JP2010049356A - パラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

パラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、信号線の数を削減しつつ、高度な信号伝達を行うパラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体に関する。
【解決手段】パラレル−シリアル変換装置1は、クロック端子CLKに入力されるクロックCLKに基づいてデータ入力端子SNSa〜SNShに入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換するシフトレジスタ2の出力とデータ入力端子SNSa〜SNShに入力される複数のパラレル信号のOR処理を行うOR回路3の出力のいずれかを、3Sバッファ4、5及びDFF6によって選択して割り込み/データ端子IRQ/DATに出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、信号線の数を削減しつつ、高度な信号伝達を行うパラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体に関する。
各種機器、例えば、プリンタ装置、複合装置、ファクシミリ装置、スキャナ装置等の画像処理装置においては、複数の信号を少ない信号線でCPU(Central Processing Unit )等の出力先に出力するために、パラレル−シリアル変換装置が用いられている。
例えば、近年の省エネルギーの要望から待機状態で所定の待ち時間が経過すると、消費電力の削減を行う省エネルギーモードに移行し、所定の復帰要因に基づいて電圧の供給を再開して通常動作可能な状態に復帰する場合の復帰要因として、センサ等の検出信号をCPUへの割り込み信号として用いて省エネルギー復帰トリガの1つとしているが、この複数のセンサ等の検出信号を省エネルギー復帰トリガとなる割り込み信号としてCPUに入力する場合、信号線を少なくするために、パラレル−シリアル変換装置として、ワイヤードOR回路を用い、信号線をワイヤードOR接続して、該ワイヤードORの出力をCPUの割り込み端子に接続することが行われている(特許文献1参照)。
ところが、割り込み信号の復帰要因を特定するためには、それぞれ検出信号の状態を検出することが必要であり、検出信号の本数分の汎用入出力ポートが必要となる。
そして、センサの本数分の汎用入出力ポートが必要な場合に、CPUの汎用入出力ポートが足りないと、従来、トランシーバIC等を介してCPUのローカルバス経由でセンサ等の状態を検出することで、CPUの汎用入出力ポートの不足を補う方法等が用いられている。
ところが、各センサの信号をCPU側まで接続するのにハーネスが用いられるが、ハーネスの本数が増えるだけでなく、割り込み信号としての検出が必要なため、別途、割り込み端子にワイヤードORの出力信号を接続する必要があり、配線の数が多く、部品点数が多くなるという問題があった。
そして、従来、キー操作入力を示すロード信号に基づいて各操作キーの操作状態を同時並行的に検出したパラレルデータを、パラレルシリアル変換手段でクロック信号に基づいてシリアルデータに変換して制御回路基板に転送し、制御回路基板で該シリアルデータをパラレル変換することで、転送における信号線の数を減らした技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2002−354166号公報 特開2003−177859号公報
しかしながら、上記特許文献2記載の従来技術にあっては、単にパラレルの検出信号をシリアル信号に変換して転送するのみであるため、複数の信号のうち、変化した信号を特定するためには、すなわち、上述のように、検出信号に基づいて割り込み等を行う場合、割り込み信号の復帰要因を特定するためには、それぞれ検出信号の状態を検出することが必要であり、検出信号の本数分の汎用入出力ポートが必要となる。したがって、少なくとも、割り込み信号用の接続が別に必要となり、さらなる信号線の削減を行うためには、改良の必要があった。
そこで、本発明は、1本の信号線で信号値と割り込み信号とを使い分けて、信号線の数をより一層削減しつつ、高度な信号の伝達を行うパラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、信号入力端子に入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換するパラレル−シリアル変換手段の出力と該信号入力端子に入力される複数のパラレル信号の論理和を求める論理和手段の出力のいずれかを、選択手段によって制御信号入力端子に入力される制御信号に基づいて選択して信号出力端子に出力することを特徴としている。
