JP4630422B2 - Icカード - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、IC(集積回路)カード、特に接触型と非接触型の2つのインタフェースを有するICカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来のICカードの一例を示す構成図である。
このICカードは、接触型と非接触型の2つのインタフェースを有するデュアルインタフェースICカードと呼ばれるもので、カード入出力装置に電気的に接続するための端子1,2,3と、電磁結合によって非接触でデータの送受信を行うためのコイル4を有している。
【0003】
端子1,2は、それぞれリセット信号RST、及びクロック信号CLKを入力し、端子3は送受信データSIOを入出力するものである。端子1〜3は、中央処理装置(以下、「CPU」という)10のリセット端子RS、クロック端子CK、及び直列入力端子SIに、それぞれ接続されている。また、CPU10の直列出力端子SOは、3ステートバッファ11を介して端子3に接続され、入出力制御端子SCが、この3ステートバッファ11の制御端子に接続されている。端子3は、更に割込制御部20の入力側に接続され、この割込制御部20の出力側がCPU10の割込入力端子IRに接続されている。割込入力端子IRは、データ受信開始時の割込を受付けるための端子である。
【0004】
CPU10は、アドレス信号ADを出力するアドレス端子AD、データ信号DTの入出力をするデータ端子DT、読出制御信号RDを出力する制御端子C1、書込制御信号WRを出力する制御端子C2等を有している。CPU10のアドレス端子AD、データ端子DT、及び制御端子C1,C2等は、システムバス12を介して読出し専用メモリ(以下、「ROM」という)30、随時読み書き可能メモリ(以下、「RAM」という)40、電気的に消去及び書込可能な不揮発性メモリ(以下、「EEPROM」という)50、及び非同期データ送受信回路(以下、「UART」という)60等に接続されている。
【0005】
UART60は、CPU10との間で転送される並列データと、送受信される直列データとの変換を行うもので、直列データ側が非接触インタフェース部(以下、「非接触IF」という)70を介してコイル4に接続されている。
このようなICカードでは、カード入出力装置との間で、接触型のデータ送受信と非接触型のデータ送受信が可能になっている。
【0006】
接触型のデータ送受信の場合には、ICカードの端子1〜3が、カード入出力装置側の接触子に接続され、比較的低速度のデータ転送が行われる。データ送信の場合には、CPU10の直列出力端子SOから、プログラム制御によって送信データが1ビットずつ送信信号S2として出力され、3ステートバッファ11を介して端子3から送受信データSIOとして送信される。
【0007】
また、データの送受信が行われていない時、CPU10は割込待ちや低消費電力モードに設定される。そして、データが受信されると、端子3で受信した送受信データSIOが、受信信号S1としてCPU10の直列入力端子SIと割込制御部20に与えられる。割込制御部20では、受信信号S1の立下がりが検出され、CPU10の割込入力端子IRに割込信号が出力される。これにより、CPU10は動作モードに移り、データ受信用のプログラムが起動され、プログラム制御によって直列入力端子SIに与えられた受信信号S1が1ビットずつ逐次読取られ、データ受信が行われる。
【0008】
一方、非接触型のデータ送受信では、ICカードのコイル4がカード入出力装置側のコイルと電磁的に結合され、比較的高速度のデータ転送が行われる。データ送信の場合には、CPU10のデータ端子DTから、システムバス12を介してUART60へ、1バイト単位で送信データが与えられる。UART60では、CPU10から与えられた送信データが直列の送信信号S5に変換され、非接触IF70へ出力される。非接触IF70では、送信信号S5に基づいてコイル4が駆動される。また、データ受信の場合には、コイル4で受信した信号が非接触IF70で論理的な受信信号S4に変換されてUART60に与えられる。UART60において、受信信号S4は1バイトの受信データに組立てられ、システムバス12を介してCPU10のデータ端子DTへ転送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のICカードでは、次のような課題があった。
即ち、UART60による非接触型のデータ送受信では、CPU10に対する割込処理の制御ができない。このため、CPU10を割込待ちや低消費電力モードに設定することができず、負荷が大きくなると共に、低消費電力化が困難であった。
