稿数をカウントして、操作表示装置35
0により入力された複写部数をCPU180により乗算
して予め必要枚数を算出する。次に、図4に示す操作表
示装置350の残用紙数表示部351に表示されている
残用紙数と、印字要求枚数表示部352に表示されてい
る必要枚数とを比較して、残用紙数が足らなかった場合
には、操作表示装置350に警告メッセージ354を表
示して、使用者にシート部材1の補給を促す。またこの
時に、最小補給枚数を表示するようにしても良い。
【0051】以上のように、本発明の実施の形態では、
給紙装置の用紙積載手段である積載トレイ151が基準
位置から最上部までの距離に対して直線的に変異する際
に、積載トレイ151の位置を検出するようにしている
ので、容易な制御でいかなる位置からでも高精度なシー
ト部材1の残量検知ができ、シート部材1の残量ととも
に、シート部材1の補給可能数もリアルタイムに検出で
きる。
【0052】また、得られた情報を操作表示装置に適切
に表示して、デジタル複写機等の大量画像形成装置にお
いて、シート部材の不足を起こさないようにすることが
できる。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、積載手段の
移動量に比例した変異量を出力する変異量出力手段によ
り、リアルタイムでシート部材の積載手段の位置を検出
できるために、積載手段がどのような位置にあってもシ
ート部材の残量検出ができる(積載手段内のシート部材
の残枚数)を検知する。残量検出を行う制御が簡略化で
き、基準位置を検出する検出センサーが不要であるの
で、コスト削減が行え、信頼性の向上が図れる。
【0054】請求項2に記載の発明では、積載手段の移
動量に比例した変異量を出力する変異量出力手段によ
り、リアルタイムでシート部材の積載手段の位置を検出
できるために、積載手段がどのような位置にあっても追
加積載可能なシート部材の数を高精度にかつ容易に検出
できる。
【0055】請求項3に記載の発明では、用紙残量と補
給可能量を同時に表示することにより、使用者が使用を
予定しているシート部材の枚数に対して、残量が適切か
どうかを判断でき、さらにパッケージングされたシート
部材を無駄なく適切な補給を行える。
【0056】請求項4に記載の発明では、シート部材の
印字要求枚数が、用紙残量よりも多いときに、警告を出
すことによりシート部材の不足による機器の停止を未然
に防止でき、使用者の利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置を備える画像形成装置を示す
図である。
【図2】図1の給紙装置を示す図である。
【図3】図2の給紙装置のリニアーセンサを示す図であ
る。
【図4】図1の給紙装置の制御系を示す図である。
【図5】積載トレイの移動量と、リニアセンサーの出力
の関係を示す図である。
【図6】給紙装置の動作を示すフロー図である。
【図7】給紙装置の別の動作を示すフロー図である。
【図8】給紙装置のさらに別の動作を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 シート部材(用紙) 151 積載トレイ(積載手段) 155 上限センサー(上限検知手段) 160 モータ(駆動手段) 170 リニアセンサー(変異量出力手段) 180 CPU(単位枚数相当の移動距離を算出する算
出手段、厚さ算出手段、積載手段位置算出手段) 270 給紙手段 280 給紙カウンタ(給紙枚数計数手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート部材を積載する積載手段と、 積載手段からシート部材を搬出する給紙手段と、 積載手段を駆動する駆動手段と、 積載手段の移動量に比例した変異量を出力する変異量出
    力手段と、 積載手段上の積載シートの上面を検知する上限検知手段
    と、 積載手段から搬出されるシート部材の枚数を計測する給
    紙枚数計数手段と、 給紙枚数計数手段と変異量出力手段とから所定枚数給紙
    後の変異量により、単位枚数相当の移動距離を算出する
    算出手段と、 算出手段からシート部材の厚さを算出する厚さ算出手段
    と、 厚さ算出手段により特定されたシート部材の厚さと、変
    異量出力手段の値からの変異量から、積載手段の位置を
    算出する積載手段位置算出手段と、を備え、 積載手段内のシート部材の残枚数を検知することを特徴
    とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 シート部材を積載する積載手段と、 積載手段からシート部材を搬出する給紙手段と、 積載手段を駆動する駆動手段と、 積載手段の移動量に比例した変異量を出力する変異量出
    力手段と、 積載手段上の積載シートの上面を検知する上限検知手段
    と、 積載手段から搬出されるシート部材の枚数を計測する給
    紙枚数計数手段と、 給紙枚数計数手段と変異量出力手段とから所定枚数給紙
    後の変異量により、単位枚数相当の移動距離を算出する
    算出手段と、 算出手段からシート部材の厚さを算出する厚さ算出手段
    と、 厚さ算出手段により特定されたシート部材の厚さと、変
    異量出力手段の値からの変異量から、積載手段の位置を
    算出する積載手段位置算出手段と、を備え、 積載手段内に追加可能なシート部材の枚数を検知するこ
    とを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】算出されたシート部材の残枚数と、算出さ
    れたシート部材の追加可能枚数を同時に表示する表示操
    作手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】算出されたシート部材の残枚数に対して、
    設定された印字要求枚数が多いときには、表示装置に警
    告メッセージを表示することを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の給紙装置。
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