また、本発明は、上記目的を達成するために、パラレル−シリアル変換装置とCPUが2本の信号線で接続され、CPUが、該信号線の1本を使用して制御信号を該パラレル−シリアル変換装置に出力し、該信号線の他の1本を使用して該パラレル−シリアル変換装置から入力される信号に対して割り込み信号の検出と信号値の検出とを選択的に実行し、該パラレル−シリアル変換装置が、制御信号入力端子に入力される制御信号に基づいて信号入力端子に入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換するパラレル−シリアル変換手段の出力と該信号入力端子に入力される複数のパラレル信号の論理和を求める論理和手段の出力のいずれかを、選択手段によって制御信号に基づいて選択して信号出力端子に出力し、該選択手段が、初期状態で、該論理和手段からの出力信号を選択して割り込み信号として該信号出力端子から該CPUに出力し、該CPUが、初期状態で、該パラレル−シリアル変換装置の該信号出力端子からの信号を割り込み信号として検出し、該割り込み信号を検出すると、該制御信号を所定タイミングで順次該パラレル信号の数だけ出力して、該制御信号を出力する毎に、該パラレル−シリアル変換装置から該選択手段によって選択されて入力される信号の信号値を検出し、該パラレル−シリアル変換装置が、初期状態で該CPUから該制御信号が入力されると、該選択手段に該論理和手段の出力から該パラレル−シリアル変換手段の出力に切り替えて選択させることを特徴としている。
さらに、前記CPUは、2つの汎用入出力端子と割り込み入力端子を備え、1つの該汎用入出力端子が前記パラレル−シリアル変換装置の前記制御信号入力端子に1本の信号線で接続されて前記制御信号を出力し、他の該汎用入出力端子と該割り込み入力端子が1本の信号線に共通接続されて該パラレル−シリアル変換装置の前記信号出力端子に接続され、初期状態で、該共通接続されている信号線から入力される信号を該割り込み入力端子で割り込み信号として検出し、該割り込み信号を検出すると、該制御信号を該1つの汎用入出力端子から所定タイミング毎に前記パラレル信号の数だけ出力し、該パラレル−シリアル変換装置の該信号出力端子に共通接続されている他の該汎用入出力端子に入力される信号の信号値を検出することを特徴としてもよい。
また、前記CPUは、2つの汎用入出力端子を備え、1つの該汎用入出力端子が前記パラレル−シリアル変換装置の前記制御信号入力端子に1本の信号線で接続されて前記制御信号を該汎用入出力端子から出力し、他の該汎用入出力端子が1本の信号線で該パラレル−シリアル変換装置の前記信号出力端子に接続され、初期状態で、他の該汎用入出力端子に入力される信号を割り込み信号として検出し、該割り込み信号を検出すると、該制御信号を所定タイミング毎に前記パラレル信号の数だけ出力し、他の該汎用入出力端子に入力される信号の信号値を検出してもよい。
本発明によれば、1本の信号線で信号値と割り込み信号とを使い分けて、信号線の数をより一層削減することができるとともに、高度な信号の伝達を行うことができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図5は、本発明のパラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のパラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体の一実施例を適用したパラレル−シリアル変換装置1の要部回路構成図である。
図1において、パラレル−シリアル変換装置1は、シフトレジスタ2、OR回路3、2個の3S(スリーステート)バッファ4、5及びDFF(D−フリップフロップ)6を備えているとともに、クロック(制御信号)CLKの入力されるクロック端子(制御信号入力端子)CLK、センサ等からパラレル信号の入力される8個の信号入力端子SNSa〜SNSh及び割り込み信号IRQ(Interrupt ReQuest)とシリアル信号DATの出力される割り込み/データ端子(信号出力端子)IRQ/DAT等を備えている。
パラレル−シリアル変換装置1は、信号入力端子SNSa〜SNShがシフトレジスタ2の信号入力端子INa〜INhに接続されているとともに、OR回路3の入力に接続されている。
シフトレジスタ(パラレル−シリアル変換手段)2は、信号入力端子INa〜INhの他に、クロック端子CLKに接続されてクロックCLKの入力されるクロック端子CLK、信号出力端子OUT及びキャリー信号を出力するキャリー端子CARRYを備えており、「1」のクロックCLKが入力されると、その立ち上がりで、信号入力端子INa〜INhに入力されるパラレル信号を順次切り替えてシリアル信号DATとして、信号出力端子OUTから3Sバッファ5に出力する。シフトレジスタ2は、信号入力端子INa〜INhの数だけクロックCLKが入力されると、キャリー端子CARRYからキャリー信号をDFF6のクリア端子CLRに出力するという動作を、クロックCLKが入力される毎に繰り返し実行する。
OR回路(論理和手段)3は、信号入力端子SNSa〜SNShからパラレル信号が入力され、これらのパラレル信号のOR処理を行って、OR処理結果をその出力端子から3Sバッファ4に出力する。このOR回路3は、入力されるパラレル信号の論理和を出力するが、本実施例では、負論理としており、いずれかのパラレル信号がゼロになると、3Sバッファ4への出力をゼロにするという論理回路としては、論理積処理を実行する。
DFF6は、Dタイプフリップフロップであり、データ入力端子D、出力端子Q、出力端子/Q、クロック入力端子CLK及びクリア端子CLRを備えていて、そのデータ入力端子Dには、所定の電圧(論理「1」に対応する電圧)が入力されている。DFF6は、初期状態では、出力Qの論理が「0」、出力/Qの論理が「1」であり、最初のクロックCLKが入力されると、出力Qを論理「1」に、出力/Qを論理「0」にする。DFF6は、クリア信号CLRを初期状態復帰信号として、初期状態に戻る。