【0010】
本発明は、前記従来技術が持っていた課題を解決し、非接触型のデータ転送においても、割込処理や低消費電力モードの制御が可能なICカードを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の内の第1の発明は、直列データ入出力用の端子を介して直列データの送受信を行う接触型インタフェース、及び電磁結合によって非接触で前記直列データの送受信を行う非接触型インタフェースを有するICカードにおいて、送信データを格納する送信レジスタ、受信データを格納する受信レジスタ、送信/受信の状態を表示する送受フラグ、及び動作/非動作の状態を表示する動作フラグを有する直列並列変換手段と、割込制御手段と、低消費電力モード及び動作モードを有する処理制御手段とを備えている。
前記直列並列変換手段は、前記動作フラグが動作状態にセットされると、非接触型のデータ送受信が可能な状態になり、且つ、前記送受フラグが受信状態にセットされた受信動作時には、前記非接触型インタフェースで受信した受信用の前記直列データを受信用の並列データに変換して前記受信レジスタに格納すると共に前記受信用の直列データの第1の入力情報を出力し、前記送受フラグが送信状態にセットされた送信動作時には、前記処理制御手段から与えられる送信用の並列データを前記送信レジスタに格納し、格納された前記送信用の並列データを送信用の直列データに変換して前記非接触型インタフェースに出力するものである。
前記割込制御手段は、前記端子を介して前記接触型インタフェースで受信した受信用の前記直列データの第2の入力情報、または前記第1の入力情報に基づき、割込信号を出力するものである。
前記処理制御手段は、前記非接触型のデータ送受信の場合、前記動作フラグを動作状態にセットし、且つ、前記非接触型のデータ受信の場合には、前記送受フラグを受信状態にセットし、前記割込信号が与えられると前記低消費電力モードから前記動作モードに移行して、受信完了した前記受信レジスタの読出し処理を行い、前記非接触型のデータ送信の場合には、前記送受フラグを送信状態にセットした後、前記送信用の並列データを前記送信レジスタに与え、接触型のデータ送受信の場合、前記動作フラグを非動作状態にセットし、且つ、前記接触型のデータ受信の場合には、前記割込信号が与えられると前記低消費電力モードから前記動作モードに移行して、前記接触型インタフェースで受信した前記受信用の直列データに対する受信処理を行い、前記接触型のデータ送信の場合には、送信用の前記直列データを前記接触型インタフェースを介して前記端子に出力するものである。
【0013】
第2の発明は、直列データ入出力用の端子を介して直列データの送受信を行う接触型インタフェース、及び電磁結合によって非接触で前記直列データの送受信を行う非接触型インタフェースを有するICカードにおいて、送信データを格納する送信レジスタ、受信データを格納する受信レジスタ、送信/受信の状態を表示する送受フラグ、及び動作/非動作の状態を表示する動作フラグを有する直列並列変換手段と、割込制御手段と、低消費電力モード及び動作モードを有する処理制御手段とを備えている。
前記直列並列変換手段は、前記動作フラグが動作状態にセットされると、非接触型のデータ送受信が可能な状態になり、且つ、前記送受フラグが受信状態にセットされた受信動作時には、前記非接触型インタフェースで受信した受信用の前記直列データを受信用の並列データに変換して前記受信レジスタに格納すると共に受信完了信号を出力し、前記送受フラグが送信状態にセットされた送信動作時には、前記処理制御手段から与えられる送信用の並列データを前記送信レジスタに格納し、格納された前記送信用の並列データを送信用の直列データに変換して前記非接触型インタフェースに出力するものである。
前記割込制御手段は、前記端子を介して前記接触型インタフェースで受信した受信用の前記直列データの入力情報、または前記受信完了信号に基づき、割込信号を出力するものである。
前記処理制御手段は、前記非接触型のデータ送受信の場合、前記動作フラグを動作状態にセットし、且つ、前記非接触型のデータ受信の場合には、前記送受フラグを受信状態にセットし、前記割込信号が与えられると前記低消費電力モードから前記動作モードに移行して、受信完了した前記受信レジスタの読出し処理を行い、前記非接触型のデータ送信の場合には、前記送受フラグを送信状態にセットした後、前記送信用の並列データを前記送信レジスタに与え、接触型のデータ送受信の場合、前記動作フラグを非動作状態にセットし、且つ、前記接触型のデータ受信の場合には、前記割込信号が与えられると前記低消費電力モードから前記動作モードに移行して、前記接触型インタフェースで受信した前記受信用の直列データに対する受信処理を行い、前記接触型のデータ送信の場合には、送信用の前記直列データを前記接触型インタフェースを介して前記端子に出力するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示すICカードの構成図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このICカードは、図2のICカードと同様に、接触型と非接触型の2つのインタフェースを有するデュアルインタフェースICカードであり、カード入出力装置に電気的に接続するための端子1,2,3と、電磁結合によって非接触でデータの送受信を行うためのコイル4を有している。
【0018】
端子1,2は、それぞれリセット信号RST、及びクロック信号CLKを入力し、端子3は送受信データSIOを入出力するものである。端子1〜3は、処理制御手段(例えば、CPU)10のリセット端子RS、クロック端子CK、及び直列入力端子SIに、それぞれ接続されている。また、CPU10の直列出力端子SOは、3ステートバッファ11を介して端子3に接続され、入出力制御端子SCが、この3ステートバッファ11の制御端子に接続されている。端子3は、更に割込制御手段(例えば、割込制御部)20の入力側に接続されている。
【0019】
割込制御部20は、データの受信を検出してCPU10に割込をかけ、このCPU10を待機時の低消費電力モードから動作モードに切替えるものである。割込制御部20の出力側は、CPU10の割込入力端子IRに接続されている。
CPU10は、アドレス信号ADを出力するアドレス端子AD、データ信号DTの入出力をするデータ端子DT、読出制御信号RDを出力する制御端子C1、書込制御信号WRを出力する制御端子C2等を有している。CPU10のアドレス端子AD、データ端子DT、及び制御端子C1,C2等は、システムバス12を介してROM30、RAM40、EEPROM50、及び直列並列変換手段(例えば、UART)60A等に接続されている。
【0020】
ROM30は制御用のプログラムを格納したものであり、RAM40は処理途中のデータ等を一時的に格納するものであり、EEPROM50は処理結果のデータ等を保存するものである。UART60Aは、CPU10との間で転送される並列データと、送受信される直列データとの変換を行うもので、直列データ側が非接触IF70を介してコイル4に接続されると共に、出力信号S6と端子3の入力信号S1が割込制御部20の入力側にワイヤード・オア接続されている。
また、非接触IF70は、コイル4で受信した信号を論理処理レベルの受信信号S4に変換すると共に、送信信号S5をコイル4から送信データとして送信する信号に変換するものである。
【0021】
図3は、図1中のUART60Aの構成図である。
UART60Aはレジスタ部61を有しており、このレジスタ部61がシステムバス12を介してCPU10に接続され、アドレス信号AD、読出制御信号RD、及び書込制御信号WR等が与えられると共に、データ信号DTを入出力をするようになっている。レジスタ部61には、送信するデータを1バイト単位で保持する送信レジスタ61a、受信したデータを1バイト単位で保持する受信レジスタ61b、このUART60Aが送信状態か受信状態かを表示する送受フラグ61c、及び動作状態か非動作状態かを表示する動作フラグ61d等のレジスタが設けられている。
【0022】
レジスタ部61は、UART60A全体を制御する制御部62Aに接続されている。制御部62Aには、直列データ送受信用の送受信クロック信号を発生する送受信クロック発生部63と、直列データと並列データの変換を行うためのシフトレジスタ64が接続されている。
【0023】
シフトレジスタ64の直列入力端子には、非接触IF70から受信信号S4が与えられるようになっている。また、シフトレジスタ64の並列入出力端子はレジスタ部61に接続され、送信レジスタ61a及び受信レジスタ61bとの間で、並列に送受信データの転送が行われるようになっている。更に、シフトレジスタ64の直列出力端子は、2入力の論理和ゲート(以下、「OR」という)65の第1の入力側に接続されている。OR65の第2の入力側には、制御部62Aから、送受フラグ61cの状態に対応した送受信号S7が与えられるようになっている。また、OR65の出力側から非接触IF70に対する送信信号S5が出力されるようになっている。
【0024】