そして、DFF6は、その出力端子Qが、3Sバッファ5の制御端子に接続されており、その出力端子/Qが、3Sバッファ4の制御端子に接続されている。したがって、3Sバッファ4と3Sバッファ5とは、その制御端子に、異なる論理が入力、すなわち、一方の3Sバッファ4または3Sバッファ5の制御端子に論理「1」が入力されると、他方の3Sバッファ5または3Sバッファ4の制御端子に論理「0」が入力され、3Sバッファ4と3Sバッファ5の一方がスルー状態であると、他方がハイインピーダンス状態となる。
3Sバッファ4と3Sバッファ5は、その出力端子が共通接続されて、割り込み/データ端子IRQ/DATに接続され、3Sバッファ4の入力端子には、OR回路3の出力である割り込み信号IRQが入力されて、3Sバッファ5の入力端子には、シフトレジスタ2のデータ出力DATが入力される。
そして、3Sバッファ4は、その制御端子にDFF6の出力端子/Qから論理「1」の信号が入力されると、スルー状態となって、OR回路3の割り込み信号IRQをそのままパラレル−シリアル変換装置1の割り込み/データ端子IRQ/DATに出力し、DFF6の出力端子/Qから論理「0」の信号が入力されると、ハイインピーダンス状態となって、OR回路3から割り込み/データ端子IRQ/DATへの割り込み信号IRQの出力を遮断する制御を行う。
また、3Sバッファ5は、その制御端子にDFF6のQ端子から論理「1」の信号が入力されると、スルー状態となって、シフトレジスタ2の信号出力端子OUTの出力をそのままパラレル−シリアル変換装置1の割り込み/データ端子IRQ/DATに出力し、DFF6の出力端子Qから論理「0」の信号が入力されると、ハイインピーダンス状態となって、シフトレジスタ2の信号出力端子OUTの出力が割り込み/データ端子IRQ/DATへ出力されるのを遮断する制御を行う。
そして、パラレル−シリアル変換装置1は、図2に示すように、機器、例えば、複合装置、複写装置、プリンタ装置、スキャナ装置等の画像処理装置の制御部10にパラレル−シリアル変換装置として適用され、制御部10は、パラレル−シリアル変換装置1、CPU11、ROM(Read Only Memory)12及びRAM(Random Access Memory)13等を備えている。
ROM12は、機器の制御に必要なプログラムや本発明のパラレル−シリアル変換制御方法を実行するパラレル−シリアル変換制御プログラム及びこれらのプログラムを実行するのに必要なシステムデータ等を記憶し、RAM13は、CPU11のワークメモリとして利用されて、プログラム上必要な変数等を一時格納する。なお、ROM12及びRAM13は、CPU11に組み込まれていてもよい。また、パラレル−シリアル変換制御プログラムは、ROM12からDRAM(Dynamic Random Access Memory)等に展開して実行するようにしてもよく、さらに、ROM12以外の書き替え可能な不揮発性メモリ等に格納されていてもよい。また、パラレル−シリアル変換制御プログラムは、パラレル−シリアル変換装置1内に不揮発性記憶メモリを設けて、該不揮発性記憶メモリに格納され、パラレル−シリアル変換装置1の利用を行うCPU11等が利用可能な状態に外部のDRAM等に展開してもよい。
すなわち、ROM、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明のパラレル−シリアル変換制御方法を実行するパラレル−シリアル変換制御プログラムを読み込んでROM12等に導入することで、後述する複数のパラレル信号のシリアル変換した伝送と割り込み信号IRQの伝送を切り替えて行うパラレル−シリアル変換制御方法を実行するパラレル−シリアル変換装置として構築されている。このパラレル−シリアル変換制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向ブログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
CPU11は、ロム12内のプログラムに基づいてRAM13をワークメモリとして利用して、制御部10の制御及び機器全体の制御を行い、機器としての処理及び後述するパラレル−シリアル変換制御処理を実行する。また、CPU11は、汎用入出力端子GPIO(General Purpose I/O)a、GPIObを備えており、汎用入出力端子GPIOa、GPIObは、プログラムによって端子の論理値(論理「1」または論理「0」)の設定や端子への入力状態の検出(論理「1」または論理「0」)を行うことができる端子である。
また、CPU11は、パラレル−シリアル変換装置1の割り込み/データ端子IRQ/DATに対して、汎用入出力端子GPIObと共通接続されている割り込み入力端子IRQを備えており、割り込み入力端子IRQに対して外部から割り込みがかけられることで、実行中のプログラムから異なるイベントに移行する。本実施例の制御部10は、この割り込み信号IRQを、省エネルギーモードからの復帰信号として利用する。すなわち、CPU11は、機器の待機状態が所定の待機時間経過すると、主要各部への電圧の供給を停止または低減するとともに、CPU11自体への電圧供給を低減する省エネルギーモードに移行するが、この省エネルギーモードからの復帰のトリガ信号(復帰信号)として、割り込み入力端子IRQへの割り込み信号IRQを用いており、この割り込み信号IRQがパラレル−シリアル変換装置1から入力される。そして、後述するように、パラレル−シリアル変換装置1から割り込み信号IRQが入力されると、汎用入出力端子GPIOaからクロックをパラレル−シリアル変換装置1のクロック端子CLKに出力し、パラレル−シリアル変換装置1のDFF6の出力を切り替えて、3Sバッファ4をハイインピーダンス状態、3Sバッファ5をスルー状態として、シフトレジスタ2の信号出力端子OUTからのシリアル信号DATを3Sバッファ5を介して割り込み/データ端子IRQ/DATからCPU11の汎用入出力端子GPIObに入力させる。このとき、パラレル−シリアル変換装置1のシフトレジスタ2は、信号入力端子SNSa〜SNShに入力されるパラレル信号をクロックCLKが入力される毎に順次シリアル信号に変換して信号出力端子OUTから出力する。