更に、非接触IF70から出力される受信信号S4は、3ステートバッファ66を介して第1の入力情報である信号S6として割込制御部20の入力側に接続されると共に、受信開始の起動信号として制御部62Aに与えられるようになっている。また、3ステートバッファ66の制御端子には、制御部62Aから動作フラグ61dの状態に対応した動作信号S8が与えられるようになっている。
【0025】
次に、図1及び図3の動作を、(1)接触型のデータ送受信、及び(2)非接触型のデータ送受信に分けて説明する。
(1) 接触型のデータ送受信
接触型のデータ送受信では、比較的低速度のデータ転送が行われる。
まず、ICカードの端子1〜3が、カード入出力装置側の接触子に接続される。CPU10は、端子3から入力された第2の入力情報である受信信号S1に基づき、システムバス12を介してUART60Aに対し、動作フラグ61dを非動作状態(例えば、“0”)にセットさせる指令を出力する。これにより、UART60Aの動作は停止すると共に、このUART60Aの制御部62Aから出力される動作信号S8が“0”となり、3ステートバッファ66はオフ状態になる。
【0026】
データ送信の場合には、受信信号S1に基づき、CPU10によってそのデータ送信が識別され、CPU10の入出力制御端子SCから“1”の制御信号S3が出力される。また、CPU10の直列出力端子SOから、プログラム制御によって送信データが1ビットずつ送信信号S2として出力され、3ステートバッファ11を介して端子3から送受信データSIOとして送信される。
【0027】
一方、データ受信の場合には、受信信号S1に基づき、CPU10によってそのデータ受信が識別され、CPU10の入出力制御端子SCから“0”の制御信号S3が出力され、CPU10が低消費電力モードになる。そして、端子3で受信した送受信データSIOが、受信信号S1としてCPU10の直列入力端子SIと割込制御部20に与えられる。割込制御部20では、受信信号S1の立下がりが検出され、CPU10の割込入力端子IRに割込信号が出力される。これにより、CPU10は、低消費電力モードから動作モードに移行し、データ受信用のプログラムが起動され、プログラム制御によって直列入力端子SIに与えられた受信信号S1が1ビットずつ逐次読取られ、データ受信が行われる。
【0028】
(2) 非接触型のデータ送受信
非接触型のデータ送受信では、比較的高速度のデータ転送が行われる。
まず、ICカードのコイル4が、カード入出力装置側のコイルと電磁的に結合される。コイル4で受信された信号は、非接触IF70により受信信号S4に変換され、この受信信号S4により制御部62Aが起動され、非接触型のデータ送信またはデータ受信であることが、システムバス12を介してCPU10へ通知される。そして、CPU10の入出力制御端子SCから“0”の制御信号S3が出力され、3ステートバッファ11はオフ状態となる。更に、CPU10からシステムバス12を介して、UART60Aに対して動作フラグ61dを動作状態(例えば、“1”)にセットさせる指令が出力される。これにより、UART60Aは動作可能な状態になると共に、このUART60Aの制御部62Aから出力される動作信号S8が“1”となり、3ステートバッファ66はオン状態になる。
【0029】
データ送信の場合には、CPU10からシステムバス12を介して、UART60Aに対して送受フラグ61cを送信状態(例えば、“1”)にセットさせる指令が出力される。これにより、UART60Aが送信状態に設定され、このUART60Aの制御部62Aから出力される送受信号S7が“0”となり、シフトレジスタ64の直列出力端子の出力信号がOR65から送信信号S5として非接触IF70に与えられる。
【0030】
次に、CPU10のデータ端子DTから、システムバス12を介してUART60Aへ、1バイト単位で送信データが与えられる。UART60Aでは、CPU10から与えられた送信データがレジスタ部61の送信レジスタ61aに格納される。更に制御部62Aの制御に基づいて、送信レジスタ61aに格納された送信データはシフトレジスタ64へ並列に転送される。シフトレジスタ64に転送された送信データは、制御部62Aから与えられる並列/直列変換処理の指令に基づいて直列のデータに変換され、OR65を介して送信信号S5として非接触IF70へ出力される。非接触IF70では、送信信号S5に基づいてコイル4が駆動される。
【0031】
一方、データ受信の場合には、CPU10からシステムバスを介して、UART60Aに対して送受フラグ61cを受信状態(例えば、“0”)にセットさせる指令が出力される。これにより、UART60Aが受信状態に設定され、このUART60Aの制御部62Aから出力される送受信号S7が“1”となり、送信信号S5は“1”となる。これにより、コイル4からの出力は停止し、CPU10が受信データ待ち状態になって低消費電力モードになる。受信待ち状態では、非接触IF70から“1”の受信信号S4が出力される。