そして、パラレル−シリアル変換装置1の信号入力端子SNSa〜SNShには、機器の各部に設けられ復帰信号として利用する各種センサSa〜Shの検出信号が入力され、センサSa〜Shとしては、例えば、機器が画像形成装置の場合、給紙トレイ等が引き出されたことを検知する扉センサ、スキャナのADF(Auto Document Feeder)に原稿がセットされているか否かを検知する原稿有無センサ、特定のキーのキー入力等が用いられる。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のパラレル−シリアル変換装置1は、復帰信号としての各種センサSa〜Shの検出信号の変化を割り込み信号IRQとしてCPU11に出力するとともに、センサSa〜Shの検出信号のうちどのセンサSa〜Shの検出信号が変化したかが判断できるように、各センサSa〜Shの検出信号をCPU11に順次シリアル信号DATとして出力するパラレル−シリアル変換制御処理を実行する。
すなわち、パラレル−シリアル変換装置1は、初期状態において、DFF6が、出力Qの論理「0」、出力/Qの論理「1」であり、DFF6の出力/Qがその制御端子に入力されている3Sバッファ4がスルー状態、DFF6の出力Qがその制御端子に入力されている3Sバッファ5がハイインピーダンス状態となっている。パラレル−シリアル変換装置1は、この状態で、信号入力端子SNSa〜SNShに入力されている各センサSa〜Shの検出信号のうち少なくとも1つが変化(本実施例では、論理「1」から論理「0」へ変化)すると、OR回路3から論理「0」を3Sバッファ4の制御端子に出力するとともに、割り込み/データ端子IRQ/DATを介してCPU11の割り込み入力端子IRQに出力する。例えば、図3に示すように、パラレル−シリアル変換装置1は、データ入力端子SNSgに入力されているセンサSgの検出信号が「1」から「0」に変化すると、割り込み/データ信号IRQ/DATとして、割り込み信号IRQを割り込み/データ端子IRQ/DATからCPU11の割り込み入力端子IRQに出力する。
CPU11は、図4に示すように、割り込み信号IRQが入力されると(ステップS101)、割り込みハンドラを用いて、実行中のプログラムから割り込みイベントに遷移するための処理を実行して(ステップS102)、以降の割り込み信号IRQによる割り込みを受け付けないように割り込みをマスクする(ステップS103)。
CPU11は、割り込みをマスクすると、パラレル−シリアル変換装置1の割り込み/データ端子IRQ/DATからCPU11の汎用入出力端子GPIObに入力される割り込み/データ信号IRQ/DATをデータ信号(信号値検出用の信号)として検出し、まず、センサSa〜Shの検出信号のうちどのセンサSa〜Shの検出信号が変化したかをクロックCLKに基づいて判断するために、カウンタ値nを「1」(n=1)にセットする(ステップS104)。
CPU11は、パラレル−シリアル変換装置1にクロックCLKを出力するために、汎用入出力端子GPIOaの論理値を「1」にセットする(ステップS105)。
CPU11の汎用入出力端子GPIOaの論理値が「1」になると、パラレル−シリアル変換装置1は、そのクロック端子CLKに「1」のクロックCLKが入力され、DFF6の出力Qと出力/Qの論理値が、初期値の出力Q=「0」と出力/Q=「1」から、出力Q=「1」と出力/Q=「0」に切り替わる。
パラレル−シリアル変換装置1は、DFF6の出力Qの論理が「1」、出力/Qの論理が「0」となると、OR回路3の出力に接続されている3Sバッファ4がハイインピーダンス状態、シフトレジスタ2の出力端子OUTの接続されている3Sバッファ5がスルー状態となる。次に、CPU11は、汎用入出力端子GPIOaを論理値「0」に切り替え(ステップS106)、このとき、汎用入出力端子GPIObに入力される状態(値)を、n番目(いま、上述のように、[n=1」にセットされている。)の検出信号として取得(検出)する(ステップS107)。
すなわち、図3に示すように、パラレル−シリアル変換装置1は、クロック端子CLKのクロックCLKが一旦「1」に切り替わってから「0」に切り替わると、この論理値「0」のタイミングで、パラレル−シリアル変換装置1は、この状態で、信号入力端子SNSa〜SNShに入力されている各センサSa〜Shの検出信号を割り込み/データ端子IRQ/DATからCPU11の汎用入出力端子GPIObに出力する。パラレル−シリアル変換装置1は、クロック端子CLKに入力されるクロックCLK毎にデータ入力端子SNSa〜SNShをシフトレジスタ2で順次シフトさせて、図3に示すta、tb、・・・、tg、thのタイミングで、信号入力端子SNSa〜SNShに入力されているセンサSa〜Shからの検出信号を切り替え、n番目の切り替えに対応する検出信号を3Sバッファ5及び割り込み/データ端子IRQ/DATからCPU11の汎用入出力端子GPIObに出力する。CPU11は、このクロックCLKが「0」のタイミングで、汎用入出力端子GPIObに入力される値を検出信号の信号値として検出する。
CPU11は、次に、カウンタ値nを「1」だけインクリメントして、カウンタ値が「9」(n=9)であるかチェック、すなわち、センサSa〜Shの数だけ検出信号の検出を行ったかチェックし(ステップS109)、n=9でないときには、ステップS105に戻って、該次のセンサSa〜Shの検出信号について、上記同様に検出を行う(ステップS105〜S109)。
そして、上記処理を順次実行することで、CPU11は、例えば、図3に示したように、センサSgの検出信号、すなわち、データ入力端子SNSgに入力されている検出信号が「0」に変化しているときには、その検出信号の変化(論理値「0」への変化)を、7回目の汎用入出力端子GPIOaを論理値「1」にした後の論理値「0」のタイミングtgで検出することができる。
その後、上記処理を継続して行って、ステップS109で、n=9になると、CPU11は、パラレル−シリアル変換装置1のDFF6を初期状態に戻すために、汎用入出力端子GPIOaの論理値を「1」にした後(ステップS110)、再度、汎用入出力端子GPIOaの論理値を「0」にし(ステップS111)、汎用入出力端子GPIObが割り込み/データ信号IRQ/DATの状態が論理値「0」であるか、「1」であるかチェックして、割り込み/データ信号IRQ/DATが論理値「1」になるのを確認する(ステップS112)。
パラレル−シリアル変換装置1は、図3に示すように、9個目の論理値「1」のクロックCLKが入力されると、9個目の論理値「1」のクロックCLKによって、シフトレジスタ2のキャリー端子CARRYから論理値「0」のキャリー信号をDFF6のクリア端子CLRに出力し、DFF6を初期状態に戻す。
CPU11は、割り込み/データ信号IRQ/DATが論理値「1」になって、パラレル−シリアル変換装置1が初期状態になったことを確認すると、割り込みマスクを解除して、パラレル−シリアル変換装置1からの次の割り込み信号IRQの検出が可能な状態として、処理を終了する(ステップS113)。
また、図3の期間Thは、パラレル−シリアル変換装置1は、OR回路3側の出力が3Sバッファ4、5で選択されて有効となっているので、センサSNSgが論理「0」であるため、割り込み/データ信号IRQ/DATも論理「0」となっている。
このように、本実施例のパラレル−シリアル変換装置1は、クロック端子(制御信号入力端子)CLKに入力されるクロック(制御信号)CLKに基づいてデータ入力端子(信号入力端子)SNSa〜SNShに入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換するシフトレジスタ(パラレル−シリアル変換手段)2の出力と信号入力端子SNSa〜SNShに入力される複数のパラレル信号のOR(論理和)を求めるOR回路(論理和手段)3の出力のいずれかを、選択手段としての3Sバッファ4、5及びDFF6によってクロックCLKに基づいて選択して割り込み/データ端子(信号出力端子)IRQ/DATに出力する。
したがって、同じ信号線で信号の信号値と割り込み信号IRQとを使い分けて出力することができ、信号線の数をより一層削減することができるとともに、高度な信号の伝達を行うことができる。
また、本実施例の制御部(パラレル−シリアル変換システム)10は、パラレル−シリアル変換装置1とCPU11が2本の信号線で接続されていて、CPU11が、該信号線の1本を使用してクロック(制御信号)CLKをパラレル−シリアル変換装置1に出力し、信号線の他の1本を使用してパラレル−シリアル変換装置1から入力される割り込み/データ信号IRQ/DATに対して割り込み信号IRQの検出と信号値DATの検出とを選択的に実行して、パラレル−シリアル変換装置1が、クロック端子(制御信号入力端子)CLKに入力されるクロックCLKに基づいてデータ入力端子(信号入力端子)SNSa〜SNShに入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換するシフトレジスタ(パラレル−シリアル変換手段)2の出力と信号入力端子SNSa〜SNShに入力される複数のパラレル信号のOR(論理和)を求めるOR回路(論理和手段)の出力のいずれかを、選択手段としての3Sバッファ4、5及びDFF6によってクロックCLKに基づいて選択して割り込み/データ端子(信号出力端子)IRQ/DATからCPU11に出力する。そして、CPU11が、初期状態で、パラレル−シリアル変換装置1の割り込み/データ端子IRQ/DATからの割り込み/データ信号IRQ/DATを割り込み信号IRQとして検出し、割り込み信号IRQを検出すると、クロックCLKを所定タイミングで順次パラレル信号の数だけ出力して、クロックCLKを出力する毎に、パラレル−シリアル変換装置1から入力される割り込み/データ信号IRQ/DATの信号値DATを検出する。パラレル−シリアル変換装置1は、初期状態でCPU11からクロックCLKが入力されると、選択手段である3Sバッファ4、5及びDFF6にOR回路3の出力からシフトレジスタ2の出力に切り替えて選択させている。