【0032】
データが受信されると、受信した最初のデータの開始によって受信信号S4が“0”となる。受信信号S4は制御部62Aに与えられ、この制御部62Aからシフトレジスタ64に対して直列/並列変換処理の指令が出される。シフトレジスタ64で並列に変換された受信データは、レジスタ部61内の受信レジスタ61bに格納される。更に、受信信号S4の立下がりは、3ステートバッファ66を介して信号S6として割込制御部20に与えられる。これにより、割込制御部20からCPU10に対して割込信号が出力される。CPU10では、低消費電力モードから動作モードに移行し、受信完了を待って受信レジスタ61b内の受信データの読出しが行われる。読出された受信データは、RAM40等に格納される。
【0033】
以上のように、この第1の実施形態のICカードは、非接触型のデータ受信時に、動作フラグ61dの内容と、非接触型で受信した受信信号S4に基づいて割込用の信号S6を生成して割込制御部20に出力するUART60Aを有している。これにより、非接触型のデータ受信時にも、CPU10において割込処理と低消費電力モードの設定を行うことが可能になる。
【0034】
また、接触型のデータ送受信に使用するCPU10や割込制御部20の回路構成は従来通りであるので、IC等の部品の大部分をそのまま使用することが可能になり、コストの低減と開発期間の短縮ができる。
【0035】
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態を示すUARTの構成図であり、図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このUART60Bは、図1中のUART60Aに代えて設けられるものである。UART60Bでは、図3のUART60A中の制御部62Aに代えて、機能が追加された制御部62Bを設けている。即ち、制御部62Bは、受信信号S4により起動され、非接触型のデータ送信またはデータ受信であることを、システムバス12を介してCPU10へ通知し、受信時において、レジスタ部61の受信レジスタ61bに受信データが格納された時点で、受信完了信号S9を出力する機能が追加されている。そして、この受信完了信号S9が、受信信号S4に代えて3ステートバッファ66の入力側に与えられるようになっている。その他の構成は、図3と同様である。
【0036】
このようなUART60Bでは、非接触型のデータ受信時に、受信レジスタ61bに受信データが格納された時点で、制御部62Bから受信完了信号S9が出力される。受信完了信号S9は、3ステートバッファ66を介して信号S6として割込制御部20に与えられる。これにより、割込制御部20からCPU10に対して割込信号が出力される。CPU10では、低消費電力モードから動作モードに移行し、レジスタ61b内の受信データの読出しが行われる。読出された受信データは、RAM40等に格納される。なお、非接触型のデータ送信、及び接触型のデータ送受信の動作は、図1の第1の実施形態と同様である。
【0037】
以上のように、この第2の実施形態のUART60Bは、非接触型のデータ受信時に、受信レジスタ61bに受信データが格納された時点で受信完了信号S9を出力する制御部62Bを有している。これにより、第1の実施形態の利点に加えて、CPU10は受信完了信号S9が出力されるまで低消費電力モードを維持できるので、更に低消費電力モードの時間を長くすることができ、しかもCPU10における受信データの読出しタイミングの制御等を簡素化することができるという利点がある。
【0038】
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態を示すUARTの構成図であり、図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このUART60Cは、図1中のUART60Aに代えて設けられるものである。UART60Cでは、図4のUART60B中の制御部62Bに代えて、機能が追加された制御部62Cを設けている。即ち、制御部62Cは、受信信号S4により起動され、非接触型のデータ送信またはデータ受信であることを、システムバス12を介してCPU10へ通知し、送信時において、送信レジスタ61a内の送信データの送信が完了した時点で、送信完了信号S10を出力する機能が追加されている。更に、受信完了信号S9と送信完了信号S10は、2入力の論理積ゲート(以下、「AND」という)67を介して3ステートバッファ66の入力側に与えられるようになっている。その他の構成は、図4と同様である。
【0039】
非接触型のデータ送信時において、CPU10は送信データをUART60C内の送信レジスタ61aに格納して低消費電力モードに移行する。制御部62Cは、送信レジスタ61a内の送信データをシフトレジスタ64により並列データに変換させて出力させる。送信レジスタ61a内のデータの送信が完了した時点で、制御部62Cから送信完了信号S10が出力される。送信完了信号S10は、3ステートバッファ66を介して信号S6として割込制御部20に与えられる。これにより、割込制御部20からCPU10に対して割込信号が出力される。CPU10では、低消費電力モードから動作モードに移行し、次の送信データの出力または受信モードへの切替え等の処理が行われる。なお、非接触型のデータ受信、及び接触型のデータ送受信の動作は、第2の実施形態と
同様である。
【0040】
以上のように、この第3の実施形態のUART60Cは、非接触型のデータ送信時に、送信レジスタ61aの送信データの送信が完了した時点で送信完了信号S10を出力する制御部62Cを有している。これにより、第2の実施形態の利点に加えて、非接触型のデータ送信時に所定の期間、低消費電力モードにできるので、更に低消費電力モードの時間を長くすることができるという利点がある。
【0041】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) 信号極性や論理回路は上記説明に限定されず、逆極性や逆論理を組合わせて構成することができる。
(b) 図1のコイル4は送受兼用となっているが、送信と受信のコイルを分けても良い。
(c) 図1のICカードは、CPU10で接触型のデータ送受信を行い、UART60Aで非接触型のデータ送受信を行うように構成しているが、接触型及び非接触型の送受信をUART60Aで行うようにしても良い。
【0042】
図6は、その他の実施形態を示すICカードの構成図である。
図6のICカードは、図1のICカードの端子3を、3ステートバッファ81及びAND82を介してUART60Aに接続するように変更したものである。UART60Aは、AND82に入力される端子3からの受信信号と、そのAND82に入力される非接触IF70からの受信信号S4とに基づき、接触型または非接触型のデータ送受信であることを、システムバス12を介してCPU10へ通知する。これにより、接触型のデータ送受信時に、CPU10が制御信号S3を“1”にすることにより、UART60Aの送信信号S5が3ステートバッファ81を介して端子3から送受信データSIOとして送信される。また、制御信号S3を“0”にすることにより、端子3の送受信データSIOが、AND82を介してUART60Aに、受信信号として与えられる。これにより、CPU10のプログラム制御による1ビット単位の直列転送の必要がなくなるので、CPU10の負荷が軽減される。
【0043】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、第1の発明によれば、非接触型インタフェースで受信した直列データの第1の入力情報、または、接触型インタフェースで受信した直列データの第2の入力情報に基づき、割込信号を出力する割込制御手段を備えている。これにより、接触型のみならず非接触型のデータ転送においても、割込処理が可能になり、低消費電力モード等の制御ができる。
【0044】
第2の発明によれば、非接触型インタフェースで受信した直列データを並列に変換した時点で受信完了信号を出力する直列並列変換手段を備えている。そのため、割込制御手段が、接触型インタフェースで受信した直列データの入力情報、または、受信完了信号に基づき、割込信号を処理制御手段へ出力するので、処理制御手段において割込処理を開始することが可能になる。従って、処理制御手段の負荷が軽減され、低消費電力モードの時間を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すICカードの構成図である。
【図2】従来のICカードの一例を示す構成図である。
【図3】図1中のUART60Aの構成図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すUARTの構成図である。
【図5】本発明の第3の実施形態を示すUARTの構成図である。
【図6】その他の実施形態を示すICカードの構成図である。
【符号の説明】
1,2,3 端子
4 コイル
10 CPU(中央処理装置)
20 割込制御部
60A,60B,60C UART(非同期データ送受信回路)
61 レジスタ部
62A,62B,62C 制御部
64 シフトレジスタ
70 非接触IF(非接触インタフェース)