したがって、同じ信号線で信号値DATと割り込み信号IRQとを使い分けてパラレル−シリアル変換装置1からCPU11に出力することができ、信号線の数をより一層削減することができるとともに、高度な信号の伝達を行うことができる。
また、CPU11は、2つの汎用入出力端子GPIOa、GPIObと割り込み入力端子IRQを備え、1つの汎用入出力端子GPIOaがパラレル−シリアル変換装置1の制御信号入力端子に1本の信号線で接続されてクロック(制御信号)CLKを出力する。市湯11は、他の汎用入出力端子GPIObと割り込み入力端子IRQが1本の信号線に共通接続されてパラレル−シリアル変換装置1の割り込み/データ端子(信号出力端子)IRQ/DATに接続され、初期状態で、共通接続されている信号線から入力される信号を割り込み入力端子IRQで割り込み信号IRQとして検出する。CPU11は、割り込み信号IRQを検出すると、クロックCLKを汎用入出力端子GPIOaから所定タイミング毎にパラレル信号の数だけ出力し、パラレル−シリアル変換装置1の割り込み/データ端子IRQ/DATに共通接続されている汎用入出力端子GPIObに入力される割り込み/データ信号IRQ/DATの信号値DATを検出している。
したがって、2本の信号線でパラレル−シリアル変換装置1とCPU11を接続して、同じ信号線で信号値DATと割り込み信号IRQとを使い分けることができ、信号線の数をより一層削減することができるとともに、高度な信号の伝達を行うことができる。
上記説明では、図2に示したように、画像処理装置等の機器の制御部10にパラレル−シリアル変換装置1が組み込まれている場合について説明したが、パラレル−シリアル変換装置1は、機器の制御部10に組み込まれる場合に限るものではなく、割り込み信号IRQと複数のパラレル信号を切り替えて信号伝送する種々の場合に適用することができ、例えば、図5に示すように、機器、例えば、画像処理装置の操作表示部20に適用してもよい。
図5の場合、上記パラレル−シリアル変換装置1と同様のパラレル−シリアル変換装置1が、操作表示部20のSOC(System On a Chip)21に組み込まれており、SOC21は、CPUの機能に操作表示部専用の機能を含むんでいる集積回路であって、図1及び図2のパラレル−シリアル変換装置1と同様の構成を含んでいる。SOC21は、その端子として、図1及び図2のパラレル−シリアル変換装置1と同様の信号入力端子SNSa〜SNSh、クロック端子CLK、割り込み/データ端子IRQ/DAT等を備えているとともに、USB端子を備えており、USBHOST機能を内蔵して、信号入力端子SNSa〜SNShには、それぞれセンサSa〜Shの検出信号が入力されている。
操作表示部20は、SOC21に、操作表示部20の機能処理を実行するためのプログラムが格納されているROM22とワークメモリとしてのRAM23が接続されているとともに、各種操作を行う操作キー24、各種情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)25及び機器の各種状態を点灯・点滅等によって表示するLED(Light Emitting Diode)26が接続されている。
操作表示部20には、機器の制御部30と接続されており、制御部30は、図2の制御部10と同様に、CPU11にROM12及びRAM13が接続されているとともに、USBHOST31が接続されている。操作表示部20は、図2の場合と同様に、SOC21のクロック端子CLKとCPU11の汎用入出力端子GPIOa、SOC21の割り込み/データ端子IRQ/DATとCPU11の汎用入出力端子GPIOb及び割り込み入力端子IRQが瀬接続されているとともに、SOC21のUSB端子と制御部30のUSBHOST31が接続されている。
図5の操作表示部20と制御部30が適用されている機器は、上記複合装置等の機器と同様に省エネルギーモードを備えており、制御部30は、SOC21からの割り込み信号IRQを、省エネルギーモードからの復帰信号として利用する。すなわち、操作表示部20と制御部30とは、省エネルギーモード以外の通常動作時には、USBHOST31とSOC21の内蔵USBHOSTとの間のUSB通信によって信号の授受を行う。
そして、省エネルギーモードに移行すると、上記同様に、SOC21と制御部30のCPU11との間で、パラレル−シリアル変換制御処理を実行して、2本の信号線のみによって、割り込み信号IRQと複数の信号のシリアル通信を行う。
このようにすると、省エネルギーモードを備えた操作表示部20のキー操作信号と割り込み信号IRQを適切に検出することができる。
なお、上記説明では、CPU11が、2つの汎用入出力端子GPIOa、GPIObと割り込み入力端子IRQを備えている場合について説明したが、2つの汎用入出力端子GPIOa、GPIObのみを備え、パラレル−シリアル変換装置1からの割り込み/データ信号IRQ/DATの入力される側の汎用入出力端子GPIObが、割り込み入力端子を兼用するものであってもよい。
このようにすると、信号線の配線をより一層簡略化することができ、コストを削減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、複数のパラレル信号における信号変化による割り込み信号と該複数のパラレル信号をシリアル信号に変換して伝送するパラレル−シリアル変換装置、パラレル−シリアル変換システム、パラレル−シリアル変換制御方法、パラレル−シリアル変換制御プログラム及び記録媒体に利用することができる。
本発明の一実施例を適用したパラレル−シリアル変換装置の要部回路構成図。 図1のパラレル−シリアル変換装置を適用した機器の制御部のブロック構成図。 図2のパラレル−シリアル変換装置の各端子に入力される信号のタイミングチャート。 パラレル−シリアル変換制御処理を示すフローチャート。 図1のパラレル−シリアル変換装置を適用した操作表示部と制御部のブロック構成図。
符号の説明
1 パラレル−シリアル変換装置
2 シフトレジスタ
3 OR回路
4、5 3Sバッファ
6 DFF
CLK クロック端子
SNSa〜SNSh 信号入力端子
IRQ 割り込み信号
IRQ/DAT 割り込み/データ端子
OUT 信号出力端子
CARRY キャリー端子
INa〜INh 信号入力端子
DAT シリアル信号
10 制御部
11 CPU
12 ROM
13 RAM
GPIOa、GPIOb 汎用入出力端子
IRQ 割り込み入力端子
20 操作表示部
21 SOC
22 ROM
23 RAM
24 操作キー
25 LCD
26 LED
30 制御部
31 USBHOST

Claims (9)

  1. 複数のパラレル信号の入力される信号入力端子と、制御信号の入力される制御信号入力端子と、信号を出力する信号出力端子と、該信号入力端子に入力される複数のパラレル信号の論理和を求めて出力する論理和手段と、該制御信号入力端子に入力される該制御信号に基づいて該信号入力端子に入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換して出力するパラレル−シリアル変換手段と、該制御信号に基づいて該論理和手段の出力と該パラレル−シリアル変換手段の出力のいずれかを選択して該信号出力端子に出力する選択手段と、を備えていることを特徴とするパラレル−シリアル変換装置。
  2. パラレル−シリアル変換装置とCPUが2本の信号線で接続されているパラレル−シリアル変換システムであって、前記CPUが、前記信号線の1本を使用して制御信号を該パラレル−シリアル変換装置に出力し、該信号線の他の1本を使用して該パラレル−シリアル変換装置から入力される信号に対して割り込み信号の検出と信号値の検出とを選択的に実行し、該パラレル−シリアル変換装置が、複数のパラレル信号の入力される信号入力端子と、該信号線の1本が接続され該CPUから該制御信号の入力される制御信号入力端子と、該信号線の他の1本が接続され該CPUに信号を出力する信号出力端子と、該信号入力端子に入力される複数のパラレル信号の論理和を求めて出力する論理和手段と、該制御信号入力端子に入力される該制御信号に基づいて該信号入力端子に入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換して出力するパラレル−シリアル変換手段と、該制御信号に基づいて該論理和手段の出力と該パラレル−シリアル変換手段の出力のいずれかを選択して該信号出力端子から該信号線を使用して該CPUに出力する選択手段と、を備え、該選択手段が、初期状態で、該論理和手段からの出力信号を選択して割り込み信号として該信号出力端子から該CPUに出力し、該CPUは、初期状態で、該パラレル−シリアル変換装置の該信号出力端子からの信号を割り込み信号として検出し、該割り込み信号を検出すると、該制御信号を所定タイミングで順次該パラレル信号の数だけ出力して、該制御信号を出力する毎に、該パラレル−シリアル変換装置から該選択手段によって選択されて入力される信号の信号値を検出し、該パラレル−シリアル変換装置が、初期状態で該CPUから該制御信号が入力されると、該選択手段に該論理和手段の出力から該パラレル−シリアル変換手段の出力に切り替えて選択させることを特徴とするパラレル−シリアル変換システム。
  3. 前記CPUは、2つの汎用入出力端子と割り込み入力端子を備え、1つの該汎用入出力端子が前記パラレル−シリアル変換装置の前記制御信号入力端子に1本の信号線で接続されて前記制御信号を出力し、他の該汎用入出力端子と該割り込み入力端子が1本の信号線に共通接続されて該パラレル−シリアル変換装置の前記信号出力端子に接続され、初期状態で、該共通接続されている信号線から入力される信号を該割り込み入力端子で割り込み信号として検出し、該割り込み信号を検出すると、該制御信号を該1つの汎用入出力端子から所定タイミング毎に前記パラレル信号の数だけ出力し、該パラレル−シリアル変換装置の該信号出力端子に共通接続されている他の該汎用入出力端子に入力される信号の信号値を検出することを特徴とする請求項2記載のパラレル−シリアル変換システム。
  4. 前記CPUは、2つの汎用入出力端子を備え、1つの該汎用入出力端子が前記パラレル−シリアル変換装置の前記制御信号入力端子に1本の信号線で接続されて前記制御信号を該汎用入出力端子から出力し、他の該汎用入出力端子が1本の信号線で該パラレル−シリアル変換装置の前記信号出力端子に接続され、初期状態で、他の該汎用入出力端子に入力される信号を割り込み信号として検出し、該割り込み信号を検出すると、該制御信号を所定タイミング毎に前記パラレル信号の数だけ出力し、他の該汎用入出力端子に入力される信号の信号値を検出することを特徴とする請求項2記載のパラレル−シリアル変換システム。