Claims (2)
- 直列データ入出力用の端子を介して直列データの送受信を行う接触型インタフェース、及び電磁結合によって非接触で前記直列データの送受信を行う非接触型インタフェースを有するICカードにおいて、
送信データを格納する送信レジスタ、受信データを格納する受信レジスタ、送信/受信の状態を表示する送受フラグ、及び動作/非動作の状態を表示する動作フラグを有する直列並列変換手段と、割込制御手段と、低消費電力モード及び動作モードを有する処理制御手段とを備え、
前記直列並列変換手段は、
前記動作フラグが動作状態にセットされると、非接触型のデータ送受信が可能な状態になり、且つ、
前記送受フラグが受信状態にセットされた受信動作時には、前記非接触型インタフェースで受信した受信用の前記直列データを受信用の並列データに変換して前記受信レジスタに格納すると共に前記受信用の直列データの第1の入力情報を出力し、前記送受フラグが送信状態にセットされた送信動作時には、前記処理制御手段から与えられる送信用の並列データを前記送信レジスタに格納し、格納された前記送信用の並列データを送信用の直列データに変換して前記非接触型インタフェースに出力し、
前記割込制御手段は、
前記端子を介して前記接触型インタフェースで受信した受信用の前記直列データの第2の入力情報、または前記第1の入力情報に基づき、割込信号を出力し、
前記処理制御手段は、
前記非接触型のデータ送受信の場合、前記動作フラグを動作状態にセットし、且つ、前記非接触型のデータ受信の場合には、前記送受フラグを受信状態にセットし、前記割込信号が与えられると前記低消費電力モードから前記動作モードに移行して、受信完了した前記受信レジスタの読出し処理を行い、前記非接触型のデータ送信の場合には、前記送受フラグを送信状態にセットした後、前記送信用の並列データを前記送信レジスタに与え、
接触型のデータ送受信の場合、前記動作フラグを非動作状態にセットし、且つ、前記接触型のデータ受信の場合には、前記割込信号が与えられると前記低消費電力モードから前記動作モードに移行して、前記接触型インタフェースで受信した前記受信用の直列データに対する受信処理を行い、前記接触型のデータ送信の場合には、送信用の前記直列データを前記接触型インタフェースを介して前記端子に出力することを特徴とするICカード。 - 直列データ入出力用の端子を介して直列データの送受信を行う接触型インタフェース、及び電磁結合によって非接触で前記直列データの送受信を行う非接触型インタフェースを有するICカードにおいて、
送信データを格納する送信レジスタ、受信データを格納する受信レジスタ、送信/受信の状態を表示する送受フラグ、及び動作/非動作の状態を表示する動作フラグを有する直列並列変換手段と、割込制御手段と、低消費電力モード及び動作モードを有する処理制御手段とを備え、
前記直列並列変換手段は、
前記動作フラグが動作状態にセットされると、非接触型のデータ送受信が可能な状態になり、且つ、
前記送受フラグが受信状態にセットされた受信動作時には、前記非接触型インタフェースで受信した受信用の前記直列データを受信用の並列データに変換して前記受信レジスタに格納すると共に受信完了信号を出力し、前記送受フラグが送信状態にセットされた送信動作時には、前記処理制御手段から与えられる送信用の並列データを前記送信レジスタに格納し、格納された前記送信用の並列データを送信用の直列データに変換して前記非接触型インタフェースに出力し、
前記割込制御手段は、
前記端子を介して前記接触型インタフェースで受信した受信用の前記直列データの入力情報、または前記受信完了信号に基づき、割込信号を出力し、
前記処理制御手段は、
前記非接触型のデータ送受信の場合、前記動作フラグを動作状態にセットし、且つ、前記非接触型のデータ受信の場合には、前記送受フラグを受信状態にセットし、前記割込信号が与えられると前記低消費電力モードから前記動作モードに移行して、受信完了した前記受信レジスタの読出し処理を行い、前記非接触型のデータ送信の場合には、前記送受フラグを送信状態にセットした後、前記送信用の並列データを前記送信レジスタに与え、
接触型のデータ送受信の場合、前記動作フラグを非動作状態にセットし、且つ、前記接触型のデータ受信の場合には、前記割込信号が与えられると前記低消費電力モードから前記動作モードに移行して、前記接触型インタフェースで受信した前記受信用の直列データに対する受信処理を行い、前記接触型のデータ送信の場合には、送信用の前記直列データを前記接触型インタフェースを介して前記端子に出力することを特徴とするICカード。
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