  5. 入力される複数のパラレル信号をシリアル変換してシリアル信号として出力するパラレル−シリアル変換制御方法において、複数のパラレル信号を入力する信号入力処理ステップと、入力される複数のパラレル信号の論理和を求めて出力する論理和処理ステップと、入力される制御信号に基づいて入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換して出力するパラレル−シリアル変換処理ステップと、該制御信号に基づいて該論理和処理ステップと該パラレル−シリアル変換処理ステップのいずれかの処理出力を選択して出力する選択処理ステップと、を有していることを特徴とするパラレル−シリアル変換制御方法。
  6. パラレル−シリアル変換装置とCPUが2本の信号線で接続されているパラレル−シリアル変換システムのパラレル−シリアル変換制御方法であって、前記CPUの処理ステップとして、該信号線の1本を使用して制御信号を該パラレル−シリアル変換装置に出力する制御信号出力処理ステップと、該信号線の他の1本を使用して該パラレル−シリアル変換装置から入力される信号に対して割り込み信号の検出と信号値の検出とを選択的に実行する信号検出処理ステップと、を有し、該パラレル−シリアル変換装置の処理ステップとして、複数のパラレル信号を入力する信号入力処理ステップと、該信号入力処理ステップで入力される複数のパラレル信号の論理和を求めて出力する論理和処理ステップと、該CPUから入力される該制御信号に基づいて該信号入力処理ステップで入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換して出力するパラレル−シリアル変換処理ステップと、該制御信号に基づいて該論理和処理ステップと該パラレル−シリアル変換処理ステップのいずれかの処理出力を選択して該信号線を使用して該CPUに出力する選択処理ステップと、を有し、該選択処理ステップにおいて、初期状態で、該論理和処理ステップの出力信号を選択して割り込み信号として出力し、該CPUの信号検出処理ステップにおいて、初期状態で、該パラレル−シリアル変換装置から該選択処理ステップで出力される信号を割り込み信号として検出し、該割り込み信号を検出すると、該制御信号出力処理ステップで、該制御信号を所定タイミングで順次該パラレル信号の数だけ出力し、該制御信号を出力する毎に、該信号検出処理ステップにおいて、該パラレル−シリアル変換装置から該選択処理ステップで出力される信号の信号値を検出し、該パラレル−シリアル変換装置の該選択処理ステップにおいて、初期状態で該CPUから該制御信号が入力されると、該論理和処理ステップの出力から該パラレル−シリアル変換処理ステップの出力に切り替えて選択して該CPUに出力することを特徴とするパラレル−シリアル変換制御方法。
  7. 入力される複数のパラレル信号をシリアル変換してシリアル信号として出力するパラレル−シリアル変換制御プログラムにおいて、コンピュータに、複数のパラレル信号を入力する信号入力処理と、入力される複数のパラレル信号の論理和を求めて出力する論理和処理と、入力される制御信号に基づいて入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換して出力するパラレル−シリアル変換処理と、該制御信号に基づいて該論理和処理と該パラレル−シリアル変換処理のいずれかの処理出力を選択して出力する選択処理と、を実行させることを特徴とするパラレル−シリアル変換制御プログラム。
  8. パラレル−シリアル変換装置とCPUが2本の信号線で接続されているパラレル−シリアル変換システムのパラレル−シリアル変換制御プログラムであって、コンピュータに、前記CPUの処理として、該信号線の1本を使用して制御信号を該パラレル−シリアル変換装置に出力する制御信号出力処理と、該信号線の他の1本を使用して該パラレル−シリアル変換装置から入力される信号に対して割り込み信号の検出と信号値の検出とを選択的に実行する信号検出処理と、を実行させ、該パラレル−シリアル変換装置の処理として、複数のパラレル信号を入力する信号入力処理と、該信号入力処理で入力される複数のパラレル信号の論理和を求めて出力する論理和処理と、該CPUから入力される該制御信号に基づいて該信号入力処理で入力される複数のパラレル信号をシリアル信号に変換して出力するパラレル−シリアル変換処理と、該制御信号に基づいて該論理和処理と該パラレル−シリアル変換処理のいずれかの処理出力を選択して該信号線を使用して該CPUに出力する選択処理と、を実行させ、該選択処理において、初期状態で、該論理和処理の出力信号を選択して割り込み信号として該CPUに出力し、該CPUの該信号検出処理において、初期状態で、該パラレル−シリアル変換装置から該選択処理で出力される信号を割り込み信号として検出し、該割り込み信号を検出すると、該制御信号出力処理で、該制御信号を所定タイミングで順次該パラレル信号の数だけ出力して、該制御信号を出力する毎に、該信号検出処理において、該パラレル−シリアル変換装置から該選択処理で出力される信号の信号値を検出し、該パラレル−シリアル変換装置の該選択処理において、初期状態で該CPUから該制御信号が入力されると、該論理和処理の出力から該パラレル−シリアル変換処理の出力に切り替えて選択して該CPUに出力することを特徴とするパラレル−シリアル変換制御プログラム。
  9. 請求項7または請求項8記載のパラレル−シリアル変換制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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